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2011年10月31日 (月)

TPP反対派(10月30日)

いやいやTPP反対派の熱さたるや驚くばかり! そういや幕末の開国反対派は新撰組というテロ組織まで作った。坂本龍馬も殺した。既得権益にしがみつくモノはパワフルである。一昨日「明治維新は改革派の勝利。第2次世界大戦は保守派の勝利」と書いたけれど、犠牲者になった側も違う。

明治維新では志しある人が少数殺され、第2次世界大戦は庶民がたくさん死んだ。やっぱり志しある人がアタマよければ、TPP反対を無理に止めず自分は傍観していたらいいと思う。ちなみにTPPの本質は農業問題じゃなく様々な分野にある既得権益の解放である。やっぱり開国なのだ。

よく血液製剤はアメリカの責任だと言われるけれど、アメリカが使用を禁止した後も使い続けたのは日本の守旧派である。未だに日本じゃ出来ない医療をアメリカに行って受ける人だって多い。多くのモノゴトには二つの面があります。普通の人からすれば、プラスとマイナス同点。守旧派にとっちゃマイナスだけ。

携帯電話をスマホに変えた。モトローラの端末でWi-Fiの親機になるという(UQワイマックスの範囲内なら超高速)。今までAOLから加入するイーモバイルを使っていたのだけれど、メチャクチャ遅い割に月額4980円も払ってました。携帯電話+イーモバイルと、モトローラのスマホはほぼ同額。

だったら圧倒的に早くて、サービスエリアが広くて、一度の8つの端末を稼働させられるWi-Hiでしょう。本日交換したのだけれど使っていない。なぜかといえば、2日間使っただけで1ヶ月分の料金になるとauでアドバイスされたからだ。果たしてどのくらい早いのか? 明後日が楽しみです。

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2011年10月30日 (日)

イナダ来る(10月29日)

ディズニーランド沖にイナダがやってきたという。昨年は姿を見せなかった。マリーナから5分10分の距離で美味しいサカナをゲット出来るのだから素晴らしいことでございます。本来、海は豊かだ。考えてみれば震災からコッチ”私の釣り”はしておらず。辛抱タマラなくなり、5時に起きフネを出す。

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ディズニーランドの目の前

荒川河口から海に出ると、何となく鳥の姿多し! 見ると早くもイナダハンター達が下を見て10艇くらいいる。近づくとモンク無しの鳥山! というか、見渡す限りトリ、トリ、トリ。一昨年の最盛期でもこれほど大きな規模の鳥山は出来なかった。至る所からサカナが小魚を捕食している「ぼこっ」とか「ばしゃ」が聞こえます。

突如出張ってきたこともあり、道具の準備無し。ルアー投げるためのスピニングリールさえ持ってきてない。仕方なく両軸リールでルアーを落とし、200mくらい走ってから止めて巻き上げるという変則的な釣り方をする。一人で操船も釣りもしなければならないので忙しい。3流し目で「ガツン!」。お~きたきた!

巻き始めたら途中で軽くなる。逃げられた。次の流しでもヒット! またしてもダメ。竿が硬すぎるため上手く掛からないんだと思う。されど違う道具無し。このまま続けるしかない。10分後、今度は手応え十分! 手元まで寄せてきたら、やっぱしイナダだ。けっこう大きいし!

魚体が見えても再び潜り込むなど相当元気よく暴れまくるが、竿も糸も余裕あるのでネット使わずゴボウ抜き! やっと釣れた。そのままバラしたり釣れたりしてたら7時20分。正味1時間の釣りだ。下のクーラーは横幅42cm。魚体を曲げないと入らないため、50cmくらいある。下を見て5匹バラした。

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これ以上釣ると食べきれない

9時過ぎに帰宅。文字通り朝飯前です。そのまま出社も可能? 中野に持っていくと板前さんが「お昼に食べましょう」。刺身にしてもらったら美味しい! イナダ級ながら食べてる栄養があるせいか下手なワラサ級より味が濃い(ワラサの上はブリになる)。ちなみにイナダは関西だとハマチ。フクラギと呼ぶ地方もある。

久々の釣果だからして幸せであります。上手くいけば1ヶ月近く釣れるし、朝と夕どちらも楽しめる。誘われたら”面倒くさい”けれどやむを得ずフネを出します。昼から中野。本日、少しずつ時間を置いてステップワゴンにR32のGT-R、ポルシェ944ターボS、シボレー・モンテカルロ乗りの4人の読者の方が御来店。

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2011年10月29日 (土)

また犬がやってきた。(10月28日)

まだまだ知らないことが多い。練馬区安請け合い組合員のムスメが引き取ってきた犬のハナシを聞いて悲しくなってしまった。御存知の通り犬は「ブリーダー」と呼ばれる人が繁殖させ、ペットショップで販売されている。素晴らしいブリーダーも多いと思うけれど、必ずやオタンコだって混じってます。

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内股。ミニチュア・ピンシャーという犬種らしい

ウチに来た犬は後者だったのだろう。生まれて2年。ず~っと檻の中に入れられ散歩も知らずに育つ。繁殖出来る状況になるや、子供を産ませられる。一生懸命育てたろう。でも子犬が商品となると、当然の如く取られ、さらに次の子供を仕込まれたそうな。2歳ながら2回出産してると言われました。

ある日ブリーダーは仕事に興味を失い、犬を捨てた。仕事が上手くいかなかったのかもしれません。その情報を得たボランティア団体が保護し、ネットで里親捜しをしていた次第。そいつを見たのがウチの組合員です。昨晩遅く、和歌山からクルマでやってきた(交通費と避妊手術で4万円程度負担します)。

2年間可愛がられることもなく育ってきた犬だけに、昨晩は暗くしたケージの中でガタガタ震えっぱなし。弱々しく見える犬種だから痛々しい。抜糸したばかりだという避妊手術だってウチならしなくてよかったのに(その団体の決まりだという)。ペットショップの可愛い子犬の向こう側の世界である。

ゴハンをやるとイッキ食い。どんな暮らしをしてきたんだろう? されどウチに来たからには精一杯のことをしてやる! 落ち着くまで1ヶ月くらい掛かるかな、と思っていたら夕方にケージから出てきて家の中を歩き回っている。ほっといたら夜になって寄ってきた。なでてやっても逃げない。1週間くらいで元気になるかな。

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2011年10月28日 (金)

日本は強い(10月27日)

どうしても理解できない。なぜ日本人のポテンシャルを信じられないのだろうか? 例えば大規模農業が出来ない理由は、少しでも農地を持っていると小遣いになるからだ。作っても売れないとなれば、おそらくナニもしなくなるだろう。そのまんま荒れた農地になるか、となればそんなことないと思う。

必ずや「オレがやってやる!」という元気のある人が出てくるに違いない。少しだけ米を安く作れるようになれば、輸入米より多少高くたって国産のお米を食べることだろう。他の農産品も同じ。農産品が高いのは中途半端に補助を出し、本来なら淘汰されるている事象が生き残っているからである。

また、今の農業だと若手が参入したくなる魅力がない。お年寄りは10年間の猶予期間のウチ、働けなくなるだろう。だったら足を引っ張らないで、寝込んだ時に若手がお金を稼げる環境作りを考えるべきだ。今のままだと寝込んだ時に我が国はニッチもサッチもいかなくなり、一番辛い目に遭うと思う。

歴史を紐解くと、日本の強さは根っこに日本好きの精神が見事に通っているからだと思う。外国勢優勢となれば、必ずやリーダーシップを持った人の登場となる。いや、登場出来る環境になっていく。TPPに反対してる国際競争力のない人も、そこに乗っかっていけば絶対にやっていけることだろう。

TPP反対派の意見は全て論破できるか、さもなければ対応策が出せると思う。でもTPP賛成派って裕福か、頭良いか、日本がダメだったら海外に出られるかのどれか。アタマから湯気出して賛成しなくても問題なし。反対している人にケンカ売る気などないワケです。最後に困るのは反対してる人ですから。

TPPに乗ったら日本の農業がダメになる、という負け犬根性も悲しい。自動車産業は絶対そんなこと言わないです。このあたり、クルマに興味のない人なら言っても理解できまい。されどクルマ好きなら理解していただけることだろう。むしろTPPに賛成する人の中に坂本龍馬が居ないことこそ問題点かと。

繰り返すが人やモノやお金や制度が自由になって最も厳しいのは、能力のない人や産業だ。TPPの国の中で最も強いの、日本だと思う。EUで破綻しかけてるのは遊び人の国であるギリシャやスペイン。アメリカの言いなりになる、というのも負け犬根性全開。政治や金融以外はほとんど勝てると考える。

アタマから湯気を出してTPP反対と言ってる人を見ると気の毒に思う。もちろん「反対しないでね」と言ってもムダなので反論しない。今のダメになりつつある日本の状況を継続すればいいでしょう。個人的にはTPPでも韓国のようにFTAの対象国を増やす作戦でも良いと考える。

目標を設定出来た時の日本は強い。世界一だと思う。自信を持って欲しい。そもそも今の日本がアメリカの言いなりになっていない、考えているなら、これまた幸せなことかもしれませんね。ということを書いても歴史的に鎖国派は納得しないでしょう。私は「なるようにしかならない」と認識してます。

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2011年10月27日 (木)

開国か鎖国か(10月26日)

時代は繰り返す。TPPに反対している人の意見を見ると、幕末の開国反対派と姿がダブる。論旨全く同じ、と言ってもよかろう。日本人の気質には両方存在するんだと思う。幕末の反対派も「日本最高。外国てんでダメ!」でございました。されど今や「鎖国を続けていた方が良かった」と思う人は少ないかと。

第二次世界大戦の図式も極めて似ている。開戦前は鎖国に近い状況になった。先日ベストカーで「カタカナを使わない試乗記を書いてください」という依頼を受け、エンジンを発動機などと書きながら、そうえば第二次世界大戦時はカタカナを敵性語と称し、使用禁止にしたことを思い出した。野球のストライクは「いいたま!」と言ったそうな。

だったら野球を止めちゃえよ、とならないのが日本の面白いところ。軍服も洋装だったし。そもそも戦闘機や軍艦だって鬼畜米英の発明だ。開国反対派はもう少し日本の実力を評価したらいい。歴史を見ると、我が国は既得権益に乗っている限り栄えない。競争原理が組み込まれた途端、見事に開花します。

日本人は「可視化出来る競争」に強いのだ。TPP反対派を見ると、皆さん既得権益で美味しい思いをしている。その人達が普通の人を巻き込んでいるのだった。ちなみに改革派が強かったのは明治維新。守旧派に押し切られ大きな犠牲を出し、結局開国させらたのが第二次世界大戦です。今回はどちらか?

坂本龍馬が出なければ後者になってしまうかもしれません。いずれにしろ年金も保険も国債もニッチもサッチも行かなくなっていることを皆さん認識すべきだと思う。海外からの借金が無いので破綻しても国内問題で済む、というのも先の2回の大変革と同じ。早いか遅いかの問題で、どちらにしろ開国すると思う。

夜、新しい家族がやってきた。練馬区安請け合い組合員のムスメがブリーダーに棄てられた犬を貰ってきたのである。すでに2歳。今飼っている黒ネコもベルギーで死にかけていたのを拾って育て、ワザワザ飛行機に乗せて日本まで連れてきたんだから困ったモン。まだゲージの中で震えている。

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2011年10月26日 (水)

う~ん!(10月25日)

仙台の歓楽街である国分町は連日大賑わいだという。何でも利幅の大きい土木関係の仕事がいくらでもあり、驚くほど景気よいそうな。ホントかね、と調べてみたら、メディアにもそういった話が出てました。こちらも興味深い。加えて東北地方では高級宝飾品や輸入車まで売れているから驚く。

いわゆる復興景気というヤツです。すでに大量の予算を注ぎ込んでいるのだから、お金をタップリため込んでいる人も多かろう。そういえば義援金の情報、パッタリ途絶えちゃいました。こんなことならCT誌のチャリティオークションを落札して頂いた分の20万円余は、頑張ってるボランティア団体に寄付すべきだったか?

タイの洪水も同じ。タイの在日大使館に義援金を送ればいい、と考えている人もいるようだ。確かにナニもしないより何百万倍も良いことである。でも困っている人にすぐ届くかとなれば、日本と同じだと考えます。そんなこんなで、今回私は困っている人にダイレクトに届くようにします。

ちなみに10月18日までにメール頂いたカンパで参戦費用は出来たため、それ以降の分は全て義援金として持っていきます。何と何と! 40万バーツに届きました! アイシングループ5社の義援金は500万バーツだというから、十分な金額だと思う。ウドンサックさんから感謝感謝のメールを頂きました。

・1バーツ=2,5円

セレモニアルスタートではカンパして頂いた全員の名簿と共に手渡したいと思う。最後まで懸案事項として残っているタイヤ、何とか先が見えてきました。タイヤがタイに到着したら詳報を。上手く行けば準備万端です。ただタイの港が混乱しつつあるという。未だ予断出来ない状況であります。

このところニュースでTPPが盛んに取り上げられる。反対している人は基本的に高齢の方。加えて後継者も居ないことだろう。TPPが決まったとしたって施行まで10年あるんだから、皆さん心配しないでよいかと。10年間で世界に通用する農業を育てればいい。それこそ政治家の仕事じゃないか?

もちろんTPPに参加するかしないかは国民が決めるべき問題。参加せず、結果として日本の産業が海外に出て行っても、受け入れなければならない。その時に不満を言わない覚悟はしておきましょう。タイの洪水で解った通り、すでに日本の産業の海外移転は十分に危険水域だと考えます。
 

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2011年10月25日 (火)

タイの被災状況(10月24日)

いやいや申し訳ありません。昨日のワインを持ってきて頂いたのは「ともおさん」じゃなくて「さざなみ」さんでした。ともおさんから「今度なにか持って行きます」とコメントされちゃいました。面目ないです。さざなみさんからレクサスのオーナーズデスクの面白い話を教えて頂いたので機会あったら紹介します。

タイの被害規模が判明するにしたがい、改めて日本の空洞化を思い知った。「そんなモノまで作っていたの?」の連発である。東南アジア地域で作っているクルマの部品の多くはタイで作っているのだった。自動車業界だけじゃない。レンズもカメラ用だけでなくメガネもタイ製が多いのだという。

いずれも冠水している工場は、水が引けるまで早くて2週間。平均すると4週間くらい掛かる。それから被災した機材を運び出し、新しい機材を入れ調整。この作業に2ヶ月以上掛かるらしい。そうそうだ。機材を運び出す手間が必要な分、工場の新設より時間掛かります。体力のない企業は大変だ。

いやいやホンダのように体力のある企業でも東南アジア全体で減産となったら辛い。かといってタイ進出を見直すかとなれば、これまた難しいと思う。日本企業にとってタイのように居心地の良い国は稀少。おそらく再開作業をしながら水害対策をしていくのだろう。工場の回りに堤防を作ればいいだけですから。

それより問題は復興。現在日本からのツアーは80%前後がキャンセルになっているそうな。観光立国でもあるタイにとっちゃ厳しい。さすがに直近は問題大きいかもしれないが、11月中旬以降のツアーなら積極的に参加して欲しい。タイの映像を見ても解る通り、タイ人は明るいです。

日本人が来てくれれば喜んで貰える。また、今回は人的な被害が大きくない。ちなみに亡くなった方の多くが感電だという。そういった意味でも日本と違い「喪に服す」というイメージを持っている人は少数派とのこと。もしろ早い段階から復興を手助けしたらいいと思う。タイの援助、日本にとっても重要かと。

元F3レーサーの長屋宏和さんが企画/販売している車椅子用のジーンズが好評だという。NHKでも紹介されたとのこと。感性の鋭い人だからして既存の製品に納得できなかったんだろう。御家族や友人、知人に車椅子の方がいたら、誕生日やクリスマスのプレゼントにいかがだろうか。

長屋さんのアイデア満載商品のピロ・レーシング

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2011年10月24日 (月)

店のブログ作り(10月23日)

今日はアルバイトが居ないため朝からうなぎ屋さん。給料日前のためか、日曜日なのに厳しい。先日読者の方に「うなぎ屋のWebはないんですか?」と聞かれたので、ヒマに任せて作ってみた。お店の案内など作ったことないので、改良しちゃ変更し、の繰り返し。とりあえずこんな感じ。

うなぎ屋のブログ

他になんか必要な情報ってありますか? 板前さんが「忘年会を受けましょう」というので、しっかり営業しなくちゃいけません。駅から近いし、近所に二次会の場所もたくさんあるので使い勝手は良いと思う。5000円のコースで相当お腹一杯になります。ぜひともご利用下さいまし。

今晩の修行課題はリーフ乗りの『ともおさん』が持ってきてくれた『周五郎のヴァン』。名前の通り大作家の山本周五郎さんが好んだというワインであります。存在は知っていたのだけれど飲んだことありませんでした。デザートワインで、食事の後にチビチビ飲むと美味しいとされている。

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早速試すと、いわゆる「マデイラ酒」です。赤ワインにブランデーを加えたもので、アルコール度数高い。『ポルト』にも似ている。日本は鎖国中もポルトガルと出島と交易していたため、江戸時代から貴重品として入ってきてました。明治36年生まれの山本周五郎先生にとってのワインなんだと思う。

ちなみに『赤玉ポートワイン』の『ポート』です。ポルト、機内食の〆に出ますね。甘くてナイトキャップとしちゃピッタシ。女性にもピッタリ。もし機会あったら試してみてください。ハウスバーに1本くらい置いておきたいタイプのお酒だと思う。中野でも〆用に置いてみようかしら。

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2011年10月23日 (日)

良い人は良い(10月22日)

先日大阪からうなぎを食べに来て頂いた方から電話あって「タイヤの送り方は決まりましたか?」。まだで困っています、と言うと「付き合いのある業者に大雑把な条件を聞いてみました」。金額も運送期間も良い感じ。月曜日に改めて詳細を聞いて貰えるという。もし11月内に到着するならバッチリだ。

ヨコハマが使えるなら鬼に金棒。これで現時点で間に合うアイテムは全て何とかなる。ステッカーマイスターの植草君(足代含め手弁当です)も来てくれるので、動画もバッチリ撮れます。アラケンに頼むと私のお小遣い程度の予算でDVDを作れる。昨年と同じくカンパしていただいた方への活動報告として送ろうと思う。

というか昨年は生まれて初めて作ったDVD(植草君、生まれて初めて動画を撮ったという。その割にはイケてましたね)だったりして。「こういう絵があったらいいな」みたいな「次はもっと面白くするぞ」的なテーマを多数残した。今回は植草君にも頑張ってもらい、見応えのある内容にしたいと思っている。

このところ毎日のように読者の方が食べにきてくれます。今日の方は釧路からだという。役所にお勤めとか。本日のTOPで書いた通り、どこにもどんな立ち場であって、様々なタイプの人がいる。いつも役人に対し厳しいことを書く私ながら、優れた人材や良い人もたくさんいます。そんな人と話をしてると興味深い。

震災のバックアップ一つ見ても「どうしようもないな!」的な役所の対応もあれば「素晴らしい働きをしている!」と感じるケースだって少なくない。ただ本来なら当たり外れがあっちゃイケナイ組織なのに、当たり外れやコネが効くというあたりに問題の深さを感じます。ハコモノ行政の根底はこのあたりにある。

また、素晴らしい人材も出世するにしたがって飲み込まれてしまう。いや、変わってしまう人もいる。こらもう組織の問題かと。ニンゲン誰でも環境に馴染む。むしろ出世しない人に「人物」がいるあたりに組織としての課題を感じる次第。役人の上層部が良くなれば、きっと日本もイッキに良くなると思う。

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2011年10月22日 (土)

年金は期待してない(10月21日)

ここにきて団塊の世代の先輩方の年金が絶望的になってきた。まぁそんなこと、5年以上前から解ってますけど。私も2008年にまとめた日本の終わり方で「年金は破綻している」と紹介した。その時と状況は全く変わっていない。むしろ、すぐにヘタらない日本の体力に驚かされ続けてます。

年金を支給しようとすれば、年金の投資先になっている国債などを売らなければならず、イッキに財政事情は怪しくなる。国の借金が1000兆を超えてもやっていけるの、貯金や年金といった「眠っているお金」で国債を買い支えているからだ。団塊の世代の先輩方の国民年金支給は無いと思います。

先日、久里浜のお医者さんでCTを撮ってもらったところ、背骨に変形があるとのこと。若い頃から大きな衝撃を何回も受けてますから。ただ今のところ手術するまでもない段階。足がシビれて歩けなくなってきたら、背開きにされて外科手術です。とりあえずジム。全体的に筋力が落ちてます。

午後から中野で原稿書き。お昼は満席だったものの、午後になってサッパリ。串売りも出ない。給料日前だからか? 夕方から泣きっ面に蜂の雨。夜は非常に厳しい修行となってしまう。この調子だと10月はカンペキに赤字でございます。いつになったらボランティアじゃなくなるか?

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知人が来たので、先日私が留守の時においで頂いた佐賀県の八谷さんから貰った『幸蔵』という芋焼酎を。イチオシは『伊佐大泉』という銘柄ながら、欠品中で酒屋推奨銘柄にしたとのこと。飲んでみたら芋焼酎のコクがあって美味しい。伊佐大泉ってもっと美味しいのだろうか。気になる。

最近お店に来ていただける読者の方から「土曜日の夜とか集まれるといいですね」とよく提案される。なるほど夏場と違ってお店も余裕あります。土曜日は永田マスターを常駐させ2階使って宴会か? お酒は地元の銘柄を飲んだ分だけおいてってもらえば、味見大会になります。

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2011年10月21日 (金)

ランエボX(10月20日)

ザッカー誌でリーフの取材だったのだけれど、昨日になって突如「ランエボの広報車が今日いっぱいなので借りました。試乗してください」。ランエボは生産中止になるのかと聞いたら「そうじゃないみたいです。でも広報車は無くなります」。どういうこっちゃ? なんだか妙に寂しいぞ。

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ザッカー編集部のトモゾウとエボX

城ヶ島まで行ったので、お昼は「まるいち食堂」。漁もあったらしくサカナ豊富。イナダが出回っており安い。見たら手のひらサイズのベラを売っていたのに驚く。どうやって食べるか聞くと「天ぷらにすると美味しい」。そうなのね。いっつもリリースしていた。次回から持って帰って食べることにしよう。

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まるいち食堂のメニュー

久々にエボXに乗ったら、やっぱし楽しかった。この手の日本車、もう当面出てこないのだろうか? 次期型インプレッサのSTIバージョンの場合、どちらかといえばサーキットが似合うクルマになっちゃいそうだし。ランエボファンもインプファンもラリーファンもメーカーにフラれちゃいましたね。

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デガ無し

取材終了後、中野に行くと以前うなぎを食べに来ていただいた熊本の村上さんから荒尾梨が届いていた。知る人ぞ知る貴重な梨でございます。開けてみたら! ウワサ通り激しくデガい! リーフのミニカーは43分の1。普通の梨の倍近い。とは言えこの写真だと解りにくいですな。

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こんな感じ

早速冷やして食べて見たら美味しい! ラ・フランスやらバートレットといった西洋梨を知ってるガイコクジンに食べさせてみたい。きっと「マイッタ!」と思うことだろう。ナンデモ反対と言えばカッコ良いかの如くTPP反対と言ってる前に、もう少し日本の農作物の素晴らしさを考えた方がいい。

・永田がベストカー別冊締め切りでテンパって居るため、タイラリーのカンパ&義援金の返信が遅れ気味になっています。確実に返事を出させていただきますので、しばしお待ち下さい。おかげさまで十分な額の義援金を持っていくことが出来そうです。ありがとうございます。

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2011年10月20日 (木)

残るはタイヤ(10月19日)

どうせ出るなら良い結果を残したい。されどラリーのスタートまで50日。こんな短い時間で万全の準備など出来ないです。でも出るからには‥‥。幸いラリー車は旧式ながらエボ8のエンジンだという。パワーあります。ショックアブソーバーもプロフレックスで、今まで使ってきたショックより圧倒的に格上だ。

加えて24kmのターマック(舗装)のSSが3本。私のデビューラリーだったアルペンラリーじゃSS2でグループNの3位を獲った。SS3でコースオフしましたけど。そもそもグラベル(ダート)より舗装の方が得意ですから。小沢さんと電話で相談しながら「出るからにはベストを尽くしたいですね」「当然でしょう!」。

問題はタイヤである。タイで調達出来るのはシルバーストーン。やっぱし昨年使ったヨコハマがいい。小澤さんも「何とかヨコハマで」。時間さえあれば送れる(お金あれば飛行機で送れるけど、それならその分を義援金にしたい)。30日間でタイまでタイヤ10本を安く送れる方法を知ってる方はいませんか?

ターマック用のタイヤ10本はタイで調達可能。タイヤの問題さえ解決できたら、後は着実にやるのみ。ちなみに12月に入れば復興作業のため日本とタイを往復する人が増えるだだろう、と考え、早々と飛行機を予約しました。きっと12月~春先まで日本~タイ便は全便満席だと思う。

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2011年10月19日 (水)

赤い三菱(10月18日)

ラリーに出るとなれば、ユルみきった身体を立て直さなくちゃならん! トレーニングしていても、けっこうハード。なんせSS中は遮熱材も無いラリーカーの窓を締め切って走らなくちゃならない。酷熱のタイだから60度近いです。しかも毛布のような耐火スーツ着てヘルメット被り、手袋までしてる。

SSの時間は2日間で120分少々。2日間でサウナスーツ着て8分間のフルダッシュを15回やると思えばいい。タルんだ生活をしてるヲヤジに耐えられるワケ無し。SSを5~6走ればグローブを脱着でユビがツる。曲がったまんま、動かなくなります。足もツってブレーキ踏むチカラが抜けちゃう。

セーブして走ったら勝つチャンス無し。そもそも危ないし。したがって本日から週3ペースでジムのトレーニングでございます。初日はさすがに辛い。ジムに行かない日は自転車で中野通いか、ジョギング。幸いラリーまで50日。絶対的な筋力こそ不足気味だろうけど、何とか間に合うと思う。

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エンジンとショックアブソーバーはOHしたばかりとのこと

ラリーカーは上の写真のランエボ6。車両レンタルは交換/消耗パーツ分の25万バーツ(63万円)を負担すればOKだという。2日間/SS距離240kmのラリーに出場すれば、それ以上の部品交換が必要になる。ちなみに1シーズン走った私のラリーカーをメンテしようとしたら、150万円コース。

石井兄からのメールにある「日本人ドライバーの操るブルーのスバル」じゃなく「赤い三菱」ながら、今回もタイの人に送るメッセージを車体に貼りたいと思っている。心配は一つ。私の場合、毎回ラリー時に「出走出来なくなるか?」級の深刻なトラブルが起きます。それがイチバン不安。

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2011年10月18日 (火)

タイへの義援金(10月17日)

タイラリーの件、予想していたよりタイの人達を元気づけられそうになってきた。昨年もシミジミ感じたことながら、私のWebを読んで頂いている人達の人情の深さは昨今の日本と思えないほど。「いつも無料で情報を提供してもらっているから」と、多くの人が少なくない額のカンパを申し出てくれている。

前回に続き今回もカンパしてくれる人も多い。もちろん「タイの人達を励ましたい」という気持ちも大きく乗ってます。結果、10月17日の昼時点でラリーに出場出来る予算がほぼ作れそうになってきました。これから振り込みます、といういう人もいるので、明らかに余力が出来ます。

そこで出走するための予算を超えた分全てを義援金にすることとしました。ウドンサックさんに連絡し、少なくない金額を寄付したいというと、凄く嬉しいという。何より普通の日本人がタイのことを考えてくれている、というのが嬉しいのだとか。「じゃクニサワ。セレモニアルスタートの時に贈呈式をやろう」。

石井兄にも相談すると「凄く良いことですよ」。石井兄がウドンサックさんに電話したら、義捐金をキチンと使ってくれるであろうTV局や新聞などに、みんなの前で手渡す段取りを考えているという。その他、少額でいいから困っている人達の施設の人も呼んで贈呈式をすることも考えているそうな。

金額は1件に付き日本円で10万円単位あれば十分とのこと。総額で100万円くらいになると相当なインパクトを持つらしい。石井兄曰く「もちろん絶対的な金額でなく日本人が心配してくれている、という気持ちの方が嬉しいと言ってました」。やみくもに多く、とは考えないでいい模様。ちょうど良い金額になりそうです。

ちなみにラリーがスタートする12月9日は乾期。11月に入ると雨も降らなくなり水を引け、ちょうど復興が始まる頃だという。その時点での援助はタイミング的にも嬉しいと言ってました。ラリーのSSも基本的に標高のある地域なので洪水の心配はない。いずれにしろ自分に出来ることを精一杯やるのみ。

追記 皆さんから頂いたカンパの中から十分な金額を義援金に回せそうです。タイの人に喜んでもらえるよう、有効に活用させていただきます。

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2011年10月17日 (月)

まだ五島(10月16日)

本来なら昨晩の予定だったイベントが今晩に順延に。勝股兄は月曜日の朝から会議が入っているとのことで「国沢頼む!」と朝ご飯食べた後、11時10分の飛行機で帰ってしまった。私の月曜日は原稿仕事のみ。東京でも福江でも出来る。ということで朝から窓の外に海を見ながら入魂の原稿書き。

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福江港

原稿を書いちゃ隣のホテルに行って有線LANを貸してもらって送るという繰り返し。ネットでの調べ物が出来ないけれど、いろんなコトや数字をアタマの中に記憶してるのでキャッシュを見るようなモンです。13時から福江港に隣接する公園でワークショップ(夜のイベントの準備)を開くというので取材。

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ウミウシですね

i-MiEVの電源供給装置を使い、走行用電池から100Vを取り出しブロアで空気送ってウミウシを展開。中に照明を入れて光らせようというもの。『ねぶた』プロジェクトと呼ばれる。京都造形芸術大学が担当して現代版の”ねぶた”は、なかなか面白い。たくさん集まってソロソロ走らせたら盛り上がるかと。

夕方はホテルで原稿書きし、18時からの本番の取材に行く。五島の商店街を歩行者天国にして行われたイベントはベストカーの11月10日売り号を見てください。写真撮影は私です。写真も撮れるしレポートも書ける。便利なレポーターでしょ。イベント終了後も仕事。F1も見られず。

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2011年10月16日 (日)

五島に滞在中(10月15日)

木曜日のJAL最終便に乗って長崎へ。週末に電気自動車が日本一普及している五島でi-MiEVを使った「ねぶた」があるという。イベントは土曜日の夜ながら、金曜日から取材しようという作戦。しかし! 五島に向かう途中「大雨のため日曜日に順延となりました」。確かにスンゴイ雨だ。五島は1時間で120mm降った。

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次号の企画を練っている? 勝股兄

それじゃ上五島で1日ノンビリしよういとうことになり(イベントのある五島は下五島の福江)、昨年も滞在した『榊の宿』に行く。いずれにしろ昼過ぎまで土砂降り。どうしようもありません。ただ私は原稿を抱えているため、むしろ好都合。昼からバリバリ原稿書き。けっこうな量を仕上げなければならぬ。

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こんなサカナ、釣れるのね!

結局金曜日は終日大荒れ。おかげで仕事が進みました。土曜日も朝から曇り空。昼過ぎのフェリーで福江に渡るまでの間、海を見ながら原稿書き。勝股兄は宿の前の桟橋で釣り。気がつくと「お~い」と言ってる。仕事してる場所から歩いて20秒の距離だからして見に行くと、ありゃま! ミノカサゴが釣れてる!

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天気は好転。フェリーで福江へ

1日遅れのスケジュールとなり土曜日の昼過ぎに福江着。港の前にある『カンパーナホテル』という割と立派なホテルにチェックインしたものの、何と! 何と! インターネット環境無し。有線も無線もLAN無し。私が使っている『イーモバイル』もサービス圏外。日本はこういったインフラが徹底的に遅れてます。

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2011年10月15日 (土)

人に恵まれる(10月14日)

展開の速さに驚いている! 一昨日の午前中にウドンサックさんからメール貰った。午後、石井さんからFAXが。相当悩んだ末、日記に状況を紹介させていただいた。そしたら瞬時に読者の皆さんから背中を強く、気持ち良いくらい背中を強く押された。という旨を昨日の日記に書きつつ、様々な手配を始めた。

まずコ・ドラ。当然の如くサンディエゴ在住の木原さんに連絡すると「家族で行きます」。たちまち最良のコ・ドラに決まった。車両はランエボ6にするつもり。同じレベルのラリーカーなら現行インプレッサの方が速いものの、ある程度お金を掛けないと難しいらしい。しかも壊した時もランエボの方が安そうだし。

小沢さんに連絡してみたら「残念ながら12月の第2週は空いてます」。今回も小沢さんは苦労担当となってしまうこと確実。ただランエボにも詳しい。木原さんと小沢さんが来てくれるのなら、もはや怖いものナシ! 加えて車両は主催者の紹介なので、車検などの心配をする必要もない。

残るはタイヤとスペアパーツのみ。タイヤは予備ホイールもないのだという。石井さんの情報だとスペアパーツも揃って無いそうな。この二つ、なんとか確保しなくちゃならない。ただ「人」と違い、最終的にはコストと引き換えに解決出来ること。最悪、タイでの調達も可能。月曜日からいろいろ当たってみようと思います。

そして本日は読者の方からのメールに励まされている。

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2011年10月14日 (金)

背中を押されました(10月13日)

どうしようもヘチマもナスも無かった。昨日の日記をアップした直後から嬉しいメールやコメントが。昨年バックアップして頂いた方まで「行くしかないでしょう!」。夕方、ウドンサックさんからも連絡あって「クニサワ~。現行インプレッサとランエボ6を貸してくれる人がいるよ。どちらも優勝を狙えるようなラリーカーじゃないけれど、消耗部品の価格だけでOKだって」。

ただしタイヤは別とのこと。そらそうだ。グループN用のタイヤ、タイでも高いですから。かといって今からヨコハマにお願いしてもダメだろうし。ラリータイヤって生産本数が極めて少ない。昨年使った中古タイヤを送ろうかとも思ったけど、20本単位だとトンデモナイ金額になってしまう。でもその気になれば道は開ける。最悪、マレーシアやインドネシアで探せばいい。

ということで突然ですが、キングスカップに出場することにしました。2ヶ月前にしてコ・ドラも決まってない状態ながら、マイペンライ。何とかなる。すでにメールアドレス付きでコメントを頂いた方は永田からご案内メールを送らせていただきます。詳細が知りたいという方も以下のアドレスに連絡下さい。こちらも永田から連絡をさせていただきます。

私/永田へのメールはこちらです

また、頂いたカンパの中から義援金を捻出するつもりです。御存知の通り3月11日の震災の報道を見て、多くのタイ人が義援金を出してくれた。石井兄によれば「お金に困っている地域に住んでいる人達までが日本へ送るという募金箱にお金を入れてくれました」。今回のラリーの開催地は洪水の被害を受けているチャチュンサオやロッブリ。

石井兄に義援金の話をしてみたら「じゃセレモアルスタートの時に贈呈式をやりましょう。そしたら地元の人達も凄く喜びます」。まぁどんな状況になるのか全く予想も出来ないけれど、少しはタイの人達に恩返しが出来ればいいと考えます。日本の企業はタイでいろんなモノを作らせてもらっている。気持ちが伝われば嬉しい。

そうそう。昨日のこと。半年くらい前から右の背中に鈍痛あって、少しづつ悪くなっている。私は家系を考えてもガン体質。私の場合、すでに一回やられているし‥‥。こらダメかな、と前回お世話になったお医者さんが浦賀で開業しているので相談に行ってみた。すると「ヘリカルCTを入れたのですぐ診ましょう」という。

するとCTだとわからない食道から胃と腸を除く(ここは1年前に同じ先生に内視鏡検査してもらった。潜血反応は数ヶ月前に確認済み)内蔵は無罪放免。数日後に解る腫瘍マーカーに異常なければとりあえず問題無いということでした。「もう少しの間、世の中を元気にさせるよう頑張りなさい」というカミサマの示唆なのかもしれません。

追記 金曜日の朝から土曜日の夕方までネット環境のない場所にいます。コメントの表示も土曜日の夜まで出来ませんのでご了承くださいまし。

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2011年10月13日 (木)

タイからのメール(10月12日)

タイのラリーのオーガナイザーであるウドンサックさんからメールが届いた。要約すると以下の通り。

「クニサワ~。今年は出てくれないのか? タイは洪水で大変なことになってる。昨シーズンは景気が悪くてラリーの開催を止めようと思っていたら、クニサワが出てくれると言ってくれたし、イタリアからマリーニも来てくれたので凄く盛り上がった。インプレッサに貼ってあった王様へのメッセージもタイ人にはとっても嬉しかった。今年、こんな状況になったら、みんながクニサワは来ないのか? と聞いてくる。12月のキングスカップに出てくれないか?」

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徐々に水位が上がってきているという

お見舞いを申し上げた後「でもクルマは今から送っても間に合わないし整備も出来ていない。何よりお金もない」と返事をしたら「クニサワが乗るなら商売抜きの実費でラリーカーを貸してくれるという人が居るよ。考えてくれないか?」。う~ん! なんせ全日本安請け合い組合の親方になれる性格だ。ズシンと来た。

さらに夕方になって昨年たくさんお世話になった石井兄からFAXが届く。こちらは全日本安請け合い組合の親方じゃなくても響く。下はタイの洪水の厳しい状況を綴った後の部分です。

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ラリーというのはクローズドされたサーキットで行われるレースとは根本的に違うモータースポーツです。その地域の生活道路を使用し、そこに生活している人々の中にオーガナイザーも参会者も一時的であっても溶け込み、その人々の協力がなければ成り立つものではありません。

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私たちドライバーはその熱い声援にどれほど元気づけられることか‥‥。ロッブリの人々もチャチュンサオの人々も、そしてパタヤの人々も、日本人ドライバーの操るあのブルーのスバルを忘れては居ないです。今その人々が未曾有の苦しみと困難に居るのです。その人達に何かメッセージを差し上げてください。

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石井兄も「出場できないか?」と言ってる。

タイ人は日本人と似ていて、外国人の評価に一喜一憂する。特に日本人を好きでいてくれるので、日本人が地元に来てくれるだけで喜んでくれる。景気よければ二つ返事で「出ます!」と言いたいところ。一方、我が家の財政状況は厳しい。でも全日本安請け合い組合のスイッチが入りそうになってます。

どうしよう。

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2011年10月12日 (水)

ソコヲナントカ(10月11日)

昨日書いた自転車の防犯登録の件、頂いたコメントを見て驚いた。期限切れがあったのね。古い自転車だとインチキ防犯登録になっちゃうという。

昨日の記事のコメント

「ソコヲナントカ」と言う日本語がある。世界標準だと「出来ない」という返答は文字通り「出来ない」ことを意味する。しかし日本語の「デキナイ」って「ソコヲナントカ」でひっくり返せるのだった。そんなことから「日本人のデキナイはデキルを意味する。中国人のデキルはデキナイを意味する」という東洋人とビジネスをした経験を持つ外国人のジョークがあるほど。

最近の円高を見ていて日本の凄さを感じる。本来ならとっくにやっていけないハズだ。もはや常識外れの為替レートです。実際問題として相当辛い。海外の企業ならとっくに終わっていることだろう。終われば円の評価が下がるため、円安になっていく。されど日本の企業は耐えているから凄いと思う。いつまで「ソコヲナントカ」精神のまま貫けるだろうか。

昨日のTOPで『格落ち』について書いた。すると「そんなモノは不要」というコメントがいくつかあった。30歳前後の方だと思う。「ケースbyケース」という教育を受けていないのだろう。「平等じゃなきゃいけない」という原理主義です。事故なんて100件あったら100 件とも状況は違う。真摯に反省している加害者なら許してもいい。その逆なら腹立つ。

そもそも事故による損害弁済のコンセプトは「事故前の状態に戻す」。事故後に下取り査定が下がってしまったら、その分も支払ってもらうのは当然だ。それとも「コチラの過失無し。加害者からのお詫び無し。で、下取り出したら30万円の減額」。これを受け入れられる人が、受け入れられない人に意見するのは原理主義的で気分悪い。
 
原理主義教育を受けてしまうと「事故は事故。全て同じ」になってしまうのだろう。反省のない加害者やアジャスターなら格落ちの請求は当然の権利である。イヤなら自分は請求しなければいい。「知らなかった」という人がいたならメディアの責任です。私はムカシから書いてきてる。さらに詳しく知りたいならネットで「格落ち」を検索して欲しい。

中野のうなぎ屋の屋号は『美登里』という。ネットで検索すると武蔵小金井に同じ屋号のうなぎ屋さんがあります。ウチのジイサンの兄弟子のお店で、大正10年の開業(ウチは昭和元年。2年だという説もある)。いわゆる「暖簾分け」をしてもらったんだと思う。叔母の代は全く交流なかったのだけれど、最近お付き合いさせて頂いている。

私と同じ3代目で、ジイサンと兄弟子の関係と同じく私より少しお兄さんでございます。釣りがお好きだと言うことで「じゃ今度行きましょう」。最初の予定日は台風で流れ、お店が休みの今日になった次第。海は素晴らしく穏やかだったものの、船頭のツキが落ちており貧果。台風以後、東京湾と相性悪い? 次回挽回させて頂きます。

夜、ニュースで洪水被害に遭ったホンダのタイ工場の映像を見た。相当深刻な状況です。負けずに頑張って欲しい。タイからは震災の時に義援金を頂いた。なにか応援できることはないだろうか?

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2011年10月11日 (火)

防犯登録(10月10日)

下井草駅の踏切が鳴り始めたタイミングで通過したら、警官に停められた。ちなみに私は自転車です。自転車であっても軽車両なので厳密に守るように言われる。自転車の取り締まりを強化しているそうな。めんどくさいので聞く。続いて「防犯登録は?」というので「効果無いのでしていない」と答える。

考えて欲しい。プロの泥棒は高級自転車を盗むとクルマなどで運ぶ。そして当然のことのように防犯登録ステッカーなど剥がす。そして盗んだ自転車を買った輩は新たに防犯登録することだろう。自転車のフレーム番号の刻印なんかどうにでもなる(場所がマチマチ)。中途半端なので全く意味無し。

防犯登録で捕まるのは、酔っぱらったイキオイで自転車を盗んだ輩や、シロウトの悪ガキくらいのもの。捕まることだってあるだろうけれど、家と店の往復という私の自転車の使い方を考えると500円を怪しい天下り団体に寄付することの意義を感じず。ちなみに以前防犯登録していた自転車を盗まれ届けた時の対応なんか冷たかった。

してないと言うと「どこでいつ買ったのか?」。う~ん。我が国はいつから自分の所有物を自分のモノだと証明しなきゃイケナイ義務が生じたのか。そもそも私の自転車はもらい物だし。安い自転車にゃ見えないせいか、「貰った」というと、ますます怪しがる。名前を聞かれたので答えたら「荷物の中身を見せて欲しい」。

黙っているとツケ上がるのね。任意か強制かと聞いたら「任意です」というので見せてやる。14時までに中野に行きたいのだ。でも「強制だ」と言われたら、14時なんかどうでもいい。そこまで従順じゃありません。驚いたことに勝手にDパックの中に手を突っ込んでガサゴソ。

夜なら手に覚醒剤の袋でも持っておき、そのまま突っ込んで「なんだこれは!」だって可能。普通、中身は持ち主に出させるべきでしょう。かわいそうに。そういった教育は受けていないのだろう。財布の中まで開き「お金がたくさん入ってますね」。余計なお世話だ。カード1枚1枚の名義も見ている。

これが日本の警察の実態だ。皆さん従順なので、どんなプライバシーの侵害でも許す。警察も当然の権利だと思っているようだ。いつまでも従順な国民だと思っていればいい。いつか怒りを買う。そんな場合も私はレベルの低い警官とやりあうつもりなど無し。というか関わり合いになりたくない。むしろ素直に聞いてあげますよ。

やがて混乱の時代を迎える。有能な人は警察と張り合わないようにしたい。権力を笠に着た低レベルの人間ほどタチが悪いものはありません。いや、警察でなくともレベルの低い連中からインネンを付けられたらベタ下りが賢い。そういった意味じゃ今日は良い修行になった。この調子でいきましょう。

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2011年10月10日 (月)

情報発信の難しさ(10月9日)

14時から昨年のラリーや震災の物資輸送でカンパ頂いた赤羽の大恩寺さんでECOカーについて講演。事前にWebで告知をしようとも思ったけれど、本来の大恩寺さんのお客さんと違う人達になってしまうかもしれないので遠慮しました。結果、クルマだけに留まらない内容の話(普段書けないコトを含む)となった次第。

情報って微妙。知り合いだけに流せる情報と、ある程度信用できる少人数に流せる情報、そして足をすくってやろうという輩も混じっている場面で流せる情報全て違う。質問も同じ。誰なのか解っている人からの質問なら本音ベースで答えられる。されど突然質問された場合、どうしても建て前ベースになってしまう。

出来れば全て本音ベースで返事したいところなれど、今の日本だとなかなか難しい。一方、近々紹介するつもりだが、ここにきて事故の対応など(保険会社やディーラーを含む)、知識のないユーザーにとっちゃ不利な方向になりつつある。特に損保関係はメディアの大スポンサーなので、悪口を書けないらしい。

考えてみれば原発問題も電力会社の資金によってメディアはずいぶん振り回された。直近だと損保も大スポンサーである。何か問題あっても報じられないケースが多数あるようだ。アメリカだと「納得できなければ弁護士を頼んで裁判」という流れになるけれど、日本だと簡単じゃありません。

本来ならメディアって社会コンセンサスや情報により人を守るためにある。現状はその責務を全うできていない‥‥ばかりか、間違った情報も少なくないです。改めていろんな機会で今のところ「会員」という呼び方をさせていただいている有志を増やしていきたいと思った次第。

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2011年10月 9日 (日)

乗り物の楽しさ(10月8日)

9月に入ってうなぎ屋のお客さんが極端に減ってしまった。バイトを8月と同じくらい頼んでいたこともあって赤字。毎年そうなんですけど‥‥。そろそろ本格的に対応策を練らんとアカンです。ただ商才の無さを自他共に認めるワタシだけに、上手いアイデアが見つからない。どうしましょ。

うなぎは自信あるし、場所だって中野駅から1分以内だから悪くない。昭和の建物で雰囲気だってある。無いのは商才だけ。本業も儲からないのだから当たり前か。アドバイザーを頼む予算も無し。相当時間は使ってるんですけど。まずWebサイト作るところから始めようと思う。

そうそう。先日マリーナに行ったら、子供の日クルージングの時に私のフネ(GIGIという)に乗ったコドモが書いた絵が最優秀賞に選ばれてました。左は大きなコンテナ船。色の感覚が面白い。私のフネ、レインボーカラーじゃありません。船首に座らせたのが印象に残ったんだろう。そこだけ正しい。

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乗り物で楽しんで貰いたい、というのが私の願いです。といった観点からすれば、現在最も敷居が低くて楽しめるのはフネかと。いろんな人を乗せるけれど、誰でもフネに乗る瞬間、様々な印象を持つように見える。ある人は漠然とした不安。ある人はワクワク感。「慣れてますよ!」という顔をする人もいる。

特にワタシのフネは小さいため、一人乗っただけで揺れます。日常と違う、という点で大きなフネより勝るだろう。フネと対極の位置にあるのがラリー車。こいつの助手席の楽しさと来たら、おそらくどんな乗り物よりスリルある。お金持ちを探してコ・ドラの楽しさをアピールし、ラリーに出る作戦もいいか?

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2011年10月 8日 (土)

ダイマツかダイモツか(10月7日)

ムカシからウラオモテのある人や企業が好きになれない。そういったシーンを見た瞬間、嫌いになる。お客さんだと思われて丁寧な扱いを受けた後、そうじゃないと解った途端、手のひらを返して横柄になるようなシチュエーションでございます。私が嫌っている人や企業はそんなイメージだと思っていただいてよろしいかと。

本日取材したバイクのインポーターは、イヤな感じの典型例。いや、インポーターじゃなくて単にそのディーラーの問題なのかもしれませんが‥‥。ただこの手の好き嫌いって個人の印象。むしろお客さんなら180度変わってモミ手の超低姿勢だろうから好ましいかと。したがって特定出来るようなことは書きません。

ミラ・イースのTVCFでブルース・ウィリスが「ダイマツ ミラ ウース!」と言う。このダイマツ、ダイモツと聞こえる人もいるらしい。ムカシから外国人の発音や単語をカタカナに置き換えるには多少の無理がある。ここで出てくるのが性格。そもそもダイマツでもダイモツでもダイムツでも何ら自分の生活に関係なし。

されど辛抱出来ない人もいる。「絶対にダイモツだ!」と主張するワケ。度量の少ない人は理系であっても文系であっても紛糾する。理系に取っちゃ答えは一つしかないため、ドチラかじゃないとイヤなんだろう。文系ならいくつもの解釈を考え、論陣を張る。そもそも小説や詩などの解釈だって本人しか解らない。

これが文化(趣味)の世界なら一晩中語れるネタになって楽しいです。でも文明(道具)となると争いになってしまう。文頭に戻る。趣味のクルマやバイク、フネ、釣りの世界であれば、売買であっても100%お金の関係だと寂しい。そういうビジネスをしたいなら、道具の世界を選んで欲しいと思う。

ユーチューブです

ダイモツもダイマツも本来楽しいこと。さて皆さんの耳はドチラに聞こえますか? 1度聞くと「ダイマツ」。何度も聞けばダイムツにも近い。ちなみにアップした途端、永田から「ダイマツ ミラ ウースになってます!」とメールが来た。掲示板にも間違っているという書き込み。情報量の少なさから来るカン違いも困ったもんだ。

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般若湯修行ですな

今宵の修行課題は大分市の小野さんという方がお土産に持ってきてくれた大分の麦焼酎。私が居ないときに中野に来て頂いた。ご丁寧にもカボスとそいつを使った飲み方のコピーまで一緒に入ってます。ドンブリに氷を入れ、そこにカボスを輪切りにして入れ、焼酎を注ぐ、というもの。

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小野さん、こんな感じでよろしいですか?

飲んでみたらカボスの香りと焼酎の味がいい感じでミックスされていて美味しい。飲み過ぎに注意ですな。最近、読者の方からいろんなモノを頂く。しかも自信を持って「試してみろ」という物件だけに全て美味しいです。梨も栗も絶品でしたね。これで喰っていけるんじゃないか? と思ったりして。

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2011年10月 7日 (金)

BMW116i(10月6日)

BMWに縁ない。といっても買う寸前まで行ったクルマはたくさんあります。最初が1972年のビカモン3,0CS。コンディション良い売り物に出会い、買う寸前で他のお客さんに手付けを打たれてしまった。その他、BMW525iを新車で買おうとしてたのに、気分害してベンツ230Eにしたり。

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BMWで初めて「頑張った価格ですね!」と思った

一度離れるとダメなんだと思う。以後、いろんな意味でBMWと遠い。といってもBMWが嫌いなワケじゃないので、BMWジャパンと合わないらしい。ということでタマにハンドル握ったら「やっぱしタイしたもんだ!」と思う車種に出会う。ハイブリッドとか乗ると「なんですかコレ!」ですけど‥‥。

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Bピラーの前と後ろで別のクルマみたい

ということで新型116iである。デザインは全く受け付けないが、驚くほど洗練されてます。袖ヶ浦サーキットを走ってみたら「やっぱしコレですよコレ!」。FR車の魅力的なブブンだけ寄り集めた感じ。こんな素直なFR車、ありまへんがな。次期型1シリーズはFFになると言われているが、もったいない。

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ボンネット受けが左右に2個! 手抜き無し!

続いて一般道を試す。乗り心地といい、8速ATといい、1,6リッター直噴ターボといい、文句なし! というか、スンゴク良い! 徹底的にキモチ良い。これで308万円だという。レクサスCT200hと比べたら迷う余地無いでしょう。ドッチもカッコ悪さは好勝負だし。116i、カッコ良かったら相当欲しくなる。

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巨大船はいつ見ても迫力ある

帰り道、マリーナの横を通ったので貝が付かないよう少し動かす。ついでに湾奥に入って来てるというイナダの群れを探す。先日、川崎で釣れたと聞いてます。名所である『川崎新堤』へ行くも鳥山無し。羽田沖も鳥の姿見えず。まぁ出くわしたら出くわしたで毎日行きたくなるから困りますが。

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2011年10月 6日 (木)

プジョー508(10月5日)

1年に何度か新車に試乗して驚くことがある。なかでも「あまり期待していないのに良いクルマ」だった時の驚きは大きい。もちろん単純に嬉しいです。この仕事をしてると、魅力的なクルマに出会った瞬間が一番ワクワクする。いや、仕事じゃなくてもクルマ好きなら皆さんそうですね。

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プジョーの割には地味目なデザイン

試乗会に行かなかったので今日初めてハンドル握ったのだけれど、いやいや素晴らしい! ボディ剛性高く、乗り心地の質感極めて良し! エンジンはカムリ/アコード級ボディ+1,6リッターターボと思えないほどトルクフル。何よりアイシン製6速ATがスカイアクティブドライブと同じくらい良くできている。

プジョー508のスペック

変速の速さはツインクラッチ並。操作と同時に変速する。しかもロックアップ領域が極めて広く、ダイレクト感ある。変速機のプロであるアイシンだってスカイアクティブドライブのようなATを開発していたのだった。ナビまでフル装備して374万円はバリューでしょう。3シリーズやCクラス、レガシィからの乗り換えに好適。

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トランクオープナーは508の『0』のブブン

近々ジックリ乗りたいと思う。VWパサートといい、プジジョー508といい、本来ならスバルやホンダが作るべきタイプのエンジンでありコンセプトであり乗り味だと思う。プジョー508と比べるとレガシィの厳しさをシミジミ感じます。試乗終了後、金沢八景に移動して取材。ここでもウナらされた。

さらに中野へ移動。お店で1時まで飲む。

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2011年10月 5日 (水)

リーフで初箱根(10月4日)

リーフに対する信頼性が少しづつ大きくなっている。今まで基本的に東京都内か、せいぜい横浜往復くらいしか使っていなかったけれど、ここにきて距離を伸ばしたい気持ちになってきた。ということで今日は箱根の強羅に行く足としてリーフを御指名してみた次第。当然ながら満充電でのスタートです。

東名高速は80~90km/hで他のクルマの迷惑にならないよう走り、小田原厚木道路も走行車線の流れに乗る。本日、多数の覆面パトカーと遭遇したが(下り車線だけで4台! 白だけでなく黒い覆面も居た)、1回もヒヤリとせず。元から制限速度はカンペキに守っているから問題ないですけど。

箱根町の庁舎にある急速充電器に着いた時点で、5分の2を残していた。おそらくこのまま山登りすることだって可能。箱根の試乗会ならノーチャージで行けることだろう。今回は明日の移動もあるので、箱根町の庁舎で充電させてもらいます。コーヒー飲みながら待つこと20分。90%になったため終了。

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電話するとカギを持ってきてくれる

9kWh入った。容量の10%を2,4kWhとすれば(リーフのバッテリー容量は24kWh)、11,4kWh使った計算。5分の2という電気量計の表示や、車載電費計の数字である8,3km/kWhとの整合性もある。ちなみにkWhという単位がヤヤこしいなら『L』だと思っていただきたく。当たらずとも遠からず。

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本来なら80%で止まるのだけど、そうとも限らないこと多い

本日の目的地である強羅は、箱根湯本にある庁舎からさらに山を9km登る。この区間の電費をチェックすると3km/kWhを下回った。わずか9kmで3kWhも喰った計算。到着後、明日の目的地である追浜の日産テストコースをナビに入れると「到着できない可能性があります」だって。ノーチャージで届くか? 

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2011年10月 4日 (火)

初雪(10月3日)

朝の気温7度! もはや冬でございます。北海道のTVも寒いを連発。大半の家はストーブを出してあるそうな。困ったことに泊まっているホテル(リッチモンド)の朝飯がウマい! 豚丼とかまである。連日食い過ぎ。前回の北海道は食い物がハズレ続きだったのに対し、今回ウマいものばかり。太るぞ。

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まずは北上。見渡す限り直線

久しぶりの十勝なので、今日もレンタカーを借りて走り回ってみた。行く宛もなく北上。良さげな川があったら釣りでもしてみようという算段。音更町が終わり鹿追町に入ったあたりで西に向かう。やがて「然別湖」の表示。行ったことないので目指す。登り坂になるとグングン気温下がり、やがて路端に雪。

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もはや雪

何でも気象庁の観測記録で2番目に早い雪らしい。以前も書いた通り、地球温暖化は終わったと思う。全体的に冷えている。ただ夏はそのままで、秋と春が短くなった感じ。何度も北海道に来ているものの、前述の取り然別湖は初めて。おそらく今後死ぬまで来ることはないと思うと名残惜しい。

2005年のWRCでSSがあった新得/屈足へ行く途中の農園に新蕎麦のカンバン。実は屈足/鹿追地域のソバが日本で最も高級とされる。蕎麦は胸焼けするのだけれど覚悟して食べる。緑がかった歯ごたえの良い蕎麦でした。続いて屈足の街中を抜け、新得を通り、十勝清水から高速道路に。

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野菜天ぷら蕎麦大盛り1050円

せっかく釣り竿やブドウ虫を買ったのに使わずに終わるか、と思いきや、空港の近所で良い感じの川を発見(これまで通り掛かった川は川岸まで降りれず)。釣りしてる人の姿も。釣り道具屋さんで禁漁じゃないことも確認済み。10分だけ釣りするぞ! と仕掛け作ってサカナ居そうな場所に投げ込む。

するとどうよ! 一投目でガツン! マスの類でございます。こんなトコロで簡単に美味しいそうなサカナが釣れるのね! 北海道恐るべし。冷たい水に住むマスの類は手で持つと人間の体温で火傷しちゃうため、針のブブンだけ持ってリリース。元気よく本流に戻って行きました。次回は大きいヤツを釣って食べたい。

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ニジマスか?

空港に行く途中、幸福駅の前を通ったので寄る。16歳の時に来たから、37年降り。元気の良いオジイサンが元駅舎前の売店で未だに幸福から愛国行きのキップを販売しており(運賃は廃止時と同じ220円)、思わず買ってしまう。頼みもしないのにキーホルダーに入れてくれて400円。記念品としちゃ手頃だワな。

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ムーヴ恐るべし!

空港の近所でガソリン入れたら、171km走って7Lしか入らない。24,4km/L! ほぼ信号待ちの無い道を終日ノンビリ走った燃費とはいえ驚いた。ちなみに一昨日は高速道路が多かったので、巡航速度少し高め。帯広16時10分発のJALで帰京。羽田で10分間急速充電して中野経由帰宅。

ニュース見てたらTPPの座長として民主党は鉢呂前経産相を任命したという。御存知の通り鉢呂氏はTPP反対派の筆頭。最初から「日本は参加しない」と思われてしまう。参加しないというメッセージを送りたい、ということなら正解でしょうけど。自動車メーカーは海外に出ればいい、ということなのか?

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2011年10月 3日 (月)

十勝(10月2日)

今日のレンタカーは「昨日も言った通りステラです。でも新車ですよ」。最後のロットなんだろう。乗ると特に悪くない。考えてみればステラは最初のロットに乗ったのみ。これといった魅力無いクルマながら、不都合も無し。強いて言えばR2のシャシをそのまま使っているため、着座位置が低いことくらいだ。

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駐車場に止めたらスバルばかり3台

ただ4気筒らしさも無し。スバルのクルマとしちゃ凡作なだけで、買った人は不都合無く乗ってると思う。池田のワイン城の前を通ったら『ワイン祭り』というのをやっている。10時だというのに駐車場がドンドン埋まっていく。どれどれ、と行ってみたら4000円でワイン飲み放題。牛肉食べ放題というイベントでございました。

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クルマなので歯が立たず

池田から浦幌に抜けるべく峠越えしたら途中からグラベルに。驚いたことに路面は硬く、フラット。聞けば素晴らしいグラベルが北海道にはたくさんあるらしい。帯広からの距離も遠くない。コッチ方面のSSも面白いんじゃなかろうか。ちなみに池田から浦幌に抜ける間、他のクルマを一台も見かけず。

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楽しそうなグラベル

そのまま海に出たら、砂浜に隙間もないくらい多くの竿が出ており何か釣ってる。聞くと鮭だという。鮭釣りをすることは知っていたけれど、ここまで人気だとは思ってもみなかった。とはいえ寒波&強風。猛烈に厳しいコンディションである。皆さん気合い入っているのね、と感心しきり。ちなみに釣れてませんでした。

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一人で4~6本出してる

昨日は福井兄。今日は木全兄と、日本ラリー界の「至宝」であるお二人から熱いメッセージを頂いた。いずれも「後継者を育てられなかった」と悔しがっておられる。確かに世界のラリー界で話が出来る人はお二人しかおらず。いろんなジャンルで「存在感のある日本」が終焉を迎えつつある感じ。

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ラリーは無事終了

下道ばかり210km走って10,5L。ステラ4WDの燃費、20km/Lでありました。燃費もムーヴと変わらず。スバルはR2で軽自動車を諦めるべきじゃなかったと強く思う。最後の帯広って2005年のWRC。日曜日の夜の賑やかなことといったら無かった。されど今宵は閑散としてる。アイリッシュパブにグリーンさんが居たのみ。

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2011年10月 2日 (日)

陸別へ(10月1日)

陸別サーキットに行くべくレンタカーを借りに行く。レンタカーは普段乗る機会少ない軽自動車と決めています。「ムーヴとステラ、どちらがいいですか?」。私が返事する前に「ムーヴですよね~。ステラは評判悪いんです」。考えてみたらステラって「スバル、どうしたの?」と感じた最初のモデルでした。

レンタカーのお客さんもそう思っているなんて意外。軽自動車に乗る人は何でもいいのかと思っていたら違う? 久々にムーヴのハンドルを握ったのだけれど、なかなかいーす。高速道路で足寄へ。そこから下道通って陸別着は10時10分。ちょうどAPRCのSS4が終わり、全日本が始まったところ。

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陸別サーキット。見やすい

すると勝田選手と奴田原選手に続く福永選手が最終コーナーで横転。続いて大西選手も山道から落ちてしまい、SS4はキャンセルだって。サービスで皆さんにご挨拶した後、今回は取材じゃないため(プレスパスの問い合わせはした)、チケット買ってSS7を見に行く。スタートするまでお日様も出ており暑いくらい。

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アリスター・マクレーはプロトン

外国人を含め、いろんな人から「出ないの?」「出ないんですか?」。こらもう簡単。予算不足でございます。考えてみれば2008年のWRCジャパンも昨年のタイ選手権も自前。そんな体制でWRCや海外のラリーにシリーズエントリーしているオタンコなど居ない。お金も無くなるワケだ。

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手前はグリーンさん。インプレッサだと遅い

ベストカー関係じゃ竹平兄と小出久美子夫妻、ハセプロの長谷川社長がエントリーしている。残念ながら長谷川社長はSS2終了後にリタイアしたらしく、ご挨拶出来ませんでした。竹平兄はコ・ドライバーとして出場しているのだけれど「ペースノート読むのにミスばっかりで大変じゃよ。国沢、変わってくれぃ」。

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相変わらずでございます。炎の63歳

10台目が通過したあたりからポツポツ降り始め、小出久美子選手の頃にはドシャ降り。こらもうタイムだって違ってくる。ただ天気良くなる場合もある。運ですね。本格的に降り出した雨の中、APRCの30分後にスタートする全日本を見るべく移動。こんな天気ならレインウェアを持ってくるべきでした。外気温11度以下。超寒いぞ。

全日本は進行が混乱しているらしく、最初の数台以降、走る間隔もマチマチ。4WDクラスを全て見てから帰路に。帯広に戻ってガソリン入れたら、何と! 22,1km/Lも走っている。流れの良い道だったとはいえ、望外の燃費である。レンタカーを返しに行くと「すみません。明日はステラになります」だって。

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2011年10月 1日 (土)

帯広へ(9月30日)

9時に大黒PA集合なのでインディアンで7時半に出発。高井戸から首都高へ入る寸前「給油せよ」表示。満タンじゃなかったのね。いわゆる広報車じゃないのだろう。そういえばクルマ屋さんの試乗車で燃料が4分の1以上入っていたケース無し。「いつも満タン」が基本の私らとルールが違います。それにしても危なかった。首都高にゃスタンドなんかありませんから。

ルート変更し、環八のスタンドで給油。するとどうよ! 給油口ってどこ? 表示無し。それらしいキャップをハズして見るも、ポンプ入るような穴のサイズではない。ただニオイ嗅ぐとガソリン。ココですね。とりあえずハイオクを頼む。穴が小さいため、11L入れるのに5分くらい掛かっちゃいました。アメリカ仕様そのまんまなんだと思う。ということで第3京浜通って大黒PA着。

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望月カメ熱写!

終了後、リーフに乗って事故大渋滞中の首都高通って羽田空港。平日にもかかわらず駐車場は混んでおり、屋上しか空いておらず。案内を見たら予約も出来ると言うから、次回から試してみたい。帯広行きのJALは新鋭B737-800でございます。シートはレカロ。腰痛の心配なし。トイレに行くとあらま! ボーイングながらエビゾリ&突き出しタイプぢゃないの!

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新しい屋台通りは昨年7月に出来たそうな

久々の帯広は、新しいお店がけっこうあるなど栄えているように感じる。今までの屋台通りの前に『十勝乃長屋』という新しい屋台通りが出来ていたりして。とりあえず鉄板のフレンチを試す。驚いたことにどれを食べても美味しい! 続いて天ぷら屋さんに行くと、これまた美味しい! 意外かもしれないけれど、北海道で美味しい店って希少。相当満足しちゃいました。

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今までの屋台通り

帯広に来たら今週はラリー北海道だという。とりあえず明日起きて天気良かったら、当日券でも買って陸別サーキットのSSなど見に行ってみようかと。そういえば日本でラリー観戦をしたことがない。いつも取材か走る側です。

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