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2012年1月31日 (火)

築地に驚く1月30日)

早起きして築地へ。今まで商売のジャマになるから、と入ったことのなかった「場内」のあなご専門屋さんに向かう。いやいや初めて入ったのだけれど、さすがデガい! 今まで見た魚市場の中で圧倒的な規模でございます。そらそうか。世界一サカナの消費量が多いと言われる東京ですから。

目指すあなご屋さんはすぐ見つかった。当然の如く驚くほどたくさんの活けあなごを持ってる。狙いは1kgあたり7本サイズなのだけれど、相場を聞いたら最も高い。でも5本サイズだと大きすぎるし、かといって10本サイズじゃ味という点で物足りない。出すからにはベストを追求したい、ということから最も高い活けの7本サイズを選ぶ。

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うなぎに似てる

ちなみに長崎産とのこと。放射能の心配さえなければ江戸前のあなごを使いたいトコロながら、残念なことに東京湾奥で揚がった千葉のあなごは放射線検査を受けていない。神奈川のあなごなら大丈夫だろうか? 「活け」じゃなくても獲りたてを締めたあなごならいいかもしれない。今後の研究課題です。

持って帰って試食してみたら、もはや大笑い! ンまい! ちなみにあなご屋さんで「蒲焼きにしたら美味しかった」と言うと「初めて聞きました」。どうやらあなごをうなぎと同じように調理している店は少ないようだ。もちろん入魂の作のうなぎには届かないものの、そこらのうなぎより圧倒的に美味しいです。

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見た感じもうなぎ

とりあえず利益はあまり考えず水曜日からお昼の時間帯に1匹載せ900円で出してみたいと思う。うなぎだと半分の量で1150円。いずれにしろ今までのあなごとイメージが全く違う。けっこうイケるかもしれません。参考までに書いておくと、タレは同じながら、うなぎと違う壺にしてます。味は混ざらないのでご安心を。

移動中、ニュースを聞いていたら地震時の会議の議事録が無いという。政府は取っていない、と言い張っている。こらもう完全にアウトでしょ。民主主義の国とは思えぬ。北朝鮮と同じレベル。「当面は公開しない」という対応であっても議事録をとってないより100万倍マシだ。この一点だけ取っても民主党は終わった。

というか酷い目に遭っている国民の皆さんはよく黙っていると思う。

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2012年1月30日 (月)

Xディ(1月29日)

朝起きた時から腰がシャッキリ伸びる! これといった意識をしてないのに猫背にならない。素晴らしいです。有効期限一週間じゃなくて1ヶ月だったらどんなに良いことだろう。でも戻っちゃうのは私の日々の生活姿勢に問題。特に厳しいの、床に座って原稿書いているときだと考える。うなぎ屋の環境、何とかしなくちゃ。

最近仕事してて痛感するのだけれど、日本車より輸入車の方がワクワクする。この20年、ずっと日本車の方が面白かったのに、直近の1年は圧倒的に輸入車優勢。TOPやECOカーアジアで紹介しているフォードの2リッターターボなんてスゲェとしか言えない! 試乗会が楽しみでございます。

4年以内に70%の可能性で関東に大地震が発生するという。別に驚かない。関東大震災の時も三陸の大地震とセットでしたから。となると東日本大地震でも落橋寸前だったと言われる首都高は壊滅的な被害を受けると思う。かといって4年で補強を全て行えるとは思えない。まぁ落ちるワな。

となれば修繕費用は莫大な金額になるだろう。同時にそれまで我が国の財政が持ったとしても、関東大地震で壊滅的なダメージを受ければオシマイ。だったら消費税や首都高の値上げなんかしなくていいと思う。むしろXディまで楽しく暮らせた方がいい。そろそろXディの後を考えるべきだと思う。

明日は朝7時33分からベイエフエムの生電話が終わったら築地へ。今週から本格的にあなごを始めるので、活けアナゴを扱っている仲買さんと打ち合わせ。やるからには良いモノを提供したいですから。それにしてもこの歳になって築地に行くようになるとは思ってもいなかった。ちょいと新鮮で嬉しかったりして。

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2012年1月29日 (日)

エアコンつけたら‥‥(1月28日)

もはや全身至る所のバランスが悪くなってきたので、仕事の合間に川口の『からだげんき』に行く。近所にあれば毎週1回通えるのでカンペキなコンディションをキープ出来るのだろうけれど。なにせ片道50分。施術70分なので3時間コース。一ヶ月ぶりでございます。いつもながら終了後は快適至極。

リーフの件はいつもECOカーアジアで書いているのだけれど、たまにはコッチでも。本日、朝から全く気温上がらず。それでもプラス5度くらいまでならエアコン使わず電気掛け毛布だけで問題なし。多少寒いけれど「寒さ」と「暖かさ」がちょうどバランスしている感じ(もちろん薄手のジャケット着てます)。

ただ気温表示が0度以下になると、さすがに寒い。うなぎ屋を締めて中野から練馬に帰る際、寒さに負けてリーフのエアコンを25度に設定してみました。するとスイッチを入れた直後、エアコンの使用電力は4,5kWに達す。6,1馬力も使っているワケ。原付バイクの全開加速と同じエネルギーだ。

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クルマを安全な場所に止め、カメラ取り出したら4kWに

5分くらいで車内は暖まり始める。リーフだって暖房は効くのだ。かぢかんでいた手をエアダクトで暖める。外気温計0度。航続可能距離19kmでエアコンオフだと28kmになる。こういった使い方をしたら走行距離が3割落ちるということ。150kmの航続距離を持っていても100kmになっちゃう。

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流れの良い道を6,8km走って電日は3,8km/kWh

と思いながら練馬までの電費を計測してみたら、3,8km/kWhでございました。安心して使えるリーフの電池容量は20kWh程度(実際に使える量は22,5kWhくらいだという)。よって航続距離76kmということに。やはりリーフのエアコンを使うのは「もはやシンボウたまらん!」という時に限る。

電池容量10,5kWhしかないi-MiEVの『M』グレードなんか実質的に9,9kWhくらいしか使えない。安心のため2kWhを残すと、電費4,5km/kWhとして35,5kmしか走れないということです。トヨタiQベースの電気自動車も電池容量はリーフの半分。乗用車としちゃ使い物になりません。

リーフにも言えるコトながら、本来ならメーカーが冬場の寒さ対策をもっと真剣に考えるべきだと思う。じゃないと一層の普及は難しい。ちなみにリーフを走らせるための電力って現在90%が火力発電所産。東京電力は1kWhあたりの電力を作るのに800g前後のの二酸化炭素を出す。

電費3,8km/kWhだと、1km走るときに使う電力を作る際に出す二酸化炭素は210g! 20km/L走るプリウスが1kmあたり110gなので、てんでECOじゃないのだった。空冷エンジン時代のVWのように灯油燃焼式のヒーターを付ければ暖房問題は簡単に解決するのに、なぜやらぬ?

追記・なんで寒冷地仕様を選ばなかったのか、とご教授してくれる人がいますが、そんなこと100も承知。初期ロットは補助金の期限に間に合わないと言われ、断念した次第。というか「元に戻れないこと」を指摘する輩の神経が理解出来ない。どこでもそんな書き込みをしてる嫌われモノなのだろう。 

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2012年1月28日 (土)

人生いろいろ(1月27日)

午前中、叔母のところに行く。お店に居るときは起きてるときの半分怒っていたのだけれど、昨年秋くらいからすっかり穏やかになり、たまに発生していたグループホームの内でのトラブルも無くなったという。相手が絡んできても無視しているという。立派立派! ただ短期記憶の失われ方はハンパじゃないです。

2時間くらい居たのだけれど、後半の1時間は全く同じ内容の繰り返し。「お店はどうだい」。うなぎが高くて大変だよ。「そんなに高いの! 値上げしなくちゃね?」。少し値上げした。「板さんはどう?」。去年の4月に辞めたよ。「新しい板さんは仕事上手?」。いい板さんだよ。で、「お店はどうだい?」。以下リフレイン。

グループホームの担当の方に「今はどこにいると思っているんでしょう?」と聞いてみたら「その時その時によって違うようです。基本的には昔お勤めしていた会社の寮だと考えているようです。最近は帰宅願望もほとんど無くなりました」。いずれにしろ会社を辞めて以降、最も穏やかな人生を送っているように思う。

この状態を可能な限りキープしてあげたいけれど、どっこいお店が厳しい。今や東京のうなぎ専門店の半分が危機的な状況にあるという。残りも大半は青息吐息。うなぎ以外の売りモノを模索中かと。ウチはとりあえずお昼の時間帯のみ、あなごを加えてみることにしました。相当イケます。

いや、うなぎ1匹の4分の1と、とあなご1匹を載せた商品などどうか? うなぎとあなごのハイブリッドで『うなご丼』なんちって。メニューには‥‥。

うなご丼(HYBRID SYNERGY DONBURI)

ですな。いいトコ取りが出来るか? 出来るかも。まずあなごを食べ「うま~」。そしてうなぎを食べると「やっぱ味が濃い! すげぇ!」。で、次から高くてもうなぎを食べてくれるという狙い。ニンゲン、いろんなことを考えているウチが楽しい。というか、考えられなくなったらツマラン人生かと。

・おまけ『ジオラマでドリフト

上は知人に教えて貰ったユーチューブの動画。ラジコンのドリフトなんだけれど、コースがいい! 韓国にもクルマ好きがいるのね! と驚いた。日本車が多いし。お時間ある時に見てください。単純に楽しいです。

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2012年1月27日 (金)

スマホの電池(1月26日)

普通に使っているとスマホの電池は1日持たない。私もスマホに換えてすぐ「電池が持たね~っ!」。だったら大容量電池に交換すればいいじゃないの、と思い購入。早速導入してます。極めて満足度高い。されど皆さん「良い大容量電池が無い」という。なるほどネットで捜すとカッコ悪くて高価。

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3個セットで8379円+送料525円

ちなみに私の大容量電池(中国製)は標準の2倍。そいつが3個と専用カバー、専用充電器、USBから充電出来るケーブル、表面ステッカー、HDMIケーブルまで付いて8400円。なんでこんなに安いのか? こらもう簡単。中国を始め、世界中で販売されているモトローラ用だからだ。

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横から見るとこんな感じ

日本製のスマホは今や日本でのみ売っている。見事なガラパゴス現象です。したがってサードパーティの用品も日本国内のメーカーしか作らない。当然の如く高い。海外でも販売しているスマホは、サードパーティの用品多く、しかも安い。日本人にとってもガラパゴス現象は弊害が大きくなってきた。

おそらく今後スマホもPCも家電もTVも日本製や日本ブランドはジリ貧になっていくことだろう。海外で勝負できないため内需に頼るしかないのだけれど、日本の市場だって少しずつ海外のメーカーに喰われて行ってしまう。円高だけでなく、日本だけの規格を未だに強要している政府の政策がアカンな。

うなぎ高騰に対する窮余の一手としてあなごを導入してみた。とりあえず高価な活あなご(それでもうなぎより圧倒的に安い)を使い、うなぎと全く同じように背開き。炭火で焼き、うなぎのタレで食べてみた。するとどうよ! 微妙。ソコソコ美味しいけれど、900円なら他にチョイスがある。

こらダメだ。そこでうなぎと全く同じ行程で調理してみた。そしたら大笑いでがんす! 美味しいぢゃありませんか! うなぎみたいな味がする。というかソコラの「うなぎのようなサカナ」(安いうなぎは違うサカナだと思っちゃう味です)より圧倒的に美味しい。自信を持ってお昼のメニューにします。

ベストカー本日売り号でタイに持っていった義援金についてレポートしました。

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2012年1月26日 (木)

コンネンタルGT(1月25日)

取材のためベントレーコンチネンタルGTで館山へ。コンチネンタルGTはロールスロイス・コーニッシュ無き後、世界で最も贅沢な2ドアクーペとして知られる。ボディは全幅の幅の1944mmこそ広めなれど全長4806mm。内房のタイトな一般道を走ったが、見切りよく全くストレス無かった。

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シミジミとカッコ良い

考えてみればイギリスのカントリーロードもコンチネンタルGTの主な生息地だと思われるコートダジュールも、道路は決して広くない。日本だってその気になれば街乗りにも使えてしまう。搭載されるエンジンは6リッターW12ターボ。最高出力何と575馬力でございます。でもアクセル踏みたくならないからオモシロイ。

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カバーで何も見えない

いわゆる「金持ちケンカせず」で、格段急ぐ必要なし。ベンツやBMWのクーペを運転している時と全然違う。ECOカーにも言えるが、クルマは人の性格まで変える。アクアラインも80km/hにクルコンをセットして走行車線でございます。エンジンは遠くの方で「ふ~ん」と回っている感じ。乗り心地、超良し! 極楽極楽。

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デガいホイールだ

本来ならアクセル全開も試してみるべきなんだろうけれど、全くその気にならない。参考までにスペックを挙げておくと、最高速318km/h。0~100km/h加速はポルシェ・ケイマンRより速い4,6秒。パドルシフト付きで、その気になれば『GT』の名に恥じないパフォーマンスを発揮する。

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時計はブライトリング

インテリアもステキだ。簡単に言ってしまえば「本杢と革」なんだけれど、当然の如くハンドメイド。ジドウシャヒョウロンカもケチの付けようが無い質感を持つ。クルマを作っている人は、一度はベントレーでもロールスロイスでもアストンマーチンでもフェラーリでもいいから3日間乗ってみるべき。評価基準が変わる。

取材終了後、館山で美味しい魚でも買って帰ろうと思って捜したら、探し方が悪いのか全く無し。地元の人が買うだろうイオンに行くと、長崎県産のアジだとか北海道産だとアルゼンチン産だとか。地のモノがない。イチゴも東京の方が安い。昼に食べたお刺身定食(けっこう高い)もイマイチ。どうなってるの? 

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2012年1月25日 (水)

エンジン誌大試乗会(1月24日)

本日は毎年恒例のエンジン誌主催の輸入車オオ試乗会でございます。全くくだらない話だけれど、一般的に「大」はダイでなくオオと読む。大相撲が好例。大花火大会はオオハナビタイカイなのだった。個人的にはダイの方が気合い入ってて好きで御座います。まずはベンツSLS AMGの屋根空きから。

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ベンツSLS AMG ロードスター

今年1月からデリバリーが始まった。アルミ製スペースフレームにV8の6,3リッター571馬力エンジンを搭載。最高速317km/h。0~100km/h加速3,8秒。バロロロロ~! というV8のビートがステキ。ベースモデルで2590万円はお買い得だと思う。ボディ剛性高い。

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ランボルギーニ ガヤルドピコローレ

ガヤルドの中核モデル。こいつもアルミのスペースフレームで、V10の5,2リッター560馬力を搭載(トルクスプリット4WD)。最高速325km/h。0~100km/h加速3,7秒。試乗車は『eギア』と呼ばれる6速ATで2532万円。アクセル全開した時のパンチ力は強烈!

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KTMクロスボゥ

790kgというダラーラ製のドライカーボンモノコック(フォーミュラーカーと同じく、先端にクラッシュボックス付き)にアウディの2リッターターボ240馬力エンジンを搭載。0~100km/h加速3,9秒。850万円から。超オモシロイ! 見た感じと全く違い正当派の乗り味です。

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ケーターハム7 スーパーライトR500

車重506kgにフォード・デュラテック2リッター4気筒263馬力というレーシングスペックのようなエンジンを搭載。試乗車はこれまたレーシングカーと同じ6速ドグミッションときた。0~100km/h加速は2,9秒! すげぇ! 最高速240km/h。フォーミュラカーのようです。906万円。

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T-REX

こらなんだ? カナダのカンパーニャというメーカーが作っている3輪スポーツカーで、カワサキ製4気筒1,4リッター197馬力エンジンを搭載(チェーンドライブ)。0~100km/h加速3,9秒。660万円。テールスライド上等! めっちゃ楽しい。こいつもミッションはバイク用のドグ。

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ケイマンR

3,4リッター330馬力をミドシップ。猛烈に速いクルマばかり紹介してきたので0~100km/h加速5秒がタイしたことなく感じてしまうのがスンゴイ。ポルシェの全ラインナップ中、最もコーナーが得意か? 最高速282km/h。980万円。大井タコシ君絶賛。完成度タカシ。

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ロータス・エヴォーラIPS(6AT)

1450kgのボディにトヨタ製3,5リッター280馬力V6を搭載。初期モデルのエヴォーラは出来の悪さに衝撃を受けたが、最新モデルときたら全くの別モノ。素晴らしい仕上がりでございました。895万円。変速タイムラグをギリギリまで詰めた6ATなれど、買うならマニュアルですね。

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フェラーリ458イタリア

このクルマ、どうしちゃったの? と思うくらい完成度が高い。ハードとしちゃフェラーリの最高傑作だとウなる! 570馬力の4,5リッターV8エンジンを1380kgという超軽いボディに搭載。最高速325km/h。0~100km/h加速3,4秒。60km/h巡航でもシビれる! 2830万円。

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BMW650iカブリオレ

2050kgという重量級4シータークーペ。4,4リッターツインターボV8は407馬力。屋根を開けた時の派手さと来たらシビれまんがな。最速速は250km/hでリミッター稼働。0~100km/h加速5,5秒。1330万円。1億円のフネに乗ってる人のマリーナへの往復用にいかがか?

いやいや乗った乗った! 楽しかった! これらのクルマの試乗レポート集は2月26日売りのエンジン誌で。

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2012年1月24日 (火)

デフレ(1月23日)

天気予報で「夜は雪」と報じているので「だったら絶対降らない!」と会う人会う人に言いながら、そうはいいつつも低気圧+大寒波という天気図見たら怪しいため、明日大磯プリンスで行われるエンジン誌の試乗会は前泊にしました。もし雪が残っていたり道路混んでいたりしたら遅刻でございます。

それにしても我が国はどうなってしまったんだろう! と思う状況になっている。デフレもここまで来ると心配になってくる。大磯プリンスのWebを見たら1泊6000円だって! いつも成田空港で泊まるホテルも駐車場15日間使えて2900円! ここ、かつての一流ホテルで、今でも十分満足出来るレベル。

おそらくコストパフォーマンスから考えれば世界一ホテル代は安いと思う。海外に行けばもっと安いホテルがあるけれど、汚い。ということで雪だった。ラジオ日本の収録が終わった20時過ぎまでは雨。やっぱし降らんな、と言いつつ、首都高に入る。するとどうよ! ミゾレとなってきた。多摩川を越えたあたりから明確な雪に。

実は明日大磯で試乗車を借りるため永田に大磯まで送ってもらうつもりだった。しかぁし! スタッドレスタイヤ履いてないのでこの雪じゃ帰れまい。やむを得ず永田も大磯プリンス泊。腹が減ったので食べに行こうとしたら、もはやバーミヤンしか開いてない。すると「これが使えます」。『塩ワンタンメン210円2人まで』。

マイッた! 塩ワンタンメンと餃子W(10個付いて350円)を二つづつ。永田運転なので紹興酒のロック。これが一杯100円! 二杯飲んで200円! 計1320円。お金払うとき思わず「お金使わなくてすみません」と言ったら「おいで頂いてありがとうございます」だって。

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2012年1月23日 (月)

まだ値上がり(1月22日)

ぐわ! またうなぎが高くなっている。今回はイッキに1kgあたり400円の値上がりときた。午前中、うなぎを入れてもらっている焼津の問屋さんが来店し、直近の状況を教えてくれる。結論から書くと「まだ上がるかもしれません。そればかりかうなぎが無くなる可能性も出てきました」。

聞けば今や1匹分使ううな重で4千円という店も少なくないそうな。ちなみにウチは明日から値上げして2400円です。ジドウシャヒョウロンカで喰っていけるのに、何でこんな苦労をしてるんだろ、と思う。全く利益にならない、というより今月なんか持ち出し確定だもの。これが人生修行の面白さかもしれませんな。

お客さんから「美味しかった」と声を掛けられるのが元気とヤル気のモトになってる。明日は 活あなご を20匹ほど頼んだので、あれこれ試してみようと思う。やっぱりあなごも質が勝負だと思う。美味しければ週央くらいから始める予定。他のうなぎ屋さんも代替メニューを入れているそうな。

考えてみたら素直に儲かるようだと私の人生と少々違う。今までも「何とかなってきた」というレベルだったりして。お金と縁が薄い。というかあまりお金無くても楽しんできた。原稿も薄利ですから。ただ赤字じゃ継続出来なくなってしまう。最大限の努力は必要。立地条件の良さを活かしたい。

お米の件、低温低湿時は割れやすいと説明され、ふるいに掛けて比較的米粒の大きいモノを持ってきてくれた。コシヒカリは米粒も微妙なのだという。ずいぶんよくなったものの、いずれにしろ食感&食味がイマイチなので他のお米を試してみたら、ソッチの方が評判良い。少し考えみたい。

本日は読者の方が2人御来店。お一人はコーヒー屋さん。もうお一人は自動車のモーター関係の仕事をしているという。お二人ともバリバリの現役で情報豊富。モーター関係の方の話はナイショです。最新の情報を教えて貰うとナイショも多いため「そのまんま」は書けないけれど、奥行きのある記事になります。

コーヒー関係の方の話は納得することばかり。やっぱし事情通の話は興味深い。ちなみに専門家からすればフランチャイズで最もレベル高いのは『ドトール』のコーヒーだという。私、ドトール大好きでしたから。そして評価低いのが、日頃から「まづい!」と言ってる某大手。ここにきて一段とレベル下がったという。納得。

追記・昼過ぎに青森からおいでになった方がいらっしゃったというコメント頂きました。12時~16時まで不在でございました。

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2012年1月22日 (日)

文化は宗教まで越える(1月21日)

文化(趣味)は国や言葉、宗教、職業の違いを容易に超える。ラリーで世話になっている小沢さんなんかタイ語が全く出来なくても4人のタイ人を手足のように操り、ヒまな時間には大笑いしながら遊び(大きなナゾだったりして)、神様のように尊敬されています。ここにタイ語出来ない植草君も混ざってる。

以前、アメリカの乗り合い釣り船でイギリスから来たという釣り好きと隣り合わせになったことがある。最初、お互いのウデを探り合い「こいつはホントの好きモンだな」と解った途端、イッキに仲良くなった。語彙が少なくても専門用語なんかたかが知れてる。サカナの釣り方だって基本的に同じ。分かり合えるのだ。

もちろん理想論にゃならぬ。ダイビングに行った、と思って欲しい。同じガイドの下、始めて出会う8人くらいで潜るような場合、最初はお互い挨拶しつつ探り合いが始まる。猛烈にダイビング好きで、たくさんの修行を踏んできたダイバーは、放っておいても仲良くなる。初心者も仲良くなる。問題はその中間の人達。

修行途上にあるため、初心者に冷たく上級者に食ってかかろうとする人が少なくない。楽しもうとしている同行者を大いにシラけさせてしまう。こういう人達ばかり集め「適当に遊んでね」と投げるのも一考ながら、彼等も2対1とか3対1になってしまうと、叩かれる方がかわいそう。趣味や遊びじゃなくってしまう。

これをうまくまとめ、楽しいダイビングに出来るかどうかは、ガイドと、参加メンバーと、当事者の人格でございます。私は公務員に厳しい。なぜかと言えば、私らの税金を使っているからだ。自分で稼いだお金(企業)なら、人に迷惑を掛けない限り、どんなお金の使い方をしてもいいと思う。

でも役人はそうじゃない。常にエリをただす気持ちを持って欲しい。ここまでは原則論です。役人の中にだって良い人がいる。一生懸命の人も少なくない。少なくとも私のWebを見に来てるような人は良い人だと信じてます。いろんな場面で「私は国沢さんの嫌いな公務員なんですよ」と言われることも多い。

私と話をした公務員の方は解っていただけると思うが、今までクルマ好きを職業によって分けたことなど一度もない。さてさて。最近公務員の読者の方をバッシングするコメントがいくつかあった。クルマが好きな仲間なんだから、本来なら「そんなこともあるのね。でも私らこうなのよ」くらいになるべきです。

言い争いになってしまう理由は3つ。ガイドの経験不足か、ベテランの同好メンバーが争いを無視しているか、当事者の社会性が低いか、かと。今後コメント欄でモメたら、1)ケンカ売るコメントを削除する。2)ベテランが諫める。3)当事者が「上級者になるための道」と考え人生修行の一環として頑張って貰う、の3択にしたい。

とりあえず2)によって3)を期待し、それでも厳しいようだと1)で攻撃性の高い人にお引き取り願おうと思っている。お互いの顔が見えないネットには(ましてや今回当事者の一人は本名で頑張ってる)必要なルールだと考えます。こういう時こそ「仲間に入って欲しくない人」を見つける良い機会かもしれない。

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2012年1月21日 (土)

プリウスの価格(1月20日)

自動車メーカーの言い分は基本的に自分で判断してから紹介するのだけれど、一つ謝らなくちゃならないことがあります。現行プリウスの最初の価格設定で御座います。当時、ホンダは「インサイトの価格を見て安くしてきた」と主張していた。トヨタに聞くと「そんなことありません」。独自に決めたという。

客観的に考えれば排気量大きくなってボディ大きくなって装備向上して値下げ。まぁ不自然だワな。したがって価格がスクープされた時は信じられなかったし、ホンダの言い分も妥当だと思った。しかし! プリウスの開発を担当した大塚CEにこの件をブツけてみたら「絶対そんなことありません!」と強く否定。

私は「エンジニアは嘘をつかない」と信じている。今までの経験上、ウソを言わなければならない状況になったら皆さん答えません。でも大塚さんは正々堂々「ホンダの価格は意識していない」と言い切った。だから信じ、以後、プリウスの価格設定についちゃ全面的にトヨタを支持しホンダと言い争いまでした。

アクアはプリウスの価格を考えれば割高感があるプライシングでした。そしてプリウス値上げ。このあたりをトヨタの人達に聞くと皆さん「現行プリウスの価格を付けるときにホンダを意識して頑張りすぎた」。をいをい! 大塚さんのタヌキっぷりにヤラレタ! 技術者としちゃ大成しないと思うが、良い経営者になるだろう。

今後は自分の感性と価値基準をベースにして評価したいと考えます。ということで現行プリウスの前期モデルの『L』と『S』は超お買い得だったと思う。だからこそ値上げ幅12万円とデガい。しかも当時25万円の購入補助とフルECOカー減税を受けられた。スンゴイ美味しい買い物しましたね。

ということでホンダの皆さんに謝ります。間違いでございました。片方の当事者を信じたのが間違いのモトでした。

昼まで家で原稿。午後は中野の奥の間で原稿。うなぎが高くても食べに来てくれるお客さんが少なくないことに元気づけられる。10%くらいしか減っていないのだ。しかも20分待つよ、という人が多い。いずれにしろ安くは出来ない。むしろ美味しいうなぎを追求するしかありませんね。

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2012年1月20日 (金)

雪道のリーフ(1月19日)

朝からリーフの雪上試乗会。新しいパワーユニットなので雪道も試してみて欲しい、ということであります。確かに電気自動車で雪道を走ったことはない。関越道のSAに急速充電器が入れば私も新潟に行ってみようと思ってました。開発チームと広報はリーフのアピールをキッチリやろうと考えている。

ということでクローズドされた雪道を当然の如く全開で走ってみました。動画は「路面が磨かれちゃうのを防ぐためVDCをオンで走ってください」だったので80km+αくらいしか出てないですけど‥‥。ちなみに最後にVDCオフで全開したら110km/hくらい出ました。スノーラリーのSSっすね。

FFながら前後の重量配分がFR車に近い。しかも重いバッテリーを低い位置に搭載しているためバランス良い。アクセルレスポンスの鋭さも魅力。タイヤが同じだからハンデだって無し。タイム計測したら2リッター級のスポーツモデルより早いと思う。近い将来、電気自動車はラリーにも出てくるかと。

ほとんど制約のない試乗会だったにもかかわらず、コースアウトしたリーフは無し。普通、雪道の試乗会をやると、必ず1台や2台は雪の壁に突っ込む。参考までに書いておくと、雪道はECOモードがおすすめ。パワーの立ち上がりがマイルドで扱いやすい。VDCはカットしても十分コントロール可能。

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                         写真撮影は諸星陽一さん

今回は行きも帰りもエアドゥ。ANAやJALの場合、羽田は基本的に滑走路で一旦停止。エンジンの回転数を上げ左右のバランスが取れたことを確認して離昇出力にする。昨日は誘導路から滑走路に左折し、止まらないまま離陸に入った。これ、ローリングテイクオフと言います。

左右のエンジンの出力が合わないとタコ踊りの原因になる。離陸に失敗して事故になったケースも多い。実際、昨日などイッキに離昇出力へ。2回くらい大きく蛇行して怖かったっす! 旭川空港の着陸は地面効果のためギアが地面に付きそうな高度のまま4秒くらい滑走路と並行して飛んでた。少しヒヤリ。

ローリングテイクオフを豪快だと言って好む人もいるけれど、せめて両側のエンジンがスタビライズ(均衡安定)してから離昇出力にして欲しいです。それ以外は不満無し。機内サービスも暖かいコーヒーが無料で出るし(ANAは有料かつマズい)、キャビンアテンダントだってやさしい。

羽田着21時35分。混雑した昼間だと気づかないけれど、羽田空港は職員から愛されていると思う。いろんなトコロに気遣いがある。トイレもキレイ。私が知る限り世界一快適な空港だと考える。だから羽田にはいつも早めに行きたくなるのね。駐車場でフル充電したリーフに乗って帰宅。

松下宏さんの日記を見たら、またぞろツマらんことを書いている。以前、歩いて移動しちゃイケナイ規則になっている地域(空港もそう)を2分間/最高速20km/hで移動する構内バスに乗った際、シートベルトを締めろというから「?????」と言ったら100年コレだ。困ったモンです。

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2012年1月19日 (木)

米屋にヤラレタ(1月18日)

CTの釣りオークションで落札してくれた日暮さん(自分でお米を作っている)が昨晩うなぎを食べに来てくれた。うなぎは美味しかったですよ、の後「お米を変えましたか?」。割れているという。どれどれ、と試食してみたら、なるほど。米の粒自体も小さい。コメを調べて見ると、明らかに今までと違うぢゃありませんか!

ナメられたワケであります。多忙で2~3日前から留守がち。試食もしてなかったので気づかず。「ムキ~ッ!」と怒ったものの、夜なので米屋は締まってて電話に出ない。そこで本日電話し「こんなお米を持ってくるようじゃ他の米屋にします」。そら10kg4300円払っているのに2000円の米入れたら儲かるワな。

こうなればお米も独自のルートで入れるべきかもしれない。うなぎの高騰に比べればお米など最高級を使っても問題なし。ちなみに本日入ってきたうなぎの価格を見たら、またまた1kgで200円も上がってる! この1年でそろそろスーパーマーケットじゃうなぎを扱えなくなるだろう。稚魚も獲れてないというし。

17時35分発のエア・ドゥで旭川に飛ぶ。本日の最低気温はマイナス20度を下回っていると言うから素晴らしい! 羽田で到着地の気温を見たらマイナス7度。旭川の近所にある岩見沢は「災害」レベルの記録的大雪。今シーズンを見る限り地球温暖化の逆。地表は冷える循環に入ってる、と世界中の気象学者が言ってます。

旭川空港に着くとマイナス11度にまで下がっていた。ここまで寒いとタイヤと路面の間に水の膜が出来にくくなるため、冷凍庫から出したばかりの氷のようにくっつくようになる。低温でも柔らかいコンパウンドのタイヤなら案外グリップします。明日は晴れると表面がテラテラになって景気よく滑るかと。

夕食後、右でリンクしている『食・エスプリムートン』に行く。田所さんとは3年ぶり。お腹いっぱいだったのだけれど「新鮮な帆立が入ってます」とおつまみを出してくれた。これがウまかった。田所さんは食通なので、お店で出すメニューも素晴らしい。素材からして凝ってる。旭川に行った際は、ぜひともお試しを。

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2012年1月18日 (水)

アクア(1月17日)

8時から幕張でアクア&アルファードHVなど最近出たトヨタ車の試乗会だというので6時起き。寒いし暗い。面白いことにプリウスのように発売前に乗る機会のあるクルマと、アクアのようなディーラーの試乗車より遅いタイミングというモデルがある。当然ながら作り手側の情報量からすれば圧倒的に前者。

というか開発担当者から情報を聞くしかない。一方、市販後に試乗するクルマは様々な情報(ほとんどがネガティブなもの)が入ってきてしまっているため、厳しい評価になりがち。アクアもそう。乗る前から良くないイメージを持ってしまってます。相当良いクルマじゃない限り悪いイメージを払拭出来ません。

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アクアはどうだったか? 極めて冷静に判断すれば「欲しいと思った人は買えばよい。凄く良くもないけれど、買って失敗したと後悔することも無し」という感じ。私らの仕事は「良いクルマを紹介する」「発売されたクルマを分析する」「良くないクルマを指摘する」という3つの内容を持つ。アクアは2番目。

1番目はクルマ好きに楽しいニューフェースを紹介できる楽しさがあり、3番目もメディアとしての使命感を持てる。私、2番目を最も苦手とする。単なる商品紹介ですから。最近のクルマの地味さは2番目に属すタイプが増えたからかもしれない。きっと読んでいる側もワクワクしないと思います。

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実用燃費はプリウスより6~7%良い

でもバイヤーズガイドとしちゃ2番目だって重要。アクアのような「すでに情報が出回っている発売後であり、なおかつ2番目の属すクルマ」をどうやったら楽しく紹介できるかが課題かもしれません。昨年の今頃は直近で一番期待していたクルマだったのになぁ。本当のところ、悪いクルマぢゃないです。

マイナーチェンジしたプリウスもあったので乗ってみた。なるほど大幅な乗り心地の改善は出来ていない。異音の発生も完全に抑え込めておらず。乗り心地の悪さと異音は「世界最強の乗用車」という評価を固めつつあるプリウスの愛嬌だと思った方がいいかもしれない。それくらい根本的な要因があるということ。

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雰囲気も良い

とは言え乗り心地も異音も辛抱できる程度になってきた。リアから出る「ギギギ!」の対策はキッチリ行ったそうな。「こら良いじゃないですか」なのがG,プリウス。ブルーアース1の15インチにG,プリウスのボディ補強パーツを組み込み、ネオチューンしたら満足出来るプリウスに仕上がると思う。

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2012年1月17日 (火)

魚が危ない!(1月16日)

千葉県で獲れたサカナは食べない方がいいと思う。東京湾奥の海底から原発から20km圏内と同等のセシウムが検出されたという。この地域、今でもガンガン底引き網をやっている。写真は1月9日に航路(汚染物質が体積される水の流れ道)で底引き網を引っ張ってる千葉の漁船です。

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江戸川河口沖三番瀬

底がフラットな東京湾奥は、資源をゴッソリさらっていく底引き網が当たり前のように行われており、この時期、湾奥ではカレイやスズキがたくさん獲れる。江戸川河口沖にも連日漁船が出て操業中だ。おそらく放射線チェックなど行わず出荷してることだろう。サカナの顔に出身地は書いてないので、混ざったらオシマイ。

NHKスペシャルでは高濃度のセシウムが出たことまでは報じているけれど、ここでサカナ獲っていることを言ってない。というか、東京湾奥で底引き網が行われていることなど考えもしないんだと思う。東京で販売されているアサリなどもこの海域で大量に獲れる。これまたセシウムが蓄積されていると考えるべき。

とりあえずカレイとスズキに注意して欲しい。この情報、なるべく早く皆さんに広めたい。皆さんのブログやツイッター、フェイスブックなどで紹介していただけたら有り難いです。東京湾奥で獲れるサカナを出荷する場合、今後30年くらい全量を放射線チェックしなくちゃならないと思う。

湾奥名物のハゼも高濃度のセシウム入り泥の中に住むイソメなど食べているからダメ。私も今後人に食べさせるサカナは中ノ瀬以南で釣れたモノだけにます。湾奥のカレイが釣れたら自分で食べる(内蔵は絶対食べちゃアカン)。このトシになったら多少の放射能くらい大丈夫だと考えます。

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2012年1月16日 (月)

東京自動車エンジン(1月15日)

寒くて釣れないカレイ釣りに行って厳しい修行をしたかったのだけれど、本日は終日うなぎ屋の座敷で原稿書き。ということで、たまには読者の方から頂いたメールなど紹介してみたい。

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国沢 光宏 様

うなぎ屋美登里さんにお伺いし、上うな重と肝吸いを頂きました。ブログに「値上げ」の話があったので心配しましたが、100円だけ、とのことで安心して注文できました。大変美味しかったです。またお伺いしたいと存じますので、よろしくお願いします。

先週の休みに近所のオートバックスで「日産リーフ/24時間レンタル5250円」というサービスをやっていたので、そのリーフを借りて、山梨県甲府市~勝沼までドライブというか、修行に行ってまいりました(電気自動車に乗るのは初めてです)。

国沢様のテキストを拝読して参考にした結果、最初から暖房・エアコンは一切使わない事を覚悟し、手には昔買った安いレーシンググローブ。上半身はスキー用ジャケット・インナー。下半身は、やはりスキー用のタイツと靴下を履き、普通なのはジーンズだけ、という重装備で挑みました。あとはひざ掛けですね。

往復共に山道・峠道を登る事になるので、どうなることか、と思いましたが…。想像以上・覚悟以上に、厳しい修行でした。寒さは厚着をしていた事、特にひざ掛けが有効だったので暖房をまったく使わなくても快適だったのですが、バッテリーについては、あやうく電欠になるところでした。

そんな無謀な計画・ドライブをしちゃダメだ、と国沢様に怒られてしまうでしょうか…(計画上、かなり余裕は持たせていたはずなんですが)。でも、とても面白かったです。走行距離は296kmでした。

とにかく静かな事と、非常に乗り心地が良いのに驚きました。私のGS450hより全然乗り心地が良かったので非常にショックです…。機会を見つけて、今度は余裕を持って走れるように計画して、またリーフで出かけてみたいと思います。

※それまでオートバックスがレンタカーやっていれば良いんですが…店員の人曰く、「借りる人が居なくて、全然商売にならない」そうです。

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こんにちは。毎回楽しく読ませて頂いております。さてさて、おすすめのアライメント調整「東京自動車エンジン」(墨田区緑)なのですが、平成23年3月末にて閉店となっており、がっくりと来ております。いよいよ、お願いしようか。といった所でしたのに。当方でも探索してみますが、そのうちにどこかオススメの工場等、公開して頂けたら幸いです。

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リーフのレンタカー、全国的に出血大セール中のようです。誰も借りてくれないのでガラガラだとか。確かに自宅に200Vが無いと外で充電するしかない。かといって日産ディーラーだと500円も取られる(三菱自動車は無料。エラい!)。結論から書くと、めんどくさいですよね。

東京自動車エンジン、閉店しちゃったんですね。そういわれてみれば昨秋に通りがかった時にやってませんでした。『藤井オート』という江東区辰巳にある修理屋さんなどいかがでしょう。最近私はECOカーか、ラリーカーしか持っていないので一般的な修理から縁が無くなってしまいました。

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2012年1月15日 (日)

うなぎ食文化縮小へ(1月14日)

一昨日の日記で大型客船のことを書いた。そしたらイタリアで『コスタコンコルディア』が座礁したという。このフネ、デガイです。日本最大の客船である飛鳥Ⅱの240m/5万総トンに対し、全長290m/11万5千総トン。オアシス・オブ・ザ・シーズの360m/22万5千総トンにこそ届かないですけど。

写真を見ると横っ腹に巨大な穴が開いてしまっているので、岩礁に乗り上げたんだと思う。横浜港を出たフネが座礁多発箇所であるアシカ島近辺に乗り上げたようなもの。走り慣れた海域な上(イタリアのクルーズ船です)、天候も悪くなかった。「なぜ?」。原因は想像も出来ない。操船系のトラブルか?

内閣改造が行われたけれど、最も「なんで?」なの、防衛大臣でしょ。同盟国であるアメリカは中国を最大の仮想敵国にしようとしている。言うまでもなく奥方の田中真紀子さんって日本有数の親中派。中国にとっちゃ恩人の娘だ。もちろん機密事項を漏らすなんて思えないけれど、アメリカ側が納得すまい。

かといってアメリカの裏をかいて中国とシェイクハンド出来るほどの日本の外交は狡猾じゃない。というか、だったら裏のルートで話をすすめればいいだけ。参考までに書いておくと、普天間に駐在してる沖縄の海兵隊って中国との有事の際に投入される部隊。いろんな意味でモメる原因を作っちゃった感じ。

中野に行くと本日からうなぎがまた値上がりだって。しかも最近は1kgあたりの値段がイッキに200円とか300円単位で上がる。おそらく日本中のうなぎ屋が青色吐息状態だと思う。原価割れしちゃうから泣く泣く値上げするとお客さんが離れるという最悪の循環に入り込んでしまった。

幸い入荷してくるうなぎは素晴らしい質で粒揃い。かくなる上はギブアップして穴子や焼き鳥に行くまでの間、お昼の時間を除き最良のうなぎを出そうと決めた。お客さんに待って頂ける時間を聞き、20分頂ければ蒸し立てを焼きます(お昼の時間は回転が早いので事実上蒸し立てを焼いてる)。

日本のうなぎ食文化は今回の高騰でイッキに縮小すると思う。皆さんの家の近所にあるうなぎ屋の大半が毎週のように値上げしていることだろう。暖かくなる頃にはお金持ちしか食べられないようになるかと。

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2012年1月14日 (土)

く~っ!(1月13日)

オートサロンが始まった。東京モーターショーは「見本市」という雰囲気ながら、オートサロンって「市場」。その場でモノを買え、最新の情報を入出来る。これが面白さや活気になっているんだと思う。いろんなブースでパフォーマンスなど行っており、展示は賑やか。クルマ好きじゃなくても楽しい。

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レディガガが好きそう

というか、想像のはるか上を行くセンスに驚くばかり。上のクルマなんかボディ全面にプチプチのシールのようなモノが貼られている。インテリアまでインパクト大。何気にガルウイングだし。ドレスのような仕立てのキモノも凄い! 後方には家紋入りの桃太郎旗。もはやカンペキでしょう!

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向こう側にスンごい出で立ちのオジサンが立ってます

「ヨロシク」系も進化した。特攻服もここまで来ると元々何用の服だったのか解らなくなってしまう。右のオネイさんの横腹あたりの紋章だって、ベースがなんなのかどうでもよくなっている感じ。もはや素直に楽しい。向こう側のオジサン、写真撮りたかったのだけど‥‥。気になる人は見に行ってください。

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ジェリーラバーズ』のブログへ

最初の写真までは出来ない、という人は千葉県ならトヨタのディーラーでも扱っているシールなどいかがか? これ、トヨタのブースに展示されていたクルマです。耐候性を持たせていると言うから面白い。外側はアクセント程度にしておき、インテリアに凝るという人が少なくないそうな。

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昨年と一昨年はベストカーのブースにずっと居たので全く解らなかったけれど、オートサロンはクルマ好きにとって「ムカシのおもちゃ箱」を開けた時のような楽しさと、新しいオモチャが両方混ざったような空間になっていた。日曜日までやっているから、お時間あればぜひ見に行ってください。楽しめます。

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2012年1月13日 (金)

Nボックス(1月12日)

午前中原稿書き。昼から横浜で行われているホンダNボックスの試乗会へ。今日は環八が流れているので第3京浜経由。所用1時間。けっこう早いのね。すでに2万7千台のバックオーダーを受けているというNボックスだが、良い意味でも悪い意味でも「おっとりしてる」。武士の商売、と言い換えてもよい。

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凄いカタチです

オーバークオリティなのだ。例えばフィットの1,3リッターでも付けられない横滑り防止装置VSAが全モデル標準装備される。タコメーターだって全グレードに付く。その割に肝心の燃費で負けてたりして。ライバルから突っ込まれると言い返せないブブン多い。標準車よりターボ車の方が乗り心地良いのも不思議。

ホンキで軽自動車を売るなら、もう少し切れ味良くないとユーザーにアピール出来ないんじゃなかろうか。少なくとも次回作は軽自動車最高の燃費を目指すくらいの気合いが欲しい。Nボックスの試乗レポートについちゃオールアバウトで近々。おすすめは124万円のベーシックグレードです。

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文字通り「小山の如し!」

大桟橋の横を通ったら日本最大の客船である『飛鳥Ⅱ』が泊まっていた。でっかいね~、と思ったけれど全長240m/5万総トン。されど世界的に見れば「中」レベル、世界一大きい『オアシス・オブ・ザ・シーズ』って全長360m/22万5千総トンもある。写真見たらデガいのデガくないの!

一度くらい乗りたいな、と思う反面、デカいフネはフネの楽しさに欠けるため興味なし。乗用車好きだけれどバス乗ったってワクワクしない。そもそも自分で操船出来ないですから。フネなのに釣り出来ね~しさ。プレジャーボートだって40フィート以上あると欲しいと思わぬ。でも大きいフネ見るのは好きです。

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2012年1月12日 (木)

エコピアPZ(1月11日)

午前中は台場で行われたブリヂストンの新しいタイヤの発表会。プレイズというタイヤの安定性をキープしながら、転がり抵抗がエコピアEP100より少なく(ウエットグリップは同等だという)、それでいて価格は普及タイヤ並だというから驚く。ブリヂストン、このタイヤを標準にするつもりらしい。

ECOカーアジアでも書いた通り、こうなってくるとタイヤ選びに迷うことになる。もはや「どのタイヤが良いか」という指針が無くなりつつあります。現在は「転がり抵抗ならヨコハマのブルーアース1」だと明言できる。でも他社から続々「当社比××%転がり抵抗が減りました」というタイヤが出てきた。

どれを選んだらいいのか、情報多い私ら専門家でも判断しづらくなっている。「ある程度の性能を持っていれば好みでいいんぢゃない?」という考え方も出来ますが……。小学校の駆けっこで順位を付けず、みんな手を繋いでゴールですワな。でも同等なら同等という判断をテストで確認するのも必要だと考える。

午後はフネの中間検査(車検に相当する船検は6年に1度。3年目に装備のチェックが主となる中間検査を受ける)のためマリーナへ。2時間ほど時間あったから永田と懲りずにカレイ釣り。するとどうよ! 出港したあたりからドンドン冷たい北東風が強くなっていく。幕張沖に到着する頃は爆風。

そのまま逃げ帰ろうかとも思ったけど、せっかくエサを買ったからとアンカー打って仕掛け投入。その間も、冷たい北東風が徐々に強くなり空も雪雲に。フネはアンカー中心にのたうち回ってる。30分ほど粘るも辛抱タマらず終了す。当然の如く釣れない。とりあえずカレイは3,5タコになりました。

船検は問題なく完了。着替えてそのまま日産のイベントへ直行。リーフの開発メンバーに「気温下がったら電費が悪くなりました。なぜでしょう?」と聞いてみたら「ここにきてそういった声を頂くようなりました。明日も情報を集めて検討会議をする予定なんです」。理由が解ったら教えてくれるそうな。

リーフの電費低下(ECOカーアジア)

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2012年1月11日 (水)

ダブルヘッダー(1月10日)

パシフィコ横浜で8時から試乗会ってんで早起き。横浜に行くときは、毎度の如く第3京浜か首都高か迷う。高井戸で渋滞チェックしたら首都高優勢の感じ。今まで横浜まで行くと1300円だったのが900円になったし。パシフィコ横浜の前にある『ぷかり桟橋』までフネという手もありますが‥‥。

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ジュリエッタ

基本的にはアルファロメオ好きです。3代目に買ったクルマがアルフェッタGT。その後、アルフェッタGTの後継モデルにあたるアルファ75なんかも買いましたから。ただFFになってからイマイチ走りの味が(主としてハンドリング。エンジンは素晴らしいです)好きになれなかった次第。

されど新型ジュリエッタで新しい境地に達しましたね! スンゴイ旋回Gなのだ。どうしてそんなに曲がるのよ! とウなる。スバルのSIドライブの『S♯』を5倍くらいスパルタンにした『ダイナミック』というモードを選んだ時のエンジン/ステアリングフィールも強烈。機会あったらジックリと乗ってみたい。

続いて浦安に移動してアルト・エコの試乗会。ECOカージアにも書いた通りタイヤでタマげた。そこまで気合い入れちゃったのね。意外だったのは開発期間。何と2年前だったそうな。前回の東京モーターショーに出展されたダイハツの『イース』を見て主要コンポーネンツの開発を始めたらしい。

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9km/hで止めるエンジンを実現するための「エンジン停止直前でも稼働するセルモーター」の開発は2年前に決めたワケ。そう考えるとホンダNボックスの「停止後1秒しないと止まらないエンジン」の後出しジャンケン負けってナニ? ただスズキもミラ・イースの価格にはマイッタらしい。

最終的には気合いで価格を付けざるを得なかったようだ。そうそう。20Lの燃料タンクは形状を見ると普通の30Lタンクと同じ。新しく20Lの燃料タンクを作るとコストアップになりますから。タンクの中に隔壁を設け、20Lしか入らなくしている模様。この隔壁を取ったら30Lになるということ。

終了後、ソニックの広報車を借りるべくGMへ。燃費チェックを含め、GMの国際戦略車種の入念な味見をしてみたい。ちなみに永田に乗せてみたトコロ、意外や意外の絶賛! 少しはクルマの評価が出来るのか?  

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2012年1月10日 (火)

うなぎ高騰(1月9日)

うなぎが高騰している。なぜか? 簡単に言えば「稚魚が捕れないから」だ。うなぎの産卵場所はグアム島近くの深い海だと解ってきた。ここで生まれ、黒潮に乗って北上。沖縄と台湾の中間あたりで、日本と韓国、中国、台湾に行くうなぎが別れるという。従来、日本以外に行ったうなぎは成鰻になった。

日本が稚魚を捕りまくっても、その他の地域で成長出来たワケ。しかし近年うなぎの価値がアジア全域で高まった。台湾や中国でも稚魚を捕りまくってます。さらに中国は水質悪化や護岸工事などでうなぎが遡れる場所が減っている。結果、グアム島近海に戻ってくる成鰻は激減、当然の如く稚魚も採れない。

結果、今シーズン(12月が漁期)は惨憺たる状況だったそうな。当然の如く稚魚の相場も高騰。直近で1kg(5千匹)あたり230万円だって! 1g=2300円。少し前なら純金の相場です。昨年は80万円だったので3倍! 1g5匹で2300円の稚魚を養殖したら、池だって5匹で7千円くらいで売らないと利益上がらんでしょ。

こう書くと「中国や台湾のうなぎなら安いでしょ」と思うかもしれない。これまた難しいようだ。台湾産は産地偽装問題でトラブルを起こし「日本には売らない!」とケンカ状態が続いている。現在活鰻として入ってきておらず。中国産も「加工して輸出した方が儲かる」ということから、活鰻じゃ入ってこない。

したがって今や活きたうなぎを調理して売ってるうなぎ屋は全て国産です。今後どうなる? さらに高騰すること間違いなし。ただあまり高くなれば食べる人も少なくなるし、スーパーで売ってる中国産も1匹分で2千円を超えたら売れなくなるだろう。正直、スーパーで売ってるうなぎは「違うサカナ」だと思うほどの味だ。

そろそろうなぎの高騰はニュースになる領域に入りつつある。やがて気軽に食べられない価格になることだろう。うなぎが好きな人は今のウチに食べておくことをすすめたい。

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2012年1月 9日 (月)

カレイ3タコ(1月8日)

私が知る限り、冬場の江戸前のカレイ釣りは世界一ツマらない釣りである。そもそも釣れない。カレイを専門に狙う釣り船ですらオデコ上等ですから。これがカジキ狙いのトローリングなら、釣れた時の獲物もデガイ。されどカレイってヒラメより安い。タイしたサカナぢゃないのだ。

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驚くほど多くのカレイ喰いたい人が

加えてトローリングなら海の上に居ても快適な夏場。ビールなんぞ飲みながら昼寝も出来ちゃう(操船者はしっかりしてなくちゃダメですけど)。冬場のカレイは北風ピューピュー。寒いの寒くないの! なのにこの時期になると幕張から船橋沖にかけてカレイ釣りのフネがたくさん!

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ヘタな鉄砲も、で3本投入

釣り方は簡単。2本バリ仕掛けにアオイソメか岩イソメを付けて下に垂らしておくだけ。カレイ以外のサカナなど居ないので、釣れないときは1時間経ってもエサはそのまんま。合わせも不要なので、ひたすら待つという超ヒマな釣りになる。強いて言えば自分との対話の時間が持てまんな。

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やっぱしダメ

カレイ釣りを楽しいと思える人は、相当のマッドです。少なくとも釣りの初級者など絶対に誘えない。そもそも釣れないのがデフォルトのようなもの。同行者居るときはツマらん話をダラダラとしながら、たまに「釣れませんね~」という呪文を唱える。ということで本日も釣れませんでした。

ちなみに12時まで原稿書き。18時からうなぎ屋で原稿書き。短い時間のカレイ釣りは気分転換(になってるか怪しい)にゃ最高か?

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2012年1月 8日 (日)

コケた原因判明(1月7日)

キングスカップのオフィシャル写真がアップされた。ブログのタイトル写真で使っているジャンプの場所でグリーンさんとウィッタヤ選手はどんだけ攻めているのかと思ったら、以下の写真の通りです。案外攻めていないのね。それでも直線1本で2秒以上違うんだから勝負になりまへん。

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転倒した理由も車載カメラで判明した。テール流して進入。アクセルオンでスライドさせようという時に2速ギアが抜け、そのままインに入り込んじゃったのである。さらに左コーナーで片足立ちになった時、ハンドル右に切ってアクセル開けてます。本来ならこの操作で落ちますワな。

でもギア抜けてるから単なる空ぶかしに。運転ミスじゃなくて一安心。またキングスカップは土曜日と日曜日に2時間ずつ番組で放送したとのこと。ユーチューブに一部がアップされている。下にリンクしたのはウィッタ選手と私のハーフスロットル走り、そしてグリーンさん。私のエンジン音はアンチラグ”もどき”。

義援金の贈呈式の写真もアップされてました。プレートにカンパ頂いた人の名前を入れ、大恩寺さんが保健省の大臣に手渡す(保健相、連日タイのTVニュースに出てる。人気らしい)。後日、大臣から石井兄に直接お礼の電話入ったとのこと。ラリーの記事は1月10日売りのベストカーで御覧頂けます。

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ちなみに今年のキングスカップは6月とのこと

うなぎは本日から1匹分あたり100円値上げしました。これでも値上がり分をカバー出来るだけ。うなぎの仕入れが下がったら元の値段に戻します。ただ長期展望を見ると厳しいか。いや、さらなる高騰もあるという。なぜか? 根本的な高騰の理由が解ってきたので明後日にでも。

写真や動画の使用は全て許可済

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2012年1月 7日 (土)

試乗始めはドカティ(1月6日)

2012年の初試乗車はバイクでございました。ドカティの『ストリートファイターS』と『ムルティストラーダ』。ストリートファイターSなんかスーパーバイクレース仕様に限りなく近い1100ccのLツインを搭載しており、しかも暖まらないとグリップしない高性能タイヤ付き。真冬のワインディングロード上等だ。

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カッコよすぎでしょ

低回転域から超ぶっといトルクを出す。1速でアクセル開けたら離陸。これほど簡単に前輪がおっ立つバイク、私は知りません。ネットでは「寝ない」とか「素直じゃない」みたいに言われているようだけれど、全く気にならない。というか本物のレーシングバイクに乗ったことあれば、普通である。

むしろ高速域のスタビリティが高く、驚くくらい乗りやすかった。制限速度をビタ1km/h超えずに乗ることが最も難しいテクニックだと思う(私くらいの精神力&腕前ぢゃないと無理でしょうな)。それにしても素敵な仕上がりである。飾りモノにしたっていいくらい。ほとんど芸術品のレベルかと。

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2台目は多少の悪路なら走れてしまうムルティストラーダ。「ムルティ」って英語の「マルチ」。「ストラーダ」が「道」です。私が乗ってるBMWのF650GDと同じジャンルのバイクなのだけれど、圧倒的に剛性感高い。しかも舗装路重視のセッティングだから、一般道だとメチャクチャ乗りやすかったりして。

BMWだと『R1200GS』がライバルになるのだけれど、カッコ良さとパワーとシートの低さはムルティストラーダ優勢。スゴイのがオーリンズの可変ショック。減衰力だけじゃなくリアはバネのプリロードまでモーターで変えられる。2人乗りや荷物満載でも車高が変わらない、ということです。

寒い日だったものの、重ね着とオーバーパンツ、そしてムルティストラーダのグリップヒーターのおかげで快適で御座いました。帰りの首都高は大渋滞。500円分だけ乗って下道へ。正月明けのせいか、下道がまだ空いてます。

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2012年1月 6日 (金)

役人だけじゃねぇ(1月5日)

うなぎ屋は今日から営業。素晴らしいことにまたもや値上がりだって! 板前さんと一回り小さくするか値上げするかで相談。これ以上小さくしたらランチなど怒る人も出てくるでしょう、ということで値上げすることにしました。ちなみに1kgあたりの価格は穴子の6倍! 超高級スシネタやブランド和牛の霜降りより高い。

おそらく全国のうなぎ屋がニッチもサッチもいかなくなっていると思う。というか、どうしてるんだろうか? ここで粘ればうなぎが高級品だと認識してくれるようになるかもしれません。そしたら値上げも出来る。いや、今年の夏は一段と品薄になるというハナシまで出ており、真剣にうなぎ以外も考えなくちゃならぬ。

ウチのジイサンの修業先である『美登里』(元は上野か新橋にあった。現在武蔵小金井)の御主人もうなぎの高騰に憤りを感じている。池は(養殖業者)ボロ儲けだという。でも結果としてうなぎ屋が無くなってしまえば池も顧客を失う。日本の一次産業は「長い目で考える」ということをしません。

タイした釣果も上がらない釣り人に「小さいサカナ釣ったらリリースしろ」という。されど漁師はシラス(幼魚)をバンバン獲る。底引き網で根こそぎ獲っていく。「自分勝手」って世界共通かと。でもそいつを阻止するのが社会。こいつを構築できないというのあたりは、日本人が持っている『ダメさ』なんだと思う。

漁師は獲れれば獲れるだけ獲ってしまう。だから館山とかに行くと、獲れたばかりのイナダを1匹100円で売ってる。資源を活かしながら獲れば1匹800円で売れるのに。農協も漁協もやるべきことをやってない。「豊作貧乏」とか「大漁貧乏」なんて、単なる資源のムダ遣いでしょ。も少し「知性」を育みたい。

都内へ行く途中、TV見てたら吉本興業の社長が島田紳助のカムバックを望んでいると言ってた。覚醒剤や大麻を含め、芸能界は甘いと痛感する。企業なんか速度違反で捕まっただけで将来無くなりますから。ホンの少しの暴力だって前途を閉ざされてしまう。警察はやり過ぎだと思うけれど、芸能界は常識がない。

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2012年1月 5日 (木)

カレイ2タコ(1月4日)

午前中に仕事始め。風の状況を見たら静穏! 今年は元日から荒れまくっていたのに。それぢゃ、と用意してすぐ出発! フラれ続けているカレイです。14時に出港し、船橋沖を目指す。ポイントに到着すると、居ますね! カレイ喰いたい人達が。狙っていた場所に「たかはし遊船」さんが居たので沖合に。

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到着したあたりからすでに荒れ始めている

今年は「時合い」(サカナが釣れる時間帯)を狙う作戦。去年は暖かい時間帯だけ釣って15時っちゃ帰ってましたから。本日は14時40分にスタート! すると15時あたりからドンドン北風が強くなり始め、やがてアンカーぶっこ抜けるくらい激しく船首のピッチング始まる。揺れるの揺れないの!

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プレジャーボートは全て引き上げ

やがて釣り船くらい長いフネじゃないと無理になってきた。というかアブないです。実釣時間30分ほどでシッポ巻いて逃げ出す! しかし! 狙いはバッチリだったらしい。隣に居た、たかはし遊船さんは15時過ぎまで全くダメ。されど16時あたりからタモ網が間に合わなくなるほど釣れたそうな。悔しい!

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降りてきている雲の下はおそらく嵐

今シーズンのカレイは調子良さそう。週末にでも必ずゲットするぞ! それにしても酷い天気で御座いました。おそらく前線が次々と通過してるんだろう。マリーナへ戻る途中に「釣りしていた方向」を見たら、ダウンバーストのような雲が地表に降りてきている。スンゴイことになっているんだろう。

都心から10分で行けるマリーナより釣り場まで20分。しかも15時からの2時間勝負だ。エサは470円のジャリメなり。お手軽な江戸前の大カレイ釣りは2月中旬くらいまで楽しめます。目標は昨年遠藤さんが釣った46cm。刺身で食べたんだけど、脂乗っててンまかったなぁ~!

そうそう。元日から首都高が値上げになった。行きは新宿入り口まで下道走って従来通り700円。帰りは首都高空いていたけれど下道で帰って乗らず。本来なら1800円首都高に貢ぐことになっているのに700円で済んだ。1100円の減収だ。おそらく首都高を使う人は減ると思います。

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2012年1月 4日 (水)

買い物(1月3日)

午前中は叔母のグループホームへ。ここにきてすっかり穏やかになっており、TV見てるか居眠りしてるか怒っているかの状態と全く違う。帰りたいとも言わなくなった。昼から初詣に行き、近所のファミレスでお昼を食べるとのこと。症状も目立った進行をしていない。叔母にとって生まれて初めての「平穏」かもしれない。

せっかく出たのだから買い物でもしよう、ということになり前から気になっていた『イオンモールむさし村山』まで。日産の村山工場にあったテストコースの北側バンクのあたりに出来ている。村山工場、広大な平地になって放置されてます。ちなみに7番目に大きいイオンモールとのこと(1位はイオンレイクタウン)。

驚くほどの人出! 昼メシも食べられないほど。到着時は何とか入れた巨大な駐車場が、帰るときには満杯! というか駐車場から出るのに時間掛かりました。景気よいのか、それとも遊びに行くよりお金使わないで済むからか。せっかく村山まで来たんだから隣の入間のアウトレット&コストコだ。

ダイレクトに行くと周辺の人に迷惑を掛ける「渋滞を作る人」になってしまうので、迂回ルート。入間のアウトレット&コストコが出来てから、国道16号線は週末毎に激しい渋滞をするようになった。こういった大規模のショッピング施設は、道路の改良を一緒に行わないとダメかと。我が国の警察/道路行政じゃ無理か。

昨日書いた平田容疑者の状況、大手メディアの報道はサラッと流しただけだったものの、徐々に状況が解ってきました。『日刊スポーツ』のWebなど見たら酷いモノ。週末毎の交通渋滞も「問題意識の薄さ」という根っこは同じ。将来の予想を出来ず、解っていることを何度も何度も繰り返す。

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2012年1月 3日 (火)

相対評価(1月2日)

どういった理由なのか不明ながら、リーフのことを書くと必ず否定する人がいる。買いたくないなら無視すればいいのに、なぜか猛否定なのだ。多いのは「航続距離が短いからセカンドカーとしてしか使えない」というもの。「セカンドカーとして考えれば高い」という人もいる。ナニが言いたいのか?

ミニバンの紹介記事で「6人乗らないので魅力ない」なんてことを書く評論家の意見なんか聞かないでしょ。価格にしても相対的に評価するなら納得できるけれど(私はプリウスと比べた時の価格を書いている)、絶対的な金額で高いと言われたら、輸入車など「100%高い」になってしまう。

自分の価値観を他人に押しつける人の多さに驚く。釈迦に説法を平気で出来る人の多さにも驚く。ということで今年から様々な批判は「なるほど!」とウなるものだけ受け付けたいと思います。もちろん骨太の批判は多いに歓迎したい。ちなみに絶対評価って人の数だけ評価基準が出来てしまう。

そもそもセカンドカーかファーストカーかってどうやって決めるのか人によって違う。私の場合、プリウスとリーフを使っているが、どちらをファーストカーとするのか自分でも解らない。今や世帯複数所有など当たり前。セカンドカーという概念からして古い。高いとか安いとかの判断基準は人によって全く違う。

リーフユーザーにレンタカーの割引をしたらどうか、というコメントもあった。こら釈迦に説法系。そんなこと最初からやってる。リーフユーザーの大半が加入してる『ゼロ・エミッションプラグラム』に入ればレンタカー半額。リーフに限らず否定のコメントで「参考になるなぁ」と思った内容、ホントに数少ない。

現在40歳以上の人達は相対評価で育った。テストの成績も学年順位。40歳以下の人が受けた教育は、表向き「やさしさ」を感じる絶対評価である。『世界でたった一つの花』の歌詞ですね。絶対評価が正しいと思うのは「ハンデを持つ人の頑張り」に対してのみ。一般社会を見ると相対評価です。

参考までに書いておくと「仕事」では様々な車種に厳しい評価をするものの、皆さん個人が持っているクルマについて批判したことなどない。私と話をしたことのある方なら理解して頂けると思う。皆さん購入した理由があり、それを尊重したいからだ。

オウムの平田容疑者は警視庁に出頭したが、追い返されたという。この件、信じられないほどデタラメなことなのに、大手メディアを見るとサラッと流してしまっている。どうして大手メディアの報道は警察に甘いのだろう。正月番組終わってニュース番組がどう取り上げるか? 期待は週刊現代ですね。

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2012年1月 2日 (月)

気分を入れ替える!(元日)

本来なら12月31日から1月1日になっても、1月31日から2月1日になったのと何ら変わらないハズだ。なのに日本人の知恵は「区切りをつけるべきだ」となる。そいつを補強するため「年神様」という存在を考えた。年が変わると新しい神様に交代する、ということです。仏教も除夜の鐘をつく。

西暦の切り替えをこれほど盛大に行っているのは日本だけかもしれない。隣国である中国に行くと正月と言えば旧暦。ムスリムの方々にとって最大のイベントは10月前後のラマダン(断食月)明け。クリスチャンもイエス様の誕生日であるクリスマスが日本の正月に相当するお祭りとなる。

と言うことを考えると、日本人は気分転換しやすいかもしれない。全てのことを1月1日でリセットしようと考えるからだ。「気持ちを新たにする」というのって大切なこと。目標も立てやすいです。星占いを見たら「昨年の失敗を繰り返すな」と書いてあった。なるほど! 占いって先達のノウハウ集だと思うべし!

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今年の正月は3人。ムスメは海外です

お節を食べ終えて年賀状を楽しむ。普段、全くお付き合いの無い方も(例えば御勇退された先輩方)、年に一度思い出せるという素晴らしいシステムである。儀礼廃止とかメールで済む、と思う人も少なくないようだけれど、やっぱし年賀状って違う。特に近況が書かれてあると楽しい。

今年はどんな1年になるかサッパリ予想できないが、前述の如く昨年の失敗を繰り返さないようにしたい。ということでカレイを釣ることから始めなくちゃならんか? 釣れないと激しくヘコむかもしれませんが、それまた人生(少し大げさ)。読者の皆さんにとっても良い1年でありますように!

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