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2013年6月30日 (日)

BOSE(6月29日)

今まで土日のコストコは避けていたのだけれど、うなぎ屋で使う材料が切れたため、やむを得ず三郷へ。開店直後を狙おうと10時到着を目指すも、三郷西出口激しく渋滞。10時20分になった。すると早くも混んでる! 駐車場待ちするほどじゃないものの、店内はカートで渋滞。どうしようもありまへん。

ホウホウの体で必要なモノだけ買ってららぽーとに移動。ついでに急速充電。こういう場所の急速充電器も電気自動車増えたら使いにくくなるんだろうな、と思う。そもそも無料じゃなくなるハズ。そういった意味からすれば、現在電気自動車に乗っている人は10年後に思ひ出を語れるだろう。

昨日BOSEはアカンと書いた。考えてみたらリーフにBOSEが付いてましたね。早速聞いて見た。するとどうよ! というかどうしちゃったの? 良いのだBOSE。ちゃんと低音まで鳴っている! 久々にBOSEらしい。中音域の美しさと自然な音質+納得出来る低音のバランスを確保出来てます。

先日試したアテンザのBOSEは厳しかった。おそらくヘッドユニットとの相性が悪いのだろう。というかイコライザーのセッティングをしていない? 迷うこと無く標準オーディオを選ぶ。されどリーフの仕上がりなら買う価値極めて大! 現時点で日本車TOPのオーディオだと評価して良いほど。

ちなみにイコライザーのセッティングをキッチリ行えばフルボリュームでも音割れしなくなる。というか音割れしないよう、ボリューム上げても音量が上がらないようにセッティングするのだった(トラクションコントロールと同じコンセプト)。リーフのBOSEもビートルのフェンダーもイコライザーセッティングが出来ている。

そもそもアテンザのBOSEは低音が歯切れ悪くてダメですけど。マークレビンソンも音量上げたら聞きづらいの何の! 普通の音量だと良いオーディオと普通のオーディオの差などほとんど出ない。好きな音楽を素敵なオーディオで慣らしながら走ってると、ホントに気持ち良い! やっぱしオーディオ、大事だ。

リーフのBOSEで良いアイデアが。中野のうなぎ屋近辺は歩道と車道の区別無く、音の無いクルマだと全く気づいてくれない。そこで低音主体のアメリカンポップスを掛け、窓を少し開けてみたら皆さん気づく! しかも案外イヤな顔をしない。やっぱし音圧が大切。静穏車は音楽+窓開けです。

帰り道、ラジオ聞いてたら函館の花電車復活のニュースをやっていた。ホンモノの花電車の方は見たこと無いので、アナウンサーやら女性が「花電車」を連発しているのを聞いてウナりまくってしまった! 日本語は厳しい。修行だ!

・文中での「大音量」とはサイレンが聞こえる範囲。念為。

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2013年6月29日 (土)

CBXどうする?(6月28日)

CBX1000の車検を取ろうとしているのだけれど、決定的な問題が出てきた。右側エキパイ3本は、ステップのあたりで1本になってマフラーへ繋がるのだけれど、そのあたりに穴が開いてしまっている。古いバイクなのでマフラーなど簡単に入手出来ないし、オークションで探したら10万円以上!

かといって社外マフラー付けるのも何だし。そもそも前回の大レストアで『カーカー』の排気系からノーマルに戻したのだった。マフラーの修理、出来るモンだろうか? いずれにしろマフラー直さない限り車検は通らないし。安いマフラー見つかるまで待つか、それとも潮時だから手放すか?

CB750A(エアラ)もRZV500もそうだけれど、トシを取ってから乗ろうと思って持っている。でも私は古いバイクに乗りたい、という趣味じゃないような気がしてきた。クルマにも言えるのだが、若い頃から新しい技術を好む。ジジイになると懐古主義になるだろう、という予想だったのに、未だ気配無し。

RZV500は半分バラしてあるので、部品で売ろうかしら? カウルやタンク、エンブレム、排気系、ホイール、フレーム、ワイヤーハーネスまで1台分ある。当たり前か。いずれも走行2千kmの状態。まだ十分使えます。私のRZVの部品でたくさんの仲間が元気よく走れるようになるのもいい。

今市販車でも最も評価の高いオーディオが付いているザ・ビートルの『フェンダー』を借りてきた。まだ自分の好みの音楽を鳴らしていないのだけれど、手応えよし! 音の作りが華やかなのだ。低音の鳴りも良い感じ。このところ純正オーディオで「素晴らしい」に出会えない。というか熱意無くなった?

BOSEもアカン。マッキントッシュだって最近う~ん。マークレビンソンに至っちゃお話になっていない。初代セルシオ(ナカミチもパイオニアも)や、先々代キャデラックのBOSEくらいのオーディオは出てこないのだろうか? おっとフェンダーだった。ちなみにスピーカーはパナソニックの新技術らしい。

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2013年6月28日 (金)

ラリーDVD(6月27日)

昨年出場したタイのラリーのDVDの収録のため群馬のスタジオへ。といってもアラケンの家ですけど。何でこんなに遅れたのかと言えば、あまり良い結果じゃなかったから。終了直後に作っても間違いなくツマラン内容になっちゃう。半年経った現在、アホだからイヤなことは忘れているのだった。

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アラケンもリーフtoホーム

改めて振り返ると、ホントにアンラッキーであります。シェイクダウンはセッティングが決まらないで四苦八苦。ブレーキの発熱トラブルによるスッポ抜けでアクセル踏めず。さらにドライブシャフトまで折れた。7月上旬に発送出来ると思いますので、スポンサードしていただいた方はもう少しお待ちください。

今年は違った方向でラリー参戦しようと思っている。ラリーに限らず新しいことをやろうとすると調整に苦労します。否定する人や足を引っ張る人も居れば、チャレンジ精神を持っている人も居る。果たしてどうなるのか全く読めないけれど、人生あと5年。迷っている時間など無し。幸い同士に恵まれてます。

今日は現行リーフで行ったのだけれど、榛名に登る途中のアラケンの家まで107km。さらに40kmは走れそう。東京から行くと、どこも登り坂になるのだけれど、140kmまでならリーフで届く。このくらい走っていくれれば十分実用になると思う。現行リーフのアピールをもう少しやったらいいのに。

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出発地点との標高差は約170m

最近TVで様々な食品の値上げを取り上げている。なぜか「最も値上がりしてる」うなぎが出てこない。今や1匹分だと山手線内なら3000円突破が普通。だからうなぎの相場を知ってる人はウチで食べて「安い!」と言う。とは言えギリギリ。1050円のランチを止めました。昼で最低1850円! 高い!

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2013年6月27日 (木)

クルマが楽しい(6月26日)

雨の中、かずさオークラホテルまで。アコードHVの試乗会でございます。500万円のPHVは「?」を10個付けておく。だってHVの電池を5,4kWh分増やしただけ。今や電池なんか1kWhあたり4万円くらい。上を見て30万円高でしょう。そいつを140万円も高く売ろうというのだから無理。

ワケワカラン官公庁に買って貰おうという作戦なのだった。官公庁も安pon短だから買う。アウトランダーPHEVなんか4WDだし、電池をアコードHVの2倍も積んだ革シートフル装備車で437万円なのだ。そう考えると三菱自動車は頑張ったと思う。アウトランダーPHEVを大いに応援したい。

普通のアコードHVについちゃ上々である。ただクルマ好きの私が「アテンザDのマニュアルと迷ったらドッチを選ぶのよ?」と聞いてきます。瞬時も迷わずアテンザDだ(アテンザDのATなら瞬時も迷わずアコードHVを選ぶ)。いや、買うならアクセラDでしょうけど。アテンザのチーフエンジニアである梶山さんは良い仕事をした。

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次期型アクセラ

最近少しづつ「楽しいクルマが出てきましたね」ということに気づく。今、V40の他、アテンザDとマイナー後のリーフがウチにあるのだけれど、出かけるときに悩む! みんな楽しくて「ドレに乗ろうか?」です。マイナー後のリーフはハッキリ足が伸びており、もはや長距離だって躊躇しないで済む。

クルマって楽しいモンダッタナ、ということを思い出す。1台でやるならアクセラDのマニュアルでしょうね。じゃなければV40。2台持ち出来る人は、近距離主体にリーフ。長距離用にアクセラDかV40。すぐ欲しいのであればアテンザDだ。人生残り少ない。だったら楽しいクルマに乗るべきです!

うなぎの入荷少なければ店を早じまいにしようかと覚悟していたが、今日はオーダーしてた10kg入ってきた。されどお昼の時間帯はお客様7人だけ。閑古鳥カカカカです。夜になって短時間ラッシュ。ゴハン無くなりやっぱし早じまい。しくしく。明日以降も、うなぎが入って来るかどうかの綱渡りである。 

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2013年6月26日 (水)

デイズ(6月25日)

横浜の日産に8時30分集合と言うことで、上石神井6時59分発の西武線で高田馬場。山手線に乗り換え渋谷へ。ここから地下に潜った東横線。下りは全部階段である。夏だと汗だく必死。しかも座れない。渋谷から東横線に乗っていたお客さんにとっちゃいい迷惑かと。しかも遅れが多くなったそうな。

9時からデイズの試乗。レポートは近々オートックワンで。驚いたのがフロントブレーキ。見たことないくらいちっちゃ! 性能的な問題はないのだろうけれど、凄い割り切り。初期受注を聞いてみたら絶好調とのこと。キリの良いタイミングで景気の良い数字を出しますよ、という。軽自動車商戦は順調だ。

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リアもちっちゃいドラム

6月21日の日記で辛坊さんのヨットに当たったのはクジラかもしれない、と書いたら、ホントにクジラだったようだ。専門家によればマッコウクジラだという。音は3回。船首(バウ)とセンターボード、ラダーである。クジラって硬い。このウチ、センターボードの付け根が壊れてしまえば、浸水しますワな。

辛坊さんへの風当たりが強いのは、日頃この手の救助や捜索に対し「掛かった費用を請求しろ」と厳しいからだという。ニンゲン、トシを取ってから知ることだって多い。私も反省の連続であります。というかヌルま湯に浸ってるメディアなど偽物。辛坊さんも本業に戻ったら、人の気持ちが解るようになると思う。

やはり宮城県沖で漁船が大型船とブツかり、真っ二つになるという事故が起きた。大型船は全く気づかず走り去ったという。実際、大型船からすれば大きめの漂流物に当たった程度のショックしかない。前方にブリッジのあるフネであれば相当離れないと「当たったもの」を確認出来まい。暗ければ見えないかと。

これまたフネに乗っていれば常時ありえる事故だ。私も昨年下田まで行った濃霧の時、250m超えの大型船に踏みつぶされそうになりましたから。向こうはレーダーで見えていたろうけど全く警告してくれず。クジラに特攻についちゃお手上げながら、海の上では自分の身を自分で守るしか無い。

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新型はやっぱし進化している

昼からマイナー後のリーフに乗って千葉方面。考えてみたら電費のテストをしていなかった。81km走った時点で101kmの航続距離が表示されている。消えているセグメントも5つ。初期型リーフだと、同じ走り方で残航続距離60kmのセグメント7つ消えくらい。思っていた以上に走れる距離が伸びている。

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2013年6月25日 (火)

うなぎ登り(6月24日)

船底塗装の回航のためマリーナに行ったら、辛坊さんの話が。皆さんの意見をまとめると「漂流物に当たったことは間違いない。ただ海の上では十分にあり得ること。クジラだったとしたら、本当の意味でのアンラッキー」。隕石に当たるようなモンか。でも脱出の手順は素晴らしかった。大いに見習いたい、と口を揃える。

そんな話をしてから回航。するとどうよ! 三枚州の東側で浅瀬に乗り上げる。しくし~く! 6年ぶりの2度目! 乗り上げ注意標識の東側を通っていたのに、大潮の引き潮だったためか浅かった! 幸い水漏れ無く脱出は不要。とりあえずドライブを引き上げたら動く。それじゃ、と棒で深いところまで漕ぐ。

海図でも航路標識でも極浅瀬など無いのに! 早速陸に上げてチェックしてみたら、何と! ペラ曲がっておらず、ドライブは無傷。「柔らかいドロだったんでしょうね。ステンレスペラは丈夫ですから」。どんなに注意していてもトラブルにゃ遭遇するワな。外洋で半分沈んでいるロープとあったら避けようも無し。

辛坊さんに救難費用を請求しろ、という人が案外多い。私らクルマを運転している際、取材中の事故なら救急車無料。温泉行く時なら有料? 本来なら逆のような気もする。業務なら自分で救急車を呼べ、と言われそう。そもそも困った時はお互い様、という概念で救助システムは構成されてます。

ウナだれてうなぎ屋に行くと、板前さんが「タイヘンです!」。10kg頼んでいたのに5kgしか入らず、しかもイッキに250円の値上がり。問屋さんに電話して聞いて見たら「突如極端な品不足になりました。水曜日以降はどうなるか解らない状態です」。マズいうなぎや外国産なら入手出来るも、それ以外確約出来ないという。

つい先日まで「品不足は無い」と言われていたのに、突然タイトになってしまった。次回の入荷は大きいサイズしかない可能性もあるという。在庫はあるらしい。養殖池とうなぎ屋のチキンレースになってきた。こんな厳しい状況なのに、全く報道されない。政治力の弱いギョウカイばかりで暮らしていることを再認識す。

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2013年6月24日 (月)

リーフのラリー車(6月23日)

辛坊さんのフネを壊したのは漂流物だと思うけれど(特に流木は半没状態になっている)、ごく普通に遭遇するトラブルでもある。今回1200kmという距離だったから何とかなったものの、日本からもアメリカからもハワイからも遠い北太平洋のド真ん中だったら最低で3日間くらい覚悟しなくちゃならなかった。

海上自衛隊にとって重要な「作戦」だったに違いない。US-2だけでなく対潜哨戒機P-3Cまで飛ばした。着水しているUS-2を撮影している機体もあったのだった。もっと驚いたのは日没後の着水。本当に難しかったと思う。大手柄だ。日本TV、救難活動を行う海上自衛隊と海上保安庁の2時間番組ですね。

昼前に突如「バイトが来ない」という電話。急いで中野に行き店員さんに変身す! 納得行くうなぎを出せていれば、楽しい仕事であります。皆さん美味しいそうに食べてくれますから。今日も病み上がりで食が細いと言うお客さんにゴハンほんの少しと頼まれたけど普通に盛る。そしたら残さず食べていただきました。

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ボディ補強中でした

15時過ぎに違うバイトの学生さんが来たから、リーフのラリー車作りを見に行く。ロールゲージを組むためのボディ補強中で、週明けから本格的な作業を開始するそうな。やっぱり相当凝っており、LSDはワンオフで制作中とのこと。アンダーガードやドア内張なんかドライカーボンを使うのだとか。

足回りはピロボールへ。サイドブレーキも電気式から油圧のハンド式に交換。ブレーキはフロント4ポッドときた。作業内容を見るとグループNのTOPクラスを走ってるようなラリー車である。パーツはシートがブリッド。タイヤがヨコハマ。ブレーキBRIG。ただ「SSをフルアタックしたら電池が持たない」。そうでしょうね~。

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赤いシートはブリッド

全日本ラリーの予定を見ると、最長で1レグ100kmという感じ。ウチ、25kmくらいのSSが含まれる。アップダウンの多い山道を100kmを走るだけでギリギリ。フルアタック出来るSSは2~3本だと思う。でもモータースポーツの明日を考えれば、太陽光から作ったエネルギーで走れる電気自動車は素晴らしい。

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2013年6月23日 (日)

アテンザ楽しい!

アテンザ・ディーゼルのマニュアルが予想を超えて面白い! ディーゼルエンジンってアイドリングは回転数を基準として燃料噴射量を決めている。負荷掛かると燃料吹いて回転をキープしようとするのだった。だから登り坂でない限り暖気が終わった状態でもアイドリングの6速で滑らかに走れてしまう。

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平均車速15km/hの大渋滞。エアコンオン

6速の750回転くらいで50km/h。都内の流れだとちょうど良い。1速でスタートし、2速で35km/hまで引っ張り4速でアイドリング。そこからジンワリとアクセル踏んで50km/hにして6速へ。後続車居ない道だと、6速までアクセル踏むこと無く加速していく。この走り方がメチャクチャ楽しい!

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平均車速22km/h。エアコン無し

ヘンな走り方での燃費は、けっこう渋滞して17km/L台。東京都内であって普通なら(20kmの移動に1時間掛かるのが普通の交通状況)18~19km/L。流れ良ければ21km/Lくらい走ってしまう! 低い回転域ばかり使うためバッテリー容量的に厳しいかとも思ったけれど、これまた問題なし。 

そろそろ普通の走り方をしてみようと思うが、普通のガソリン車やディーゼルであってもATじゃ絶対出来ない走り方なのでヤめられないトまらない。もう一つ。19インチタイヤながら、乗り心地けっこう良い。走り込んだので良くなったのか、改良したのか不明なれど、現状の乗り心地であれば文句無し。

追記・これを書いている時点でトヨタは2位と3位を走ってる! 順調なトヨタ勢に対し1台のアウディは大きく遅れ、もう1台もトラブルを出した。勝負は時の運。勝てる可能性が出てきましたね! 相変わらずトヨタの大本営発表は1位と大きな差を報じること無く2位と3位の健闘をアナウンスしているのが悲しいですけど‥‥。

しかもアウディは2台に機械的なトラブル出ている。こんな場合、もう1台が無事だという確立は高くない。

これなれば勝っちゃえ! と強く思う。何度も書いてきた通り現場は頑張っている。お金で動いている周囲が姑息なだけだ。このままル・マンで頑張れば、普通のクルマ好きがほっとかない。なにより私が応援しちゃいます! これから夜間走行に入る。無事に朝を迎えられれば、さらに可能性高まります。

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2013年6月22日 (土)

US-2(6月21日)

自衛隊の気合いとUS-2の性能にシビれた! 昨日の日記でUS-2の性能の高さを書いたら、夕方、遭難した辛坊さんの救助に派遣されていた。岩国から飛んでいった最初のUS-2は、おそらく燃料が厳しかったんだと思う。制限時間内に波の合間を見つけられなかったらしく引き返した。

なんせ到着した時の波高は3m。この波だとフネだって厳しい。昨年のこと。下田沖で3mの波の中、半日過ごしたけれど、荒天を字にして絵に描いた感じ。しかもUS-2の着水性能は最大で3m。普通なら着水しないワな。その後、台風の接近で波高はドンドン大きくなった。気象庁のデータによれば4mへ。

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US-2

けれど2機目のUS-2は見事に着水した! パイロットの判断能力とUS-2の性能に感服す! それくらい4mの波って凶暴だ。おそらく無事に着水し、離水した波高としては史上最高かもしれない。US-2を凌ぐ性能持つ飛行艇はないですから。「凄い!」とか「素晴らしい!」としか言えない!

おそらく「無理をし過ぎた」とか「2次災害になったどうするんだ!」という厳しい意見も出ることだろう。でも無理をしてみることだって重要。パイロットが降りられると判断したのだから降りた。パイロットは搭乗員の命を預かっているのだ。100歩譲って「もし失敗したら」という気持ちもあったと思う。

その場合、1日ガマンすれば巡視艇が到着するという、普段はナワバリ争いしている海上保安庁への信頼感もあったんじゃなかろうか。一番オソマツなの、辛坊さんだけれど、メディアなんて私を含めオソマツなもの。その分、次から心のこもった報道をすればいい。メディアって皆さんに育てられるのだ。

一番のナゾは浸水の原因だ。外洋向けに作られたヨットの強度たるや凄い。3mの波で割れるワケない。当初、予算不足による整備不良というウワサがフネ業界に流れたものの、やはり船体が壊れるなんて普通だとあり得ない。ナニか漂流物に当たったんだと思う。ホントにクジラかもしれません。

・追記 着水か離水の際、ペラが水面を叩いたのか4つあるエンジンの1つが破損した模様。厚木飛行場への着陸は3発だったため「緊急着陸」(最優先着陸)対応になったという。文字通りUS-2の性能ギリギリか、超えていたと思う。

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2013年6月21日 (金)

ル・マン24(6月20日)

ル・マン24の予選1回目が行われた。3台のアウディはトヨタの予想以上に速い。残念なことにマツダのディーゼルエンジンは間に合わなかったようだ。24時間走りきれないことが解っていれば、出ても意味無いですから。もう少し耐久面での対策をしなくちゃならない、ということなんだと思う。

明日の朝になると2回目と3回目の予選は終了している。果たしてアウディに勝てるだろうか? もし届かない場合、トヨタの大本営発表は「本番用のセッティングをした」になるハズ。ただ速さで互角じゃないと、敵のトラブル待ちということになってしまう。また、速ければライバルのペース見て抑えることだって可能だ。

ル・マン予選総合結果

自衛隊の新型対潜哨戒機P1が急降下試験からの引き起こし試験でエンジン止まるというトラブルを出した。報道によって違うのだけれど、どうやら「複数」のエンジンが止まったようだ。微妙な表現である。P1は4発機なので、2つなら大きな問題なし。その通りの発表になると思う。もしかして3つ止まった?

1発動いていれば巡航こそ出来ないものの、再始動の時間を稼げる。4発止まっていたら厳しい状況になっていたかもしれない。新型機というのは多数のトラブルが当たり前のように出てしまう。それでも事故にならないような設計になっているかどうか、というあたりで成功と失敗が決まる。

三菱重工がMRJという新型旅客機を開発中だ。燃費良くメインテナンスは簡単だという。ホンダの飛行機も燃費とメインテナンスの容易性をアピールポイントにしている。この2機種、日本にとって久々の商用機だ。市販前に決められた時間以上のテストをしたらいいと思う。大成功することを強く願う。

追記・21日になってP1のエンジンは4発とも停止していたことが判明。大本営発表を鵜呑みにした読売新聞は1発と報じ、その他のメディアも「複数」としていた。速度超過飛行時の警告装置のテストということもあり1万mから降下中だったからエンジン再始動出来た。対潜哨戒活動高度までの急降下だったら危なかった。

思い出せば純日本製飛行艇のUS-1/PS-1は43機中、実戦配備になってから5機が墜落している。10%以上の事故率は異常。しかしUS-1/PS-1のノウハウをフルに活かして作られたUS-2は素晴らしい信頼性と性能を持つ。「日本の工業製品」は大失敗と大成功の明暗が大きい。

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2013年6月20日 (木)

アテンザD(6月19日)

アテンザのディーゼルのマニュアルを借りてきた。ジックリ街中で乗るの、初めてでございます。まず挨拶がてら、冷間状態からエアコン付けた状態で中野~自宅間の7,5kmの燃費をば。走り出した瞬間「あらら?」。アクセル踏まなくても加速していく。こらオモロイ! とアホだから調子に乗る。

混雑した中野駅周辺をアイドリングの1速と2速で抜け、交通量少ない線路脇の道を3速、4速とアイドリングのままシフトアップしていく。さすがに丁寧なクラッチミートは必要ながら、6速まで入っちゃう! そのときの速度は、ちょうど流れの良い早稲田通りの巡航にピッタリ! アクセル踏まずに相当走った。

教科書に無い走り方である! 横に乗っている永田と大笑い! 「こんな乗り方できるんですね!」だと。オレっちだって初めてだ! 後続車が居るときはさすがに少しアクセル踏むけれど、ダレにも迷惑掛けずに6速アイドリング巡航をカマす。ちなみにスンゴイ静かだし、振動皆無に近い。

燃費計見てると、10km/Lくらいから始まり、徐々に伸びていく。エンジンも暖まってきたので効率良くなってきたのだ。やがて15km/Lを突破! 永田が「この数字、普通に乗ったとは言いませんよね」。あったり前だろ。ヘンなエコランだ。上井草近辺になり一段と伸びる。家に着いたら17,5km/Lだって!

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妙な乗り方した燃費

プリウスより燃費悪いけれど、燃料がガソリンより15%くらい安価な軽油。ランニングコストとしちゃイーブンでしょう。しばらくいろんな走り方で燃費をチェックしてみたい。ただしチンタラ走ることに代表される「人に迷惑を掛けるような走り方」は大嫌いなので、極端に良い燃費を出そうという気も無い。

江頭さんが全裸でダイブしたと書類送検された。内容を見ると「警察もそんなヒマなら他にヤルことあるだろ!」でございます。というか粋じゃない。官僚の皆さんも、学生時代に少し「カッコ良い人間」を考えた方がいいと思う。イモは嫌いだ。ケツの穴が小さいと国民の支持を得られないです。

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2013年6月19日 (水)

N-ONEの燃費(6月18日)

V40のPND選びは依然難航している。といってもVICS&フルセグ付きはパナソニックかパイオニアしかない。2者択一でございます。チューナーのスペックを見ると、パナソニックが2アンテナの2チューナー。パイオニアは箱根までバッチリ受信出来たスバルXVと同じ4アンテナの4チューナー。

パナソニックのチューナー性能が解らないし、情報も無し。パイオニアの性能についちゃ判明してるため人柱となってパナソニックを選ぶべきか? でもダメだったら厳しい評価になっちゃう。パナソニックはPNDから撤退するというウワサもあるし(現状は旧サンヨーのゴリラです)。止めておくべきか?

こうやって迷っているときが一番楽しい。ただ選択する際の情報不足にアタマを抱えますワな。クチコミは玉石混淆(価格comや食べログ見ると解る)。ホントかウソか全くワカラン。専門分野を見ると間違ったこと書いてシッタカ一等賞になっていたりするから腹抱えて笑える。というか深刻な事態でございます。

N-ONEの燃費だけれど、アイドリングストップ無しのターボ仕様にも関わらずエアコン使った都内の渋滞&チョイ乗りで13km/Lくらい走る。少し流れの良い道を走ったらグングン数字よくなり15,2km/Lへ。良い条件だけであれば18km/L前後といった感じ。アイドリングストップを付けたらいいのに。

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人気のツートン

ホンダの次のモデルであるライフは、N-ONEと同じくらいの背高だという。日産/三菱自動車連合の次はタントのような超背高だ。ヲジサンとしちゃN-ONEみたいなスタイルのまま、ムカシの軽自動車のように車高を低くして欲しい。車重700kg台にしてターボ過給したら、けっこう質感のあるクルマになると思う。

いや、贅沢は言わない。N-ONEのマニュアルでアイドルストップ付きのターボが出たら、けっこう楽しいかも。マニュアルミッションってクルマのイメージを魔法のように変える。その場合、1秒も迷わずシートはチェンジだ! 形状の悪さもさることながら、30mmでいいから着座高を低くしたい。

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有り難いことに読者の方の差し入れの酒で生き延びている。左は岡山の方から頂いた焼酎『吉備王国』。右が大分県の方の大吟醸『鷹来屋』。いい加減なヒョウロンカながら、読者に恵まれている度からすれば日本一だと思う(世界は知らない)。なんたって3年間も読者諸兄のスポンサードでラリーに出てるほどです。

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2013年6月18日 (火)

N-ONE(6月17日)

赤いボディのN-ONEにジックリ乗ってみた。可愛らしくて使い勝手も良い。手元にあれば、近所の移動は全てN-ONEになること間違いなし。軽自動車の中じゃ最もクルマ好きの気持ちをくすぐってくれる。ハード面も例えばシート形状などもう一回くらい「もんで」改良していたら、文句なかったと思う。

N BOXの時に書いた通り相変わらず慣れるまで回転が上がってしまう制御のCVTは(短い試乗だと悪い印象しか残らないと思う。先日のリコールで味付けが変わるか?)評価が分かれるかもしれないけれど、毎日乗っていれば慣れてしまう。人間のジャスト能力はタイしたもんです。

ただ売れ行き順調となっていない? ツートンカラーは納期掛かるけれど、標準であればあまり待たずに済む。なのに5月の販売台数を見ると8299台で絶好調というイメージ無し。N BOXと合わせ、4月より3千台くらい減った。連休を挟んだという理由もあるだろうが、生産キャパシティからすれば、もう少し余裕ありそう。

スズキとダイハツは4月比で98%。ホンダだけ88%ですから。N-ONEに乗って感じたのだけれど、他の人に「これはいいぞ!」と押したくなるような特徴を持っていない。軽自動車は口コミ(メディアなど全く関係なし)で売れる商品。もうひと味必要なのかも、と思った次第。やっぱりマニュアルが欲しい。

うなぎ高騰が止まらない。あまりに強烈なので問屋さんに聞いてみた。すると「TVでうなぎの稚魚が少ないと流れた途端、養殖池の方から値上げ通告をしてきました。基本的に養殖池は地元の実力者なので、メディアを動かすくらいの実力やコネを持ってます。今回の値上げは操作されたものです」。

値上げもいいだろう。けれど今やうなぎの価格は完全に許容される範囲を超えた。半年以上うなぎを食べていない、という人も多いことだろう。どこのうなぎ屋もギリギリだと思う。うなぎの味を知っているお客さんも減ってきたし、うなぎを上手に調理できる板前さんも高齢化している(若手は入ってこない)。

うなぎ屋の数が半分になり、高くても食べたいという本当に好きな人だけを相手にしていく商売になれば、何とか「うなぎ食」の文化は残ると思う。問屋さんは「高騰のため売れ行きは大きく落ちてます。このままだと在庫を抱えることになるので、夏に向かって下がると思っています」と読むが、果たしてどうなる?

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2013年6月17日 (月)

クルマと音楽(6月16日)

V40はベースグレードからヨーロッパ車と思えないような良質のオーディオが付いている。一昔前はクルマのオーディオも凝ったけれど、最近情熱を失ってましたね。久々荒井由実なんぞ聞く。その中にあった『瞳を閉じて』という曲を聴いたら、長崎県五島の奈留島が脳裏に浮かんできた。

この曲、御存知の通り奈留島の高校生が深夜放送で荒井由実さんにお願いして出来たもの。当時はフォークって異文化扱いだったため校歌にこそならなかったものの、今でも卒業式などで歌われているという。歌詞をじっくり聞くと「素晴らしい」としか言えない! 故郷を離れていく友達へのメッセージです。 

瞳を閉じての奈留島

奈留島は上五島の奈良尾からフネで福江に行くときに経由したのだった。とっても美しい海が印象的で、「瞳を閉じて」の島かと思うと感慨深かった。荒井由実さんの曲は海を題材にしたものが多い。『海を見ていた午後』なんかも最高でございます。音楽の表現力は強力だ。脳天を直撃する感じ。

ベストアルバムがおすすめ

これまたドルフィンに行きたくなってくるから不思議。今や経営者も変わっているからガッカリするかもしれないけれど、ドルフィンにいるだけでいい。学生時代は単なるファンだった松任谷由美さんながら、今の仕事になって苗場のコンサートの後、何度が同じテーブルに座る機会を得た。夢のようでした。

LPレコードとCD合わせれば下を見て20枚は持ってます。読者諸兄もそれぞれ思い出のあるミュージシャンや曲があることだろう。クルマに飽きた、と感じたら、ぜひとも大好きな曲をクルマの中で聞いて欲しい。きっと心の中に何かが生まれてくるだろう。クルマの中で聞く音楽は素晴らしい!

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2013年6月16日 (日)

うなぎ値上がり(6月15日)

昼過ぎに磨きが完了したV40を受け取りに行く。明日のTOPで紹介する通り及川さんのV40の評価は驚くほど高かった! ほとんど絶賛に近いほど。及川さんも私と同じで「良い」「悪い」の判定をキッチリ行ってくれる。さらに自信持ってV40を紹介できます。ただ及川さんは「ディーラー次第」という。

どんなに良いクルマでもディーラーでのアフターサービスに問題あったらユーザーは怒る。本日、大分から読者の方がうなぎを食べに来てくれた。先日「レクサスGSはどうか?」ということでいろいろ相談受け、GS350を買ったのであります。基本的に良いクルマなんですけれど‥‥の続きを聞いて驚いた。

4日間くらいエンジン掛けないとブレーキの油圧が抜けてしまい、ペダル踏んでも石のようにカタくなるそうな。当然ながら踏み込めないため、セルモーター回らず。最初に症状出た時は壊れたのかと思い積車を頼んだそうな。しかもディーラーは信じてくれなかったという。状況を動画で残していたため原因は判明。

ディーラーからは「思い切りペダルを踏んでスタートボタンを押してください」。奥さんだと踏み込めないほどチカラを入れないとダメらしい。これ、おかしくないだろうか? というか明らかに不具合です。トヨタ本社が知ったら間違いなく改修を行うだろう。おそらくディーラーで不具合情報は止まっている。

数日前のTOPで書いた通りトヨタとの間に太いパイプあればこの件もすぐ状況を聞けるのだけれど、困ったことに無し。特にレクサスは無し。こうやって書いて皆さんに紹介し、新たな情報を待つしかありません。いくつか集まって確証得たら、やっと正式なルートで問い合わせることが出来る。ヤヤこしい時代になったモンだ。

現代自動車がWRCにカムバックするという。前回は夜逃げの格好で撤退した。あれほどカッコ悪い撤退を見たこと無い。したがってラリーファンは無視している。いずれにしろ勝てまい。WRCってそんな甘くない。この際、ぜひともトヨタに戻ってきて欲しい。ル・マンなんか出たって盛り上がらんです。

またうなぎが上がった! ほぼ毎週である。ここまで来ると開き直るしかない! どこまで上げるつもりなんだろう。1匹分使った鰻重で2500円を切っている店は、妙なうなぎを使っているか、ラーメン一杯分以下の儲けしか無いかのどちらか。2400円のウチは明らかに後者です。月曜日から2500円に値上げだ。

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2013年6月15日 (土)

3シリーズGT(6月14日)

10時まで仕事し、BMW3シリーズGTの試乗会が行われている観音崎へ。オートックワンの仕事でございます。フネならしばしば訪れる観音崎ながら、クルマで行くのは1年に2~3回か。下の写真は浦賀。とりあえずお腹を思いきりヘコませ横倉さんに写真撮って貰いました。バックに写ってるマンション、いいね!

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レポートはオートックワンで

3シリーズGTって解りにくいクルマながら、広大なリアシートのスペースを持ち、3シリーズより一回り大きい(正確に言えば長い)。4シリーズと言って良い感じ。ラゲッジスペースも広いし。ファミリーカーとして使うならセダンより面白いかもしれない。ただ328iはタイヤ太過ぎ。ボディが負けてる感じ。

試乗会の帰りに1週間乗っていたXVを返す。昨日と今日の燃費は309km走ってトータル15,8km/L。インプレッサより悪いものの、イメージしていたより良かった。乗り心地がもう少し良ければ(複筒式なのでネオチューン出来ます)、けっこう魅力的なクルマかもしれない、と思う。

インド取材に行く計画を立てていたのだけれど、取りやめになりました。指定された日は飛行機が混んでおり、高いレートを適用されることになってしまいタイ経由で飛んでも大雑把に言って50万円。我が家の家計だとカンペキにコスパ割れ。もちろんインド取材は諦めておらず。改めてチャンスを伺おうと思う。

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2013年6月14日 (金)

レクサスIS(6月13日)

宿泊先からそのまんま横浜で行われているレクサスISの試乗会へ。リアから見ると何となくダースベーダーを思い出す。背の高いV6を搭載した上、歩行者衝突安全対応しなくちゃならないボンネット高を確保したため、ショルダーラインも高くなった。それの「余波」がクルマのシルエットに良くない影響を与えてます。

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テールランプ形状が‥‥

インテリアも大きいナビが普通になった今、見た瞬間「ちっちゃ!」と思える画面サイズしか無い。GSとまでは言わないけれど、せめて3シリーズくらいのサイズを取っても良かったんじゃなかろうか。意外だったのはミラーtoミラー。何と2027mmしかない! 2030mmのホンダフリードより狭いのだ。

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今や標準的な7インチ

気になる乗り心地は、横浜周辺の一般道を走っている限り、積極的に「いいですね!」。そこで様々な路面を探してみた。するとどうよ。イメージとしちゃキャッツアイを踏んだくらいの凸凹に遭遇したら、ほとんどダンパーが動かない。結果、ボディ全体をきしませるほど強烈な入力喰う。なるほどコレですね。

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もう40mmくらいミラー幅を狭くできそう

開発担当者に聞いてみたら、日立(ムカシのトキコ)のダンパーは大きな入力で稼働する(オイルを逃がす)大径のバルブを持っていないそうな。したがって液体を圧縮したような挙動を出してしまう。突っ張っちゃうワケ。もちろん担当者だって解っている。年改の時にでも対応していきたいとのこと。

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2013年6月13日 (木)

リーフはラリー車!(6月12日)

9時半からホンダの伊東社長のインタビュー。直近の2年のホンダの技術開発の速度はすさまじかった。なにしろ2年前のホンダって何もなかったですから。そのあたりを訊いてみたら「あまり口に出していないもののみんな本当に頑張ってくれています」という言葉が印象的でありました。

夕方からリーフの競技車両作りを取材にしにいく。リーフの印象を聞くと「バラして驚きました。ボディ作りが凄く凝っていて、剛性は補強無しで競技に使えるほどです。特にバッテリーを搭載するためフロアが丈夫です。いろいろ補強を入れようかと思ってましたけど、必要最小限で済みそう」。

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だからリーフは剛性感あるのね

とはいえ市販ロールケージは出ていないため一品製作。グループNのホモロゲが取れるくらい丈夫に作るそうな。というか、サスペンションを含めリーフ用のパーツなど無し。すでにサスペンションは製作が始まっており、直巻きのバネなど仮装着されてました。面白いことにデフはガソリン車と同じとのこと。

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ダンパーは?

ハナシを聞いた感じ、ラリー車っぽい。もしかしたら全日本ラリーに出る? タイヤは17インチだというのでターマックラリーでしょう。となれば群馬県で行われるモントレーか? ただガソリン車と同じスケジュールで走るとなると、全てのSSをフルアタック出来る可能性は少ないかもしれない。

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問題はLSDか

日本政府は電気自動車普及に向けて動き始めている。JAFやモータースポーツ界にとっても新しい風は新しい人や技術をもたらす。そんなハナシをしていたらあっという間に時間が過ぎ、晩飯を食べに行こうと言うことになり、当然飲んでしまい、クルマだから帰れなくなって泊まり。しくしく。

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2013年6月12日 (水)

ISの評価(6月11日)

朝からエンジン誌の取材で箱根へ。SL63AMGとCLS63AMGに乗る。557馬力もさることながら、81,6kgmという最大トルクがスゴイ! もちろん公道試乗なので、アクセルは3mmくらい踏むだけ。されどヒョウロンカの達人にとっちゃ十分な情報量だ! 黙って座ればピタリと当たる、でございますワな。

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カコイイ!

有り難いことに今やAMGと言えどもアダプティブクルコン付き。制限速度に合わせておけば、ビタ1km/hの違反もしないで済む。でも81,6kgmってスゴイ! 2トンのボディが軽く感じちゃう。両方とも今流行のツヤ消し塗装だったのだけれど(迫力あり!)、私はやっぱしピカピカツルツル好きです。

夜はギョウカイの寄り合い。先週行われたISの試乗車の仕上がりが悪かったと皆さん言う。以前箱根で試乗したプロトタイプのISはむしろ良い仕上がりだったのに。とにかく量産車のISときたらツキ上げ感が酷くて閉口したそうな。私もベストカーで「乗り心地は良い」と書いた。とりあえず白紙撤回しておく。

もしかしたら先行試作品のダンパーと量産ダンパーのクオリティが全く違っていたのかもしれない。こういったケース、珍しくないこと。今週横浜で試乗会あるので、そこから後が市販ISの評価になります。副筒式ダンパーならネオチューンでイッキに改善出来るものの、単筒式であれば打つ手無し。

先日、沖縄でたまたま話をした目黒にお住まいの奥方は、半年CT200hに乗ってイヤになったのでIS300hを買ったという。「どうですか?」と聞かれたので「買ったクルマの評価は聞かない方が幸せだと思います」と答えたら「悪い評価でもいいから教えて欲しい」だって。それでも固辞したら、なおさら「教えて」。

事故を起こすことなど無いと思いますが、と前置きし、スモールオーバーラップと自動ブレーキのことを説明した。もし乗り心地悪いのなら、そいつも伝えなくちゃイケませんでしたね。いずれにしろISの売れ行きは好調とのこと。世の中、知らない方が幸せなことってたくさんあります。横浜の試乗会やいかに?

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2013年6月11日 (火)

インド情報(6月10日)

インドに行く、とフェイスブックで書いたら、大手新聞の記者をやっている方が「インド研究家に知り合いがいるので聞いてみます」。翌日、頂いた情報を見てビックリ! もう80%くらい解っちゃう感じでございます。私だけ独占していたらもったいないので、ご本人に確認し、掲載させてもらうことにしました。以下、インドです!

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デリー周辺の観光や旅行の注意点は以下の通りです。

インドの北部は今は訪問するのには最悪と言っていい時期です。ものすごく暑いです。だいたい日中は40度を超え、朝夕でも30度台を下回ることはあまりありません。7月になると雨季に入るので、もし今年の雨季にしっかり雨が降るのであれば、少し気温が下がり、おおよそ9月半ばころまでは日本の真夏程度の気候にまで涼しくなります。

雨季直前は大変な蒸し暑さも加わるので、一層きついです。これから雨期明けまでは、カビもはえやすく、ものも腐りやすいので食べるものにも少し注意が要ります。もし訪問される時期を選べるのであれば、ニューデリー方面ならば10月半ばから11月ころがベストシーズンです。乾燥していて、気温もだいぶ下がり快適です。

食べ物については、生水を飲まない、氷は避ける、屋台で売っているようなものは食べない、アイスクリームも避ける、といったところでしょうか。今はたいていの ところでミネラル・ウォーターを売っているのでそれを飲んでいればいいでしょう。ポカリ・スエットのようなスポーツ飲料の粉末を持参されることをお薦めします。

可能なら箱買いして行くといいと思います。暑い時の水分補給にもなるし、下痢をしたときも脱水症状が防げるので治りも早いはずです。たいていの下痢は安静にしてスポーツ飲料系のものを飲んでいれば、薬など飲まなくても治ります。

デリーは歴史のある都市ですが、イギリス植民地時代に破壊・略奪を受けたこと、また「観光開発」ということに意識が向けられるのが遅かったこともあって、いわゆる名所旧跡の類をただ訪れても、何の案内もなければパンフレット類もないことが多いです。インド門、確かに見たら壮麗ですが、まあ1分もあれば簡単に飽きるでしょう。

それでも、とおっしゃるのならば、クトゥブ・ミナール(13世紀ころにイスラーム勢力が北インドを支配した時期に建てられた尖塔。世界遺産)、それからフマユーン廟(16世紀に建てられたムガル帝国第2代皇帝の墓廟。世界遺産。アーグラーにあるタージ・マハルの原型とも言われています)は見るべきもののうちに入ると思います。

これらの場所も案内表示などはあまりありません。また、こういう場所のまわりには自称ガイドがうようよしていて、断ってもまとわりつき、ガイドされたつもりがなくても場所を離れるときにお金をせびられることがあります。あらかじめガイドを雇ってゆくことをお薦めします。

おそらく、結構立派なホテルに宿泊されるでしょうから、そういうホテルのトラベル・デスクとかコンシェルジェのところでガイドと自動車をアレンジしてもらえば良いと思います。そこそこのお金はかかるでしょうけれども、公共交通機関は地下鉄を除くとあまり当てになりませんし、バス・ルートなどは初めてデリーを訪れた方には複雑すぎて分からないでしょう。

また流しのタクシーやバイク・タクシーなどは、料金交渉だけでかなり疲れるはずです。立派めのホテルでアレンジした自動車とガイドは、大抵安心して任せられます。自動車もインドの基準からするとかなり立派な内装と乗り心地で、エア・コン完備のものが来るはず。そういう車には大抵ミネラル・ウォーターが飲み放題でついています。

ガイドさんも、各地でまとわりついてくるモノ売りやガイドを追い払ってくれます。ただし、そのガイドさんがあとで手数料をもらえるお土産屋さんに連れて行かれることは良くあるようです。その辺は適当にあしらうしかありません。

ガイド付きであっても、デリーの他の「観光名所」とされているところ、レッド・フォート(またはラール・キラーとも言う)やラージ・ガート(マハトマ・ガンディーの墓がある)などは行ってもあまり面白くないと思います。

インドの近現代史に興味があるのならば、ネルー博物館は面白いと思います。でもガイドが知ってるかどうかはわかりません。

現代インドのとてもモダンな宗教的建築物として、最近観光客もよく行くのが、ヒンドゥー教のスワミナラヤン派のアクシャルダム寺院です。ここは壮麗で、IMAXシアターなどもあり、こういうことに興味があるのなら、行ってみたら半日くらいは楽しめるでしょう。(英語表記ではSwaminarayan Akshardham templeです)今とても有名になっているので、寺院の名を言えばその辺のタクシーに乗っても連れて行ってくれるはずです。

チャンドニー・チョウクというのは、さっき書いたレッド・フォートのすぐ近くにあります。昼間は比較的人通りが少ない方ですが、夕方から夜はかなりの人出でにぎわいます。すりには十分気をつけた方がいいでしょう。

買い物を楽しむならば、Khan Market(カーン・マーケット)というところがお薦めです。またはニュー・デリーの中心部にあるコンノート・プレイスも比較的安心して買い物ができます(コンノートプレイスの真ん中部分の地下にある商店街には行かない方がいいですが)。但し、携帯電話を持ってないと運転主やガイドと行ったとしても、彼らを見つけるのは大変です。

食べるモノとしては、本来はアフガニスタンとかパキスタン方面から来た料理ですが、ナーンとか、シシ・カバブなどが有名でしょうか。非常に有名な名店として、ITCマウリヤ・ホテル(ITC Maurya Hotel。かつてはマウリヤ・シェラトン・ホテルと言っていました。ヒラリー・クリントン米国国務長官やオバマ米大統領なども宿泊したホテルです。

シーズンオフのこの時期なら、日本円で1泊2万円弱で泊まろうと思えば泊まれるはずです。)のなかにある、Bukhara(ブカラ)というレストランがあり、ここのカバブやいわゆるカレー料理はおいしいです。ワインも結構すばらしかったという記憶があります。

デリー近辺で2~3日の余裕があるのならば、私は先ほど書いたような方法で自動車とガイドを雇い(運転手がガイド役になることもあります)、ジャイプル(Jaipur)とかアーグラー(Agra)に行ってくるのも方法だと思います。2つの都市とも、デリーから頑張れば日帰り可能です。朝早くに出ないとなりませんが。

アーグラーはムガル帝国最盛期の都で、壮麗な都城と何と言っても超有名なタージマハルがあります。ジャイプルはラージプートという人びと(カースト)の立てた沢山の王国のうち1番勢力のあった王国の首都で、王国時代の建築物や都城があります。どちらかを選べと言われたら、アーグラーでしょうか。

1泊2日で、デリー→アーグラー→ジャイプル→デリーと回ることもできなくはありません。2泊3日あれば十分可能です。その場合は、アーグラーとジャイプルの間にファテープル・シークリーという都城の遺跡もあり、それも見物できるはずです。

こういうツアーは運転手もガイドもずっとついて来てくれますし、そういう場合彼らの宿は自分達で何とかすることになっているはずです(食事も彼らは自分達で何とかする)。ニューデリーのお泊りになるホテルでよく交渉してみることをお薦めします。デリーだけで2日いたらインドに詳しくない人はたいてい飽きるでしょう。

イギリスやドイツもそうですが、インドも日曜日は大抵の商店や施設が休みになるということです。但し、デリーの商店街は、地区ごとにお休みの曜日を決めていて、デリー中の商店がぱったり休みという風にはならないようになっています。(但し、独立記念日の8月15日、新年、それから共和国記念日の1月26日をのぞく)

確か、コンノート・プレイスは日曜日が休み、カーン・マーケットは火曜日が休みのはずです。こういうことも、一流ホテルのコンシェルジェなら知ってます。後は、経験豊富な流しのタクシーのおっちゃんたちも良く知ってます(タクシーの運転手さんのなかには、ついこの間田舎から出稼ぎに来ました、というタイプの人もたくさんいるので、そういう人は無理ですが)。

それにしても、基本的には日曜日はあまり何も出来ないので、個人観光の場合は日曜は寝てる日、くらいのスケジュール感覚で行ったほうがいいでしょう。

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いろんな意味で新鮮です! おそらくこういったことを理解出来ないとインドは語れないといことなんだと思います。あと何年生きているかどうか不明ですが、生きているとなれば勉強しなければならない、ということでしょう。インドダイエット上等の覚悟で取り組みたいと考えます。それにしても気温40度以上とは!

本日、またまたうなぎが値上がりした。水曜日から売値も上げなければやっていけなくなってしまう。売り上げ、落ちるだろうなぁ~。

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2013年6月10日 (月)

朝飯前(6月9日)

仕事の合間にCBX1000をカムバックさせるべく整備。エンジンについちゃ全く問題なし! 今日の一発目なんかチョーク引きセル0,5秒で掛かりましたね。オーバーホールしたリアブレーキも問題なし! しか~し! フロントブレーキが完全に固着している。ちょっとやそっとじゃ動かん!

もう少し大きな衝撃&入力を与えるか、それともバラしてオーバーホールか? 大いに悩むところ。フロントブレーキの固着さえ何とかなれば車検の継続が可能な状態になった。まぁラリー車をゼロから作る小澤さんみたいな人からすれば、朝飯前のトマトジュースくらいのトラブルですけどね。

中国の次の大市場になると言われているインドの取材に行こうと思い、フェイスブックで情報をお願いしたトコロ予想していた以上にスゴイらしい! 何と! 水やサラダや氷についちゃ「そうでしょうね」と納得出来るが、ビール飲んだり空気吸っただけで下痢をするという! こいつぁ手強い!

加えて日本の薬は全く効かず、インドで「腹壊した。もうアカン!」と言って買う薬じゃないとダメだという。もしかしてインド式下痢ダイエットになったりして。また、基本的にカレーしかないため1週間も滞在しているとカレー臭になるという。う~ん! インド人はみんなジジイと同じニオイなのか?

悲しいかな「変化」が好きだし好奇心の塊だからして、女の子が好きで絶叫系の乗り物でキャーキャー騒ぐような雰囲気。ちなみにインド嫌いだったこともあり、一度も行ったことなし。正確に言えば行きたいと思ったことすらありません。カレーは好きなんですけどね~。インド好きになるか、泣きながら帰国か?

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2013年6月 9日 (日)

達人(6月8日)

V40は黒パールだからしてガラスコートをしないとカンペキにアカンでしょう。キズ付きやすいし、そもそもキレイに見えない。最も難しい色の一つだ。当然のことながら契約した時点でポリッシュファクトリーの予約を入れておきました。本日入庫。果たして塗装の見立てはいかに? ベルギーのゲント工場製です。

もちろん多少の補修や塗り直しなど珍しくない。したがってレベル低くても気にせず! 今まで及川チェックを受けてカンペキだった新車など一台たりとも無し! 90点なのか60点なのか「こりゃ酷い!」なのか。一つだけ間違いないのは塗装の不具合ならポリッシュファクトリーで120点になります。

人間いろんな能力がある。どんなカテゴリーであってもTOPの人達のレベルって凡人にゃ神業にしか見えない。及川さんの「塗装の見る目」は強烈だ。自動車工場の塗装検査係の親方を白バイ乗りの親方だとしたら(これでも十分凄い)、どんな条件でも信じられないくらい速いパリダカのTOPライダー級です。

面白いことにこの手の「能力」は競う競技無し。しかもスゴ過ぎて凡人にゃ解りにくいため、一般社会だとビジネスセンスのある人達が「名人」とか「ブランド」になっている。ホンモノは案外「知る人ぞ知る」状態。そういった点からすればサンコーワークスの喜多見さんも同じニオイがする。

喜多見さんは10代後半から目立ちすぎ、叩かれたり利用されたり調子に乗ったりしているウチ、ジジイになってしまった。実力は凄い! 仕事柄、自動車メーカーの足回り担当の人と思い出すことも出来ないくらいサスペンションの話をしてきたものの、理論と現実と現物は一体化していない。

喜多見さんの凄さは理論と現実と現物を、自分で設計し、自分で制作し、自分で乗ってセッティングすることによって完結出来ること。無いのは予算と時間だ。でもお金と時間があれば楽しいかと言えば、人生そんなことないから面白い。通人にキッチリ評価してもらえ、自分で納得出来る仕事になれば幸せだ。

私は及川さんや喜多見さんのような実力を持っていないので、こういった名人や達人の仕事ぶりを、読者諸兄に少しでも紹介できたらと思っている。ただし及川さんや喜多見さんに仕事を頼んだらどうか、ということには全くならない。すでに御両人とも十分過ぎるくらい忙しいので、そんなこと不要だ。

ただ「う~ん!」と思える磨き屋さんに頼んで凄いと思っている人や、プリウスのボディ補強パーツ入れて凄いと思っている人を見ると「通じゃないですね」。袖ふれあうのも多生の縁。私のWebを読んで頂いている人にはカッコよいクルマ好きでいて欲しい。ゲント工場のV40にどんな評価が下されるかワクワクしている。

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2013年6月 8日 (土)

空梅雨(6月7日)

午前中、急速充電器の取材で沖縄の高速道路のSAやPAを回る。昼のJALで羽田へ。原稿書くためJクラスにしたのだけれど、シートが徹底的にアカン! 最近シェアを落としたANAの腰痛仕様シートの次にダメでございます。座面の形状、座面とフロアの高さ、背もたれの形状すべて酷いってのが凄い!

梅雨だと言われている関東は雨が少ないけれど、沖縄も例年より雨が少ないそうな(雨量は多いとのこと)。というか、昨日も今日も夏のように良い天気。関東地方についちゃここ何年も順調に雨が降っていたが、今年はどうなる? 地球温暖化(笑)は雨不足まで引き起こしている。

夕方、オートックワンの取材でベンツジャパンの上野社長にインタビュー。前から面識あったものの、ゆっくり話を聞いたのは初めて。面白かった。インポーターの社長として極めてユニーク(というかオーソドックス?)な経歴を持ってます。上手に伝えられるか自信ないが、週末に原稿書く予定。

夜は新宿で情報交換会。いろんな意味で興味深かった。いずれにしろ我が国の自動車ギョウカイを楽しくしたいと思っている。幸い、若い人達が再びクルマに興味を示してくれるようになった。どんなギョウカイもそうだけれど、新しい人達が入ってこないと未来はない。どうやってチャンスを作るか、だ。

数日前、V40の2014年仕様は歩行者エアバッグが標準装備になる、と書いたけれど、間違いでした。歩行者エアバッグは今まで通りメーカーオプション。ただ装着率を多めに見込んでいるということで、希望通り装着出来るようになるだろう。また、歩行者認識機能の中に自転車認識も加わった。

さらにベースグレードはオプション装着も出来なかったナビが付けられるようになります。装備向上に加え円安で値上げするかと思いきや、269万円のままだった。ただ20万円のセーフティパッケージ無料サービスは終わりかもしれません。サービスするという情報無し。初期ユーザーへのプレゼントか?

八尾空港へのオスプレイ誘致、耳を疑った! なんせ住宅地のド真ん中! だったら普天間はいいのか、と言われるかもしれないが、私はアプローチの両端が海の空港しかないと以前から言ってる。沖縄なら下地島空港だし、大阪であれば関空でしょう。どういった流れで八尾空港になっちゃったのか?

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2013年6月 7日 (金)

ややや! リーフだ(6月6日)

あるガレージに行ったら下のようなクルマが入っていた。何だか解りますでしょうか? Cピラーの周りを見るとリーフでございます。「リーフですか?」と聞いたら「ふふふふ」だって! ちなみに写真は使って良いとのこと。いわゆる全バラ状態である。窓ガラスまで外してある。車体補強を入れる、ということ。

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最初、車種がワカラズ

相当に気合い入った競技車両を作っていることは間違いない。競技車両かと聞いたら「そうです」。どのジャンルか聞くと「ふふふふ」。とはいえ考えられるのは全日本ラリーか全日本ジムカーナくらいのもの。ラリーでも地方選だったらここまで気合い入れまい。ダートラは電気自動車と相性悪そう。

なるほど電気自動車にとって重要なのは「電気自動車だけの競技」じゃないと思う。もちろん電気自動車だけの競技で切磋琢磨するのは素晴らしいことながら、あくまで仲間内の戦い。されど電気自動車の実力を理解してもらおうとすればガソリン車とガチで戦うべきだ。何より夢を感じる。

作っているガレージに聞くと「楽しいですよ~! 全く新しいことをやってますからね!」。当然ながら部品は全く無いという。そこでロールゲージはグループNと同等の強度持つクロモリ使ったワンオフ。ショックアブソーバーも別タン付きワンオフ。アンダーガードはプレスし、LSDまで作っちゃうという。

凄い! 製作過程の取材はしてもいいというので、進展あったらレポートします。果たしてどんな競技車両に仕上がるのか? デビュー時期を訊いた「7月下旬から8月上旬の間です」。もしかして全日本ラリーのモントレー2013? 電気自動車の伝道師としちゃぜひとも見に行きたい。

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2013年6月 6日 (木)

V40のミラー幅(6月5日)

梅雨はどこにいったのか? まぁ今更天気予報をウンヌン言う気はないですけど、今年は少し天気おかしい。海の中は一ヶ月くらい遅れている感じ。全て地球温暖化の影響(笑)らしいですけど。心配なのが降水量の少なさ。このまま雨が降らないと夏場に厳しくなってくる。かといってイッキに降ったら災害になるし。

ボルボジャパンから連絡あり、V40のミラーtoミラーを計ってみたら2008mmだったという。何でもV40のミラー、日本仕様になっているそうで、オリジナルの左ハンドルだと2041mmで、日本仕様のゴルフの2033mmよりワイドなんだとか。ちなみに2008mmって5ナンバー車並でございます。

確かに乗っていて1780mmという車幅を感じさせない。全長だって長くないため、狭い道だって苦にならず。そうそう。数日前に「ゴルフ7は1800mm。自分のマンションの駐車場は1780mmまでしかダメ」とコメントした方がいるけれど、V40ならOKですね。いろんな意味でV40って使い勝手良い。

今週は毎日飛行機で移動している。とりあえずB787に乗らないようなスケジュール。興味深いことに、ANAもJALも全てB777-200。今や日本はB777が全盛。羽田のエプロン見てもB777ばかりだ。個人的にはA380などより乗り心地良く、名機だと考える。日本の部品をたっくさん使ってます。

今までの例を見ると、原因を究明出来なかったトラブルは、忘れた頃に再発している。逆に考えると半年くらい問題なく飛んでいれば、どこかの対策が当たったということなんだと思う。飛行機そのものは素晴らしい! 乗り心地だって良いし、機内の湿度が高いというあたりも上等。大好きな機体でございます。

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2013年6月 5日 (水)

ブラック企業(6月4日)

若い人たちは「ブラック企業」という響きを恐れ、忌みする。苛酷な労働条件を強いるワタミやユニクロなど悪評が立ってて居るそうな。働き手から搾取する酷い企業だということなんだろう。しかし私らの年代になると全く動じない。ひと昔前までは今で言うブラック企業が普通だったからだ。

編集部なんて横綱のような存在。早朝取材や深夜取材は当たり前。残業代だってフルに出ない。締め切りになると1週間家に帰れなくなってしまう。上司からは怒鳴られ、殴られることだって珍しく無い。今の基準で考えればブラック企業など1兆倍くらい飛び越し、ブラックホールというイメージ。

ただ離職率を見ると驚く。せっかく入った企業なのに、ワタミ側の数字だと3年以内の離職率は40%を超えている。10人入って4人がやめてしまう、ということ。企業平均を見ても、大雑俳に言って3年以内で3分の1程度は離職している。せっかく入った会社なのにもったいないことだ。

なんで離職するのだろう? 決して仕事が厳しいだけじゃないと思う。上司の対応などで大きく変わってくるんじゃなかろうか。 ブラック企業と言われている企業は、部下が辞めていくような人材の起用に慎重になるべきだと考えます。人を育てることが出来る人材の減少こそ大きな問題かと。

サッカー日本代表が胃の痛くなるような展開で見事引き分けに持ち込んだ。こんなにハラハラさせてくれないくたっていいのに! ドラマぢゃないんだから! それにしても毎度毎度ワールドカップ予選はシビれさせてくれます。サッカーに限らず目標を持って頑張っている人たちは素敵だ。おめでとう!

様々なメディアで紹介されているザック監督のコメントを読むと、日本がとても気い入ってくれているようだ。我が国が誇るべきは「ホスピタリティ。だと思う。しかも短期レベルじゃなく長期レベルで。長く居れば居るほど居心地よく感じるようだ。日本は日本の得意分野をしっかり認識し、伸ばし、アピールしたらいい。

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2013年6月 4日 (火)

ボルボV40(6月3日)

いろんな意味でV40は期待を大きく超えている。例えばアイドルストップ。日本車の大半はエンジンが十分暖まるまで停止モードに入らない。しかしVWなどは、少し大げさに表現すると「動いて止まったら停止モードに入る」。ボルボはどうかと思いきや、500m程度で停止モードに入ってくれます。

エンジン再始動のタイミングや滑らかさも上々。とりあえず自宅~辛抱タマラズ施術を受けに行く川口までの燃費は、15,5km/Lでありました。この区間、スカイアクティブCX-5(FF)が16km/L前後。車重ほぼ同じ+180馬力エンジンを搭載するV40の燃費としちゃ悪くない。VWゴルフの10%落ちくらいか?

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1,6リッター直噴ターボ

自宅から一般道+首都高で羽田まで行くと、流れに乗って走って17km/L。これまた悪くない。もちろんプリウスやゴルフ7と比べれば落ちるものの、安全性と燃料コストを秤にかければ十分納得できる。17インチだと硬めの乗り心地だって16インチなら「スポーティ」といったレベル。

何より「世界一安全性を考えた」というバッジが素晴らしい。しかし! すでに2013年モデルの計画台数を突破しちゃったという。いや、最近輸入車は「○×年モデル」ということを言わなくなったため、バージョン2とでもいうべきか。装備の見直しまで行うそうな。いくつか実情に合わない点が出たからだ。

例えば最初のロットは歩行者エアバッグの装着率を30%程度に考えていたそうな。ボルボ本社でも「そんなモンでしょうね」。ところがフタを開けてみたらほぼ全員が歩行者エアアバッグを希望したという。何度か書いてきた通り、日本って世界一事故に敏感だ。バージョン2から標準装備にするのだとか。

その他、ベーシックグレードでも純正ナビを装着できるようになる。もちろん装備の改善分は車両価格に反映されるとは思いますが‥‥。いずれにしろCセグメントは面白い! 日本だと扱いやすいサイズで、しかもファミリーカーとして実用に耐えるだけの室内スペースを持つ。消費税値上げ前に買うならこのクラスか?

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2013年6月 3日 (月)

CBX1000(6月2日)

バイクが無くなっちゃったので寂しい。次のバイクを入手するまで休眠してたCBX1000に乗ることにした。とは言え3年前にエンジンを掛けたのみ。一応最後にキャブの中のガソリンを使い切っていたものの、基本的にそのまんま。火が入れば奇跡のようなモンです。ということでバッテリーの充電から。

超音波再生機能付き充電器ということなのか、6,4Vしかなかったバッテリーの電圧がキチンと上がって行く! 素晴らしっす!バッテリーは問題無さそう。4時間後、大型バッテリーからジャンピングし、セルを20秒づつ3回。これでオイルは回った。ガソリンタンクのガソリンは腐っていない。燃料コックオン。

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ホンダエンジン凄い!

15秒ずつ回す。4回目までウンともスンとも言わす。やっぱダメか、と諦めたら「ぽぽぽぽぽ」と初爆来ました! そのままセルを回し続け、ジンワリとアクセル開ける! するとどうよ! 反応あり! セル離しても回り続けている。そうこうしているウチ、徐々に他のシリンダーにも火が入っていく!

6つシリンダーあるので死んでるトコロもあるかと思いきや、全部回った! 素晴らしい! 1979年製のバイクなのに。KUREの『スーパーガストリートメント』という燃料添加剤を入れておいたのが効いたか? 数日置きにエンジン掛け、信頼性の確認をしていきたい。同時にブレーキのランニングインも。

トラブル無ければ来週あたりに仮ナンバー取って車検ですね。今年の夏は34年前のバイクを味わうことにします。ただブレーキ性能が34年前のまま。旧車はユックリ走らせるのがカッコ良い。というか動いているだけ価値ある。特にCBX1000のエンジン音、6気筒だからしてステキでございます。

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さくらんぼ好きです!

存在は知っていたが実物を見るのは初めてのお酒を知人から頂いた。私は「コドモにコドモが生まれた」と言ってるのだけれど、皆さん「おじいさんですね!」。う~ん! 古今東西、皆さんおじいさんにゃ抵抗あるようだ。しかし! こうなればスーパーサイヤ人ならぬスーパージジイを目指すのみ!

といっても三浦さんのように80歳でエベレストに登るなんて無理。来月生きているかどうかすら怪しい。面白そうな計画を立てているけれど、大丈夫か? 自分的にはコドモのコドモが出来たので、生物としての責任を果たした、と思ってます。まぁいつ死んでも悔いは無い。酒は旨いし。

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2013年6月 2日 (日)

トヨタ嫌い?(6月1日)

午前中、プリウスを新しいオーナーにバトンタッチ。最後まで絶好調で燃費もロングドライブすれば30km/L近くが普通に出る状態だった。名残惜しいです。4年間、軽い接触すら無し。ご苦労様でした。いつもながら自分のものだったクルマが目の前から居なくなるシーンを見ると感慨深い。

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ブラックパール

交代にV40がやってきた。本来なら来週の納車予定だったものの、5月内にナンバー取ったとのこと。16インチタイヤ仕様は少ししか乗っていなかったのだけれど、やっぱし乗り心地良い! 加えてクルマ全体の質感が269万円とは思えないくらい高くて驚く。手抜きした箇所を見つけられない。

例えばボンネットもベンツAクラスのように「棒を立てる」タイプじゃなくダンパー付き。ラッチは左右二つ付く。このクラスじゃダントツにコスト掛けてます。インテリアの華やかさもライバルを相手にしない。アイドリングストップからの再始動の滑らかさだって素晴らしいと思う。なんでこんなクルマが作れたのか?

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コストをキッチリ掛けている

私の決定的な購入動機となった安全性の高さに辿り着く前に、クルマとしての出来の良さにウなる。タイしたモンだ。ヒネた自動車ヒョウロンカをここまで感心させたクルマは最近珍しい。どんなトラブルが出てくるか全く解らないけれど(ツインクラッチは気持ち良く稼働してます)、ファーストインプレッションは120点だ。

夜、TVを見ていたらチューリッヒ保険のTVCFで「クルマが壊れて動かなくなった」とやっている。車種は明らかに現行プリウス。走行中に現行プリウスが動かなくなった、というケースなんか聞いたことない。普通、この手のCFには改造したクルマを使うのだけれど‥‥。トヨタ嫌いなのかもしれません。

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2013年6月 1日 (土)

プリウス(5月31日)

驚いた! 昨日うなぎ稚魚の不漁というニュースが流れたのでイヤな感じだったのだけれど、本日分の仕入れから値上がりしてました! しくしく! 1年間粘ったものの、もはや値上げしないとやっていけまへんがな。今後、需要期である丑の日に向かってジワジワ相場上がっていくこと間違いなし。

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明日お別れです

プリウスを読者の方に譲ることになった。ボルボのディーラーの下取り価格より少し高く、買い取り業者の平均値くらい。すぐ手放して損の無い値です。買い取り業者が手切れ良くていいのだろうけれど、下取りも買い取りも、私のプリウスのモディファイを全く考慮してくれず。まぁ当然なんですけどね。

徹底的に騒音対応とネオチューンを行った結果、私でも納得出来る走りの質感になった。マイナー後のプリウスよりずっと乗り心地良いです。ドライブレコーダーや、これまた納得出来るレベルに届いたオーディオ(サウンドシャキットの専用チューン)もゼロ評価。キッチリ明るいHIDライトも着いてるし。

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塗装面は全く傷んでおらず

無評価の用品に対し大きな加点となったのは外装。ボルボの査定でも買い取り業者でも「すごくキレイに乗ってますね! このコンディショならすぐ売れます」。聞いてみたら外装のコンディションで軽く10万円くらい違ってくると言う。確かに洗車する度に私ですら「キレイだなぁ!」と感心してしまう。

しかも4年間一度もワックス掛けなどせず水洗いだけ。虫や油汚れまで落ちちゃう(薄いシャンプー使えばカンペキ)。水垢など皆無。それでいて新車時よりピカピカ輝いているのだ。及川マジックであります。ポリッシュファクトリーに頼むと、仕上がった時に驚く。でもホントに「凄いね!」と実感するの、5年後。

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4年間水垢落とし一回もしてない

ちなみに先代プリウスは沖縄で元気に稼働中。「今までより圧倒的に耐久性が上がりました」と言われた初代のガラスコートだったのだけれど、未だに素晴らしい外装コンディションをキープしてるそうな。エンジンも早い段階からモーターレブを使っているため、やっぱりコンディションを長い間キープ出来ます。

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