オオ試乗会(1月30日)
毎年恒例になっているエンジン誌のガイシャダイシジョウカイでございます。正しい日本語だと「大」はダイでなくオオなんだけれど、何だかダイの方が景気良い感じで好きだ。自分の原稿担当になるクルマはもちろん、空いていればどんなクルマでも自由に乗って良いというクルマ好きにとっちゃ素敵な日。
トイモードで撮影したら失敗
それにしても日本車はこの10年間進化しなかった、と思うことしきり。なんたって今やレクサスLSより大きいジャガーXJを2リッター4気筒で走らせ、ツインクラッチATが普通になり、日本車の得意分野だった電気制御だって(例えばレーダークルーズ)、ジープにすら装備される時代になってきた。
全長5135mm×全幅1900mm
一方で、オーソドックスな楽しさもキッチリ残す。今まで何台かケータラム(ケーターハムというのが一般的ながら、伝道師であるジャスティンさんは英国流にケータラムと発音している)に乗ってきたが、今回試乗した1,6リッターのベースモデル『200』ときたら、ジドウシャの原点みたいだった。
動かしているだけで楽しい!
ノンビリと道路を走っているだけで気持ちよいのだった。もう40km/hだってシミジミ面白い! ケーターハムと言えばアクセル全開で飛ばすというイメージを持っていただけに、少しばかり衝撃的でした。エンジンはフォードの120馬力1,6L。全くのノーマルだという。イギリス人は古いモノを簡単に捨てない。
相変わらず素敵です
ロールスロイス・ファントムは乗る度に新鮮だ。どうやって作ったらこんな乗り心地を持つクルマになるのか解らない。ステアリングギアボックスのフィールときたら極上。日本の自動車メーカーには作れないと思う。大試乗会に来ると「日本車は頑張らなくちゃアカンな!」とシミジミ感じる。
日本の自動車メーカーの幹部や若いエンジニアは、是非ともこういった機会を持つべきだと思う。各社が持っている試乗車を持ち寄り、夏休みにでも希望者だけいいからどこかで1週間くらい試乗会をやればいい。きっと刺激を受けるハズ。オオ試乗会のレポートは2月26日売りのエンジン誌で。DVDも付くとのこと。
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