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2012年4月30日 (月)

77年前の雑誌(4月29日)

今シーズンは松之山も雪が多かったということで、今だ1m以上の雪の壁が至る所に残っている。桜は日当たり良い斜面で八分咲き。それ以外二分咲きといったところか。宿の前の道を右に行くと松之山スキー場。宿の後ろの山はハンパない量の雪が残っていた。大雪と桜は松之山でも珍しいとか。

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松之山にはしげの秀一さんが描いたビルボードもあります

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昨日の道すがら、気になっていたのが上の『美人林』。中国から帰ってきたばかりなので、妄想力全開にすると飲み屋かとも思うが、松之山の山村の中にある。宿の女将さんもすすめるので寄ってみたら、果たして賑わってます。なるほど美人林だ、と納得。美しいブナの里山でございました。

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桜もいいけど新緑も素晴らしい

続いて行き止まりになっているワインディングロードの60km/h制限区間で写真を撮る。タイトコーナーだからして、どんなに頑張っても60km/hは出ません。ということで幹事さんの走りなど。バイクは1979年のCB650。このモデルの存在、全く忘れてました。稀少車ですな。

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中指ブレーキ派

NC700XCと言えば、予想以上に良い仕上がり。ワインディングロードを私にとって「ソコソコのペース」で走っても全く不満無し。バンク角だって深いから、けっこう攻められます。それでいて3千回転くらいから6500回転までフラットなトルクが出ている。ツーリングバイクの理想に近い。

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何の本を見てるかと言えば……

越後湯沢を通ったので川上完さんに電話したらご在宅。クルマ好きが何人かいるんですけれど、ガレージを見せていただけますか、と聞いたら「どうぞどうぞ!」ということで押しかける。日本に1台しか無いタイプのブリストルや、V型4気筒エンジンを搭載するサーブ96を見せて貰う。

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カラーの表紙に驚く

みんなで見てるのは『ザ・モーター』というイギリスの週刊自動車雑誌なのだが、何年刊だと思いますか? 何と1935年! 昭和10年である! 77年前の雑誌だ。内容は今の自動車雑誌と変わらず。川上完さんの家にはこんな至宝がゴロゴロ転がっているから凄いです。

谷川岳PAで谷川岳丼を食べていこうかと思いきや「連休中はお休みさせていただいてます」。お腹減らせて来たのに。2番目に美味しいモツ煮定食を食べてイッキに東京まで。気になるNC700Xの燃費は25km/Lでした。う~ん! もしかしたらアクセル開けすぎか?

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2012年4月29日 (日)

松之山へ(4月28日)

本来なら朝からツーリングに行く予定だったのだけれど、ベストカーの原稿依頼が大幅に遅れ、何のかんの12時まで原稿書き。何とか終わらせ準備して速攻で出発。幸い関越は渋滞も解消しており、スムースに月夜野ICまで。ここから17号線に入り、桜吹雪の中、三国峠を目指す。

久々にバイクで走る三国峠は思ったより道路が傷んでおり、コーナーの途中にデコボコが多数。バンクしながら飛び込んでいくと、ゲヨゲヨでございます。長いサスペンストローク持つNC700Xだって怖いの何の! ただバイクだとコーナー上等。いくらでももってこい! 突き刺すように冷たい三国トンネル抜け苗場。

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山には雪が残る

あっという間に越後湯沢。ここで仲間は14時まで食事をしていたハズなのだけれど、すでに14時30分。さらに石打から十二峠トンネルを越え、津南へ。トンネルに入る度に真冬の気温に出くわす。十二峠トンネルの中なんか水まで落ちてる場所が。制限速度で飛ばしあっという間に津南。

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荷物があると不便

ガソリンを入れようと給油口を捜したら、タンデムシートの下でした。荷物積んでいたのでどこにあるか解らず迷う。265km走って10,6L。カタログ燃費41km/Lと燃費の良さが売りのNC700Xながら、25km/Lと期待してたほど伸びなかった(後で借りたときに満タンじゃなかったことが判明)。

ちなみにNC700Xのエンジンは乱暴に言えばフィットの4気筒を半分に切ったもの。出力も50馬力でフィットの半分。乗り手を含めた車重はフィットの4分の1。よって燃費はフィットの半分くらいでもおかしくないと思うが、そうもいかないらしい。ただバイクのエンジンと思えないほど低速トルクある。

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日本3大薬湯の一つ

今日の目的地は婿投げで有名な新潟県松之山の『凌雲閣』.。そういえばしげの秀一さんのお里が松之山だった。凌雲閣は木造三階建てで、すばらしく雰囲気ある。『日本秘湯を守る会』のお墨付きも。今回幹事をしてくれた読者の方のお姉さんがここの女将さんなのだった。

なるほど素晴らしい温泉に入り(1200万年前の海水なのだとか)、地のモノが主体の晩ご飯を堪能し、新潟の地酒飲みながら日付変更線まで。それにしても天気に恵まれ、素晴らしいツーリングを楽しめました。ただ夜はいびきの四重奏。片っ端から濡れたタオルでも掛けてみようかと思った。

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2012年4月28日 (土)

日本人は撥水やろ!(4月27日)

ベストカー5月10日売り号の締め切りに間に合わすべく早起きして原稿書き。本日朝までの分は何とかお昼前に脱稿。私の分は明日の朝が締め切りの北京ショーの原稿を残すのみ。とりあえずお昼御飯食べ、シトシト雨の中、青山のホンダまでNC700Xの広報車をピックアップしにいく。

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ボディは新車よりビカビカ

一旦帰宅後、毎年のメンテのためポリッシュファクトリーにお願いしていたプリウスを引き取る。今回から全く新しいタイプのガラスコートになったとのこと。今までのガラスコートがハイオクガソリンだとすれば、新世代はハイオクの100倍くらい凄いらしい。今までのガラスコートで十分凄いと思ってましたけど。

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リアスポに霧吹きで水を掛けてみた

新製品の特徴は「超強力な撥水効果」という。もはや比べるモノが無いくらいのツルピカはじき飛ばし度なんだとか。撥水加工した直後のFガラス的な効果が10年間続くと考えればいいだろう。汚れも付着しないので水洗いするだけでビカビカになる。撥水効果の弱点だった水玉汚れも対応済み。

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水を掛けるとある程度まとまって水玉になり流れ落ちる

新型のコート剤は及川さんが開発したもの。日本中で及川さんと、お弟子さんのショップの2軒使っていない。聞けばコート剤、500cc程度で20万円以上するというから驚く。洗車ワックス掛けはサボリがちながら、いつもピカピカのクルマに乗っていたいという我が儘な人にプッシュしておく。

早速雨の中を走ってみたが、なるほど水玉になってドンドン吹き飛んでいく。しばらく洗車せず、汚れ放題にしてから水洗いをしてみたい。どうなったかレポートします。ワックス100回分だと思えばガラスコートはリーズナブルだと思う。キレイ好きの人なら水洗いの度に深い満足度と達成感を味わえると思います。

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2012年4月27日 (金)

質が落ちた(4月26日)

E63AMGで東名に入ると「ぽ~ん」とコーションが出て「オイルを1リッター補給してください」。ありゃま! ずいぶん減ってるのね! ゆっくり走って海老名SAへ。どれどれ、とばかりオイルゲージをチェックしてみたところ、あらま! 全く引っかからない。こんな状態で走ってたのか?

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見事に空振り!

AMGの推奨オイルは確かモービル1だったような。ボンネット開けてみたら、やっぱしモービル1を推奨するとありました。幸い海老名PAのスタンド、モービルでございました。自分のクルマならオイルの質のみ重視するけれど広報車なのでサービスマニュアル指定のオイルを入れる。

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今や鉱物油は1種類のみ

やれやれ、と思ったら走行3300kmのBMW M5もオイルを1リッター入れてチョウダイ、という表示が出たそうな。こちらはオイルレベルゲージが付いていないのでセンサーを信じるのみ。で、当然の如く指定通り1リッター入れる。この取材の前に広報車を借りた人は必ず表示出ていたと思う。

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何とアイドルストップ付き

最近同業者のレベルも落ちてきた。広告屋さんになり始めているような人も多い。というか、そういう方が喰っていけるのだから仕事の選択としちゃ正しいですけど。でも広報車に乗ってコンディションに問題あれば、次の人の安全のためにも状態を伝えるべきだと思う。今回の件、責任は私らの側にある。

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セダンボディで最高速305km/h! 史上最速の『5』です

閑話休題。現在世界に500馬力以上のエンジンが何基あるのか解らないけれど、今年に入って半分くらい乗ったかもしれません。しかも全てクローズドコースで全開してみた。下にピックアップしたのは試乗したエンジンでございます(カイエンとパナメーラのような同じユニットの馬力違いは除く)。

530馬力 3,8リッターH6ツインターボ ポルシェ911ターボS
550馬力 3,8リッターV6ツインターボ 日産GT-R
550馬力 4,8リッターV8ターボ ポルシェ・パナメーラ
550馬力 5リッターV8SC ジャガーXKR
557馬力 5,5リッターV8ツインターボ ベンツE63 AMG
560馬力 4,4リッターV8ツインターボ BMW M5
560馬力 5,2リッターV10 ガヤルド・ピコローレ
570馬力 4,5リッターV8 フェラーリ458イタリア
570馬力 4,8リッターV10 レクサスLFAニュル
571馬力 6,2リッターV8 ベンツSLS AMG
575馬力 6リッターV12ツインターボ コンチネンタルGT
647馬力 6,2リッターV8SC コルベットZR-1

500馬力超えのエンジンを搭載しようとすれば、GT-RやLFAの如く車体から鍛えなければならない。結果いずれも力作。ベントレーのコンチネンタルGTにような旦那仕様のようなモデルですら、タダモノじゃない剛性感を持っている。ハンドル握ると技術者の「匠」を感じますね~。素直に楽しい。

小沢議員が一審無罪となった。今だ「灰色だ。怪しい」と思っている人も多いだろうけれど、証言をデッチ上げをした検察側がやったことは真っ黒。そちらを断罪すべきだ。小沢さんは嫌いだけれど、どじょうよりマシ。という人も多いかと。私が大好きな前原弱虫大将は小沢さんにケンカを売ってる。また泣く?

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2012年4月26日 (木)

557馬力(4月25日)

5時半に起きて空港へ。北京首都空港は巨大なのでターミナルに到着する前の渋滞が凄い! 空港内でもANA管轄のチェックインを除き、イミグレーション、荷物チェック、全てヒト・ヒト・ヒトの列。それでも膨大な人間を捌いていくから素晴らしい。中国の「人捌きテクニック」はダントツの世界一だ。

昨日は雷のため運休になった便が続出したそうだけれど、昨日降った雨ための黄砂や大気汚染もなし。満席の成田行きANAのB767-300は無事離陸。国内線だったらシートベルト着用サイン絶対点灯という揺れの中、ちゃんと食事も出て少し遅れたものの成田に到着。京成スカイライナーで東京まで。

成田空港を13時59分に出て上井草到着は15時30分。羽田空港と大差なし。ちょいどばかり不思議な気分であります。都内で打ち合わせやら、明日のエンジン誌の取材で使う広報車の引き取りやらでバタバタ過ごす。ちなみに広報車はAMGのE63。5,5リッターツインターボ557馬力だって!

価格は1495万円。オプションがのってる試乗車は1700万円を超えている。価格相応の価値があるかと聞かれたら「あるなぁ」と答えておく。いろんな点でカユいトコロに手が届いている。なにより清々しいくらい速い! 明日の取材はこんなクルマばっかり3台集めているそうな。

そういえば647馬力のコルベットZR-1と4500万円のレクサスLFAニュルブリックリンクパッケージの試乗レポートは本日売りのエンジン誌で。『まんじゅうこわい』と同じで「つまらん」「時代錯誤だ」と言いながら、この手のクルマのハンドルを握るとニンマリしちゃいます。素直に楽しい。

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2012年4月25日 (水)

北京裏話(4月24日)

朝から北京ショー取材に行く。このショーは毎回プレスパスの発給で大モメする。私も通常のモーターショーと同じく北京ショーのサイトからアクセスしたが途中から先にすすめなくなった。前回もそうでした。そこで英語堪能でPCの扱いにも慣れているムスメに頼んだ。数日後、大丈夫だったと思う。向こうからメールあると思う。

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その割にはパスを持ってないひとがワンサカいます

日曜日に松下兄から電話が掛かってきて「プレスパスの申請はどうやったのか」と言う。伏木さんからも聞かれた。皆さん苦労してる。「行けば何とかなると思います」と答えたものの、案の定、大モメだったらしい。何時間も並んだり、挙げ句の果てには発行を断られたりしたという。しかし今回は素晴らしいサポーターが居た。

マツダの敏腕広報マンだった方が現在北京に駐在しており、プレス申請の際も日本人メディアに「申請の時はこれを使ってみてください」という『招待状』を作成してくれたのである。相当の効力を持つ。私のトコロにも「北京に来られるならどうぞ」と、連絡先を添えてメールしてきてくれました。

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お昼は50元(約700円)の高級弁当にしました

何人かは当日元敏腕広報マンにSOSを出し、助けてもらったという。ちなみに私は北京ショーだけは大混乱すると予想していたので、プレスパスを申請し、事前に2つ手を打っておきました。もちろん元敏腕広報マンが送ってくれた『招待状』のおかげで順調に進み混乱に巻き込まれことなく会場に入れた次第。

ちなみに好対照だったのが某社。昨日のこと。社長のコメントの文章が日本人メディアに配布されたそうだけれど、日本語になっておらず皆さん不満タラタラ。なるほど理解が難しい単語がある。「おそらく自分でチェックせず、全部任せちゃったんでしょう。ウチなら考えられないですね~」と他社広報の間でウワサになってました。

追記・この件、ウチですか? という問い合わせがあったので補足。ホンダと日産ではありません。

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情報交換会中

ショー2日目とあって日本人メディアの姿はほとんど見かけなかった中、お嬢様チームが日産ブースでニューヨークタクシーを御取材中。さらに会田肇さんと晩ご飯を一緒に、ということに相成った。席で北京ショーの情報交換。女性とオトコは入ってくる情報の種類&ルートが違うのだろう。面白いの何の。

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辛いっす

しかもストレートな評価。ホンダの伊東社長が「囲み」と呼ばれる内輪の取材回で厳しい修行になったとか、前述の広報の件なんか興味深かったでございます。女性の情報伝達能力と来たら驚くばかり。おそらくあっという間にギョウカイに広まるかと。今や女性の同業者から学ぶべき点や姿勢が多い。

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2012年4月24日 (火)

北京へ(4月23日)

今日も5時半に起き電車を乗り継いで羽田へ。クルマで行くつもりだったのだけれど、直前で日程を1日短縮。そしたら帰りは羽田便が満席で成田便。こらもう電車で行くしかありません。7時に出れば間に合うものの、ロールウェイバックを持ってると迷惑。6時に上石神井から空いてる電車に乗る。

私が住んでいるトコロは羽田空港と相性悪い。高田馬場で山手線に乗り換え、新宿で中央線。東京から京浜東北に乗って浜松町。そこからモノレールとなり、所用約1時間半と遠い。8時25分発ANAのB777は航路混雑のため待機となり57分の離陸。されどこの時期としちゃ偏西風が弱いらしく定時到着す。

北京は大気汚染情報出ているらしく、モヤの中である。2km先も怪しい感じ。加えてこの時期は柳の綿毛が凄い! 呼吸器の弱い人だと辛いだろう。また、日本よりはるかに緯度高いのに気温25度だって。トドメにタクシーは燃費が悪くなると言うことでエアコンを入れたがらない(中国の自動車七不思議の一つ)。

相変わらず中国のイミグレーションは大国らしく鷹揚である。特に問題なければ通す。しかも手早い。面白いことにイミグレーションのゲートに評価ボタンがあって係員の対応を押すのだけれど、こら日本でも取り入れるべきだ。税関だって欧米並み。日本のように「あんたらエバりたいだけでしょ」じゃない。

今や禁制品はどこからだって入ってくる。税関で防ぐことなど出来ぬ。麻薬の類は犬などでチェックすればいい。そもそも荷物は全てX線検査される。日本も世界に習って”ほぼ”フリーパスにし、浮いた予算を使って捜査に注力すればいいだろう。ちなみに感じの悪い税関は日本と韓国がツートップというイメージ。

興味深かったのが経年変化。北京首都空港はスンゴク立派な新築の建物なんだが、もう汚れや劣化を感じさせるブブンも出てきている。このあたりは常にピカピカの日本と違う。日本製の「耐久性」ってタイしたモンです。きっと日本が世界で韓国や中国と勝負するときの大きなアドバンテージになると思う。

早速情報チェックをして夕方ホテルにチェックイン。5月10日売り号の原稿書き。4月27日までに校了しないと間に合わない。本格的な北京ショー取材は明日です。

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2012年4月23日 (月)

チョッパー(4月22日)

今日も早起きしてマリーナへ。マリーナと東京ヨットクラブで行っている年に1度の「子供の日ボランティア」の船長さんであります。今回のゲストは小学校4年生。大きなフネを見たり、他の参加艇の引き波に乗ってジェットコースターごっこで遊んだのだけれど、一番喜んだのは鳥とのふれあい。

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食パン投げるだけで飽きずに遊んでくれる

ユリカモメに対する岸からのエサやりは様々な意見があるようだけれど、フネの上からならエエんじゃなかろうか。いろんな観光地でやってるし。海上保安庁のフネが通り掛かったので子供に手を振らせたら、ブリッジに乗っている全員ふりかえしてくれる。やっぱ海上保安庁だけはマトモだ。

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さかなくんステッカー

すると停船。スピーカーで「シールあげるから待ってて~」だって。玉網で手渡してくれたのが上のステッカー。小さなゲストは大喜びだった。私のフネ、ライジャケの着用率常に100%です。センチョウだから万一落水者を出した時に助けなくちゃならんのですが、ライジャケ着てないとコチラも危ない。

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マリーナに戻り、つきたてのお餅とカレーパーティ。お持ちはアンコとキナコ、納豆、ネギ、辛味と5バリエーション。カレーも美味しいです。いつものようにみんなで一緒に遊んで過ごす。いつもながら、懐いてくれた頃にお開きです。それにしても寒かった。朝なんか息が白かったですから。11度以下ってこと。

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チョッパーオヤヂ

終了後、ザッカー編集部で伏木センセと対談。「最近のホンダ」がテーマだったんだろうけれど、今日のツボは「ホンダがどんなクルマを作ったら成功するか?」と聞いた時のお答えでございます。何と「S30初代フェアレディZみたいなクルマだろ」。果たして編集部はどうまとめることやら。

19日に開催された春の園遊会で天皇陛下は台湾の大使に相当する駐日代表を40年ぶりに招き、東日本大震災の援助に対し「ありがとう」と声を掛けたとのこと。ココロのどこかにひっかってた”つかえ”が取れました。東日本大震災で多大な援助を頂いたのに、お礼らしいお礼をしてませんでしたから。

国民の代表である天皇陛下にお礼を言っていただければ、私らこれほど嬉しいことはない。

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2012年4月22日 (日)

読者イベント(4月21日)

早起きしてベストカーの読者イベントで『モーターランド三河』へ。8千円のエントリー費で9分×4回走れるというリーズナブルな走行会でございます。9分と聞けば短いかと思うかもしれないが、集中力を持続させようとすればちょうど良い時間である。また1ラップ30秒程度だから、15周くらい走れます。

それを4回。良い練習になる。また、今回サーキットを走るのは初めてという人も半分くらいおり、車種もランエボ/インプレッサからエスティマや軽自動車まで幅広い。そもそも参加者がベストカー読者ということもあり、和やか。クルマ同士の接触無し。コースアウトも下の写真の1台だけでした。

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ドライバーは竹平兄の御子息

1コーナーで派手に飛び出したものの、カタいモノが無かったようでダメージはフロントバンパーのみ。初心者のフデオロシとしちゃ相当安全なコースでございます。年内に2回同じコースで行うというので、サーキットを走ってみたい人はぜひとも参加してください。早めに申し込まないと満員になります。

私は読者を86に乗せてサーキット走行のミニレッスン&ドリフト。タイでドリフトに出場し、それなりのテクニックを覚えました。タイで乗ったドリ車よりノーマルの86の方がコントロール性良いのに笑う。フェイント掛けての切り替えしドリフトだって簡単。ただパワー無いため、立ち上がりで売り切れちゃいます。

ドリフトアングル付けないとカウンターが維持出来ず。かといってアングル付けすぎたらスピン。パワーさえあればアングルに頼らずパワースライドで立ち上がる。とはいえノーマル車でここまで遊べれば文句なし。今回は履いているタイヤがポテンザのRE11だったためコントロールはノーマルよりシビアです。

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ベストカー編集部の86も大暴れ

16時に終了。帰りはトラックの通せんぼ攻撃で走りにくいだろう新東名を止め、東名を選ぶ。交通量少なくトラックほぼ無し。こんなに走りやすい東名って初めて。SAもガ~ラガラ。超快適なドライブで御殿場まで、そこからはいつもの東名でがんした。私は御殿場以西はあまり走らないため、新東名出来たって何も変わらん。

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2012年4月21日 (土)

新東名(4月20日)

昼から御殿場で行われているレクサスGS450hとマイナーチェンジしたRXの試乗会へ。まずGSから。いやいや素晴らしい仕上がりであります。エンジン始動時の「引っかかり感」が少し気になるのを除けば文句なし。これだけの完成度を持っていれば、買った人の不満は全く出ないと思う。

もし予定より売れなければ、クルマの完成度じゃなくアプローチでしょう。そもそも「このクラスはハイブリッドである必要性があるか?」ですね。3,5リッターツインターボ450馬力のエンジンを搭載し、今までの4,5リッターV8より燃費が良くなっていたら、きっと世界的にニーズがあると考える。

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スピンドルグリル、良くなってきた

好印象だったのはRX270。前期型と比べ、圧倒的に乗り心地が良くなっている。コストパーマンスは十分納得いくレベル。日本こそ「まぁまぁ」だろうけれど、中国などで高い評価を受けることだろう。これでディーゼルエンジンのラインナップでもあれば鬼金。スピンドルグリルが案外仕上がってきたことに驚く。

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トンネルも3車線分ある

終了後、新東名で豊川まで。なるほど素晴らしく滑らかな路面と、幅広い車線、緩いカーブが印象的。ただすでに交通量多く、追い越し車線に出てきてノロノロ追い越すトラック多数。新が付いても相変わらず東名は走りづらい。どうせだったら全線3車線とし、追い越し車線は大型トラック通行禁止にすればよかった。

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2012年4月20日 (金)

串あげ太郎(4月19日)

昨年福島第一で事故が起きた際、地元の人は「原発を東京に持っていけ!」と怒っていた。つまり今まで「東京で作れない電力を供給してやってきた」という”構図”だったワケです。しかし私を含め東京の人間は「????」。原発を作って欲しいと頼んだことは一度もない。というか、そんなこと望まない。

という漠然とした思いを持っていたけれど、大飯原発などの問題を見て「やっぱり」と思った。東京や大阪は原発の再稼働を望んでいない。なのに地元が動かしてくれと言っているのだ。なんだ。「頼むから動かさないでくれ」と言ってるのに「動かしてもらわないと困る!」。全然話が違う。

旭川で左に紹介している『エスプリムートン』というレストランのオーナーである田所兄からメールがあって「串あげ太郎がミシュランの一つ星になりました」と我がことのように喜んでいる。旭川の串あげ太郎は田所兄に紹介してもらった知る人ぞ知るお店で、立地条件極めて解りにくい。

私の日記を見たら2007年の6月26日など3回くらい紹介している。ミシュランの情報収集力に少し驚く。露地にある小さなお店なのだ。高級な作りでも無し。困ったことに、これで混むこと間違いなし。旭川に行くことがあればエスプリムートン(これまた美味しいです)か串あげ太郎を試して欲しい。

石原さんの尖閣問題、興味深いことが二つ。一つは中国の反応で、政府は無関心を決め込んだ。扱い方によっちゃ国内世論を抑えきれなくなる、と判断したんだと思う。確かにここで騒ぎになっても中国にとっちゃメリット無し。加えて領土問題は南沙諸島で手一杯。ベトナムが手強いです。

中国の外交能力はタイしたもんだと感心しきり。相手のペースにゃ乗らない、ということですな。このままだと石原さんの空振りに終わるだろう。ただ向こうは間違いなく先を読んでいる。ここで安心したらアカン。チーム石原も着実に前に進んだ方がいい。やはり一夜城作戦で実効支配を。

一方、我が国は足並みが揃わない。なかでも地元の沖縄県。琉球新報によれば、6割の市町村長が東京都が尖閣を購入する件について判断を付けられないでいるという。これが沖縄の良いところであり、弱点でもある。個別に切り崩されると、人の良さが出てしまい流されちゃうのだ。

ということで明日からしばらくクルマ漬けの日々になります。

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2012年4月19日 (木)

修行が続く(4月18日)

ここにきて『エレクトロラックス』の家電が日本でジワジワとシェアを伸ばしている。私も冷凍庫なんか欲しいと思っているうのだけれど、中国ハイアールじゃ何となくイヤな感じ。スウェーデンのメーカーであるエレクトロラックスだったら同じ中国生産であってもいいな、となる。というワケで買うならエレクトロラックス製です。

このメーカーの凄さは、日本ブランドより圧倒的に安く、ハイアールと真正面から戦える価格を設定していること。それでいてドイツの老舗である『AEG』(アー・エー・ゲー。かつでル・マン24でベンツのスポンサーでしたね)まで傘下に持つというブランドイメージと優れたデザインを持つ。性能だって悪くない。

今や世界的にシェアを伸ばしている。アメリカでサムスンとLGの冷蔵庫(この2社でアメリカの冷蔵庫の半分以上を占める。日本製なんかシオシオ)がダンピングに引っかかり、LGなんか30%ものダンピング課税を掛けられるトコロだった。しかし強気の米国際貿易委員会なれど、今回サムスンとLGをおとがめ無しに。

というのもエレクトロラックスがサムスンやLGに匹敵するくらい安く、ダンピング課税を掛けるなら一緒にやらないと不公平になるからだ。エレクトロラックスにダンピング課税なんか掛けたら、超ウルサイヨーロッパ諸国が黙っていない。アメリカってヨーロッパにゃ弱いのだ。中国で作っている製品でも、です。

完全に終わった、と思われていたヨーロッパの家電製品が、企業努力によって破竹のイキオイの韓国勢や中国勢と価格で戦えるのだから興味深い。ということはエレクトロラックス以上にブランド力のある日本の家電業界なら、もっと強く戦えるんじゃなかろうか。未曾有の貿易赤字を出した我が国をみて深刻に考えます。

夕方、うなぎ問屋さんが来て情報交換。ここにきてスーパーへの出荷は激減。うなぎ屋の売れ行きも全国的に落ちているため、うなぎ不足になることはない模様。ガソリン相場と同じで、高くなれば需要が減ります。ただし高値は相変わらず。どこまで体力が持つか、という状況である。

確かに4月に入って厳しい。昨年の3月は震災で大きく売り上げを落としたものの、4月に入って悪くなかった。されど今年は昨年の3月並。そらそうだ。これだけ高くちゃお金持ちか相当のうなぎ好きでないと食べまい。良いうなぎが入ってきてるので味に自信を持てるのが唯一の明るさです。

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2012年4月18日 (水)

尖閣(4月17日)

石原さんが突如「尖閣を東京都で買う」と言い始めた。面白い。オリンピックにお金を使うのは賛成しないけれど、尖閣を買うならよろしいです。もう他のコトは猪瀬さんに任せ、大将は尖閣に残る政治生命を掛ければいい。その場合、台湾とは一緒に有効利用を考えるなど上手にやってください。

とりあえず「南小島」に800mくらいの滑走路を作り、石垣島からドルニエ228なんか使って定期便を飛ばす。台湾便を受けても良い。羽田空港~三宅島の距離なので、東京都民割引で羽田から往復で6万円くらいの運賃設定に出来ると思う。宿は250n離れた隣の北小島へ橋を架けて行き来すればよかろう。

南小島と北小島の間に防波堤を作って大きな港にし、日本と台湾漁船の避難港とするのもいいんじゃなかろうか。しかし! 正面から中国にケンカ売るのは得策じゃなかったかもしれない。コッソリ動いて気がつけばヤラレタ、という作戦が面白かった。もしかすると中国は実効支配に出てくるかも知れない。

もっと矮小なことを言えば、来週の北京ショーが少し不安。おそらく遠くない時期に中国は蜂の巣をツツいたような反応を見せるに違いない。古今東西、領土問題はサッカーより燃える。ヘタすると北京ショーどころじゃなくなるかもしれません。中国に進出している日本の企業は「やめてくれ!」と思っているハズ。

日本はカンペキにケンカを売った。果たして中国がどんな反応を見せるだろうか。事と次第によっちゃ一触即発状態になること間違いなし。そういった意味から言っても、もう少し隠密に動くべきだったと考えます。領土問題は勇ましくてカッコ良いけれど、実利が全くない。尖閣だって私が釣りに行ける程度。

それで中国市場を失うとすれば、いろんな意味で覚悟が必要です。繰り返しになるけれど、もう少し上手な解決法があるハズだ。石原さんのやり方は軍艦マーチを鳴らして突っ込むようなモノです。ホンキで取り組むなら秀吉の『石垣山一夜城』のような戦略で一気に既成事実を作り上げるしかない。

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2012年4月17日 (火)

悪魔の囁き(4月16日)

原発の再稼働に賛成している地元の人を見ると、たいてい原発で働く人を相手にしている業種である。どこも閑古鳥がないているそうな。されど心配しなくていい。廃炉の作業だって20年以上掛かりますから。福島第一だってざっくり言って30年掛かるとのこと。大飯原発も20年くらい掛かるハズ。

20年あれば他の仕事をする準備だって出来るだろう。おそらく建設したときと同じくらいの賑やかさになると考えます。「迷惑料をもらえなくなる」という声も出てくるだろうけれど、そもそも近隣の自治体で迷惑料を貰っていないケースはいくらでもある。今までたくさん貰ったのだから諦めるしかない。

肝心の電力だけれど、今年の夏は何とか節約で乗り切り、その間、大阪も東京のように自前の天然ガス発電機を作ればよい。原発1基と同じ100万kW級を3つくらい作れば当面は足りる。幸い天然ガスの供給力は大きい。その間、さらに太陽光発電を100万kW規模で増やす。同時に他の地域で地熱発電を。

5年もすれば一戸建ては太陽光発電+電池でマイクロ・スマートグリッドを構成できるようになるし、大きな工場についちゃ熱効率を徹底的に追求できるコージェネも立ち上げられることだろう。この段階で古くて効率の悪い石油燃やす火力発電所を止めていけばよろしい。そんな難しくないです。

今日から18日までは原稿書き中心の日々。誕生日なんか365日の中の1日というイメージ。もはや嬉しくもないですけど。最近面白いこともないし。何か目標や目的が無いとパワー出てこない性分なのだった。何年生きていられるか解らないし、元気でいられるのだってそう長くない。

好きなことでもやるか、と考えていたら小沢さんから「今年はどうしますか? 使えそうなパーツを取っておきました。エンジンやサスペンションもありますよ。王様のトロフィが取れるようなクルマをけっこう安く作れると思います」。悪魔の囁きのような誕生日プレゼントだったりして。

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2012年4月16日 (月)

早慶レガッタ(4月15日)

もはや昨日の雨で桜は全て散ったかもしれないが、東京じゃ最後のお花見のため出船でございます。墨田堤の桜を見るべく墨田川を遡っていると、早慶レガッタの通船規制始まる直前。「引き波を立てないようになるべく早く通過してください」。難しい注文ながら伝統の早慶レガッタだ。何でも協力しまっせ!

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桜橋の下がゴール

初めて知ったのだけれどゴール地点の右岸には早稲田と慶応の応援団が並んで陣を構えている。それぞれチアリーディングなども出ていて賑やか。一時は深刻な水質汚染で(昭和30年代後半の隅田川はドブ川でした)中止になっていた早慶レガッタながら、今や完全に東京の春の風物詩になった。けっこうな数の観客が出てます。

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応援は早稲田優勢

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桜はほとんど散った

勝負は慶応が2艇身くらいリードして勝ち。ゴール後の慶応チームの雄叫びと、早稲田チームの意気消沈ぶりが対象的でした。今日は早稲田出身のゲスト 1名。慶応ゼロ。OBの応援無かったので負けた? 箱根駅伝にも言えることながら、学生さんのスポーツって応援したくなります。

ちなみに墨田川レガッタのタイムは年によって全く違う。今年は下げ潮だったので、川の流れを遡る格好。上げ潮の時と5km/h以上遅いと思う。墨田堤の桜は終わっていたので大横川に行くも、やっぱし葉桜。川面には桜の花びらがびっしり。月末は福島県三春の滝桜か。

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帰宅してネット見てたら京都の事故のドライブレコーダの動画がアップされていた。「ブレーキを踏んでいる」ということだったけれど、反射板です。というか、右下のブレーキランプはLEDじゃない。片側が切れていたとしても、あの反応速度などあり得ません。残る疑問は「バックした」ということ。

本当にバックしたのだろうか? ホーン鳴らしたというのも怪しいらしい。日本有数のレベルの低さを誇る(最低は千葉県県警)京都府警が、事故のアウトラインをキッチリ掴めるだろうか? こういった事故を教訓とし、新たな安全策を練らないといけない。「単なる暴走でした」とされたら被害者だって浮かばれまい。

考えてみたら明日は誕生日。54歳だぁね。若い頃は54歳なんてジジイ。そんなトシまで生きているということすら考えられなかったです。しかもアタマの中は全く進歩しておらず。私が若かった頃の54歳って、もっと人間としてしっかりしていたように記憶してます。修行が全く足りない。

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2012年4月15日 (日)

台場でD1(4月14日)

台場でD1が開催されるので取材に行こうと思っていたら、突然仕事ガッツリ入って身動き出来なくなりました。それでも天気良かったらバイクで行って往復の時間短縮を図れるものの、冷たい雨のため断念。タイのチームが来ているので、もしかしたら顔見知りがいるかもしれません。日曜日は先約あって厳しい。

大飯原発の再稼働、来週が山場になると思う。大阪の橋下市長はもちろん、隣の京都府と滋賀県知事も反対しているし、我らが東京都だってホントなら原発賛成のジジイはイイ子になっていたいから動けず。猪瀬副知事が明確に反対しているようだ。大飯原発再稼働となったら後はズルズル押し切られると思う。

興味深いのが福井県知事の対応。自分一人で責任を被ることを嫌ったのだろう。大阪や京都、滋賀県も納得しなければ返事できない、となり始めた。そらそうだ。ここでOKしたら、日本中からバッシングされます。とうてい一人で決断できるコトじゃない。政府は切り崩しが出来るだろうか。

以前書いた「大きなチカラ」が健在なら、おそらく福井県知事すら押し切ると思う。ここが見所。もし福井県知事が再稼働を認めるようなら大きなチカラは原発推進のままである。されど硬直するようだと、大きなチカラが再稼働を諦めたということ。政府がゴリ押しするくらいじゃ福井県知事は動くまい。

政府のデタラメぶりは、ここまで来れば誰だって解ること。橋下市長や猪瀬副知事など数人が「踊りましょう!」と音頭を取れば、平成の「ええじゃないか」が始まると思う。国民の漠然とした不満は80%くらいまで溜まり始めた。そろそろ爆発しそうな気配を感じつつあります。後はタイミングでしょう。

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2012年4月14日 (土)

ウンが悪い日(4月13日)

プリウスのショックのチェックのため千葉県夷隅町にあるネオチューンのガレージへ。以前も書いた通りアクアライン通って夷隅町への道は素晴らしい! 道路も適当にツイスティで信号ほとんど無し。交通量極めて少ない。加えて景色いいの何の! 何度行っても飽きないし楽しい。日本の道もいいもんだ。

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いすみ鉄道が人気らしい

途中の大多喜の手前で「古い食堂」があったので寄る。ガストとかマクドナルドとかラーメン屋じゃツマらんですから。日本らしさを追求した次第。そしたら超を5つ付けたくなるくらいのハズレぶり。我が国の食堂でここまでハズレるの、珍しいです。この時点でウンの悪さを認識しておくべきだったか?

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喜多見さんは若手を育成中

リアサスの設定を変更。サブシリンダー付きはセッティング変更が出来るのだった。帰りは一段と気持ちよし。いすみ鉄道、平日はムーミン列車。休日になると山岳路線用に開発されたツインエンジンの希少ディーゼルである『キハ52』(ムカシ小海線で乗りました)を走らせており、撮り鉄の人気を集めているそうな。

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菜の花と桜でございます

袖ヶ浦に差し掛かると「アウトレットはコチラ」の標識。そういや今日開業だったな、ということで寄り道。混んでいるかと思いきやガ~ラガラ。駐車場のキャパシティ大きいため土日を除けばそれほど混まないかもしれない。驚いたのは中速充電器が3基もあったこと。電気自動車にゃ冷たい千葉県じゃ希少な充電器です。

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急速でなく中速。1時間掛かります

アウトレットは三井なので女性を意識した店揃い。入間や幕張同様、私が欲しいアイテム無し。また、入間と同じく周辺の”道路さばき”悪く、間違いなく週末の帰り道は混むと思う。東京方面は右折なのだけれど、1車線しか無いのだ。ただ周辺に住宅が無いので迷惑は掛からないかと。

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帰り道、永田に晩飯喰わすべく早稲田近辺でパーキングチケットの駐車スペースに駐めた。1万円札しか無かったので永田に両替に行かせたら戻らない。なにやってんだろ、とコンビニまで行くと、早稲田の学生さんで渋滞中。すぐ戻ったら、あらま! 私のクルマを撮影してる輩がいる。

クルマから離れたホンの2分! 私が永田を待っているときから時間を計り始めたらしく、6分止まっていたからダメだという。駐停車禁止場所ならともかく、300円のパーキングチケット買えば1時間駐めていい場所なのに。カンペキにノーテンファイラーです。コヤツ達は機械だから何を言っても心が寂しくなるので諦める。

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原発再稼働に比べたら小さい問題

先日試験場でまぁまぁの警察官に出会ったので少し評価を高めていたけれど、またエネルギーが溜まった。タチの悪い店で酷いモン喰い、外に出たらネコに引っかかれたと思うしかあるまい。というか、昼飯のハズレ具合でウンの悪さを認識すべきでした。免許取って35年。駐車違反で捕まったの、初めてだ。

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2012年4月13日 (金)

桜吹雪(4月12日)

私がフネを留めてある夢の島マリーナは相当満足度高いのだけれど、唯一の「う~ん」が地元議員の利権と言われている給油所(東京都の第3セクターからスバル興産になった際、給油所だけは譲らなかったという)。猛烈に高いのだった。給油所側は利用率低いから高いと言うけれど、高いから皆さん入れない。

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ハイオクだと消費税入れれば193円!

上の価格は上からハイオク、免税軽油、課税軽油です。軽油154円にゃ度肝を抜かれる。しかも消費税抜き! 消費税入れると161,7円! マリーナの近所のスタンドなら軽油131円。マリーナは免税軽油だって消費税入れたら128円だから、普通のスタンドの課税軽油とほとんど変わらない。

そもそも外税価格の表示はしちゃいけないことになっている。地元議員のズルさが解ります。社員の皆さん良いのだけれど、経営者最低だ。だからフネのオーナー達は他のスタンドで入れる。今日は横浜のキヨミヤで入れたら110,25円。200L入れると3550円も違う。かくしてマリーナの給油所は閑古鳥。

閑話休題。今日は横浜の桜を見に行く。みなとみらいと赤煉瓦倉庫の間から大岡川に入り、日ノ出町、黄金町と遡上していく。ここの桜、東京の大横川と並び、フネから見ると素晴らしい! しかもちょうど散り始める頃。やっぱし桜は散るときが最も美しい。風が吹くと桜吹雪になります。

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正面はランドマークタワー

50歳を過ぎると「あと何回桜が見れるだろうか」という気分になってくるので、一際ありがたい。帰りにいっちょシーバスでも狙おうかと思ってたら南風が急に吹き出した。海ほたるの海況を見たら13時30分は「風弱く」だったのに14時は南西10m。釣りドコロでなくマリーナの直帰す。

フネ洗って中野に行くと好天なのに絶不調! 今年のワースト2になってしまった。雨の日のショッパさは納得出来るけれど、こういう日に売り上げ少ないと超ヘコみます。

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2012年4月12日 (木)

東京都もアカン(4月11日)

東京都は震災ガレキの処理を請け負っているとエバってるけれど、何のことはない。処理してるのは東電95%出資の『東京臨海リサイクルパワー』。ゴミ発電も行っており、電力を東電に安く売ってるという。社長は東電OB。こういう特殊な事情を持ち出されても他の道府県は追随しにくいワな。

東京には東電や政治家が自由にコントロール出来る処理場あるし、そもそも大きな埋め立て地の中(2月15日の日記で紹介したゴミの島)。周囲に誰も住んでいない。私ですらゲートブリッジ出来るまで東京臨海リサイクルパワーの場所は知らなかった。石原さんと橋下さんは絶対合わないだろう。

パナソニック、ソニーに続きシャープも巨額の赤字になるようだ。確かに一昨日ヨドバシカメラに行きブラブラしてみたけれど、新しい提案をしている商品無し。これじゃ消費意欲湧かない。技術的にも厳しい感じ。東芝やソニーがiPadの対抗馬を出しているものの、性能で中華部品の集合体に勝てておらず。

洗濯機売り場に行けばサンヨー改め『アクア』というブランド名の中国ハイアールの製品急増中。スマホもアップルに4分の1くらいのシェアを取られてちゃってるように見える。ただ厳しい状況だった自動車メーカーが前に動き始めたように、電機メーカーも危機感持って対応策を打っていることだろう。

電機メーカーの社員のレベルは高い。ただ悪しき指導者の下、有能な人の足を引っ張り、失点の無い人が幹部になっていく構造のままだと厳しいと思う。旧日本軍の体制から抜け出せたメーカーから立ち直って行くと考えます。旧日本軍はTOPを変えても全く同じだった。社長交代したってアタマ硬ければダメ。

とは言え一流企業より厳しいのは我らのギョウカイです。もはや記事とパブリシティの境目が見えなくなっている。書き手も原稿だけで食べていけないから、タレントのような仕事内容になっていく。メーカーの悪口を書くようなアホは生き残れぬ。されど正しい情報のニーズがあると信じる。今が踏ん張りドコロです。

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2012年4月11日 (水)

デジカメ調整(4月10日)

エンジン誌の取材でLFAのニュルブルックリンクパッケージと、コルベットのZR-1の試乗。早速カメラのセッティングを変えて撮ってみました。をいをい! クルマじゃなくてデジカメかよ! と思うかもしれないけれど、この2車は久々にインパクト大きくアタマの中で解析中となっております。

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これと

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これ

随分良くなった! 明るいし。さてさて。2通り設定したのだけれど、どちらの色合いがいいでしょう? 実際の色味に近いのは上。下の方が元気良くて鮮やかな感じ。いずれにしろブログで使うショッパイ写真としちゃ十分になった。コンデジの買い換え、止めました。浮いたお金でiPad2でも買うか。

ということで簡単に上の2車種を。LFAニュルブルックリンクパッケージはニュルで7分14秒64を記録したスペックそのものだと考えていい。価格はオプションによって上下するものの標準的な内容なら4500万円くらいか? 欧州仕様の最高速325km/h。571馬力です。

コルベットZR-1は6,2リッターのV8にスーパージャージャーを装着。647馬力もさることながら、、最大トルク83,5kgm! どうなってるんだ? 0~400m加速11秒3。ブレーキなんかブレンボ+カーボンディスクときた。1520万円という価格が安く感じちゃうから素敵だ。

エンジン誌で興味深い内容を山盛りで紹介するけれど(相当面白い、と予想しておく)、書かないネタを。撮影していたら珍しくクルマ好きじゃなさそうな人からたくさん声を掛けられた。どんなクルマですか? と聞かれた時に最も「どか~ん!」と反応するのが「ヨンセンゴヒャクマンエンするんです」。

中でも興味深いのが60歳代の女性の皆さん。一人に言うと4500万円に反応して全員呼びに掛かる。実際、日本で売ったクルマとしちゃ相当な高順位だと思う。コルベットはカーズだ。コドモがいたので「マックイーンと同じクルマだよ」と言ったら、目をキラキラ輝かせてました。

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2012年4月10日 (火)

ミサイルだぁね(4月9日)

北のミサイルの映像が流れている。スンゴイ手作り感でございます。あれでホントに飛ぶのか? そもそも塗装の質感が素晴らしい! とうてい地球の周回軌道に乗せるコントロールなど出来まい。今まで「飛翔体」と書いたが、ミサイルトだ。燃料はヒドラジンを使うという。大戦末期のロケット戦闘機、秋水と同じ。

打ち上げに失敗すれば自爆させるだろう。爆破出来なければ打ち上げ場所周辺に落ちてヒドラジンをまき散らしてオシマイ。2段目に着火出来なければ東シナ海に落ちてオシマイ。問題は2段目が稼働した時だ。先島は飛び越せると思うけれど、フィリピンに限りなく近い。しかもあのあたりは偏西風じゃないです。

少しコントロールを乱しただけでフィリピンに落ちることだってあろう。というか発射した後のコントロールって出来るのか? 無理そうに見える。よくフィリピンが黙ってるな、と思う。その先だってドコに落ちるか解らない。沖縄よりよっぽど危険性大。まぁ2段目が飛べば北は「成功スミダ」という言うんだろうけど。

NHKの原発再稼働に向けてのアンケートで最も多かったのが「どちらとも言えない」。この人達を「賛成」に引っ張り込めば過半数が再稼働を認めたということになります。少なくとも私の周辺には「反対」しかいない。今のところどじょうの動きを見てると再稼働させる気満々に見える。残念ながら私には止める手段が無い。

叔母のグループホームに行った帰り、吉祥寺のヨドバシカメラに寄ってコンデジを見る。どれも似たようだし、そもそも色がいいかどうかも解らない。とりあえず取り扱い説明書を読んで調整してみようかと。そうそう。iPad2の在庫を3万4800円で売っていた。買おうかと思ったものの、冷静になってみたら使い道ありません。

夜、ニュース見てたらソニーが1万人削減だという。7千億円の赤字を出したパナソニックだって無傷じゃ済まないだろう。シャープは台湾の企業と組む。電機メーカーって次の商品を育てられなかった。残る陣地はデジカメとムービーと炊飯器です。自動車業界もこの轍を踏まないようにしなければならない。

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2012年4月 9日 (月)

讃岐うどん(4月8日)

陸自出身のヒゲ議員の言うことが私には解らない。「宮古島と石垣島にPAC3を配備するのになぜ多良間島に置かないのか?」ときた。そもそもPAC3で何を落とすというのか? シロウトなら「夢の世界での物言い」も仕方ない。されど自衛隊なら竹槍で飛行機を落とすと言ってるようなものだと解るハズ。

100歩譲って北の飛翔体がトラブッて落ちてきたとしても、そこでPAC3撃ったら落ちてくる破片の中にPAC3の分が混ざるだけ。被害を大きくしてどうする? 本来、着弾したら大きな被害を出す「爆発物」を破壊するのがPAC3の目的である。本当に危険な飛翔体なら、発射する前に壊すしかない。

足のシビレは一段落したと思ったら、右上腕外側の筋が痛いの何の! 自分の腕を持ち上げても痛いほど。リンパの流れの問題なんだろうけれど、ジムに行って運動したってダメ。ストレッチも効かず。お医者さんに行けば「加齢ですね。痛み止めを出しましょうか?」。こらまた川口の野村君頼みか。

トシ取ると昨年タイで乗ったランエボの如く、次から次へとトラブル出てくる感じ。今日もお花見に行こうかと思っていたけれど、仕事あるのと寒いので断念。4月だってのに信じられないほど寒い。今シーズンは南極だけでなく北極海の氷も育っているということだから、シロクマ達が喜んでるかと。

地球温暖化しちゃうぞ派だからすれば、どんな事象も「温暖化してるから」になるんでしょうけど。むしろ寒冷化による農作物の減収が怖い。温暖化しても何十年かは生きられるけれど、食糧無くなったら殺し合いが始まります。地熱発電が稼働するまでの数年間は日本のわずかな二酸化炭素排出量増は問題ない?

とは言え私は可能な限り二酸化炭素を出したくない。地球温暖化というより「もったいない」からだと思う。モノを燃やすと大切な酸素も減るし。最近アイドリングストップしないクルマに乗ってると罪悪感を得るようになってしまった。被災地のガレキ、やはり燃料として使うことを考えるべきかと。

そうそう。昨晩は香川県の方が持ってきてくれたウドンを食べた。なるほどモチモチしていて美味しい! 半分は「かまたま」。残りを冷やして食す。やっぱしウドンは香川だなぁ~。水がいいんだろうか? 次点が群馬県の水沢うどんか。機会あったら、また讃岐うどん飽食ツアーに行きたいモノだ。

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2012年4月 8日 (日)

桜は来週末(4月7日)

干潮が10時55分なので10時30分にフネ出し大横川のお花見へ。満開と報じられているものの、大横川は右の日向で6~7分。日陰側だと3~4分といった感じ。人間で言えば15~16歳。この気温だと満開は火曜日~水曜日か。私が大好きな散る桜が見られるの、来週末だと思う。

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今年は長く楽しめそう

墨田堤にも行ってみた。やはり咲き具合は5分から7分。これまた満開は来週前半。来週いっぱい存分に楽しめると思う。それにしても寒い! こんな寒い桜は記憶無し! 例年も夕方になると冷えて来るけれど、昼間っから北風びゅ~びゅ~なのだ。花見してる人達も寒そう。そもそも人が少ない。

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今使ってるコンデジ、色合いが悪いです

考えてみれば花見は桜もさることながら、寒い冬が終わって屋外に居ても気持ちよいから気分いいんだと思う。ガチンコに寒いと花見していてもイマイチ気分が乗らぬ。花見ヒョウロンカとしちゃ「お花見をするなら木曜日以降」と言っておく。少しは暖かくなりそうだし。三春の滝桜は4月末でしょう。

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安宅丸で東京港クルーズが出来ます

東京港に行ったら「安宅丸」が居た。オリジナルの安宅丸は全長50m。全幅20m。排水量1500トンもあり、江戸時代最大のフネであった。ただマストが小さく帆走能力ほぼなし。漕ごうにも重すぎてどうしうようもなかったという。日本の造船史の大失敗作として語られている。

日本の為政者や取り巻きの学者や提灯業者がダメなのは、江戸時代に限らない。「どんだけ増えるんだ?」と思える福島原発の放射能汚染水タンクを見ると現在進行形ですね、と思う。半年くらいでこの量になった。10年もしたら福島原発の周辺は全て青いタンクになる?

そのウチ、タンクだって漏れが始まると思う。しかも2号炉なんか高濃度の汚染水がダダ漏れ中。入れても入れてもヒザくらいの深さにしかなってないんだから。福島第一の廃炉までに、どれくらいのコストが掛かるのだろう。どじょうはホンキで大飯原発を動かそうとしているのか。

はもや我が国はカタチになっていないのかもしれない。防衛相など見ると、国民誰だって「大臣はお飾りなのね」と理解する。防衛クイズでしか大臣を追求出来ない野党も情けない。陸上自衛隊出身のヒゲ議員だって、航空自衛隊のクイズを出されたら答えられないことは多いと思う。

いずれにしろカオスの世は近い。煮詰まり具合としちゃ幕末に匹敵する。国民は「水からユデられているカエル」なので客観視出来ていないけれど、アメリカあたりから見たら「どこまで生き延びれるか?」という段階。かといってどうしようもないので、せめてトバッチリを受けないようにしましょう。

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2012年4月 7日 (土)

リーフのタクシー(4月6日)

朝から免許の更新に行く。ジツは先週行ったのだけれど、左目が軽い結膜炎を起こしており視力こそ問題なかったものの、奥行き検査でハネられてしまったのだった。けん引免許を持ってると3回連続で合わないとダメ。1トライ目は2回OKだったのに3回目でアウト。再検査に回り2トライ目をやり、これまた3回目でアウト。

1回休んで、と言われたものの、時間切れ出直しとなった次第。受からなければ資格を失ってしまうためか、試験場側は案外良心的。というか試験場でこんなに丁寧な対応を受けたことなく驚いた。ということで本日再検査でございます。当然の如く全く問題なくクリア。前回は左右の視力が明らかに違ってましたから。

新しい免許を貰って試験場の近所にある日産に行くとタクシー急速充電中。どこでもバッティングするの、タクシーである。台数は多くないけれど、ヒンパンに充電しなければならないからだと思う。電気自動車タクシー増えたら、それだけで急速充電器不足になること間違いない。タクシーの増加は電気自動車普及を阻む。

というかタクシーの使い方だと冬場は暖房遠慮なく使う! 走り方も普通のクルマと同じ。タクシーの電費を聞いたら冬場だと常時5km/kWhを割るという。だったらプリウスの方が全然二酸化炭素の排出量少ない。タクシードライバーだって苦労しなければならぬ。ヒンパンに充電しなくちゃならないですから。

メリットあるんだろうか? というか明らかに社会にとってマイナスの存在だと思う。税金から補助金出し、さらに需要の大きい昼間に電気を喰いまくる。嬉しいのはタダで電気を貰えるタクシー会社の経営者だけ。夏場の10時~16時は急速充電器を稼働させない、といった社会的なコンセンサスが必要だと思う。

そもそも電気自動車は自分の家で充電するもので、急速充電器は遠出した時や緊急時のためという位置づけだったハズ。タクシーのように使うようになったら、100万円以上する急速充電器を24時間稼働させても1日48回(1台が4回使えば12台分)しかカバー出来ません。

いずれにしろ電気自動車を流しのタクシーに使うことは原発推進派の口車に乗った最悪のアイデアです。税金使って二酸化炭素たくさん出して昼間の電気を使うんだから。2011年の3月12日以降、電気自動車の立ち位置が大きく変わった。このあたりを理解出来ないと電気自動車の普及は難しいだろう。

家の近所の日産行くと急速充電器のカギを開けながら「電気自動車は航続距離が短いし急速充電出来る場所が少ないから厳しいですよね~」。をいをい! リーフ売ってる会社でしょ。しかもあなたのその行為がユーザーに気持ちを暗くしてるのよ。電気自動車の応援をしたいけれど、日産の現場から売る気を感じません。

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2012年4月 6日 (金)

ストレステスト(4月5日)

NHKの『クローズアップ現代』どうしちゃったのか? ここまで言って大丈夫かい、と思えるほど大飯原発のストレステストに対し厳しい。例えば津波が来て水位上がるとポンプ止まって冷却出来なくなる。その際、トラックの荷台に載せたディーゼル発電機を稼働させるというのだけれど、何と4台揃ってガケの下に並んでます。

ガケ崩れたら4台ともオジャン。大飯原発まで行く一本道もガケ崩れ名所だという。つまりガケ崩れて発電機埋まったら、代わりの発電機を持ち込めないということ。さらに高い津波を防ぐためポンプ室に水密扉を付けたものの、ここに津波の漂流物(フネなど重い)がブチ当たった時の耐久性までは想定していないそうな。

てんでダメじゃないの! よくこれでストレステストに合格したなんて言ってるモンだ。ちなみにNHKの本質は国のお先棒。原発稼働に向けた報道を行うかと思っていた。こうなると今後は二つ。NHKに強いプレッシャー掛かり原発稼働ヨイショになるか、逆に昨日書いた「大きなチカラ」が変わり始めたか、だ。

何度も書くが、NHKは政府のお先棒でなく、国のお先棒。後者ならもう原発が再稼働することなどない。流れの変化に気づかない政府がオタンコに動けば民主党終わりです。そうなれば嬉しい。いろんな意味で日本は大きな負の遺産(原発の後片付け)をしなければならないけれど、住めない国になるよりいいです。

タイから昨年の洪水義援金のお礼が届いた。上から訳すと『感謝の証明』とあり、本文は「洪水被害に対するあなたからの寄付に感謝します。寄付のおかげで健やかな日々を取り戻すことができ、同時に大きな愛と慈悲の気持ちも与えてくれました」、といったイメージでございます。

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私というより、カンパして頂いた皆さんのモノですね。記念碑を私の代理で受け取って頂き送ってくれた石井さんによれば、今でも寄付してくれた日本の人達の話になるとのこと。アラケンの体調不良でDVDの制作が遅れてますが、完成したらこれをジャケット写真にして送付いたします。

全ての物事に言えることながら、お礼をするということは大切だと実感します。やはり気にしてもらえば嬉しい。私自身も欠礼している物事がたくさんあるんだろうなぁ、と反省しきり。

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2012年4月 5日 (木)

大飯原発(4月4日)

プリウスPHVの試乗会の際、近未来のモビリティについての映像を見せてくれた。海外でも同じ映像を使うらしく、日本語音声の英語字幕。内容についちゃ至極全う。太陽光発電で作った電力でクルマを走らせるというもの。今はプリウスと同等の二酸化炭素出すPHVながら、そうなっていくべきだと思う。

大笑いしたのが映像に出てきた運転中のボイスアナウンス。川崎のあたりから神谷町あたりと思われるオフィスを目指しているのだけれど、途中で「青山トンネル近辺が土砂降りです」ときた。をいをい! ホンダのある青山は通らないだろ! 大半の人が気づかないこういうイタズラ、好きです。

昨日の嵐で福島第一と女川と東通原発にトラブルが出た。東通はバックアップ用のポンプも動かなくなったという。なのにどじょう君はどうしても「夏場の電力が足りなくなる」という理由付け大飯原発を再稼働させたいらしい。自動車メーカーに代表される顧客の多くは、誰も原発を稼働させてくれと言ってない。

どこの誰がどういった理由で原発を再稼働させたいのだろうか。当然の如く小さいチカラじゃないと思う。ただ「チカラ」も地震の多さを考えれば日本に原発は無理だと今回の件で認識したハズ。日本でお金儲けしていいけれど、原発以外でお願いしたい。日本がダメになれば、お金儲けも出来なくなります。

本来ならどじょう君なり政府なり官僚なりが、そのあたりの流れを変えるような交渉をしなければならない。おそらく状況説明し、代替案を提示すれば納得してくれると思う。それほどタチの悪い「チカラ」じゃないと考えます。原子力は人間が完全にコントロール出来るようになってから使えばいい。

中日新聞によればトヨタが田原工場で震災ガレキの受け入れを検討しているという。とても素晴らしいことだと思うけれど、こういったことに反対する人達のパワーたるや新車を購入してくれる、日頃トヨタと付き合いのある人達と全く違う。トヨタの気持ちは素晴らしいが、酷い目に遭わないかと心配です。

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2012年4月 4日 (水)

動ずるな!(4月3日)

昨日から今日は夕方から夜に掛け大荒れだと言っている。天気図を見てもテッパン。朝にレーダーの雨雲をチェックすると、東京を通過する時間まで読める。ふらふら動く台風よりずっと単純ですから。今までの例からすれば東京湾奥でも3~4mの大波になること必至。ということは簡単に解ります。

なのになのに! 何でこんな大混乱するのだろう。大荒れが始まる前に帰るか、前線通過するまで仕事するか飲むかしてノンビリ帰ればよろしい。なのに一番荒れている時間帯に帰ろうとしている人が多い。もう少し大人になるべきだ。少なくとも40歳代以上の人なら、余裕を持って対応できたハズ。

私は午前中仕事して昼から三郷のコストコまでお買い物へ。で、16時に切り上げ帰宅しました。それにしても飲食業はさんざんでしたね。夜になったらダ~レも居ない。中野は定休日でやれやれ。ただ羽田が運行停止になる直前の着陸進入を見たかった。TVで見てたらやっぱスンゴイことに!

左右に揺れるのもハンパ無い! そればかりか機首まで上がったり下がったり。遠くから見て上下左右にぐ~らぐらしちゃってるんだから、乗っている方はレールの無いジェットコースターだったと思う。こういう時のパイロットの運転、見てみたい。相当忙しいことだろう。ウデの見せ所ですね。

飛行機のパイロットの腕前、サーキットで言えばミニマムでもトップレーサーの1秒落ちというイメージ。アベレージは高い。ただトップレーサーレベルの人だって居る。腕利きのパイロットは、大暴れする中、密かに楽しみながら操縦してるんじゃないかと。聞いたことないのでホントのトコロは解りませんけど。

クサクサしている人は下の動画をどうぞ! これ、TVで生放送しちゃった。2曲目なんかリハーサルと全く違う曲だったとか。ワイプで入る関係者の大受けぶりが素晴らしい! 大笑いです。こういった「侍」が居なくなった。明日はプリウスPHVの試乗会。聞きたいことがたっくさんあります。

放送禁止用語ばっかり!

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2012年4月 3日 (火)

大津波に備える?(4月2日)

何回も書いてきた通り、我が国はメディアを含め数字に踊らされる。放射能100ベクレルの件も、3月31日まで150ベクレルならOKだったのに、今や100ベクレル超えは完全にエンガチョとなってしまった。そして昨日から津波津波津波。NHKまで高知から津波の危機を訴え始めたから驚く。

有識者会議が南海トラフ地震で発生する津波の最大値を発表したのだった。巨大である! そらそうだ。理論上の最大値ですから。この手の予想、「来ない」とも言えないし「来る」とも言えない。一つだけ言えることは「このサイズに津波から守ることなど不可能ですね」。堤防作ったって壊れると思う。

逃げることを考えたらいい。なのにメディアは「2~3分で津波が来る。逃げられない」と危機感をアオる。よく見ると2~3分で来る津波は1m。本波が来るまで最低で20分くらい掛かるという。しかも津波到来が早い地域ほど大きく揺れる。当然のことながら「津波が来るぞ!」と本能的に解ることだろう。

健全な精神を持っていれば「安全に逃げるシステム」を考えるだろう。しかし「この機に乗じて儲けてやる」と思う輩もたくさん出てくる。政府の有識者会議の発案だけに、十分説得力あります。数字が一人歩きして土木工事が始まると思う(当然の如く大きな堤防を作ってくれという声は出てくる)。

問題となってくるのが停止中の浜岡原発。現在作っている巨大な堤防の高さ以上の津波が想定されている。ここには燃料棒が約9千本残っており、今でも冷却を続けている。大きな揺れで内部の配管類が破損したりすれば、停電しなくたって(3日間停電してもメルトダウンする)オシマイ。

この機会に燃料棒を取り出して廃炉する作業を進めるべきだ。只でさえフクシマの2号炉と4号炉は危機的な状況にあり、大きな地震一発喰らったら最悪の状況になる可能性大。4号炉の燃料プールが崩れ落ちたら、誰も近寄れなくなります。いつ来るか解らない巨大津波より、よっぽど危ない。

4月1日のTPOについてのコメントのウチ「エイプリルイフールでしょ!」や、毎年の如く素直にダマされちゃった人は(昨年はお休みしました)私にとって素晴らしい読者の方でございます。小数ながら不満がある人もいるようだ。粋じゃない人は私のWebを読んでも腹立たしコトばかりかと。

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2012年4月 2日 (月)

BRZ試乗(4月1日)

早起きしてベストカーの取材でBRZをテストコースに持ち込みテスト。内容はと言うと、禁断の「ハイグリップタイヤ履いたらどうよ?」。こらもう予想と全く違う結果になって驚く! やっぱし試してみなければ解らないコトって多い。ちなみにトヨタの広報車は86**。スバルも86*か?

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バンク下

今回イチバン驚いたのが高速道路燃費。早朝の追い越し車線のけっこう速い流れに乗って走ったのに(制限速度厳守ですよモチロン)、15,8km/Lときた! まぁ信号待ちがほとんどなかったというのもあるでしょうけど。さすがECOタイヤだけある。普通に乗っている限り環境にもやさしい。

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およそ70km走行した時の燃

帰りは軽く渋滞にハマって自宅到着時に14,6km/L。アイドリング回転数を可能な限り落としてあるとはいえ、やっぱりアイドルストップ欲しい。ATは対応が難しいかもしれないが、マニュアルなら簡単だと思う。楽しくてECOであれば申し分無し! いやいや86/BRZ、乗る度に評価上がります。

帰宅後、中野に行って原稿書き。経費削減努力の結果、3月は支払い済ますと5万円だけ浮いた! うなぎ屋三重苦の中、奇跡みたいなモンかもしれない。もちろん私はボランティアなので(試食&ソソぐのに失敗した生ビールにはありつける)、現状じゃどうしようもありませんが‥‥。

しばらくは交換しなければならない備品リストなどが沢山貯まっているので、そいつに取り組まなければならない。いつアウトになってもおかしくない剣が峰は続きます。1日づつ生き延びていくしかないです。まぁ人生そんなモン。平坦な日々を得たら、きっとタイクツになっちゃうと思う。

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2012年4月 1日 (日)

南からの爆風(3月31日)

朝から強い南風! 春分の日の前に吹けば春一番であります。海は大荒れ! クルマのフロントガラスにゃ汚れがビッシリ! 出来れば免税軽油の期限が切れる今日までにフネの燃料を満タンにしておきたかったけれど断念。この風だとバースから出すことも出来ないですから。

昼からザッカー編集部で伏木センセと対談。86/BRZがテーマだった前回は、大いにモメたブブンがスペースの関係でカットされていた。スマイルカーブ論である。アップルのビジネススタイルをモトに「作る側と売る側が儲ける。作るのはドコでもいい」という論理。私は「作る側の技術も重要」と主張した。

まぁ長かったし、説明も難しいので使わなかったんだと思う。しかし今回終始主張が180度違った。テーマはVW Up! だったのだけれど、伏木センセときたら最初から「なぜマニュアルミッションを入れない!」。Up! の評価の90%がミッションで決まるという。結局、Up! の本質に辿り着けず。

とにかく伏木センセの主張は強硬かつ声が大きく、全て断定。普通の人なら押し切られちゃうだろうなぁ。80%がガキの言い争いに近い。結局4時間! 飛行機に乗ったら香港まで行けちゃう。最初から最後まで論争になった対談を編集部がどうまとめるのか? タイヘンな作業だと思います。

終了後中野へ。3月はスタートから低迷。昨年来の最低売り上げ記録を更新するなど、修行の一ヶ月でした。ただ終盤から一回り大きなうなぎを使うようになり、味としちゃ申し分のないレベルになってます。お金出して食べるのだから黙って帰っていただいても十分なのに、多くのお客さんから「美味しかった」と言われる。

板前さんも「もっと美味しいうなぎを出そう」という気持ちになってくれるから嬉しい。ただ3月最後の日は爆風にヤラレタ。店の前を歩いている人も少ない。超ショッパい売り上げでしくしく。いつまでうなぎがあるのか解らないけれど、今のところ全て納得の行くうなぎを出せている。

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