超短い日記(11月29日)
日曜日の富士スピードウェイは朝から晩まで全く原稿書く時間無し! 本日も朝から晩まで取材のため原稿書く時間無し。こらもう明日の東京モーターショーを途中で終了し、原稿書くしか無さそう。というワケで日記を書いていたら「そんな時間あるなら早く仕上げてください」と言われそうなので本日これまで。
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日曜日の富士スピードウェイは朝から晩まで全く原稿書く時間無し! 本日も朝から晩まで取材のため原稿書く時間無し。こらもう明日の東京モーターショーを途中で終了し、原稿書くしか無さそう。というワケで日記を書いていたら「そんな時間あるなら早く仕上げてください」と言われそうなので本日これまで。
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ハチロクの大きな武器になっているのがエンジンだと思う。等長等爆になっているのだろう。いわゆる「水平対向らしいエンジンフィール」は皆無。高回転まで引っ張っても「水平対向の音」だって無い。ただ2リッター4気筒でもバランサーが不要。パワーロスやレスポンスという点で有利になっていると思う。重心だって低い。
エンジン特性を決定的なモノとしてるの、直噴D4S技術である。スバルのNAエンジンは伝統的にトルクが薄かった。直噴とすることにより圧縮比12を実現。D4Sを採用したトヨタのV6エンジンに共通することながら、常用回転域のトルクがBMWやベンツと比べても全く負けていない。こらトヨタの技術です。
ハチロクかBRZか、というロンギも出てくるかもしれないけれど、私の評価は決まっている。「タマシイを入れたモン勝ち」だ。仏像をイメージして欲しい。イエス様の像でもいい。作ったばかりの像は素晴らしい職人の作であっても単なる「物体」。この物体をふさわしい場所に置き、信仰の対象となった途端、意味を持つ。
クルマも同じ。富士重工の工場で作られるのは「よく出来たFR車」だ。こいつにタマシイを入れなければ「初代ハチロク」のようなクルマにならない。トヨタを見ていると、タマシイを入れようと頑張ってる感じ。スバルもそいつが出来れば「ブランド」になる。タマシイを入れなければ普通の良いクルマです。
御利益のあるお寺や教会に置かれればありがたい。されど販売されている状態だと「良くできた像」でしょ。そのあたり、スバルは解っているのだろうか? ちなみに市販車と全く違うGT300じゃタマシイなど入らない。今までタマシイを入れさせたらスバルって世界トップクラスのメーカーだったのになぁ。
ハチロクに興味のある人はザッカーの特集号をぜひ! 初代ハチロクにタマシイを入れた土屋圭市さんなどのインプレッションは興味深い。「スバルの人達に試作車を貸すとタイヤがボロボロになって返却されるんですね。みんな延々とリアを滑らせて遊んでいるみたいで」という多田さんのインタビューも面白い。
すでにTRDで『N0』(エヌ・ゼロ。ナンバー付き競技車両)と『N1』仕様が完成している。フルバケットシートもある。こういったクルマはポルシェ911と同じく「限りなくノーマルな車両で競技に出られる」というあたりを「タマシイ」にしなくちゃならんと思う。競技車両を日常の足として使うことこそクルマ好きの理想です。
福島原発の所長だった吉田氏の病気は公表されていないが(なぜ公表しないのか?)、お医者さんはみんな急性白血病だと考えているらしい。簡単な検査であっというまに入院しなければならない病気って数少ないのだとか。やはり被爆によるもの? 今後も原発で作業している人から多数のリタイヤが出るかと。
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10時30分に富士スピードウェイということなので、7時30分家を出る。しめしめシメコのうさぎちゃんで、東名順調。驚いたことに走ってるクルマを見るとレンタカー比率超高い。我が国ってこんなレンタカーがあったのか、と思う。そういえば近所のレンタカー屋さんも週末はほとんど一杯だと言ってました。
御殿場出口が混むかもしれない、ということで大井松田を降りて国道246へ。するとどうよ! ガチ混み! 丹沢湖で大きなマラソン大会がある様子。カンペキにウラメった! がっくし。とはいえ最近早着気味。今日も30分前に到着しました。10時30分からFT-86改めトヨタ86(ハチロク)のお披露目会。
豊田章男社長の”道楽”は文句なしこのあたりはTOPで。試乗会終了後、急いで帰路に。遅くなったら渋滞しますから。と思って15時30分に御殿場から東名道に入ったら「事故渋滞25km」だって。このところ休日の高速道路は毎週のように事故渋滞が起きる。若者のクルマ離れと同時進行で顕著になってきたのは、ドラテクの未熟さ。
フルブレーキを踏める人が少ないと言うから深刻だ。確かに免許取ってレンタカーくらいしか乗らなければ運転なんか上達しない。というか、皆さんも心当たりあると思うけれど、免許取り立ての人なんかクルマを動かすことで精一杯です。私だってクルマをブツけた。ムスメやムスコもブツけた。
そもそもムカシは「最初のクルマはブツけるから中古車でイイ」というのが社会的な常識だったほど。本来レンタカーって「クルマを持っていない人」のための練習車じゃない。欧米で「旅行先など自分のクルマが無いときに乗るもの」なのだ。初心者マークや高齢者マークみたいなものが必要か?
走っているウチ、渋滞はドンドン伸びていく。御殿場入り口の表示だと「秦野中井IC」までだったのが『大井松田』となった。こらアカンと、大井松田で降りて丸秘の下道を。ニュース聞いていたら「大和トンネルの事故処理が終わりました」。だったら厚木ICに向かう。大井松田から1時間10分で厚木IC。まぁまぁか。
最終的に渋滞は都夫良野トンネルまで35kmとなったという。運転技量の低いドライバー比率が多い休日のドライブって苦行。ますますクルマに乗るのがおっくうになります。うなぎ屋に行かないでいいなら御殿場で買い物してお風呂入ってユックリ帰ればいいんですけどね~。
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12時~16時まで叔母が入っているグループホームの家族会。グループホームとは、認知症のご老人を預かってくれるトコロの中では最も恵まれた環境だと思う。8畳程度の自分の部屋があり(洗面所付き。TVの持ち込み自由)、出ると共有スペースになっている。買い物にも連れて行ってくれます。
中野に居るときはTVを見てない時の半分くらいの時間を怒って過ごしていたが、すっかり穏やかになった。もはや「帰る」とも言わなくなっている。居心地がいいのだろう。叔母に会い行った人は皆さん「凄く穏やかになった」と驚く。結果的に最も良いチョイスだったかもしれないな、と思う。
叔母はムカシのことなら明確に覚えているも短期記憶が全く無いという症状で、7ヶ月入院したことなどサッパリ忘れている。幸い入居者の中に叔母と同じような状況の人がおり、朝から2人でずっと同じことを繰り返し話をしているそうな。お互い聞いたことはすぐ忘れるから、全く飽きない。
ただこういった環境は幸せだと考えます。叔母のグループホームは1フロア9人の3フロアで27人。ここに22人のスタッフがいる。それだけ手が掛かる、ということでもある。4人家族で1人のお年寄りの面倒を見るような環境なら問題ないと思うけれど、親と子供の数が同じだと実質的に働けまい。
とは言え自分の親だと捨てることも出来ないだろう。そのプレッシャーの大きさたるや、想像に難くない。私の場合、叔母なので最悪になったら諦める(生活保護状態)ことも出来ると思う。だからこそ「頑張れるところまで頑張ればいいや」という精神的なリリーフバルブがある。そうじゃなければ辛いだろうなぁ。
団塊の世代の先輩方のお子さんは、半分以上が未婚で定職を持っていないという。団塊の世代が認知症になったり寝込んだりしたらどうなるのだろうか? とうてい社会じゃ支え切れまい。これ以上年金や健康保険が高くなったりしたら、遵法精神100点の私もさすがに払う気が無くなる。
ということを30歳前後の人に話すと「なんとかなると思います」。徹底的に幸せだ。
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週末から連日の試乗会、イベントに続き東京モーターショー、メガWEBフェスタ、翌日からタイと原稿書く時間が足りなくなりそうな気配漂う。もしかするとTOPと日記も少し遅れたり、情報量少なくなったりするかもしれません。面白いかどうか不明なれど、その分だけ濃いと思います。
ちなみにメガWEBフェスタの最終時間割が出てきました。セナのドライブで大暴れしたマクラーレンホンダMP4/6やル・マン優勝の4ローターマツダ787B、トヨタ7など走るスペシャル走行は日曜日。11時30分~12時30分と、13時50分~14時50分。2回共、続いてラリー車が30分間大暴れします。
アルトECOに対する反応が両極端で面白い。スズキの執念を高く評価する人は理解できる。されど徹底的にケナす人ってどうなんだろう? ガソリンスタンドの廃業が進む中、燃料タンク20Lの件についちゃ批評したくなるかと。ただ満タンした時の出費が少なくて何だか得した気分になると言うケガの功名もありそう。
145/80R13という細いタイヤも走ってみなければ解らない。ムカシ乗っていたシトロエンGSは145R15というタイヤが付いていたけれど、何ら問題なかった。こらもう乗る前からダメ出しはせず、試してから決めたいと思う。0,2kmを姑息だと言う意見もあるが、切磋琢磨は大切なこと。決めるのはユーザーです。
今日は中野に読者の方が4人来店。昼間はお店に居なかったのでご挨拶できず。午後の時間と夜の方はクルマ談義出来ました。
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ニンゲンのココロは複雑である。中野駅出口にある横断歩道は信号無く、それでいて人の往来が絶えない。道交法をカンペキに守ろうとすれば1時間に1台が通過するくらいのタイミングしかないのだった。一時停止の後、とりあえず秒速1cmくらいでジワジワ進み、歩行者の「譲ってやる」と気持ちを誘うしかない。
・明日ココに動画を貼ります。
リーフやプリウスのように「見るからに人畜無害」のクルマだと、なかなか「譲ってやる」という気持ちを引き出せない。加えてロコツにイヤな顔をされます。しか~し! 気持ちよい小排気量4気筒を搭載するホーネットだと全然違うのだ。シフトダウンしながら横断歩道に近づき停止すると、皆さん明確に気づく。
面白いことにリーフだと明らかに「ちっ!」っという顔をするようなタイプの人ほど譲ってくれる。コチラも手を挙げたりして反応すると、皆さん「ん!」という納得顔。決してイラッとはしていない。軽くアタマ下げてくれる人だって多い。ラリー車で通るとベタ譲りされ、心苦しくなって手を出して挨拶すると、これまた反応暖かい。
駅前を通過した後、車道と歩道の区分のない道路なのだけれど、ここでの反応も同じ。静かでジェントルなクルマほど嫌がられ、賑やかなクルマだと素直に道路の横を歩いてくれる。趣味性の高い賑やかなクルマでユックリ走った時が最も「歩行者と良いコミニュケーションが取れてるな」と思う。
ということで現時点で「歩行者と最もコミニュケーションが取れる乗りモノ」はホーネットです。前述の通り決して大音量じゃなく、かといって静かでもない。歩行者から聞き取りやすい音質なんだと思う。それでいて威圧感のある低音でなく、どちらかというと楽器的。「音を出す」というのは案外重要だと解る。
こう書くと「フェラーリなんかイイじゃね?」と思うだろうが「近寄りたくない」という雰囲気を持たれてしまう。案外イヤな気分です。トラックでも怪しいベンツでもハーレーでもビッグスクーターでも「イヤ感じを持たれている」という反応。こらもう歩行者になってみれば解る。ニンゲンのココロは複雑だ。
15時から中野。忘年会と新年会の予約が入らないかな、と店頭に案内を出しては見たものの、叔母の代で頑なに断ってきたためそんなこと出来る皆さん思っていないらしく反応無し。いや、今週末の26日に1件入ったのみ。年末年始は12月3日と14日と17日しか予約入っていないので予約お待ちしてます。
客観的に考えてもコストパフォーマンスは高いと思う。メニューを少し簡素化して予算を下げることも可能。忘年会と新年会を企画している方はぜひともご利用下さい。ご希望あれば永田を貸し出します。酒を飲ましてやれば面白いです。
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久しぶりに午前中は休めそうなので、暗いウチに家を出て出港。果たして湾奥に鳥山はあるか? するとどうよ! 荒川河口に数隻の引き網漁船。こらもう絶望的だ。そこで風の塔を目指す。魚探の反応あるのでジグを投げてみるもダメ。続いて海ほたるに行くと、スンゴイことになってる!
美味しいサバが釣れるのだろう。おそらく松輪の1本釣り漁師でビッシリ。釣れているみたいだ。とりあえず”番手”が取れる雰囲気じゃないため諦めてマリーナに戻ってフネの手入れ。フネの中が釣り道具屋になってる。とてもぢゃないけど人を乗せられる状況にない。大掃除でございます。
それにしても漁師一つ取ったって様々。松輪の漁師はサバを一匹づつ釣って大切に扱い、刺身で食べても美味しい状態で出荷する。同じサバでも松輪ブランドになると1kg4千円以上の値が付く! 大型のサバなら1匹です。浜値を2千円として100匹釣れば20万円。十分な稼ぎでしょう。
しかも100匹しか釣らなければ資源だって豊富に残る。一方、引き網でサバを取った輩はどうか。キズだらけサバにタイした値は付かない。しかも網でゴッソリ獲っていくから10隻でも何日かで資源が無くなっちゃう。水産関連の役人はこいうことを教えてやらなくちゃならないんだと思う。
冗談なんだろう。釣り人に対し「小さいサカナは再放流を!」などという。釣り人は躊躇わず海に帰す。その一方で漁師は大量の幼魚をプランクトンネットで獲り、シラスなどと言って売る。そんなこと許すなんてアタマおかしい。少し待てばもっともっと大量の資源になるのだ。漁業一つとってもメチャクチャです。
ドイツ国債が札割れした。予定量の70%しか入札されなかったという。当然ながら金利も2%ギリギリまで上がった。もちろん札割れすることに関しちゃ珍しくないけれど70%となれば深刻。日本の一般メディアはほとんど取り上げないですけど‥‥。日本でそんな事態になったらと思うと恐ろしい。
国債を買う人がいなくなれば、「商品の魅力」を確保しなければならないため金利を上げなければならなくなる。となると国債を返すときの利払いも上がり、やがて自転車操業状態になってしまう。資産のある人はそろそろホンキで考えた方がいい。
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ブレーキ無し自転車「ピスト」で初めての有罪判決が出た、とニュースになっている。ちなみに罰金6千円。本来6千円の罰金って、それほど重いことなのだ。自動車の違反は警察が罪の大量生産を出来るようなシステムを構築したため、6千円くらいの反則金など簡単にフンだくれるから素晴らしい!
反則金制度のない自転車の違反の場合、すべて赤切符。そして全て詳細な書類を作って送検し、一般的な犯罪と同じような裁判手続きとなる。こらもう猛烈に面倒で、6千円以上の手間(人件費)が掛かります。ちなみにクルマの違反も、希望すれば一般の犯罪と同じような裁判をしてくれる。
私は切符を切られて相談されたら、ネズミ取り以外、全て正式な裁判をするようにすすめてます。本来なら有罪になって罰金のハズ。されど青切符を切られたようなケースだと、明白な証拠がある違反を除き立証が難しい。そんなことから基本的に「起訴猶予」となってしまう。裁判してくれないのだ。
明日から青切符を切られた皆さんが「裁判する!」と言ったら、処理能力はとうてい追いつかない。「ブレーキがついていない」という明々白々な違反を有罪にしたことすらニュースになるほど。いろんな意味で国民は手玉にとられていると言うこと。為政者からすれば素晴らしい国民性だと思う。
レンタカー空いてなく困っていたタイの移動用車両は、トライトンを予約できた。2,5リッターのディーゼルターボは乗ったことないので大いに楽しみ。ラリー車もランエボなので、三菱自動車で揃えられました。こうなれば赤いTシャツで行こうかしら。考えてみたら浦和レッズのユニフォームもある。
今まで特定のメーカーと深い関係になっていないおかげで(私がスバル派だと思っている人も多いようだけれど、優れたクルマを作っていたから誉めていただけ。昨今のような状況になると厳しい)、その気になればドコのファンにもなれる。というか素の私は普通のクルマ好き。どこのメーカーも好きです。
今回のタイのラリーは三菱自動車のファンの皆さんの気分になって楽しみます。ランエボのラリー車に乗れるのでワクワクしている。
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ヨーロッパの経済状況が急激に悪化している。国債に代表される債券や株式といった実態のないお金を切り崩す動きも出てきた。事実上終わっているギリシャに続き、イタリアとスペインはギブアップ寸前。いや、もはや国債の金利が7%を越えているから、いかんともしがたい。借金を返せません。
昨日あたりからフランスまで怪しくなっている。徐々に弱いところに応力が集中していってる感じ。フランスだって盤石じゃないです。ドイツとイギリス(ポンドという堤防はある)あたりもフランス分まで乗っかってきたらタマランでしょう。いずれにしろ実体経済より虚構の経済の方がず~っと大きいのだ。みんなで現金化したらオシマイだ。
もっと虚構の経済なのが日本。皆さんの貯金や年金や保険はどこに行っているか? 大半を国債に投じている。100歩譲って日本だけならいいですけど‥‥。もしかすると、そのまま我が国もズルズルと深みにハマっていくかも。ただ何度も書くけれど対外債務は無い。他の国より早く立ち上がれると考えます。
ちなみに国民全員が預金を引き出しに行ったら、その時点でオシマイになることだろう。今や金利など無いようなもの。出来ればその前にお金を引き出しておき、取り付け騒ぎになったら即座に現金で資産として残るようなモノを購入するというのが最良にして唯一の手段だと思う。取り付け騒ぎになったら預金は諦めなくちゃならんです。
しばらく引き出し停止になり、その間にインフレでもなったら毎日お金の価値だって下がっていく。明治維新の時は「藩札」(藩単位で作ったお札)は紙くずになり、終戦時だってお金を引き出せない状況でハイパーインフレになった。そうなるまでに、どのくらいの時間が残っているか全く読めないから困ったもの。
基本的には預金を現金化すべきだと考えます。使わなければいだけですから。家に現金を置くのも心配なので、銀行の貸金庫をおすすめしておく。また、今から払う年金はドブに捨てるつもりで。そのくらいの気持ちで居れば腹も立たない、ということです。とりあえずヨーロッパの動きに注目したい。
・貸金庫に現金を入れるのは約款で禁止とのこと。ご指摘いただきました。
中国の幼児の送迎バスの定員オーバーをメディアは非難し、嘲笑する。立った状態で乗っている、と言って驚く。日本の路線バスはどうなんだ? 「定員=乗れなくなるまで」。ナメ猫のステッカーじゃねぇっての。西武バスの石神井公園~荻窪間なんか中大杉並生がおしくら饅頭で乗ってる。
あれで事故でも起きたら、世界中から大笑いされ「日本はどうなってるんだ?」と思われるだろう。ちなみに路線バスの定員は椅子+つり革の数。せいぜい50~60人だ。「詰めろ詰める」とアナウンスされ100人以上乗ってることだって珍しくない。高給取りのアナウンサーは通勤バスなんか知らない?
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昨日「バッテリー交換をするとエンジンなどの学習機能を失ってしまい不調になるから止めた方がよい」という怪しい常識が通用している、と書いた。するとどうよ! エンジン掛けたままバッテリー交換するという恐ろしいコトをやっちゃう人も出てきたという。をいをい。どうなってるんだ?
普通にバッテリー交換したって消えるのは時計と(電波時計なら問題なし)ラジオのメモリーくらいだ。されど携帯電話のメモリーと同じく、様々な情報が「消えるメモリー」に入って居ると信じているのだろう。しかも近年「メモリーを活かしたままのバッテリー交換」をするディーラーも出てきた。
確かに高級車など「ディーラーに出したらパワーシートのメモリー機能が消えていた」は、ユーザーにとって怒りの対象。だからこそメモリーを活かしたままバッテリー交換したり、電源を外した整備を行う。そいつを普通のクルマの時計やラジオのメモリーと混同しちゃってるんだろう。やれやれ。
エンジン掛けながらのバッテリー交換なんてもっと悪い。ショートでもしたら決定的なダメージを喰う。こういうのを日本で「本末転倒」という。ホントは自動車雑誌などで取り上げて説明しなければならないのだけれど、いつの間にかこういった「役立つ情報」を扱わなくなりましたね。反省します。
事業仕分けのニュースを見てると、相変わらずの役人天国ぶりにあきれる。スーパーコンピューター『京』の予算が110億円削られたのに開発の進展は同じだった、と言うのも凄い。そもそも京って何の計算に使ってるんだろうか? せっかく作ったって使わなくちゃ意味がないでしょ。
どんな用途なのか調べてみたら「防災」や「大気の流れ」などの予想をするという。これはタチの悪い情報化? だって福島で爆発が起きた際、稼働している我が国のスーパーコンピューターは最後まで国民の役に立つ情報を出してくれなかった。天気予報だってぜんぜん当たらない。
役人は「コストパフォーマンス」という言葉を少しだけでいいから考えて欲しい。公務員宿舎だってここまで叩かれても諦めないんだから凄い。民間なら給与の一部とみなされるレベル。民間と同じレベルで十分かと。でも基本的には財政破綻するまでこのまま行くんでしょうな。
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今日は雨なのでうなぎ屋は開店休業状態をカクゴす。実際、ドシャ振りだったお昼の時間帯は土曜日と思えないくらい厳しい修行になってしまう。ただ原稿締め切り危機の中、14時~16時までバイトがおらず店番をしなくちゃならなかったのだけれど、集中して仕事出来ました。ヨカッタ!
昼からず~っと原稿書きし、そろそろ脳みそが乳酸だらけになろうとしている頃、読者の方が。「雨の日はお客さんが少ないというので来ました」という。エラい! しかも31歳というクルマ好きが少ない年齢。いろんな話をしていたら「有料化にしないんですか?」。もっと本当の情報が知りたいという。
思い当たるフシはある。本来ならスタッドレスタイヤの比較とか、ナビなど用品の比較とかキッチリやってみたい。されどカンペキな予算不足。そもそもWebからの収益は”ほぼ”無い。テスト予算などあれば、もっと本当のことを伝えられます。また、読む人の数が少なければ「有害」な情報だって出せる。
スズキのトラブルとかも、実名や状況をさらにクッキリ紹介出来ちゃう。ネット界にはびこるインチキ情報に対する本当の答えを出すことだって可能。例えば先日のTOPでバテリーキルスイッチを紹介した。すると「コンピューターの学習機能が失われるので絶対ダメ」というコメントが多数。
大半がデタラメだったので、妥当だと思えるコメントしか表示にしませんでした。主電源を切ると、ラジオなどのメモリーは消えます。でもコンピューターの学習機能ウンヌンの話は大げさ。確かに学習機能は持っているけれど、だからといって不具合に発展することなどありえないでしょう
この件、トヨタとホンダの技術部門に聞いたら「バッテリー端子をハズされるケースなどいくらでもあります。そんなことでトラブルになるようなクルマは作ってないです。ただパワーシートやラジオのセットなどは失います」。ホンダは「パワーウインドゥのオート機能は解除されます。長押しすれば復帰します」。
一部ランエボなどで不具合出るとこともあるが、ごく少数に限られる。食べ物のアレルギーを考えて欲しい。私はアサリを食べるとアブナイ。したがってアサリを絶対食べないようにしている。だからといって深川丼(アサリだらけの丼)のガイドが出ていたからって「死ぬこともあるからそんなモン紹介するな」とは言わない。
バッテリー端子ハズしてトラブルになった経験を持つ人は、間違ってもバッテリーキルスイッチなど付けまい。それともアサリ食べたら大変なことになることが解っている奴がアサリを喰うと思ってるのだろうか? 私はそんなバカじゃない。というか、私は皆さんもバカじゃないと思っている。
ということが解っている人達だけに踏み込んだ情報を出していきたい、というのが私のムカシからの夢の一つでもある。ただ課金の方法がない。とりあえず会員のみなさんだけにでも遠回りの表現になっている情報を出し、様子を見ようかなと考えた次第。評判良かったら次のステップに進んでみます。
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今日も早起きして富士スピードウェイで行われるCOTYの10ベスト試乗会へ。最終確認を行うべく10車種に乗るのだけれど、今年は難しい! なかでも輸入車が粒揃いである。VWパサートもBMW1シリーズもベンツCクラスもプジョー508もボルボS60も良い。全て点を入れたいところなれど、これだけで5台になっちゃう。
ちなみに輸入車は未だ日本車に1車種も無いアンダー2リッターの小排気量4気筒ターボエンジンと新世代のATがセットになっている。なかでもVWのツインクラッチと、BMWの8速AT、プジョーの6速全域ロックアップATの仕上がりと来たら素晴らしい。カンペキに日本車は出遅れた。
過ごしやすい1日でした
レギュレーションでは1台に10点。残る4台に15点を割り振ることになっている。日本車も評価軸によって大きく配点が変わりそう。唯一「今回は不要です」だったの、ダイハツ。広報担当部長曰く「専門誌はミライースを評価しない方がいいと思っています」。何と! ミライースのようなクルマは取り上げない方がいいという。
オドロイタ!
ミライースを買ったら「クルマはこれでいい」になっちゃうだろうと危惧しているそうな。なるほど。自動車専門誌のことを考えてくれていたのね。だから専門誌や自動車評論家にあえてミライースと距離を置いてもらっているとのこと。開発を担当した技術陣も「雑誌やブログで高い評価を頂いているので喜んでます」という。
チーフエンジニアには「そういうことなら点数は入れませんが、軽自動車の歴史を変えるほど優れたクルマだと思います。開発を担当した皆さんに敬意を表します」。それでも点を入れようかと考えたけれど、ムダ玉になってしまうので止めておきました。開票は12月3日に東京モーターショー会場です。
終了後、墨田区で行われている釣具のセールに行く。「この人も釣り好きなんだ」という著名人の顔も。大人気のブランドなので出遅れたら目玉は売れてしまっている、という感じ。それでも消耗品であるルアーやジグなど購入。救命胴衣が1着4千円と安かったので2つ買い増す。
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今日は朝8時から台場で撮影。早起きして6時45分に出たら35分早着す。かといって7時に出ると、おそらく20分以上の遅刻必至。東京の朝は所要時間を読むのが難しい。撮影終了後、海外の競技に出るための書類をJAFに出しに行く。途中、至る所に警察。ブータンの国王がおいでになってるからだ。
ブータンは日本のルーツの一つと言われており、着物や文化に多くの共通点を持つ。国王も王妃も日本人と見分けがつかない。妙に親しみを感じます。ブータンから見ても日本は親しみを感じる国らしい。興味深いことにブータンとタイも仲良い。ロイヤルブータン航空で海を越える定期便はバンコクのみ。
世界広しといえども日本に根っからの親近感を持ってくれる国は多くない。人と人の関係と同じく理屈じゃないのだろう。そういう国としっかり付き合っていきたいものだ。ブータン国王の国会演説を聴いていて、少しばかり感動してしまった。人や国の付き合いは「物量の大きさ」でなく「気持ち」です。
やっぱりセシウムを含んだお米が出てきた。農家が自主的に検査を申し出たというケースだという。福島県はすでに安全宣言なんかしちゃっているから、そのままだったら流通していたから恐ろしい。いや、私のようなジジイなら平気で食べる放射線量ながら、子供には絶対食べさせたくないです。
出荷するお米の全量を放射線チェックしない限り(技術的には十分可能)、もはやお米は安心できないと考えるべきだ。こう書くと「その程度なら健康被害ない」と主張する人達も出てくるだろう。チェルノブイリの時のパスタに含まれていた放射線量だって似たようなもの。でもイヤだったんじゃなかろうか。
おそらく放射性物質を含む食料は、よほど注意していないと避けられないと考えるべき。少なくとも子供に食べさせるものだけ細心の注意を払って欲しい。明日はCOTYの投票。いつもは早い段階から決めているのだけれど、大いに迷ってます。今年は最後にもう一度試乗してから決めたいと思う。
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タイの石井兄から連絡あって、寄付をする先について提案を頂く。今のところ5カ所。10万B×3件の5万B×2件を候補にしているそうな。そうそう。30万B集まれば上等だと言ってましたが、その後も少しづつ寄付金が集まり、105万円に達しました。40万Bである。いやいや素晴らしい!
寄付の先は例えば地元の一般人向けの病院。聞けばなかなか厳しい。石井兄は日本で外科医だったこともあり、医療機器の貧弱さに驚いたとか。全額をココに渡して中古のレントゲン撮影機でも、と思うのだけれど、もっと困っている人もいる。水害にあった施設は10万Bで全員のおかずを半年分1品増やせるそうな。
「金額的に少なくないですか?」と聞いたら、キリないのだという。そらそうだ。「日本人がこういった寄付をすればタイのお金持ちも少し善行を考えてくれるようになるでしょう」。なるほど。誘い水のようなものか。「タイ人はお祭り好きなので賑やかにやったほうがいいです」。だったら得意です。
タイでムスコが乗るシビックの写真が届いた。2007年に乗った怪しいシビックよりずっと良さそうだ。今年のキングスカップは良好な路面ばかりだというので、ソコソコ楽しめるんじゃないかと思う。ブランクあるから初日は練習ペースで走るよう、キツくアドバイスしたい。コ・ドラにも念を押しとかなくちゃ。
このタイプのシビック、ラリーでの実力は不明
夕方、うなぎの問屋さんから連絡あり、非常に厳しい状況だという。今月アタマから値上げされたのだけれど(もはや販売価格には上乗せ出来ない)、うなぎそのものを集められなくなってきたとか。どうなってるんだ? 最悪、出荷出来ない事態もありうると言われました。
板さんと「こうなればアナゴの蒲焼きでもやりますか?」。アナゴはウナギと比較にならなくらい安価。板前さんなら美味しいアナゴ丼を作れそうだ。ジイさんが「どうするんだ?」と大笑いしているような気がする。
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カゼが流行っている。天皇陛下の御病状も心配です。このところカゼを引かなかった私ながら、周囲に累々と罹患者出るにいたり、モハヤコレマデ。朝、咳き込み、ノドの痛さで目覚める。アカンな。本日はお店定休日。取材の予定無し。とりあえず迷惑を掛けずに済む状況であります。
カゼ引くにもタイミングってある。予定立て込んでいる時や、海外出張などとバッティングしたら最悪でしょう。今流行っているカゼは熱があまりでない代わり、不調長引くという。お医者さんにいくほどじゃ無い。とりあえず休めってことか。朝から寝たり痛み止め飲んで原稿書いたりの繰り返し。
それにしても明るいニュースがない。先達はこんな時どうしてたんだろう、と歴史を紐解くと、やっぱしイベントであります。今に残るお祭りや花火大会の多くが、大きな自然災害や干ばつや冷害に起因する大飢饉などの時に始まっている。驚いたのは先日訪れた長崎県五島の『炎上太鼓』。
昭和37年に福江市街のほぼ全てを焼き尽くした大火の後、復興を祈念して作られたという。いわれを知ると一段とウなります。いずれにしろ気分がクサクサしている時は、何かやって気晴らししたらいことなんだろう。一方、景気悪いと「ナニもしない方が無難」という空気も漂う。
と言ったことからすれば、この時期にナンかやろうという企業や組織や人は高く評価すべきだと思う。12月3日と4日にメガWEBで行われる3誌合同イベント、入場無料。貴重なレーシングカーを走らせてくれる自動車メーカーも持ち出し。利益無し、どころかみんな持ち出しです。
それでもナンかしてみようか、というのが人間の面白さだと思う。ナンとか都合付けて、東京モーターショーとのダブルヘッダーをお楽しみ下さい。私は前回と同じく怪しいナレーターを担当させていただきます。
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先週の大潮を何とか凌ぎ、タイの洪水は峠を過ぎたと考えていい。バンコク中心部のスクンビット通りも冠水を免れたようだ。2輪工場を再稼働させる、というホンダにとって久々となる明るいニュースまで流れてきた。日産に続き、トヨタ、三菱自動車、マツダが工場を再開するという。減産規模も急速に縮小するかと。
日本の産業の中でも自動車は突出した規模を持ち、貿易黒字も確保している。先日TOPで紹介した「抵抗」など世界中から集めているのだろう。残るはホンダのアユタヤ工場のみ。水が引くのは12月10日前後。この工場、アジア地域で作っているクルマの部品供給を行っていたため、減産はもうしばらく続く。
タイのラリー、開催されたってスワンナブーム空港が閉鎖になってしまえば行けない。されど問題なさそう。ただ困った事態になった。レッキ用のレンタカー(いつもヴィーゴというトヨタのSUVを使う)を予約できない。ニーズ多いのか? 乗用車は空いているけれど、レッキ用としちゃ物足りないし。
午前中原稿書き。昼から12月3日と4日にメガWEBで行われる3誌合同イベントの打ち合わせ。今回はトヨタ7やホンダF1(1991年のマクラーレンMP4/6。セナの最後のシリーズ優勝となった)、マツダ787B、ランサーWRカー、ロータス88B、スズキのモトGPマシンなどを走らせるというから強烈。
言うまでもなくマツダ787Bは日本車唯一のル・マン総合優勝車。4ローターの超甲高いエンジン音を楽しんで欲しい。知る人ぞ知るロータス88Bは1981年開幕戦のフリー走行しか走らなかったツインシャシ構造のF1で、世界に2台しかない。ウチ、1台が日本にあるというから素晴らしい。
12月3日は東京モーターショーだと車両展示のみとなるFT-86の助手席に乗れるというイベントまである。東京モーターショーのついでにいかがか? 東京に1泊して東京モーターショーとメガWEBフェスタをやっつける、というのもいいかも。メガWEB、東京モーターショーのビッグサイトから一駅です。
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お昼は沖縄で釣ってきたグルクンを唐揚げに。ムロアジは刺身にしてみた。どちらも絶品で御座いますね~! グルクンって魚体が軽い。刺身だと割れちゃう。唐揚げとの相性たるや抜群だ。新鮮なムロアジも「こんな美味しいサカナだったのね」と驚く。アイゴは潮汁にしてみた。これまたイケます。
明日は沖縄のヒトも「見たこともないくらい大きいさぁ~!」と言う巨大グルクンをどうやって食べようか。3枚に下ろして唐揚げが無難か。そのまま揚げようとしたら大きな鍋と大量の油を用意しなくちゃいけませんからね。冷凍してもイケるというので、今日食べ切れなかった分は冷凍庫に入れよう。
一昨日の夜、那覇の宮城一家のレクチャーを受け、沖縄で見た「マジムン」は「琉神マブヤー」というTV番組の悪役だということが判明した。琉神は「琉球の神サマ」。マブヤーって何? ヒョンなことから道端に落としてしまうこともある沖縄の人の「良い魂」だという。マブヤーを拾いに行く、という言い方もするそうな。
また、マジムンは魔物という意味なんだけれど、悪役のヒロインである『マングーチュ』(けっこう可愛い)が善玉と仲良くなりたがっているような描写もあるそうな。「マジムンのキャラ」を読んでると、徹底的な悪役出てくる仮面ライダーなどとひと味もフタ味も違う。ようするに悪役も徹底的に悪いニンゲンじゃないのだった。
琉神マブヤーを見ると沖縄の人の人生観が少し解る。ニンゲン誰でもマブヤーを落とし、悪い奴らも心底悪くない。反省すれば迎え入れるという「やさしさ」を持つ。基地の問題を沖縄に押しつけたら琉神マブヤーとマジムンの戦いの大人版になってしまう。政府は「落としやすいマブヤー」を上手に使ってる。
沖縄を走っていると、素晴らしい道と長大な橋と立派なハコモノに驚く。海の中、延々と続く橋を見ると「う~ん」。沖縄に投じたお金を本土の大手企業が受け、その中の何割かを沖縄に落としているのみ。同じ予算あれば全て沖縄に落ち、それが次世代の繋がる、もっと有効な使い方があるだろう。
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用件は午後からなので、超早起きして前から一度試してみたかった沖縄での釣り修行でございます。といっても超大物を狙うには3時間くらいの距離にある浮き魚礁まで行かなくちゃならない。午前中だけじゃ無理。今回は東京で言えばキス釣りといった雰囲気のお手軽なグルクン釣りである。釣り道具やエサなど全て込み。
乗り合い船のハズだがお客は私一人。燃料代と船頭さんの利益を考えれば良くて終始トントンかと。マジメに釣らせてくれるのか激しく手抜きされるのか? 安謝新港を出ると昨日まで吹きまくっていた強風の波が残っている。少なく見積もっても30年落ちの小型漁船にとっちゃ手強い、かと思いきや、和船は案外タフだったのね。
波間に落ちると水のカベしか見えなくなるような状況の中、沈むんじゃないかと思える我がフネは16ノットをキープしてどすんどすん波を切り裂いていく。行程約1時間。慶良間諸島の入り口にある前島の横にアンカリング。貸し竿は使い込まれた超ベーシックなロッドに、本来なら水深10mくらいで使うリール。ダイジョウブぅ?
釣りが始まると、船長マジモード! なるほど! 乗船料は期待できないので、自分でサカナ獲ってペイしようという作戦に出たのだった! 少し当たり遠のくとマメに場所を変え、しまいにゃ30kgオーバーと思われる巨大魚をフック! 10分くらいファイトし、残念ながらバラす。続いて「アカジン」という超高級魚をゲット。
アカジンは最高級のハタで、下を見て3kg以上あった。1万円は軽く上回るかと。船頭の気合いに巻き込まれ、私も職業漁師気分。釣って釣って釣りまくる。いつもは食べられる量しか釣りません。結果、下の写真の如し。左から「アイゴ」。大きいのは不明。右が沖縄の県魚である「グルクン」。
最も大きいグルクンは40cm近い。普通、沖縄で食べるグルクンの唐揚げは写真だと一番小さいクラス。なかなか引きが強くて面白いです。那覇の宮城さんに家族分のグルクンとアイゴを持っていって貰い、残りは東京に持って帰る。グルクンの唐揚げ、マジにウマいです。
それにしても獲れなかったデガいサカナの引きを見ると「おれっちも釣りてぇ!」と思う。機会あったら3時間の浮き魚礁に行ってみたい、と思いながら帰港。午後から用件を済ませ、19時5分発のANAで羽田へ。到着したら隣のスポットにB787! 皆さんめざとく、あっという間に写真撮るヒト多数。
乗れるのはいつか?
久しぶりの沖縄はやっぱり楽しかった。1年に1回くらい訪れたいモンだ。されど大義名分立たない。最近仕事じゃないと「外出許可」が出ず。日帰りの釣りさえモンク出る。意外かもしれないけれど純粋な「旅行」って、記憶にある限り無し。仕事などで出かけた際、一生懸命時間を作って遊んでます。
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滞在しているホテルから普天間基地の移転先とされる『キャンプシュワブ』が見える。下の写真を見ていただきたい。後ろ側の大きな石油備蓄基地は民間最大規模で、日本の石油使用量の6日分の容量を持つ。もし戦争となり、海兵隊に基地があるとなれば、当然の如くこの石油備蓄タンクに飽和攻撃を掛けるだろう。
クリックして大きくしてご覧ください
火災で大わらわになり、さらに海兵隊の基地だって機能停止に持ち込める。こんなロケーションなどあり得まい。じゃなんで辺野古からいえば、おそらく利権です。だったらみんなで怒って良い政治家を選んだらいい、と思うけれど、そこは沖縄スタイル。親戚や友達の誰かが関係者だったりする。
本当はイヤだけどしかたない、というケースは凄く多いと思う。反対なんだけれど仕方ないか、ということだってあるかと。「やさしさ」なのか「優柔不断」なのか判別しにくいけれど、流されちゃうワケ。でもそこが沖縄の人の魅力だったりする。だからこそ年間に600万人もの人が沖縄にやってくる。
東京人は「やさしい」沖縄が好きだし居心地いいのだった。そして「やさしさ」は沖縄の人の弱点であるし、良いトコロでもある。東京に人からすれば、平均すると「とっても良い」になるんだと思う。そんなこんなで沖縄は日本で最も多くの観光客が訪れる地になってます。今の雰囲気さえ壊れなければ、観光客なんていっくらでも来る。
閑話休題。昨日のマジムンは『魔物』。ゆたしくは『よろしく』。昨日のクルマのボディにはそう書いてあるそうな。なんだか標準語だと面白くないっす。やっぱし方言って素晴らしい。魔物より「マジムン」の方が千倍くらいワクワクする。「よろしく」じゃてんで普通です。沖縄に詳しいと思われる私ながら、ウチナー口はワカランです。
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久々の沖縄である。2年ぶりくらいだろうか。リーフの試乗をしていたら、嘉手納基地の横にある道の駅の前を通った。賑わっているから用足しのついでに寄る。4階が展望台になっているという。上がってみたら‥‥。平日なのに何でこんなに人いるの? 大型カメラを持っている人も多い。
どうやら軍用機ウォッチャーらしい。皆さん航空無線持ってる。なるほど嘉手納に珍しい作戦機など飛んでくると、すぐ情報流れるけれど、こういった状況になってるのね。こらもう到着は夜に紛れても、足の短い飛行機は昼に急用あれば明るい時間に飛ばなくちゃならぬ。キャッチされるワな。
しかも展望台からは嘉手納基地が見渡せる。私のコンデジでも一番遠いサイドにC17が駐まってるの、写せる。大きなカメラなら離着陸する機体は逃すまい。ちなみに3階には「資料館」なるものがあり、嘉手納村の歴史と米軍機の事故、騒音などを扱っている。反基地のアピールをしてます。
しかし実際は観光客で賑わい、1階のおみやげ屋さんに行くと飛行機グッズも多数。米空軍のTシャツなんかも売っている。このあたりに沖縄のホンネと建前、反対派と容認派のビミョウな現況が出ています。とはいえ今よりもう少し納得できる解決策はあるような気がしてならない。足を引っ張ってるの、既得権かと。
マジムン、と書いてある。沖縄で人気のキャラクターか? 悪の軍団らしい。プロレス団体かも。灰色のおねいさんは「ハブクラーゲン」というらしい。怖そうだ。「ゆたしく」というキャラもいるのか? ナゾでございます。明日、那覇の宮城さんと一緒に晩ご飯を食べるので聞いてみよう。
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ウチにも若手が二人いる。上はベルギーに行ったのだけれど、ネコを連れてアッサリ戻ってきてしまった。現在、日本の製造業に勤めており、上司や他の部門から鍛えられてるようだ。実力主義の会社らしく、すでにヨーロッパに2回。中国に2回出張してます。オヤジと違って英語を会話/筆記共にコナすので便利なんだと思う。
下は学校に入るなり自動車部に入った。そこで学生フォーミューラーに出会う。シャシの設計からアルゴン溶接まで全て覚えたものの、一年目惨敗。「次回は真剣にやりたい!」と猛烈に気合い入れたら周囲からうっとおしく思われたようで退部を余儀なくされる。そこから就活にノメり込み内定貰うや緊張が解けたんだろう。体調崩す。
突如熱が出て医者に行くと「カゼですね」。されど全く良くならない。1週間くらい後、41度を超え、首を氷で冷やさないとならないほどクリティカルな状況になってしまう。「やっぱりおかしい」と再度病院に行くと「はしかです」。成人になってからのはしかは症状激しい。治りかけた頃、酷いカゼに掛かる。熱が下がるまで4週間。
高熱に激しいセキ。下痢で7kgの激やせ。食欲無くなり、元気も失せた。学校にも行けない。こんなに覇気の無い若者は見たこと無いと思った。母親は「就職出来ないかもしれない」と嘆く。そんなある日、試しに「タイでラリーに出てみないか?」と声を掛けてみた。大学4年の7月のことである。すると意外にも出てみたいという。
実はその前の年に「ムスメをベルギーに行かせたからお前も何か勉強させてやる」といくつかメニューを出したら「タイでジャリ道を走る練習」を選んだのだった。すると到着した翌日にクーデター。電話してみたら「練習するみたいだよ」。気をつけろよ、と言うと3日目に全損クラッシュで入院。クルマ椅子で帰って来ることに。
そんな経緯で出場することになったラリーは、大病の後で体調が心配だったため私コ・ドラでございます。その時のレポートは下のリンクで。驚いたことにタイに到着した日は日本に居たときと同じく寝てばかりいたのに、レッキが始まるや徐々に元気を取り戻し始めた。食べる量も急激に増えて行き、下痢まで止まってしまう。
ラリーはメカニカルトラブルで厳しい内容だったけれど、終わって帰る道すがら、ステーキを食べるまでに回復。翌日から元気一杯メシばくばく。タイに行かなければムスコは今頃どうなっていたろう? その後、タイ国内戦2回と、2007年のキングスカップに出場。ラリーの楽しさを覚えたあたりで社会人になった。
今回ムスコの勤め先の工場がタイで洪水被害に遭った。「自分は新米だからナニも出来ない」と憂いていたので「3日間休めるならタイでラリーに出ないか?」と声を掛けると、意外にも「出たい!」。う~ん。こいつも安請け合いのDNAかよ。翌日、上司に相談したら「仕事に影響がないならいいぞ」と言ってくれたそうな。
先立つモノだけれど、就職祝いで買ってもらったクルマを売却。足りない分はヨメが「将来の無いアンタと違うから」。若手にはこういった機会も必要だろう。ちなみにラリーカーは先代シビック。タイ国内競技用で、220馬力くらあるらしい。コ・ドラはヨーンさん。昨年のワタシのコ・ドラで、青木拓磨選手の相棒でもあります。
ムスコにとってタイは恩人のようなもの。未だにヨメと「タイでラリーに出てなかったらどうなったか解らなかった」と話をするほど。今回は県知事も来るそうなので、日本からのメッセージを伝えられると思う。こういう「恩返し」のカタチがあっていいかもしれない。さてさて。ヤツはボディサイドにどんなステッカーを貼るのか?
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新しいアシモを見に行きたかったのだけれど、シボレーソニックの試乗会とバッティングしてしまった。先約優先としているため断念。動画を見ると「そのウチ鉄腕アトムになっちゃうんぢゃね~か?」と思う。最終的にはパワーユニットが課題として残るかと。アトムのような原子力は無理だし。
今のところ40分程度でカラータイマー点灯になってしまうそうな。9km/hで走ったらもっと短い? されど電池技術も進んでいる。3年もすれば今の2倍くらいのエネルギー密度も可能だろう。アシモにはたくさんの可能性があると考えます。とりあえずの勤務先は寝たきりになったご老人の病院でしょう。
ソニックはドイツで試乗した時より好印象だった。日本の交通モードだとトルクの太さが光る。6速ATも滑らか。乗り心地良し。残念ながら燃費計は付いておらず、日本の自動車史上最高だと言われる「10・15モードよりはるかに良い実用燃費」を試せず。近々広報車を借りて計測してみたい。
日本GMの近所に鮫州の日産プリンスがあるので急速充電しに行こうと思いきや、あちゃちゃ! 火曜日だってことを忘れていた。ただこの拠点、本社機能も持っているため守衛が常駐しており、ヒトの出入りも多い。しかも急速充電機は守衛の前。だったら稼働させたっていいだろうに。
何度も書いてきた通り、日産は国内販売全くダメ。ホスピタリティを持っていない。グローバルで評価する日産は大躍進中なれど、日本だけ後戻りしちゃってる。こらもう私だけでなく多くの日産社員も「ダメだ!」と嘆く。「少しでもユーザーのためになれば」なんてことは考えないのだろう。
急速充電機を目前にしつつ「帰りの電気はどうしよう?」と悩む絵は今の日産の国内販売政策そのものである。遠回りして首都高速道路代700円払って平和島で、とも考えたけれど、残走行距離見たらギリギリ家まで届く。リーフの足はけっこう長いのだ。簡単にゃDKB(デンケツバッテリー)になりません。
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五島で中国の漁船を捕まえた、と大きく報道されている。こういったことで騒ぐからヤヤこしくなっちゃう。中国人にとって「メンツを傷つけられる」ことは恥。日本が騒げば騒ぐほど中国は「正義」を主張しなければならなくなるのだった。こんな黄昏漁船はトットと拿捕して法に則って処理すればいい。
単なる黄昏野郎だからメディアも無視を決め込むのが妥当。ネットでバカの相手をするようなモンです。というか、単なる漁船1隻で日本が大騒ぎするなんてオタンコ。ビビッてるように見えちゃう。もう少しドッシリ構えなくちゃ。日本の領海に入ってきて言うことを聞かなければガンガン捕まえればいい。
中国には「お互い困ったヤツはいますね。我が国の漁船が貴国の領海で言うことを聞かなければ捕まえてください」くらいに言っておけばいい。海上保安庁だって国交省の大臣や役人がビビッてたら何もできないし、やりにくいでしょう。だからこそ1隻は逃げられちゃった。コチラの方が問題。
大量の魚群が押し寄せていた東京湾奥だったが、昨日あたりから全くダメになってしまったらしい。聞けば数日前から多数の漁船が出現。網でゴッソリ獲っていってしまうという。あまり知られていないことながら、東京湾奥は一部を除き漁業権無い。みな、保証金と引き替えに手放したからだ。
したがってディズニーランド沖のサカナは漁師同士のオキテも自粛ルールも無し。網を入れて獲れるだけ獲って行ってしまう。中国漁船の乱獲を見ている気分と同じですな。モンクの一つも言いたくなる。かくして本来なら1ヶ月続く東京湾奥のイナダ祭りはあっという間に終わったかも。しくしく。
タイの石井さんから連絡あって「ウドンサックが国沢は来てくれるのかと心配してますよ」。というより、こんな状況でラリーを開催するかどうか気になるので聞いてみた。しばらくして再度電話あり「ラリーの開催場所は全く冠水していないので100%やると言ってます。来てくれれば嬉しいです」。
考えて見れば東日本大震災も行われるイベント(中止になったものは仕方ない)に来ない外国人やチームを見ると寂しく感じた。それと同じなんだろう。こういう時だからこそ日本からのお見舞いの意をキチンと伝えようと思う。なんでもセレモニアルスタートには県知事さんも来るそうな。
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●8日に発送という案内だったスマホ用の大型電池が届いた。開けてみたら電池の大きさが全く違う! 左の標準は容量6,3Wh。大型が13Wh。おおよそ倍であります。電池の厚さは2,5倍くらいある。どちらも中国製。7,4Whで1080円という大型バッテリー(標準の裏蓋使用可能)もあるようだ。
早速使ってみたら「素晴らしい!」。電池の持ちが全く違う。減らないのだ。13Whあると余裕で1日使うことが出来る。その他、探してみたらフォトン用のアクセサリーの多さと安さに驚く。シガーライターから電源を取れるキットまで安い。ガラパゴス製品を選んでしまうと、こういったあたりも高く付く。
大型電池が3つもあるので、一つは充電しておいて予備に使う。もう1個についちゃヘタッた時のために取っておきましょう。そうそう。大型電池を使うと若干重くなるけれど、裏蓋の形状が良いのであまり気にならず。良い買い物だったかもしれません。これで五島でも(めったに行かない?)問題なし!
●先週やってきた新しい家族だけれど、1ヶ月は厳しいかと思いきや案外馴染んできた。特にヨメに激しく懐いている。スキあらばヒザの上に乗ってくるほど。ただ相当厳しい食生活だったのか、気をつけていないと何でも食べてしまう。砂に隠している「ネコのババ」まで食べちゃうのだった。
未だ心配なので、夜や留守をするときはケージに入れなくちゃならぬ。もちろん私には気を許していない。吠えられることもある。ただ今日あたりから近づいて来るようになったので、もう一週間くらいすると仲良しになれるかもしれません。怖がっていた散歩も少しづつ出来るようになってきました。
●現在、2013年に開催されるアメリカズカップの予選が行われている。当然の如く激戦だ。下に動画をリンクしておく。興味あったら御覧下さい。ヨットのイメージが180度変わると思う。めっちゃ速いっす。私のフネで全開してもハナシにならん。これなら石油無くなっても帆船で海外に行ける?
悔しいことに中国と韓国が出場している。世界有数の海洋国である我が国は参戦していない。シンジケートを組めないのだ。アメリカやニュージーランドなんか景気に関係なく出場してます。モータースポーツも同じ。一方、北朝鮮で行われるサッカーのワールドカップ予選に出るそうな。
●文化に国境は無いと思いたい。されど人さらいの国とサッカーするという感性が理解できません。サッカーすることを認めるなら、可及的速やかに問題解決に尽力すべきだ。私が首相なら10人くらいの有力議員をサッカーにカコつけて北朝鮮に行かせ、問題解決するまで居座わせるだろう。
●TPPの件、全て対案を出せる、と書いた。大病したら健康保険に入ってないと病院に行けないと考えている単純な人もいる。そんなのクルマの保険と同じ。任意保険の他、大病の時だけ使える自賠責保険というシステムを作ればいい。いずれにしろ今のままだと少数の人が多数を抱えるようになって破綻します。
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5日前からauの『フォトン』というモトローラのスマホを使っている。こいつはWiFiのテザリング機能を持っていて(WiMAXのデンパが入る地域ならそいつを使える)、PC用無線LANの親機になる。今までPC用に使っていたEモバを解約したので、毎月掛かる費用も1000円くらいしか変わらない、というのが売り。
使ってみてどうか? まず速度。auの回線だと今まで使っていたEモバの旧型機と大差なし。若干早い時もあれば、遅いときもあるといった具合。正直、期待はずれ。遅いときはスンゴク遅いのだ。ただWiMAXのデンパ入れば超速! 自宅で使っている光より快適だ。でも中野も家の中は入らず。ガックリ。
未だ上手に使えない
弱点は電池が猛烈に減ること。ティザリングしようものなら2時間少々でオシマイ。ティザリングをカットしても、1日持つか持たないか。3~4日に1回の充電で済んでいたケイタイと全く違う。このあたりは事前に解っていたこと。とりあえず解決策を手当てした。大容量電池をオーダーしたのだった。
モトローラの機械だからして世界中で販売している、のだろう。サードパーティの用品が多数出ている。ネットで調べてみたら、2倍の容量持つ電池パック×3個と大型電池用ウラ蓋、充電器、画面プロテクター、USBケーブルのセットで支払総8694円。大型電池3つあればいいでしょ。
2日に頼んで8日に発送という反応遅い業者ながら、まぁ待ってみることにします。てんでダメな電池や安っぽい本来カバーだったら返品するのみ。もう一つの「そうだったのね」は、電話掛かってくるとティザリング機能が中断され、電話切っても2分くらい回復しないこと。もちろん電話しながらネットで確認、は不可能。
まぁ全てに於いて満足するモノゴトなどないか‥‥。午前中ジム。少しずつ多くのメニューをこなせるようになってきた。ラリーまで1ヶ月。80%くらいのコンディションにゃなるかもしれません。夕方から中野。土曜日なのにお客さん少なし。夜も昼と同じ1050円のメニューも出してみようかしら。
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午前中原稿書き。昼から東大和のスケートリンクで行われたBSのスタッドレスタイヤの取材会。スタッドレスタイヤと夏タイヤを履かせた3輪車の乗り比べや、スタッドレスタイヤのトレッドを貼り付けたカンジキ。ソリなどを試す。遊んでいるように見えるのは気のせいです。BSのシェア、少し落ちてきた?
終了後、バイト君が遅れるというので中野に直行。11月も10月に続きヒマか? 遅刻してきたバイト君、「TPPはどうなるんでしょうか?」。キミはどう思うんだね? と聞いたら「アメリカの食い物になっちゃうんですよね。イヤです」。アメリカが食い物にしたいんだったら2国間でいいんじゃないの?
「国民健康保険は無くなるんですか?」。そもそも高齢者の増加で国民健康保険なんか破綻しかかっててるでしょ。団塊の世代の人達が高齢化した途端、破綻確実だよ。働いてる世代は払ったつもりになって自費治療の方が安いくらい。しかもアメリカだってオバマさんが皆保険制度を始めたばかり。
「アメリカが日本にいろんなモノを売りつけようとしてるんですよね」。そうだね。以前、日本でアメリカ車を売りたくて障壁を全て取り払った。関税だってゼロになった。でもアメリカ車の販売は増えていない。そもそもアメリカからナニを買う? 日本人が食べるようなお米はアメリカだって安くないよ。
ここまで来ると「う~ん」とウナるばかり。日本人は強い。特に若い世代は自信を持って世界と勝負したらいい。いずれにしろ今のままだとダメになる。特に農業はいかんともしがたい。自由化の第一歩となる「ウルグアイラウンド」で農業に投入した補助金何と6兆円以上。そいつでナニをしたのか?
ワケワカラン箱モノや、獣しか通らない道路など造っただけ。口止め料&ご祝儀になってしまったのであります。食い物にされたのは誰? 皆さん政治家やメディアに踊らされるのはイヤだといいながら、政治家やメディアの言うことを真に受けてしまっている。特に若者は独自の視点を持って欲しい。
板さんの作品。イナダの薄造り
夜は昨年タイラリー選手権第三戦の際、大活躍した青木君が(世田谷店の工場長。東京スバルがタイへ派遣してくれました)海外に出向になるということで宴会。私が乗っていたボクスターの現オーナーであり、東日本大震災の運び屋第2陣で協力してくれたTさんとズングリ永田も一緒。
すると大恩寺の御住職御来店。この後はお勤めもないというので一緒にやりましょう、ということに。そのまま深夜3時までクルマ談義。青木君はタイに行くまで外国嫌いだったそうな。タイでコペ転を果たし、負けじダマシイが宿ったという。外国上等! 青木君なら絶対イケる。
タイの洪水、自衛隊の派遣を行ったらどうか。アフリカのPKO活動も良いけれど、タイや緊急事態。自衛隊なら大歓迎してくれると思う。海自の『ひゆうが型』と『おおすみ型』を投入すれば物資輸送に役立つ。空自もウタパオ飛行場をベースに活動できる。トモダチ作戦の2番煎じ上等です。
物資は政府でいつでも使えるB747が2機もあるんだから、毎日2便づつウタパオ往復をすればいい。タイと親交の深い秋篠宮殿下に御登場願うのもいいだろう。ここから胸突き八丁だ。毎度の事ながら日本政府の感性の鈍さと遅さに嘆く。メディアも洪水を伝えるばかりで、日本が出来ることをナニも伝えない。
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5時起きして筑波2000で行われる『第17回 日本EVフェスティバル』へ。私はリーフとプリウスαにお客さんを乗せ、サーキットでECOカーの緊急回避能力の凄さなど体験してもらう役目でございます。皆さん「これなら全く問題ないですね! ECOタイヤも電制技術も素晴らしい! 見直しました」。
ソレハサテオキ、メインイベントである『59分耐久レース』トであるそのものに出ている人を見ると、いろんなことを考えさせられます。「全日本EVレース」と一部カブるところはあるのだけれど、舘内兄弟子のイベントは純粋な速さよりプロセスを重視している。どちらがいい、ということでなく、両方とも重要だと思う。
出走台数は年々増えてきた
舘内兄弟子のイベントは「コンバートEV」。今や普通に使えてしまう市販電気自動車じゃダメなのだ。したがって59分走ろうとすれば全開のままなど不可能。距離を伸ばす走り方になるから、誰でも参加できる「危険度」で済む。旧型車をいじれて危険度低いとなれば、学生さんの参加も容易。
懐かしのパブリカ
上は『水戸自動車大学校』のパブリカで鉛電池を7,2kWh積む(i-MiEVで16kWh)。ハンデが設けられており、このクルマでプラマイ0周。お金に任せてリチウム電池積んだり、たくさん積んだりするとマイナス4周のハンデを背負わなければならない。それなりに楽しめるのだった。
学生の社会勉強としちゃ最高でしょ
慶応応大学も学生らしく鉛電池。ただ15,84kWh積んでいるのでマイナス1周のハンデといった具合。こういう舞台で競争すると、社会に出ても即戦力になる。学生フォーミュラーなども同じ。今や学生フォーミュラー経験者は自動車メーカーの大きな戦力になっているそうな。
本日は走行展示
それ以上に頼もしかったのがメーカーのグループ。上の写真は袖ヶ浦の全日本EVレースに出場した『テセラ』。トヨタのカンバンを背負ってるので見に行くと、サークル活動に毛が生えたようなもの(サークルに毛などは生えないが)。21人の若い技術者が仕事終わってから手作りしたものだという。
若い社員の楽しそうな姿に感銘を受けたが、マネージメントに驚いた。少し前なら「リスクがあるから止めろ」と社内でストップが掛かったろう。筑波にはプリウスのCEをやった井上さんが来ていた。私と同年代です。「よく許しましたね」と聞いてみると、「こういう体験をして欲しいと思いまして」。
この話を日産の加藤博義さんにしたら「私も社内でやれって言ってるですよ。今の日産ならそのくらいの予算は付けてくれます」。井上さんを紹介して欲しいという。早速次世代の技術者を育てたいという話で盛り上がってしまいました。団塊の世代の先輩方は、皆さん次世代を育てられなかった。
考えて見ればプライベートでもフリーターの大増産をしてましたから。「多少のリスクは伴っても若手の技術者にいろんな体験をさせよう」という動きが出てくると、けっこう日本の自動車メーカーも変わっていくだろう。やり始めればノウハウや、引き出せる技術力は世界トップレベルですから。
楽しそうにテセラを語る若手技術者を見ていて少し頼もしくなりました。ちなみにデザインもボディ作りも、後輪に置いたモーターもフロントサスも、チーム員が図面引いたり作ったりしたという(溶接などは危険が伴う作業の一部は社内規定で出来ない)。日産の若手、加藤さんを訪ねられたし。
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イナダの群れがいなくなるまではオチオチ寝てもいられない、ということで5時に起きてマリーナへ。暖機運転もソコソコに浦安沖へ向かうと、今日もバリ鳥山! イナダハンターも10艇くらい出てます。早速鳥山のド真ん中に突入し(広範に渡る巨大な鳥山なので10艇なら余裕)、ルアー投入。
投げるよりフネで動いた方が確実。100mくらい進み、巻いてくる。するとどうよ! 2流しに1回くらいの割合で「ゴツ~ン!」。シーズン初めのため確実に獲りたい。そこで1m級のサカナまでイケる道具を使う。駆け引きなんかしないで巻けばOK。ただ遠くで掛かると巻くの大変であります。なんたって引きますから。
ティムコのジャンピングジャック2+ペン
取り込みもネット使わず豪快にゴボウ抜き。6時10分くらいからスタートし、鳥山の元気なくなる7時までにイナダ4匹。美味しそうなサバ1匹。マリーナに戻ってきたら8時前。文字通り朝飯前の釣りである。というか7時以降は粘ってもあまり釣れないと思う。ただサバの群れが入ってきたという情報も。
何と『松輪サバ』と呼ばれる1匹下見て2000円のブランドサバも、現在羽田沖で釣っているという。こんな奥までサバが入ってくるなんて珍しい。少なくとも10日間くらいは湾奥の青物祭りが続くかもしれません。ちなみに東京湾に入ってくるサカナは北から来るタイプじゃないため放射能の心配をしなくていい。
これ以上釣っても食べられぬ
それにしても今日のイナダ、デガかった。50cmを完全に越えてます。もう一回り大きかったらワラサって呼んじゃうぞ。釣ってて楽しいの何の! 9時過ぎに帰宅して朝ご飯食べてジム。原稿を書いて中野に行き、お昼は取れたてのイナダ+サバのお刺身。いやいやンまいっす! 食べ頃は明日です。
福島原発の2号機から臨界に達している状況証拠が出てきた。固まって落ちていると言われている燃料の中心部で臨界に達していると思われる(ちなみに燃料の組成が原爆と違うため最悪でも爆発はしない)。2号機を完全廃炉するまで何年、いや確実に10年以上掛かるだろう。なのに玄海は稼働を始めた。
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昼からアイドルストップ付いたRVRの試乗。長く止まっているし、始動も違和感無し。後からメーカーがアイドルストップを出すと、最初から高い完成度になっているというお手本のような存在。もはやアイドルストップの付かない新型車はあり得ないと思う。イヤな人はノンストップスイッチを押せばいい。
TPP反対派のコメントを見ると、やっぱし熱い。何度も書くけれど、頑張って反対したらいい。私は反対派に賛成してくれとは言わないです。今の閉塞感のある日本が好きなのだろうから。ただ私は子供の頃「何でも一人で出来るのが大人」だと思っていた。TPP反対派は一人立ち出来ない?
「補助」というのは新しい分野の育成や被災など予想できなかった苦境時の緊急措置だと認識している。恒常的に補助して貰わなければならない仕事って若手から見たらどうか? きっと魅力を感じないかと。TPP反対派が次の世代に「クレクレタコラ根性」を残さないようにしてくれることを切に願う。
「助けてくれ。助けないとしまいにゃ怒るぞゴルァ」という生き方は私のスタイルじゃありません。ちなみにTPP反対派でも、自分や身内にワケワカラン保護措置のため日本だと使えない「効果のある薬剤」が海外にあれば、きっと使うと思う。原理主義から御都合主義になっちゃうワケ。
自転車問題も同じ。長い間、自転車は歩道を走ることが普通だった。というか常識だったと思う。なのに突如「本来は車道を走るもの」と警察に教えられ、それが正しいと言い出すメディアって何? 原理主義ですな。原付の制限速度は30km/hだ、と警察に言われたら、即座に「そうだ! 守れ!」と始まるんだろう。
本来メディアは「常識」(社会的なコンセンサス)をベースに考えなくちゃアカンです。日本はもっと大人になるべきだと考える。そうそう。先日のこと。イベントで構内の短い距離をマイクロバスで移動した際、松下さんが私に「シートベルトを締めるように!」。それを聞いていた周りの人は笑うのみで一人も締めず。
そんな私も高速バスに乗ったらシートベルトを必ず締める。その場その場の判断が出来、人に迷惑を掛けず(税金で補助して貰うのは明らかに迷惑を掛けている)、それでいてキチンと安全で安定した日常を送れる人を育てることこそ教育だと思う。私は間違ったことを言ってるだろうか?| コメント (14) | トラックバック (0)
いやいや厳しいと思う。1インチ1万円を切ったら普及すると言われていた液晶TV、今や国産の32インチで3万円を切っている。1インチ1000円しないのだ。この価格で儲かるワケないっしょ。ちなみに私が最初に買った32インチって50万円しましたから。今になって「早まった!」と悔やむばかり。
日本ブランドのノートPCだって3万円台が当たり前。どう考えたって儲からんワな。というか、この価格で利益上がるなら凄い。ただパナソニックのTV撤退を見ても予想できる通り、今後「ヤケのヤンパチ商売」は無くなって行くと考える。欲しいモノを見つけたなら買っておくことをすすめたい。底値です。
昼前に日銀は大量のドル買い介入を行った。日本の姿勢を示すという点から悪くない方法ながら、何で今日なのか? 「焼け石に水」とか「砂漠に水を撒く」の水は意味のない存在として例えられるけれど、少量であっても溢れる寸前の状態で水を加えたら表面張力を失い、それなりの効果を持つ。
堤防の場合、1カ所でも入れれば大量の水が流れ出す。どう考えても今は為替介入のタイミングじゃないでしょう。ドルを買うなら為替レートが動かないように少しづつ買い、企業にドルを貸して海外の優良企業などに投資することを考えたらいい。これがバレた時は、直接ドルを買うよりはるかに大きな効果を出す。
我が国の政治家や役人を見ると、とにかく「策」が無い。考えてみれば国関係の中枢で働く人は天才や秀才の類ばかり。現場に強く機転の利く人は企業にいます。TPP反対派の意見を見ると「交渉能力無いのでアメリカの言いなりになってしまう」というものが多い。国民はよ~く解っている。
タイの石井兄が法事で来日されており(30日に法事で、1日の朝の便で戻るタイトスケジュール)、タイの件で打ち合わせ。ラリーの主催者ウドンサックさんの故郷はアユタヤの隣にあり、2~3mの洪水被害にあっているという。こういった日本で報道されない地域の人にも義援金を渡しましょうという話になっているそうな。
また”いち”ラリードライバーが義援金を出すと他の国から来たドライバーに気を遣わせるため「東日本大震災で助けて貰ったお返し」というカタチにしましょうという。こらもう願っても居ないこと。その通りです。そもそも私はカンパしてくれた人の代理ですから。背中に多くの日本人が居ることこそアピールしたい。
というか、多くの日本人からの義援金だからタイ人も喜んで貰えると思う。いずれにしろ今は被害の真っ最中。水が引くと被害の全容判明してさすがのタイ人も元気を無くすだろうから、12月9日はタイミング的としちゃ悪くないとのこと。どのくらい頑張れるか読めないけれど、精一杯タイ人を励ませれば、と考えている。
打ち合わせ終了後、石井さんが「ラリーの恩人と会うので紹介します」。すでに御勇退された方なので写真だけ。日本ラリー界の重鎮の一人です。けっこう修行が進んでからの撮ったのでイイ感じになってます。それにしても石井さん、デガい。私は身長183cmで、しかも立ってる。
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