フォレスター+REVO2
フォレスターの得意分野である雪道性能は果たしていかに? 高い評価を得ているブリヂストンのスタッドレスタイヤ『ブリザックREVO2』を履かせ、アイスバーンから圧雪、シャーベット、ガリガリの氷など様々な雪道を走ってみた。結論から書くと「優れたスタッドレスタイヤと組み合わせれば雪道世界最強!」であります。
ミズを得たウオの如し
交通量の全くない高速道路の下りでブレーキングしてみたら、アイスバーンでも十分な横方向の安定性を確保出来ているし(停止出来ないことより、横方向にバ ランスを崩すのが最も危険)、気温の低い圧雪ならノーズダイブするほどグリップしてくれる。全グレードに標準装備されるVDC(姿勢制御装置)の利きも文句なし。
どんな雪道でも心強い
4WD形式はスバルで最もシンプルな『ACT-4』(基本的に前後50対50の駆動力を掛け、前後輪の回転差出たら滑らせる)のため、コーナーでややアンダー傾向を示すものの、安定性という面から評価すれば妥当なレベルだと思う。また最低地上高が高いから、相当の新雪でもグングン進んでくれる。
茶色のブブンが熱線
『クリアビューパック』(一部グレードは標準)をオーダーすると、ワイパー部分の着氷&凍結を防ぐ「ワイパー・デ・アイサー」とヒーテッドミラーも付けられる。この2つ、雪道を走るときには必ず必要となる装備だ。降雪地域に住んでいる人なら心強い相棒になってくれることだろう。スタッドレスタイヤを履いた時の燃費は高速100km巡航で13km/L前後。街中10km/L前後です。
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- フォレスター+REVO2(2009.01.26)
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コメント
VTD-AWDは基本前輪45%:後輪55%で
最大50:50まで可変じゃないですか。
投稿: 疑問 | 2009年1月27日 (火) 09時31分
申し訳ないです。試乗車はVTDでなくACT-4です。単純ミスでした。
ちなみにACT-4は基本的に前後均等トルク配分です。絶対的な駆動力で表記するなら、車種による前後荷重ですね。
投稿: 国沢光宏 | 2009年1月27日 (火) 09時47分
試乗車はMTじゃなくATですよね。
ACT-4は基本前輪60:後輪40と
スバルHPでは解説されています。
投稿: | 2009年1月27日 (火) 11時57分
繰り返しになりますが、
「ちなみにACT-4は基本的に前後均等トルク配分です。絶対的な駆動力で表記するなら、車種による前後荷重ですね」。
投稿: 国沢光宏 | 2009年1月27日 (火) 11時59分
例えば前輪軸に57%後輪軸に43%荷重がかかっている車種なら、通常走行時は前後57:43で駆動力が
発生しているということですね。
ちなみにスバルHPの解説と矛盾はしないのでしょうか。
投稿: | 2009年1月27日 (火) 13時12分
>この2つ、雪道を走るときには必ず必要となる装備だ。
申し訳ありません。
ワイパーデアイサーやヒーター付きミラーより、
まず、ワイパーブレードを雪用に交換すべきかと
思います。
ワイパーデアイサーでは、ガラスに凍りついた
ゴムを融かすことはできても、骨に凍りついた
雪氷までは融かせませんので。
雪用ワイパーがなければ、デアイサーも効果は
半減すると思います(過去の経験上)
ご存知とは思いましたが、一応…
投稿: | 2009年1月27日 (火) 18時53分
雪道の走り方で教えて欲しいのですが、轍が苦手でして、ちょっと気を抜くとすぐに横に流されます。
上手く走るにはどんなコツがあるのでしょうか?またVDCなどの姿勢制御装置は轍に効果がありますか?
投稿: タケゾウ | 2009年1月27日 (火) 20時04分