« キルスイッチ(11月19日) | トップページ | ヨーロッパ激震(11月21日) »

2011年11月21日 (月)

バッテリー交換(11月20日)

昨日「バッテリー交換をするとエンジンなどの学習機能を失ってしまい不調になるから止めた方がよい」という怪しい常識が通用している、と書いた。するとどうよ! エンジン掛けたままバッテリー交換するという恐ろしいコトをやっちゃう人も出てきたという。をいをい。どうなってるんだ?

普通にバッテリー交換したって消えるのは時計と(電波時計なら問題なし)ラジオのメモリーくらいだ。されど携帯電話のメモリーと同じく、様々な情報が「消えるメモリー」に入って居ると信じているのだろう。しかも近年「メモリーを活かしたままのバッテリー交換」をするディーラーも出てきた。

確かに高級車など「ディーラーに出したらパワーシートのメモリー機能が消えていた」は、ユーザーにとって怒りの対象。だからこそメモリーを活かしたままバッテリー交換したり、電源を外した整備を行う。そいつを普通のクルマの時計やラジオのメモリーと混同しちゃってるんだろう。やれやれ。

エンジン掛けながらのバッテリー交換なんてもっと悪い。ショートでもしたら決定的なダメージを喰う。こういうのを日本で「本末転倒」という。ホントは自動車雑誌などで取り上げて説明しなければならないのだけれど、いつの間にかこういった「役立つ情報」を扱わなくなりましたね。反省します。

事業仕分けのニュースを見てると、相変わらずの役人天国ぶりにあきれる。スーパーコンピューター『京』の予算が110億円削られたのに開発の進展は同じだった、と言うのも凄い。そもそも京って何の計算に使ってるんだろうか? せっかく作ったって使わなくちゃ意味がないでしょ。

どんな用途なのか調べてみたら「防災」や「大気の流れ」などの予想をするという。これはタチの悪い情報化? だって福島で爆発が起きた際、稼働している我が国のスーパーコンピューターは最後まで国民の役に立つ情報を出してくれなかった。天気予報だってぜんぜん当たらない。

役人は「コストパフォーマンス」という言葉を少しだけでいいから考えて欲しい。公務員宿舎だってここまで叩かれても諦めないんだから凄い。民間なら給与の一部とみなされるレベル。民間と同じレベルで十分かと。でも基本的には財政破綻するまでこのまま行くんでしょうな。

« キルスイッチ(11月19日) | トップページ | ヨーロッパ激震(11月21日) »

コメント

9Vの電池にアダプターを取り付けて、ACCソケットに差し込めるような物を作ってください。これを差し込んだ状態でバッテリー交換をします。すべてのメモリーを消さずに済みます。
あと、全く関係ありませんが、年に一度はスペアタイヤの空気圧をチェックしてくださいね。

投稿: From USA | 2011年11月22日 (火) 06:33

武田邦彦教授によりますと、福島の爆発の時はスーパーコンピューターが役に立つ情報を出さなかったというよりは、オタンコな政治家と役人が隠したというほうが真実に近いと思います。
http://takedanet.com/2011/07/post_01be.html
そしてSPEEDIのデーター公表を法的に義務付けされているのに国民のパニックを防ぐためとの理由で出さなかったのですから、これは犯罪の可能性すらあります。

投稿: 605 | 2011年11月22日 (火) 00:40

昔、アルバイトしていたGS(個人経営ではなく全国展開)で
エンジン掛けたままバッテリー交換するのがよくないことを承知で店長が交換されてたので
それ以来GSで給油以外のことをしてもらおうとは思わなくなりました。

投稿: マーブル | 2011年11月21日 (月) 22:31

政府と絡んでいる事業って
どっか胡散臭いですよね。
時々、それが垣間見えて、嫌気がします。
京もね、やっぱりね。
うーん。

投稿: applefanjp  | 2011年11月21日 (月) 20:05

国沢さんは、古賀茂明さん&岸 博幸さんの著書を読まれた事は有りますか?
官僚がいかにして堕落するか、内部に居た自らの言葉でつづっています。
『日本中枢の崩壊』と『ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化』はお勧めです。
読まれているなら、発言の方が?(読まれていないと思います)
是非、一読を。
以上。

投稿: nobu | 2011年11月21日 (月) 19:31

「京」とかつての三菱のショーカー「HSR」は「どうせ売る気ないし・・・・・」という点では共通点があります。

仮に海外に売り込んだとしてもサイバーテロのツールとして使われるだけです。
あらゆる方向からみても国益にはプラスにならない「京」はマニアックな観点からすればスゴイことなんでしょうが、興味の無い僕からすれば「なんだかなー」であります。

投稿: COLT | 2011年11月21日 (月) 19:15

最近、自動車雑誌で取り上げる整備・メンテナンスに関する記事が昔に比べて少なくなっていますが、出版社やライターの責任ではなく、近年のクルマは電子制御のブラックボックス化やエンジンルームのカバー化で素人には手が出せなくなっているのも原因の一つではないでしょうか。

今や、点火プラグやVリブ・ベルト、オイルフィルター、スモールランプ球等でさえ、周りのカバーや補機類を外さないと交換できない構造になっており、軽自動車ではフロントバンパーを脱着しないと手が入らない(アプローチできない)車種が大多数です。  これではDIYで整備をやろうというドライバーは希少になります。

また、免許取得時にクルマの構造の知識は必須科目ですが、マイカー購入以来、ボンネットを開けたことが無い、スペアタイヤやジャッキがどこにあるのかも判らないといった人や、誤った情報をそのまま信じてしまうメカ音痴なドライバーも多いと聞きます。

私は車を運転するのも好きですが、それ以上にクルマいじり(整備・メンテ等)が好きです。
昔、20~30代のころはキャブ調整やバランス取り、点火時期やバルブ・クリアランスの調整等を自分で行い、試運転してエンジンのふけ具合等、感触の向上を楽しみました。    今は排ガス対策でいじれなくなったのが、残念です。

以前、貴ブログTopの「クルマ嫌いとクルマ離れ」のコメントで「クルマ技術の進歩と運転の楽しさは反比例する」と書かせてもらいましたが、「クルマ技術の進歩とDIY整備の楽しさは反比例する」を付け加えます。

投稿: 団塊eurasia | 2011年11月21日 (月) 17:31

私はもんじゅはさっさと諦めるべきだと思います。
冷却材が漏れたら火災になって、水をかけたら爆発するのでは、
福島のような事は一切できませんからね。
原発だってコストをまともに考えたらやらないでしょう。
電力を自由化して、電気料金の決め方を変えて、
事故が起きたら責任を取らせるようにすれば直ぐにやめると思います。
そういう意味では政府は正反対です。
本当に呆れてしまいます。

投稿: andle | 2011年11月21日 (月) 11:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: バッテリー交換(11月20日):

« キルスイッチ(11月19日) | トップページ | ヨーロッパ激震(11月21日) »