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2013年5月31日 (金)

車幅論(5月30日)

車幅の問題だけれど、どうして「乗りにくいからダメ」という意見になるのか? 幅広のクルマを運転する自信なければ買わなければいいだけ。そんなこと自分で決めるべき条件だ。大盛りラーメンが嫌いなら食べなければいい。少なくとも私のWebを読んでいる人なら、食べられるラーメンの量くらい知ってるワな。

ただ食べきれる量なのかという情報は必要。そんなこんなで私らハンドル握り、評価している。大盛りラーメン好きであっても「いくらなんでも多すぎるでしょう」と感じたらキッチリと書く。信じなくてもいいし、信じてくれてもいい。そこに大盛りラーメン嫌いからのアドバイスは不要だ。足を引っ張ろうとするだけですから。

回りに迷惑である、という意見は正しいと考えます。でも1750mmと1800mmは駐車場イメージだと片側分だから25mm。そんなに極悪なことなんだろうか。松下センセですら1800mmまでは許容すると言ってる。加えて現実的に魅力を感じるクルマが1800mmあったら、買ったっていいでしょ。

もう一つ。曲がっている道だとミラーじゃなくボディがジャマだという。その通り。でも「乗りやすさ」は全長やボディ前後の絞り込みの有無で全く違ってくる。だからこそ全幅というスペックだけで判断しちゃイケナイ。なのに文句言うヤツって「1800mm」という数字だけ見る。クルマ好きじゃ無い人は他でどうぞ。

うなぎ稚魚高騰のニュースにシビれた! 現時点で過去最高の価格なのに、夏はさらに上がると言うことか? もはや超高級食材だ。1人前3千円からになったら食べないでしょ。ウチも1匹あたり100円値上げしないとニッチもサッチもいかなくなってきた。されどうなぎは独特の美味さを持つ。お金持っていれば食べたいでしょうね。

夜は5500円のコースを食べる。「うざく」に「肝焼き」「白焼き」「うなぎの茶碗蒸し」そして「鰻重」という内容。けっこう堪能して頂けると思う。都内なら1万円近く取ってもおかしくない内容でございます。これ以上仕入れが上がったら値上げしなくちゃなるまい。300円でも心理的に値上げってしたくないのだった。

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2013年5月30日 (木)

今日もゴルフ(5月29日)

今日もオートックワンの取材で裾野のゴルフ場へ。日本車は技術レベルでVWに引き離された。軽量化、低燃費化、安全装備、電子装備、乗り心地。どの点をとっても下を見て2年間追いつけまい。Bセグメントは秋口にデビューするフィットが少し頑張るかもしれません。Cセグメントについちゃ厳しい。

ゴルフ7のミラーtoミラーを実車で計ってみた(VWジャパンに聞いたら数字が出ていないので計ってみましょう、ということに)。するとどうよ! 2033mmしかない! これって5ナンバー車と同等。全幅1800mmもあるクルマを推奨するのか、とさんざん言われたが、ドアミラーを開いたまま乗る人なら問題ありません。

以下、現時点で判明しているミラーtoミラーの寸法を。そうそう。1850mmもあると酷評のアコードHV、アメリカ仕様のデータからすれば2070mm前後のようだ。だとしたらゴルフ7と同じく気にならないレベル。ホンダもミラーtoミラーをアピールしてみたら向かい風が弱くなるんじゃなかろうか。

2030mm フリード
2033mm ゴルフ7
2045mm プリウス
2050mm ヴォクシー
2070mm (?)アコードHV
2113mm アテンザ

改めて数字を並べてみると興味深い。以前も書いた通り大雑把なイメージで考えると、ミラーtoミラーはストレス無く使える上限で2100mm。2050mmなら毎日の足として普通に使える。2000mmを下回れば小さく感じると思う。『全幅』だと、それぞれ1800mmに1750mm。1700mmといったあたり。

夜、TV見てたら同業のまるもさんがユピテルのPNDを紹介していた。う~ん! なるほど! VICSが無くても抜け道案内があればいいのね。速度違反を絶対しない私には関係の無い取り締まり場所情報もたくさん入っているのはぜ~んぜん魅力無いけれど、フルセグあるしリーズナブルだし。候補に加えよう!

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2013年5月29日 (水)

ゴルフ7(5月28日)

朝7時から裾野のゴルフ場でゴルフ7の試乗会。改めて日本の道を走ってみると、仕上がり具合にウナる! 乗り心地、抜群に良いですワな。一番驚いたのは全車速追随クルコン。測距性能だけでなく制御ロジックも素晴らしく、自動停止の後はブレーキを掛け続け、アイドリングストップまでしてくれちゃいます。

さらに自動で動き始める! つまり渋滞時はアクセルもブレーキも踏まないでノロノロ走行してくれるのだった。加えてブレーキ掛けるタイミングも文句無し。まるで私が運転しているタイミングでブレーキ掛けてくれます。タイトコーナー続くワインディングロードまで使える。相当入念にセッティングしたと思う。

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1,2リッターで十分

ザッカー誌の取材だったのでライバルとしてボルボV40とベンツA180を持ってきていた。乗り比べてみたらAクラスの質感に驚いた。以前試乗会で乗った車両と全く違う。日本車みたいです。一方V40は私のアタマに入っている仕上がり具合より良かった。ツインクラッチATも滑らか。詳細はザッカーで。

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向こう側にV40も見えますね

終了後、急いで戻って原稿書き。なんとか15時30分からの伏木センセとの対談に間に合いました。そういえばザッカーは6月10日売り号で今のスタイルから変わるとのこと。2か月に一回発行の86/BRZをメインに扱う雑誌になるそうな。したがって伏木対談もしばらくお休みになります。

終了後、都内で打ち合わせを一件。明日も昼から裾野でゴルフ7の試乗でございます。話題のDSGの件、5月29日夜のTOPで詳しい情報を。結論から書くと、少し推奨度合いを低くしようと思っている。

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2013年5月28日 (火)

アイフォン5を(5月27日)

昨日のTOPで書いたナビの件、知人を含め何人かから「もうナビなんかいらない。スマホを使えばいい」というアドバイスをもらった。確かに先日買ったアイフォン5のナビで何ら問題ない感じ。渋滞情報だってバッチリ表示される。ソフトバンクだと怪しいものの、auならデンパを受信できる範囲も広い。

しかし! 画面がちっちゃい! 途方も無くちっちゃい! こう書くと初代プリウスだって4,3インチでしょ、みたいな声も出るかと。確かに16年前なら4,3インチでもイケた。今や無理。ジジイはズバッと大画面だ。買ってからほとんど使ってないネクサス7もある。こいつをテザリングで使うという手も。

ただ面倒だ。電源だって二つ必要。TVも見られないし。若ければアイフォン5で十分ですけどね。ということで7インチのPNDの中から選ぶことにします。パニオニアかパナソニックということだ。考えてみたらパナソニックのナビ、一度も使ったことがない。一度試すか、それともイマイチなのだろうか?

TVはフルセグを譲れない。今やワンセグ見ると、ハイビジョンになる前のTVを見ている気分。4インチくらいまでなら辛抱出来るも、7インチになったらもうアカンです。中華PNDや恨式PNDはこの時期、全く買う気にならない。日本ブランドのPNDだって中華工場製かもしれないが、まぁ仕方ないワな。

日中は取材で300kmほどのドライブ。戻って原稿書きして、お店終了後も100kmほど移動。明日ゴルフ7の試乗会なのだけれど、何と! 朝7時からだという。前代未聞の早起き上等試乗会だ。それだけ人気あのるか、試乗車の台数少ないか、だ。原稿はその日に、とのこと。睡眠が必要なので前泊です。

橋下さん、アメリカに行くと言うけれど、今の状況だとマトモな人とはアポ取れないでしょう! 100歩譲って失言させ足を引っ張ろうといういう人くらいかと。また、橋下さんと一緒に渡米する企業人だって絶対いない。火中に燃えているクリを拾いに行くのはアホだ。最終的に大阪の風俗を全廃することになるかと。

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2013年5月27日 (月)

無線講習(5月26日)

朝から夢の島マリーナで第三級海上特殊無線技士の講習。やはり東京湾から外に出ると緊急時に役立つ国際VHF無線は欲しくなる。なんかあった時に不安でございますから。5Wと出力小さいため相模湾のド真ん中だと陸上局まで届かないだろうけれど、通りがかりのフネに救助要請出来ます。

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どうやら初めて無線を講習行う団体らしい。責任者は海上保安庁出身とのこと。いわゆる天下りなんだと思う。ただ私は海上保安庁に甘い(いつ助けて貰うか解らないので)。しかもお試し期間中のためか、講習料金だって全て含んで1万6千円と超リーズナブル。受講者9名。あまり儲からないかも。

初めての講習のためか、視察らしき役人2人が後ろにいる。したがって講習は10分づつの休憩を挟み、午前3時間。午後3時間。1分も減らさず時間通りビッシリ! この手の講習、も少しユルいかと思ってたのに。超苦手の座学でアタマに乳酸溜まった。まぁそれでも余裕でパス。教習所と同じく大甘だ。

マリーナに韓国の国旗を出した見慣れないフネが泊まっていた。変わったデザインのハル(船体)でございます。船尾はコクピット(元々フネの用語。フネ後部の囲まれたスペースのこと)無し。床がそのままストンと終わっている。巡航状態から急停止したら、キャビンドアまで波が打ち込んでくると思う。

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空中排気ですね

また、このクラスのフネとしちゃ幅が狭い。どちらかというと漁船や沖縄のダイビングボートのような船形。もしかしたらベースはダイビングボートかもしれません。スピード出るし燃料喰わないものの、居住性でイマイチ。それにしても遠くまで来たモンだ。私もいつか韓国や台湾に自分のフネで行ってみたい。

驚いたことに夢の島のサービス会社『ディックス』のサービスフロントが元トヨタマリンの人になっている。定年とのことだけれど、東京の営業所を事実上畳んだという。そら当たり前です。只でさえトヨタマリンのラインナップって最低1100万円と高かった。なのに1100万円も絶版とし、1522万円が最安モデル。

営業担当はお金持ちの扱いに慣れていないため、昨年出たカジキ釣り大会の時も涙ぐましい接客をしてました。フェラーリやベントレーの営業はお金持と上手に付き合うが、トヨタマリンはお金持っている人ほど姿勢低くなる。3千万円のフネ買った客の扱いと、7千万円のフネ買った客の扱いが明らかに違う。

むしろトヨタマリンは下のフネを作るべきだ。500万円くらいで買えるトヨタらしい信頼性のあるフネならきっと売れるし、ステップアップしていくだろう。私のポーナム26なんか燃費素晴らしく良いし、26フィート思えないほど荒天に強い。次に乗り換えるフネが見つからないくらいだ。もったいないです。

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2013年5月26日 (日)

尖閣を見ました(5月25日)

この時期だと珍しい北風だったため、桃園空港を北向きに離陸。すると尖閣の上を通る可能性出てきました。通っても雲あれば見えないですけど。しかぁし! 尖閣の南小島&北小島のすぐ西側を通過。初めて本物の尖閣を見た。感慨深い。ホントに絶海の孤島なのね。実利というより意地。再び棚上げが落としドコロか。

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上が南小島。下は北小島

中国も尖閣のために日本とケンカしたってメリットあるとは思えない。中国も意地なんだろうけれど、こんな状況を続けていたって得など無し。もっと損してるの、韓国でしょう。日本とケンカしてもいいことなど一つもないもの。韓国好きの私ですら面白くない。日本は韓国と付き合わなくても影響無いですから。

そもそも日本に対し『恨』を持つほど厳しい思いをしたのは、韓国が貧しかった現在40歳以上の人と在日の方くらいまで。今の若い人達は日本に対し『恨』など持つ必要がないくらい繁栄している。しかも竹島だって実効支配しちゃってる。と思うけれどカンさんは御母堂の『恨』まで引きずってるそうだ。

ちなみに私は黄昏野郎達から在日だと言われている。興味深いことに「在日だ」としつこく言う人は在日のことが多いそうな。確かに日本人同士だと「あの俳優さんは韓国人らしいワよ」とい始まっても「の人もそうらしい」と繋がるものの「だかどうなの」ということにゃならないです。

とは言え私は本心で「朝鮮半島の人には親や祖父の時代の同胞が迷惑を掛けた」と思っている。少なからぬ年月が我が国の版図だった台湾と韓国(北朝鮮や中国東北部も含む)に対しては、ビザの発給を緩くするなど便宜を図るべきだと考える。それこそ大人の対応だし、反省もしなければならぬ。

そうそう。5月20日の日記で紹介したドイツの『ハノマーク』というメーカー、恥ずかしながら私は知らなかったのだけれど、ムスメが「ハノマークのおじさん達を知ってるよ。みんなドイツ人らしくてガンコ」という。何でも今でもハノマークだった会社は残っているそうで、古い小さいクルマを展示してあるとのこと。

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2013年5月25日 (土)

国辱モノ(5月24日)

昨日台湾に着いたのは21時。ホテルを市内に取ったため、国光客運バスで台北駅へ。なんたって生まれて初めて訪れた外国が台湾で、1ヶ月も滞在したものだから、あまり不自由することなく動ける。最低必要な言葉も思い出す。バスの切符も台湾語で。すると「1枚ですか?」。日本語返し。う~ん! ヤラレタ!

ホテル到着は22時。晩ご飯&般若湯が必要だ。探すと臭豆腐(ツァウタイフ)系の店しか開いてない! ワタクシ、パクチーとクサ豆腐だけは苦手でございまんがな。残るチョイスは『和民』と『ロイヤルホスト』ときた。コンビニもセブンイレブンとファミリーマートならいくらでもある。もちろん違う地域なら屋台もあるでしょうけどね。

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ヤマザキパンもある

時間が時間なので諦め和民へ。生ビール450円。焼き鳥5本で600円。ラーメン600円。日本と変わらず。マイッタのが隣の席のクソジジイだ。大阪市の職員らしい。大きな声で若手に自慢してる。曰く「総務に居たのでいろんな情報をもっとる。ナイショで上海に飲み屋を出してる。たっぷり財産作った」。

大阪市の職員は酷いという話は聞くけれど、こんな輩までいることに驚いた。しかも店員の台湾人に対し、めちゃくちゃ横柄。行儀悪い日本人は大嫌いだ。何より声がデカくて迷惑千万。これ以上無礼な態度を取るなら言ったろうやんか! とチャンスを伺いましたがな。微妙に一線は越えないあたりが公務員の世渡りか‥‥。

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日本ブランドが溢れる

驚いたことにTVも日本の番組そもののに中国語の字幕をかぶせている。音声は日本語のまんま。違うチャンネルにすると、違う日本の番組だったりして。私が初めて台湾に来た33年前は、こんなに日本を強く感じなかった。日本語を流ちょうに使う年配の方は多かったですけど。

翌朝、朝ご飯を食べるべく下の写真のような近所の小さいお店に行く。さすがの台湾人も朝からクサ豆腐はいかないらしい。とりあえず台湾の伝統的な朝飯である甘い豆乳スープと、ユージャオと呼ばれる揚げパン。店先に座ると、いい感じで対応してくれます。言葉が分からなくても問題なし。

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トラッドな台湾食

続いて『大腸麺』なるモノを食べる。暖かいソーメンにモツを入れたもの。美味しい。ここもタイと同じくお金がそれほど無くても楽しく暮らせそうだ。食後スタバへ。美味しい台湾フードは150円ほどで食べられるのに、スタバのコーヒーは350円する。なのにスタバも繁盛してます。台北駅周辺はスタバとマクドナルドだらけ。

よく朝鮮半島の人の『恨』を語る際、貧富の差の他「いろんな国から侵略されてきた歴史があるから」とされる。また、日本やタイのように、心のよりどころになっている皇室や王室が無いことも、朝鮮半島の人の根底に流れる『恨』の一因になっているとも言われる。けれど台湾だって王様は存在せず。

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ガンダム系でしょうか?

台湾は古くは先住民の島であり、その後、中国の属国になり、さらに日本の版図に組み込まれるという韓国に近い歴史を持つ。けれど台湾の人に『恨』の概念は無く明るい。どこに行っても日本の商品が溢れ、高級品は日本ブランド。日本のサブカルチャーだってそのまんま入ってきてる。

一昔前はエロジジイが大挙やってきて恥をさらしたけれど、馬総統になって壊滅させたため今や激減。むしろ台湾スイーツを求める女性観光客の人気を得ている。九份なんか若い女性にとっちゃ最高でしょ。日本と台湾の関係をさらに深めるにはどうしたらいいか、前向きに考えるべきだと思う。

良い気分で帰りの飛行機に乗ったら、またしてもクソジジイだ。二人連れだったのだけれど、CAに「ビジネスはガラガラだから知り合いを呼んでいいか?」だって。台湾CAはビシッっと断れない。3人くらいのCAを前に「いいだろ」と迫ってます。私の横を通ったCAに「日本人CAを呼んだらいい」。

すると早速やってきて「お客様。本日はビジネスクラスに空きがございます。差額をいただければぜひともご利用ください」。ここで「解った。払う。いくらですか」と、突っ張ればいい。けれど「そうですか」だって。台湾に居ると礼儀知らずの日本人を目の当たりにすることになる。悪い奴は過去にもいたろう。

大阪の橋下さんは、もう少し深く考えたらいいと思う。第二次世界大戦前も、欧米人にはモミ手し、朝鮮半島や台湾で傍若無人に振る舞った輩が少なくなかったハズだ。想像するだけで胸が痛くなるし、腹も立ってくる。そんな日本人を受け入れてくれる台湾の人達はありがたい。

台湾の人は「イヤな日本人より良い日本人の方が多いです」と言う。台湾に赴任したきた学校の先生は平等で困っている人を助けてくれた。心から尊敬できた、という話を33年前も至る所で聞いたことを思い出す。今でも台湾の人にやさしく接すると、嬉しそうな顔をしてくれます。

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2013年5月24日 (金)

タイ人と『恨』(5月23日)

タイは収入格差が大きい国の一つだ。国全体を見ると登り調子だからして、10年前と比べ確実に豊かになっている。お金持ちはホントに裕福。ただタイの場合「貧富」と表現出来ない妙味を持つ。「貧乏」のイメージが違うのだった。お金はたくさん持っていないけれど「貧しく」無い。いや、精神的に貧しく無いと表現すべきか。

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移動式屋台でマンゴーを売る人

上の写真の人は決して楽な生活はしていないと思う。というか、大変な仕事かと。でも他の商店の店先で営業させてくれる。一生懸命仕事をすればお客さんも付く。日々暮らしていれば小さな幸せもあることだろう。たまには壊れたイスに座っていた日本人がひっくり返るし。そんな生活をタイ人は普通に受け入れている。

TVなどで活躍している姜尚中(カンサンジュン)さんが書いた『在日』という本を読んだ。御母堂は朝鮮半島から来た一世の方で、苦労したという。そして『恨』を吐き出して永眠されたと表現している。恨の概念は日本人からすると難しいけれど、恨みというより「悔恨」に近いそうな。被害者の歴史、と言い換えてもよい。

カンさんのお母さんは大層苦労したと思う。私は在日の人を差別した経験を持たないけれど(在日2世の同級生がたくさんいましたから)、場所や時代によっちゃ厳しかったことを認識している。でもキツいばかりじゃなかったと思う。なにより息子さんが立派だ。日本人をやりこめ、グウの根も言わさない。

早稲田という伝統ある大学に行かせ、大学院へ進ませ、さらに当時としてはハードル高かった西ドイツへの海外留学までさせている。素晴らしい息子さんを持ったお母さんは、さぞ自慢だったことだろう。なのにカンさんは恨を吐き出したという。ここがタイ人との違いなんだと思う。タイ人なら「お母さんは幸せだった」と考えます。

タイ人は人を妬まない。お金があっても無くても、自分は自分だと思っている。そして社会構造を見ると、案外面白い。お金持ちに「ここは美味しい!」と連れて行ってもらった高かろうレストランの食事と、街中の屋台で食べる40バーツ(120円)の食べ物は、美味しさという点でイーブン。お金無くても幸せ度は全く同じ。

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お花屋さんの屋台もあります

仕事も同じ。例えばイサーンと呼ばれる東北地方からバンコクに出てきた人は、とにかく働く。「安い賃金でも働く」という意思さえあれば、たいてい何とかなるという。そしてどんな仕事であっても、割と楽しくやっているように見えます。タイに居ると「幸せとお金の関係が世界で一番弱いかもしれない」と感じる。

政府も解っており、いろんな意味で「規制」はユルい。屋台が出ているけれど、営業許可のようなモノはなさそう(誰かコントロールしてるとは思う)。同じ場所に、昼と夜で違う屋台になっていることも珍しくない。規制さえユルければ、いろんな職業が成り立つ。ただ覚醒剤などは死刑です。締めるところだけ締めてるワケ。

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バイクタクシーはお客さんだけノーヘル

またタイの人は「持って生まれた差」があることを知っている。そいつの自分でカバーしようとする。美人は若い時は楽だけれど、そのままだと苦労する、ということであります。だからうらやましがらない。楽しいことを考えて生きている。「恨」と対象的な人生観だ。私はタイ人に近い。次は台湾だ。ここも韓国と全く違う。

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2013年5月23日 (木)

バンコク到着(5月22日)

スキポールからのエバエアは台湾の好調ぶりをうかがわせる充実度である。一人ずつの完全フラットシートになっており、シャンペンは2003年のドンペリ。赤ワインもシャンベルタンと、スペインのカンポ・アレグレときた。苦しゅうない! 機内アメニティだってブルガリ。バブルですね~。キャビン・アテンダントは親切。

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バンコクまでのフライトタイムは10時間30分。仕事してると呼ばなくても飲み物のオーダーを聞いてくる。こら快適です。5時間ほど寝て起きたらアフガニスタンはカブールの上空。インドに入り、飛行機から見ても高く見えるヒマラヤを左手にニューデリー、バナラシ、カルカッタで海に出てバンコクへ。

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今まで乗ったヨーロッパ線で最も満足度高い。エバエアを100としたら、JALの最新機材で90。ANA80。ルフト50。エールフランス40といったか感じ。日本からの直行便があれば、と思うが、経由便しか無いのだった。バンコクで打ち合わせ。台湾でも調べ物あるため選んだのだけれど、いいね!

スワンナブーム空港に14時過ぎ到着。イミグレーションは早かったものの、タクシーがハズレだった。「ハイウェイナ」と言うから「OK」と言ったのだけれど(スクンビット通りまでだとハイウェイ使う人は半分くらい)、出口で大渋滞。これならタマダー(普通の道)の方が早かった。結局スクンビット通りの出口で30分間動かず。

意外なことに暑くない! 異常低温に見舞われているヨーロッパ(ベルギーなんか5月下旬だってのに昼でも10度以下。天気もずっと悪い)からすれば暑いけれど、例年ならこの時期は夜になってもクラクラするくらい暑い。されどビール飲むのに丁度良い感じなのだ。それもこれも地球温暖化の影響(笑)らしい。

打ち合わせを一件。引き続き晩ご飯。時差7時間の国から2時間の国にきた。イッキに7時間喰らうより楽ちんでございます。0時過ぎ、ホテルの前の屋台でシメのクイッティオ(ラーメン)食べてたら突如イスが壊れて大ゴケしひっくり返る。タイ人から大笑いされちゃいました。

追記。ベルギーのケーキ屋さんについてコメント頂く。ヨーロッパ全体でも有名らしい。確かに美味しい! ただサバランだけは近所の『ノア』の方が美味しいです。高いですけど。もっと驚いたのは、ベルギーに読者の方が二人もいたことでございます。

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2013年5月22日 (水)

日本スタイル(5月21日)

ムスメの家の近くに日本人経営のケーキ屋さんがある。美味しいと評判とのこと。買いに行くと「素晴らしい!」。日本の高級ケーキ店以上の仕上げの美しさは、ベルギー人からすれば「信じられない」レベルだという。興味深いのが接客。日本でも厳しいでしょう、というくらいドライでございます。

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楽しく会話しながら買い物をするベルギー人からすれば相当厳しいと思う。それでもお客さんが切れない。帰って食べてみたら、味も素晴らしい! それでいて高くない。日本なら500円するケーキで400円という感じ。超美味しいパンも日本の半額。このくらいダントツな商品なら、接客など関係ないと思う。

おそらくベルギー人も「あそこの日本人のお店はアイソ悪いけど最高に美味しいワよね!」と話をしていることだろう。商売下手や交渉下手と言われる日本人ながら、今まで品物で勝負してきた。このケーキ屋さんを見ると、やっぱり日本は品物で勝負し続けるべきでしょう! と改めて感じた。誠心誠意ですね。

橋下さんの言動を支持していた人たちも、さすがに「もう厳しい」と感じているようで、徐々に応援する声は小さくなってきた。実際「おまえだってやっていたんだからいいだろ」という戦い方は、支持を得にくい。言えば言うほどド壺にハマッていくパターンだ。日本では厭戦気分濃厚。海外の収束やいかに?

沖縄近海でウロウロしてる中国潜水艦に対し、自衛隊は対潜哨戒機のソノブイから探信音をブツけたという。ちなみに探信音の音質については諸説あって不明。いずれにしろ打たれたらハッキリ解るという。潜水艦乗りからすれば「撃沈された」と同じ。隠密行動を任務とする潜水艦としちゃ恥さらしだ。

普通ならここで「ヤラレタ!」になるのだけれど、自衛隊が中国潜水艦に探信音ブツけたの、2回目。次回はぜひとも「音が出る模擬爆雷」など喰らわせて頂きたく。そのくらい徹底的にやっつけないと恥にゃ感じないかも。参考まで書いておくと日本の最新型潜水艦の静音性能は世界一だと言われてます。

昨日の自動車博物館の記事、読者の方から教えて頂き、少し追記&訂正しました。古いクルマは専門でなく、恥をかきます。川上完さんくらいの知識があれば--こら世界トップクラスでございました。足下にも及ばず--と思う。川上完さんのコレクションでWeb博物館を開きたいものだ。

ブラッセル15時52分発のタリスでスキポール空港へ。日本で言うグリーン車に乗ったのだけれど、もうたった一つの点を除いて新幹線の方が圧倒的に勝っている。まずシートからしてアカン。前後のピッチは狭く、新幹線の普通席くらいしかリクライニングしない。しかも後ろ向き席が半分あって車窓も楽しめないときた。

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リクライニングも少しだけ

良いところはスナックとワインを含む飲み物が無料なこと。ムスメ曰く「オランダは沼なので地盤悪くタリスも遅い」。ホントかな、と思ったらウソで、専用軌道に入ると全開! 速さだけは新幹線と好勝負だ。アントワープ。そしてロッテルダム。3つ目がスキポール空港。到着は時刻表通りの17時24分。

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最高速は300km/h

ブラッセルの次はアントワープ。そしてロッテルダムで、3つ目がスキポール空港。到着は時刻表通りの17時24分。時間通りに走ってます。

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2013年5月21日 (火)

小型車(5月20日)

ブラッセルには比較的有名な自動車博物館があるので行く。興味深かったの、小型車でございます。写真だと”小ささ”が解りにくと思うけれど、イメージとしちゃスバル360より一回り小さい。それでいて2人乗れそうなキャビンスペースを持つ。こういうデザインならコストだって抑えられるだろう。

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ハノマーク・コミスブロート、というそうな

下の左は一世代前の軽自動車といい勝負の大きさであるフィアット600。手前のクルマはフィアット600より二回りくらい小さい。上のマルーン色のクルマと同じくらいのサイズであります。考えてみればヨーロッパの小型車の歴史って長い。博物館を回れば参考になるようなクルマがたくさん見つかる。

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帰りの駄賃でトラム博物館に寄ってみた。8ユーロで古いトラムに乗れる。何年くらい前の車両なのか見当付かないが、リジットの2軸で吊りかけ式のモーターときた。下を見て90年くらいありそう。私が10歳の頃に走っていた都電だって、もっとモダンな作りでしたから。走り出すと「うぉ~ん」というモーター音。

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カーブに差し掛かるとデフ無しのリジットだからして「ギギギギギ!」というレールと車輪の摺動音を響かせる。速度出したら脱線しますワな。そもそもモーターのパワー無いため、30km/hくらいでノンビリ走る。インテリアはウッド。本当に当時のままの車両を使っているあたりが素晴らしい。

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さてさて。いつまでベルギーに居るのかと聞かれたら「明日まで」。何の用で居るのかとなれば「何と! 驚いたことにムスメに子供が生まれたから」であります。ありがたいことに昨日あたりから元気よくなり始め、ムスメの子供も順調に体重増えてきた。一安心したので帰ることにします。

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2013年5月20日 (月)

自転車(5月19日)

昨日の日記でレンタル自転車のことを紹介したら、富山に同じシステムがあるというコメントを頂いた。どれどれ、とチェックしてみたら、どうやらシステム全てを導入している様子。自転車のタイプや貸し出し機能のハードまで同じ。全然知りませんでした。情報ありがとうございます。こうなると富山だけか? と思う。

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これはベルギー

私の理解能力不足のためかWebデザイナーのレベルが低いのか、一週間1000円で2日間500円という料金以外、いくらなのか全く不明ながら、あまり高くないようだ。東京で導入してもらえば、間違いなく利用者はたくさんいるだろう。私だって早速会員になる。自転車置き場が300m毎にあるというから便利。

この時期にヨーロッパを訪れた人は皆さん「ホワイトアスパラを食べたぞ」と自慢する。確かに20年前なら珍しかったことだろう。しかし! 今回いろんなグレード(価格)を食べてみたが、日本の新鮮なホワイトアスパラに味で勝てていない。ニセコあたりのホワイトアスパラ、美味しいです。

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一束600円~1500円

やはり日本は真剣に農作物を作ったら素晴らしい! ということを知らないと、この時期にヨーロッパで「ホワイトアスパラを食べました」(凄いだろ!)となっちゃう。ちなみに味は料理によっても大きく変わる。ゆでたての熱々にオリーブオイルかけてひぃひぃ言いながら食べるのが最高でしょう。

ヨーロッパで「タイしたモンですね!」と関心するのがモーターポーツの番組の多さ。昨日から今日に掛け、モトGP(フランス)、WTCC(オーストリア)、欧州ラリー選手権(ツール・ド・コルス)、欧州GTレースを放送している。素晴らしい! 残念ながらニュル24時間はどこでもやってまへんがな。

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2013年5月19日 (日)

公共自転車(5月18日)

フランスで始まった街中のレンタル自転車は、少しずつ広がり始めている。ヨーロッパの大きな都市に行くと、もはや普通の存在。確かに街中の移動手段として考えれば、これほど便利な乗り物はない。例えばブラッセルだと30分まで1,6ユーロ。延長30分毎に0,5ユーロとなってます。

アジアにも広がってきた。台湾の台北には『ユーバイク』というシステムがあり、30分毎に30円と激安。利用率も予想外に高いそうな。この手の乗り物、日本の大都市にもあったら便利だ。JRだと隣の駅まで130円。バスだと1回200~210円。30分150円の自転車でイケるかと。

台湾の場合、1日に10回程度の利用があるという。150円×3回としたって1日450円。雨などの日を除き年間200日稼働したら9万円。自転車+管理コスト分くらいは簡単に捻出できることだろう。猪瀬都知事は公共交通の24時間稼働を考えているようだけれど、レンタル自転車の方が便利。

都内の駅と、駅から一番遠い場所にレンタルステーションを作れば、相当機能すると思う。ちなみにヨーロッパも台湾も盗難防止のため自転車はオレンジ色のフェンダーなどが付く特別仕様車になっている。上のユーバイクのリンクを見ていただければ自転車の写真を御覧いただけます。

ニュルの24時間レースが始まった。予選はGT-Rは26位(33台中24位)。LFA30位(10台中の1位)。インプレッサ49位(14台中の2位)。カッコ内はクラス順位です。

ライブへのリンク

橋下さんは極めて厳しい状況になってきた。国内というより海外の評価がどうしようもありません。「クサクサしたのでクルマに乗ってすっ飛ばした!」と同じ。この行為を正当化することなど出来ない時代になった、ということを認識しなければならない。徹底的に話をしても、原理主義にゃ絶対勝てないです。

ここまで来ると日本の評判を落とす。橋下さんのことを考えている側近がいるなら、すぐにでも全面降伏し謝罪させるべきでしょう。

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2013年5月18日 (土)

TGV(5月17日)

シャルル・ド・ゴール空港からベルギー行きのタリス(TGV)に乗る。といっても新幹線と比べたら超不親切! ホームからして「3番線か5番線」。加えて20両編成(動力車4両)なのだけれど、長いホームのどこで待っていたらいいか全く解らない。乗車目安の表示板が無いのだ。5号車ということで、大雑把な見当を付ける。

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先頭と最後尾が機関車

するとどうよ! 前半分が9号車から18号車。1号車から8号車が後ろに付いている! 重い荷物を持ってダッシュを余儀なくされた。しかもタリスは古い車両を使っているせいか、 汚いの何の! 古さだけで無く掃除が出来ていない。以前乗ったTGVはもっと印象良かったのに。窓も汚くて風景を楽しめず。

しかも走り出したらギシギシ音が出てる。アカンぞTGV。日本の鉄道は西武線であっても清潔。ゴミはもちろん、汚れやシートのシミすらない。外国の人が日本の鉄道に乗って驚くというけれど、納得できます。しかも高速のTGVながら停車駅で止まっている時間が長い。『リール』駅なんか10分も止まった。

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レッドブル印!

早速プリペイドシムを買う。10ユーロ(1350円)で33分くらい話が出来るという。日本からauの携帯電話に掛けると、双方大出費! プリペイドシムなら安価でございます。タイで買った2100円のノキアの端末に差し込んだらバッチリ稼働した。ただ安定して使えるの、ベルギー国内だけらしい。

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巨大ビール!

ベルギーと言えばビール。地ビール数で世界一でございますからね。あまりビール好きじゃないけれど、いろんな種類を買い込む。味見してみましょう。最初用に『ローラン・ペリエ』のロゼを。当然の如く今が旬のホワイトアスパラも。ただ最近は日本でも美味しいホワイトアスパラをリーズナブルに買える。

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美味しいね!

フリープラクティスが始まったニュルの気温は6~7度で雨。この一週間ほど天気ずっと悪いという。週末は晴れてくれるといいな、と思う。

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2013年5月17日 (金)

ベルギーへ(5月16日)

日本であまり報じられていないけれど、台湾は烈火の如く怒っている! 台湾のTV報道も日をエスカレートし始めており、簡単に収まりそうにない。台湾とフィリピンの確定していない排他的経済水域(EEZ)で、フィリピンの沿岸警備艇が台湾漁船を銃撃し、死者を出してしまったのだった。

多くの隣国関係と同じく台湾とフィリピンは境界線争いをしていたものの、これまで決定的なトラブルなど無かった。だからこそ台湾には数多くのフィリピン人ワーカーが居る。今回のトラブルで台湾側は渡航自粛を呼びかけ、経済制裁も辞さない構え。フィリピン側は中国と台湾がグルになっていると考えているようだ。

フィリピンと中国は領土問題を抱えており、いつドンパチが始まってもおかしくない状況。そういった点からすれば、日本と中国と台湾の関係に似ている。日本も尖閣にやってきた台湾漁船の裏に中国があると認識してましたから。ただ日本と台湾の関係は良好。話し合うことにより、むしろ中国をケ飛ばした。

この件、出来れば台湾ともフィリピンとも有効な関係を持っている日本が仲裁してやったらいい。そして3つの国で中国について話し合うなどいかがだろう。ということを我が国の政府は考えるだろうか? こういった時に外交で得を積まなくちゃならん! 二国間のトラブルは当事者じゃ解決しにくいモンです。

成田からベルギーへ向かう。かつてはECの中心ということでブラッセルまで直行便も出ていたが、サベナベルギー航空の破綻と同時に消滅。パリやアムステルダムからタリスというTGVで行くか、フィンエアなどを使いヘルシンキなど経由するしかない。今回はパリからタリスに乗り継ぐ。

成田空港の駐機場にJALのB787が3機並んでいた。試験飛行でANAの1機の配電盤が焦げるというトラブルを出した。ANAは整備ミス(ボルトの締め付けが弱かったそうな)だとコメントしている。こんな重要な改修でボルトの締め忘れをしたとすれば、その方が大きな問題である。いろんな意味で心配です。

週末はニュル24時間レースに、ザルツブルグでWTCC。ヨーロッパのモータースポーツシーズンが始まった! 2年後はホンダもF1に帰ってくる。どこかWRCにカムバックしてくれたら申し分ないんだけどなぁ~。

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2013年5月16日 (木)

V40(5月15日)

ハクションクラゲ以後、鼻の調子がずっと悪いため新しく出来た近所の耳鼻咽喉科に行ってみた。するとどうよ! 大幅に近代化されている! すぐ内視鏡で鼻の中のチェック。驚くほど簡単にノドの入り口まで見られる! ここまで来たら食道や胃まで見てくれればいいのに。とりあえず異常無し。

もしかしたら軽い副鼻腔炎かもしれませんね、という判断。抗生剤や痛み止めを含む薬をたくさん処方された。支払い金額4500円。耳鼻咽喉科でこんなに高い金額を払ったことなど無し。ただキッチリ診てくれるので安心だ。上石神井的な評価は真っ二つに分かれるだろう。私は悪くないと考えます。薬は飲まなければいい。

オーダーしていたボルボV40の登録が月内に決まったという連絡が入った。現時点で世界一アクティブセーフティの高いクルマを見て、シンボウたまらなくなってしまっていたのだった。残念なことに歩行者用エアバッグはボルボの予測ミスで納期が秋になるそうな(受注の10%という読みだったらしい)。

そこまで待てないので断念。セーフティパッケージ付きなら、普通に走っている限り私のミスで事故を起こすことはないと思えるほど。こらもうどんな性能にも勝る! もらい事故は自分の責任じゃないから仕方ないです。ちなみにV40は50km/hから緊急停止してくれる。60km/hだってフルブレーキ掛けてくれます。

ボルボは2020年までにボルボに乗っていて亡くなる人をゼロにしたい、と言っている。素晴らしい夢です。参考までに書いておくと、今オーダーすると納期は8月下旬から9月。20万円のセーフティパッケージと、14万円相当の3年間メンテパックがサービス。安全性を重視するならボルボかスバルでしょ!

昨日の橋下さんの件、支持するコメントも多い。「個人」ならいろんな意見を述べてもいいと思います。「公」となると、やはり原理主義にゃ勝てないです。早く謝っちゃった方がいいのに。謝れないかなぁ。

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2013年5月15日 (水)

謝る(5月14日)

うなぎ屋はちょ~厳しいけれど、私の本業は有り難いことになんとかなっている。今日も朝から原稿書き。下手な文章力がストレスになるものの、原稿の内容についちゃ全てのメディアで制限を掛けないでいてくれる。イマドキこんな条件で仕事を出来る私は幸せだ。「手加減してください」すら言われないです。

最初から諦めて原稿を頼むのだろう。そういった意味からすれば、今だ自動車メディアは健全だと思う。それもこれも、徳大寺師匠の功績である。「間違いだらけの自動車選び」の前までは、自動車メディアも「概要は大いに誉め、取るに足らないことをケナしてヒョウロンカのフリをする」という状態だった。

私がギョウカイに入った30年前に「大先生」と呼ばれていた先輩に話を聞くと、昭和40年代は広報担当者が札束持参で試乗に付き合い、箱根でドライブを楽しんだ後、熱海で芸者を挙げてドンチャン騒ぎをしたという。夢のようなハナシだ! そいつを徳大寺師匠が台無しにしちゃったのだから嫌われたことだろう。

私は徳大寺師匠に仕込まれたため、最初からモミ手が出来ない。高級ガイシャのヨイショも出来ない。ダメなクルマに乗ってしまうと、もう身体全体から失望オーラ出す。どんなに仲良くしていたメーカーであっても、ダメなクルマ(正確に書けば夢や希望の無いクルマ)ばかりになったら失望します。

橋下さんが従軍慰安婦の解釈や在沖米軍を巡り大きな騒動になっている。この件、オトコという不完全な生物を「仕方ないだろ!」と開き直って認めちゃってる点が痛い。そもそも「人間」という生物の基本は女性である。人間の性染色体って基本が『XX』の女性であり『XY』は間違いなのだ。

だから女性は完結出来る。女性ばかりなら戦争だって起きない。しかも戦争が起きれば、トバっちり喰うの女性だ。一方、オトコって女性無しじゃ存在意義無し。そもそも生きている価値が無いです。したがって手段を選ばない。大昔は略奪だったろう。その後、お金という概念が出来ると、お金で解決しようとする。

貧しい家は、出来の悪い父親が可愛い子供を売った。これまたオトコが悪い。オトコさえいなければそんな悲劇にゃならん。「慰安婦を認める」ことは原理主義からすれば明確な間違いだ。そして原理主義には勝てない。従軍慰安婦が必要だと主張する戦争だってオトコが始めた。戦争なんかしなけりゃいいでしょ。

オトコが出来ることは一生懸命働いて女性を物理的に幸せにすることと、大きな夢を持ち、世の中に希望を感じさせること。働いて遊んで、たまに失敗して泣いて、でも基本的には楽しく生きることが存在意義だと考える。親父や祖父の世代の失敗を責められたら、ひたすら謝るしかないっしょ。

生きていればヨボヨボになっている日本人関係者と、これまたヨボヨボになっているだろう可愛いムスメを売った韓国人を集め、問題になる度に謝りにいかせるというのが正しい責任の取り方である。クネクネ大統領が怨念を吐き始めたら、世界中どこにでもヨボヨボの日韓土下座団を派遣するなんていかがか?

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2013年5月14日 (火)

モリゾウさん(5月13日)

モリゾウさんがニュル24時間に出場するという。ニュルは自分がミスしなければ安全というワケでなく、速度差のある後続車に追突される可能性だって大きい。リスクという点から考えれば相当なモノ。もちろんモリゾウさんは解っていて出場するのだから素晴らしいと思う。本当にクルマ好きかと。

ただトヨタの今後10年にとって大切な人だということを考えたら、もし私がモリゾウさんのブレーンなら違うレースに出るよう、説得します。出場しているドライバーのレベルを考えたら、ル・マン24時間の方がずっと安心だ。モリゾウさんを上手に説得できれば、きっと納得してもらえることだろう。

WRCのヨーロッパラウンドに出場したって良い。おそらくモリゾウさんの回りにはイエスマンしか居ないんだと思う。モリゾウさんは「トヨタも状況が良くなったのでレースに出ますよ」と言ったのだろう。これに誰も意を唱えないワケ。裸の王様になっちゃいないだろうか? 最近のニュルは本当にロシアンルーレットだ。

こう書くと「モータースポーツなんてそもそも危ない」とか思う人もいるだろうけど、リスクは最小限に済まそうというのが社会人だ。最近のトヨタを見ていると、モリゾウさんのことを考えていない取り巻きが多いような気がしてならない。スモールオーバーラップ対応だって、出来るのにやらなかった。

うなぎ屋は浮き沈みが大きい! 天気悪かった一昨日は「これだけ?」と腰が抜けるくらいヒマだった。昨日なんか「夏みたいに忙しい!」。そして今日は「一昨日といい勝負だな」状態。天気良かったから悪くないと思ったのだけど。それでも5月は赤字ラインから少しだけ浮き上がった状態。

最近「3Dカフェラテ」なるモノが流行っている。カフェラテに絵を描くのはヨーロッパ発祥ながら、3Dなんて見たこと無い。ヨーロッパの人達も驚いている。日本人はカフェラテに絵を描くことを考えつくことが出来ないかもしれない。されど応用や発展させるノウハウときたら圧倒的に世界一だと思う。

白人がアイデアを出し、日本人はそれを具現化していけば鬼に金棒だ。残念なことにアタマの良い日本人ほど、オール日本でやろうとする。で、失敗します。こらもう枚挙に暇がない。やっぱし強いのは混血だ。私のように個人で仕事をしてると、そういった状況にならず。だから伸びないんだと痛く納得す。

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2013年5月13日 (月)

水平対向(5月12日)

若い頃はウイスキーの味が解らなかったのと同じく、学生時代に乗ったBMWのフラットツインも「良い」と思えなかった。というか乗りにくいだけでしたね。しかし! ウイスキーを旨いと感じるようになった頃から、フラットツインも「あらら?」。なんだか好ましい。けれど積極的に自分のバイクにしたいと思わず。

ところが、でございます。ヨワイ55歳になりフラットツインを借りてみたら、もう美味しいったらない! 低い回転域は2気筒特有の鼓動が有り、そこからアクセル開けるとプルプルという振動を伴いモリモリと太いトルク出す。ミッションもムカシと全く「ユルい」タッチを残しており、それでいて節度ある。

巡航に入ればエンジン振動が少なくなっていき、素晴らしく滑らかになる。1気筒600ccのフラットツインの個性は強烈だ。ここまでくると「道具」というよりリラクゼーションに近い。気晴らしですね。私のようにスレたジジイになると「バイク」というだけじゃ刺激とならん。やっぱしインパクトなくちゃね。

いろんな事情あってスマホはauのアイフォン5にしました。ツマラン選択なれど、実用性を考えたら一番だという。確かに中野でティザリング使ってみたら、繋がりやすさでフォトンを圧倒! LTE回線の速さもワイマックスより上だ。電池長持ちして軽いというのだから、確かに良くできている。海外でも使えるし。

出来れば日本製のスマホにしたかったのだけれど、皆さん「やめたほうがいい」。もし性能良ければアイフォンが圧倒的なシェアにならないという。確かにその通りだ。それにしてもアイフォンは1種類。他のブランドは10種類以上出ている。売れている数を考えれば、アップルは儲かるワケだと感心しきり。

電機メーカーはこのあたりから攻めてみようという気にならないのだろうか? アイフォンが強いなら、徹底的に勝てる商品を作る! 逆にアイフォンに勝てないなら、全く違う価値観の製品を出しても良い。そういったチャレンジングな気持ちを持っていないのだろうか。プリウスかフラットツインのような商品が欲しい。 

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2013年5月12日 (日)

景気回復へ?(5月11日)

10度に及ぶ気温の変化で体調が崩れ、最悪の事態になることもあるから注意せよ、とTVでアドバイスしている。だとすれば冬場にタイなどを訪れた人は皆さんチュラチュラになってしまうことだろう。いや、夏場、40度近い屋外からエアコン効いた部屋に入ればイッキに10度以上温度下がる。

ニンゲン、そんな弱く出来ちゃいない。ただ衣類を合わせないとダメでしょう。寒い日にTシャツの人を見たり、30度の日に長袖ジャンパーの人を見たり。まぁ人のコトはあまり言えないですけど。バイクに乗っていると気温の上下がハッキリ解る。気温の激しい上下も地球温暖化の影響らしい(笑)。

最近、日本の企業の急回復を称える報道が目立つ。今日はNHKでマツダの急進を、さも開発システムを変えたためだと取り上げていた。現実を見るとそんな簡単な問題じゃ無い。様々な問題が絡んでおり、猛烈に複雑。案外2~3人のアイデアや突進力や決断力で決まったりしているからオモシロイ。

ただマツダの社長交代は良いチョイスだと思う。もう少し若い世代だったら一段と良かったかもしれませんが。残る「旧世代の社長」は三菱自動車だけ。そろそろ50歳台中盤くらいの元気ある人にバトンタッチすべきかもしれない。三菱自動車に足りないの、元気や突進力や夢。ポテンシャルは高い。

自動車メーカーは急回復し、来期さらに良い数字になることだろう。日本が本来持っているポテンシャルでございます。円高でアタマを押さえつけられていただけ。景気良くなった時に重要なのは決断の早さと、次の世代のための種まき。いろんなことをやっておくべきだ。アタマを切り替えられるメーカーは明るい。

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2013年5月11日 (土)

R1200R(5月10日)

F800GSからフラットツインのR1200Rに乗り換え、エンジン誌の撮影をやってる潮風公園へ。とても素直で軽快でシート超高いF800GSから乗り換えると、特殊なフロントサスと左右に揺れるエンジンと、日本仕様の超低いシート付きのR1200Rって猛烈な「違和感」ある。それだけR1200Rが個性的だということ。

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柏田君、バイク好きなら買えばいいのに

それにしてもアンコなしに近いローダウンシート、アカンなぁ。少し大ゲサに表現すればBMWの良さの半分くらいを失っている感じ。とはいえバイクそのものはステキだ! まっすぐ普通に走っているだけでニヤニヤしちゃう。「回せ回せ!」とせっつかれる感じのバイクが多い中、オヤジ向きでございます。

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スポークホイールがクラシカル

お昼はバイトのシフトが組めずうなぎ屋の店番。今日あたり、暑いので忙しいかと思いきや、それほどでもありません。加えてほとんど利益無しのランチしか出ない。でも1150円に値上げしたり、1050円に戻した変わり小型化したらお客さんパッタリになっちゃったので、どうしようもありません。

なんせ今の仕入れの半額以下の時とネダン変わらず。イカ釣りの猟師さんたちや、他の業種で「厳しい! 補助を出せ!」と言ってるニュース流れるも、うなぎ屋の苦境に比べれば恵まれていると思う。小金井の美登里の旦那によれば「今年に入って都内500軒のうなぎ屋の50軒が閉店した」。

確かに500軒じゃ政治的な圧力も加えられないワな。しかもうなぎ屋の皆さんはプライドあるので、そういったことを好まない。小金井の旦那もジェントルマンだ。ニホンウナギの生息地域として最も広い中国沿岸の水質が改善されたら、きっとうなぎも獲れるようになることだろう。

そうそう。昨日の日記で紹介したアルファードについて「部品番号同じで特性の違うダンパーを片側だけ変えたらどうなる?」というコメントを貰った。おそらくディーラーでは4つセットで交換すると思う。右側の前後輪だけ、となったら厳しいと考えます。前輪2つだけ、というのも厳しいかと。

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2013年5月10日 (金)

ネオチューン(5月9日)

打ち合わせのためサンコーワークスの喜多見さんと二人で山梨の小澤ガレージへ。喜多見さんと話をしてると興味深いことばかり。例えば現行アルファード。初期型はダンパーの動きが渋くメチャクチャ乗り心地悪い。特にリアサスの動きに問題を抱えており、2列目シートや3列目シートに座ると強烈だ!

しかし途中から柔らかくなっている。私はてっきり年次改良などで変えたのかと思いきや、突如変わっているそうな。しかも! 部品番号まで同じらしい。この手の改良、ベンツなど普通に行う。同じ部品番号のまま、改良された内容になっているのだった。アルファードのダンパーは、減衰力を変えているという。

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お昼は長坂名物だというトンカツ屋

法規的には問題ありません。ただ初期型に乗っている人がダンパー交換したら後期型の柔らかいタイプになっちゃう。相当鈍いヒトですら「全然違うクルマですね!」かと。ネオチューンすると劇的に乗り心地の質感が高くなる先代アウトバックも、同じパーツ番号で3種類のダンパーがあるのだとか。へ~!

はたまた、現行プリウスの後期型のダンパーは中国KYB製になったとか、3代目プリメーラの初期型モデルはリアダンパーにマルゾッキ(伊)を採用してるとか。専門分野に対する知識の深さじゃ小澤さんや、ポリッシュファクトリーの及川さんと共通する”凄さ”があります。勉強になるなぁ。

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ほぼ修理完了!

参考までに書いておくと、現行型も先代も「アウトバックはネオチューンで乗り心地が劇的によくなる」とクチコミで広がっているそうで、急に顧客が増えてきたらしい。なるほどアウトバックにゃビルシュタンの設定無い。複筒式のダンパー(大半の日本車がこのタイプ)であれば、乗り心地は大幅に良くなるという。

私のインプレッサがやっと修理終了となる。思った以上に大きな衝撃を受けており、私と木原さんの首筋一つ痛くない、というのはラッキーだった。このインプレッサ、幸運の元に生まれているのかもしれません。ニンゲンもクルマも出会いだ。トシ取ると「運」と言う非科学的な存在が絶対にあると思えてしまう。

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2013年5月 9日 (木)

車両盗難(5月8日)

朝からカートップ誌の取材で完全停止機能付きアダプティブクルコンの比較テスト。6台ほど持っていき、アレコレとチェックしてみたのだけれど、ここまで大きな差があるとは! 予想していたけれど驚いた! やはり優れたセンサー&情報分析性能高いクルコンほど使い勝手良い。結果は5月26日売り号で。

夕方から明日の朝に放送予定の『トクダネ』の収録。クルマの盗難は全般的に「盗まれる方が悪い」という論調になりやすい。私が車上荒らしにあったときも「見えるところにバックをおいた責任だ」とさんざん言われましたから。でも悪いのは盗むヤツだ。車両盗難についちゃ警察がホンキになればいい。

今回の2件は1名亡くなり、1名は引きづられてケガをしているため警察が動いている。そしたら亡くなった方のインプレッサはバラバラの状態で見つかり、もう一台は焼かれた状態で見つかった。激しく驚いた! 警察さえ動けば盗難車だって見つかる、ということです。だったら盗難の根絶を宣言してみたらどうか?

ということをコメントするのだけれど、あまり使ってくれませんワな。やっぱり大事なものなら自分で守れ、という流れになっちゃうのだろうか? 明日の放送分でも警察の努力不足をずいぶんアピールした。このあたり、硬派な小倉さんがどんなコメントでまとめるのか大いに楽しみでございます。

海外用の携帯電話、とりあえずタイで買ったGSMのシムフリーの電話機が四つも五つもあるので、そいつを持っていって現地で買ったプリペイドシム入れることにしました。ヨーロッパにもプリペイドシムはあるそうな。次期スマホは2年間契約が切れる9月に決めようと思う。auから他のキャリアに変えるのも悪くないかも。

「食べログ」を提訴した飲食店がある。こらもう時間の問題だと思ってました。デタラメな評価の横行に怒り心頭の飲食店は日本中にあります。私の場合、ネットの情報を全く気にしないけれど、店によっちゃ売り上げが落ちるというから厳しい。しかも評価を上げるインチキな業者もあるというから腹立たしいこと。

ハクションクラゲにやられてから、ずっと鼻の調子が良くない。クシャミをしすぎた結果、鼻炎になっちゃった感じ。今日もクルマで河口湖まで行っただけで耳が抜けない。飛行機にでも乗って急激な気圧変化されたヒにゃ頭痛に襲われそう。もう10日も経つのに。明日、耳鼻科に行ってみようと思う。

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2013年5月 8日 (水)

困った(5月7日)

所用あって大宮まで行く。帰りにクルマを止めた「そごう」の地下でお弁当を探すと、驚いたことに安い! 街中のお弁当屋さんの安さにも感心するが、そごうに入っている有名店のお弁当ですら525円出せば立派な内容! 本当にデフレの世の中なのね、と実感する。うなぎは圧倒的に高いな。

ついでにスマホを見る。今使っているモトローラの『フォトン』は、当時珍しいティザリング機能が付いているから選んだ。しかし! 海外対応しておらず。加えてauの海外レンタルも対象外。今まで『ボーダフォン』の海外専用シムを契約していたので、そいつを使っていた次第。けれど先日タイで失くした。

再発行できず。さぁ困った! 海外で使える電話が無ありませんがな。かといって2年契約の端末を満期前に変えるとなれば割り増し料金を取られてしまう。ナンか良いアイデアないかとビックカメラで聞いてみたら、どこのキャリアも「ウチが良いです」。そらそうだ。皆さんどうやって決めているのだろうか?

今や「モノ」を選ぶのが難しい時代になった。専門家はメーカー側の顔色を伺うためバイヤーズガイドにならない。素人さんの評価は自動車のタイヤ選びのようなもので(顧客満足度評価なんて絶対評価。相対評価としちゃ酷い)、全くアテにならず。スマホなんかスペックで決めるしかない。

「あたはコレを買いなさい!」とズバリ言ってくれるヒトはいないだろうか。幸いクルマ業界は情報多いので、逆に「これを買いなさい!」をしなくて済む。スペックだけでなく、長所と弱点をキッチリ紹介してます(サシペンションのスペックなんか並べても意味なし)。買う側で最終的な判断をすればよい。

少なくとも私が認知症になるまでは「どれを選んだらいいか解らない」という状況にならないよう頑張りたい。というか、クルマは人生の中で家の次に高い買い物だ。命を預けるモノでもある。携帯電話やカメラやPCのようじゃ困ります。さてさて。海外で使う電話をどうしたらいいでしょうか?

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2013年5月 7日 (火)

ハクションクラゲ(5月6日)

うなぎ屋をやっていると「自動車ヒョウロンカじゃ解らないだろうなぁ」みたいなことが多い。アルバイトを募集したら、問い合わせてくるのは「使えない感じ」の人達ばかり。「日本語解ります」と言いながら「いまどんなことをしてるのか?」と聞いても全く通じなかったり、ジャージ姿で「バイトしたいんですけど」と来る人だったり。

先日は「事情あって家を出てきたため住所が決まっていないため、どこに行っても採用してくれないんです」と、臨時滞在先の人と来たので「じゃ頑張ってみる?」と、情けを掛けたトコロ、2日目で大幅な遅刻。60歳以上の人も何人か頼んでみたのだけれど、皆さん自分勝手な理屈を付けて辞めていく。

たかがうなぎ屋であっても、最低必要な仕事を覚えるだけで10日間は掛かる。使えない状態でバイト代を払い、手間をかけて教え、何とか覚えたところで「辞めます」。人生上がりだと思っている60歳以上の方は、旅の恥は書き捨て感覚なんだろう。それでいてキッチリとバイト代を持っていくから素晴らしい。

かくして現在のラインナップは中大と早大2人、東大の学生さんで計4人。それにベテランの女性1人といった具合(5月の連休明けからもう1人女性が加わる)。やはり仕事が出来る人でアルバイトを探している人は少ないんだと思う。この状況、どの業種でも同じらしい。有能な人であれば、良い仕事を探せます。

今日は朝から南からの爆風吹き荒れている。昨日が今日みたいな天気なら釣り大会どころじゃない。楽しい連休を過ごせ、ラッキーでありました。大渋滞のニュースをBGMに溜まり始めた原稿を書きながら、サバの味噌煮や、知人に送っていただいた美味しいトマトなど楽しむ。

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茨城産の甘いトマトでございます

そういえば4月28日の釣りの後、フネの掃除をしている最中にクシャミが出始め、ウソ偽り大げさでなく千回くらい続き、すっかり体調が悪くなってしまった。どうやら「ハクションクラゲ」(アカクラゲ)にヤラれたらしい。生きている状態で触るとミミズ腫れになります。今年は大量発生してるので御注意。

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2013年5月 6日 (月)

何と4位!(5月5日)

連休イチの素晴らしい海況の中、6時出船! 読者の方から情報を貰った久里浜沖のタイ五目釣りポイントを目指す。風も弱く、超快適! 揺れが少ないから暖かいコーヒーまで飲めちゃうのだ! こういう日に海に出ると得した気になりますね! 昼に掛け、一段と風は落ちていくという。今日のチームは4人です。

読者の方から教えて貰ったポイントに近づくと「到着しましたね!」と電話が掛かってきた。本日も釣りに来ており、すでに良いサイズの黒鯛6枚などゲットし、好調とのこと。アンカー打つポイントも教えてくれる。水深45m。私のフネのアンカーロープ(約120m)だと潮が速ければ厳しいが、何とか止まった。

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前に居るのが読者の方の友人のフネ

ということで8時前から釣り開始! するとバタバタと美味そうな40cm近い大きいアジが3人に掛かる。こんな大きいアジ、初めて! 刺身で食べたら最高でしょ! と次を期待するものの、時合いが悪くなったためかサバを追加の後パッタリ! 1時間間早く出ていればワッショイ状態になったか?

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まぁ気持ち良いからいっか!

14時30分に浦安マリーナで検量だからして、ノンビリもしていられず。11時に鴨居沖へ移動。12cmほどのカサゴが釣れ「3魚種の合計全長」のレギュレーションを何とか満たした。下の写真だと一番上の赤いサカナです。ここに40cm級のタイでも黒鯛でもイナダでも釣れれば何とかなりそうなのに。

帰る駄賃で第二海保の南側を試す。されど釣れるのはサバ。丸々太って美味しそうですけど。そうこうしているウチ、時間は無くなるばかり。最後はダメモトで風の塔のシーバスを狙う。時間も潮も悪く魚探の反応あるも釣れずに時間オーバー。大きいサバと大きいアジ、そして12cmのカサゴになっちゃいました。

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一番大きいアジは38cmあった

結果はというと参加16艇4位! 1位は80cmオーバーのサメを釣った人。2位は70cmのワラサを釣った人ながら、2魚種目と3魚種目は大きくなかった。私ら、40cm級の何か(それこそサメでもよかった)を釣っていれば優勝でしたね! 全く成績は期待していなかったけれど結果オーライざんした。

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土佐清水の「清水サバ」と同じゴマサバ

晩御飯はアジとサバの刺身&カサゴの唐揚。そろそろ東京湾口も春の気配。海況さえ良ければ、タイも釣れると思う。そうそう。読者の方は11時少し過ぎに76cm! のタイを見事ゲットしたそうな。もう少し粘っていればよかったか? いやいや。釣りにも「たら」「れば」は無いです。

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2013年5月 5日 (日)

湾奥探訪(5月4日)

やっと5月らしい天気になった。ということで今日はゲストを2人乗せ、東京湾奥散歩。まず荒川河口から葛西臨海公園を抜けてディズニーランド沖へ。午前中までベタ凪ぎだったものの、14時過ぎから南風が強まり始め、けっこうなスプレー。記念撮影して、ゲートブリッジの下を通過。

今日は南風らしく羽田空港の16L(A滑走路)に着陸している。この滑走路、真下まで行けるので見に行く。手ぶれ防止機能無しのコンデジで下のような写真を撮れます。最近めっきりB747が少なくなり、なんか寂しい。”トリ”は大きいハズなのだけれど、なぜか大きく見えないのだった。

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JALのトリ(トリプルセブン)。300はトリ3

B767とB777は非常に似てるのだけれど、ギアを出しているときはハッキリ解る。2軸がB767で、3軸はB777です。横から見るとオデコの形状の違いでも区別できます(B737だと明らかに小さい)。10機くらい待ったのにB747は来ませんでした。いつ見ても飛行機ってカッコ良い。

続いて芝浦の運河巡り。レインボーブリッジの下を通りお台場からさらに運河通って夢の島マリーナ帰着。あっという間の2時間でありました。大いに楽しんで頂けたようでよかった! マリーナの2階バルコニーでツベたいビール飲んで幸せ幸せ。お休みはこうぢゃなくちゃいけません。

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明日はマリーナ主催の釣り大会。3魚種3匹の「長さ」で勝負という面白いレギュレーションだ。タチウオとアナゴとサメでも釣れば優勝かと。されど私ら4人はちょうど釣れ始めているタイを狙いに行く予定。大きいタイと大きいサバ、サメあたりで勝負と行きたい。果たして釣果やいかに?

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2013年5月 4日 (土)

アカンな(5月3日)

安倍さんは頑張っていると思う。というか、今までの首相が無能だっただけですけどね。本来の役割を果たしている、と表現すべきだろう。首相の権限の大きさを改めて認識させられている。とりあえずこのまんま突っ走ればいいと考えます。憲法改定問題のみ引っかかるが、こいつは変えられまい。

一方、アンポンタンなメディアも少なくない。なんでトルコで行った首相記者会見の際、日本の国内問題である憲法問題を聞くのか全くワカラン。自動車関係でも一般メディアの記者差達はトンチンカンな質問をするケース多し。関係ないことを聞くなら、個別にやればよかろう。他のメディアが黙っているの、不思議です。

このあたりでメディア同士もお友達気分を改め、貴重な時間を当該テーマと無関係な質問でジャマされるならその場でクレームを付けるべきだ。私も座談会では「自動車ヒョウロンカ嫌い」の立場を取っており、納得出来ない発言をした人は徹底的に理由を問うことにしている。緊張感無くちゃね。

5月1日の日記で取り上げたB747フレイターの事故、事故から4日経ってニュースになっているいるが、基本的に原因不明だと報じている。海外のメディアを見ると、どこも「搭載していた車両がズレたため」。日本のメディア、妙なところは勘ぐり、明快なブブンを知らぬ存ぜぬで通す。どうなっているのか?

雅子様についても同じ。天皇は国民の象徴となっている。となれば天皇の家族だって国民の象徴だ。1人くらい具合の良くない人がいたっておかしくないだろう。なのに「もっと仕事しろ」という報道も少なくない。雅子様の報道を見ていると、日本人の悪い面ばかり出ている。「メディアよ、もう少し大人になれ」と言いたい。

それにしても寒い! 今朝なんか息が白かった。5月に入って連日こんな気温低い日が続くなんて、記憶無し。これまた地球温暖化論者によれば「温暖化に於ける現象」らしい。北極の氷が増えても「温暖化による気象の変化」と言うに違いない。下のデータで見る限り、昨年より氷は増えていると思う。

北極圏海氷モニター

メディアは地球温暖化ばかり取り上げるけれど、違う観点に立っている人の話も紹介すべきだと考える。メディアにとって大切なのは公平性と、極端な意見の扱い方である。マトモな政治家が出てくると、情けないメディアの姿ばかり目立つ。「あいつはヒョウロンカだからね」とバカにされるのは当然だ。

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2013年5月 3日 (金)

海の修行(5月2日)

私はオタンコだからして普通の人だと苦労しないようなことに多々出くわす。なかでも「こら酷い!」と思う筆頭が「荒れた海」でございます。小さいフネで荒れた海を走るときの心細さと怖さときたら、筆舌に尽くしがたい。なにしろ、いつオダブツになってもおかしくない状況が長い時間続きますから。

しかも私の場合、条件が悪い。一般的に小さいフネだと荒れたらすぐに帰れる距離までしか出ない傾向。そもそも荒れていたら出航しません。されど東京湾奥にベースを持つため、釣り場まで1時間以上掛かります。当然ながら「風が無くなる」という天気予報だと出る。当たればいいけど、ハズレたら厳しい!

先日も凪ぎになるという予報で出たら、カンペキにハズれ! 羽田沖を通過するあたりから厳しい感じになり始め、中の瀬あたりから大荒れ! しかもドンドン酷くなっていく。こうなるとUターン出来ないので、安全な場所まで逃げるしかありません。かといって東京湾のド真ん中だと、どこに行くにも遠い。

かくして1時間近く激しい波に翻弄されることに。ある程度の波に耐える設計だとは言え、波って1000波に1波くらい倍くらいの波が混じっている。こいつに悪い方向から出くわしたら非常にキビしいと言われている。こう書くと「じゃ海なんか出なければいいでしょ!」と言われそうだが、これこそ文化です。

山登りにもモータースポーツにも当てはまること。スキーやスノボでケガするのも同じこと。海は最もリアルで最上級の恐怖が極端に長く続くと言うだけだ。この体験から得られるコトはあるのか? あるかもしれないし、ないかもしれない。そんなこと考えないのが文化でもある。多少のことだと驚かなくなる程度か?

ここで重要なのは「人に迷惑を掛けない」です。だから準備をしなけれなばらない。私がフネに対して要求する最も重要な性能は「荒れている海でも帰ってこられる」。そんなことを考えるようになったので、クルマに対しても最悪の事態を想定した性能やコンセプトを考えるようになってきたのかも。

私の観点からすれば、最近「危機感」を持てない人が増えた。日常の生活で危険な目に遭わない、ということなのかもしれません。かといって「危険な目に遭え」とは言えないですけどね~。多少の危険度を伴う趣味って、案外自分の安全を考えるための良い機会になっているということを改めて認識します。

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2013年5月 2日 (木)

天女の羽衣(5月1日)

4月29日にB747の貨物機が墜落した。下でリンクした通り、珍しいことに落ちるまで動画で残されている。離陸直後、ほぼ真上を向いた状態になり、大気速度限りなくゼロに。スロットルは全開になっているから必至でコントロールしようとしているのだろう。しかし文法通りに失速して落下。

B747貨物機の事故動画

コントロール出来ず地面に落下してしまった。搭載していた荷物は軍用車両だったという。おそらく固定が不十分だったため、上昇中に後方へ移動。当然の如く重心も後方に移動する。こうなると打つ手なし。機首上げの姿勢となってしまい、回復することは絶対に出来ない。未だにこんな事故が起きる。

7名のクルーが亡くなったという。残念なことです。ご冥福をお祈りします。どんな事故もそうだけれど、様々なミスやタイミングの悪さにより、あっという間に起きてしまう。そいつを防ぐのがニンゲンの知恵だ。文明も文化も宗教も、事故から身を守るための術や事故に遭遇したときの対応方法が多い。

なのに本日のTOPに書いた通り、事故に遭うような確率を積極的に選んでいる輩も多くでてきた。そういうケースで発生した事故は、長い年月を掛け、たくさんの貴い犠牲によって成り立っている「安全」を無視したもの。「掟」を守った上で起きた事故と全く別の次元で扱うべきだと私は考えます。

三保の松原が話題になっている。ここの伝説『天女の羽衣』だけれど、三保の松原の入り口にあるお土産屋さんのオジサンに聞いたら「う~ん!」。伝説が出来た当時、海外からのフネが日本にやっってくるようになった。航海術やフネを考えると、事故も多かったことだろう。実際、日本の遣唐使も頻繁に遭難している。

土左衛門が多かったそうな。しかし生きて海岸に流れ付いたケースもあったに違いない。濡れた衣服を乾かそうと木に掛けたところに、地元民が出現。「これは素晴らしい布だ」と持って行こうとする。三保の松原の天女伝説を見ると「それは私のモノだから返して欲しい」。で。「それならばなおさら返すわけにいかない」と漁師。

これ、天女の話に出てくる一文だ。可哀想にねぇ。着物取られた状態で踊らされたり泣かされたりしたんだろうなぁ、というのがお土産屋さんのオジサンの説である。さもありなん、と深く納得した次第。日本の多くの海岸に羽衣伝説は残ってます。当時の日本の貧弱な衣服からすれば、天女だと思って当然かもしれません。

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2013年5月 1日 (水)

F800GS(4月30日)

雨が降らないウチにBMWの広報車の乗り換えに行く。お次はF800GSである。基本的にF700GSと同じ800ccの2気筒エンジンながら、キャラクターがけっこう違う。軽快なF700GSに対し、F800GSってドッシリしてます。フロントタイヤサイズやサスペンションの違いからくるのだろう。

今まで乗っていた単気筒のF650GSに似ている感じ。シート高もF650GSと同じくらい高く、身長180cmくらいの人じゃないと厳しいかもしれない。日本仕様のF700GSには欧州仕様のローダウンシートが標準でセットされているため、170cm以上の人なら乗れる。近々「おやじバイク」で紹介します。

驚いた! JALのマイレージバンクからメールあり、6月1日からB787でボストンやサンディエゴ線のデイリー運行を行うという。どちらも3時間近い時間、降りられる場所の無い洋上飛行を行う。てっきりダイバートの場所がたくさんある国内線で様子見をするのかと思いきや、イキナリ行くのね!

もし決定的な事故が起きなくても、トラブル出たらB787は非常に厳しい将来になるだろう。バッテリートラブルの他、燃料漏れも起こしている。これまた3時間近い連続洋上飛行にとって厳しい。B787に乗るのなら、以上のことを十分認識して置くべきだと思う。皆さん本当に安心だと考えているのだろうか?

夜、川口の「からだげんき」へ。有り難いことにウデのシビれと肩の痛みは全く気にならないレベルで推移している。レントゲン検査だと「これといった 問題無い」ということなので、だましだまし付き合うしかなかろう。されど肩というか背中がバリバリにカタい。このまま甲羅になっちゃうんぢゃないかと思う ほど。

肩やウデのシビれで悩んでいるなら、一度試してみることをすすめます。腰の痛みや肩のコリは1週間に一度の施術で低減出来る。長持ちすればいいのだが、そもそも姿勢や生活の習慣から具合悪くなっている。修正しても自分が1週間でモトの状態に戻しちゃうワケ。上手にストレッチ出来ればいいんだと思う。

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