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2011年9月30日 (金)

インディアン(9月29日)

午前中取材。終了後、首都高のPAで原稿書き。何とか終わらせ、世田谷にある『インディアン』のディーラーへ。明日エンジン誌の取材で使う『チーフ・ダークホース』を借りる。1,7リッターのVツインを330kgのボディに搭載する。見るからに乗りにくいオーラをまき散らしているものの、あらら?

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ダークホースは395万円

イメージしていたよりずっと乗りやすい。というか普通に乗れます。いや、そら大げさか。詳細は次号のエンジン誌で。世田谷からラジオ日本の収録のためインディアンで狸穴まで。巨大なバイクながら、クルマより小さい。駐車場を予約して貰っていたので、余裕で駐められました。

終了後、中野で写真を撮っていたら、注目度超高いことに驚く。「何というバイクですか?」に始まり「うぉ! インディアンですね! 初めて見ました」という人まで。記念写真を撮っていく若いカップルさえ居る。意外や意外! カッコ良いバイクって人気あるのね! お店の前に飾っておくのもいいか?

インディアンと言えば若い頃は「伝説の名車」だった。もちろん破綻する前のインディアンです。この年になってインディアンのニューモデルに乗れるとは思わなんだ。それにしてもオトコの乗り物である。いや、こいつに乗る女性もいるというから凄い! 明日まで楽しませて頂きます。

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マロングラッセが作れるくらい立派な栗

昨日友人に栗を貰ったので40分くらい茹でて食べる。1粒で普通の甘栗の4粒くらいある、見るからに美味しいそう。食べてみたら期待通り! こんな良い栗が採れるといのだから凄い。10粒も食べたら昼ご飯になるくらいのサイズ。栗と相性が良いらしく、食べると太ります。

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2011年9月29日 (木)

ミラ・イースは良いけど(9月28日)

午前中原稿書き。昼からリーフに乗って川口の「からだ元気」経由で幕張へ。2週間行ってないので身体がバリバリであります。ルートチェックしてみたら幕張までの往復は125km。千葉って「環境問題ナンボももんじゃい!」の地なので、充電無しで何とか往復できる分だけ確保し(走行可能距離140km)スタート。

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世界一の実用車だと思う

15時から幕張でミラ・イースの試乗会。スンゴク良いクルマだし、技術的にも感心しきり。短い開発期間でよく頑張った。技術者の頑張り具合を表彰したいと強く思う。久々に日本の凄さを見た感じ。100点満点でしょう。でもダイハツの文系の人は超を10個付けたくなるくらいドライである。

「技術系の人を励ますつもりでCOTYなんか獲ろうと頑張ってみたらどうか?」と聞いてみた。皆さんが考えているよりCOTYって「純」。ミラ・イースくらい飛び抜けたクルマなら、広報が一生懸命頑張れば可能性大。予算だって不要だ。しかしダイハツの文系はアッサリと「そんな時間ありません」。

ホンダなんか技術系が頑張れば文系も「だったらオレも!」と気合いを入れる。ダイハツにそういった文化はないようだ。というか何の精神的なゴホウビも無いのにダイハツの技術者はよく頑張れるな、と尊敬しちゃう。古き佳き滅私奉公の日本がダイハツには残っているのだろう。

ちなみにミラ・イースが欲しいか欲しくないかと聞かれたら、0,1秒も迷わず「欲しくない」。趣味性のカケラもないですから。でもダイハツにとっちゃ自動車好きなんかどうでもいいんだと思う。というか私だって欲しくないと書いている。お互い様か。ダイハツは自動車文化でなく自動車文明を目指しているんだと思う。

でもどこかでダイハツがクルマ文化を思い出してくれることを期待している。ラリーに戻ってきたらスゴク嬉しい。終了後、千葉県のオアシスである市川PAの急速充電所に寄ってみたら、幸い誰もおらず。10kWhほどゴチになりました。せめてものお返しにレストランで肉野菜炒めを食べる。

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2011年9月28日 (水)

美味しい梨(9月27日)

午前中から打ち合わせを3件。今日は都内も空いており得した気分。バイクで移動しようと思っていたのだけれど、クルマだって何ら問題ありませんでした。といっても平均車速25km/hほど。混んでいる日の15km/hとあまり変わらない気もする。ただ前者だと20kmの移動に48分。後者だと1時間20分。

ちなみに平均車速によって燃費が大きく変わってくる。特にアイドルストップ無しのエンジン車だと顕著。だからこそ渋滞時の燃費や、都市部の燃費は比較/参考にできないのだった。あまり認識されていないけれど電気自動車はエアコンさえ使わなければ渋滞走行でも電費が落ちない。これを知らない人は多い。

遅れに遅れていたB787がやっとANAに納入され日本に飛んでくる。本来の納機予定は2008年5月だったので、何と3年半も遅れた。ただ革新的なヒコウキらしい。B767とB777の中間くらいのキャパシティを持ち、航続距離1万5200km。その気になれば日本から南アフリカのヨハネスブルグまで届く。

それでいて燃費はB767の20%減だと言うから素晴らしい! 11月1日から羽田~岡山/広島便などに使われるという(やがて羽田~フランクフルトも飛ぶ)。ギョウカイじゃきっとマツダの人が最初に乗れるワケだ。どんな乗り心地なのか聞かなくちゃ。窓も大きいと言うし。B787に乗れる日はいつになるか?

「千葉の梨野郎」こと柳橋さんから今年も大きい梨が届いた。色合いは微妙ながら食べてみたら甘いの何の! しかも大きい! 朝はバナナジュースとこの梨を一個食べればお腹いっぱいになるほど。カロリー低そうだし繊維質も豊富かと。梨の美味しさという点じゃ日本が世界を圧倒してると思う。

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大きいです

日本は鎖国するか完全解放するか、どちらかを選ぶべき時期に来たと考えます。貿易と農業のバランスはもはや辻褄が合わなくなっている。個人的には日本の実力を信じて完全解放だと考えます。助走期間さえ国がバックアップしてやれば、農業だって絶対頑張れるかと。美味しい梨も世界中に顧客がいると思う。

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2011年9月27日 (火)

水上バイク試乗(9月26日)

午前中原稿書き。昼前に家を出る。13時から相模川のマリーナでBOTY(ボート・オブ・ザ・イヤー)の水上バイク試乗会があります。東名に乗ったあたりで「ありゃりゃ! ウエットスーツ忘れた」。この時点では「海パンで乗ればいいか」。するとどうよ! 厚木で下りたあたりで雨がポツポツ。う~ん! 気温も下がってきました。

昼ゴハン食べてマリーナに着く頃には本降り。気温16度。本日は見学ですね、と決めて会場に行く。そもそも中止か? 相模川もタイ国の川のように赤いし。しかぁし! カワサキの人もヤマハの人もスタンバイしてる。その場の空気は「まさか乗らないなんて言わないよな!」。見学など許される雰囲気じゃない。ヤムナシ!

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堀江君は完全装備。それにしても水色がタイみたいだ

こうなればズブ濡れ上等じゃい! 海パン+Tシャツにライフジャケットだけ着るという真夏の出で立ちで試乗といきましょう。ヤマハの新艇『MJ-FXクルーザーHO』から試乗する。365kgのボディに1,8リッター180馬力エンジンを搭載するという。パワーウエイトレシオ2kg/ps! なんだそりゃ!

365kgのボディに1,8リッターなんてハンパないそ! モーターボートなら1,2トン級と組み合わされる。こんなスペックを持つ乗り物で、しかも誰でも乗ってよい(日本以外じゃ無免許で乗れる)なんて素晴らし過ぎる。アクセル全開してみたら「うおおぉぉぉぉ~!」。一瞬で寒かったのを忘れた。

それでいて乗り易い! ターンしてアクセル開けると間髪入れずレスポンスしてパワースライドに入る。それでいてテールの流れはダラダラしておらず、キッチリ横Gも出るのだった。毎年新型艇に試乗してきているが、どんどん扱いやすくなってきた感じ。入門用にピッタリか?

続いて男カワサキ。何と! 今年の新艇『ウルトラ300X』は290馬力だって! 1,5リッター4気筒+スーパーチャ-ジャーエンジンを搭載しており、買った状態のままレースに出られるほどのパフォーマンスを持つそうな。重量462kgに対し、推力802kg。飛行機であれば垂直上昇だって出来ちゃう。

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上は野村さん。私も似たようなカッコ

当然アクセル全開を試す。60km/hくらいまでの加速感はバイクやクルマの競技車両
ですね! 水を後ろに飛ばす反力を(水の重さを利用する)使うというジェットエンジンのような推進方式なので、停止状態からの推力は強力。確かに「そのまんまレースに使えます」が納得。人間が扱える上限に近い。

当然ながら全開出来るのは直線だけ。しかも速度リミッター付きなので最高速は普通の水上バイクと同じに抑えられている。コーナーからの加速を楽しむための乗り物だ。これまた乗っているときは全く寒さを感じず。されど下りたとたん「辛抱タマリマセン!」。アタマの先からシッポはないが足の先までビッショリ。

震えながら帰る。カゼ流行ってるらしいし。出来れば暖かくて気持ちよい海で乗りたいな、と思いました。

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2011年9月26日 (月)

理数系と原発(9月25日)

理数系は「同じモノを分析すれば同じ結果になる」ことが金科玉条である。だから自動車のエンジンフィールまで解析し、数値化しようとします。可能なら恋愛まで数値化したいと思っていることだろう。なのに原発に関わる問題を見るとどうよ! この人達はみなさん文系か? いや、哲学者か? と思う。

言うことがバラバラなのだ。リスクがあるけれど使う道具、という点では飛行機も自動車も同じ。ただ飛行機事故も自動車事故も物理的には後を引かない。そこで全て終了する。事故やトラブルのノウハウも活かせるし、理数系の設計者は実際そうやってブラッシュアップしてきた。

いやま飛行機も自動車も十分に納得できるレベルの安全性を確保できていると考えます。されど原発は未だ黎明期にあるのだろう。飛行機でいえば乱気流に遭遇した時の「気流の悪さ」に対する抵抗力の基準すら決まっていない感じ。クルマで言えば、衝突実験や実例も成しに安全性を考えているようなもの。

そうはいっても人間って御都合主義。普段は「短距離移動のバスであってもシートベルトは締めなきゃいかん」とか「リアヘッドレストが」みたいなことを言う原理主義者もフィリピンに着いたら、無し無しのタクシーに乗ったりしてる。タイでノーヘルのバイクを見ても無視している。ここが原発論議の難しさだ。

地元に原発が無い人からすれば、フィリピンのタクシーのリアシートベルトである。原発の地元で原発を支持する人は、タイのバイクタクシーに乗るタイ人と同じ(なぜか運転手はヘルメットを着用してる)。感性の差や温度差がある、ということ。私は懲りるべきだと考えます。ドイツとイタリアを見習いたいモノ。

原発は飛行機やクルマのように事故を教訓にした進化や、実物を使った実験が出来ない以上、洗練された「道具」には成れないと思っている。理数系が「もんじゅ」や「ふげん」という宗教用語を使うなんて間違ってます。子や孫の時代を考えたら1~5年スパンで二酸化炭素の排出量が増加しても、やむを得まい。

コメから基準値を超える放射線が出た。作付け前は問題なしと言われたそうだ。当然でしょう。だってホットスポットと呼ばれる場所は点在している。たまたま放射線量が少ない場所から取った検体ならOK。その5m横の検体がダメだってことは普通にあること。やはり若い人はお米に注意すべきだと考えます。

メディアもあれだけホットスポットの報道をしているんのに、どうしてお米は”たまたま計測した検体”の数値が規制値を超えてなければ大丈夫だと思っているのだろうか? それとも全てのお米をチェックしてるとカン違いしてる?  消費者は混ざったら全く見分けられないです。心配な人は新米が出る前に‥‥。

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2011年9月25日 (日)

今日もダメ(9月24日)

早起きしてベストカーの浦田君と昨日タイが釣れたという観音崎へ。途中、船酔いは大丈夫かと聞いてみたら「5歳の頃から海に出てるので大丈夫です!」。なるほど海況悪いにもかかわらず1時間半掛かる観音崎まで全く平気な感じ。しかぁし! 弱い人も、走ってるときって案外平気。問題は止まってから。

5分もすると「少し気持ち悪くなってきました」。「ガマンしさない」とは言わない。出来ませんから。ソウカソウカと絶大な効能を持つアンプルのヤクを。するとどうよ。飲んでるな、と思いながら釣り竿を取って振り向くと、もう船尾でカエルになってるぢゃあないの! せっかく飲んだのに。今日は2本しか持ってない。

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カエルになった後

少し落ち着いてから最後の1本を。アンプルは効くのが早い。5分間だけカエルにならなければOK。ということで切り抜けた。飲めば4時間は大丈夫。何度も書いている通り酔い止めは痛み止めと同じくらい効く。副作用も多少眠くなる程度。フネが不安だという人は保険だと思って飲んでおくことをすすめたい。

普通に生活してるとカエルになるようなことはほとんど無い。人生最悪の状態でしょ。私自身、いつ変身したのか覚えていないほど。なのにフネに乗ると、弱い人はいともたやすくカエルになれてしまう。もちろん弱い人だっている。ダメだという人とフネに乗るときは、絶対酔わないように出来る自信あります。

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観音崎沖では手漕ぎボートで海に出る人も! すげぇ!

さてさて釣りでした。雪辱戦のハズなのだけれど、またしてもダメ。見事に一度もアタリ無し! 場所を移動して攻めも、やはりダメ。「釣り」じゃなく「釣れない」になってしまいました。そうこうしているウチ、浦田君のタイムリミット近づく。まぁ4時間です。お代わりもないので引き揚げ。

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横浜の赤レンガ倉庫を海から

4時間少し前に波のない横浜港の防波堤を通過。ここからは走っていれば絶対大丈夫。ついでに横浜の運河巡りをして京浜運河、多摩川、海老取川、さらに芝浦運河を抜け、台場通って夢の島マリーナまで。それにしても2回続けて釣れないのは今年アタマの6タコ以来でがんす。

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2011年9月24日 (土)

チャリティ釣り(9月23日)

朝5時に起きてCT誌のチャリティオークション試し釣り最後の回であります。飯山さんとは6月12日にも釣行してたりして。そうです。2品も落札していただいたのだった。多額の義援金を頂き、ありがうございました。ということで今回はトローリングリールの巻きまきなので大物狙い。「嵐の後の荒食い」でしょ!

まずは城ヶ島西方の浮きバヤオ(魚礁)を攻めてみた。ここ、今までハズレ無し。必ずなんか釣れる。台風前はキメジやカツオが出ていた。台風でハラを減らしたサカナちゃんが待ちかまえている、ハズ。しかし! 2時間くらい引っ張って「ジジ」ともいわず(トローリングはヒットするとジジジジジジ~とラインが出る)。

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左が飯山さん。右は坂本さん。天気イクない

出港から4時間。飯山さんのヤクも切れてきたらしく「危ないです」。三崎のうらりに入港す。10時なのでまるいち食堂もやっていない。とりあえず桟橋でぐだぐだとクルマ/フネ談義。あっという間に11時。今回もまるいち食堂で「地魚5品盛り合わせ定食」を。本日、漁が良くなったらしく、アジとキンメがイマイチ。

マリーナに戻ったら、やっぱり釣りに来たフネがいて「今日はてんでダメ。あんなに荒れたら波で底荒れしちゃってダメでしょ。むしろ東京湾内がいいと思いますよ」。う~ん。釣れれば「嵐の後の荒食い」。釣れなけりゃ「底荒れ」。釣り人が最初に覚えるのは言い訳か? と思ったら飯山さんサカナ屋でサカナ買ってるし。

センチョウ、まだまだ諦めませんぜ! うらりの釣り親方である金子さんに釣り場の情報を聞いて出港! 東京湾内に戻ります。ところがどっこい気がつけば北風。東京湾奥から湾口に向かってどんどん波が高くなる。観音崎沖と第2海保東海域で竿を出してみるも、坂本さんが大物をヒットしたのみ(上がらず)。

夢の島マリーナまで帰る時間を考えたらモハヤコレマデ、と16時30分に納竿。しかし今回も行きもヨイヨイ何とやら、だった。ゴミや流木多いの何の! 下の写真のデガい流木なんぞマタいでみようものなら一発リタイア。ドライブが一巻の終わりでしょう。ペラだって曲がる。何とか無事に帰港。

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ゴミも多数!

洗船していたらあっと言うまに暗くなってきた。切り上げ、学芸大で行われる神楽坂清三郎のライブに。クルマだったのでお酒飲めず。しかも今回は1時間のみ。お酒も飲みたかったし、もう少し長く聞きたかった。次回は12月で最低2時間だという。楽しみにしてまっせ!

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写真/柏田芳敬さん

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2011年9月23日 (金)

スズキより私(9月22日)

絶対に日本は大丈夫! と思いたいトコロながら、ヨソの国の人だって頑張ってる。なんだか今の雰囲気を見てると「第2次世界大戦の開戦時ってこんなか?」と考えてしまう。スズキがホンキでVWに噛み付いた。スズキだってトヨタとは大げんかしないだろう。体力差を知っているからだ。

でも外国のメーカーだと噛み付いてしまう。ここで心配なのがナショナリズムである。日本人には「スズキよくやった! 頑張れ!」が少なくないかと。私も心情的にはスズキを応援したい。「プライドを優先する! そいつがなければ会社の意味なし!」と憤る気持ちも解る。でも失うモノが多すぎる。

TOPで鈴木俊宏さんを、と書いたのは欧州の文化だ。貴族文化に「雇われ社長」という概念がない。最後に戦ったり交渉したりするのは貴族同士。鈴木俊宏さんじゃない人がVWに行っても軽くあしらわれるだけ。といったことはスズキも知ってるか‥‥。良いブレインが居ると信じたい。じゃなければオオゴトになる。

スズキの状況を見てると、鈴木御大がご立腹の様子。でもVWのピエヒさんも負けずに強い。今回のトラブルを引き起こした側近は一緒になって怒ってるだろうけれど、冷静な人達はお互い困ったもんだと思っていることだろう。損はスズキの方が大きいものの、VWだって無傷じゃ済むまい。

いやいや人の心配をしている状況じゃないか。本日、夕方からの冷たい雨のせいか、夕方16時30分より21時の閉店までお客さんゼロ! こんなこと一度もなかった。うなぎはイケてると思う。価格設定も安い自信ある。スズキより私の方が100万倍くらい心配です。今月は間違いなく赤字だ。

しかもバイクで行ったら帰りは雨。泣きっ面に蜂、というヤツか? 超ショッパいです。

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2011年9月22日 (木)

台風通過(9月21日)

午前中原稿書き。12時くらいまでは風も弱く、雨もタイしたことなし。けれど13時過ぎに「びゅ~!」という第一風。以後、徐々に風の間隔が短くなり、やがて常時吹き始める。ただ速度早いため、18時には風雨共に峠を越えるだろう、という予測。とりあえずお店は雨戸を閉めるよう電話。

ほとんど台風真っ盛りの16時くらいにリーフで中野まで送ってもらう。さぞ凄いことになっているかと思いきや、クルマの中って案外平穏。そうらそうだ。風速27mで時速100km。日常的にそのくらいの風を受けてる。信号待ちしてるときに多少揺れる程度。クルマって頼もしいなぁ、と再認識す。

着いた頃がピークだったと思う。橋本君を「東西線も止まるだろうから早く」と帰宅させ、雨漏りや雨戸の脱落などに備えつつ原稿書き。幸い被害無く、予想通り18時にはピークを過ぎ、19時になると風も雨も止む。20時になると道も乾き始め、ウソのように平穏になっちゃいました。

14時~19時の間に無理して帰ろうとした人はお疲れサンでした。震災の時もそうだったけれど、少し工夫するだけで最悪の状態から逃げることは可能。甘やかされることに慣れてしまった日本人はもう少し生活の知恵を付けるべきだし、サバイバル能力を持った方がいい。

福島の方から昨日紹介した『スノードロップ』の他、飛露喜で有名な廣木酒造の純米大吟醸酒『泉川』も送ってもらいました。台風で電車が動いてないため、早速開けて楽しむ。いやいやフルボディなれど嫌み無し。人と話をしながら飲む、というよりジックリ一人で舐めるように味わいたいお酒です。

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イケます!

そうそう。23日の19時から(演奏開始は20時)から神楽坂清三郎の大コンサートが。気分がクサクサしてるギョウカイ関係者は(特に限定じゃないですけど)気晴らしにいかがでしょうか? 当日受付OK。チャージは2500円+1ドリンク。場所は学芸大学『メイプルハウスAステージ』でございます。

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2011年9月21日 (水)

ルノーウインド(9月20日)

午前中原稿書き。昼に日本TVで夕方のニュース用の短いコメントを収録し、そのままルノー・ウインドの試乗車をピックアップすべく横浜へ。当然ながら日産のグローバル本社ビルの中にルノー・ジャポンもあります。日本に於けるルノーのイメージ、ここにきて急上昇中。売れ行きも好調らしい。

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2人乗り

これまで輸入車は「たくさん売りたい」と考えてきた。そこで海外でたくさん売れるクルマを日本にも導入しようとしたワケ。けれど日本人にとって「普通のクルマは国産車で文句なし」ということを「クルマが好きでもないのにクルマを売っている人」は考えないのだろう。ルノーもそうだった。当然売れないワな。

しかし直近のルノーは全く違う。今回のルノーウインドにしても、今までのインポーターなら絶対入れなかったようなモデルである。しかも価格はフル装備で255万円ときた。笑っちゃうことにオートクルーズやオートワイパーまで標準装備。電動開閉式ルーフを持つクルマとしちゃバリューある価格です。

どうやったらこんな安く売れるのか? 例えばキーレスエントリー。日本と海外は電波帯が違ったり、キーレスエントリーで許される出力に問題あったりする。そこで普通なら日本仕様に変更するのだが、その金額たるや莫大。そうそうだ。セキュリティ機能と一緒になってますから。

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キー部分のリモコンは使えない

上の写真はウインドのキーである。最初キーのスイッチを押していたが、稼働しない。壊れてるのか? とよく見たら、何かウルトラマンのようなオタマジャクシが付いてる。これ押したら「カシャン」。おそらくキーレスエントリーの電波を共用化し、そのほかの車種でも使ってるんだと思う。

今までの常識や原理主義だと「カッコ悪い」などと却下されてきた。でもクルマ好きならこういった対応で安くなるなら(日本仕様化を丁寧にやると簡単に100万円高くなる)、その方がずっといい。その他、日本で売るに当たって変更したブブンは最小限。そもそも左ハンドルのマニュアルです。

ルノー・ウインドのWeb

震災の時に物資を持っていった福島の方からお酒を頂いた。まずは下の『スノードロップ』(曙酒造)。日本酒のヨーグルト味、という感じ。とりあえずそのまま飲んでみた。美味しいです。女性でもイケちゃう。氷を入れてミキサーに掛けるとさらに美味しいらしい。明日の晩にトライしよう。

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2011年9月20日 (火)

デモ巨大化(9月20日)

日本人や日本の企業の能力を引き出せないで居るのは、逆説的に考えればレベルの高さからくる。首相が長持ちしないのも同じ。例えば流れを変えようとした途端、既得権益持つ反対派からの集中砲火を受ける。しかも指導者に匹敵する頭脳を持ち、人数も多い。こらもうヒトタマリもありませんがな。

もちろん「流れを変えて欲しい」という人だっているけれど、エネルギーが小さいウチは潰されてしまう。良識のある多くの人は、今のままでもそれほど大きな問題じゃないと思っているからだ。「出たら叩かれる」ワケ。そういったコトが繰り返されるため、みなさん「モメたら止めればいい」という考え方になる。

愛知県日進町の「福島産の花火打ち上げ中止」なんか典型的。これだけ大騒ぎになっているのだから、事前に放射線検査くらい行っておけばいい。加えて前日に問題化したというけれど、だったら急いでガイガーカウンターを取りに行き、計って数値を公表すればよかろう。なんせ昨年製造した花火なんだから。

ただ最近になって巨大化&頻発化するデモを見てると、そろそろ「いまのままじゃダメだろうエネルギー」が大きくなり始めたかな、と思う。9月11日の新宿や、週末に行われた2万7千人とも6万人とも言われる明治公園のデモなど見ると、警察はギリギリの対応を迫られている感じ。

なかでも巨大な潜在的なパワーを持つのがフリーターの団塊ジュニアかと。今はオタクという姿をしているけれど、爆発したら強力だと思う。時間ある。アタマ良い。社会的な安定性を持ってなければ怖いモノ無し。彼らを警察が従来の右翼や左翼と同じに扱ったら大爆発することだろう。

官僚はアタマ良くて数も多い。多くのことを考えなくちゃならない首相を、専門分野持つ10人で引っ張れば簡単に沈められる。でも団塊ジュニアは官僚よりさらに人数多く、レベルも同じくらい高い。持っている時間ときたら官僚より大きい。ミニコミやクチコミなどでシナジー効果が出てきたら強いぞきっと。

日本の陰の面のようになっている30歳を中心とする団塊ジュニアが突如脚光を浴びる存在になったりして。というかその可能性は高い。ちなみに今やフジテレビの脅威になっている「頻発するデモ」(TVや新聞では全く報道されていない)も主体は団塊ジュニア。手強いと思います。

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2011年9月19日 (月)

リーフRCに乗る(9月18日)

リーフRCの試乗&リーフの工場取材。追浜に10時15分集合ということで時間に余裕みて8時45分に出発したら、幸浦出口大渋滞! 八景島に行くクルマらしく、まったく動かない。そこで横横の朝比奈から行こうとしたら、お墓参り渋滞らしく全く動かず逗子ICへ。10分づつ消費し、到着したらギリギリ。

工場についちゃ明日のECOカーアジアで。リーフRCの前にリーフの試乗もどうぞ、というので乗る。ナニを隠そう自分のリーフで全開したことなし。というか全開する理由もない。遠慮無くアクセル踏み、コーナーもキッチリ攻めてみた。解っちゃいたけれど、120km/hまでの加速たるや素晴らしく、コーナーも良し!

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こんな電費、初めて見た

意外や意外。アクセル全開で走り回って2,4km/kWhも走る。街中で8km/L走るガソリン車だと全開でテストコース走ると2km/L台。街中で8km/kWh走る電気自動車も同じような落ち込みになるのが興味深い。コーナリングもECOタイヤ履いてる割に粘る。前後の重量配分、いいですから。

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エアコンはフル稼働

これまた解っていたことながら、アクセル全開で走ってる時はエアコンの全力消費量など無視出来るレベル。したがってエアコンをオフにしても走行可能距離は伸びない。おそらく誰でもリーフを全開で走らせたら「電気自動車なんて遅いでしょ?」というイメージは吹き飛ぶことだろう。

ということでリーフRC。東レ製のモノコックは純レーシングカーの如し。東レのカーボン技術、世界トップクラスである。もちろんF1などと同じオーブンで焼いたホンモノのドライカーボンです。だからこそ300kgの電池を背負いながら1トンを切れる車重が可能になったワケ。

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たった109馬力のレーシングカーと思えぬ

乗った感じは「ECOカーアジア」の動画を見てください。タイヤのグリップを下げたら、外から走りを見ていても楽しい挙動になるかもしれません。意外だったのは「暑くないこと」。ヤカンや湯たんぽ抱いて走るエンジン車と全く違う。走り出せば外気がガンガン入って来るのだった。

日産は、少なくとも広報についちゃ変わり始めている。というか本来の日産に戻りつつあるように思う。今回の試乗会、制限速度や「あれはダメ。これもダメ」という制限無し。ホンダと共に、本来「クルマの楽しみ方」を知ってる会社だったことを思い出した。この流れ、途切れなければ面白くなる。

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2011年9月18日 (日)

平凡な1日(9月17日)

午前中原稿書き。午後からバイトのシフトが上手くいかず、うなぎ屋の旦那になる。今日は大きいうなぎしか入荷せず、いつも通りだと超薄利。売っても売っても利益上がらず。そこで板前さんが工夫して3つに切った。同じ目方ながら見栄えよし。身は厚く脂も乗り始めているため美味しい。

試食してみたら「こら良し!」。いろんなところでうなぎを食べて来たけれど「死ぬほど美味しい」というレベルに遭遇したことなし。というか、どんな食べ物でも「死ぬほど美味しい!」と感じるのは極限までハラ減ってるときのみ。試食などので半身だけだったけれど、1匹食べたくなっちゃいました。

夕方から夜に掛けて読者のご夫婦が3組来店してくれました。福井県と滋賀県からおいでになったとのこと。東京見物の折にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。夜ならほとんどお店の奥でにょろにょろと原稿書いてますので(追いまくられているときは2階です)。そのうち、夜の修行の会でも開こうかしら。

明日はツインリンクもてぎでインディカー・シリーズ。見に行きたいのだけれど他の取材とバッティングしちゃってる。ちなみに今年はもてぎにとって最後のインディ・カーレース。オーバル地震で使えなくなったのでロードコースを使う。ロードコースなら続けても人気出ると思うのだけれど‥‥。

やっぱしオーバルの面白さは日本人に解らない。日本人を私に入れ替えてもよい。ぶっちゃけ、ナニが楽しいか全く不明。でもロードコースならスンゴク面白い。インディカーってロードコースで走らせるとF1と違う迫力がある。ドライバーもアグレッシブだし。いやいや見に行きたかった。

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2011年9月17日 (土)

ハンロン(9月16日)

松下さんのハンロンへのハンロンです。そもそも「私が何か言ったところで、自動車メーカーのクルマ作りが簡単に変わったりしないのは、軽自動車に限ったことではありません」ここからして違う。松下さんでなく”松下さんのような原理主義者”と書いた。

松下宏さんのブログ

松下さんや、ましてや国沢光宏がナニを言ってもムダなのは承知。というか、影響力を持っているなんて考えたこともありません。松下さんのような原理主義者はユーザーや役人や政治家やメーカーの社内に居て、それが今の軽自動車を作ったということです。

「国沢さんの軽自動車の税制が優遇されているという言い方は当を得ていないと思います」と書き「それは軽自動車界の常識だ」と権威付けている。さらに「クラウンとカローラの税額が変わっているのも優遇か」だって。こら優遇じゃないです。妥当な差額かと。

でも1リッター車の自動車税2万9500円に対し、660ccターボの自動車税7200円。重量税なんか軽自動車の方が重くたって3分の1。こういった状況を世の中の常識からすれば「優遇」と言う。「軽自動車業界の常識がおかしい」とメディアなら思うべき。

私が言いたいのは「既得権益や業界の常識を世の中に押しつけてはいけない。地方の重要な生活手段となってる軽自動車の優遇を止めることにさせる口実になる。排気量やサイズの他、価格や燃費でも誰もが納得できる自主規制ワクを作るべきだ」です。

もう一つ。松下さんは小さいクルマが正義だと言ってるけど、自分のクルマはデガいシトロエンC5。その前はボルボ。その前はベンツEクラスでした。じぇ~んぶ3ナンバーでございます。御都合主義と原理主義の両立をしてるのだから、ある意味素晴らしいか?

--といったような話を雑誌の討論でいつもガンガンやってます。相当気合い入ってますよ。だからこそ誌面も面白くなる。なぁなぁの仲良し座談会なんか面白くもなんともない。違う意見を遺恨無くぶつけあえる、という点では松下さんは懐が深いと思います。

正面から意見を言ってくる同業者はいつも大歓迎します。私のTOPページでリンクもします。黄昏野郎は無視します。コソコソしてるヤツは大嫌いだ。

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2011年9月16日 (金)

フランクフルト雑感(9月15日)

伝えきれなかったフランクフルトショーなど。まづゲート入ってすぐのベンツ館の前に居た怪しいお相撲さんにビビる。ベンツのトラック部門は三菱ふそうの技術をたくさん使っているのでこんなムチャクチャになったんだと思う。

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GMブースにど~んと置いてあったのがトランスフォーマー。笑えることに世界中から「カマロを導入して欲しい」という声が出ているそうな。当然の如く欧州でも新型カマロをラインナップすることになったという。ヨーロッパじゃカマロは目立つ!

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売れ行きを伸ばしてるのが『スパーク』。マジャール・スズキで生産していた『アギーラ』(日本名スプラッシュ)の後継モデルだ。オペルと韓国GMとの合作。VWのUp! と同じくらいの価格。しかも秀作。世界規模で日本車はガチで戦うことになる。

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私が腰砕けになってしまったのがUp! のバリエーションモデル。バギーはホントに良くできていた。売るつもりはないのかもしれないが、聞いてみたら「人気あれば世界のどこかの工場で作るかもしれません」。人件費の安い国なら可能か?

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バギー仕様もニーズあると思うけれど、個人的には下のマリン仕様などツボにハマッた。こちらはバギーと違って生産の予定はないという。ただブランドイメージの向上に貢献している。お金持達はこいつを見て「VWも解ってるね」とニンマリすることでしょう。

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下の動画(ユーチューブ)はUp! のコンセプトカーを見て悦に入っている私でございます。写真より実車の様子が解るかと。この2台の他、走りを重視した『GT』。電気自動車の『E-Up!』。『クロスカントリー』。そして『燃費仕様』と計6台並んでいた。

ヒュンダイはi30ばかり紹介してきたが『i40』というアコード級のモデルも発売したばかりで、これまた話題を集めている。セダンの他、ワゴンボディもあって、やっぱしカッコ良い。本来ならソナタと同じクラスなのだけれど、専用ボディでございます。

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朝9時に成田到着。自宅に直帰し、1時間くらい昼寝した後、原稿を書きまくり。暗くなってから中野に行くと好調でございました。夜は友人が北海道から送ってくれた毛蟹。身が詰まっていて美味しかった~。帰ってきたら中野でうなぎなどいかが?

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日本勢は前に進みたい状況にあるのにブレーキを掛けられている感じ。きっと各社にツマらん人や硬直化した人、原理主義者がいるんだと思う。原理主義を振りかざされると基本的に文明論じゃ論破出来ませんから。そうそう。韓国車を良くしたの、日本人です。

仕事できるのに日本のメーカーから追い出された人はたくさんいる。将棋で言えば飛車や角を取られ、向こうの戦力になってしまったようなもの。むしろ恨みをエネルギーとしてパワフルになっちゃう人も。もっと人材を大切にするべきだと考えます。

原理主義者の松下さんが私についていろいろ書いているので、明日の日記で少しだけ反論してみたいと思う。基本的に原理主義は強いですけどね。

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2011年9月15日 (木)

日本の底力(9月14日)

3時に起きてお仕事開始。無線ランがトラブっているためネットにアクセス不能。7時になったら同じホテルに泊まっている今井さんが持ってるWi-Fiのデンパを分けて貰えるものの、メールのチェックすら出来ずいかんともしがたいです。ちなみに海外で使えるキカイを成田空港で貸してくれるそうな。次回は借りようと思う。

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ホテルの1階はワイン屋&レストラン

ということで朝ご飯の間だけデンパ借り急いでWebのアップとメールチェック。メールに返信している時間は無し。ヘルシンキで2時間少々のトランジットがあるので、その時に。8時にホテルを出発し空港へ。あっという間の2日間でした。ただ天気に恵まれ、素晴らしいヨーロッパの初秋を堪能す。加えて考えさせられることも多かったです。

日本にとって大切なのは、精神的な豊かさだと思う。気がつけば技術やノウハウをたくさん身につけた。私が最小限の予算で海外のラリーに出ても、何とかなってしまう。ソコソコの戦闘能力だって持てる。日本以外の国でそういったことをしようとしたら、今やイケイケの韓国だって難しい。というか人も物も何倍も掛かるハズ。

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ローレライの絵。不気味です

同じことがクルマ作りにも当てはまると考えます。とにかく暗い。夢がない。環境対応だって義務感でやってたら面白くも何ともない。結果、トヨタですら魅力的なディーゼルエンジンをラインナップ出来ず、ヨーロッパじゃあまりシックリこないハイブリッドを連呼するのみ。実際、販売台数だって伸び悩んでしまってる。

10時45分のフィンエアはエアバスA319。2時間のフライトで悪天候のヘルシンキに到着。ラウンジに行くとサウナがありますね。乗り継ぎに時間あるなら本場を楽しみたいところなれど、こちとらウンウンうなって原稿書き。朝ご飯の時にメールチェックしたら、飛行機に乗る前に入稿せよ、というオーダー。

なんとか終了し、17時15分発の成田行きに乗る。行きに乗ったA340より新しい機体で、シートも快適。行きは細切れだった機内エンターティメントもサクサク動く。フィンエアにも言えることながら、やっぱしフィンランドは日本人にやさしい感じ。フィンエアも日本人客を重視してくれており、全く困らない。

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手前に立つとショートします

東に飛ぶと1時間半くらいで1時間時差が加算されていく。離陸後3時間余で本日は終了。上の写真は先日書いたエアバスA340のトイレ。正面方向が機体の外殻。丸いので上に行くほど手前側に曲がっている。私の身長だと小用をたそうとした場合、OBしないよう頭(正確にはヒタイ)をカベに当て、エビぞらなくちゃいけません。

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2011年9月14日 (水)

クルマを楽しむ(9月13日)

朝からフランクフルトショー。日本人が驚くほど少ない。相変わらず調査項目ビッシリ書かれたバインダー持ち、写真を撮りたいメディアに割り込み、ルーペ押しつけてでシート地を見たり、一部内装を剥がすなど新型車のスパイ行為をする日本人は多いけれど(欧州在住の開発チームだと思う)、それ以外の、つまり日本から出張している人は大幅に減った。

細かい調査をして「ここは勝った負けた」と言う前に、魅力的なモデルを作ったらいいのに、と思う。我が国は木を見て森を見ないようになってしまった。厳しい時こそ主要メンバーは現場に乗り込み、沈滞ムードMAXとなっている雰囲気を掴むべきだと思う。日本車の技術力を持ってすれば、お金を掛けずにアピール方法はいっくらでもある。

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タイ製のコロラドの競技仕様

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インテリアはこんな感じ

ということを様々な人が言っていた。あまりに辛気くさいので帰り際にVWの『Up!』を見て少し元気になり、シボレー・コロラドのラリーレイド仕様のシートに座ってワクワクして会場を後にする。夜は泊まっているホテルの向かいにあるイタリアンレストラン。ドイツのイタリア料理なんか全く期待してなかったら、トンデモございません!

3人で前菜4つ取ったら、どれもこれも「ヴォーノ!」。世界一レベル高いと言われる日本のイタリアンよりウマイ。素材が良いです。例えばキノコ。日本じゃ無い種類。スパゲティのゆで加減もブラボー級。ジツはディラムセモリナのアレルギー持ちで、食べると必ず猛烈な下痢をする。日本だと食べないのだけれど、覚悟してイっちゃいました。

申し訳ないことにドイツに来てからウマいものばかり食べている。ワインもイケる。ドイツのメシはマズい赤ワインもてんでダメ、などと言うヤツは誰だ? 私か? 歩いて20秒のホテルに戻って追加のワイン。すっかり出来上がってしまい、部屋に戻ってベットに潜り込んでからの記憶無し。おそらく5秒も掛からない爆寝だったかと。

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2011年9月13日 (火)

ローレライ(9月12日)

BMWやベンツなら多少良いクルマを出したって日本車には全く影響しない。しかし! 本日試乗するシボレー・ソニックが良い仕上がりなら、ホンキで心配しなければならない。というか自動車関係者なら最も注目すべき新型車の一つです。やっと試乗かなった次第。

GMにとって初めてとなるコンパクトクラスの国産戦略車種である。 『クルーズ』や『アギーラ』など今までのコンパクトクラスは基本的にスズキのOEM。加えて北米と欧州が中心で、伸び盛りの新興国向けと言い難い。スズキと切れたことでGMは独自開発しなければならなくなった。

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シボレー・ソニック。日本仕様は『アベオ』

そこでオペルと韓国GM(旧大宇自動車)が共同してコンパクトカーの開発を行う。完成したのがソニックでございます。試乗コースはヴィスバーデンからライン川添いに下りながら、写真を撮って行きましょう、というもの。天気も上々。道路は空いており、クルマを評価するのは(楽しむ?)に申し分のないコンディションでございます。

というより、観光旅行の如し。写真もどこで撮ったって絵になるから楽である。 途中、ローレライを通る。今日はたまたま大型の貨物船がローレライを曲がるトコロに遭遇した。いやいや驚きました。そもそも川下に向かっての流れがハッキリ見えるほど速く流れている。

ここを海のフネより細長く出来ている川フネ(曲がりにくい)で下ってきて、さらにほぼ90度曲がらなくちゃならない。 こら事故が起きたって不思議じゃない。というか、事故起こさない方が不思議。あのドイツ人が川の流れをよく変えませんね、と思う。工事しちゃったっていいですから。ローレライの通過を楽しんでいるんだろう。というかローレライを操船出来る技量ないと狭い川は航行出来ない?

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シュニッツェル

お昼はライン川添いのレストラン。シュニッツェルという日本のトンカツをオーダー。お店のチョイスが良かったのだろう。とっても美味しい。食事中、フランスの原発が爆発したというニュースとスズキの一方的な別れ話のニュースに接す。

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2011年9月12日 (月)

初フィンエア(9月11日)

今日は初めてのフィンランド航空。フランクフルトへ行くなら直行便が最も早く到着するけれど、ヘルシンキ経由はその次に早い。また、フィンランドってハンガリーと共にチンギスハーン率いるフン族の流れであります。「フィン」と「ハン」の語源は「フン」。フィンランドとハンガリーは文法も周囲の国と違う。似てる単語もあったりする。「ヨッパラッタ」とか全く同じ。たまたまか?

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エアバスA340

あまり知られていないことながら、フィンランドって割と親日。日本人に対する”当たり”はやさしい。一度ムーミントロール探しの旅でもしてみたいもんです。機内で『プリンセストヨトミ』があったので見る。するとどうよ! 原作の面白さの面影すら無し。ここまで酷けりゃヒットしなくて当然だと思った。飲んだくれてたり、読みたかった本を読んでいたらあっという間のヘルシンキ。

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カゲミーロ、知ってる?

フィンランドは小さいなフネのビルダーも多い。空港でフネの雑誌を買って読んでたら、あっという間に搭乗時間になってしまった。26フィートクラスで快適なキャビンを持つフネの中古がたくさんたくさん。今ならユーロも安い。思わず欲しくなっちゃいますね~。海に面する欧州の国はフネの人気が高い。VWなんかフネ好きのエンジニアが驚くほど多かったりして。

ヘルシンキからフランクフルトまでバルチック海の上を飛んで2時間20分。機材は日本に入っていないエアバスA319である。エアバスのトイレってなぜアタマがブツかるレイアウトになってるんだろ。20年以上前に旧JASのA300に乗った時から不思議でした。A319のような小さい機材なら納得できるも、A340のような4発機もアタマを天井にくっつけなくちゃならん。

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夜8時。まだ少しだけ明るさが残る

雷雨のためフランクフルト上空で30分くらい旋回。同じくらいの高さでイナビカリが見える。当然ながら大雨。大丈夫だと解っていても良い気持ちはしない。今回の宿はヴィスバーデンの近くにあるライン川岸のワイナリー。上の写真がホテルのある街並でございます。日本もそうだけれど、少し都会を離れるだけでガラリと雰囲気からして変わる。ほとんど観光旅行気分。

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部屋は中世のドイツ風。カベが斜めなのは、屋根の部分だから。ジジイ一人で泊まるのがコッパズかしくなるくらい可愛い雰囲気でございます。改装したばかりらしくキレイだし、ネットもサクサク繋がるので快適至極。都会のホテルだと世界中同じだけれど、こういった宿だとドイツに来たなぁ、とシミジミ感じる。当然の如くドイツワインで荒修行して寝。意外に赤もイケました。

追記・昨日の羽田の件、B767の機長さんからメール頂く。何でも南風の時は南からの便をB滑走路に下ろし、北からの便はD滑走路に下ろす管制システムになっているそうです。知りませんでした。交錯させるようなコースを選ぶことはないと思うんですけどね~。ラインをまたぐときの高度差は300mくらいか? 荒天時はちょっと怖いす。飛行機は可能な限り「たら・れば」を排除すべきかと。 

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2011年9月11日 (日)

お宝温度上昇(9月10日)

昨日山口県の旧美祢サーキットで試乗したのは、スカイアクティブ第2弾となるアクセラでございました。ほぼ20年ぶりの美祢サーキットだけれど、当時と逆回り。見事にコースを忘れちゃってる。でも好きなタイプのコースです。下の動画は美祢サーキット走って3ラップ目。まぁ妥当なラインだと思う。

今日のカメラマンはベストカー編集部の浦田君。私の動画、皆さん私が手持ちカメラで撮っていると思っているようだけれど、とんでもない。間違っても片手運転などしない。必ず助手席に座った人が手を伸ばして撮ってます。動画が見られる環境の方は美祢サーキットの風景をお楽しみ下さいまし。

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ということで浦田君

北九州空港10時発のスターフライヤー。機材はエアバスA320です。前後のシートピッチをギリギリまで短くして大量の乗客を詰め込もうとしている航空会社が多いなか、本革シートをユッタリ配置してるのは好感持てる。でもシート形状イマイチなので滑るのよね~。自動車用シートなら大失敗作です。

妙な管制で、北方向から飛んできて下をくぐって行った飛行機が新滑走路(D)に降り、私ら南から飛んできたのに横風用滑走路(B)に降りた。滑走路の長さは同じ。着陸してからスポットまでの距離もD滑走路の方が近かったのに。そういえば着陸時、機長が「今日は滑走路が違って遅れました」と言ってた。

Haneda

上が北。北東から着陸します。私は南からBに。北から来たのがDに

羽田に着くと蒸し暑いの何の! ホーネットの水温上がりっぱなし。珍しく冷却ファンも頻繁に回る。お宝の温度上昇だって著しい。もはや使いモノになってないから問題ないか。若い男は夏場のバイクに気を付けて欲しいっす。時間が取れたので川口の整体に。すっかり楽ちんになりました。

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2011年9月10日 (土)

久々のJAL(9月9日)

早起きしてホーネットで羽田空港へ。やっぱし羽田往復はバイクが一番でしょう。久々のJALでございます。ムカシはJAL好きで、毎年5~6回のアメリカ通いしていた20年前からグローバルクラブというお得意様会員に。10万マイル以上乗った年もあったほど。株まで買っちゃいました。

しかし! 破綻によって株券は紙くず。株主優待の権利くらい残してくれればよかったが、それすら無し。JALを応援してきた人たちに砂を掛けただけで終了。ヨメさんから「株なんか買って!」と、こってり絞られる始末。そんなこんなで、なるべく乗らないできた。特に国内線はANAばかり。

日本の国内線って全て「腰痛養成シート」ばかりになるかと思いきや、JALのB737-800はレカロでした。やっぱし疲れない。ムカシはANAも好んでレカロを使ってましたけど。東京湾上空で旋回し、厚木基地、小田原上空、大阪、瀬戸内海上空を飛んで11時前に、おそらく4年ぶりくらいの北九州空港。

試乗したクルマは明日詳しく。ニュースをチェックしていたら、予想通りどじょう内閣の大臣が失言ばっかり。小宮山厚労省が突如「タバコ税を上げる」と言い出したと思ったら、鉢呂経産相は記者に「放射能を移してやる」。前原政調会長はアメリカで「武器輸出三原則の改訂も視野に入れる」とのたまう。

今後も失言は続くと思う。派閥均衡を重視した人事なんか行うからこうなる。危機の時こそ大臣はその分野に詳しい人を起用すべきだと思う。まぁ我が国はいろんな意味で手遅れである。政治家が頑張っても立ち直れないトコロまで来てます。官僚がどういった選択をするのか見物だったりする。

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2011年9月 9日 (金)

ワクドキ試乗会(9月8日)

今日は横浜でポーナム35の試乗会。BOTY選考委員は最終日の午後でございます。35フィートクラスって今や激戦区。国産艇ならヤマハ・イグザルト36という手強いライバルが居るし、円高のため輸入艇だって安価。メリディアン341なんか安いし、COB35あたりも魅力的。はたしていかに。

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トヨタらしく船体(ハル)はアルミ製

走り出して驚いたのがエンジンの滑らかさ。370馬力クラスのエンジン、普通なら6気筒である。なのにポーナム35ときたらランクル用のV8を搭載(2機)。圧倒的に振動無し! ロングクルーズでも疲れないかと。また、アルミハルなので波当たりもやさしい。これがどこまで評価されるだろうか。

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左は吉田由美さん。BOTY選考委員です

ちなみに4,5リッターで370馬力。クルマ用と違ってブースト圧が高く、ハイチューンのエンジン特性でございます。また、午後から強い南風が吹き出し波も出てきたけれど、ほとんど気にならず。このサイズのフネなら、少し荒れても大島まで行って帰ってこられますね。私も死ぬまでに28フィートくらい持ちたい。

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操船してるのは豊田章男さんです

今日は新型のポーナム35の他、ポーナム45とマイナーチェンジしたポーナム28があったので乗る。私jのポーナム26Lはどうなったかと言えば、何と! カタログ落ちしちゃってました。何でもコスト的に厳しいとのこと。日本の名艇ベスト5に入ると思うのになぁ~。上は45から撮った35。下は動画です。

本来フネの試乗会ながら、この機会にクルマも、ということで用意されていたのがレクサスLF-A。クルマとしちゃ高価な3750万円ながら、ポーナム35はスッピンで5900万円。GPSなど推奨OPを含めれば6500万円超。フネの世界じゃカローラ級のポーナム28だって3000万円する。

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ということでレクサスLF-A

乗る度に新しい発見があって楽しい。しかも先日ついにニュルで7分14秒という素晴らしいラップタイムをマークし、一段と”ハク”を付けた。今や世界中のスポーツカーメーカーから一目置かれる存在となっている。実際、トヨタがこれほど官能的なクルマを作れるとは思わなかったです。申し訳ない。

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LF-AからLF-Aを見る稀少な絵

棚橋CEに聞いたら、500台規模で価格を付けたという。ここから台数を増やしてもコストダウン出来ないそうな。ということは次のスーパーカーも作れるということ。ソソられないスタイルをもう少し何とかし、ピョコピョコしちゃう乗り心地をIS-Fのようにグレードアップさせた次世代モデルを大いに期待したい。

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ブルブルしてるな、と思ったら5気筒でアイドリング中

ウソ偽り誇張無くLF-Aはホンモノだと評価しておく。1台目でここまで素晴らしいクルマが作れるなんて想像していなかった。こうなればLF-BやLF-Cも作って欲しい。継続こそチカラ。ここまで書いて「そうでした」。トヨタのDNAは「継続」。お金持ちは次回作を待つべし。

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2011年9月 8日 (木)

箱根は秋(9月7日)

今日も早起きして箱根へ。エンジン誌の取材で、相手はいつもの大井タコ之君。海老名SAでタコ之君が乗ってきたゴルフGTIに交代したのだけれど、まぁ荷物が散乱していて見苦しいの何の! ムカシからこうです。グローブボックスには1枚50B(140円)で買ったと思われる大量の海賊版CDが。

ちなみに本日のゴルフGTI、大幅にパワーアップした35周年モデルだった。もう入ってきたのね。今日のクルマはメガーヌ・ルノースポールとインプレッサSTIスペックC、ゴルフGTIの乗り比べ。さすがタコ之君。メガーヌのサスペンションの弱点(KYB共通の味ですね)をすぐ指摘した。私以外、誰も書いてないのに。

ただ一般道の乗り心地は決して悪くない。というか積極的に「スポーツモデルとしちゃ文句なし!」。KYBもこのあたりまではコナせるようになってきた。後は減衰力高めたアブソーバーで発生するピョコピョコ感をどうやって抑えるか、です。インプレッサに乗り換えると全く同じ「味」。路面良いサーキットじゃいいのにねぇ。

それにしてもメガーヌ・ルノースポール、良いです! こいつに刺激されたのか、シトロエンもDS3レーシングという特別仕様車を日本で発売した。DS3の『R3』(クリックするとユーチューブに飛びます)もイイなぁ。ルノーやフォードも1,6リッター級ラリー車の『R2』を日本に持ってきたらいい。

本来ならこういったクルマ、日本の自動車メーカーに期待したい。というか、この手のクルマを作らないと欧州市場はダメだと思う。ヴィッツとフィットや存在感が大幅に薄くなっちゃったスイフトあたりでいかがか? 総入れ歯、じゃなくそういえばスイフトは現行モデルになって売れなくなりましたね。

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2011年9月 7日 (水)

釣れるか?(9月6日)

今日はCT誌のチャリティオークションでトローリング用リールを落札して頂いた千葉県竹岡の方と試し釣り。釣り場まで行くのに竹岡沖を通るので、待ち合わせは自宅の近所の港にしました。夢の島マリーナを6時15分に出て18ノット前後で巡航し、現地着ジャスト8時。海況は悪くないです。

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久々の晴天

ただ東京湾の濁りが酷い。湾内全てチョコレート色。当たれば一発走行不能級の浮遊ゴミも多い。黒潮を探して大島方面へ。館山沖を通過したあたりからハッキリ水色が変わった。黒くて透明度抜群に高い。水温も27度。これ、黒潮からはぐれた暖流です。ここから流し始めることにした。

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前方が伊豆大島

しかぁし! 2時間流すもサッパリでございます。今日はダメか、と諦め始めていたら、突如「じじじじじじー!」。来ました! なんだろ、と考えるまでもなくシイラがポ~ンとハネる。クチが尖ったサカナぢゃありません。当たり前か。ただ案外大きい。竹岡の方も大喜び。いやいや釣れてよかったっす。

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「万力」書いてシーラと読む

ところが続かない。お昼の時間になったので三浦三崎の「うらり」に入港。うらりのマネージャーは釣り名人なので情報も入手しなくちゃ。三崎で食事と言えばまるいち食堂ですね。ここのサカナは安くないけれど美味しい。あまり美味しくないけど安くてボリュームある『ばんや』と好対照。

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やがら(手前の長いサカナ)は刺身で抜群らしい!

うらりにシーラを狙ってきたというフネが入ってきたので聞いてみたら、今日はてんでダメだという。台風の余波か? 私らもアタリ1回だけ。ラッキーだったのかもしれない。夢の島に日没まで帰るため、15時30分に竹岡着。CTチャリティオークションへの御協力、ありがとうございました。

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湾奥の水色は「濁った白」。こんな色、初めて見た

ここからが本日の山場でした。東京湾内は浮きゴミ多数。そいつを避けながら走っていたら、続いて凶悪そうな雨雲。海も険悪。さらに東京灯標を通過したあたりから、荒川から流れてくるのだろう。大量のゴミで徐行を強いられる。マリーナに帰着したら暗くなり始めてました。夜だったら浮きゴミを避けられませんな。

いやいや。釣れてホッとしました。

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2011年9月 6日 (火)

台風12号(9月5日)

台風12号はやはり大きな被害を出してしまった。進路が当初の予報通り400kmほど東側なら、関東に甚大なダメージを与えたことだろう。あんな雨量じゃ東京の河川だってひとたまりもないと考えます。今回の台風、衰えずに上陸することが解っていたのだから、もう少し打つ手はあったかと。

先日の震災にも言えることながら、物的な被害は避けられないと思う。けれど人的な被害についちゃもっと抑えられるんじゃなかろうか。避難勧告、遅すぎ。「避難がたいへんだから」と思う気持ちは解るけれど、今回の台風なんか海水温と湿度で容易に大雨を予想できる。私だって書いたほど。

本日2階の座敷で会食の予約が入っている。1人1500円程度のお刺身をご所望だったので築地まで仕入れに行く。「初めてのお買い物」です。しかぁし! 時化続きのためか、良いサカナが無い。加えて高いの何の! 板さんのリクエストでヒラメを買おうとしたら1kgで4千円だって!

フッコ級をスズキとして高い値段で売ってるし、全般的に鮮度もイマイチ。釣ったサカナを知ってると、今日は鮮度の点でどれも買う気にならない。美味しいかどうかの目利きは出来ないが、新しいかどうかならハッキリ解ります。ということで仕入れを諦め、隣の店に1500円の三点盛りを頼みました。

男子のサッカーってハイテンポだし迫力もある。ただ時として汚い。女子サッカーは寸止めルールが収支徹底しているのか、それとも女性の本能なのかフェア。安心して見ていられます。ジジイになると女子サッカーが心地よい。今日もハラハラさせられたけど勝って良かった! 次戦の北朝鮮は3対0で勝ちだ!

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2011年9月 5日 (月)

生きる目標(9月4日)

夕方まで入魂の原稿書きし、予定に戻す。夜のバイトのシフトを組めなかったため、17時からうなぎ屋さんになる。8月下旬から天候が安定せず、なかなか厳しい状況。それでも夜は何とかカッコになった。例年サンマの出回る頃になると売り上げ落ちます。目黒のサンマのニュースみながら「そんな時期なのね」。

カラダが野村君を欲しがっているので川口の整体へ。座骨神経から足先へのシビれと、肩から指の外側を通るシビれを中心に施術してもらう。そもそも夏場の暑さと時間の少なさにかまけて身体を鍛えていない。昨年の今頃はラリー用の筋力を付けるため週二回のジム通いを欠かさなかったのに。

ニンゲン、目標を設定しないとダレるばかり。追いまくられていたら進化しない、ということを実感す。といっても先立つものが無く、目標の設定すら出来ない状態。もはや小遣いでチーム作ってWRCに出たり、海外でシリーズチャンピオンを狙うようなアホなことは難しい。ラリー車の交換部品を買う予算も無し。

逆にナニがしたいのか、と考えてみる。やっぱし新しいカテゴリーの車両を使った国際ラリーでしょう。4WDターボはサステイナブルじゃない。お金だって掛かるし。その気になれば毎日の足としても使える1,6リッター以下のクラスとか魅力的。ただそのクラス、日本には戦力ある車種がないのよね~。

やっぱりクルマ好きからすれば「競技に出られる車両を街乗りに使う」って逆らいがたい魅力を感じてしまう。国際格式の競技に出られるとなれば、一段とステキである。ナンバー付きのラリー車なら実現可能。今までインプレッサがそうだったんですけどね。1,6リッター車でマレーシアラリーのクラス優勝を狙う? なんちゃって。

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2011年9月 4日 (日)

柳川鍋(9月3日)

午前中原稿書き。先週のメガWebのイベントで原稿が押してしまい、今週ずっと2日遅れの状態。この週末で何とか追いつかなくちゃならぬ。明日は本来ならチャリティ釣行の予定だったけれど、台風の影響で中止。強い南風、常時吹き続けているのでなく、東京は突風でございます。

野田内閣を「泥臭いどじょう」だとメディアが書く。タダでさえどじょうを食べる文化は衰退しつつある。泥臭いサカナだと周知徹底させられちゃったワケです。確かに地方だと味よりタンパク源だったろう。でもキチンと手間掛けて調理された柳川鍋を食べると、全く臭みは感じない。というか積極的に美味しい。

祖父が気が向くと柳川鍋を作ってくれた。江戸前のうなぎと同じく1匹ずつ背開きにして小骨まで取る。対照的なのが「丸鍋」と呼ばれるどじょうをそのまま煮込む鍋だ。私は成人になるまで「丸鍋」を知らなかったので、最初に食べたときは「ダメだこりゃ!」。というか今でもダメだ。食べない。

興味深いことに「江戸っ子」なら「江戸の精神」を持っているかと言えば、明確にNoである。江戸の人達はカッコ良いことを「粋」と称し、その反対を「イモ」と呼ぶ。言うまでもなく江戸ってよそ者の集まり。出身地を問わず、粋を好む人が江戸文化を育ててきたんだと思う。私は食べ物であっても「イモ」は嫌い。

野趣と野蛮は紙一重。江戸前文化の特徴を上げるなら「手間を掛ける」である。クセのある食べ物を上手にいなし、良い部分だけ引き出すことを考えている、と言い換えても良い。もっと言えば高い普遍性を持つのが江戸の調理法。果たして野田内閣のどじょう料理は「丸鍋」か「柳川鍋」か。

夜はサッカー女子の韓国戦。最後までゴールに嫌われた昨日の男子北朝鮮戦と違い、前半でリードしたから安心して見てられると思いきや、後半攻められる攻められる。何とか凌げてよかったよかった。次のオーストラリアに勝てればほぼ確実。でもオーストラリア、強そうだからなぁ。

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2011年9月 3日 (土)

キャデラックCTS(9月2日)

午前中原稿書き。昼からキャデラックCTSクーペの試乗。久々にアメ車を試してみると、ヤッパシ味がある。90km/hくらいでクルコンをセットし、ノンビリ走ってると何よりリラックス出来ます。残念ながら日本人ってアメリカの文化に囲まれて育ってしまったせいか、全て快適だったりして。

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私の年齢だとちょうど良い感じ

BOSEで音楽を聴いてやろうといろんなジャンルを持ち込んだ。マイケルジャクソン、いいっすね~! 低音がキッチリと鳴る。ボリューム上げても鳴る。ビート・イットを熱聴。こんなのどうよ、と『宇宙のファンタジー』など掛けてみたら、超懐かしいっす。若い頃を思い出しちゃう。

アースウインド&ファイア(ユーチューブ)

アメリカンポップスって基本的にクルマの中で聴くことを考えている。家の中より風景変わるクルマの中が気持ちよい。次に乗るときは邦楽も聴いてみよう。古い曲だってデジタル録音なら大音量で聴いてもOK。忌野清志郎さんとかどうだろ。300kmの移動もあっと言うまでございますな。

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キャデラックいいなぁ

あまりショッピングリストに上がることのないキャデラックながら、金銭&精神に余裕のある人なら、けっこうハマるかもしれない(私は前者に余裕無し)。100km/h巡航するとリッター10km以上走るし、足回りも引き締まっていて快適。キャデラックって良いショックアブソーバー使ってると思う。

それにしても凄い湿気である。気温は28度しかないのに、蒸し暑く不快。イライラしてくるほど。結露寸前と言った感じ。こんな風が山にぶつかって上昇し、温度下がったら大雨になって当たり前だ。東京の湿度下がり、南風弱まらない限り、北関東の豪雨は収まらないと考えます。

夜、ニュース見てたら野田新体制を報じていた。野田首相は案外頑張るかも知れないけれど大臣が厳しい。失言か失策で何人か更迭されること必至。ナニも出来そうにない人も多そう。国交相や経産省など、シロウトぢゃなかろうか。サッカー3次予選で北朝鮮に勝ったので少し砂を吐けた。

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2011年9月 2日 (金)

カマロ最高でしょ!(9月1日)

台風12号は関東直撃コースじゃなくなった。けれど現在の予想進路を見ると海水温28度線が淡路島近くまで達してます。全く衰退しないまま本土上陸になると思う。予想進路とその東側地域は十分な備えをしておきたい。けっこうパワフルだと考えます。覚悟してたけれど東京は逸れた。

午前中原稿書き。昼ご飯食べて品川のGMジャパンへカマロ・コンバーチブルの返却に行く。蒸し暑いものの屋根を開けて走る。するとどうよ! このクルマ、屋根開けた状態がデフォルト(標準)なのね! と改めて認識させられた。気持ちいいのだ! 屋根閉めてると少しユルく感じるボディも丁度良い。

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注目されちゃうのが弱点?

オーディオがスンバラしいです! 低音の鳴り方ときたらアメリカンポップス好きだとトロけるぞおい! 日本の純正オーディオ&純正オプションでこれだけパワフルに鳴るクルマ無し! 音楽を楽しむだけでいいな、と思わせる。しかもデッカイ開口部を持つ4人乗りときた。こら徹底的に派手。

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カマロいいです!

せっかくだからGM車に乗ってみたらどうでしょうか、ということなので、引き続き3,6リッターV6後輪駆動のキャデラックCTSクーペ。をいをい! こいつもBOSE付きだ。鳴らしてみたら文句なし! カマロより硬質でクッキリした音質ですな。Webだと音の良さを伝えられないのが残念!

久しぶりにクルマで遠出したくなってきた。週末の天気が悪く残念! 中野に行くと昨日より厳しい状況。

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2011年9月 1日 (木)

なんでだろ?(8月31日)

今回の震災の復興に際し、最も「なんでだろ?」なのが岩手県を地盤とする小澤さんの寝たふり。政局なんかほっぽって地元に戻ると思っていた。なのに震災後、岩手に戻ったのは3月28日のこと。地元も大切に出来ない人に日本を任せる気にはならない。岩手の復興に尽力すれば、政局も変わったろう。

野田新体制の人事が進んでいる。バランス感覚も重要だけれど、国交相や震災復興、原子力関係、ボランティア担当には、派閥に関係なく優れた人材を起用して欲しい。現在最も辛い状況にあるのが、こういった大臣や担当の管轄です。とにかく菅さんは徹底的かつ見事でありカンペキに人事がダメだった。

それにしても福島の原子炉はどうなってるのか? 放射性物質をあまり浴びていないと言われる作業員が急性白血病で亡くなったり、格納容器内に核燃料があるイラストを読売新聞が載せたり、冷温停止になってるのに核燃料の取り出しは10年後になると言われたり。野田体制になっても同じか。

最近クルマに乗っていて「そうなのね!」と納得したことがある。40歳以下の人は基本的にクルマを好ましく思っていない。特にクルマ無しで暮らせる都会で顕著。加えてクルマは危険だと思っている。こんな人達がハンドル握ると、極端にスローペースになってしまう。しかも譲りまくり。

道を急ぐ国沢光宏や、楽しいクルマに乗っている国沢光宏はイライラする。しかし! ノンビリ走った方が航続距離を伸ばせるリーフのハンドルを握っているときだけ、ヤツらのペースでもストレスを感じない。都内の移動はリーフに限りますな。電気不足が緩和されて良かった良かった。

夕方まで原稿書き。叔母のご機嫌伺いをしてから中野へ。毎年秋口は売れ行きが低迷するのだけれど、今年に限って言えば8月中旬の天候不順からイッキに厳しい修行になってしまっている。美味しいのに。この天候に泣かされている人達はきっと多いと思う。海関係の人達もタイヘンかと。

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