うなぎ超高騰(5月30日)
うなぎの価格が信じられないくらい高い。いや、高いだけじゃなく、品不足だという。問屋さんも値上げしたらうなぎは売れなくなることなど承知。もはやニッチもサッチもいかない状況になっているそうな。生きているうなぎを調理している店なら、一匹分(ご飯が見えないサイズ)で3千円以上取らないとやっていけない状況です。
山手線の内側だと4千円以上すると思う。とはいえ中野だと高い値段でうなぎを食べて頂けない。そんなこんなで未だ値上げしないでやっているからシビれます。私が店から1円も貰っていない状況だから何とか続けられるのであって、普通のお店はそろそろお手上げになりつつあるかと。
政府は突如「消費税を少しづつ上げ、2015年までに10%とする」と言う観測気球を出した。反対出来ないだろ、という読みです。こいつには裏があって、早くも来年から2~3%上げるのだという。実際、今年は税収の大幅ダウン必至。悲しいかな国家の一大事を迎え私も本業/うなぎ屋共に援助できない状況にある。
2012年度予算で消費税率上げを確定しておかないと、来年度予算など組めまい。考えて欲しい。「税収30兆円少々。予算100兆円で70兆円の赤字国債を発行する」となったら、誰だって終わったなと思う。消費税1%は2,5超円。3%上げて7,5超円。赤字国債の15兆円分くらいを震災国債という名目にしたらどうか?
「税収40兆円。予算は震災復興特別費含め100兆。震災国債15兆円。赤字国債を昨年より10%減らし45兆円にしました」みたいな予算なら成り立つだろう、と官僚は考えてるんだと思う。上手にPRすればきっと騙せるかと。頭脳明晰な官僚の皆さんに「上手く麻酔を使ってください」とお願いしておく。
現在の状況は不治の病でございます。私も辛さを伴う延命措置より、麻酔が効果的だと考える。最も望ましいのは、アメリカのように「崖っぷちに立ちながらも一進一退を繰り返し、それでいて案外楽しく暮らせる」というもの。いずれにしろ人生一度。楽しく過ごせたヤツの勝ちだと思う。
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