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2013年9月30日 (月)

日本の危機?(9月29日)

今日も終日原稿書き。「こら面白い!」だったの、下にリンクしたニュースです。ミャンマーで右ハンドル車が禁止になるから日本車は販売出来なくなる、と伝えている。も~しかするとこの記事を書いた人、日本車は右ハンドルしか作っていないと思ってる? 海外で売ってる日本車って左ハンドル比率の方が高いのに。

日本の自動車業界に激震!

「激震!」なのは日本から二束三文の中古車を買い、ミャンマーに持って行って利益を上げているミャンマーの業者くらいのもの。日本以外から日本の中古車を買うと猛烈に高いですから。むしろ中古車の輸入規制ということだからして、日本の自動車メーカーにとっちゃ追い風でしょ。

電気自動車はレギュレーションでカベに当たる、と書いた。もっと言えば、充電も厳しい。本来ラリーは燃費が勝負の要因になる競技じゃありません。一番燃費の悪いクルマに合わせて給油場所を設定しているほど。だとすれば電気自動車のクラスを作った時点で充電場所だって認めて頂きたく候。

数多いハードルを見てコ・ドライバーの木原さんは「せっかく先行している技術も海外の自動車メーカーに抜かれちゃいます」と言う。ハイブリッドも電気自動車も日本の自動車メーカーの得意分野である。本来なら技術を磨いたらいい。下のマンガは「外国勢に抜かれたらどうしましょ?」という木原さんの危惧です。

Bmwi

実際、170馬力のモーターと、発電用エンジンを搭載しているBMWのi3は車重1250kg程度しかない。来シーズン、i3をベースにラリー車を作ったら、109馬力/1470kgのリーフだってお手上げ。日本のハイブリッド車も今の「ブレーキはノーマルのまま」という規定だと歯が立たんでしょう!

まぁどんな分野だって先頭に出ると”当たり”は厳しい。強い風を受け、様々なモノが飛んでくる。雪かきだって必要。当然の如く抜けないカベが出てくるワな。でも次の人達はその道を辿れば、大幅に前に進めます。今回は道作り役。でも倒れるときも前向きに楽しみながら、が私の持ち味だったりして。

2013年9月29日 (日)

ALPS(9月28日)

誰もいないのでジムの帰りにマック行ってWチーズバーガーとコーラを頼んだらもう1つ貰えるという。なんだそりゃ! う~ん! どうなってるんじゃ? 腹が減ってたので1個半(1つはパテだけ)食べたら、気持ち悪くなってしまった! マックを2つ食べたのって20年ぶりくらい。若者向けの企画ですね。

歩いて2分の場所に『いなげや』という比較的大きいショッピングセンターが出来た。新しいだけに美味しいパン屋さんあったり、品揃え豊富なデリあったり、頑張っている魚屋が入っていたりしてます。しかし! 私の家の近所は商売不毛の地! 高層住宅無く、学校や農地など多いため人口少ない。

比較的お客さん入ってるの、バーミヤンくらい。案の定、いなげやも9月12日の開店から10日もしたら”レジ待ち”(レジの人がお客さんを持ってる)ばかり。パン屋さんのイートインだって単価低くて長時間滞在型の高校生多し。今入っている魚屋さん、出て行かなければいいけど。頑張って欲しっす!

福島第一は稼働したばかりの汚染水除去装置ALPSが止まった。この装置、A/B/Cと3基作るウチの2番手。1番手は稼働したのだけれど、早くもタンクに腐食出て修理中。1基で250トンの処理能力あると公表されてます。ちなみに1日に出る汚染水は400トン。3基稼働したって350トン/日しか減らない。

現在35万トンの汚染水が溜まっているため、計算通りに行って約3年間。次々と壊れている状況を見ると、絵に描いた餅のような気がしてならない。それにしても事故から2年半が経過してるのに、未だ汚染水処理装置を1つも稼働させられないというのだから驚く。というか日本の実力なのだろう。

夜、富津館山道を通ろうとしたら通行止めになっている。どうやら逆走車が出て正面衝突。大きな事故になっているらしい。逆走車は基本的に普通の道を走っていると思っているから左に避ける。一方、高速道路走っていると、対向車は路肩に避けると判断し、右に避けようとします。で、正面衝突。

逆走車に出会ったらとにかく左に避けることを考えて欲しい。

2013年9月28日 (土)

リーフtoリーフ(9月27日)

三輪タイヤの三輪さんから連絡あって「リーフからリーフに急速充電する新しい充電器が出ます。ラリーに使えるかもしれません」。そりゃ面白い、と昼からビックサイトで行われている「電気自動車技術開発展」へ行く。下の写真のような装置で、5kWh分を6分くらいで給電出来ると言うから凄い!

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リーフtoリーフ

急速充電器並みであります。こいつを積んだリーフをラリーのSSの前に持って行けば、スタート前に充電可能。どこのSSも到着からスタートまで5分以上ありますから。この充電器とQ電丸さえあれば、大半のSSをフルアタック出来るようになる。しかし! 日本到着は11月とのこと。最終戦は間に合わず。

30分くらいで見学終了。三輪さんといすみ市のサンコーワークス。10月20日全日本EV-GP(袖ケ浦サーキット)に出場するので打ち合わせなど。三輪タイヤさんのリーフで走るのだけれど、サスペンションくらい換えたい。他はノーマルです。ということで私のラリーカーの喜多見スペシャルを使います。

新城ラリーはブレーキをノーマルに戻さなくちゃダメ、というお達し。電気自動車はエンジンブレーキに相当する回生ブレーキが極めてユルい、というか弱いため、減速エネルギーのほぼ全てを前輪で吸収しなければならない。エンジンブレーキ無しで下り坂を駆け下るようなモノ。基本的にブレーキの負担極大!

加えて電気自動車やハイブリッド車(AEクラスはこの2つのパワートレーン)の前輪ブレーキ、ECOカーということで、どれも小さい。それでいて車重が1,6トンもあるし。つまりクラウンのようなクルマにコンパクトカーと同じブレーキを付け、エンジンブレーキ無しで箱根を下るようなモノ。

他のJN-1クラスと同じよう、ブレーキの容量アップをしなければ危険だと思う。ちなみに助手席がノーマルであること、というレギュレーションはさすがおかしいだろ、となったらしく「特認」になっている。だったらブレーキも特認してくれればいいのに。されど「ダメなものはダメ!」とのこと。

ということで車両規定見ると「電気自動車でラリーは無理」。群馬と丹後半島は主催者の「安全に配慮します」という判断でOKになったものの、JAF派遣の人が断固反対し「二度とダメだ!」になったという。仕方ないのでノーマルに戻そうと思う。リーフの得意とする下り坂が攻められなくなります。

政府は電気自動車を支援しているものの、JAFのモータースポーツ部門は次世代を考えていないのかもしれません。AEクラスのレギュレーションを忠実に守れば、少なくとも2015年まで同じクラスのガソリン車(JN-1クラス)と同等のタイムで走るのは不可能。ノーマル車vsチューンドカーと同じですから。

今年から新設された『AEクラス』は日本がこれから伸ばしていくべき技術。競技で研鑽するという意義たるや大きい。文字通り走る実験室です。しかも現段階じゃ「競争力」でガソリン車に届いていないのだった。新しい技術を育てて行こう、という気持ちを持ってくれたら嬉しいのに。

日本の至る所に「日本の将来にブレーキを掛ける人」がいますね。アクセル踏む人とドチラが強いかの勝負をしている分野も多いと思う。残念ながら「電気自動車でラリー」は、ブレーキ踏む人に負けそうだ。

2013年9月27日 (金)

東京大地震(9月26日)

パナソニックがスマホから撤退するという。その他の国産メーカーもアップルのシェアに全くかなわない。しかも日本が最大の市場であり、海外に行ったら通用せず。採算を考えたらその他のメーカーも撤退を選ぶ日が近いかもしれません。1社か2社残って頑張って欲しい。次は国産メーカーにします。

今日も突然アイフォンがブラックアウトしてしまった。先日教えてもらった「両方のスイッチを同時に長押し」で再起動したけれど、これを何回かやっているウチにオシャカとなるらしい。壊れたら銀座に行かなくちゃダメなんだとか。これだけたくさん売れているのに酷いサービス体制だと思う。

周囲のモノにソソのかされて導入したアイフォンながら、買わなくちゃならなくなった根源は日本のメーカーの不甲斐無さにある。使い勝手で勝てていないのだ。どこでもいいからアイフォンを凌ぐ端末を出さないものか。OSはアンドロイドなんだからいくつかアイデアを詰め込めば、きっと面白い商品になるハズ。

東京オリンピックはたいへんけっこうなことだと思うけれど、地震が心配だ。いや、心配なんかしても仕方ないワな。でも今後7年間に大きな地震に遭う確率たるや超高いと考えます。私が日本を動かしている黒幕なら、オリンピックにかこつけて徹底的な耐震対策を取り入れる。最高のチャンスです。

とりあえず首都高だ。落橋したら走行中の車両だけでなく下がたいへん。それこそタンクローリーなんか落ちた日にゃ壊滅的な被害になる。続いて木造家屋が密集している地域。これまた火事になろうものなら消せない。中野でうなぎ屋をやっている際、大地震に遭ったらオシマイだろうな、と覚悟してました。

消防車が入れないような地域はキチンと「自分で消火しなければお手上げ宣言」などして、町内会などと真剣に対応策を考えたらいい。火が出るのは避けられないと思う。どうやって消すか、だ。「東京」のメインテナンスをする好機。私より切れ者は多いだろうから、猪瀬さんあたりが作戦を練っていることだろう。

2013年9月26日 (木)

ドリフト失敗(9月25日)

京都の事故はスリップ痕の検証が始まり(やはり後輪の左右輪のスリップ痕があった)、ドリフト失敗で突っ込んだものだと判明。朝の通勤時間帯に一般道でドリフトをする、というのは明らかに異常。通りがかりの人を包丁で刺す輩と全く一緒だ。悪いのは人であり、包丁じゃないということを明確にしたい。

大半の自動車メディアはこの事件をスルーすると思うけれど、やはり普通のクルマ好きと全く違うということを明確にすべきだと考える。ただ今回の件でドリフトが悪者にされ、悪いイメージを持たれたことはキッチリ認識しなければならない。良いイメージを持ってもらうべく、自動車業界は努力しなくちゃ。

小売をしていないため皆さんあまり意識してないと思うけれど、東京エレクトロンという日本を象徴するような大企業が実質的に買収されてしまった。日本側の報道によれば対等合併となっているものの、新会社は米国アプライドマテリアル社が9500億円を出し、68%の株を持つ。米報道を見たら買収と報じてます。

すでにエルピーダメモリや、自動車用マイコンで大きなシェアを持っていたルネサスも実質的な破綻をしており、半導体業界に於ける日本のポジションは風前の灯になってしまった。このままだと次は電機業界か? スマートホンやPCなど見ても、日本勢は国内ですら厳しい状況になりつつある。ナビを見てると「大丈夫か?」。

韓国の与党議員が旭日旗を公共の場所で使用したら1年以内懲役か罰金を科すという法案を提出。この法案、可決し成立する可能性出てきたようだ。旭日旗はハーケンクロイツと違い、戦後も禁止されているワケじゃない。今でも自衛艦などに掲揚されている。朝日新聞の社旗だって同じ。

最近の韓国を見てると明らかにおかしい。自国の不満を日本にブツけてガス抜きをしようということなのだけれど、そんなことじゃ追いつかなくなるくらい状況は悪化していると思う。労働争議が続発し、現代自動車と起亜自動車の数字も悪化する一方。サムソン電子まで厳しくなってきている。

本日朝から原稿書き。夜は情報交換会。

2013年9月25日 (水)

キャリィ(9月24日)

9時にベストカー編集部だというので8時に家を出て新青梅街道で。すると鷺宮あたりから尺取虫の如し。横道に入ろうにも9時まで禁止。すると環七の交差点の手前のジャマな場所にクルマ止めているヤツがいて、そのため信号1回で10台も進まない。50m先の交差点にゃ白バイがいるのに!

こういうことがおかしい! と言っているのだ。交通のジャマになっていない(例えばパーキングメーターに止めているような車両)クルマの取り締まりは熱心なのに、幹線道路の交通を阻害するような車両を見逃す。普通に考えたってオタンコだ。それが解らないからアカンと国家公安委員長も言ってる。

9時から新型キャリィの試乗。詳細はベストカー10月10日売り号で書くけれど、やっとサンバーに匹敵する軽トラックが出てきた。このくらいの仕上がりならサンバーから乗り換えても納得できます。ただ5速マニュアルの上級グレードで91万円。装備内容を考えればミラ・イースの方が安いのね~。

お昼はベストカー編集部員だった当時からある甲州屋(ソバ屋)。ソバを食べると胸焼けする私ながら、ここのは平気。ということで小カレード丼+もり。ソバとスパゲティ、超を付けたいくらい好きなんだけれど、ソバ食うと激しい胸焼け。スパゲティ食ったら翌日にトイレに駆け込むハメになる。

その足で川口のからだげんきへ。少し間を開けると右腕のシビレが出てきてしまう。腰も曲がった状態で4~5歩進まないと真っ直ぐにならぬ。この状態、ずっと続くのか、それとも40肩のように一過性のものなのか。ずっと続くとしたら厳しい修行でございます。帰宅して原稿書き。

クルム伊達選手が試合で観客に「ため息ばっかり!」と怒ったという。そらそうだ。私もため息は大嫌い! 「ため息を止めろ!」と永田を怒鳴ったこともある。ため息は周囲の人のエネルギーを奪うだけでなく、イライラします。深呼吸だ、と言い訳する人もいるけれど、だったら吐くときは音を出すな、といいたい。

2013年9月24日 (火)

電力(9月23日)

今日も朝から原稿書き。なかでもウなるほど悩むのが「社長に訊く」シリーズ。それほど多い原稿量じゃないのだけれど、テープ起こしから入り、推敲を10回以上します。納得いくまで止めない。毎度丸々1日使っちゃいます。バランスが難しいのだった。今日で8社。厳しい修行が続く。でもやりがいあります!

夜は赤坂のTBSでTOPで紹介した事故取材を受ける。あまりの痛ましさに言葉が詰まる思い。せめても供養に一生懸命対応させていただく。今回のケース、スウェーデン政府や日産が目標にしている「死亡事故ゼロ」の対象になると思う。どうやったら防止できるのか考えて行きたい。

ガス湯沸かし器の代わりに導入した燃料電池(東京ガスのエネファーム)が頑張っている。昨日はお湯の他、昼間を中心に9,5kWhも発電した。東京電力から買ったの、夜間中心の5,6kWhだけ。163円しか払わずに済んだ。夜間電力プランに切り替えれば、さらに安く付くだろう。

1kWほどの小規模な太陽光発電を導入するだけで昼間の電力は買わずに済むようになると思う。困ったことに陸屋根は未だに工賃が高い。自分で作業できるようになれば、すぐにでも導入したいのだけれど‥‥。一緒にタイ釣りに行った日暮さんはソーラーフロンティアの10kWシステムを導入するそうな。

シンガポールGPでアロンソがリタイアしたウェバーを乗せたということで次戦の予選10グリッド降格になった。私が取材に行った1986年のメキシコGPなんかウイリアムズ・ホンダのピケのクルマにヨハンソンとアリオーとアルヌーの3人が乗ってピットに戻ってきたぞ! カーズだって似たようなことをやってる。世知辛い! 

2013年9月23日 (月)

原稿書き(9月22日)

昨日の日記を見た日暮さんがフェイスブックで「やられた!」だって。「オレだって大きなタイを釣ったのに小さい写真しか乗せてくれなかった」ということでございます。ではリクエストに答えてド~ン! さぁ次はいつ行けるか? といっても予定空いている日と海が穏やかな日ってなかなか合わない。

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帰る直前にヒット!

今日は朝から原稿書き。合間に見たニュースから。けっこう意外だったのが「関電の越境売電」を伝えたサンケイBiz。関電は昨年電力不足のため大飯原発を強引に再稼働させた。首都圏に越境売電する余力なんかあるのか? あるんだったら原発など動かす必要ないでしょ、と思う。

日経はアメリカの新設火力発電所に二酸化炭素排出規制を付けるというニュースを伝えている。ただ内容を見ると「う~ん」。天然ガスを使う発電所は電力1000kWhあたり450kgの二酸化炭素しか出しちゃイケナイという規制になるようだけれど、すでに日本の最新型天然ガス発電装置は470kgしか出さない。

記事の内容からすればアメリカの新規性をクリアするには二酸化炭素を分離して回収しなければならないようになっているものの、そんなことしないでイケるでしょう。単に「効率の良い発電機にしなさい」という規定だけかと。やはりアメリカはシェールガス=天然ガス発電になっていく。

同じく日経は「海水面温度の低下」を報じている。何度か書いてきた通り、全体的に見ると地球は寒冷化に向かっているということです。二酸化炭素の排出の問題ってエネルギー問題。資源が枯渇しつつあるある石油をどうやって使っていくべきかということ。そこを見誤らないようにしたい。

ちなみに2013年の北極海の氷の最小面積は2012年比で1,7倍となった。来年も増えるだろうといわれている。気象変動の激しさについちゃ温暖化から寒冷化に変わるときのモノかもしれません。とはいっても地球のパラメーターに影響を与えるようなことをしないほうがいい。日本は再生エネルギーです。

ワクワクしながら半沢直樹を見る。最後の数分で「なんだよ!」。誰だって予想出来る展開だし、続きを作ると言うことでもある。物語、終わってませんから。見終わった後に”気持ちよさを感じさせながら次に期待しちゃう”という感じに出来なかったものか? 素晴らしいドラマだっただけに最後だけ「並」でした。

2013年9月22日 (日)

お食い初め(9月21日)

ムスメの子供の「お食い初め」用にタイがいるという。釣りを趣味とするものにとっちゃ「買う」というチョイス無し! かといってタイは狙って釣れる可能性低い。なんたって生涯5枚ですから。まぁお食い初めを理由に海に出られるんだからそれでよし! 考えてみたら久しぶりの海だ。エンジン掛かるか?

幸い1発で始動。船底も貝だらけかと思いきや、2600回転で20ノット出る。とりまタイが釣れるという久里浜沖の50mへ。このポイント、5月5日の釣り大会の時に読者の方から教えてもらいました。しかし! 折しもの大潮で川のように流れており釣りにならぬ。オモリが着底しないのだった。

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おやしお型の潜水艦

そこでいつもの鴨居沖20mに転戦。開始するとありゃま! 10分くらいで同行の日暮さんがタイを上げる。大喜び! 日本人は桜色が好きだ。ちっさかったですけど美しい魚体。タイ、釣れますね! お食い初めにゃちょうどいい感じ。私もこのくらいのタイが釣れないかしら?  

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海況良好

30分後、私の竿にもアタリ! 良い引きです。上げてみたら久々のタイ! 生涯6枚目! 簡単に釣れちった! しかも塩焼き用としちゃ上限と思われるサイズ! これ以上大きいとグリルに入らないですから(実際、ギリギリでした)。何でこんなに浅い場所でタイが釣れるんだろ? 

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タイはトゲがたくさんあるのでケガします

続いてアタリ。合わせた瞬間から「こらデガいぞ!」という引き。ハリスが4号と細いため無理できない。かといって潜られたら浅いから根に潜り込まれるため、そう好きにもさせられず。数分間やりとりしていたら急に軽くなっちゃいました。ハリス切れかと思いきや、6号の針をノサれていた。

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逃したエモノは‥‥

もしかして5kgオーバーのワラサ? 太いハリスにしようか思ったけれど、それじゃタイが喰わない。中間くらいのサイズに交換し、粘る。すると今日の鴨居沖はタイ祭りらしい。基本的にタイしか釣れないのだ。タイの他はブリの孫のワカシが4本上がったのみ。日暮さんなんかタイ4!

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ほぼ同じボリューム

幸い、私もけっこうなサイズのタイを釣り上げました。海の神様ありがとうございます。私が持っているのか、この子が持っているのか。いずれにしろムスメの子供にカコつけて海を楽しめた。何とかメンツを保てたし。下は最初に釣れた小さい方のタイの塩焼き。大きい方は焼けない! 

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まだ食べられないですけどね

2013年9月21日 (土)

原稿(9月20日)

そんなに忙しいワケじゃないのに、取材や打ち合わせで原稿を書く時間が少なかったのだろう。気がつくと「まだか」「早くしろ」「帰らないで待ってる」のコール。金曜日だし連休だし、ということで今日中にアップしたり次の工程に回したりしなければならないのだった。ということで原稿書き。

合間にニュース見たら、B787のバッテリートラブル出ていた。電圧低下の表示が出たという。イッキに電気流れれば発熱して出火する。今回のトラブルから原因に辿り着けばB787の不安も減るため、頑張って欲しい。飛行機もクルマも人間も「運」みたいなものがあり、良ければ大事に至りません。

「ガールズ&パンツァ-」というアニメ人気のためか、ネットで「韓国の戦車が段差を超えられなかった」と笑いものになっている。動画を見ると1mくらいのコンクリートの堤に2度ハネ返され、シッポを巻いて退散してます。戦車の性能表示の中に『超堤能力』という項目があり、新しい世代の戦車だとたいてい1m。

動画です

日本の戦車も64式で0,8mだったものの、74式から1mになった。笑いものになっている韓国のK1A1もカタログ上は1mだと思う。動画を見ると掘られたグラベルからの堤高は1mを少し超えている感じ。そもそも大勢の見学者の前で試させること自体、けっこう無謀だったと思う。

一方、戦闘車両の性能表示は「三味線を弾いている」というのが常識。潜水艦の潜航可能深度なんかデタラメ。K1A1戦車は「正しい表示」だったということなんだろう。これまた関係者からすれば興味深いこと。日本の戦車屋サン達は「ウチの10式であそこを試してみてぇ~」と思っているかと。

参考までに書いておくと日本の最新型である10式戦車は「第4世代」に属す。ただ世界戦車ランキングを見ると8位。かろうじてインドと10年前に採用となった中国に勝ったのみ。1位のM1A1エイブラムス(アメリカ)や2位のレオパルド2A6(ドイツ)、3位のチャレンジャー2(イギリス)は全て第3世代だ。

韓国の戦車を笑っている余裕など無い。戦車に限らず日本は自国の技術に自信を持ちすぎる傾向。冷静かつ客観的に日本の技術レベルを評価し、アメリカやヨーロッパのTOP達に並べる実力を目指すべきでしょう。どんな分野でもいい。そろそろ1つくらい「世界の一流品」が育ってもいいと思う。

2013年9月20日 (金)

原稿が進まぬ(9月19日)

早起きし、横浜で行われているフィットの試乗会へ。一般道で乗っても印象良い! 購入を考えているならぜひどうぞ! ただやっぱりハイブリッド仕様はエンジン停止状態からのスタンディングスタート(発進加速)だけイマイチ。ここさえ何らかも対策を加えればアメリカでも評価されることだろう。

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実用燃費はジックリ評価したい

気になる燃費だけれど、1,3リッターの普通のエンジンが思ったより良い。一方、ハイブリッドは乗り方によって大きくバラ付く。トヨタ式のハイブリッドだと、どんな乗り方しても15km/Lを割らないけれど、フィットHVで走りの撮影のためストップ&ゴーを繰り返していたら13km/L台になってしまった。

試乗会終了後、神宮に移動して舘内兄弟子が企画した『電気スーパー7』の都内試走会に参加する。私の担当は「銀座を走る」。兄弟子と一緒に銀ブラ。下の写真は銀座4丁目の和光の前。大通りを走っていると単なるスーパー7ながら、車道と歩道の区別の無い路地に入るや面白いの何の!

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皆さん面白がってくれるのだった。歩行者から話しかけられるワ、外人さんから「シャシントテイイデスカ?」と聞かれるワ、手を振られワで、長年クルマに乗っているが、これほど歩行者からやさしい目で見られたことない。電気スーパー7の注目度、ハンパないです。こら面白いっす!

月末からこのクルマで日本一周するそうな。私もどこかの区間を担当させてくれるという。何より乗っていて気持ち良い。乗り心地が素晴らしいのだった。渋滞していてもエンジン無いのでストレス感じず。想像していた以上に新しい乗り物だと思った。電機スーパー7の紹介は近々。

続いてラジオ日本で収録。今年も10月5日から番組が始まります。お相手は昭和シェル石油のイメージパーソナリティの遠藤泰葉さん。ぜひ聞いてくださいまし。終了後、渋谷で打ち合わせ。22時30分に帰宅したら、ほとんどアタマが動かない状態になっちまいました。

2013年9月19日 (木)

CLAに感心(9月18日)

今日は10時から秋ヶ瀬公園で動画の撮影。ベンツCLAです。初めてハンドル握ったのだけれど、遠くから見たら立派なベンツ! Aクラスよりはるかに押し出し効く。クルマの仕上がりレベルとしちゃAクラスと同じく誉められるレベルじゃないけれど「初めてのベンツ」の人なら全く問題なかろう。

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試乗車は80万円超のオプション付き

クルマ通ならハンドル握った瞬間に「あらら」だと思うだろうから、動画では初めてのベンツの人のため解説しました。実際、335万円でトランク付きのベンツが買えるとなれば魅力を感じる人も多いかと。幸せ度としちゃ相当なモン。ウソ偽り抜きで感心したのが全車速クルコンの仕上がり具合。抜群ですね。

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このグリルがベンツっぽい!

終了後、打ち合わせを一件。現在、マイナー後のリーフのデータを取っている。いろんなブブンが良くなっているけれど、急速充電性能だけ少し悪くなった。写真は残量20%から急速充電し始めた時。106Aしか入って行かない。そして30分で83%まで(15,1kWh入ってます)。

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前期型は120A前後だったような

急速充電開始時の電流量が新型は少ない。電池の温度を上げないためなのだろうか。ラリーで使うならドガンと入っている前期型か。現行型のリーフ、冬場の暖房に電力を喰わないという。その通りであれば、相当実用的だと思う。

そうそう。今年の正月に導入したオンキョーのデスクトップ、もう怪しくなってきた。起動に時間掛かるし、スタンバイ状態になると右側の画面が立ち上がらない。今後ムスコに見て貰ってダメなら古いヤツに戻すしかない。耐久性のあるデスクトップPCってどこのメーカーだろう。

2013年9月18日 (水)

5-56DX(9月17日)

久々に時差ボケが厳しい。いつもなら横になって3分と持たない私なのに、昨晩なんか4時くらいまで眠れず。10時に起きてからもいまいちアカン。普段からアカンという意見も多いですけど。アタマ動かず原稿も書けないから、夜中に「ベビーカーのハンドリングが良くない」と言われていたのでチェックしてみた。

すると前輪の回転が滑らかじゃない。回してみたらキコキコ音も出てる。こらもう5-56っきゃね~でしょ! 知ってる人は知ってると思うけれど、昨年『5-56 DX』というスペシャルモデルが追加された。一段と強力な性能を持つのだった。上のスペックを見て頂ければ解ると思う。

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見たこと無いでしょ!

一発でございますね! キコキコ鳴いているモノがあれば何でもイケる! ジツはベビーカーのハンドリング悪いため新しいのを買ってくれと言われていたのだけれど、全く問題なくなった。まだあまり売っていないので、興味ある方はこちらから。3千円以上買えば送料無料です。特価品は安いと思う。

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こんなサイズです

私のWebのサポーターになって頂いた方のためのテッカーを作りました。永田多忙のため月末あたりからの発送になると思います。このステッカーを貼ってあるクルマを見かけましたら仲間だと思ってくださいませ。皆さん素晴らしいボランティア精神を持つ素晴らしい方々でございます。

2013年9月17日 (火)

メディアの価値(9月16日)

時差ぼけのため気づいたら12時! もはや台風は去っていた。ゴハン食べ動画を見てたら、フランクフルトからのA380がゴーアラウンド。今日の帰国なら味わってましたね。高めの速度でアプローチしたら地面効果で着地出来ず、ずるずる距離を伸ばしてしまい止まりきれないと判断したんだろう。

ただ乗っていた人は「なんで?」と思ったろう。もっと酷い揺れ、普通にあります。強風の羽田のアプローチ見てるとエルロン(ロールをコントロールする補助翼)がバタバタ動きますから。それにしても飛行機は風に強い! 国際線はほとんど欠航しなかったそうな。国内線は空港の規定で欠航多かったですけど。

私のアタマが悪いせいか下の記事の内容がサッパリ理解出来ない! 汚染水タンクの周囲には「堰」があり、そこに「弁」が付いているという。大雨で「堰」を超えそうになったので「弁」を開いて「たまっていた水を外に排出した」。タンクの周囲の「堰」なら、雨降ってオーバーフローするだけでしょ。

ニュース記事

別のニュースによれば「堰」のバルブを開くと海に流れるようだ。オーバーフローしたらマズいのか? 福島第一で起きていることについての真実は全く解らない。解らないのに大手メディアはニュースとして伝えている。だから上記のような?????だらけの報道になってしまうのだろう。

そんな中、良い話だな、と思ったのが濁流に飛び込んで子供を救ったという中国人留学生のニュース。どんな状況になっても、中国人全体や韓国人全てを同じにしたらイケナイという啓蒙です。こういうニュースこそ本来のメディアの姿だと考える。上の汚染水のニュースもメディア。中国人の美しさを伝えるのもニュース。

メディアにも良貨と悪貨があるということ。せめて私は公平な目で実情を伝えたいと思う。私に問題あれば、いつでもご指摘頂きたく。

2013年9月16日 (月)

台風(9月15日)

飛行機の隣にどんな人が座るかで快適性は随分違う。長距離便で肉の”越境”をしてくるような体重のある方や、ご飯食べた後にシーハーするような人だと激しいストレスになる。ドイツからの帰りは移動中のキャビンアテンダント。女性ならいいかと思いきや、前を通るときに挨拶もしない。性格の悪さがオーラになってましたね。

今日のルートは初めて。北極圏に行かずポーランド上空通り、北京へ。そこからグニャグニャとコースを変えソウルの南側通り、富山上空で日本に。これまた素直に成田狙いじゃなく、福島第一近辺まで北上してからのアプローチ。台風の影響はほとんどなかったものの、例によってA380特有の気持ち悪い着陸でした。

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これがCCDカメラの失陥

成田から高速に入ると大雨! V40のセンサーもお手上げに。最初はカメラが認識出来なくなり上の表示。さらに前が見えなくなるような激しい雨(というか、もはやウォータースクリーンですね)で、ミリ波レーダーも失陥する。ただ日本車のセンサーよりずっと悪天候に強い。カメラの失陥が日本車のミリ波とイーブン。

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やっぱし毛蟹

昼は毎年この時期に北海道旅行をしている友人が送ってくれた毛蟹を頂く。身が詰まっていて美味しい! 厳しい時差ぼけになりつつあるも、蟹さえ食べてれば幸せでございます! 豪勢にも一杯を昼ご飯。もう一杯をナイトキャップのおつまみにしました。どうして蟹と海老ってこんなに旨いのか?

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時計と比べれば大きさが解ります

食後のデザートに、やはり読者の方が送ってくれた大きな梨を。海外に出る直前に届いたので帰国してから頂く。ちょうど熟して食べ頃。梨は冷やして食べると美味しいっす。明日は台風が直撃する可能性大。心配なの、福島第一の地下水だ。大雨降ったら間違いなくオーバーフローしちゃう。どうする?

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スウェーデンは原発と風力など再生可能エネルギーで大半の電力を賄っている。上のソケットは再生可能エネルギーで作った電気らしい。スウェーデンのような安定した岩盤の国土なら揺れないし、放射性物質の地層投棄も出来る。コンニャクみたいに地盤でジュクジュクしてる我が国はハッキリと原発に向かない。

2013年9月15日 (日)

帰国(9月14日)

時差ぼけがやっと抜けた頃に帰国でございます。4時起きして原稿書き。急いで朝ご飯食べ、8時にホテル出発。今回は最後まで天気に恵まれ、帰りたくないっす! これで冷たい雨でも降っていようモノならトットと日本に戻りたくなったろう。欧州でフネに乗って釣りするのが私の小さい夢であります。

ルフトハンザのB737でイエテボリ空港を離陸すると、至る所にフネが係留されている。スウェーデン人にとって海を楽しむことは普通なんだと思う。これだけ物価の高い国なのに不思議でございます。それにしてもスウェーデンの人はやさしい。ドイツ人と全く違う。日本人の感覚に近いのかもしれません。好きな国の一つだ。

フランクフルト空港に着くと、ルフトハンザの勢力に圧倒される。大型機ズラリですから。なんたってA380/A340/A330/B747だけで103機も所有している。ANAはB747/B777で57機。JALなんかB777しなかなく46機。フランクフルト空港も拡大を続けており、今や滑走路まで20分掛かる!

我が国は「事なかれ主義」という人生観を持つ人が多い団塊の世代によってハンドリングされた10年間を失ったのに加え、本来ならバリバリの働き手となるべき30歳代の戦力不足(活躍している人は優秀です)というWパンチにやられている。ここにきて先輩方は次々と卒業し、元気のある20歳代も出てきた。挽回の好機だと思う。

帰りの飛行機も不格好なA380。久しぶりに『カーズ』を見た。良い映画でありますね~。2度目だけれど全く飽きない。ばかりか、1度目に気づかなかった演出もある。もしカーズを見てない人がいればぜひ! ジジイでもクルマ好き気分が上昇しちゃう。いつか古いアメ車でルート66をドライブしてみたい。

2013年9月14日 (土)

安全センター(9月13日)

スモールオーバーラップや自律自動ブレーキで圧倒的な存在感を示しているボルボの衝突試験センターの取材をしたいとリクエストしたら、どうぞとのこと。フランクフルトショーのついでに行くことになった。ということで昨晩のイエテボリ入りです。この街、英語だと「ゴーセンバーグ」。日本語は「ヨーテボリ」。

衝突試験センターで話を聞くとウなることばかり! いちいち腑に落ちる。日本の自動車メーカーの安全担当と話をしてると、国交省定めた衝突試験しか行わない理由ばっかり答えます。「第二次世界対戦末期の優秀な日本のエンジニアはプロペラ機で音速は超えられない」という論文ばかり書いてたのと同じ。

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上の写真はIIHSのスモールオーバーラップ衝突試験を行ったXC60。このクルマ『Good』評価を得ている。壊れ具合を子細に見ると興味深いことばかり。壊れたボディを見ただけでイエテボリまで来た甲斐があった。と思ったら、その10倍くらいの内容の話を聞け、現物を見せてくれた。

内容は自分の中で消化してから書いていきたい。とりあえずエッセンスだけ9月26日売りのベストカー達人コラムで。まぁボルボに乗っている人は安全性についちゃ相当安心して良いと思う。スモールオーバーラップに限らず、普通に起きる事故形態の大半に対応出来ている。

せっかく本社に来たのだから、ということで「安全性だけじゃ無いですぜ!」。ポールスターというベンツAMGやスバルのSTIに相当するスポーツ部門の最新作に乗せてくれた。何と! 中央駅から5分の場所に常設のストリートサーキットがある。けっこう楽しいコースでございます。

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スカイブルーはスウェーデンの国色とのこと

350馬力のオーストラリア向け市販モデルと、508馬力というプロトタイプ(こちらは同乗走行)の2台。どちらもなかなか頑張ってる。スウェーデンのメーカーであるオーリンズのダンパーの仕上がりが極めて良い! やっぱし良質なダンパーはクルマの楽しさや質感に決定的な影響を与えます。 

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カレイも人気とのこと

いろんな土地に行くと魚屋を覗く。イエテボリでも見つけたので入っていくと、ありゃまアンコウ! 食べるのか? どうやって料理するのか大いに気になる。それにしても初秋の北欧は天気良ければ素晴らしく快適だ。マクドナルドのビッグマックが千円もするなど物価高いですけど。

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帆船はバイキング号

2013年9月13日 (金)

カンヌ(9月12日)

昨日到着したのはニース近郊の古い家を改築した滞在型のホテル。このあたり、長逗留するための瀟洒な宿がたくさんあります。本来なら1週間単位でノンビリ過ごすのだけれど、今回は1泊。天気もいいし気温だって「気持ちよい!」としか言えない湿度低い25度。まぁもったいないです! 

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昔風のテラスハウス

隣町のカンヌでボートショーをやっている。まぁ「凄い!」としかいえない。これがボートショーなら、日本のボートショーってナニ? 50フィート超えのフネが見渡す限り並んでいる! とはいえ枯れたヲジサンは全然うらやましくない。お金持ってれば持ってるだけの悩みを抱えているのだった。

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カンヌの港広場が会場

それにしても地中海沿岸は素晴らしい! 日本の湘南海岸のようなものだと思って行くと、規模の大きさに驚かされる。イタリアからスペインまでず~っと美しい海岸線が続きますから。こんな場所なら芸術が育つ。ただ海の「変化」という点じゃ日本の方が上。海だって飛び上がるくらい冷たいし。

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オープンカーが似合います

楽しいリビエラ滞在もあっという間。15時にホテルを出てニース空港へ。ミュンヘン乗り継ぎで北欧はイエテボリに21時過ぎ到着。猛烈に寒いかと思いきや、ミュンヘンより暖かい。夜22時過ぎでも15度くらいありそう。何か食べるものはないか、と街に出るも全て閉まっておりマックです。

2013年9月12日 (木)

ナイス!(9月11日)

フランクフルトショー2日目。ホテルは電車で一駅という交通至便な場所にある。電車も5分に1本くらい出ていて待たずに乗れます。ただ自動販売機が3つしかなく、ウチ2つはおつりが出ない! 毎回10~40セントのおつりを販売機に寄付しちゃってる(1,6ユーロなので2ユーロ入れたらそのまんま)。

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御存知の諸兄も多いだろうけれど、ドイツって自転車がそのまんま乗ってくる。日本でも自転車のまま乗れる路線はあるけれど、基本的にガラガラだからお客さんを呼び込むため導入したもの。私ら泊まっているホテル、フランクフルト中央駅の隣だ。自転車のまま電車に乗れたら便利だと思う。

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2日目は部品など中心に取材し、14時で終了。電車でホテルに戻り、くたびれたベンツEクラスのタクシーでフラクフルト空港へ。最近制限速度を導入したアウトバーンが増える中、空港~市内の区間のアウトバーンは未だ無制限。外国から来た人をビビらせるため、無制限のままなんだと思う。

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「ニース」見ずして「ナイス」語るな

ということで1時間半のフライトでフランスへ。カンヌ上空からアプローチしたのだけれど、港が賑わっている。大きい「ヨット」(帆船じゃなく100フィート以上あるフネのこと)湾外にハミ出しているほど。そういえば10日からカンヌでボートショーをやっているのだった。見に行っても尻尾巻くだけですけど。

2013年9月11日 (水)

取材です(9月10日)

泊まっているホテルのネット環境が極めて悪く、ショー会場から帰ってきてアップしようとしたもののダメ! この日記を読めるの、つながった瞬間に何とかアップ出来たと思ってください。誤字脱字の訂正すらままならぬ。したがって写真なんて夢のまた夢。違うネット環境に移動した時になります。

ということで朝からフランクフルトショーへ。例によって各ブースのプレスコンファレンスが終わるまで新型車はアンベールされていない。加えてプレスコンファレンス直後は発表されたクルマに殺到するため、行っても見られないし。ということでいつもの如く午前中は部品など見る。

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こんなんがいた

意外なことに三菱重工がブースを出していた。立ち寄って見たらターボやバルブなどを展示してある。考えてみたら欧州って小排気量ターボやディーゼルターボが急増。今や三菱重工製のターボは絶好調だということを聞いてましたね。日本から出張してきた広報の女性が熱心かつ面白い。

何でも三菱重工は700以上の分野を持っていて、一つ一つの営業が十分に出来ないそうな。パンフレット見たら、確かにドレを取ってもスンゴイ! 取り扱い製品の最初にあるのが『ダイヤモンドプリンセス』(豪華客船)。さらに観測船『ちきゅう』や、自衛隊のイージス艦に『そうりゅう』型潜水艦。

そして『F-2』(戦闘機)にH2ロケット、宇宙ステーション、10式戦車、見たことも無いほど巨大なディーゼル発電機、ガスタービン発電機等々。自動車部品なんかホンのわずかだという。弱点はコスト。田嶋さんのパイクスピーク用車両に搭載されたリチウム電池も性能的には相当なレベルながら、ライバルと勝負出来ないほど高い?

続いて「ちょうど航空機部門の技術者が居ますので紹介します」。話を聞いてみたら戦闘機の翼の技術者で、2年間海外で勉強してくるように言われたのだという。戦闘機の翼をやっている人といえば、まぁ日本でTOPクラスの頭脳の持ち主かと。『風立ちぬ』で有名になった堀越二郎さんの後輩です。

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MRJ

自動車のことで聞きたいことがあるというので、私も飛行機の技術のことを教えてもらう。いやいや楽しかった! そのイキオイで曙ブレーキに行くと、美しいブレーキがたくさん並んでいる。若い技術者が居たので「飛行機のブレーキは?」などと聞いてみたら「凄く興味あります!」。F1と航空機のブレーキを作れたら世界の一流だ。

イマイチ元気の無いスズキのブースの裏側にスーパー7が置いてある。もしや? と思って見に行くと、ウワサの軽自動車規格車であります。小さいエジンンをフロントミドシップし、ナロータイヤと組み合わせている。こら面白そうだ。260万円くらいになると言われているけれど、少なくない台数が売れると思う。

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およそ400円

晩ご飯は軽く、ということで近所の中華。すると日本人だと解った途端、態度が悪い。ここで急に「もしや!」。何か汚いモノでも入れられたってワカラ ンです。そう思ったら急に食欲無くなった。しばらく海外じゃ中華料理食べないようにしたい。ナイトキャップは2,99ユーロのワイン。予想以上に普通でし た。

2013年9月10日 (火)

ドイツへ(9月9日)

昨日は身体のバランスが崩れていたムスメを川口の『からだげんき』に連れて行き、当然ながら私の曲がった背中と腰と肩を治してもらい、時差ボケと移動&レース疲れと原稿書きと半沢直樹見て成田空港近所のホテルに着いたら1日終わっていた感じ。ということで9時45分発のフランクフルト行きルフトハンザです。

機材は苦手なA380。飛行中、妙な揺れ方をするので気持ち悪いのだった。離陸時の余剰出力も大きくないようで、上昇角度だって緩め。B777のようにシャキ~ンとは上がって行かない。着陸後の減速時の振動だって大いに気になります。日本の航空会社は導入しない方がいいと思う。

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私はB747が好き

驚くべきはギョウカイ関係者の多さ! 乗客の半分以上が自動車評論家やインポーター、日本の自動車メーカーじゃないか、と思えるほど。この便が落ちたら、たくさんポストは空く。格好のニュースになることだろう。昨日も関係者は多かったそうな。今回のフランクフルトショー、見所が多いらしい。

機内で貯まった原稿を書く。他にすることもないので集中出来るし、なによりヒマ潰しに最高でございます。フライトタイム11時間15分。LAは日本より暑かったけれど、フランクフルトに着いたら秋の空気。気温21度。快適だ! 帰国してるムスメの子供と2日間しか過ごせていないことだけ心残り。

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すでに最低気温10度!

夜はドイツ風の居酒屋。ソーセージや薄肉のカツ(ウインナーシュニッツェル)、酸っぱいキャベツなどをツマみながらバイツェンビールなど飲む。相変わらずのビール音痴で、どれを飲んでもウマいんだかそうでもないんだか解らない。味が違うのだけ分かる。そしてナニを飲んでも酔う。

2013年9月 9日 (月)

オリンピック(9月8日)

オリンピック日本開催が決まったことにより、政府は本腰を入れて福島第一の後片付けをしなければならない。汚染水問題は年末から来年に掛け、汚染水タンクからの漏れと、地下水のオーバーフローという大きな山場を迎える。いずれもハンパな対応じゃ追いつかなくなるだろう。深刻です。

ロビー活動の善戦が報じられているけれど、日本人の交渉能力って決して低くない。民間には有能な人がいっくらでもいます。あいにく外務省にそういった人材を揃えられていないだけ。前回のオリンピック誘致も不透明な予算をタップリ使った政治主導だったため「殿様外交」になってしまった。

ちなみに私は「ムダ使いをしないという条件付きで賛成」。次回の東京オリンピック、海に関する競技の大半を台場~荒川沖で行う。夢の島マリーナは開催地域のド真ん中のマリーナということで、招致のバックアップを行っている。お手伝いもさせて頂いた。この手の援助をフルに使えばお金も掛けずに済む。

湾岸地域は砂町下水処理場という大きな問題を抱えている。この下水処理場、雨水も下水も一緒に扱っているため、大雨降ろうモノなら雨水と一緒に生活排水まで流してしまう。大雨降った後の数日は、とうてい文化国の海と思えないくらい臭くて汚い。こんなところでトライアスロンやヨットなど出来まい。

いろんな意味で世界中の注目を浴びるオリンピックは、日本や東京を見直す良い機会だと考える。前回の東京オリンピックは「戦後の終わり」がテーマだったけれど、次回までに「日本のポジション」を明確にしたらいい。「おもてなし」の精神をアピールするなら、シリア難民のケアを全力でやるとか。

興味深かったのは、今までオリンピック開催を否定していた大手メディアが一斉に「オリンピック万歳!」になったこと。なぜか? 数字が取れるからだ。何度も書いてきた通り何でも「否定派」というのは基本的にヒマな人達なので、サイレントマジョリティ状態のときの声が大きい。だからメディアも否定派に逆らわない。

されど今のような状況になると、日本を支えている人達が声を出し、存在感大きくなります。メディアの本質は「お祭り好き」なので、反対派なんかどうでもいい。ただこういった時こそ反対派の声をキッチリ聞くことも大切。もちろん黄昏野郎や原理主義者をキッチリとケ飛ばすことは当然です。

お詫び・サポーターになって頂けるという方に対するご案内が遅れています。永田の性格上、丁寧にやりたいというので任せています。もう少しお待ちください。たくさんの応援を頂き、ありがとうございます! 

2013年9月 8日 (日)

筑波4耐(9月7日)

10時55分のフライトで羽田着は定刻より20分早い4時45分。置いてあったV40に乗り筑波サーキットへ向かう。土曜日にも関わらず早朝の首都高はガ~ラガラ。6時15分に国道294号線の筑波サーキットの曲がり口にあるマクドナルドに着いてしまいました。8時30分からの車検にゃ余裕。

練習走行はタイヤ&ブレーキの確認のため2ラップだけ走る。コースインすると、タイヤがずいぶん違う。同じ銘柄なのだけれど、昨年のポテンザはコントロール性に問題を抱えており、分かり易く書くと「粘らない」。今年のポテンザ、よく粘り乗りやすいです。やっぱしBSは大きく変わりつつある。

予選アタックは例の如くツーリングカーを走らせたら滅法早い大井タコ之選手。もちろんポール狙いです。しかし! 今年は最終コーナーで先行車のスピンを避けるため少しアクセルオフ。モータースポーツに「れば」「たら」は無し。0,2秒届かず5番手スタートになりました。

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予選結果

今回のメンバーは4位になった昨年と同じ。エンジン誌の編集長である村上さんに大井タコ之選手、そしてラリードライバーの鎌田卓麻選手、ロードスターレースの常連、青山大学の乃美浩一選手であります。今年は90秒のハンデを受けているため厳しいけれど何とか表彰台を狙う。

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私の担当は「燃費が厳しければエコラン。普通に使えれば速く走る」という4番手。今までのロードスターレース、全て帳尻合わせの「調整役」であります。ただ残念ながら今まで一度も「燃料は予定通り」ということがありませんでした。しくしく。アンカーに大暴れさせる分を確保する役割です。

しかぁし! 今年は「予定通りの燃料を使っていいですよ」。2速5500回転。それ以上のギアで5000回転まで使っていいという。昨年なんかヘアピンを3速。ダンロップ下は4速で曲がってましたから。こうなれば俄然楽しい! 50分間12秒台後半でラップを重ね、その間、周回遅れのクルマに1台抜かれたのみ。

何台抜いたのかはワカランほど。ラリーとレースの違いは他車とのバトルがあるかどうかです。下のラップボードが走行中も見えるのだけれど、いつの間にかゼッケンが見え始め、その後もジワジワ上がって行く。大井タコ之選手にバトンタッチした時点で2番手まで上がってましたね。  

給油し、ピットアウトした時点じゃ7番手でございます。ただ燃料はキッチリ残してある。ここから大井選手と、途中ペースカーが入り給油&ドライバーチェンジした関係で鎌田選手が頑張ってくれれば表彰台だって不可能じゃなかろう。ということでチーム一丸で頑張り、見事に3位をゲット!

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正式結果

全日本ラリーもそうだけれど、今年は3位に縁があるのか? 結果を見て頂ければ解る通り、いろんなドライバーが出ている。このレースで上位に入るの、簡単じゃありません。それにしても相変わらずロードスターの楽しさに圧倒される! 全くノーマルだというのに! 今年はタイヤもよかったです。

2013年9月 7日 (土)

日産360その2(9月6日)

今日も昨日と同じく4時に起きて原稿書き。この手の状況、快適ながら一つだけ問題あります。お腹減っちゃうこと。食べ物を売っている環境なら何か軽食を入 手しておくのだけれど、ダメだとお手上げ。水だけ飲んでガマンするしかありません。幸い、ココは6時半にレストランが開く。

8時にホテルを出て9時よりプログラム開始。昨日の課題となった「乗り心地」をチェックすべく、日本仕様の『エルグランド』と、日本で生産している欧州仕様の『Q70』(フーガのディーゼル)、、そして『リーフ』に一般道で試乗してみました。結論から書くと、やはり日本製のダンパーは渋い感じ。

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アメリカでも存在感ある

Q70 の乗り心地、イマイチでございました。興味深かったのがエルグランドで、V6搭載車ならアメリカでも全く通用する動力性能を持つ。街中に止めておくと、皆 さん珍しげに「これは何というクルマか?」。室内の広さにも驚いてます。確かにアメリカのミニバンって広くない。ただアメリカで売ろうとしたら高すぎると 思う。

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欧州仕様のQ70 30d

予想していたものの、けっこう「いいね!」だったのがQ70ディーゼルの走り。とにかくパワフル! 加えて滑らか! アイドリング こそ振動気になるものの(止めちゃえばいい)、走り出すや全くディーゼルの弱点を感じさせない。次期型はベンツ製のディーゼルを搭載すると言われているが、日本でも売ったらいい。

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Q50は『スカイライン』になると言われているけれど、500万円超えで巨大なボディだとスカイラインのイ メージ無し。いっそ大きい日産拠点にイニフィニティコーナーを作りハイブリッドのQ50と、ディーゼルのQ70など売ってみたらいかがか? 大型セダンの ディーゼル、絶対将来性あると考えます。

16時までビッチリ試乗。最後は『ジュークR』(ジュークにGT-Rのエンジンを搭載したモデル)。走りとパワーのバランスはWRカーに近いですね、と思った。けっこうコントローラブルで面白い! テール滑った時のコントロール性良好。助手席に「お目付役」が座っていたけれど、好き勝手に乗らせてくれました。

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ロールケージ付き

終了後、晩ご飯食べ、シャワー浴びてLAXへ。もはや時差ぼけがどうしようもない段階に達しており、バスがホテル出た瞬間に落ちてしまい、起きたら空港でした。そのムカシ、オハイオで晩ご飯食べた後、バスに置き去りされたことを思い出す。深夜1時5分発のANAで羽田に向かう。

2013年9月 6日 (金)

日産360その1(9月4日)

早朝4時に起きて原稿書き。海外取材中は時差ぼけを利用した時間帯で仕事するしかありません。幸い、時差で早起きした時って、どんなことをしても寝られない。アタマがバッチリさえている。最高のコンディションでございます。ということで8時の集合まで3時間ほどバリバリ原稿を書く。

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この建物

イベントはホテルから30分ほどの飛行場の一部を借り、上の写真のような大きな”建物”を作ったり、本格的なオフロードコースを設営したりするなど本格的。ここをベースに、世界中の日産で販売しているいろんなクルマの試乗が出来る。ただ猛烈に暑い! 華氏98度(摂氏36,7度)だって!

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ハイブリッドになる?

けっこうカッコいいですね、と思ったのが『エマージ』。次期型GT-Rをこのクルマにしてもいいんじゃなかろうか。下はインドで生産されるダットサンの『GO』。未だ価格に関する情報を出していないけれど、どうやらマーチの40万ルピーを大きく下回る設定になるらしい。売れそうだ。

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ダットサン『GO』

試乗開始の10時から終了の15時30分までいろんなクルマに乗りまくる。相当好印象だったの、3リッターV6ディーゼルエンジンを搭載するインフィニティ。すんごくトルクフルで、2トン級のボディを軽々走らせる! 日産もディーゼルのラインナップを拡充したらいいのに、と思う。

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QX

意外だったのが海外で販売されている日産車の乗り心地。いずれも素晴らしい! 日本で売っている日産車をイメージすると、良い意味で裏切られる。道との相性良いのか? 本日は日本仕様車に試乗していないので、明日試してみようと思う。

2013年9月 5日 (木)

日本時間で(9月4日)

4日の羽田0時5分発LAX行きに乗る。何とほぼ満席! 機材はフル~いB777-200。しかも離陸した後の食事無し! 時間が時間だけに、飛んだら寝てくれ、ということなんだと思う。実際、飛んだら寝ようと思っていたので乗る前に晩飯を食べて置いた。睡眠液も飲んでおいたし。

ということで寝ると、いつの間にか3日に戻ってる! 日付変更線超えたのね 日本時間だと早朝5時。機内でPC広げて仕事する気にもなれず、映画を見る。スタートレックの新作を見るも、気づいたら落ちていた。諦め『華麗なるギャツビー』に変更。こいつは面白い! 古いアメ車も出てくる。

142分という長い映画で、見終わったらちょうどモントレー上空。海から陸上に差し掛かる。雲一つ無い好天だ。右手は『エデンの東』の舞台になったサリナス。国道1号線(パシフィックオーストハイウェイ)を横切り、砂漠に入る。見渡す限り砂漠! アメリカって広いとシミジミ感じます。

高度を落とし、なぜか90度右旋回し海に出る。マリブ上空で再び90度左旋回。サンタモニカ上空から左手にビバリーヒルズ、ハリウッドの山(看板も見えた)を望みながらダウンタウン上空で180度旋回し、ファイナルアプローチ。それにしろLAの空気、キレイになった。スモッグ全く無し! 凄い!

1980年代中盤から1990年代中盤に掛け、毎年最低5回は通っていたLAながら、前回来たの、2006年だったと思う。イミグレーションは空いていたものの、税関で大量の中国人が引っかかっており、長い列になってる。皆さん「検査」に回されており、見てるとほぼ全員が食べ物を持ち込もうとしているのだった。

空港の外に出ると湿気を感じる。LAでこんな湿気あるの、珍しい。聞いたら「今日は蒸し暑いです」。バスに乗り『105号線』『405号線』を通りオレンジカウンティへ。22時に食べた遅い晩ご飯はハンバーガー。美味しかった! 日本時間の15時だけれど寝る! 明日は日産360であります。

2013年9月 4日 (水)

久々のV40(9月3日)

V40に乗って箱根方面へ。大いに気に入っているのV40ながら、他に試乗しなければならないクルマも多く、走行距離が伸びない。まだ1500kmと、慣らしも済んでおらず。高速道路でクルコンをセットしての巡航、ホントに快適だ。ドライバーズシートに座っていると、Cセグメントと思えないくらい質感高い。

加えて安全装備万全! 絶対的なパワーだって十分。ちなみに要求オクタン価96なので、ガソリンはレギュラー(日本のレギュラーは92オクタン以上ある)とハイオクを半々で入れてます。これで全く問題なし。燃費はロングドライブで13~14km/Lといった感じ。スポーティな走りを考えれば納得できる。

ドライブトレーンの滑らかさや乗り心地の良さ、燃費という点でゴルフ7に届かないものの、趣味性という点じゃアドバンテージを持つ。”華”があるのだった。普通の人にはゴルフ7をすすめるけれど、ぜひともV40にも試乗してみたらいい。キャラクターが全く違います。ロングドライブがしたくなります。

終了後、世田谷へ移動し18時よりFMラジオの収録。さらに都内に移動し、21時からTVの短いコメント収録。幸い今日は道路が空いており、ほとんど渋滞無し。逆にどこにも早着してしまい、時間調整に苦労しちゃうほど。条件さえ良ければクルマほど便利で早い移動手段はありませんな。

夜、CNNなど外国のニュースを見ていたら、けっこう福島第一の汚染水漏れを伝えている。我々が思ってる以上に外国の人は迷惑がってます。そらそうだ。日本だって中国や北朝鮮などが超高濃度の汚染水をダラダラ流していたら絶対怒る! 強硬にクレーム付けるだろう。もはや猶予無し。

2013年9月 3日 (火)

身が引き締まる!(9月2日)

汚染水漏れについて原子力規制委員会の田中委員長が外国人特派協会で共同質問を受けた。答えを見たら「あんたら役立たずか?」のレベル。「汚染水タンクの見回りの人数が少ないのでは?」という質問に対し「そう思われても仕方ない」。「汚染水タンクになぜ水位計を付けないのか?」は「余裕無かった」。

いずれも「そんなヤツらに原子力を扱わせるな!」と思わせる事柄ばかり。この期に及んでも「汚染水は海水に流失していない&させない」と言ってる。すでにダダ漏れなのみんな知ってるってのに。やがて国際社会から糾弾されることになるだろう。本日も新たな汚染水流失が見つかったそうな。

18歳以下の野球のワールドカップ予選が台湾で始まった。安楽投手、ベネズエラ代表を相手に何と16奪三振! しかも完封! 素晴らしいとしか言えない。頑張っている若い人達を見ると気持ち良い。自動車業界も新しい人達が入って来ると活気出てくると思う。ラリードライバーになりたい人とかいないだろうか。

ムスメがコドモを連れて一時帰国するというのでお昼に家を出て成田まで迎えに行く。生まれた直後に見ているのだけれど、4か月で驚くほど大きくなっている! 笑うし。7kgオーバーとのこと。もう歯が生えるじゃないかと思うくらい。11時間のフライト中、一回も泣かなかったというから驚く。

乳児用のシートが必要だから用意しておこうか、と聞いたら、ベビーカーと組み合わせるタイプを持って行くからいらないという。見たらなるほど! ベビーカーだと思ったらコドモが寝るブブンだけ取り外し、そのまま乳児用シートになる。ちなみに英国のウイリアム王子がレンジローバーに付けたのは『レイマー』製とのこと。

例えばマキシコシ

サポーターになってくれる、という皆さんはブログなどに1度も書き込みをしていないような人が大半。いわゆるサイレントマジョリティと言われる日本の中核を担っている人なんだと思うけれど、メールに一言添えてくれる内容ときたら心を打つことばかり。こういった方々に読んで貰っていると考えると気持ちが引き締まります。

返信やご連絡は多少遅れると思いますけれど、よろしくお願いします。永田が担当してくれているのだけれど、幸い仕事も入るようになって忙しいらしい。やっと独り立ち出来た感じ。少し嬉しい。次世代を担うジャーナリスト、あと10人は欲しいトコロ。私ら元気なウチに育てないとアカンです。

2013年9月 2日 (月)

サポーターのお願い

毎年Webの財源について悩みます。一部の情報をメールマガジンなどにすることも考えましたが、基本的なスタンスとして必要な情報は皆さんと共有したいということで毎回断念。ただ孤高の野良犬で居ようとすれば活動資金が必要になってきます。

幸い、奇跡のような状況ですが、この3年、ラリー活動の援助に予想以上のバックアップを頂いてます。Webも有志の方だけのサポートで、十分維持は出来るかもしれません。ということでWeb&ラリー活動のためのサポート会員のお願いでございます。

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ラリーのスポンサーもお願いします

サポート会員のための掲示板を用意しています。オフ会の御案内や御意見、情報交換などに使ってください。また、私のWebに使われている写真&情報を会員番号をどこかに入れて頂くという条件で御自身のブログやフェイスブックに使ってください。

サポートですけれど事務手続きの都合上、5千円以上でお願いします。1万円以上サポートして頂いた方は、活動報告のDVD。2万円以上サポートして頂いた方はDVD+Tシャツ。3万円以上はお楽しみ、にさせてください。

見果てぬ夢ですが、サポーターのステッカーで「こいつは達人だ」と、一目置かれるような人達のグループを作りたいと考えています。というか私のWebを見て内容を理解出来ている人の知識レベルは、すでに達人の域だと思いますけど‥‥。

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サポーターになってやる、という御奇特な方は、下のリンクにお名前とステッカーなどの送り先を書き込んでください。すでに会員番号のある方で、振込先など御存知の方は、会員番号と金額だけでOKであります。

国沢光宏に連絡

また、本当に困ったようなトラブルを含む事案や、有用な情報がありましたら、会員以外の方でも遠慮無く御連絡ください。

・追記 税金のことを心配している方もいらっしゃいますが、全て銀行振り込みになっているため、3年前から税務署にデータを提出し、申告しています。入る金額より出る金額が多いですけど。皆さんのイメージ以上に税務署は厳しいです。

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サポーター御礼(9月1日)

最近ケーブルTVの『釣りビジョン』がお気に入りだ。スンゴク釣れるので羨ましくて仕方ない、というのはコッチに置いといて、出てくる人達のキャラクターに感心しきり。皆さん明るくて楽しいのだ。なんで自動車の番組ってカタいんだろうか。格式を持たせようとしているのかしら? 趣味なんだから明るくていいと思う。

釣り番組、ヤンキーのような人も居るけれど、大人だって明るい。とは言えってもたまに頼まれるオートックワンの動画で超明るくできるかとなれば「う~ん!」。浮いちゃいそうで怖いのだった。ケーブルTVと言えば、ディスカバリーチャンネルとかでやってるアメリカのクルマ番組も軽くて楽しい! いろんな可能性がありそうだ。

自動車業界全体を覆っていた厚い雲は少しづつ薄くなってきたような気がする。最近「ナニもしないことが出世の道」と考えている人より「ナニかやるべきだ」という意識を持っている人の方が多い。もっと言えば、元気なメーカー出てくると「無事是名馬」路線のままじゃ埋もれてしまいます。

先週、三菱自動車の益子社長のインタビューをした。自動車業界の社長として最も長く在任している益子さんだけれど、今まで話をお聞きしたことがありませんでした。詳しい内容は『社長に訊く』でお伝えしたいが、就任以来今までずっと「守り」を強いられていたとのこと。財政難で引き受け、リーマンショックと地震に遭う。

確かに2008年以後、日本の自動車メーカーは守りに入らざるを得なかったと思う。そんなことを考えつつ夕方からのベストカー・プラスの座談会、1980年代のクルマが題材だった。皆さん「1970年代の排気ガス規制とオイルショックの時はもう2度と元気の良いクルマに乗れない」。けれど10年で大復活を遂げる。

日本の自動車産業も、少し視点を変えるだけで大復活するだろう。BMWのi3のような「電気自動車に小型発電機を搭載する」ということさえ、今までの日本のメーカーは社内の抵抗にあって出来ませんでしたから。素晴らしいことに1980年代より圧倒的に高い技術力がある。大いに期待しちゃいます。

サポーターをして頂けるという読者諸兄のメールに励まされます。前述の通り私の回りにも「足を引っ張ろうとする輩」が多い。そんな連中に限って責任感無く、腰砕けになるような情けないコメントばかり。一方、日本の「マジェリティ」は基本的に静観という姿勢。サポーター表明のメールを読むと、心が暖かくなります。

2013年9月 1日 (日)

軽自動車税3(8月31日)

軽自動車の増税問題、いろんな意味で複雑だ。昨今の軽自動車を見ていると、明らかにコンパクトカーの代替を狙っている。足として軽自動車を考えているなら、もう少しシンプルでもいいのではなかろうか。「安い足が必要だ」というのであれば、新しい軽自動車のあり方を探るべきかもしれません。

ちなみに政府は超小型自動車を考えているようだけれど、生産台数が少なければコストダウン出来ない。そもそも中途半端な動力性能の乗り物を作ったって危険でしょう。簡素な装備の軽自動車を設定してやれば十分だと思う。また、軽自動車税を上げるのなら、排気量や車体サイズだって緩和したらいい。

800ccで一回り大きいボディになれば、新興国でも販売出来るようになるため、いわゆる「ガラ軽」から抜け出せる。されど国はそんなこと考えないから、現状の軽自動車と同じまま自動車税だけ上げるんだろうな。いつになったら自動車ユーザーの気持ちを代弁してくれる議員さんが出てくるんだか。

福島第一で新しい汚染水漏れが見つかったとNHKが報じている。1時間あたり1800ミリシーベルト(年間許容量の18倍)と言うから深刻。直近で作業するとすれば、3分20秒で年間許容量に達してしまう。接近して離れるだけでアウトということだ。人が近寄ることなど出来まい。

そんなタンクが見渡す限り並んでいる。汚染水には塩水が混ざっているため、5年という耐用年数以下で腐食が始まっているそうな。次々と漏れ出したらお手上げ状態になるということ。チェルノブイリと違い、被爆を隠して現場に作業員を出すことも出来まい。年内にも福島第一は第2の危機を迎えるかもしれません。

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