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2011年4月14日 (木)

明日(4月13日)

私のWebサイトを見に来ている奇特な方は普通の人より柔軟な考え方を持っているけれど、やっぱり「ダメな理由を捜したがるマイナス思考の人」もいる。昨日のTOPでホンダのエコウィルの紹介をしたら「お湯ばっかり湧かしているからダメ」とか「メーカーの言うことを信じるな」ときた。こういう人間が上にいたら最悪です。

何で現在販売しているエコウィルの性能や、現在の電力会社の電力売買システムでしか物事を考えられないのだろうか? メーカーだって電力会社が国会議員を抱き込んで作った売買システムや、クダらん指導(お湯を沸かすのがメインで発電はあくまで付加的な要素)無くなれば、もっと違うコージェネを作れる。

エコウィルで使っているエンジンは、オーソドックスな汎用型。熱効率の良いエンジンにすれば、お湯作りより発電能力を高めることだって可能だ。また、オタンコな奴にも解るよう、あえて「昼間は太陽光発電がフルに持ち味を発揮し、寒い夜になるとコージェネが絶大なる威力を発揮します」と説明した。

私の家は床暖で使うお湯の熱源として都市ガスを使っている。冬場はコージェネのお湯だけじゃ間に合わないかもしれないほど。また「太陽電池もコージェネも良いと思いますが、一つの家に両方設置するのは効率が悪いと思います」というコメントも。ハイブリッドの黎明期に「エンジンとモーターを積むのはバカだ」と否定した人と同じ。

違う特性を持つ発電装置と、そいつを繋ぐ電池があってこそフルに性能を発揮できる。電力会社の「縛り」を考えている人もいるようだけれど、これまた「今の体制が続く」ことしかアタマにない。もう少し今回の大震災のダメージと、今後電力会社が負担しなければならない天文学的な金額を冷静に考えてみるべきだ。

むしろ「振動のないロータリーや水平対向がコージェネに向く」とか「1kWhあたり3万円で作れるプリウス用のニッケル水素電池を使えば10kWhで30万円+制御装置での家庭用電池システムをすぐ構築できる」みたいな前向きの意見が欲しい。サバイバルが必要な時に死ぬ方法しか考えられない奴は黙っているべきです。

第二次世界大戦末期、我が国の頭の良い技術者は「速い飛行機を作りたい」という要求に対し「プロペラ機では音速を超えられない」という、後ろ向きの研究や論文をたくさん書いた。同じ時期、欧米の技術者はジェットエンジンやロケットを開発している。前向きに考えないと新しい時代はやってこない。

板前さんが変わって10日目。2度目の来店をして頂けるお得意さんも多く、一安心しました。何度か食べているけれど味は変わってない。むしろ人当たりが良いため好評。明るいのだ。悪いニュースばかりながら、私にとってはこの点だけを持ってしても大いに心強い。「いいこと探し」の日々です。

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コメント

ロータリー+コジェネ面白いですね

以前、ロータリーエンジンはアメリカやオーストラリアの様な
延々と直線が続く地域では驚く程燃費が伸びると聞いた事が有るのですが
実際そんな感じなのでしょうか?

だとしたらコジェネに組合せるのは良いですね~

投稿: メタブラ | 2011年4月15日 (金) 12:09

今現在でも企業の大口電力契約者は、東京電力より自家発電の方がコストが安いようです。今後、東電以外も原発事故のコストを見込んだ電気代が適用される見通しにあり、将来的に日本の電力料金は高騰するようです。

さらにもともと電気は送電時に失う熱損失が多く、それを避けるために超高電圧送電が必要となり、需要地域で変電する手間が掛かりすべてコストに反映されます。

国沢さんが推薦されてるホンダのコジェネなど、今後一般家庭においても自家発電は普通になると思います。ただ個々の家庭単位では需要の変動が大きすぎ、ブロック単位、街区単位など規模の経済性の検証が必要になると思います。

いずれにせよ、日本のように地震津波の多発地域では、科学者・技術者のおもちゃ、融資銀行・製造メーカー・利権政治家の金脈でしかない原発は国民にとっては迷惑なものです。

投稿: 電力 | 2011年4月15日 (金) 07:47

自分の自由な発想にブレーキをかけるのは自分自身ですから、これは!と思った着想にはとりあえず乗ってみるのも手だと思います。我が家はマンションでベランダのスペースも限られてますがソーラーパネルで発電してます。脱東電を目指してささっと検索して、ささっと自分で設置してしまいましたが、感覚的には夜の明かり全部と携帯の充電くらいはすぐに何とかなりそうだという感じです。あわよくばパソコンも、計画停電が復活したときには冷蔵庫もねらってます。
インバーターはロスが大きく、直流をそのまま使うのは少しハードル高いかもしれませんが、逆に言うと直流12Vの機器さえ市場に出回るようになれば一気に広まるのではという感触もあります。なにより電気を地産地消するようになると、自分の電気を今まで以上に大事に扱うようになります。
もともと慎重な私がいうのもあれですが、とにかくやってみるかで行動すると、とにかく行動すると決断した人を批判する気持ちにはなりません。むしろ同志かと(笑)
今回も小さな失敗いくつもありましたが、それを乗り越えるときに得られる経験値が何より一番大きいです

投稿: karashi | 2011年4月15日 (金) 00:44

 太陽から地球の地表面に到達する1年間のエネルギー量は約3.8×1021キロジュール(10の21乗キロジュール)にもなるそうで、想定されるウラン埋蔵量をすべてエネルギーに変換してもこの1年分にも満たないそうです。・・・すべて「そうです」というのは専門家でないものですから。
 でも、現在の原発を30年後に全て廃炉にしようと先に決めて、代替エネルギーをよーいどんで開発すれば・・・と考えるだけでワクワクします。
 廃炉もビジネスですから、ずーっと先まで面倒をみるわけで、電気をつくる原発も、何も生み出さない原発もちゃんと利権を生み出してくれて誰も困らないと思うのです。
 甘いでしょうか。

投稿: 昼間点灯派 | 2011年4月14日 (木) 23:16

現状の原発の変わりの安定発電として、地熱発電をもう一度考え直してもいい時期にきてる様な気がしています。
国立公園・景観・コストなどの問題はあるでしょうが、原発に変わる安定電源としての能力は高いです。
何よりも壊れても湯が噴出すことはあっても、放射線で長期間問題になるようなことはありませんし。
特に日本は温泉大国なので、温泉があれば発電が出来るようなものです。
原発のリスクと比較すれば国民の理解も得られると思うのですが・・
まあこういう意見を言ってくれる人は政治化にはいないと思います。

投稿: logo | 2011年4月14日 (木) 19:55

コジェネに反応してしまいました。
海外ネタで申し訳ありませんが、オランダの農業(園芸)では、1~3億円もするコジェネを温室で使っています。天然ガスが安価に供給されることから、これを使って電気とお湯を作り、温室の電照(緯度が高いため必需品)と暖房、そしてヒートポンプと組み合わせて夏場の冷房と大活躍していますが、2~3年で償却しています。日本では規模が違うため、目にする機会はありませんが、スケールダウンして考えれば、これぞ師匠の提言にあるエコウィル!日本の高い技術力を総合的に生かして子どもたちの未来に託すエネルギー利用を考えて、災い転じて・・・にしなくてはならないと思います。
蛇足ですが、被爆した農地では「食用」作物はしばらく厳しいので、バイオエネルギー用作物(クリーニングクロップ)を栽培して、農地の回復とエネルギー源の供給をするなどの話題もあります。前向きに、そして前傾姿勢でやるしかないのかもしれません。
長&駄文失礼しました。

投稿: トトロ | 2011年4月14日 (木) 19:09

昔、竹村健一さんが関西電力のCMで「ベストミックス」と言ってました。
当時は原発反対派に対する威嚇メッセージに聞こえましたが、今なら原発をハミゴにしてもベストミックスは可能なはずです。

何が前向きで何が後ろ向きかは人それぞれだと思います。国沢さんの意見を酷く後ろ向きに捕らえる意見も必要です。

投稿: COLT | 2011年4月14日 (木) 18:57

国沢さん、こんばんは。

水素ロータリーにも期待したいです。

太陽光発電にも興味があったのですが、山スキー?の用具(ビンディングの取り付け?)で検索をしていた時に拝見をしたブログ、”もったいないよん”
http://mottainaiyon.blog6.fc2.com/blog-category-2.html

お名前はわかりませんが、バッテリーへの充電やコントロールなど大変参考になりました。

私も今年中にモデムやルーター、電話機くらいは太陽光で動かして見たくなりました、このくらいであれば市販の200ワットくらいのインバーターでも放熱に気をつけてやれば大丈夫そうな気がします。もしくは、バッテリーの12ボルトから各機器の電圧に落とせば良いかもしれません。

投稿: kine | 2011年4月14日 (木) 18:04

武田邦彦さんのブログから

放射性物質がついた福島の瓦れきを川崎に運搬することは、放射性物質をさらに飛散させるという意味で良くない方向であることをブログに書きました。


福島の人は原子炉の事故で大きな打撃を受けましたが、それは福島だけではありません。程度は違いますが東京も川崎も同じように放射線で汚染されたのです。


その責任は主に保安院にありますが、それはまた別の問題で、わたくしたちはわたくしたちの範囲で汚染を拡大することを防がなければならないと思います。


・・・・・・・・・


福島原発からの放射性物質の漏れも次第におさまっているので、特別な爆発でもない限り連休開けにはかなり安全な状態になると思います。


次にわたくしたちがしなければならない事は、「放射性物質で汚染された福島の地域をできるだけ早くクリーンにする」ことです。


放射性ヨウ素は半減期が8日ですから、しばらくするとほとんどなくなりますが、それに続くセシウムとストロンチウムは半減期が30年ですから、そのままにしておくと30年間、福島は汚染したままになります。


放射性物質の半減期は物理的に決まっていますから、それは変える事ができませんが、人間の手でクリーンな福島を取り戻すことはできます。


できるだけ早く手をつけてもらいたいとわたくしは希望しています。今、福島の人はとても気持ちが追い込まれて「放射線は健康に影響がない」と信じたい気持ちでしょうが、被曝はできるだけ少ない方がいいのです。


・・・・・・・・・


わたくしは川崎の瓦れきの処理で書きましたように、早く福島に放射性物質をとることができる焼却炉とプールと蒸留設備を作ることと考えています。


今度の原発事故というのは、放射性物質という意味で言えば、「福島原発の中に閉じ込められていた放射性物質」が「福島県の東部や茨城県の北部、さらに東京、仙台まで広く拡散した」ことを意味しています。


今度はそれを「人間の手で再び福島県発の敷地内に戻す」ことによって、「クリーンな福島」を取り戻すことです。


そのためには、福島原発の敷地もしくは近郊に「焼却炉とプール、蒸留設備」を作り、そこに汚染されたものを集めます。


まず、燃えるものはどんどん焼却炉で燃やして、煙の中の放射性物質をフィルターでとります。また燃えないものは、プールの横で水で洗浄し、その水をいったんプールにためます。


プールにたまった水は蒸留装置で蒸発させ、放射性物質を集めます。政府と福島県が決意をして今からすぐやれば、放射性物質で汚染された福島はどんどんクリーンになっていくでしょう.


技術はすでにありますし、設備については全ての費用を合計しても200億円から400億円ぐらいで済むでしょう。だから国と福島県がやる気になれば直ちに取り掛かれると思います。


・・・・・・・・・


福島の人はまた別の考えがあるでしょうが、わたくしは、今の福島の人の考え方・・・放射線の被曝は健康に影響がない。そして我慢しよう・・・というよりも、むしろ積極的に放射性物質を除いてしまった方がいいと思います。福島の人、子供の被曝量は少ない方が良いからです。


また、今回の原発事故は、日本の国内ばかりでなく世界の国から日本の大地が汚れているという印象を植えつけました。


その点では、まず福島が日本の先頭に立って放射性物質を除いてクリーンになることです。学校の校庭も、校舎もどんどん「除洗」していけば、子供の被曝量も減り、田畑も再び使えるようになります。


菅首相は「福島の土地は数10年使えない」と言ったそうですが、そのように後ろ向きになることなく、前向きに放射性物質を直ちに取る作業を開始することを勧めます。


(平成23年4月14日 午前8時 執筆)

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前向きな考え方だと思いましたので、細野豪志さんにメールしました。細野議員には会った事も話したこともないですが、やる気を感じます。人材を集めて、自ら現地に出向いて、希望をもたらして欲しいです。

投稿: 下澤 淳 | 2011年4月14日 (木) 14:52

2年ほど前にプロパンガスの会社を変えました。
その時に長いお付き合いをと言われて、う~ん1年後にオール電化にしちゃうかも内心思っていました。
しかし、太陽光パネルとセットで考えている為、予算の関係で未だ実行には移せず震災に至りました。
元々、オールガスvsオール電気みたいな2択の状況には選択権を奪われているような嫌な感じでしたが、震災後にやれ計画停電だのと言われ膨大な電力を食うエアコン暖房はやはり自主停止へ。
ここで力を発揮したのは石油ファンヒーターとガス風呂。やはりガス・灯油の組み合わせもイザという時には頼もしいな・・・と。
しかし、同時に井戸水のくみ上げに電気ポンプ、石油ファンヒーターもファンを回すのに電気必要・・・と、完全に電気ストップしたら困る状況にやはり独立して発電できる、災害に強い多重化電源が欲しいなと思いました。

できれば、これを機に、太陽光、コージェネ、火力発電、ついでに風力や車まで業界がシェアを奪い合う為に敵対陣営の技術を排除するのではなく、全ての技術のいいとこ取りをした最高の組み合わせシステム開発に邁進してもらいたいと思います。

その点で国沢さんも頭から否定していましたが、私は電気トラックにも期待しています。
ただ走る車両として電気トラックとディーゼルトラックを比較してはいけないと思います。
トラックを走らせるだけの大量の電池はそのままスマートグリッドの蓄電池にもなるのではないかと。

ゆくゆくは家の部屋の一部をハイブリッドキャンピングカーと組み合わせ、太陽光発電で充電しつつ普段はスマートグリッドとして働き、イザとなったら車ごと避難・・・という体制を整えるのが夢の暮らしです。

投稿: もん | 2011年4月14日 (木) 10:38

柔軟な発想って、思った以上に難しい。
何か前提を置いて、その差を見つけるのは以外と簡単なれど、その前提をなくすと基準がわからず難しい。
何をどこまで前提とするか?この前提が普遍的な自然界の法則くらいな人は柔軟と言われ(科学者はこれすら疑わなければなりませんが)、人間が作り上げたシステムを含めば含むほど、硬直的といわれるのだと思います。

今回の原発も、今日の地球規模で熱収支が狂い、ここ数百年のスケールでは想像つかい気候変動(ゲリラ豪雨など)が起こっていることを考えれば、巨大台風や巨大津波など絵空事ではないのですが、”経済効率”という人間の作った前提をはめる、今回の津波は”想定外”ということに。
人間の作った仕組みや、制度・ルールは一度忘れるくらいの勢いの発想転換でないと、時代が変わるときにはついてゆけないのでしょう。

ロータリー好きとしては、圧縮行程が長く、複雑な弁機構を持たないロータリーエンジンは、幅広い燃料に対応できると聞いております。もちろん水素やLPGにも大幅な変更なく対応でき、力は無いけどコンパクトで低振動にエネルギー変換できるのでは?と期待しています。

投稿: JoeCool (in Peanuts) | 2011年4月14日 (木) 10:30

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