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2012年12月31日 (月)

技術は素敵(12月30日)

韓国はソウルのド真ん中の地下に原発1基分に相当する火力発電所を作り、電力だけでなくお湯も地域の暖房に使うなど高い効率を目指すという。今や冷房と同じくらい電力を消費している暖房をカバー出来れば、一石二鳥。ホンダのコージェネの如く熱効率90%台を目指すことが出来る。

また、石炭火力と聞けば「汚い排気ガスを出すし効率悪い」というイメージを持つだろう。最新の技術で作られた超高温石炭火力発電所から出る排気ガスは大気並にクリーン。効率も発電所単体で50%台。コージェネ化すれば80%台も可能。トドメが燃料コストの低さ。素晴らしいことに原発並みだという。

いや、原発は使用済み核燃料の廃棄コストなど不明なブブンや税金によるバラマキ分を曖昧にしているため、実質的には石炭火力の方が圧倒的に安価。これまた海に近い工業都市などで稼働させれば、電気とお湯を作るコージェネ化したら良い。ちなみに石炭はオーストラリアなどから安定供給を受けられる。

加えて火力発電所から排出される二酸化炭素を効率よく回収出来る装置の開発も大幅に進化し、実用化が始まっている。また、二酸化炭素を石炭炭層に送り込むと、二酸化炭素は炭層に蓄積され、変わってメタンガスを出す。夕張の小さい試験プラントでも800戸以上にガスを供給出来たと言うから凄い。

知恵を絞れば様々なエネルギーから電力を作れる。コストだって原発より低く出来る可能性大(石炭火力は現時点で安価)。そういったことを全く考慮せず、すぐさま「新しい原発は古い原発と違う」などとワケわからんことを言う輩の気持ちが全く理解出来ぬ。自分だけで無く子供達のことを考えて欲しい。

ただ残念ながら国民の意識は高くないようだ。ガッカリしたのが衆院選で選ばれた福島県の国会議員。5人中4人は原発推進(というか原発を作った)の自民党。残る一人も原発廃止を踏ん切れなかった民主党である。最も厳しい状況になっている福島県の人達すら原発を嫌っていない?

個人的には技術の進化と次世代の知恵に期待している。ニンゲンは長い歴史の中で様々な難問をクリアしてきた。2千年前の技術力や文明だと、食料は足りず汚染が進み、現在の人口はとうてい養っていけなかったことだろう。むしろ今後のテーマって簡単だ。全てにおいて再生可能な社会を目指せばいいだけですから。

世界規模で莫大な人口増は想定しなくてよい。全ての事象でリサイクル出来れば良いのだった。使用済み核燃料を含め、ゴミにならないような技術を考えなくちゃアカンです。そいつに日本は率先して取り組みたい。豊かな自然の中で育ち、平気でゴミを捨てられるような人達に次世代を任せちゃイケナイと思います。

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2000年1月分

1月31日 いよいよアルプスデビュー! 靴は持っていったので板だけ借りる。サロモンのカービングだった。シャモニーは越後湯沢を3倍にしたような雰囲気の環境で(山の高さも3倍くらいある)、スキーレンタル屋サンに聞いたら「グラン・モンテ」なるスキー場がイイという。ガイドブックによると 「シャモニーが誇る偉大なスキー場」とのこと。ホテルのお兄さんがルノーで送ってくれた。場所的には湯沢でなく岩原風。リフト券約3200円。まず標高 1965mまでロープウェイで上がり、そこからさらにゴンドラに乗り継いで付いたのは2700m。猛烈に景色良い。これだけで満足です! コースは意外にも荒れており、加えて25~30度くらいの斜面。ゴンドラは空いてるんだけど、皆さんコースの途中でヘタッてるからスピード出せず。全長3キロのコース1本滑ったら、汗ダク。標高高いので苦しいのだ。もう帰ろうかと思ったが気を取り直して1キロコースを4本。最後に正面から大転倒し、一瞬気を失う。記憶がとぎれる転倒、2年ぶりです。一人なのでこりゃアカンと、後はシオシオ滑り。いろんなコース滑るが、ドコも広大すぎてヘコむヘコむ。

1月30日 この日が最終決戦。その時点でトップだったオペルのドライバーにインタビューすると「今まではクルマを痛めないように走ってた。今日はイクよ~!」だって。ちなみに昨日は予選レースが各組3回(3組あるので午後だけで9レースもあった)。30日は決勝ヒートを3回やって、総合点で優勝が決まる。さすがに最終ヒートは猛烈! もはや最後は全車ボコボコである。優勝はオペル・アストラのイワン・ミュラー。2位もアストラのエリック・エラ リー。写真は26日発売のカートップで。夕食はまたしてもフランスオペルの仕切り。たいそうオイシイ。

1月29日 アイスレースの取材。このレース、モータースポーツじゃイチバン面白いかもしれない。なんせ林道みたいな幅のコースで(下はアイスバー ン)16台のクルマが競争するのだ。ベストラインは一本しかないため、当然のごとくブツからないと抜けない。格闘技みたいなレースだからして、もはやボコボコだったりして。1レース25分なので飽きるヒマないし、第一目を離せない。クルマは常時ドリフト。ハンパじゃないドリフトで、コーナーは真横。ヘアピンコーナーになると「バックドリフト」というテク使う。テールからコーナーに入ってくるのだ。フランスオペルに連れていってもらった昼と夜のフランス料理、抜群にウマくて感激しました。

1月28日 ルフトハンザでフランクフルト経由ジュネーヴまで。ルフトハンザは満席のため、リクライニングが少ししかしないカベ際の席になってもうた。シクシク。さらに向かい風強く12時間10分も掛かった。ジュネーヴからクルマで国境を越えてフランスへ。途中、目の前にモンブラン(標高 4807m)が見える。イメージとしちゃ、関越道を湯沢方面に向かっていく途中、谷川岳見る感じ。谷川岳と同じようなカンバンも出てた。おそらく日本がマ ネしたんだろうが。時差ボケのため夕食とワインでベットに入った途端記憶無し。

1月27日 某メーカーの衝突安全関係の技術者と会う。詳しい情報はいずれ。若干衝突安全性の評価リストに変更ありました。徐々に専門家の方からも 「妥当である」と言われ始めております。明日は早朝から成田まで。

1月26日 朝から原稿書き。新しいニュースもなく平凡な毎日。夜、古い知人と合う。某インターネット売買のHPを制作している会社で、HPを引っ越さないかと誘われる。コンテンツが賑やかになればお互いメリットあるでしょ、とのこと。3月くらいから準備しようかと思います。実現すれば写真も簡単に入れられるようになるので皆さんにもメリットありそう。

1月25日 午前中PTAの役員会。昼からず~っと原稿書き。海外出張の前はエラく忙しくなる。夕方からVWの新車発表会(ルポ)があったのだけれど出席出来ず。そういやこの頃発表会とかにほとんど出ていない。

1月24日 十勝サーキットの特設コースでフォレスターの試乗。圧雪とアイスバーンのミックス路面で滑る滑る滑る滑る。ただ滑ってビビるほど神経細くなかったりして。ストレートで140キロくらいの中速コース(テストコースによっちゃリミッターまで当たることもある)。旭川にあるホンダのテストコースたるや、さらに強烈! 速いし林道みたいなコースなのだ。新型フォレスターは足周りが圧倒的に良くなった。ブレーキもタッチ良くなっている。新井選手やスバルきってのテストドライバーである辰巳氏、ベストカーの梅木君とタイム計って勝負。夕方のJASで東京に戻る。

1月23日 昼まで原稿書き。夕方の飛行機で帯広まで。メールもらったヒトと会う約束をしていたのだが、連絡取れず。空港のそばにあるドイツの町並みを模したグリュック王国内にあるホテルに泊まる。

1月22日 終日原稿書き。昨日レガシィで湯沢から帰ってきたのだが、雪降ったため凍結防止剤撒きまくりだったらしく、朝見たらアユの塩焼きみたいになってるじゃないの! こりゃアカンと、猛烈に寒い中洗車。ただコーティングがバッチリ効いているため、1ヶ月くらい湯沢に停めといたにも関わらず水垢付かず。バンパーとサイドシルにも水垢付かない。レガシィユーザーのヒト、信じられないでしょ? レガシィ最大にして唯一の弱点が、プラスティックパーツの水垢付着なのだ。

1月21日 ネイキッドの試乗で越後湯沢へ。基本的に大雪なれど、たまに雪止んだので良い写真取れたと思う。2月26日売りのカートップで披露します。お昼は湯沢駅そばの「新橋」なるソバ屋。ここンち、凄く無愛想で嫌いな店なんだけど、ウマいのでついつい行ってしまう。2時くらいに写真取るコンディションじゃなくなり、やむを得ずスノボする。新雪だからスキーだと滑らないの だ。しかしヘタクソなボーダーにとっちゃ(なんせ年に2~3回しかやらない)最高の雪。またしてもキャプテン加山コーストは空いていて楽しかった。

1月20日 午前中原稿書き。午後からホンダにCL50を借りに行く。ジャーナリスト仲間にクラッチ付き50乗せると、けっこう反応面白い。クラッチ付きはスクーターより全然楽しいという。バイク仲間を増やすか? 環境問題を考えたなら、都市内の交通手段としてもバイクは有利。ホンキでバイクの可能性を考えてみたいと思っている。帰ってからずっと原稿書き。

1月19日 RVマガジンのレポート書くためオデッセイ3リッター4WDの初試乗! 越後湯沢まで往復し、何と燃費はリッター11,5キロ! 100~110キロ巡航した時のデータ。雪道はホンダのスタンバイ式4WDの平均値。ただバックで機械式LSD効いたように「ガンカン!」というショック 出る。要調査。時間が少しあったので加山キャプテンコースト行き、ちょっと滑ってもうた。例によってガラガラ。いいスキー場なのに!

1月18日 早朝、またもや例のbbsでワタシネタが炸裂しているとか。今後は評論家が自動車メーカーの株を買うのがケシカランらしい。聞けば株価 を上げたり下げたり出来るとか!!!!! 常識で考えればそんなこと出来るワケないでしょ。例えば日産の株500円で4千株。200万円買うとしよう。利 益を上げようとすれば、最低でも20円くらい上がらないとダメ。売買の際、手数料とか10円分くらい掛かるので。見事20円上がれば4万円の儲けだ。さ て、20円日産の株価が上がれば、日産の株価総額は30億円くらい上がる計算。自動車評論家の記事で日産が30億円分上がるなら、も少し日産のヒトはワタシに感謝しないとイケナイ。んなことあるワケないでしょ! ホントに救いようのない世間知らずの連中だ。昼から三井三池のダートコースで存分にグラベルの走りを楽しむ。夕方東京に戻ってラジオの収録。

1月17日 5時半に起きて羽田へ。熊本到着後、オートポリスに行く。到着し昼食後、コースインするといろんなコーナーが土だらけ。聞いたら『ビックコミック・スピリッツ』でFDのレース漫画書いてる山田サンの仕業だとか。ジツは10年くらい前からの知り合いで、そういえばクルマの運転なんかもコーチしたことある。けっこうイイ人。今や売れっ子マンガ家だからして、横転でもしてケガしたら大変。土のブブン走るのはマンガだけにしておくべきですね、とお願いしました。

1月16日 8時から滑る。今日もまた加山キャプテンコースト。20本滑って東京に。12時30分に関越乗ったら練馬まで渋滞無し。パジェロは快調 だし楽しい。やっぱり基本的にクロカン4WDが好きみたいだ。ディーゼルには珍しくオートクルーズが標準装備されており、100キロにセットして往復する と、405キロ走って37,2リッター。向こうでのチョイ乗りや都内の渋滞路を15キロくらい含むことを考えると10,9キロは立派な燃費だ。

1月15日 朝から加山キャプテンコーストでスキー。天気は雨またはミゾレまたは大雪、たまに霧という最悪のコンディションだった。ただ雪あるし、 例によってガラガラ。レストランも占有状態である。やっぱり空いているスキー場が一番だと思う。みなさんもどうぞ。日曜日もリフト待ちはありません。ファミリー向きですね。夜はオトコ3人で大酒大会。ワタシ7時半に撃沈してしまいました。残る二人も8時に沈没。10時くらいに酔いさめて一旦起きたら激しいイビキの二連チャンざんす。そのままじゃ眠れず、再び飲み直す。

1月14日 FM群馬の収録。一緒に番組やってるアナウンサーは守谷サンというヒトなんだけど、外見は大変マジメそうに見える。なのに! 先日行われたイベントで、ヘビ柄の超ミニスカートを履いていたそうな。しかも自前だという。う~ん! 見たかった。収録後、越後湯沢へ。知人と日本酒飲みまくり10時沈没。

1月13日 午後、三菱まで広報車のパジェロを借りに行く。まだ雪道でのテストをしてないので、週末に越後湯沢まで乗っていき、走る予定。でも雪道、あるかなぁ。この時期、可能な限り各社の4WDを借りてテストをしている。クルマというのは使ってみないと解らないブブンも多い。スキーも出来て一石二鳥だし。

1月12日 朝10時ののぞみで愛知県まで。目覚ましTV卑弥呼サンの占いによれば「エラそうだと嫌われる」とあった。控えめにしていたつもりなんだけれど、ややヘコませてしまったかも。

1月11日 スバルにランカスターのADAを返却。その後、ホンダ本社に行き、ショールームでワゴニストの撮影。島津氏と対談のページは人気あるらしい。広報の新人賞候補、角田サン(女性)を強引に引っ張り込む。終了後、トヨタにグランドハイエース返却。ガソリンの4WDながら丁寧に走ったらリッター7,2キロも走った。8人乗ってたので、一人当たりだとリッター57キロ! 経済的とも言える。 

1月10日 午前中は加山キャプテンコーストでスキー。連休中にもかかわらず、10時くらいまではゲレンデにお客サンが2人しかいなかった。10時くらいからボチボチ入り出すも、合計29人くらい。このスキー場にはリフト待ちという文字がない。

1月9日 静岡県で新型車の試乗。お昼過ぎの新幹線に乗って越後湯沢に戻る。

1月8日 昼間は加山キャプテンコーストでスキー。いつもの通りガラガラ。雪はギリギリ。もう3~4日降らないとオシマイになりそう。夜新幹線で東京乗り継ぎの三島まで。沼津泊。

1月7日 朝から雨。定説によって雨はスキーをしないので、原稿書きや「スノーブラシ使ったらファンカーゴの塗装が下地まで出ちゃった件」でトヨタのお客様相談室に電話などする。火曜日にもう一度「おみ」サンが電話するそうなので、続きはおみサンの報告を待ちたい。夕方、近所のスーパーまで買い物にいくと、駐車場の出口でけっこう可愛い女の子二人にヒッチハイクされた。雨でドコも行くところ無いので買い物に来たらしい。越後湯沢の駅まで送っていく。PTA会長は女の子二人がヒマだと言ってもカラオケなど誘わないのだ。奥さん平均より怖いし。

1月6日 PTA関係の用事で千葉県のゴルフ場まで。ワタシが会長してる公立の中学校にゴルフ部がある。この日はシュニアの選手権あるので、コド モ4人乗せて行かねばならない。朝5時半出発。成績は書くべきモノなし。チヤホヤされている中学生が多く、ハーフに3時間20分もかける。いくらゴルフ巧 くても、マナーに反すると思う。ウチの中学は駆け足のゴルフ。ウマかないけど気持ちはいい。コドモは甘やかしちゃカンと思う。現在8時。これから越後湯沢まで行きます。

1月5日 原稿書き。

1月4日 原稿書き。170字詰めで34枚。昼過ぎにグランドハイエース(グランビアの顔が凄いタイプ。3,4リッターV6の4WD)の広報車を借りに行く。トヨタは本日から仕事している。凄い! ワタシは2日からだが。1800キロくらいしか走っていないクルマなのに、ハーシュネスキツイ。これ、タイヤが純正でないんじゃないかなぁ。いくら何でもヒド過ぎ。これで実力だとすると大いに問題。夜はいよいよ年賀状です。

1月3日 原稿書き。午後は親戚一同揃っての新年会。

1月2日 原稿書き。依然として年賀状書きが出来ず。

元旦  9時起床。Y2K起きず! せっかく食料や水など用意していたのに。まぁ、1週間くらい買い物にいかなくてイイか。と思っていたら、ムカシ から年賀状の宛名書きに使っているカシオのワープロがスティックしちゃってるでないの! まったく画面が変わらない。おいおい。忙しくて年賀状、全然書いてないのにホントかよ。仕方ない、コンピューターのソフトを明日買いに行きましょう。ンなワケで一枚も年賀状送っていない。加えて全部打ち直し。こうなったら遅れても絶対出す! Y2K恐るべし! 

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2012年12月30日 (日)

ヴャンテアン(12月29日)

ムスメの結婚相手のご両親が東京においでになるということで、それなら東京港のクルーズ船にでも乗ってみましょうということになった。竹芝桟橋から出る東海汽船の『ヴァンテアン』でございます。食事をしながら羽田空港沖までの往復で景色を楽しむ、というもの。個室を予約しておけば落ち着ける。

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レインボーブリッジと東京タワー

味は「フネのメシなんてタイしたことないでしょ」と思っていたら、良い意味で「へぇ」。普通に美味しい。しかも雰囲気良いので倍くらい楽しめます。ホスピタリティも良いし。なんか変わったレストランはないか? と思っている人におすすめ。天気悪い日は東京港の防波堤から出ないので船酔いする心配も無いです。

また米兵が沖縄で飲酒による事故を起こした。呼気検査で0,6mg以上のアルコールだったというから、判断力の半分以上を失った状態と言ってよかろう。実際一方通行を逆走し、正面から走ってきたバイクと正面衝突した。御存知の通り現在の沖縄に於ける米兵の立場は「保護観察」または「執行猶予中」。

ガキだと考えるなら保護観察を終了させねばならず、米兵を大人だと判断するのであれば執行猶予を取り消し無ければならない事態だと思う。つまり「上官が認可した米兵を除き基地から出すな」です。そして米兵がトラブルを起こしたら、上官にも責任を負わすべきだ。もう少し厳格な綱紀を要求しなければならぬ。

安倍首相は原発もTPPも推進である。そらそうだ。自民党はずっとそうしてきましたから。TPPで影響を受ける分野にはドカンと補助金を出して黙らせることだろう。自民党ってヒトがお金で態度を変えることをよ~く知っている。来年の今頃、日本がどうなっているのか予測出来るヒトはいないと思う。

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2012年12月29日 (土)

厄除け磨き?(12月28日)

しばらく川口の野村君のトコロに行けなかったら、再び右手のシビレが再発しちゃいました。やっぱし1週間に1回のメンテを必要とするってこってすね。座った状態から立ち上がった時の腰の伸びもハッキリ悪くなっている。本来なら金曜日はお休みなんだけれど、何と年末なので今日まで営業してるそうな。

右肩の内部をグリグリやってもらう。イタキモチ良いです。腰も伸びた。こうやって筋肉と腱の調整をしてもらうと、骨より重要だってことが実感出来る。少なくともX線写真で明らかな変形を確認出来なければ、調整しながらダマしダマし付き合いっていくしかありません。上手にストレッチ出来れば自分でも出来るんでしょうけど‥‥。

続いてリーフのメンテ。といっても機械的なブブンじゃなく外観です。新車の時に行ったガラスコーティングは、及川さんの判断により、あまり磨き込まず親水加工とした。塗装を守る、という目的です。ちなみに親水加工というのは撥水の反対。「水玉」が出来ないため、汚れのムラも目立たないメリットを持つ。


撥水の動画

されど日本じゃあまり人気でなかったそうな。及川さん曰く「雨に日はブレーキ踏んだら屋根の水滴がフロントガラスに流れ込んでくるくらいバリバリの撥水じゃないと喜んでくれません」。ということでリーフも最新のバリバリ撥水仕様に。加えて「今度は厄払いのため徹底的に磨き込みました!」。

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及川さんもステッカーを高く評価してました

なるほど凄い! 下のリンクの通りリーフの塗装面に粘りの強い液体のクリアを掛けた感じになった! 蛍光灯の映り込みも全くレベル違う。デザインのイメージすら変わるほど。こういった仕上がりを見ると「ガラスコーティングは単に塗装の保護じゃ無く、デザインの良さも引き出します」という及川さんの持論が納得できる。

磨き&ガラスコーティングの効果

しかも雨の日は走行風で水玉になって吹き飛んで行くそうな。もちろん汚れだって付きにくい(水垢は基本的に付着しないので、水洗いだけでテラテラになります)。フネの塗装もこんな状態になればいつもビカビカで乗れるのに。それにしても及川さんの仕事は芸術的だと思う。磨いてもらえたクルマは幸せだ。

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2012年12月28日 (金)

地球温暖化(12月27日)

今の日本の指標や状況を客観的に評価したら、誰だって出す結論は同じだ。もちろん企業だって政治家だって官僚だってメディアだって解っている。そして手遅れです。なんで普通にしてるかと言えば、水から煮立てられるカエルだからだ。徐々に悪くなっているので解りにくいし、解っていてもどうしようもない。

「高性能スタッドレスタイヤ+横滑り防止装置付きならFFでも相当イケる」と書いたら「4WDは良い。FFは滑る」というコメントが。そんなこと当然でしょ。雪国だって様々。北海道ですら地域によって全く状況は違う。高性能スタッドレスタイヤでも4WDが必要な地域だってあるだろう。そこで暮らしている人なら100も承知。

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このくらいの新雪なら全く問題なし

でもそういったコメントをする大半の人は、高性能スタッドレスタイヤ(BSのブリザックGZとヨコハマのアイスガード5の2銘柄を言う)+FFを試したこと無しに自分の経験を語っていると思う。技術の進化で時代は変わる。水から煮立てられたカエルは、いろんな変化を感受出来ないから煮えちゃうのだ。

煮えちゃうカエルの言うことを聞く気は無い。というか、ニンゲン新しいことにチャレンジしていくから面白いのであり、昨日の続きを未来永劫続けていたら進歩無し。同じく今の日本はどう考えたって詰んでいる。ただ5手先を読んで「まいりました!」という人もいれば、王手を掛けらるまで解らない人もいますワな。

すでに生活習慣を変えてもいかんともしがたい。手術しても遅い、というか辛いだけ。こんな時の正しい選択は「緩和ケア」である。今のような財務状況下での赤字国債の大量投入や、我が国の実力じゃコントロール出来るハズの無いインフレターゲットの設定って覚醒剤やモルヒネのようなもの。とりあえず確実に効きます。

私は良い選択だと思う。ホンキでそう評価している。でもそれは「国」レベルであり、個人となれば全く対応違ってくると考えます。もっと言えば「国」だって無くなるワケじゃない。不動産で言えば国民は建物であり土地。国家というか為政者は借り主だ。破綻すれば出て行き、新しい借り主に入ってもらえばいい。

今の借り主に投資したりお金を貸したりして人は大損こくけれど、土地や建物は傷む箇所が出ている程度。傷んだ場所は新しい借り主と一緒に治していけばいいと思う。GMだってクライスラーだって最期は酷い状況だったが、今や見事に復活した。日本だって徹底的にダメ出しすれば、必ず再生する。

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超寒いっす!

早起きしてベストカー+の取材で木更津へ。年内の取材はオシマイです。それにしても寒い! というか12月に入って寒さのお休みが無い感じ。こんな冬が数年続けば、世界規模で氷河や氷も増えていくことだろう。ということを世界の多くの気象学者は主張している。地球温暖化ビジネス、そろそろ終わりか?

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2012年12月27日 (木)

バイクの車検(12月26日)

数日前から少しづつ整備をしていたバイクの車検を取りに行く。オイル交換したし、ブレーキのオーバーホールもバイク屋さんに頼み終了済み。14時30分の予約なので、練馬の車検場に14時到着。重量と車検検査代5500円に書類20円なり。自賠責は24ヶ月で1万4110円だから、合わせて1万9630円。

年末とあって空いており、10分前にラインに並んだら5台目。書類確認と外観チェック、灯火類の確認に続き、ブレーキテスト。前も後ろも全く問題なし。続いて排気ガス検査用のプローブを差し込む。これまたノーマルだからして、HCもCOもクリア。最後にヘッドライト検査。これまたアッサリ合格で車検終了。

皆さん車検対象のバイクと言うとお金が掛かると思っているようだけれど、自分で車検を通せばタイしたことない。加えて自分で整備をする楽しさだってあります。継続車検は1ヶ月前から受けられるので、1日休みが取れればOKです。ちなみに私のF650GDは平成14年の初年度登録ながら、走行距離8900km。しくしく。

夜、明日の取材で使うスイフトスポーツをピックアップ。燃費計見たら以外に良い数字が出てる。そんじゃ、といつもチェックしてる冷間スタートの中野~自宅間7,5kmを計測してみた。するとどうよ! 17,2km/Lだって。アイドルストップ付いていないのに。マニュアルを低い回転で使うと燃費良い。

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相当良い燃費です

そうそう。『ベストカーランキングスペシャル』という別冊が出ているのだけれど、巻頭カラー41ページずっと対談の原稿。面白いことに4人のヒョウロンカが6時間もアアダコウダとやりあってると、案外マトモな結論となってくる。現在日本で売っているクルマの実力も解ってくるから不思議だ。

夜、千葉県で1人乗り手漕ぎ競技ボートが多数転覆するという事故のニュースをやっていた。皆さん「気象状況の悪い時に練習するのはいかん」という意見のようだけれど、フネを理解していない。フネは常に転覆する危険性持っている。どうして救命胴衣(の役割をするものでOK)を着装してなかったのか?

もう一つ。どうして落水者を救助するための動力付きボートを用意していなかったのだろうか? これだけ水温低い中、最悪の事態にならず良かったと思う。水温が5~10度だと大人だって30~60分で意識を失います。皆さんもプレジャーボートに乗るときは必ず救命胴衣を着装してくださいまし。

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2012年12月26日 (水)

アテンザ(クリスマス)

10時から子安のデザイン事務所をベースに新型アテンザの試乗会。CX-5の時と同じく、まずガソリン車のみの試乗でございます。今夜にでもアップされるオートックワンのレポートでも書いた通り、乗り心地は箱根のプロトタイプから少ししか進化していなかった。少し残念。価格も高いと思う。

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カッコ良い

興味深かったのはアメリカで始まったスモールオフセット衝突モードへの対応。開発末期に「対応せにゃならん!」ということで急遽手を加え、クリアできているという。アングル材など追加し14kg増えたそうな。日本仕様はどうなのか聞いたら「間に合わず未対応です」。今後の市場の要望で日本仕様も考えるとか。

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センサーが5つも付いてる!

フロントガラスを見たら凄いセンサー類。左上からオートワイパー。下がCCDカメラ。右上はレーザーレーダーの発光部で下に受光部。さらにフロントグリルのマツダマークの中にはミリ波レーダーといった具合。クルマもセンサーだらけになってきた。進化の方向としちゃ「あり」だと思います。

子安のデザインセンターの前に貨物線があるのだけれど、ちょうど踏切鳴り始めた。どんなん来るのかと思ったら、コドモの頃の新鋭機であるDE10。番号を辿ると昭和46年製造だから、41年前の機関車だ。ダイハツも開発に関わった6気筒ディーゼルをV12に仕立て直した61リッターの1250馬力を搭載。

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まだ現役なのね!

40年間も技術が進化していないということか? 最新の技術でディーゼル機関車作ったら燃費半分になると思うけれど、残念ながら需要無し。貨物を運ぶ手段としちゃ最も熱効率良い鉄道ながらインフラの維持にお金掛かるし、関係者のアタマも古すぎる。現代の物流にゃ組み込めないということなんだろう。

クラウンの発表会には間に合わず、年末の買い物のため入間のコストコへ。クリスマスなのでアウトレットが混んでいるかと思いきや、ガ~ラガラでした。

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2012年12月25日 (火)

安楽死(12月24日)

雪。ホントなら昨日がこんな天気だったハズなのに。ということで早起きして雪道を走りに行く。湯沢は雪が降ると格好のテストゲレンデになる。いろんな雪を試せるのだった。弱点は雪止んで3時間もすると除雪が行き届いてしまうこと。何のかんの言っても新潟県ってお金持ちなんだと思う。

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この場所も1時間すれば除雪されちゃう

昼まで走り回って東京へ。途中、昼ご飯でも食べようかと寄居PAに寄ったらタイヘンなことになってる! テーマパークの売店やレストランというイメージ。シャレたモノしか売ってないのだった。こらガテン系の人は食べられんでしょ。私もふわふわオムレツやサンドイッチやイタリアン気分じゃ無かったので嵐山PAに向かう。

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いつからこうなったの?

皆さんそう思うらしく、嵐山PAはオトコばっかり。モツ煮定食とお土産に産直のネギ(1束105円! 安いです)を4束買う。寄居PAと嵐山PAは近いので大きく変えてみたんだと思う。女性と一緒の時はぜひ寄居PAに寄ってみたらいい。相当喜んでくれるんじゃなかろうか。そんなこと考えながら走ってたら突如渋滞。

全く動かない。と思ったらパトカーが5台くらいサイレン鳴らして路肩を走って行く(ウチ覆面パトカーのスカイラインは右のハイビームが切れてました。仕業点検したのか?)。2kmくらい超ノロノロ走行で事故現場に通りかかったら、トラックが転がってる。こらしばらく関越の上り車線は大渋滞ですね。

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どんな運転してたのか?

せっかくスタッドレスタイヤの燃費をチェックしてたのに。関越は北に向かって若干登り坂なので、同じ区間を同じ速度で走って平均を出さないと正確な燃費にゃならない。ちなみに行きの練馬~寄居PA間は23,1km/L。平均車速が50km/hまで落ちるほど激しい渋滞が無ければ27km/L近かったと思う。

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いずれにしろアイスガード5は燃費低下少ない

帰宅してニュース見てたら、経済の専門家はみな安倍首相の動きに批判的だ。アカンな。安倍さんの狙いを理解してないです。バンバンお金使い、麻酔が効いた状態で我が国の財政を終わらせようとしているのだ。ここまで重篤だと安楽死が正解。今やどうやっても打つ手無しでしょ。

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2012年12月24日 (月)

湯沢連泊(12月23日)

天気予報を信じたワタシがアホやった。週末はガチで大雪の予報だったためスタッドレスタイヤのテストに来たのだけれど、起きたら曇り空で雪の気配なし。気温下がれば凍結路でも、と思ったのに、マイナスになっていない。ど~しようもありまへんがな。ということで原稿書きして1日延ばすことにします。

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雪があってもザクザク

昼ごはん食べに出たら、新しいリサイクルショップができている。けっこう大きいので覗いてみた。そしたらどうよ! 凄い! としか言えない品揃え。売りに来た不用品をそのまんま売っているのだけれど、おそらく仕入れは魚沼近郊なんだろう。世代交代で不要となった「時代物」がゾロゾロ並んでいる。

田舎に行くと動物のはく製を飾ってある。大きな古い家に行くと、どこで買ってきたのかカメのはく製。古びた旅館のロビーには「てん」のはく製といった具合。そいつがそのまんまリサイクルショップに流れた。1,5mもあるワニやキジなんかもある。他、大きな壺やら巨大なガラスケースに入った帆船の模型とかも。

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3連休ながらスキー場は空いている

家具とか業務用の食器だって豊富。思わず2時間くらいウロウロしちゃいました。されど決定的に欲しいものがなく退散。どれも面白いけれど使い道ないです。続いて雪道を求めて山の方に入ったりしたが、新潟県って除雪してあるか、大雪で通行止めになっているかの2者択一しかない。雪道全くなし。

晩御飯とお酒を買うべく見てたら、そういや学生時代のサークル(陸友会というバイクの同好会)の後輩が新潟の『菊水』という酒蔵だったことを思い出した。当時珍しかったカン入りの日本酒を飲んだモンです。久しぶりに思い出して買う。当時は「濃さ」が苦手だったものの、ジジイになるとフルボディで美味しい。

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生原酒なのでアルコールは20~21度

夜、仕事の合間にTVつけたら「ビッグダディ」をやってた。高1の娘さんが登校拒否状態になってて、その時の二男のアドバイスにシビれましたね! 娘さんは「学校でイヤな授業を聞くより働いた方がいい」というのに対し「高校は勉強や遊びを覚えるところじゃない。社会に出た時に必要な我慢を練習するところだ」。

名言だな! 明日は大雪の予報です。

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2012年12月23日 (日)

新潟へ(12月22日)

昨晩はマツダのCOTY受賞イベントがあったのだけれど、私のような「メーカーに対し遠慮なく発言する」人間は広島の価値観からすればNGなんだろう。まぁいつも通りのそっけない対応でございます。マツダからすれば「なんで国沢のヤツが10点入れたんだ?」てな感じかと。それでも今年はCX-5だったと思う。

昼まで原稿書き。午後、リーフをポリッシュファクトリーに持っていく。親水タイプのガラスコートから新しい超撥水タイプのガラスコートになります。ガラスコートも進化しているらしく、今や寿命はもちろん、素晴らしい状態を長い時間キープしてくれるようになった。ただ重要なのは作業の内容。やはり職人技が必要。

及川さんによれば「良い仕事をしてますね」と思える磨き屋さんは東京で5店舗くらいだという。開業3年くらいで「達人」と自称している人もいるのだとか。安くないガラスコートなので、頼むときは業者を選んだ方がいい。できれば新車の時に施工し、節約したいなら5年毎くらいにメンテ。ご予算に余裕あるなら1年1度のチェックを。

夜からスタッドレスタイヤを試すため湯沢に向かう。関越トンネル抜けたら大雪かと思いきや、ミゾレといった感じ。外気温も0度。おかげでシャーベット路をチェックすることができた。アイスガード5は幅広い路面状況に対応しているという。なるほどアイスバーン志向のタイヤだと弱点になるシャーベットもイケる。

ステアリングフィールは『気持ち」センター付近にフリクションを感じるようになる。「泳ぐ」という
イメージじゃない。鈍いという感じでもない。微小舵角をつけると、その状態を維持する。走行音は夏タイヤより当然大きくなるけれど、慣れるしオーディオ聞いていれば気にならなくレベル。乗り心地は純正タイヤと同等。

スタッドレスタイヤの燃費をチェックするためラジエターの「覆い」を外したら、やっぱし全然温まらない。自宅から関越道に入る直前になってもアイドルストップせず。関越に入れば入ったで、走行風でエンジンがんがん冷えるため、これまたヒーター利かず。やっぱしECOカーはラジエターシャッターが必要かと。

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2012年12月22日 (土)

最良スタッドレス(12月21日)

何度か書いてきた通り「タイヤ選びの情報が無い」という点、私ら大いに反省しなくちゃならんとシミジミ思う。ということでスタッドレスタイヤから。もちろん御予算無いので少しづつになるかもしれないけれど、キッチリとした評価をしていきたい。ということで基準とするタイヤをヨコハマのアイスガード5とした。

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195/65R15。1本1万4280円+工賃2500円

複数の確かな筋から得た情報からすれば、今シーズンのスタッドレスタイヤで最も総合性能が高いようだ。今までも静穏な氷上性能はBSに少し届かなかったモノの、実車で入力変化をさせれば、コントロール性などで優位。このあたりはGT-Rのスタッドレスタイヤ認定でBSをうっちゃったダンロップも同じ。

しかもアイスガード5になって氷上性能をさらに向上させてきた。実車での走行テストをすると素晴らしいという。加えて転がり抵抗がスタッドレスタイヤで最も小さい。アイスガード3から転がり抵抗の少なさをアピールし始めたが、今や夏タイヤの『エコス』より少ないそうな。燃費についちゃECOカージアでレポートしたいと思う。

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悪くない燃費

とりあえず都内で燃費をチェックしてみたら、平均車速15km/hという極めて厳しい道路事情で、しかも外気温低い中、26度にヒーターをセットして走った数字としちゃ文句なし! 今まで試したスタッドレスタイヤだと15%前後落ちた。20km/Lを割ることも普通。この数字を見る限り、悪化は5%くらいか?

週末は雪が降るというので様々な雪道を試してみたいと思う。そうそう。リーフの純正タイヤの転がり抵抗も(特に冷間時)チェックすべく、マイナーチェンジで追加された17インチのダンロップを購入。これで冷えているときと暖まった時の電費の差が少なければ、純正タイヤの弱点がハッキリする。

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ダンロップのエナセーブです

ちなみに経年変化と性能の進化をチェックすべく2007年製の新品アイスガードを入手しました。走行距離ゼロ。プリウス用の195/65R15です。どなたかプリウス乗りの方、テストに協力して頂けますか? ホイールを用意して頂ければ、テストが終わったら2007年製タイヤを無償で提供します。

希望者多い場合は、会員の方を優先させて頂きます。2007年式ながら、安スタッドレスタイヤよりずっと安心かと。基本的に雪の無い地域で「雪降った時に家まで帰れればいいや」くらいの使い方を考えているなら全く問題ないと思います。

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2012年12月21日 (金)

帰国(12月20日)

13時にラリーカーのデバン(コンテナから出す作業)が終わるというので、軽トラでタイヤを引き取りに行く。スペアパーツはバンパーを除き全てラリーカーの中に積んであります。というか、SS距離230kmの2Dayラリーのスペアパーツの量としちゃ超少ない。貧乏ラリーのお手本みたいなものです。

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車内とトランクはパーツでギッシリ

改めて喜多見さんのラリーカーを見たらスンゴイ状態! フロントフェンダーからリアフェンダーまで全て激しく中に押し込まれている。ルーフやサイドシルの変形もロールケージで止まっている状態。よくぞサスペンションに決定的なダメージを受けなかったモンだと感心しきり。「超」を5つつけたいほど強運の持ち主だ。

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タイヤも予算の都合で1台あたり10本しか無し!

私のラリーカーは基本骨格についちゃ問題なし。右後トランク下部のフレームがタイヤからの入力で上に曲がったのみ。小澤さんによれば「走りに影響のない部分なのでキッチリなおります。喜多見さんの方がタイヘンです」とのこと。幸い、GDBは中古部品が豊富にある。選択の余地無く全部中古部品にします。

終了後、ラリータイヤ積んだサンバーで銀座に移動。ボート・オブ・ザイ・イヤーの情報交換会に出る。今年の選考対象となるボートについて、様々な角度から検討するという会。フネは天候によって走りの評価が大きく変わる。こういった情報交換をすると「なるほど!」と思うこと多し。

さらに今年から仲間に加えて貰ったAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)の忘年会へ。白金台の八芳園に軽トラで入って行ったら、さすがに「御用件は」と言われてしまいましたね。「AJAJの宴会です」と言ったら対応が直角に変わる。軽トラックに乗って都内の用足しをすると面白いです。

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軽トラは日本の「発明」ぢゃ!

10年くらい前に買ったサンバートラックは未だ現役。意外なことにステッカーが退色していない。良い素材で作ってくれたんだろう。乗り心地抜群にいいし、インテリアだって素材を変えたので乗用車クオリティ。マッキントッシュの素晴らしい音を堪能しながら走ってると「いいね!」と思う。

帰宅してニュースを見たら2ちゃんねるのひろゆきが書類送検された。ただ取り調べには応じず、逮捕もされていない。しかも民事訴訟で何億円も負けているのにばっくれている。こういう輩を許しているんだから警察も凄い! まぁ警察には痛い腹や、隠しておいて欲しいことがたくさんあるんだろう。

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2012年12月20日 (木)

ラリー車帰国(12月19日)

12時30分から日枝神社の隣のホテルでベントレーのイベントがあるため11時過ぎに家を出る。ランチは1928年のル・マンで優勝した時の祝賀会のメニューだという。サボイホテルのレストラン(サボイ・グリル)で行われたというので、イギリスに戻ってからベントレーの関係者や顧客を呼んだのだろう。

ちなみに今は世界中にサボイホテルがあるけれど、ストランド通りのサボイは『The』をアタマに付けます。メニューは骨付きラム肉のローストと、チキンのキャセロール。イギリス人の伝統的なディナーって案外少量。おそらく1928年もこんな感じの盛りつけだったんだろうな、と感慨深い。文化です。

日本も100年くらいまえのレシピでお祝いの料理なんぞ作ってみたら面白いと思うのに。とりあえずうなぎ屋はタレを含め1925年の創業時と同じ素材しか使っていない。うなぎの味は変わってないだろうから、おそらく同じような味なんだろう。寿司は冷蔵庫や運送方法の刷新でずいぶん変わったと思います。

夕方、タイにラリーカーを運んで頂いた新井さんから連絡入り、通関手続きが終了したとのこと。今回もコンテナ開けろと言われるかと覚悟してたのだけれど(前回より大きい40フィートコンテナなので税関検査場まで運ぶのにお金掛かる)、輸入禁制品を持ち込むクソ野郎という嫌疑を掛けられなかったようだ。

前回は検査の際「私が麻薬やピストルを持ち込むクソ野郎だという嫌疑」という掛けられたということだろうから(それ以外はコンテナ開ける意味もなし。しかも1日5個くらいしか開けないらしい)、税関職員の身体検査をするまでコンテナを開けさせなかった。隠して持ち込まれ「コレハナンダ!」とやられたら困りますから。

さらに「やるなら車体もバラして嫌疑を徹底的に晴らして欲しい!」と主張。スッタモンダの騒動の末、黄昏が禁制品を持ち込んだとチクッたことが判明。そういえば入港日を日記で書いたワな。税務署もそうだけれど、オタンコ野郎のチクりを1度は真に受けるようだ。状況を理解した時の役所の反応は早い。

ただし企業でも役所でも黄昏のチクリは1度しか反応しない。だから新しい企業や役所と関わり合うときは、黄昏が何かチクるだろうと準備してます。逆に1度反応したら先方も理解してくれるので、いろんな意味でスムース。以後、楽になる。これが黄昏野郎の唯一の効能かもしれません。

前回の通関日の日記

実際、私のような仕事で脱法行為をしたら人生一生に棒に振る。加えてカルネで輸出したため、前回も壊れて破片になった部品まで持って帰ってきた。今回はバラバラになったバンパーや、ぶっちぎれたアーム類なんか入ってます。まぁ派手に走ったので、今回持って帰ってくる部品は半分が「ゴミ」です。タイヤもキッチリ使った。

クルマは1台がリアに大きなダメージを受け、1台は左側の窓ガラス1枚も無し。とうてい公道を走れる体じゃないため、積車を頼んで小澤さんのガレージまで運ぶことに。2台とも大修理が必要ですね。タイヘンだ。明日タイヤとバンパー引き取りのため港まで行くので、改めて写真を撮ってきます。

夜はジャガーとランドローバーのイベントだったのだけれど、タイで美味しいトコロを全て持って行った喜多見さん御一行が中野に来るというので欠席させて頂く。どうやら喜多見さんはラリーのスイッチが入っちゃったらしい。来年から本格的に活動を始めるようだ。もちろんオリジナルのショックアブソーバーも作る気満々!

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2012年12月19日 (水)

秋田まで(12月18日)

秋田県の田沢湖まで電気自動車用燃焼式ヒーターの実験を取材に行く。9時56分発の『はやて・こまち』に乗るべく東京駅へ行ったら、下のような新幹線が出て行く。なんだなんだ! 右側は『こまち』で普通の形状。されど左側の車両の「鼻」の長さときたら常識の外。大げさに言えば1両の半分がムダだ。

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ムカシから新幹線にゃ全く興味ないけど調べてみたら、右が『E3系』。左は昨年11月にデビューした『E5系』というらしい。最高速それぞれ275km/hと320km/h(当面は300km/hで営業運転中)。普通のカッコで275km/h出せるのに、320km/h出そうとしたらソウなっちゃうの?

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E5系、意外なことに良い仕上げである。普通、JRの車両っていかにも「金属を叩きました!」って感じで表面がボコボコしてるのに、滑らか。まさかプレスじゃあるまい。パテで仕上げてるのか? 運転席のタイトさにも驚く。ちなみに長いのは、トンネルに入った時の空気圧変化を小さくするためだと思う。

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それにしても速くなったモンだ! 東京を9時56分に出て田沢湖に着いたの13時! 3時間4分で秋田県だもの。ただ盛岡から先の在来線区間に入るや、極端に遅くなるのがご愛敬。驚いたのは田沢湖線も標準軌(新幹線以外は狭軌)になっていたこと。貨物列車は走れませんね。

また、客のマナー(特にオヤジ連中)の悪さに驚いた! 横に寝っ転がって通路に足を出してるオヤジや、デカい声で携帯使ってるオヤジ居るワ(降りるときに通り掛かった場所だったので文句言わなかった)、カベに足を上げて寝てるオヤジいるワ。東海道新幹線じゃ見られない客層でございます。

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ぢゃ秋田や青森の人達のマナーが悪いのかとなれば、そんなこと全然無し。なぜか東北新幹線の客層だけアカンです。東北の七不思議をあげるとしたら、必ず入れたい。取材終了後、田沢湖駅前の居酒屋で熱燗を一杯。当たり前の如く秋田のお酒、高清水でございました。17時28分の『こまち』に乗り東京。

取材の内容についちゃ『ECOカーアジア』で。

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2012年12月18日 (火)

自動車とTV(12月17日)

いやいやクルマ好きのブログで良かった。政治や世の中の事象をテーマにしていれば、昨日の選挙の結果を見て泣き言か苦言か「もう仙人になってやるぞ」宣言などしなくちゃならなかったです。なかでもPTT反対派がなぜ自民支持なの? 半年後は自民党フザケンナの合唱になっていると予想しておく。

14時からザッカー編集部で伏木センセと対談。前回グレまくっていたセンセながら、今日は案外素直。あれほどダメ出ししたキャデラックATSも「LAショーで見た。いいじゃない」ときた。とは言え順当に進むワケなく、今日もビッチリ2時間半。いつも通り最後は城市兄のマシンガン攻めで終了。

続いて新橋で晩ご飯食べ、ついでに釣り道具屋なんぞ覗いて(ムカシから釣り道具屋に行くのが好き)、ラジオ日本の収録へ。今年は遠藤泰葉さんと一緒なんだけれど、ベストカーを毎号読むなど意欲的。急速に自動車の知識を付けてきている。もし土曜日の21時にラジオを聞いていたらぜひAMの1422KHzを!

そうそう。永田に『ベストモーターTV』の紹介を頼まれた。BS日テレの番組で、次回は12月20日の23時30分から30分。GT-Rの2013年モデルとポルシェGT2RS、ベンツSLS AMG、フェラーリ458イタリアと比較するらしい。ベストモータリング好きに取っちゃ最高の番組だと思います。

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舞台はツインリンクもてぎですね

我が国もこういったクルマの番組がもっとあっていいような気がする。私もお金があったら『トップギア』みたいな番組を作ってみたい。それにしてもトップギア、日本ならNHKに相当するBBCが作っているのだから素晴らしい! クルマ好きの若者を増やすなら、面白いTV番組が有効です。

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2012年12月17日 (月)

あ~あ(12月16日)

選挙の結果を一言で表すなら「人の心配なんかしなくていっか!」。外苑のスーパーで万引きを教えてあげた時の気分と全く同じざます。国民の多くは日本をダメにした自民党を選んだ。民主党よりもっとタチ悪いのに。外苑のスーパーで万引きを見ても二度と教える気にならぬ。今後は志しある人だけで頑張ればいいと思う。

身近で本当に困った時だけ助け合うような小さいグループを強固に作り、情報交換していくしかありません。で、困った他人を見てもドライに割り切る。日本人の多くが選んだ方向ですから。私はムスメと一緒に選挙に行き、二人とも『みんなの党』。小選挙区では『未来』に入れました。原発、イヤです。

福島県の人も原発を動かすと言ってる自民党と民主党に入れている。多くの人は懲りてないということ。被災した福島県の人が決めたんだから仕方あるまい。今回の選挙、この国を何とかよくしたいと考えている人の腰をバッキリ折った。民主主義は多数決なので諦めるけれど、後悔する日が必ずやってくるだろう。

最高裁判所の裁判官について言えば、何も書かなければ信任なんてフザけんな、と思う。少なくとも投票所に直近でどんな判決を下したかくらいのデータが欲しい。事前に新聞に少し情報出してたけれど、超不親切だ。情報無いなら信任など出来ないでしょう。高知の白バイのバスの事故、最高裁が門前払いしてます。

まぁ東京近郊には原発無いし、年金は諦めてるし、トシ取ってるから戦争に駆り出されることも無いし、アメリカ傀儡の自民党がTPP進めても関係ないし、財政破綻したって2年間は凌いでやる! コドモ2人は内需依存型の企業じゃないので、これまた何とかやっていけるだろう。ハードランディングの備えだけしておけばOK。

どうでも良くなったので店を閉めた後『007スカイフォール』なんぞ見に行く。007も世代交代しなくちゃアカンと考えたらしい。ネタバレしちゃうから書かないが、古くからの007ファンだと思うこと多い。上映時間143分と長いにも関わらず、飽きずに見れた。賛否様々だろうが、所詮娯楽。楽しめれば100点でしょう。

かくなる上は楽しく過ごすのみ。皆さんも他人や困っている人をおもんばかる必要なし。余裕あるなら隠れて人生楽しめばよろしい。乱世になれば能力のある人が生き延びれます。国や補助に頼ってる人は厳しい状況になるだろうけれど、国民が選んだ道。今回の選挙で私も冷静になれる踏ん切りが付いた。

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2012年12月16日 (日)

気分一新(12月15日)

車上荒らしに遭って以後、全く遊んでない。盗まれる前から約束していた11月10日にヨット乗っただけ。まぁラリーも”本気”の遊びですけど。それにしても今年は厳しかった。というか、2009年の1月27日からうなぎ屋の若ダンナとなって以来、苦しい修行の連続でございます。トシ取ってからの苦労は報われぬ。

幸いタイでのワイルドなオトコらしいコースアウトにも関わらず(70km/h以上で突っ込みましたから!)、木原さんも私も首の筋一つ痛くなかったし、私を除く家族は平和。叔母もグループホームでご機嫌な日々を送ってる。盗まれたお金も定期預金を引き下ろして対応出来た。とりあえず喰うにゃ困らん。

フェラーリ458イタリアでも買ったと思えばいいか、と開き直ることにしようかとも考えてます。コドモが2人とも社会人になって以後、お金は掛からなくなった。大学に行かせてるときは1人あたり200万円くらい掛かってましたから(考えてみれば泥棒に盗られた金額と同じだ)。加えてクサクサしてても楽しくないし。

ということで年内一杯はブログのタイトル通り「反省の日々」を過ごし、年明けを機に忘れるようにしようと思う。「夢」や「希望」の無い人生はツマらんです。私と同じく厳しい日々を送っている読者諸兄がいたら、年明けと同時に気分を入れ替えましょうや! 初詣のおみくじで大凶なんか引いたらガックリですけどね。

5インチのディスクの時代からワープロは一太郎を使っているのだけれど、今や世の中の主流がワードになってしまった。送られてくるファイルも全てワード。一太郎のファイルなんか一度も無し。しかしワードを徹底的に排除していたため、ワードのファイルは読めません。もちろんエクセルだって読めない。

モハヤコレマデ、とワードとエクセルを買ってきた。とりあえずダウンロードしてみたけれど、使い方がワカランです。果たして私も一太郎を卒業しちゃうのだろうか? 一太郎、何回買ったか覚えていない。『オレプラグ』まで買いましたから。果たしてどちらがワープロとして優れているのだろうか? 大いに気になる。

日曜日は選挙に行きましょう!

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2012年12月15日 (土)

寒い!(12月14日)

日本は領空侵犯した中国の丸腰プロペラ機に対し8機のF15戦闘機と早期警戒機E2Cをスクランブル発進させた。さすがに大げさだったと思う。これに対し、中国のメディアは「日本が凄いプレッシャーを掛けてきた。次は戦闘機だ!」と言ってる。中国のメディア、御存知の通り共産党の下部組織です。

もし中国が戦闘機を飛ばしてきたら日本はどう対応するのだろう? ちなみに中国はイスラエルのラヴィとF16の良いところ取りをしたような『J-10』という単発の戦闘機と、『Su-30MK2』(スホーイ)というロシアが開発したF15の対抗馬を持っている。こいつらと睨み合いになる、ということです。

領空侵犯してきたら、当然の如く警告。さらに居座ったら警告射撃する。実際、1987年に沖縄で領空侵犯したソ連の偵察機に対し自衛隊のF4J戦闘機が警告射撃をしている。ただ1987年の時は沖縄本島の領空侵犯だったので撃ったけれど、尖閣じゃそんなことしないだろう。まぁ監視するのみ。

こいつを何回もやられ、恒常的になり、自衛隊機に対し「どけ!」と言ってくるようなったら、もはや実質的な日本の占有状況じゃなくなる。すでに領海侵犯は普通となり、海上保安庁のフネに「出て行け!」と言ってます。領海と領空を日常的に侵犯され、排除する手段を持たないとなれば、もうオシマイ。

ここで万引きを知らんぷりした外苑のスーパーを思い出す。確かに中国とコトを荒立てても意味なし。しかも使ってない島くらい盗られても影響ない。雇われ店員に相当する政府はそう考えているのかもしれません。ただ黙って盗られると国内から反発喰うので、やってるフリをする、そんな図式でしょうかね。

今年の冬は寒い! ヒーターを使ったら航続距離ガクンと落ちる前期型リーフにとっちゃ(マイナーチェンジモデルは天国です)ヒジョウにキビシ~。お日様出てる昼間は何とかなるけれど、日暮れと同時にガクブル状態になってしまう。リーフ乗ってるときは下の写真のような格好。運転中は身体も動かさないから寒いのみ。

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ズボンの下にはスキー用のスパッツ

ということでコストコで売っていた大きい電気毛布を買った。消費電力12Vの48W。これならシガーライタのソケットから電源を取れる。こんなに苦労して電気自動車に乗ってて楽しいかと聞かれれば「楽しい!」と即答する。「マイナーチェンジで楽チンになって電気自動車の醍醐味が薄くなったね!」とまて言ってやる!

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助手席用ですね.1980円

こういう修行をしていれば、10年先に電気自動車の苦労話が出来るというモンだ。初代プリウスの初期型だって同じ。インバーターのトラブル(けっこうな確率で壊れた)で走行用バッテリー上がりエンコした人も少なくないだろう。これまた今になって思えばハイブリッドの熟成に必要だった。苦労した人は語れます。

選挙は終盤になって「みんなの党」の支持率が急上昇してきた。日経Webの記事が興味深い。終始原発ゼロを主張し、維新の会とも同流せず。無党派層がどっと流れ込めば面白いかも。

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2012年12月14日 (金)

茶番(12月13日)

選挙だヘチマだと騒いでいる間、中国はキッチリ尖閣を攻めてきている。ここ数日、公船による領海侵犯が続いていたと思いきや、今日は航空機で領空侵犯してきた。しかも低空飛行だったため航空自衛隊のレーダーで探知できず、海上保安庁から連絡を受け押っ取り刀でスクランブル対応したというから驚く。

尖閣の件、自衛隊や海上保安庁は矢面に立たされて地団駄を踏んでいる。政府が具体的な方針を持っていないから、いかんともしがたい。不要不急の公共事業を大幅に削って自衛隊と海上保安庁の装備に回すなど、明確な意志を示さなくちゃならない段階に来てる。それとも尖閣はくれてやる気か?

志賀原発の活断層の問題もステキだ。専門家が「明らかに活断層」と言ってるのに「根拠を出せ!」ときた。そんなこと言い始めたら専門家なんて役立たずのアホだということになる。しかも危険だけれど電気代上がるから動かせ、みたいなメディアまで出てきたから凄い。どうなってるんでございましょう。

週末は選挙だってのに我が国の将来の問題についちゃ全く盛り上がらず。このまま選挙に突入し「誰が政治やっても同じ」と判断した国民が選挙に行かなければ自民党圧勝で、元の木阿弥になっちゃうのだろう。間違いなく原発は次々と再稼働し、TPPも抵抗しているように見せながら前に進む。

昨日、ボルボのイベントに行く途中、ワインを選ぼうと外苑前のスーパーに寄ったらお婆さんが自分の買い物袋に堂々とキャベツ入れてる。見てたらそのまんまレジ通らず外に向かってます。黙っているワケにも行かずスーパーの店員に「万引きですよ」と言ったら「はい」でオシマイ。お婆さんは帰って行きました。

スーパーのことを思って教えてあげたのに無視。なんだか超ムナしくなった。店員は面倒くさかったのだろう。そらそうだ。仕事増えるだけですから。自分の給料と関係ないし。まぁこんな状況が日本中に蔓延してる。少なくとも外苑のスーパーじゃ万引きを見ても教えてあげる気にはならぬ。日本も同じか。

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2012年12月13日 (木)

粋じゃないねぇ(12月12日)

ベストカーの12月10日売り号を見て「レクサスどうしちゃったの?」と思った。来年デビューする次期型ISを「ごく限定されたジャーナリストに乗せた」という記事が出ている。乗せるならコッソリやって印象や要改良点を聞けばいいのであり、記事化したら他のジャーナリストにケンカ売ってるようなもの。

同じことをやったマイナーチェンジLSの時も「ナニを考えてるのか?」だったけれど、状況を読めないニブい担当がいるんだろう。他のメーカーの人は「トヨタさんどうしちゃったの?」と、ギョウカイでそんな話が出てます。レクサスはお金で勝負しようという決意の表れか。それも良し、と思う。

お金出さなければ記事にならないけれど、出せば効果バッチリ! レクサスは広報じゃ無く豊富な資金にモノを言わせ宣伝で勝負を掛ける、ということ。ただクルマ好きからすれば「粋じゃね~な!」と思う。通人流に言えば「イモ」だ。ベンツもBMWも案外と粋なトコロがある。そいつを理解出来ないのだろう。

レクサスは鈴木一郎さん(最初のレクサスでもあるセルシオのCE)の熱意に納得させられ、日本導入の時にブランドコーディネーターだった長屋明浩さんの骨太のコンセプトに相づちを打ったけれど、直近のブランド戦略は失望続き。ベンツやBMWに真っ向勝負してくれるだろうレクサスに期待していたのに。

ま、成功まで一直線というのも難しかろう。「ローマは1日にしてならず」だ。でも今のレクサスの国内戦略を見ていると「茨の道」を選んでいるようにしか見えません。というか感性の問題か? もう少しスマートにやったらいいのに。それでも私は次期型ISに期待している。ベンツやBMWに一泡喰わせて欲しい!

今日も朝から横浜でリーフの試乗会。乗れば乗るほど面白くなる。そのあたりを「オートックワン」に書いたので御覧いただきたく。残る問題点は好き嫌いの割れるデザインか。私のようなデカールを貼るとイッキにカッコよく見えるようになるのに。最近「ベースのデザインは案外凝っていて飽きない」と思うようになった。

夜はボルボのイベントで外苑へ。来年デビューする新型V40の事前紹介など。考えてみれば来年のCセグメントは激戦だ! 凄くカッコ良くなったAクラスに、史上最強と言われるゴルフ7、そして安全装備テンコ盛りのV40と来た。価格は私の勝手な予想ながら、Aクラス278万円。ゴルフ7が248万円。V40は268万円。

3モデルとも文句なしのスペックを持っているだろう。プリウスを買っているようなユーザーなら十分に射程範囲。けっこう売れそうな気がする。軽自動車を除き停滞気味の日本車に対し、輸入車は元気一杯だ。来年の車種ラインアップで最も期待できそうな日本勢ってホンダか? モリゾウさんにも頑張って欲しい。

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2012年12月12日 (水)

平和ボケ(12月11日)

私がTOPや日記で書く内容について、全く根拠もなしにアアだコウだと反論してくる人は少なくない。こらもう私のWebだけでなく、ネット社会全般に見られること。専門家もシロウトも同じ場所に書き込めば同列に感じてしまう。これ、ネットの良い面でもあると同時に、カン違いした可哀想な人達をたくさん作ることになる。

真っ当な社会人なら自分の意見を主張するときは、立場や分野などいろんな状況を見る。社会人を経験してないと、ヤジウマでもチカラがあると誤解しちゃうのだった。私だって何ら社会に対する影響力など持っていない。世の中を変えることなど出来ませんから。選択案を提供出来ることくらいでしょう。

日本人の60%以上が困窮するような事態にならない限り、怒りや意見はまとまるまい。ネット社会ではたくさんの「意見」が飛び交っているけれど、全てヒマつぶしのネタにしかならないと考える。反原発しかり。TPPしかり。消費税しかり。個人で出来るのは「得をする情報や、失敗しない情報を集めること」くらい。

こんな時代の「希望」は前に進む強いエネルギーを持っている人だ。iPS細胞の山中教授みたいな人を見ると誰でも「頑張れ!」と思う。妥協を繰り返す政治家を見てると「アカンな」と思う。困ったことに「ダメな人」は頑張っている人を見ると嫉妬して足を引っ張ろうとする。「コイツは伸びそうだな!」と感じたなら、励まそう。

基本的に我が国は超平和だとシミジミ感じる。TVニュース見ていたら俳優が事故を起こしたと報じている。大きな事故かと思いきや、一旦停車したあと、ブレーキ緩めてノロノロ動いて先行車に当たり、バンパーに傷付けたのだという。こんなTVニュースで時間取って伝えることか? いろんな意味で情けなくなる。

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本日は新旧リーフの電費比べ。果たして‥‥

北朝鮮の「ミサイルと思われる飛翔体」は一旦店仕舞したようだ。韓国の宇宙ロケットもトラブル続きでいつ発射出来るのか解らない状態。お隣同士でロケットのダメ比べしてどうする。自衛隊もその度に「誠意を見せるためのパトリオット」を持って沖縄出張しなくちゃらならないからタイヘンだ。まぁ演習になるか?

落ちてくる破片に(ミサイル本来は射程外を飛んでいく)パトリオットをブツけても危険な落下物が増えるだけだと思うのは間違いだろうか。そもそもパトリオットは爆発物を搭載したミサイルの破壊が目的。地上に落ちて爆発したら被害甚大ですから。破片であればそのまま放置した方が被害少ないかと。

追記・我が国も韓国もアメリカも北朝鮮に騙されました。ただスペアのミサイルがあるかもしれない、と読んでいる人は居ましたね。自衛隊の元海将。さすがだと思います。

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2012年12月11日 (火)

就職難?(12月10日)

ラリーの時に私の隣に乗ってくれる木原さんは日産のデザイナーである。ラリーに出たらマンガを書くのが趣味、という素晴らしい文化人でございます。私と出る大きなラリーは4回目ということで、最新作を。マンガというのは文章と違って表現方法が豊か。読んでいると鮮やかにラリーの時を思い出す。

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ちなみに以前の分は下のリンクからどうぞ。改めて読んで見たら毎回進化が無い。しくしく。困ったモンだ。木原さんは素晴らしく優秀なコ・ドライバーの資質を持っているけれど、社会人を優先しているので(プロのコ・ドラになろうとすればスケジュールを含め普通の会社員じゃ難しい)趣味で私の隣に乗ってくれます。

2011年のタイ
2010年のタイ

それにしても競技は楽しい。というか、競技ってクルマ好きの大きな柱かと。人気のヒストリックカーの大半が競技と深い関係を持つ。こらもうECOカーの時代になっても同じこと。出来れば電気自動車でラリーに出てみたいとさえ思う。皆さんも「最近面白いことがない」と考えているなら、何か競技に出てみたらいかがか?

何回か「日本は求職難」と書いた。正確に表現するなら「自分が希望する仕事に就けない」ですね。ウチでバイトしている大学4年生は就職が決まっていない。彼に「うなぎ屋をやらないか?」と聞くと「う~ん」。私のTOPの右上にリンクしている『山王テック』は良い条件の企業だと思うけれど、募集してます。

福祉関係や漁業など、人が足りない業種は少なくないと思う。といった状況を考えれば、今より悪い方向に向かっても問題ない? 日本中が本当に困らない限り、変わらないかもしれません。結婚相手も就職も、厳しい条件を付けていたらいつまでも決まらないです。こんな時は生存能力の強いヤツが最後に笑う。 

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2012年12月10日 (月)

津波警報で大混乱(12月9日)

あまり報じられていないけれど、12月7日の地震の際、岩手や宮城、福島で大きな混乱が発生している。津波警報や、TVによる「逃げろ!」の報道を受け、多くの人はクルマで逃げ出した。クルマを買い換えたばかりの人など、再び被災したくなったことだろう。折しもの帰宅ラッシュと重なり、高台に向かう道は大渋滞となったという。

加えてTVなどで「早く逃げろ!」とか「40分に第一波が到来!」(地震は17時18分)と盛んに危機感を煽ったため、酷い割り込みや逆走、信号無視も目立ったそうな。しかも渋滞したため17時40分時点では海の近所から脱出できていないケースが多かったらしい。大津波だったら逃げ遅れていた、ということです。

NHKなど「オレは今スンゴイ人助けをしている!」という正義感ムキ出しのアナウンサーが逃げろ逃げろを連呼している頃、例えば石巻市内の道などは激しい渋滞で全く動かなくなっていたのだった。ちなみに石巻市内の渋滞は18時30分過ぎまで続いている。ホントにメディアが避難を訴えるなら、逃げ方のアドバイスもしなくちゃ。

こいつを教訓にしなくちゃならない。幸い震源が遠いアウターライズ型の地震なら、発生してから第一波到来まで早くて20分。この間に逃げ出す方策を練るべきだ。御老人や病人などクルマで逃げる人のプライオリティを確保するなど、使って良いクルマとダメなクルマの選別は最低限必要。

というか、そういう対策や協議を地震後にしていなかった、ということに驚かされた。いざ津波となったら、避難する人で大混乱するのは簡単に予想できること。我が国の為政者はナニを考えているのだろうか。笹子トンネルの迂回ルートの交通対策といい、津波警報出た時の脱出ルート確保といい、なぜ出来ない?

いずれにしろ国や県や市や町に頼っちゃアカンと思う。もちろん議員さんだって同じ。私の叔母がさんざん支援した議員さんだって「困った」となった時に何の手助けもしてくれませんでしたから。間違いなく乱世に突入する。補助や保護を受けているような企業や人は、いつ切られても大丈夫なような心構えをしておきたい。

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2012年12月 9日 (日)

20号線大渋滞(12月8日)

笹子トンネルの事故は今のトコロ決定的な原因が見つかっておらず、下り線は天井を全て撤去して対面交通にするという大手術になる。上り線も同じ作業をすることだろう。これが一番早くて簡単で確実です。全通は案外早いと思う。良い決断かと。ただ怖いのは笹子トンネルに限らない。全てのトンネルの対応が必要。

それにしてもお粗末なのが国交省と公安委員会の対応。現在、中央道の不通区間は国道20号線を迂回することになっているのだけれど、有効な交通対策をしていない。信号のタイミングを変えるとか、交通の流れを工夫して通行量を増やすなど対応策はいくらでもあるのに。緊急時の対応能力低いです。

もはや身体がバキバキなので川口の「からだげんき」へ。そういやタイでマッサージに行きませんでしたね。今までなら毎日だったのに。タイの古式マッサージ、受けてるときは至福なのだけれど、効果続かず。ヒマな時の時間つぶしだにしかならん、と卒業しました。まぁ今回は超忙しかったし。

終了するや姿勢が良くなり、歩き方も滑らかになるから不思議。何より座った状態から立ち上がった瞬間に腰が伸びる。これで1週間持ちます。そういえば右腕のシビレはすっかり無くなり、再発もしていない。ニンゲン、良くなると悪かった時のことを忘れちゃう。改めて幸せって「普通の日々」だと認識す。

タイのラリーの動画がアップされ始めてます。改めてヒョウロンカ的に見ると、喜多見さんのネオチューン、ホントに足が滑らかに動いてる。ペッタリと路面に張り付いてるみたい。立ち上がりのトラクションもバッチリ掛かってます。私のインプレッサは小刻みに上下動しており、立ち上がりも横に逃げちゃってる。

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動画は最初の2分くらいで私たちの走りが見られます

アクセルコントロールしてるのに滑ってますから。やっぱしグラベルってトラクション重要。こらもう次にラリーに出るとすれば喜多見さんが作ったショックアブソーバーしかあり得ない。新しいショックアブソーバーを作るか、アルゼンチンのショックアブソーバーをネオチューンしてもらうか、ですね。

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2012年12月 8日 (土)

狼少年(12月7日)

ディーラーで「マイナーチェンジしたリーフの実用電費はどのくらい?」と聞いたら「国沢さんの方が詳しいでしょうから試してみてください」ということで、データ豊富な夢の島マリーナまでの往復。いろんなことがわかったけれど、も少し分析してみたい。ヒーターを使わない走り方だと初期型の5%増しくらいか?

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夢の島マリーナまでの行き

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帰り。電費の差は、おそらく50mの標高差によるもの

夕方まで原稿書きし、中野へ。駅から店まで歩いていると、通りがかりのお店や建物から人がドンドン出てくる。地震だと言う。歩いていたらわかりませんでした。なるほど大きくユックリ揺れている。遠くて深くて大きい地震かと思いきや、東日本の震源域からさらに遠いアウターライズ型の浅い地震だという。

海溝の向こう側の太平洋プレートで発生した地震のため、ダイレクトな揺れにならない。次に発生する大地震は三陸沖のアウターライズ型だと指摘している地震予知を専門家が多いようだ。こいつが「前震」じゃないことを願う。アウターライズ型の地震は大きな津波を引き起こす。大いに心配です。

TVを見たらヒステリックに「津波が来る。逃げろ!」と言っている。この報道、評価する声もあるだろうけれど、狼少年にならないだろうか。今回、気象庁は早い段階で「1m」という相当的確に津波の規模を出した。おそらく東日本大震災の後、観測体制を十分に構築したのだろう。それに見合った報道だったろうか。

せめて大津波警報と津波警報の差があることくらい報じて欲しかった。というかNHKを始めとした大手メディアは気象庁の予報を信じなくなっちゃったのか? 自分が居る場所の海抜を常に意識し「10mある。津波警報なら大丈夫」とか「20mあるけど大津波警報だから逃げる!」くらいの分別は付けたい。 

いろんな意見あっていいと思うが、私は的確な情報を知りたい。ということで言えば、大きな地震で最も心配な福島の4号炉プールのデータを出してくれたTVは無かったようだ。風向きと風下側の放射線量をリアルタイムで流してくれるだけでよかったです。私はネットで観測点の情報を得ようとしたけれど、全く繋がらず。

夜は自動車メーカーの情報収集部門の方と。いろんな意味で感心しました。なにしろ的確に情勢を掴んでいます。最大の問題は「正しい情報や分析であっても、そいつを聞く耳を経営陣が持っているか?」ということに尽きる。船頭が多ければフネは陸に上がるし、判断能力の低い船頭だと情報あっても陸に上がる。

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2012年12月 7日 (金)

突貫小僧(12月6日)

高知に行って改めて「深刻ですね」と感じた。高知から土佐清水に掛け、ほとんど国際競争力のある産業が無さそうなのだ。規制や関税に守られた農業と、漁業、そして公共事業くらいだろうか。しかも高齢者目立つ。TPPで安価な輸入品など入ってきたら、競争力を付ける間もなくやっつけられてしまうだろう。

一方、何と3年連続で貿易赤字になるらしい。もはや競争力のある企業は円高でみ~んな海外に出て行ってしまった。こうなると当然ながらカンペキに内需の国である。じゃなんで日本が成り立っているのかといえば、こらもう簡単。強い企業が海外で稼ぎ、日本に送金しているからだ。出稼ぎで喰ってるワケです。

本来なら日本のあらゆる場所で国際競争力のある産業を興し、完成した製品を海外に販売して利益を上げるという構図じゃなくちゃならない。そいつを今回の選挙で構築できるか? 誰だって「無理でしょ」と解る。戦後の自民党政治が作った社会システムは、もう変えられない段階に来ている。

5人泳げていて1人溺れているような状態なら、5人で1人を助けられる。でも現時点じゃ溺れている人が多い感じ(溺れるだろうな、という人も含む)。すでに助けられないような状況になってしまってます。溺れるまでの時間を稼げるのが原発であり、保護貿易なのだ。もちろんやがて溺れるけど、ジジイは逃げ切れる。

外貨を稼いでくる企業や企業に勤めている人は安泰です。日本がどうなっても、海外で稼いだお金から給料出る。TPPを進めようと言ってるのは、日本に産業を残すためであり、そいつがダメだというなら「残念です」でオシマイ。というあたりを選挙を機に考えていただきたいと思う。地方に住んでいる方なら実感できるかと。

ただ私は最悪の事態になっても日本は復活すると思っている。日本人が持っているポテンシャルって驚くほど高い。ダメになれば必ず良い指導者も出てくるだろう。カゼ引いても最悪の状況になれば回復するだけ。悪くなって行く時が気持ち悪い。出来れば少しづつ悪化するんじゃなく、イッキに悪くなることを望む。

もう一つ。10年後にゃ生きていない先輩方がデタラメなことをやらないで欲しい。ここまでデタラメな国にしたのだから、もう引退しなくちゃ。有能な先輩方は、これからの日本を背負って立つ人から依頼されたら、そいつを実現すべく手伝っていただきたい。そして、こんな時に期待できるのは「突貫小僧」だ。

例えばエネルギー問題。猛烈なパワーで突き進み、21世紀の終わりまで持続できそうなシステムを作ったら、いろんな事象がそいつについていく。今や必要なのはバランス感覚に優れるジェネラリストじゃない。猪突猛進のパワー持つスペシャリストであります。スペシャリストが大臣になったら素晴らしいと思う。

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2012年12月 6日 (木)

働けど働けど(12月5日)

何回か書いた通り高知は私のルーツである。ヤングジャンプに登場した『国沢将監』という人物がそうだという話を聞いてました。ということで450年ほど前に祖先が居ただろう「国沢城」の跡を見に行く。場所は「はりまや橋」のすぐそば。四国銀行に囲まれた交差点の真ん中みたいだ。

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右手前がはりまや橋。国沢城についてのデータ

450年前に先祖サマが居たと思うと感慨深い。『ひまわり乳業』さんのブログによれば、かつて城下町の大半が大高坂村と国沢村だったという。自分のルーツを探る旅と言うのも面白いです。昨晩は仕事終わってから『シェルター』というショットバーで飲んだのだけれど、店の人が高知の歴史に詳しくて楽しかった。

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昨日ほどじゃないけど写りこみ

高知龍馬空港でレンタカーを返却し10時30分のANAのB767-300で羽田へ。原稿書いてたらあっという間。雲の下に出たら、何と『フッツビジュアル』からのアプローチでした。右窓だったので千葉県側しか見えず。フッツビジュアルだと解っていたら左窓にしたのに。左窓は素晴らしい風景です。

羽田空港からボート・オブ・ザ・イヤーの試乗会が行われるベイサイドマリーナに向かう。今日は『プリンセス52』というフネと『ヤマハ・ナイトロ』の2艇。プリンセス52はでっかいパワーボートのようなフネで、素晴らしい快適性と走りを見せる。こんな大きいフネが37ノットで巡航できるなんて信じられない。

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ほとんどカンペキなフネです

こんなフネなら湾奥の夢の島マリーナから大島まで2時間で行ける。しかも静かで超快適。このところのクサクサした気分が少し晴れた。ニンゲン、気晴らしは重要です。精神的に弱っている人は、気晴らしや楽しさが無いから厳しくなっちゃうんだと思う。そういった点からすれば幸せです。

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紹介は近々

続いてヤマハの『ナイトロ』。このフネは相当使い方が限られる。ハマれば最高に楽しいし、海が荒れたら非常に厳しい。フネの試乗レポートじゃ絶対書かかないような試乗レポートをボートネットで。ちなみにこんなカッコをしてるけど船外機です(ボルボと基本的に同じ5,4リッターV8で350馬力)。

いずれにしろ風をさえぎるモノなどなし。真冬の夕方に乗るべきフネじゃないことは間違いないワな。寒かったす。終了後、途中でリーフの充電しながら本日締め切り分の原稿書き。中野で赤字にウナりつつさらに原稿書き。このところ「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」を実感してます。

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2012年12月 5日 (水)

土佐清水まで(12月4日)

所用あって高知県の土佐清水まで。この地、おそらく東京から最も時間距離が長い『市』と考える。羽田から飛行機1時間半。高知龍馬空港でナビをセットしたら160kmと出た。ウチ、高速道路は50km。そこからバイパスも無しのガチンコ一般道ときた。40km/hで走る軽自動車多数である。普通に走れば3時間半掛かります。

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土佐清水港

ちなみに沖縄の離島はたいてい飛行機で行ける。三陸海岸も道が良くなったし、空港や新幹線の駅から160kmなんで場所無し。オホーツク沿岸の市や、紀伊半島の市だって土佐清水にはかなうまい。家を8時30分に出て、土佐清水到着は16時30分。8時間掛かりましたね。人を送り届けるミッションなのですぐUターン。

このくらいの距離、ラリードライバーなら屁でも無い。休み無しに高知まで往復300kmを走りました。マイッタのがクルマ。前回はターボ無しの軽自動車で、さすがにアップダウンが辛かった。そこで今回はマーチを借りてみました。するとどうよ! 6万km走ったら、こんなガタピシしちゃうのかと驚く。

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今日の飛行機は乗れないため高知へ戻るだけ

何せいろんな場所から音が出てる。エンジンからも音出てる。サスペンションは全く動いておらず、真っ直ぐ走らない。これほど悪いコンディションのレンタカーに当たったの、始めて。一般道中心の300kmは全く平気ながら、クルマでマイりました。ただ燃費抜群。けっこうアクセル踏んだのに20、6km/Lだって。

このくらい燃費良いと、ハイブリッドカーやディーゼルの必要性を感じない。当然ながら日本の中には今回走ったような道路事情の場所は多い。改めて普通のエンジンのECO性能の高さと重要性を認識しました。また、ターボ無し軽自動車とコンパクトカーの動力性能の差を思い知る。都会だけでヒョウロンしちゃアカンです。

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2012年12月 4日 (火)

政治混迷(12月3日)

TVは朝から笹子トンネルの事件を伝えている。今後、インフラの更新が大きな社会問題になること間違いなし。壊すことを考えていない首都高なんかどうするつもりだろう? 東京に大地震起きて全部倒壊して作り直すことになると思っているのだけれど、その時に自分が首都高走っていたらアウツですね。

いずれにしろ公共事業は新規事業より現在あるものの維持に注力すべきだと考える。昭和30年代以降の発展期に作られた橋やトンネルや建物の中には手抜き工事がたくさん混ざっているかと。地中に埋まった水道管やガス管の更新だって必要。こういった「ツケ」を次の世代に残さないようにしたい。

連日政治家がTVでいろんなことを言ってるものの、全てムナしいと思っているのは私だけだろうか? というか 現在やらなくちゃならないことって、全て強硬な反対派が存在する。既得権を失ってしまうからだ。全く影響力の無い私ですらTPPについて書くと、たくさんの「ダンコハンタイ!」来ますから。

率直に言ってTPPを結んでも結ばなくても、私の生活にゃ影響ないと考えている。私のことをTPP賛成派だと思っている人も多いようだけれど、どっちだって良い。きっと「良くなること」と「悪くなること」で半々かと。例えば医療費についちゃ支払っている国民健康保険の金額より、使っている金額の方が少ない。

原発だって絶対廃止すべきだと考える。けれど現存する原発は東京から離れており、個人的な影響なし。これまた知らんぷりを決め込んだって問題ありません。むしろ「原発反対」を強く主張して敵を作ったら損。原発反対派が助けてくれるワケじゃないですから。という風に思う人も多いことだろう。

おそらく日本人全てが少しづつ違う主張を持っているんだろう。TPP反対で原発反対の人と、TPP賛成で原発反対の人は価値感違う。オスプレイや消費税を含めればさらに分割しちゃう。ヨメさんや子供とさえ違うと思う(不思議なことに私の家族は価値感が一緒だけれど、そんなケースは少ないかと)。

こいつをまとめるのは大変だ。今度の選挙の結果を予想すると『シーサンプーター』かと。麻雀なら役満ながら、政治の世界じゃ大混乱になる。いよいよ本格的な乱世の到来だ。「自分の身は自分で守る」という覚悟が必要。トンネルの屋根が落ちてくるような事象も当たり前になるかもしれません。

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2012年12月 3日 (月)

シャイロック(12月2日)

そういや年齢当てクイズだった。まず左端の植草君の40歳が難しい。20歳代にすら見える。気も身体能力も40歳と思えぬ。そして右端の喜多見さんの48歳も難しいと思う。60歳と言われたって信じる。植草君と8歳差! 喜多見さん、この5人では下から2番目なのだった。当然ながら絶対に当たるまい!

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左から40歳。49歳。51歳。49歳。48歳

郵便をチェックしていたら、シティバンクVISAから請求書が届いていた。犯人が捕まったのだから4ケタの暗証番号をどうやって当てたのか解ってから請求して欲しい、と頼んだのに全くダメ。しかも利子まで上乗せしてきた! シェイクスピアの『ヴェニスの商人』に出てくる金貸しシャイロックみたいなヤツらだ。

一昨日、国民生活センターから紹介された弁護士の相談窓口に行ってきました。犯人が4ケタの暗証番号を私以外から入手したのであれば勝てるとのこと。シティバンクVISAから漏れたということですから。警察に被害届を出すつもりだ。もし暗証番号を漏らした上、利子まで取ろうというなら超悪質。

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利子まで取る凄さ!

弁護士さんから犯人に対し被害届を出すことをすすめられた。4ケタの暗証番号をどうやって知ったのか調べてもらわなければなりません。いずれにしろ私のような立場で泣き寝入りしちゃアカンと思う。出来ることは全てやってみるつもり。シティバンク銀行とのお付き合いを継続するなら、ぜひとも慎重にどうぞ。

衆院戦に向け政治家がたくさんTVに出ている。原発問題を見ていると、皆さんコロコロ立場変えますな。中でも厳しいのは橋下さん。半年前と違う人になっちゃった。エネルギー政策をコストと合わせてガツンと打ち出してくる政党があってもいいと思うのに。原発無しでやっていくの、不可能じゃないと考えます。

私からすれば10年後にゼロも30年後にゼロも同じ。今止まっている原発を動かすべきじゃないと思う。すでに何とかなっているし、今や豊富かつ相場が低迷している天然ガスを上手に使って頑張れば、数年後に地熱発電だって立ち上げられる。原発ムラは廃炉ビジネスで喰えばいいし、アメリカには違う利権を提案すればいい。

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2012年12月 2日 (日)

厳しい1年(12月1日)

人生は山あり谷ありと言われるけれど、谷ばかり続くと厳しい。被害総額230万円のウチ、楽天とUCカードの40万円分は保険でカバーしてくれることになったので190万円に減ったと思ったら、インプレッサをドガンして相当な出費確定。国王杯だけでなく、サイフの中身も失ってしまいましたがな。

何とか元気になりつつあるのは、読者の方々からの暖かい励ましによるものです。特に今回スポンサーになってくれた人達から「来年頑張れ!」というコメントを頂くと、単なる慰めの言葉だったとしても嬉しい。国王杯を持っていった喜多見さんも、自身のブログで大いに喜んでおり、これまた我が事のように嬉しい。

喜多見さんのブログ

皆さんからプレゼントも頂いた。沖縄の宮城さんから今シーズ初めて獲れたというセイイカが届いていたので天ぷらで。大きいヤツは1mに達するという大きなイカで、美味しいです。熊本の村上さんは「くまモン」の名刺を作って送ってくれた。あまりにステキなので使うのがもったいないですね~。

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昼まで原稿書き。13時から18時はベストカー増刊号の座談会。続いて18時30分より中野で商店街の忘年会。54歳でも若手だからして、早い時間に行って最後まで居なくちゃなりません。仕事が残っているため一滴も飲まず。お店の売り上げは夕方まで雨だったこともあり超辛い。う~ん!

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2012年12月 1日 (土)

COTYの分析(11月30日)

今年のCOTYはCX-5でありました。リアルタイムに開票状況を見てると相当の接戦で、60人中20人の開票が終わった時点じゃ20点少々の差。されど21人目は86/BRZに10点のCX-5が0点。22人目も86/BRZに10点だったため、あっという間に一桁の差になってしまう。マツダもヒヤヒヤしたろう。

COTYの得点状況

開票24人目の私あたりからCX-5優勢の流れに変わり、40人終了時点で「こら決まりましたね!」。50人を少し過ぎたあたりで結果が出てしまった。マツダの広報に聞いてみたら「会社を出る際、今回は難しいと役員や開発陣に伝えてきました」。マツダにとっても予想していなかったようだ。

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嬉しそうな姿を見てるのが好き

今回の得票を見ると、非常に興味深い。満点の10点を投じた選考委員というと86/BRZが18人。CX-5は20人。しかし10点と同じくらい影響力を持つ0点をチェックしてみたら、86/BRZが5人のCX-5は9人。CX-5嫌いが多かった。ここだけを見るとCX-5の方が圧倒的に状況悪いです。

じゃなんで得票数で上回ったかといえば、CX-5の方に高い点数を入れた選考委員が多かったからに他ならない。例えば6点以上入れた選考委員の数を見ると、86/BRZの5人に対し、CX-5は13人もいる。4点以下の選考委員は、それぞれ25人と11人。CX-5の方が多くの人から満遍なく評価されたワケ。

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竹平兄「ホンモノは凄いな」。本物なんか無いですけど

黒澤師匠「これ動くのか?」。だから本物は無いです

いずれにしろ「86の点数+BRZの点数」の合計にならなかったことだけは間違いない。COTYに関する限り、アライアンスによるシナジー効果など全く無し。トヨタとスバルの共同開発を評価した選考委員も多くなかった、ということか。改めて選考委員が投じた点数を見ると、いろんな意味で興味深い。

ちなみに私は86/BRZとCX-5、アップ! 3シリーズ全てに10点を付けたかったけれどレギュレーションで許されず。そこでディーゼルに風穴を開けたCX-5に10点を投じ、その他の3モデルは均等にました。ただ5車種に入れよ、というレギュレーションなので、高額な3シリーズの1点をイヴォーグに入れた次第。

点数は前から86/BRZ    ノート   N BOX  CX-5     ワゴンR    up!  3シリーズDS5   ジュリエッタ    イヴォーク

1    青山 尚暉    10    0    0    2    0    3    6    0    0    4
2    飯田 裕子      3    0    0    10    4    3    0    0    0    5
3    家村 浩明      0    2    0    7    10    0    0    2    0    4
4    石井 昌道      2    0    0    10    0    3    7    0    0    3
5    石川 真禧照    1    0    0    6    0    0    6    0    2    10
6    石川 芳雄      2    0    0    10    0    5    6    0    0    2
7    岩貞 るみこ     4    0    0    5    2    4    10    0    0    0
8    太田 哲也      10    0    0    0    0    0    2    3    5    5
9    岡崎 五朗      0    0    0    10    3    5    0    2    0    5
10    岡本 幸一郎   10    0    0    6    0    2    4    0    0    3
11    小沢 コージ    10    0    0    7    0    5    2    1    0    0
12    片岡 英明     4    0    0    10    2    3    6    0    0    0
13    桂 伸一      3    0    0    10    0    4    3    0    0    5
14    金子 浩久     5    0    0    0    0    6    2    2    0    10
15    川上 完      10    0    0    5    0    2    0    3    0    5
16    川上 浩平     6    0    1    10    0    3    5    0    0    0
17    河口 まなぶ    10    0    0    4    0    4    4    0    0    3
18    高原 誠     4    0    0    4    10    4    3    0    0    0
19    川端 由美     3    0    0    5    0    10    5    0    0    2
20    河村 康彦     3    0    0    3    0    4    10    0    0    5
21    木下 隆之     10    0    0    0    0    2    3    4    0    6
22    日下部 保雄   10    0    0    6    0    1    4    0    0    4
23    九島 辰也     4    0    0    4    0    0    5    2    0    10
24    国沢 光宏     5    0    0    10    0    5    4    0    0    1
25    熊野 学      5    0    0    10    0    2    7    0    0    1
26    五味 康隆     5    0    0    7    1    0    10    0    2    0
27    こもだ きよし  5    0    0    5    2    0    10    3    0    0
28    斎藤 聡      10    0    0    7    0    3    4    0    0    1
29    佐藤 久実     2    0    0    10    0    2    5    0    0    6
30    島崎 七生人    3    0    0    0    0    2    8    0    2    10
31    島下 泰久    3    0    0    10    0    5    2    0    0    5
32    清水 和夫    2    0    0    7    0    3    10    0    0    3
33    瀬在 仁志    2    0    0    10    0    0    2    4    0    7
34    高山 正寛    4    0    0    7    0    3    10    0    0    1
35    竹岡 圭      3    0    0    10    4    3    0    0    0    5
36    竹平 素信    10    2    0    5    0    0    5    3    0    0
37    舘内 端      0    0    0    0    0    10    6    2    5    2
38    田畑 修      6    0    0    0    0    0    10    3    3    3
39    藤島 知子    10    0    0    7    1    1    0    0    0    6
40    津々見 友彦   9    0    0    10    0    1    3    0    0    2
41    長嶋 達人     10    3    0    0    6    2    4    0    0    0
42    中谷 明彦     7    0    0    10    0    0    4    1    0    3
43    西川 淳      3    0    0    2    0    6    10    0    4    0
44    ピストン西沢   10    0    0    0    0    0    2    4    3    6
45    西村 直人     10    2    0    7    2    0    0    0    0    4
46    萩原 秀輝     6    0    0    3    0    3    10    3    0    0
47    ピーターライオン 2   0    0    10    0    6    2    0    0    5
48    平田 勝       5    0    2    10    0    0    1    0    0    7
49    ボブ スリーヴァ   2   0    0    6    0    4    3    0    0    10
50    松下 宏      0    0    4    0    4    4    10    0    3    0
51    松田 秀士     4    0    0    8    0    1    2    0    0    10
52    松任谷 正隆   3    0    0    3    0    3    10    0    0    6
53    まるも亜希子   2    0    0    10    5    3    0    0    0    5
54    御堀 直嗣    0    0    2    4    6    0    10    0    0    3
55    三好 秀昌    10    0    0    5    0    0    1    4    0    5
56    森口 将之    3    0    0    10    0    0    4    4    0    4
57    森野 恭行    10    0    0    9    0    0    3    1    0    2
58    諸星 陽一    10    0    0    3    4    0    4    0    0    4
59    山内 一典    10    1    0    4    0    3    7    0    0    0
60    横越 光廣    3    0    0    10    2    4    6    0    0    0
合計    318   10   9   363   68   152   282     51     29     218   

86/BRZに10点を入れなかったのは、多田さんが訴えていた「身近なスポーツモデル」にならなかったからだ。チューニングショップからすれば待望の大型新人なのだろう。ラリー界にとっても同じ。かくして高価なパーツばかりになってしまった。ラリー車を作ろうとしたら、部品超高いです。

下を見て200万円! これじゃ手軽にラリーなんか出来んでしょう。私のように貧乏パワー炸裂で楽しくラリーをやれればいいけれど、86/BRZだとそうもいかない。気軽に遊べないスポーツモデルなら86/BRZ以外だっていっくらでも存在する。そんなことから、CX-5を高く評価しました。

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