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2010年10月31日 (日)

カゼ悪化(10月30日)

早朝、激しく咳き込んで何度も目が覚め、苦しくて眠れない。小学生の頃、扁桃腺を取ってしまっているため(ムカシは扁桃腺が悪玉とされ気軽に切除しちゃった)、呼吸器系に抵抗力がないのだ。扁桃腺も重要な免疫器官。以来、カゼ引くと重度の咽頭炎や気管支炎になってしまう。

探したら以前処方された塩化リゾチームがあったので飲む。こらお医者さんに行かなくちゃダメか? かといって家の近所は土曜日休診ばかり。いずれにしろ明日の昼くらいになれば症状も改善してくるかと。11時から自宅でTV朝日の短いコメント撮り。テスラについてです。明日の10時からの番組とのこと。

13時からベストカーで対談。浦田君のツイッターでも書いている通りベストカー編集部はカゼ蔓延中。つか、いっつも浦田君が難病を含め持ち込んで流行らせるというウワサだ。かぜっ引きの私も遠慮無く出入りできる。窓の外を見ると台風14号の風雨共に強まっているようだけれど、ビルの中は平和なモン。

なんのかんので21時過ぎに帰宅。やっと本日の原稿書きに取りかかる。されどペース上がらず。明日早起きして頑張ることにしましょう。ベッドでTV見ていたら、軒並み「台風来るぞ!」とお祭り騒ぎ。いろんなトコロにカメラ出してるけど、強い偏西風で大きくそれちゃった様子。空振りですな。

それにしても大手メディアって面白い。近距離便ながら国際線が普通に飛んでいた羽田を「国際線再就航」と伝えている。というか羽田の旧国際線ターミナル、狭いのにドンドン便数を増やしてたモンだから連日大混雑でした。ちなみに「定期チャーター便」という区分だったため、大手メディアの記者さんは特殊な便だと思ってた?

また、中国とモメている原因は全て前原外相(今回のキッカケを作ったのは国交相時代)にある。首相がコントロール出来ていないばかりか、やりたい放題にさせているから驚く。中国とモメたって得になることなど無し。民間企業を困らせるばかり。もういい加減にして欲しい。ガセメール事件の時からこのヒトはアカンと思ってる。

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2010年10月30日 (土)

ヘルメットの寿命(10月29日)

ここ数日の気温変化に追いつけず昨晩からノドが猛烈に痛み始め、しかも全身ダルいの何の! いわゆるカゼ(雑菌の感染症)にやられた感じ。人間、多々の雑菌に囲まれて生活しているため、寒さなどで免疫力弱まるとカゼ引きます。だからこそ英語で「キャッチ・コールド」と呼ぶ。

こらもう「うつす」とか「うつされる」の問題じゃなく、一人で居てもカゼ引く。ちなみに「カゼ」の語源も冷たい風に吹かれると起きる病だから。キャッチ・コールドと全く同じである。こういう時は楽にしている以外、対処法無し。薬は症状を和らげるだけです。暖かいモノを食べて身体を中から温めるのも有効。

ということで今シーズン初めての床暖房を入れて原稿書き。4日目の25日までTシャツ1枚だったのになぁ。夕方、新しいヘルメットが届く。現在使っているバイク用のフルフェイスは5年前に買ったもの。1回も大きい衝撃を受けていないものの、メーカー推奨だと3年。やはり5年くらいが限界でしょう。

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ジェットタイプながら頬ブブンのガードが長い『MZ

よく「メットなんか被っていればよい」と考えている人がいるようだけれど、何度かヘルメットに世話になった体験からすれば絶対性能本意で選ぶべきだと考える。また、被り心地も重要。白人形状のヘルメットだと、痛いか妙なブブンに隙間出来るかのどちらか。加えて競技で愛用されているブランドがいい。

ラリーをやる時に皆さんからペルターを進められたが、やっぱし被り心地でう~ん。日本人のアタマのカタチなら絶対アライの『GP-J2』でしょう。こいつにペルターのインカムを付ければOKです。バイク乗りは長い時間ヘルメット被ることを前提に考えるので、要求レベルが厳しいのだ。

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HANSデバイス付き。インカムはこれから付ける

前述の『MZ』はジェットヘルの開放感を持ちながら、頬ブブンのサポートを長くしたタイプ。仕上げや安全性を考えれば高くない。バイクに乗るならヘルメットは厳選すべき。ご子息がスクーターなどに乗ると言うときも、必ず良いヘルメットを買ってあげて欲しい。例え原付であっても半キャップなどトンデモない! 

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2010年10月29日 (金)

お別れの会(10月28日)

昼過ぎまで原稿書き。夕方、黒須さんという知人の奥方のお別れの会に行く。黒須さんは米国日産に駐在していた当時(1990年)、私に「アメリカのレースは楽しいですよ!」とケシかけ、ウイロースプリングスサーキットまで見に来いと誘う。折しもバブル景気の真っ最中だったこともあって翌シーズン出ることに。

なのに黒須さんはシーズン前に「頑張って下さいね!」と日本勤務となってしまった。もちろん後任の土井上さんという方に引き継いでくれましたけど。ちなみにこのシーズンは4戦出場して最初の2戦は予選でエンジンブロー(300ZXはオイルイパンが浅く偏り防止板を付けてもダメだと2回目のブローで判明)。

本来なら「ボクがアメリカ側の手配を手伝いますから出ましょう!」の黒須さんでなく、土井上さんが2度もエンジン載せ替えの手配をしてくれました(休日を返上してサーキットにまで様子を見にきてくれたほど)。幸い、残る2戦でクラス優勝(3リッターNAクラス)。上のクラスは5,7リッター積むカマロです。

黒須さんとレースに出たハズの1991年シーズンに(黒須さんもS30の240Zで違うカテゴリーのレースに出ていた)、奥方にご挨拶出来たかもしれない。親しくお付き合いして頂いたアメリカ駐在の方は、皆さん奥方にご挨拶してます。黒須さんは単身赴任だったけれど1戦くらい見に来たでしょうから。

なのにご挨拶する前にお別れの挨拶になってしまいました。私と同じ1958年生まれ。お別れの会にはたくさんの写真が展示されており、びっくりするくらい美しい人でした。南こうせつさんを妙にしたような黒須さんとの結婚式の写真など見て「もっと良い人がいくらでもいたろうに」と思った次第。

昨年あたりから身体の具合を悪くしている、という話を聞いて心配していたのだけれど、先月訃報と接し、残念に思いました。人世90年近く。まだ40年は楽しめたのに。御両親共に御健在なので、残された家族もさぞ辛いことでしょう。たくさんの方が参列したお別れの方を見ても、奥方のお付き合いの深さを感じます。

自分より先に逝ってしまった子供を持った親の気持ちと、長年連れ添った奥方に先立たれてしまった旦那の気持ちと、私と同じ年で永眠した奥方の気持ちの全てを感じてしまい、けっこう辛かったです。黒須雪子さんのご冥福をお祈りします。

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2010年10月28日 (木)

ブルバード(10月27日)

今週はスズキの『ブルバード』という400ccVツインのアメリカンに乗ってました。バイクの詳細について調べようと思ったら、最小限のスペックしか出ておらず。例えばVツインのバンク角も不明。見た感じは45度くらいのような感じですけど(よく見たらタイトルに45度と書いてあった。しくしく)。

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全長2420mmとデガい!

同じVツインを搭載する『グラディウス』と全く違うエンジンでございます。ちなみにアメリカンの文法通り267kgというリッターバイク級の車重に33馬力という低速トルク型のエンジンを搭載。中型免許の人で「存在感のあるバイクに乗りたい」と考えているならピッタリかと。とにかく迫力ある!

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青い鳥じゃありません

車名の『ブルバード』は米語の「大通り」。ストリートやアベニューより広い道。サンタモニカ・ブルバードみたいな使い方をする。267kgに33馬力だから元気一杯という走りでこそないものの、低回転域からトルクを出しているためシフトをサボッてユッタリ流すにはちょうどいい感じ。

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フロントは倒立フォーク

エンジン振動も少なく、オプションのウインドシールドでも装着して高速道路を90km/hくらいでクルージングしたら気持ちよい思う。クルコンが欲しくなっちゃう感じ。最近のバイクに共通する排気音の少なさが物足りないです。意外にもハンドリングはクセがなく素直。もちろん通勤にピッタシというバイクじゃないですけど。

夜は五島のタイとヒラマサを板前さんがさばいてくれました。タイの骨は潮汁。ヒラマサはあら煮でペロリ。いやいやンまかったっす! 刺身も極上! 板前さんによれば「このタイ、買えば1万5千円ですね」。計ってみたら2,6kg。ヒラマサも2,8kg。東京湾奥もそろそろイナダの季節です。

ベストカーと水野さんの件、コメントを見ていると若い年代層ほどメディアに対する信頼度が低い感じ。おそらく情報をメディアに頼らない、という考え方なのだろう。メディアも反省しなければならないと思う反面、情報を水や空気と同じ軽くて無料なモノだと考えられる世代は幸せな時代に育ったんだな、とウなる。

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2010年10月27日 (水)

長崎はよかとこです(10月26日)

勝股兄より「長崎の取材をしてきてくれぃ」と指示されたので、昨夕から様々な場所に行っている。今日の一カ所目は『長崎歴史文化博物館』で催されている「実録坂本龍馬展」。といってもこのあたりの史実についちゃ基本的に詳しいため、目新しい内容はありませんでした。しかし再発見もあった。

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凄い人気!

予想以上に龍馬と岩崎弥太郎の距離が近かったらしいことである。NHKのドラマだと若い頃から顔見知りという設定ながら、実際は長崎に来てから親交が始まったと考えてよい。暗殺されるまでの2年くらいの付き合いを追うと、弥太郎も相当龍馬に影響されたことだろう。やっぱし三菱は龍馬と重なる。

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入ると龍馬と岩崎弥太郎の像が並ぶ

ただ意外なことに今の三菱のヒトは知らない。以前から何度も三菱と龍馬の関係について書いているが、始めの頃、三菱自動車の広報から電話掛かってきて「違うんじゃないか?」と遠回しに間違いを指摘されたほど。今回、改めて亀山社中-海援隊/土佐商会-九十九商会-三菱商会の流れを確認できた。

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めがね橋の近くに残る土佐商会跡

三菱自動車には龍馬の遺志を継いで頑張って欲しい。今の三菱自動車を見てると先進的な龍馬でなく、超保守的な土佐藩をイメージしちゃう。それじゃいかんぞね! それにしても長崎は面白い。人柄も良し。あっという間に滞在時間終了。16時のスカイネットアジアに乗るべく空港へ。

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街中でも龍馬展

するとどうよ! 機材到着遅れのため10分遅れの搭乗開始となります、がさらに10分遅れになり、再び10分遅れ。しまいにゃ「機材整備のため欠航になりました」。結局、18時45分発のANAに。これまた機材到着遅れのため40分遅れの出発になった。猛烈な偏西風らしい。

羽田到着は20時40分。バイクでスバルの新型エンジンに試乗すべくベストカー編集部に向かうも、強い北風吹きまくり。真っ直ぐ走らないだけでなく寒いの何の! 到着後、新しい2リッターと2,5リッターターボ搭載のフォレスターを2台試す。大いに期待して走り出すと……。

ベストカー11月10日売り号の取材なので詳細は書けないけれど、いろんな意味で考えさせられた。このところすっかりスバルの技術者とも疎遠になっているが、おそらく開発チームの顔ぶれからして変わったんだと思う。官能評価とハンドリングに驚く。今までのスバル車と全く違う感じ。

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2010年10月26日 (火)

龍馬が愛した長崎(10月25日)

今回泊まったのは若松島の『榊』という宿。1泊2食付きで6千円だから嬉しい。フネを出してもらうのも実費でOKとのこと。釣り道具のレンタルやエサ代を含め、3~4千円といったイメージ。下の「おしゃれ塩」という美味しい塩を作っている方がオーナー。電話番号『0959-46-2233』です。

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週に1回お客さんが来ればいいですね、のノリ

オーナーが作っている塩はホントに美味しい。思わず2kg買ってしまいました。やっぱしニンゲンの基本は塩だと思う。しかもココの塩は200gで500円と決して高くない。もしノンビリしたいなら、上五島の榊に2泊くらい滞在してイノチの洗濯をしたらいかがだろう。長崎空港から佐世保に出れば案外近いです。

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おしゃれ塩のWeb

大きい方が200g。小さい方で100g。五島沖の海洋深層水を使っているそうな。結晶も大きく、なめると甘い感じ。塩なのに! うなぎ屋で使わせていただく。そうそう。釣ったタイも本日朝にシメて送ってもらうので、水曜日夜にうなぎ屋に来店の方は一声掛けてもらえば美味しい五島の天然タイをお代なしで。

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やっぱしニンゲンの健康は塩から

今回はi-MiEVのレンタカーを使ったのだけれど、97,7km走ってセグメント3つ残し。残走行可能距離は23km。余裕で120km走りますな。しかも上五島には急速充電器が8カ所もある! こういった離島こそ電気自動車の本領発揮といった感じ。お手頃価格のi-MiEV出たら最高でしょう。

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私の運転なら140kmは走れると思う

上五島の有川港にi-MiEVのレンタカーがズラリと並ぶ。24時間で6300円と決して高くない。充電は無料だからして、走り回ればガソリン車(5250円)より安いか? 上五島のガソリンは170円くらいです。こういった離島こそ役所が中心となって電気自動車の普及をすすめたらいい。

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こんなたくさんのi-MiEVを見る場所はない?

有川港から再び佐世保へ。そのまま佐世保バーガーの人気店である『ヒカリ』。米軍基地にイチバン近い佐世保バーガー店ということで、元祖だとされてます。ここも売れ筋が490円と高くない。今やすっかり佐世保名物になった感じ。どこで食べても美味しい。それぞれ味も個性も違う。

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隣も佐世保バーガー認定店

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ヒカリのスペシャルバーガー

12時20分のディーセル快速で長崎へ向かう。14時10分に長崎着。降りると坂本龍馬のオンパレード! 4年しか長崎に滞在していない坂本龍馬ながら、最も活躍した時期だったこともあり、高知よりずっと足跡は濃い。というか高知より長崎が本拠地と言ってよいほど。龍馬ファンにゃたまらんぜよ。

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長崎は高知以上の龍馬ブーム

とりあえずチャンポンを食べ(ウマいです!)、ホテルにチェックインして原稿書き。夜は遠藤さんと丸山にある龍馬ゆかりの料亭に行ってみる。長崎は幕末の時代から中国や西洋の文化が入り込み、そいつを受け入れ取捨選択し熟成させてきた。そういった点では「目利き」も多かったのだろう。

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これが 「花月」。TVドラマにも出てくる

強烈な保守だった高知より、はるかに居心地良かったに違いない。龍馬を育てたのは長崎だったんだな、と改めて思う。加えて何を食べても美味しかったりして。晩ご飯はメニューが200くらいある長崎名物のトルコライス屋さん。隣のヒトはオーダー決めるまでウソ偽り無く20分掛かってました。

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帰りたくない?(10月24日)

夜半から激しいイキオイで降り始めた雨は、朝になっても残っている。加えて強風。それでも10時くらいになったら雨も風も収まってきたので、宿の前にある桟橋から釣り糸を垂らしてみた。1投目から唐揚げサイズの美味しいそうな豆アジ。いっくらでも釣れる。コドモなら最高の体験になるかと。

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いまにも雨が降りそう

しかぁし! 小さい桟橋の実力は豆アジだけじゃなかった。コマセを撒き続けていると、いろんなサカナが寄って来る! オーナーに聞くと、サワラやヒラマサなども回って来るそうな。勝股兄がブラクリ(オモリと一体になった超短いハリスの先に釣り針がついている)を投げたら、あらま!  

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食べ頃サイズ

地元でアラカブ。東京だとカサゴが釣れちゃいました。これ、高級魚でございます。その後、カサゴを連続5本。私は25cmくらいのメジナを頼りないパックロッド(携行可能な小さい釣り竿&リール)で釣り上げる。このサイズのメジナ、東京近郊だとなかなか釣れない。パックロッドだと引く引く!

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30分ほどの釣果

豆アジは勝股兄と私で30分ほど釣ったら食べきれないほど(私は他の狙いだったので、一回り大きいアジを5匹釣ったのみ)。ちなみに昨日オデコ喰らった遠藤さんは豆アジにも嫌われ1匹しか釣れず。ちなみに桟橋の下の海は写真の通りキレい。寄ってくるサカナが丸見えである。

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アジは十分確保

お昼は上五島名物のうどんの「地獄炊き」。うどんを鍋でゆでながら食べる、という独特のもの。参考までに書いておくと、うどんに代表される麺類は中国発祥。スパゲティもマルコポーロが持って帰ったもの。中国への通り道だった(遣唐使が風待ちなどで立ち寄った)五島列島は日本のうどん文化発祥の地でもある。

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遣唐使について語りながら地獄炊き

明日は天気が一段と悪化しそうなので、夕方からフネを出す。一流し目で勝股兄に来たの、ハタの一種(ハタは種類多いので特定出来ず)。いずれにしろハタの仲間は美味しいと決まっている。その間、なぜか私はウスバハギという大型のカワハギの仲間ばかり。すんごい引くから釣るにゃ面白いです。

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中華料理じゃ超高級魚!

されど私の狙いは青物。写真のポイントに来る途中、ナブラを見つけたのでルアー投げたら「ガツン!」。ドラグが出たのでユル目の調整になっていると信じて寄せてきてみたら、2kg以上ありそうなカツオ! こらヤバす、と思った瞬間、反転。瞬間にブチンだって。ラインは1号。シーバスなら70cmだってイケるのに。

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イサキばいくらでも釣れるとです

ということで本日は青物青物青物と念ず。オーナーによれば「この仕掛けじゃ青物はめったに釣れんとです」。またしても「そろそろ暗かけんあと2流しで終わりにしましょう」の1本目でガツン! 大きいとです。途中、何度も引き込む。またしてもタイか? と思って寄せてきたら、ありゃま!

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3kgの食べ頃サイズのヒラマサ

狙い通りの青物! やっぱし楽しい! これでカツオも上げていれば文句ありませんでした。それにしても恐るべし上五島! 2日間共に実釣時間1時間30分づつ。なのに高級魚でイケスが一杯。大イサキ多数。メジナ40cmオーバーだけで10匹。ハタに2kgオーバーのタイとヒラマサときた。

今宵も大満足の夕食であります。

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2010年10月24日 (日)

上五島へ(10月23日)

8時20分発の長崎行きANAに乗るべくバイクに荷物をくくりつけ、羽田空港へ。ちなみに今回も仕事です。以下、読んでいくと遊びに思われちゃうかもしれないので念為。長崎空港に着くと、ありゃま! ここも坂本龍馬のオンパレード。確かに坂本龍馬が活躍した舞台です。

空港から佐世保までは『ジャンボタクシー』。9人乗りの乗り合いタクシーで1300円なり。到着時間に合わせて運行しているのだけれど、バスより速くて(佐世保まで55分)快適でございます。なのに周知されていないせいか、お客は3人。おそらく4人が採算分岐点だと思われる。

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向こうに米軍のフリゲート艦。アメリカがハンバーガーを伝えた

上五島に渡るフネは12時40分なので、お約束の如く佐世保バーガー。フネのターミナルで売っていたのだけれど、500円なり。美味しい。そのまま上五島産業汽船乗り場に行くと、エラく感じの悪いジイサンがビール箱に座ってキップを売っている。このフネに乗ったお客全員がそう思ったろう。

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中央下右寄りにビール箱おやじ

何かしら怒られてましたから。私も12時13分の時点で「乗船は12時30分からなのでココに居ないでくれ」と言われました。フネもお客は3人。所用85分。時間200L喰うとして300L。完全に赤字だろうから許すことにした。いやいや大人の対応だ。ちなみに船長さんは感じ良かったです。

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隠れキリシタンの島です

上五島の有川港に到着すると、勝股兄と遠藤兄がi-MiEVで迎えて来てくれてました。そのまんま上五島を南40kmほど下。若松島にある『榊』という、おそらく日本で最も小さい旅館に到着。20畳近いリビングと、6畳の和室、ベッドが2つで1組のお客さんしか対応できない。

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快適な宿

それにしても素晴らしい立地条件である。目の前は海。桟橋もあって釣りも出来ちゃう。とりあえず宿のオーナーが「フネで釣りに行きましょう」。ヤンマーの24フィートで30分くらい走って小島の近くにアンカリング。ここからウキを使って流れに任せながら糸を出していくという独特の釣方。

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桟橋の釣りモノは?

するとどうよ! ひと流し目から巨大なイサキ! 見たこともないサイズである。その他、メジナや運が良ければタイも釣れるという。となればタイだタイだタイだ、と念じながら次々と巨大イサキや40cm級のメジナをゲット。そろそろウキが見えないから止めましょうか、という段でガツン!

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やったね!

明らかに大きい。何度も竿先が引き込まれる。慎重に上げてきたら赤い魚体だ! 2,5kg級の見事な美しいタイでありました。この時期、タイはほとんど釣れないそうな。隣で釣っていた勝股兄はイサキの大漁。大満足して宿に戻り、美味しいサカナの数々を頂きながら般若湯修行。

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食べきれないほどのタイとイサキ、沖メジナ

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2010年10月23日 (土)

人生厳しい(10月22日)

ベストカープラスのGT-Rのマイナーチェンジのページ見て笑った笑った。何と! 文頭に資料の事前配布を水野さんに蹴られた経緯が書いてある。もう頼らん、とばかりディーラーから事前資料を見せて貰ったら数値の所々に*。馬力は5*0馬力って書いてあったらしい。そいつを水野さんに直電したら「教えない!」。

コドモのケンカでございますな。困り果てている広報の姿が思い浮かぶ。まぁ水野さんらしくて面白い。GT-Rみたいなクルマを作るならそのくらい元気なくちゃ。ただやりすぎるとお客さんも引いちゃうので、ビジネスとしちゃ成功しません。GT-R、すでにお客さんにまでケンカ売っちゃってますから。上手に突っ張って欲しい。

コリズムの大岡君も水野さんに苦言を呈してる

ホントに悪い人じゃないんだけどなぁ~。もったいないと思います。せっかく一生懸命作ったクルマなのに興味すら示してもらえなくなっちゃう。この手の突っ張り、作家や評論家なら何ら問題ない。単に無視され、その人と家族が路頭に迷うのみ。さてさて。ベストカー、GT-Rの試乗会に呼ばれるだろうか? ワクドキです。

当然コトながら大岡君も私も敵に認定されているから、GT-Rにゃ乗れない。ここでしくしくするか「やられた~っ! ばったり!」と大笑いするかで人生の楽しさは変わってくると思う。私の場合、後者だからお金儲けが出来ぬ。ハブンちょされたことを深刻に受け止め、ヨイショしなくちゃアカンのだ。

ちなみに本物の一流の職人はお客さんを選んだり注文を付けたりしない。自分が信じる道を黙々進むのみ。そうするとお客さんの方から敬意を払ってくれるようになるそうです。私もその境地を目指したいと思うけれど、まだまだ雑音も気になってしまう。こちらは人生jの楽しさというより、修行の道。

本日、空模様怪しいから自分のバイクで(BMW F650GD)移動した。広報車汚すと掃除がクルマよりタイヘンですから。久々に乗ったのだけれど、やっぱし快適。トルクあるし乗り心地もソフト。なによりシートのデキに感心しきり。ケツ痛にならない。バイクでもシートの差ってあるのね。

有り難いことに、このところ叔母の状況がいい。人世の最終コーナーのネタに困るほど。直近の4日間、持っていっても5千円く程度。何とかやっていけそう。知り合いや読者の方(ほぼ毎日1~2人来店頂いてます)も食べにきてくれるし。12月になったら忘年会の予約を受け付けなくちゃ。

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2010年10月22日 (金)

マツダ輝くか?(10月21日)

後楽園で行われているマツダの技術発表に行く。昨日一般メディアを対象に行い、本日、午前と午後の2本立て。画期的な技術だと思うのだけれど、人の数は驚くほど少ない。ニュース少ないしヒマな人&メディアも多い昨今、この手の発表会を行うと大入り満員なことが多いのに。

発表された内容はすでに資料などで公表されていたこと。意外にも吸気系の新しい技術無し。現在デミオに採用されているミラーサイクルをそのまま使っている程度である。逆にデミオの場合、コスト高になる要因は直噴くらいのもの。i-stopもデミオからマーチのような簡易型になるという。

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スロットル無しじゃありませんでした

スカイアクティブG(スカイGから変更)の大きな影響を受けるのはホンダ式ハイブリッドである。燃費に付いちゃすでに来春発売のデミオで並ばれてしまう。価格も安いと思われる。ただマツダにとって大きなハンデとなるの、ブランドイメージじゃなかろうか。多少良くても買う人が少ない、ということです。

来年秋の時点で買えるコンパクトカーは以下の通り。

1)43km/Lのヴィッツ級ハイブリッド(159万円?)
2)30km/Lのフィットハイブリッド(159万円)
3)26km/Lのマーチ・アイドルストップ(123万円)
3)30km/Lのデミオ・アイドルストップ(139万円?)
4)26km/Lのフィット・アイドルストップ(129万円?)
5)26km/Lのヴィッツ・アイドルストップ(129万円?)

皆さんどう思うだろうか? 魅力ある順に並べてみると、私が書かなくたって解って頂けるだろう。飛び抜けた燃費だったら別だけれど、ダントツ商品でない限り「広さ」や「使い勝手」「ブランドイメージ」も大きい。この比較、アテンザのDセグメントで行っても同じことになるかと。

海外はどうか? 2リッターについて言えば現時点で95RONのハイオクを必要とするらしい。安価に95RONが入手出来るヨーロッパ以外、少し難しいかもしれません。マツダ車だけに搭載するのであれば、なるほど株価の上がり少なくて当然か。せっかくの技術なんだから上手に活かすことを考えたらいい。

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仕事でけん!

最近ネコが甘えん坊MAXになってしまっており、10分置きくらいにやってきてPCの前をウロウロ。ヒザの上に乗ってゴロゴロ。新聞読んでいれば目の前でゴロン。かといってナツいてくるネコをムゲに扱うわけにもいかぬ。イヌとネコは人類にとって素晴らしい「癒し」になっていると思う。

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2010年10月21日 (木)

マツダの株価(10月20日)

午前中はタイラリー最終戦の準備。ほぼ手配&オーダー完了し、トレーニングして体力を付けるのみ。どうやらホントに盛り上がっているらしく、イベントまで1ヶ月以上あるのに3回目のニュースまで出た。エントリーは外国勢だけで最低15台。日本と中国を除くラリーイベントで最大規模になりそう。

相変わらず予算不足で厳しい状況なれど、嬉しいことに個人でスポンサードしてくれる方も。現時点で3日間ぶんくらいのチームの食事代が確保できました。有り難いことです。食事の前にスポンサードしてくれた方に謝辞を述べ、全員で「ゴチになります!」と唱えます。サービスも小澤さんと植草君だから心強い。

興味深いことに単発でエントリーするイベントと、シリーズポイント争いしながらエントリーするイベントじゃ緊張感が全く違う。特に今回のようにタイ王妃の賜杯が掛かっている格式あるシリーズだと気合い入ります。初日にリタイアしなければ大幅に気楽になる。今からイメージトレーニングします。

昼過ぎ、マツダから来春に30km/Lのデミオを出すという発表があった。株価をチェックしてみたら、ホンのわずかに上がったのみ。依然としてナゾでございます。ここまで大きく報道されてもピクリともせず。どうなってるんだ? こらもう明日の午前中の技術発表に行かないとアカンか? 

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2010年10月20日 (水)

バイクは楽しい(10月19日)

DR-Z400SMというバイクに乗っている。いわゆる「スーパーモタード」と呼ばれるジャンル。オフロードバイクのタイヤをロードタイプにして、舗装路もガンガン走れるようにしたモノ。ラリーカーにターマック用のタイヤを履かせたと思えばよかろう。何を隠そう、このバイクに乗るまでスーパーモタードをナメてました。

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コンパクト&軽量。400ccで145kgしかない

しかし! 東京の公道のようなテストコースで気持ちよく走ったら驚いた! こらインプレッサWRXです。最高速や高速コーナーじゃロードスポーツに負けるかもしれない。でも速度域低い状況でのドライバビリティや取り回しと来たら「お見事!」という評価に尽きる。いわゆる「意のままに走る」でございます。

バイクのジムカーナで圧倒的なポテンシャルを持つということがハッキリ解る。素直だしシャープなのだ。エンジンも低い回転域からトルクを出しているため、立ち上がり加速も400ccと思えぬ。軽いのでブレーキ効く。これならタイトなテストコースで白バイと勝負したって楽勝かと。

興味深いことに「リーンアウト」でコーナリングしてもストレス無し。というかリーンアウトで曲がることの楽しさを52歳になって初めて体感した(もちろんオフロードじゃ普通にリーンアウトです)。クルマだと辛抱ばかりの都内ながら、バイクだと大いに楽しめるのだから嬉しい。

巨大な台風がフィリピンを襲ったが、TVのお天気キャスターは「中国大陸に向かうので日本は全く関係ない」と言っている。しかしフィリピンを過ぎてから停滞。微妙に進路を北に変えつつある。しかも945hPaまで上がった気圧も、再度下がりつつ模様。こら日本に来ちゃうかも。

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2010年10月19日 (火)

イナダまだか?(10月18日)

人間誰でも40歳代から鬱病になる素地を持っているそうな。30歳代まで多くの希望を持てるものの、40歳代になると上に進める一部のヒトを除き先が見えてしまうからだと思う。猛烈に忙しいと鬱になることを忘れてしまうものの、昨今のように良いニュース無いと相当厳しいんじゃなかろうか。

キョウカイの同業者に会う度に皆さん「厳しい」と言う。なんたって仕事の場である雑誌が次々と休刊してしまうのだからどうしようもありません。しかもヒョウロンカという職業、つぶしは全く利かない。もちろんビジネスセンスのあるヒトだと、こんな時期でもキッチリと利益を上げてますけど‥‥。

私の場合、借金無し。コドモは2人とも独立出来たので、何とかやっていけるが(うなぎ屋のみ肩にのしかかってますな)、総じて大変だと思う。しかも2~3年スパンで考えても明るい状況無し! それでも皆さん自動車メーカーや雑誌の売れ行きについてヒョウロンしちゃってるあたりが面白い。

ビジネスモデルが思いつかない、と言い換えてもよかろう。自動車雑誌の販売部数を増やせれば明るさも出てくる。されど38歳以下のヒトはクルマ雑誌を買ってくれない。彼らに聞くと「必要じゃない情報が多く含まれているから」だという。彼らの多くはクルマ全般が好きなのではなく、非常に狭い範囲の趣味なのだ。

すなわち「F1が好き」とか「インテのタイプRが好き」とか「カウンタックが好き」といった具合。限られた世界で楽しめればいいワケです。大海に出て苦労するより、井戸の中で快適に過ごす方がいい、ということ。確かにこのコンセプトなら、出世や将来を考えなくていいから鬱にならないかもしれません。

ということで38歳以下のヒトは私たちの顧客になってくれそうにない。でも数少ないながら、若い世代にも私たちと同じタイプのクルマ好きが存在してますね、とうことを最近感じるようになってきた。そして10年もすれば、この世代が日本の自動車産業を引っ張って行くチカラになる。

朝から原稿書き。お昼に終了! 今回も四万十市のファミレスや平塚のマクドナルドで原稿書いたり綱渡りで御座いました。夕方、1時間ほどフネ出して索敵(イナダの鳥山探し。そろそろシーズンインなんですけど)するも、東からの爆風にかわいがられたのみ。大荒れでした。

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2010年10月18日 (月)

しずおか茶コーラ(10月17日)

早起きして東名道を西へ。思ったより空いており、あっという間に渋滞の難所である御殿場を越え富士川SA。3時間くらい早着気味なので朝ご飯。続いて牧ノ原SAにも寄る。ブラブラしてたら「やややや!」。怪しいコーラを売ってるぢゃありませんか! 『しずおか 茶 コーラ』だって。こら飲むしかあるまい!

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200円

味は文字通りお茶っぽいコーラだったりして。色からイメージするより、はるかにコーラです。もう一回200円出して飲みたいとは思わないけれど、一度試してみることをおすすめしておく。さらに釣り道具屋さんに寄ったりして時間調整(けっこう買い込んでしまった。しくしく)。定刻に目的地着。

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ウナるほど良いクルマでした

15時に帰路に付くも日本坂トンネルの先で事故渋滞4km。ここを抜けたら横浜で事故渋滞17kmだって。あ~あ。ホントに事故が多くなった。クルマに感心無くなったせいか、上手に運転しようというコンセプトも失われたような気がしてならぬ。事故による渋滞は社会的損失だと思う。

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日本坂トンネル先渋滞の原因(ケガ無し)

高知のカツオの叩きの件で追記を。皆さん高知沖で1年中カツオは獲れると思っているらしい。今年についちゃ水温の関係で戻りの時期が遅れており、現在宮城県で揚がってます。カツオは鮮度を持って良しとする。あと1ヶ月くらいしたら高知でも美味しいカツオが食べられるようになるだろう。

日本人も「旬」の感性が薄れちゃいましたね。名物となれば「ウマいもんだ!」と思いこんでしまっている。自分の判断基準を磨くべきかと。じゃないとマスコミにダマされるだけです。南紀白浜で朝採れたヤツを漁師さんから買ったのが今年食べたカツオで一番でした。も少しすると城ヶ島沖でも釣れるようになる。

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2010年10月17日 (日)

ルーツを辿る(10月16日)

6時前に起きて原稿書き。なんとかメド付いたので、ジイサンが宮司をやっていた神社に行く。龍馬空港から案外近い。せいぜい10分といった距離である。「日本3大がっかり」のブッチギリの1位である『はりまや橋』の前を通過。ちなみに2位は札幌の時計台。3位についちゃ諸説ある。

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言われなければわからない

「ごめん」と謝りまくりながら走っている路面電車と併走しながら東へ向かう。高知というと坂本龍馬のような人物が多い、というイメージを持つかもしれないけれど、当時から多数の土佐人は普通であった。山内容堂だってガッチガチの保守。坂本龍馬だけ異彩を放っていたんだと思う。

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笑える

したがって高知に来て日本を背負って立つオトコ達に出会いたいと思っても難しい。寂れゆく日本の地方都市と何ら変わらず。高知市を離れれば高齢者マーク付けたクルマばかりだし。ただ坂本龍馬や、岩崎弥太郎、吉田茂、板垣退助、幸徳秋水のような人物が出るポテンシャルは持っていると思う。

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今や常駐の宮司もいない

そんなことを考えているウチ、目的地の『若一王子宮』に到着。5歳の時に行っただけなので、47年ぶり。当然ながら当時のことは全く覚えていない。予想していたより大きい神社だった。どういう経緯で祖父が宮司になったのだろうか? 祖父の父親はさらに大きな神社の宮司だったらしい。

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聞いたことのある名前です

「國澤」の痕跡を探すと一つだけ発見。一番大きな石碑でした(昭和6年と書かれている)。それ以外は全く無し。たった2世代前のことすらワラカンのだから我が国の戦後教育は歴史を軽んじてます。現役を引退したら、自分の先祖探しなんて面白いかもしれない。不思議なことに気分が和む。

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誰も住んでいない

上はおそらく47年前に泊まったと思われる神社の敷地内にある家。しばらく使われていないらしく、このまま朽ちていくのだろうか? 11月8日に大きなお祭りが行われるという。飛行機の時間もあるので20分ほどの滞在だったけれど、いろんな意味で感慨深かった。海も近いし、改めて訪れたい。

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ちょっとカッコいい

高知龍馬空港は日本唯一の人名が付いた空港。アメリカなんか普通にある。逆に日本は人名付き空港のハードル高いということです。さっすが坂本龍馬である。幕末の様相を呈している日本が望んでいるのは、坂本龍馬のような逸材。やっぱしオトコなら誰でも憧れるよなぁ~。

10時45分のANAで帰京。ベイサイドマリーナに行って今年のボート・オブ・ザ・イヤーの対象となるフネのチェック。終了後、原稿書き。夜は中野に行き、今宵も叔母とバトル。

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2010年10月16日 (土)

土佐清水へ(10月15日)

ワケあって(仕事と関係なし)高知県は足摺岬の根本にある土佐清水まで行くことになった。8時35分のANAで高知龍馬空港へ。ここから150km(高速道路は30kmしかない)。けっこう遠いです。レンタカー屋のお兄さんによれば「3時間半ですね」。出来れば日帰りにしたいのだけれど、最終便までに戻れるか?

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無料区間なので券を渡すだけ

高知に来るの、34年ぶり! 今回はすぐ帰らなくちゃならないけれど、行きたいところが山ほどあります。そんなことを考えつつ空港をスタート。高速道路は高知IC以南が無料なれど、あっという間に終わってしまう。制限速度50km/hの道を30km/hで走る軽トラックに悩まされながら、休まずひたすら走る。

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海沿いに出ると気持ちが和む

土佐清水には14時に到着。ミッション終了となったので、とりあえずお昼ご飯。魚介類の宝庫だというし、漁港も近い。市内にあるスーパーマーケットを覗いてみたら、やっぱし新鮮なサカナ安いです! 下の写真の「ち鯛」は252円! 高級魚こそ無いけれど、美味しそうなサカナが並ぶ。

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見たことのない小魚も多し

ここは「清水サバ」というのが名物らしいので「あしずり」という、目抜き通りにある地元のお客さん相手と目される店に入ってみた。するとどうよ! 驚いたことに東京と比べ格別安くも美味しくもない。刺身定食(1400円)は刺身3種類。ウチ、サバが3切れ。食べてみたら、東京湾で釣れるトロサバの方が上。

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土佐清水港。自分のフネで日本一周したいです

せっかく高知まで来たんだから美味しいモノを食べたい、とご飯は半分残し、往き道で見かけたうどん屋さんを試す。これまた「う~ん」。東名中井PAのうどんに届いてない。途中、18時締め切りの原稿を書いていたら、最終便に間に合わず。こうなれば明日の朝便で帰るしかあるまい。

22時までホテルで原稿書き。アタマ動かなくなったので、晩ご飯を食べに行く。ジロー鶏というのが名物らしいので頼んだら、カタい上に味も無い。カツオの叩きも普通。その割に東京並の価格だったりする。越後湯沢なんかどこで食べても美味しいのに。それとも入った3軒全てがハズレだった?

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2010年10月15日 (金)

ザッカーもECO(10月14日)

台場でマイナーチェンジしたフィットの試乗会。撮影の合間に台場のビーチに行ってみたら、何と! 一度食べてみたいと思っていた『kula』というハワイアンレストランがありました。ここのハンバーガーやロコモコは本場の味に近いという。いやいや近々食べに来なくちゃなりません。

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ハワイ好きにおすすめ!

フィットはハイブリッドが70%くらいの販売比率になっているらしい! 早くも1万台を越えるオーダーを受けているそうな。やっぱし159万円という価格にインパクトあるんだろう。オールアバウトの紹介記事でも書いた通り、燃費の良いフィットだと思えば納得できると思う。それより普通のフィットの仕上がりに驚く!

すんばらしく良いのだ。スイフトも良いクルマなれど、フィットの総合性能は強烈! 12月にデビューする予定の次期型ヴィッツ(現在販売しているベストカーに詳細が出ている)とのバトルも激しくなるだろう。ちなみにヴィッツのアイドルストップ仕様はマーチと同じ26km/Lになると書いてある。

そうそう。依然としてリーフのオーダーを入れたのはギョウカイで私だけだという。自動車雑誌でも案外取り上げられません。今まで『アクティブ・ヴィークル』という雑誌で電気自動車を扱ってきたのだけれど、休刊になってしまいました。されど『XaCAR』にECOカーのページとして存続することに。

現在販売している『XaCAR』で城市編集長とリーフについて対談しているので、興味ある方はぜひともご一読頂きたく。電気自動車は間違いなく新しいページを開くと思う。ビッグスクーターに乗った若いお兄ちゃん達が信号待ちでアンドリングストップさせているのを見ると「時代は変わった!」と実感します。

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クリ好きでございます

一昨日から友人が送ってくれたクリを楽しんでいる。大きくて甘いので美味しいったらない。縄文時代から日本先住民はクリを主食としてきた(農業を持ち込んだのは大陸から来た人=弥生人です。日本人は農耕民族じゃありません)。TV見ながらクリを剥いて食べていると幸せです。

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2010年10月14日 (木)

AMG SLS(10月13日)

COTYの試乗会のためFISCOへ。東富士五湖道路を走っていたら、対向車線のバイクが下を見て運転しながら中央分離帯に寄ってきた。スレ違うあたりで気づいたようだけれど、すでに分離帯に近寄ってしまっている。大丈夫なのか? と心配しながらバックミラー見たら分離帯(高さ10cmくらいのコンクリート)を乗り上げた。

そのまんま転倒して対向車線(対面通行区間)に転がっていく! 後続車も居なかったためどこにもブツからずケガで済んだと思うけれど、あと10秒遅いタイミングだったら私の目の前! お互い相当不幸な事態になったと思う。対面交通ってこんなことも起きるのね、と怖くなりました。

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COTYの試乗会は天候にも恵まれ、ノンビリムード

意外だったのがマークX。BMWの5シリーズと乗り比べてみたのだけれど、走りの質感は予想以上の僅差。やっぱしマークXって良い! 先代マークXと5シリーズって雲と泥の差がありましたから。もちろん大きなギャップを越えた時などの挙動でイマイチの部分もあるマークXながら、なかなかでございます。

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レクサスLFAのライバル

ベンツの伊藤さんがSLSに乗ってきており「どうですか?」。乗ってびつくり! 絶対的な金額こそ2430万円と安くないが、内容を考えたらリーズナブルだと思った。だってアルミのスペースフレームですぜ! 足回りもアイバッハのパーツや、凝ったザックスのショックアブソーバーである。

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まぁオシャレですな

エンジンはAMGチューンの6,3リッターV8。剛性感のカタマリのようなボディに、素晴らしく滑らかに動く足回りを組み合わせているため、文字通り「苦しゅうない」。ECOカー作りで四苦八苦しているベンツなれど、こういったクルマを作らせたら上手い! 高く感じないのだ。

それこそ1億円のフネに乗っている人なら、7200万円のマクラーレンSLRだと「良いクルマだし内容を考えれば価格だって納得できる。でもどうしようかな」と迷うだろうが、2430万円のSLSなら即座に「いいね!」。トヨタのポーナム28Gより安いのだから。こいつぁ売れると思う。

私はお金無いけど、お金持ちの気持ちはよ~く解るのだった。そう遠くないウチ、夢の島マリーナで普通に見かけるようになると思う。COTY試乗会終了後、行きと同じく中央道で帰京。中野に寄ってうなぎ屋修行。そういや最近「人世の最終コーナー」を更新してませんでした。近々。

SLS AMGのWebサイト

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2010年10月13日 (水)

スズキ バンディット(10月12日)

先週からスズキのバンディット1250F ABSに試乗している。下の写真のようなツーリングスポーツなのだけれど、走り出した瞬間からウなりましたね! メチャ乗りやすいのだ。ムカシ私が乗っていたGSX750Eを思い出す。「扱いやすさ」はスズキのDNAと言って良いかもしれません。

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騒音規制のためサイレンサーが太い!

ハンドル位置が高いため、シートに座った時のドラポジが自然。しかも低い回転域から太いトルクを出しているため、クラッチのミート感が良い。加えて低速走行時のフラ付き少なし! 永田と2ケツで走り出したのだけれど、あまりにドッシリしているので驚いたほど。誰でも安心して走り出せると思う。

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カウルに付くミラー

ハンドルは高さだけでなく、幅や角度が自然だから、ロングドライブから渋滞する街中まで、いかなる走行パターンでも疲れない。強いて気になる点を挙げるなら、ニュートラルから1速に入れた時のシフトショックが大きめなことくらいです。こんなモンだと思って諦めればいいか?

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車名の通りABS標準装備

最高出力100馬力というマイルドな出力特性のエンジンは、2千回転くらいから十分使えるトルクを発生し、そのまんまドコまでも回っていく。街中で性能をフルに使い切ることなど出来まい。もちろん2人乗りであってもパワー感が鈍ること無し。タンデムでの高速巡航だって楽ちんだ。

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アウトレット車は89万円!

一番の「魅力的ですね!」が価格。定価もABS付きで109万2千円とリーズナブルなのだけれど、現在は「在庫車」をアウトレット価格で販売しており、写真撮ったスズキの直営店では89万円! こんな性能のバイクを89万円で買えるならお買い得でしょう! 機会あったら再び借りて遠くに行ってみたい。

朝から終日原稿書きに終始。

 

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2010年10月12日 (火)

ルートビア(10月11日)

土曜日の夜、沖縄の宮城さんがうなぎを食べに来てくれた。沖縄のお菓子などたくさんお土産を持ってきてくれたのだけれど、嬉しかったのが泡盛とルートビア。泡盛は『珊瑚礁』という知る人ぞ知るブランド。やんばるの山川酒造で造っており、まっこと美味しい! この泡盛、那覇の箱田さんから教えてもらった。

10月5日から『かねやま』という200cc瓶に入った18年モノを2千本限定で販売(5650円。一升瓶換算なら5万円!)。きっと売れると思う。宮城さんが持ってきてくれた5年モノの古酒も美味しい! 泡盛好きならぜひ一度試して欲しいです。ちなみに泡盛はタイのお米で造るのが本式。

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どちらも沖縄に行ったらぜひお試しを!

ルートビアは、もちろんビールじゃない。味は曰く言い難し。ドクターペッパーに似てると思うのだけれど、宮城さんによれば「断固として違います!」。ダークチェリーコークとも違う。とにかく欧米人のみ好む特有の妙な味なのだ。ドクターペッパーなんかアメリカじゃコーラより売れることもあるというのだから驚くぞ!

アメリカの文化が馴染んでいる沖縄ではA&Wのルートビアが広く流通している。A&Wに行けばおかわり自由! そもそもA&Wというファストフード店も沖縄限定。到着するなりA&Wに突入し、ルートビアをガブ飲みする沖縄好きが少なくない。薬草を飲んでいるようで、微妙な味です。

ちなみにドクターペッパーも全国展開じゃないため、どんな味なのか想像も出来ないかもしれません。こらもう表現不能。ルートビアより入手しやすいドクターペッパーから飲んでみたらいかがか? おそらく「好き」と「てんでダメ!」がハッキリ分かれると思う。私は好きなんだよなぁ~。

当時(中学生の頃)みんなが飲んで付けた呼び名は「ドクだよペッペ」。午前中原稿書き。夕方から都内で打ち合わせを一件。夜からうなぎ屋。

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2010年10月11日 (月)

猛烈に楽しかった(10月10日)

今日は朝から『Hondaエコマイレッジチャレンジ』の取材。すでに30回も行われているのだけれど、見たのは初めてでございます。ホンダの50ccエンジンを使う、というのがレギュレーション。しかぁし! パドックに行ってエンジン見た瞬間「なんじゃ~こりゃあぁぁ!」。どこがホンダの50ccなのよ!

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ホンダエンジンの面影すら無し!

上のエンジンは冷却系無しの水冷。つまりエンジン冷えるため湯たんぽ代わりにお湯を入れる。さらに多数の配線を見ても解るとおり、マネージメントは独自に開発したそうな。もちろんインジェクションです。ヘッドだけでなくシリンダーやクランクケース、ピストンまでオリジナル、というチームも。本田宗一郎さん大笑いかと。

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優勝候補の一角だった『ファイアボール』

車体も強烈である! シャシにドライカーボン使っているチームまである。二人で軽々持てるくらいだから、60kgくらいか? 前面投影面積極めて少なく、転がり抵抗も信じられないくらい低そう。簡単に転がっていきます。パドックでクルマを見ていると面白くってしかたない。

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このチームの1枚目にこの写真撮ったら「靴かい!」だって

もちろん何の下調べもしてこなかったためパドックでクルマを見て、理に適っているな、と思われるチームを5つくらい写真撮る。上の写真のチームもその一つ。面白かったので女性ドライバーの靴から。そしたらこのチームが3021km/Lという見事な結果を出して優勝してます。強いチームは光って見えるのだ。

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オートテクニックというホンダ関連の会社

その上の『ファイアーボール』というチームも「こら強そうですね」と写真撮ってあったし、車両の造りも入念に見られました。もちろん優勝を狙って出場しているチームだけじゃない。今や中学や高校、高専、大学などの素晴らしい教育の舞台になっています。こら素晴らしい競技だと感心しきり。

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気合いで勝負するも結果は142、294km/L

「カブのエンジンを貸すから出ないですか?」と言われたモノの、こんな競技を始めたら面白くて超真剣になっちゃう。予算だって必要だし。ホイールまでカーボン使って自作しちゃってるチームまであるけれど、気分的にはよ~く解る。やはり学校や技術系の企業向きだと思います。

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赤い部分がカーボン!

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女子校のチームも

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ここは中学校のチーム

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このくらいの年齢から鍛えたら将来が楽しみ

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理系の甲子園のようなもの

ちなみに走り方はプリウスのエコランと全く同じ。エンジン掛けて加速し、一定速になったらエンジンカット。コースティングで距離を稼ぐ。速度落ちてきたらエンジン掛けて加速してコースティングの切り返しです。空気/転がり抵抗の削減と、エンジンの熱効率の徹底的な追求ですね。

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2010年10月10日 (日)

バイクのエコラン大会(10月9日)

2輪ジャーナリストやバイク雑誌など15チームが出走するカブ110のエコラン大会でございます。エコランのテクニックについちゃクルマと同じなので問題ない。難しいのが体重。近田茂さんなんか52kgだって! 私は85kg。その差33kg! カブ110の車重93kgだからして近田さんだと145kg。一方、私だと178kg。

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スタートは青山のホンダ本社

10倍すれば1450kg対1780kg。プリウスの1人乗りと、5人乗りである。しかも最後の10kmで140mくらい高度を稼がなくちゃならない。こらもう基本的に厳しいでしょう。ちなみに平地ならスタートの時に押してから飛び乗れば、若干重量の不利さも取り戻せるけれど、連続した登りだと打つ手無し。

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しかも雨!

されどスタートしてみたら雨。オーバーブーツ履いているため、押してからの飛び乗りも難しい。1回試したらオーバーブーツがステップに引っかかってコケそうになっちゃいました。そんなこんなで純粋にテクニックだけで頑張らなくちゃならない。ちなみに近田さんだけでなく、尾藤さんというバイクギョウカイの仙人も出てます。

尾藤さんは70kg。これまたハンデ15kgだから、クルマなら大人2人分。しかも途中から尾藤さんと前後して走ることになってしまったのだけれど、なんと私と同じような走り方をしてます。近田さんは早いペースで走っていたこともあり、途中で「こらイケる!」と安心したけれど、尾藤さんが手強い。

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ツインリンクもてぎに着いたらすっかり夜

私が1番手でツイリンク到着。最後の坂がキツかった! 雨降ってなければ3kmくらい押そうかと思ったけれど(レギュレーションで禁止されておらず)、もはやグショグショ。到着後、尾藤さんの燃料ゲージを見たらほぼ同じか、気持ち私の方が減ってる感じ。まぁ2位でもハンデを考えれば上々でしょう。

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ということで2位でした

尾藤さんは73,96km/L。私72,06km/L。コースが登り坂ばかりだったこともあり、エコランの奥義をほとんど使えず。帰りも同じ条件でやれば、秘技をたくさん繰り出せたのに‥‥。まぁ初めての2輪のエコランだったことを考えれば上々としなければなるまい。天気良ければ3kmくらい押したんだけどなぁ。

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2010年10月 9日 (土)

ノルウェイ素敵!(10月8日)

大笑いである。中国政府が「絶対にノーベル平和賞を与えるな。与えたらノルウェイとの関係を見直す!」と脅していたのに、ノルウェイ政府は全く聞き耳を持たず。劉暁波氏にノーベル平和賞を授与した。獄中なので授与式にゃ参加出来ないだろうけれど、中国政府は(共産党)思い切り顔にドロを塗られた格好。

中国に脅されたら負け犬のように「キャン」と啼いてお腹見せてオシッコ漏らしちゃった日本から見ると、さっすがバイキングの末裔だと感心しきり。国際関係というのは面白く、フィンランドとトルコは歴史的に大国ロシアを畏怖しており、劣勢だった。されど東洋の小国である日本が日露戦争で勝つや大喜び!

以来、フィンランドとトルコは親日の国になってます。ここで日本に変わって中国をやっつけてくれるノルウェイは、サバだけの関係に止めちゃイケナイ(ノルウェイサバはアブラ乗っていて超美味しい)。そういやP・ソルベルグもノルウェイの人でしたね。中国人は良い人が多いけれど、中国政府はアカン。

というか日本政府に武士がいなくなった。中国漁船との衝突にしたって「ぶつけられた」とひぃひぃ言うんじゃなく、国際法上に乗っ取って左舷側に回り、思い切りぶつけてやればいい。避航義務のある向こうが悪いと言い張ればよい。シーシェパードのアディ・ギル号とぶつかった時も右舷側。こらマズいっしょ。

尖閣諸島担当の海上保安庁艇のみバウ(前)の鋼板を厚くするなどの特殊装備をしたっていい。いずれにしろ日本がオシッコ漏らした原因を作ったのは当時国交相だった前原某。船長を逮捕したこと自体、間違っている。この人を外務相にしちゃったもんだから中国だって収まらぬ。まぁ徹底的にセンス無し。

午前中原稿書き。昼に叔母の病院に行って近況報告&クスリを貰い帰宅。さらに夕方まで原稿書き。夜はバンディット(スズキGF1250)に乗ってラジオ日本の収録。このバイク、排気量大きいけれどメチャ乗りやすい。都内のお使いに使うようなバイクぢゃないですけど。最近バイクの楽しさを再認識してます。

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2010年10月 8日 (金)

公務員嫌い?(10月7日)

昨日の日記に書いた「熊本からおいでになった人」にも言われたのだけれど、私は公務員嫌いだと思われているらしい。確かに厳しいことを書くが、公務員という職業を嫌っているワケじゃないです。念為。税金で収入を得ているのだから、納得できないことをした場合、怒りを感じるだけのこと。

民間企業と公務員は立ち位置から違うと思う。それを認識できている公務員なら、何の問題もなし。というか公務員の本質をキッチリ認識している人を何人も知っているけれど、皆さん良い仕事をしている。公務員じゃないと出来ない内容だって少なくない(たいていは弱者を救済する、という役割)。

むしろタイヘンだろうな、と思う。私の仕事は自動車関係のため、接する人達って前向き。そもそもクルマ好きですから。自動車メーカーの人だって前向きだ。「後ろ向きの人が居ない世界」と言い換えても良かろう。されど公務員が日頃接する人達は、基本的に「困った人」。典型例は警察で、犯罪者ばかり相手にしてます。

自動車メーカーなど企業で言えば「お客様相談コーナー」に相当する。この部門に居ると前向きの若者であっても精神的に厳しくなってしまうそうな。そら朝から晩までワケわらかん怒られ方をしてれば誰だってイヤになっちゃう。公立中学校のPTA会長をやった時に「いろんな人がいるなぁ」とシミジミ感じました。

世の中、後ろ向きの人って一杯いるのだ。そんなこんなで、長い間公務員をやっていると少し世の中の常識とズレてしまうこともあるだろう(特に時間とお金の観念)。そのあたりを埋められるかどうかは本人の認識次第かと。どんな仕事をしている人であっても、良い人は良いし、イヤなヤツはアカンです。

夕方まで原稿書き。夜は都内で打ち合わせを一件。

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2010年10月 7日 (木)

永田と2ケツ(10月6日)

渋谷で対談を行うため、原稿書く永田をグラディウスのケツに乗せていく。永田はバイク経験ほぼゼロ。お腹に手を回されるとキモチ悪いから、とりあえず両手でタンデムグラブバーを掴むように教える。走り始めるとやっぱし前後にグラグラしちゃってます。「大丈夫か?」と聞いたら「落ちそうです!」。

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リアシート左右の銀色がグラブバー

仕方ない。右手はお腹に回すよう言う。でも初心者だと思いっきりしがみつかれるんだコレが! しかし! 永田はムダに筋肉質である(運動やれば凄い筋肉付くと思う)。こやつ、しがみつくのでなく、ジャケットを握ってるぢゃないの! しかもハンパね~チカラだったりして。こんな乗り方があったのね。

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左側の「0」がギアポジション

しばらくは恐ろしかったようだけれど、やがて「案外見晴らしいいっすね!」。あまりタンデムを意識してなさそうなデザインのグラディウスながら、走ってみるとそんなこと無し。むしろフレームの剛性高く、低回転域からトルクのあるエンジンということもあって積極的に乗りやすい。出来ればオトコ以外がいいですけど。

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ABSは前後に付く

グラディウスの大きな特徴が、400ccのスポーツバイクには珍しくABSを装備すること。おやじ世代だとバイクのABSをイマイチ信用出来ない。前輪フルブレーキ=即座に転倒というイメージ。けれど使ってみると相当イケたりして。というか、深いバンクじゃない限りコーナリングしながらフルブレーキングしても平気。

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スズキ・グラディウス

それにしてもバイクで移動すると早い。都内だとゆっくり走っているにもかかわらず、移動距離10km毎くらいに想定していたより15分は早着しちゃう。20kmくらいの距離なら「クルマだと全然間に合わないぞ!」のタイミングで出て15分早着、といったイメージ。今の季節だと暑くも無し寒くも無し。快適です。

対談後、店に寄ってから帰宅。原稿書きして中野へ戻る。18時過ぎ、熊本から来てくれた方としばしクルマ談義。20時に売り切れで早上がりし、さらに原稿書き&タイのラリーの準備。本日、飛行機の予約全て完了。エントリーも済ませました。残るはパーツの準備でございます。

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2010年10月 6日 (水)

もしや?(10月5日)

日曜日の猛烈な超特急はシイラの刺身に当たった可能性が出てきた。いろいろ調べてみたら、マレに私みたいな状況になるらしい。特に水温の高い地方のシイラで発生する模様。今年は東京近海まで食あたりするシイラが北上してきた、ということだろうか。ちなみに鮮度は関係ないそうな。

シイラの表皮に毒があるのだという。当たった人のブログを読むと、見事に私と同じ症状。辛かったろうな、と同情いたします。ちなみにシイラを刺身で食べるときは、入念に魚体を真水で洗い、さらにウロコを落とし、その上で皮を落としたマナ板は再度入念に洗うと良いとのこと。加熱すれば全く問題無し。

次回からフライで食すことにします。というかフライが一番美味しいと思う。今日は残った身を全てフライにして全部食べちゃいました。それにしても強烈な下痢だった。軽く1,5kg痩せましたね。シイラにより腸内洗浄ダイエットも良いか? 食あたりを知らずにシイラの刺身のレシピを乗せているサイトが多いのに驚く。

まぁイノチを奪うほどのモノじゃないけれど、辛抱タマラズにロケット発射しちゃった場所が場所なら一生に一度の不覚になる可能性大(絶対ガマン出来ない、と断言しておく)。通勤電車の中とか西武線の踏み切り待ちのバスの中とかだったら、想像するに恐ろしい。逆にそういう人に出会ったら、やさしくなれると思う。

今日は朝から原稿書きやラリーの準備など。タイの最終戦はイギリスからもエントリーがあるという。WRCジャパンを除く今年のアジア地域のラリーで最も参加国の多いイベントになる? だんだん大きなお祭りになってきました。私のおそらく最後になると思われるラリー(経済的に)なので大いに楽しみたいです。

ウデの方は50歳を過ぎても上達傾向だけに悔しい。されどやっぱし売れないヒョウロンカの小遣いだけで国際ラリーに出場するの、最初から無理筋。考えてみれば2005年にアジパシ4戦&WRCジャパンに出た後、再度体勢を整えWRCジャパンに出るまで3年も掛かりました。そして1年お金貯めて今年。

自動車メディアは構造不況だし、そもそも今後2~3年休んだら日本車で出場できるグループNの車両が無くなってしまっていることだろう。そう考えると大いに寂しい。かといってプジョーやルノー、フォードのラリー車を買うとなると高いだろうし。といったことから、最後のチャンスになると考えている次第です。

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2010年10月 5日 (火)

踏切と救急車(10月4日)

10時30分に富士スピードウェイということで8時に家を出る。200mの先の踏み切りに差し掛かると、ちょうど閉まるタイミング。あらま! と待ち始めたら、延々開かない。右から来たと思い、通過すると今後は左から来てる、みたいな連続でございます。5分後くらいにピーポ-ピーポーと救急車。

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シュールな絵ですな

やがて10分。まだ開かない。その間、急いで病院にいかなくちゃならないヒトは気が気じゃありません。結局16分20秒も開かず。西武池袋線は大泉学園まで高架が進んでいるのに、西武新宿線って環八の立体交差以西、久米川を越えるまで全部踏み切り。川が流れているのと同じです。

東名道が集中工事のため中央道を経由。するとどうよ! 大月から河口湖まで無料。さらに本来なら1040円かかる東富士五湖道路も無料。何と須走ICまで走って950円(通勤割引)だって。東名道通って御殿場に行くより安いのだ。いやいや、こんなことで喜んじゃいけません。これが本来の姿でしょ。

追記・コメント頂いた通り八王子までの特定料金(600円)が掛かるので調布ICからの合計は1550円です。

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ちょっと見えにくいけど950円

当然ながら帰路も中央道経由。空いているし、私の場合、東名道より中央道の方が高速道路を降りてから家まで近い。帰宅して原稿書き。郵便を取りに行くと蚊の猛襲を受ける。あっという間に5カ所刺された。くそ~! 夏場は少なかったのに。蚊のヤツらも生き残りをかけて必死なんだろうなぁ。

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2010年10月 4日 (月)

中国問題(10月3日)

早朝、夢の中で船酔いしてる。ゲが出そうな感じ。やがて飛び起きてトイレへ。タイへんな状況になりました。熱もある。どうやらカゼ引いたらしい。そういえば最近いろんなトコロでカゼ引いた人と接触してたからなぁ。トイレに10回以上通い、体温計ってみたら38度6分。基本的に日中は寝たきり状態。

これを書いている(日曜日の夜22時)になって少しづつ回復の気配。夢見心地でTVや新聞、ネットなど見ていたら、どこも中国/尖閣のモンダイについて取り上げていた。一番失望したのは、民主党の枝野某。毎日新聞のWebを見たら「中国企業と組む企業は勝手に」だって。日本の国益を代弁する議員とは思えぬ。

また、中国漁船との衝突ビデオの件も話題になっていた。この件、不思議なのは、そもそも衝突した場所が領海だったのか公海だったのか明確にされていないこと。中国側は領海から追い出されたと言ってる。公海だったとするとヤヤこしい。というのも、中国漁船の左舷と巡視艇の右舷が接触してます。

その場面だけ切り取って評価されてしまうと避行義務は日本側。いずれにしろビデオを公開するのに適切なタイミングはカンペキに失った。今からビデオ持ち出しても、メリット無し。ケンカは熱いときにしなくちゃ。殴り合いが収まってからもう1回殴る、なんてアカンでしょ。真の問題は枝野棒みたいな考え方をする輩がいることです。

土曜日に書こうと思っていたシイラの刺身の件ですが、持って帰って捌こうとしたら板前さんが「やりましょうか」。プロのお手並み拝見ということで見学。途中「こんなに鮮度がいいなら刺身でイケますよ」。ということで造ってもらった次第。見た感じはカンパチみたい。実際「カンパチと言って出す店もありますよ」。

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シイラ

食感は予想外に身が締まってます。ツイッターにベストカーでお馴染みの長野さんが「シーラE」とかツマらんダジャレを書いてくれたけれど、シイラの刺身、けっこうイイ。ただ味は淡泊。正しく小型のカンパチ風である。むしろ刺身より、カルパッチョとかの方が相性よいかも。

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2010年10月 3日 (日)

大島の手前まで(10月2日)

5時半に出港し、まずは城ヶ島沖のブイ(浮き魚礁)をに向かう。到着すると巨大な鳥山が出ており、もはや大型魚ごっつあん状態。急いで準備してタコベイト流すもウンとスンともいわず。ありゃま! 昼前から北東からの波浪高まるというので、進路を野島崎沖にへ。するとどうよ! すでに波は上がり始めており厳しい状況。

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大型船もヒンパンに通る

それでも激しい揺れで海にコロげないようにしながら70cmサイズのシイラと、50cmサイズのペンペンシーラをゲット。70cmくらいあればフライにして食べれも美味しいです。いずれにしろこのサイズ、トローリングロッドじゃ「釣れた」という実感無し。強引に巻いてくるのみ。

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クーラーの横幅は70cm

野島崎沖から館山湾の入り口あたりで右から来る潜水艦に出会う。向こうが優先航行なので、ドン引きで譲る。いつもながらカッコ良し! ただディーゼルの白煙がけっこう目立つ。戦車にも言えるコトながら、ビジビリティの低いもっと良いエンジンを採用すべき。燃料も良質のモノを。

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このくらいの波だと釣りには厳しい

2本のシイラは私のロッドの方にヒットしたこともあり、遠藤さんが粘ってる。やがてラインを長く出し過ぎたため私のラインとお祭り。解いていたら「なんか掛かってみたい」。上げるとシイラすら付けられない「ペンペン」でした(サバのサイズ!)。長いこと引っ張ったので弱っており、リリースするのを断念。

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こんな小さいペンペン、よく掛かったもんだ

腹も減ったし波も高まってきたので保田の『ばんや』で昼飯。土曜日のお昼とあって大繁盛中。でも回転がいいため案外待たない。問題はメニュー選びでございます。安いし美味しそう。だからといって複数頼もうモノなら絶対食べきれぬ。ばんや初体験の遠藤さんも笠井君も迷いまくる。

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激しく混んでても20分くらい待てば入れる

さんざん迷った末、遠藤さん「アジフライ定食」(4匹付き)。笠井君が「お寿司」(これはばんやの数少ないジョーカー)。私はワラサのカマ煮を選ぶ。60cm以上あるワラサのカマだけに、食べるところ一杯残ってます。しかも美味しいし! ゴハンは大型のドンブリ。100円玉が小さく見える。

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一人じゃ喰いきれませんでしたね680円+ゴハン260円

オカに上がっていると波の強さをカンペキに忘れてしまう。今日の帰りは北東風なのでずっと向かい風。苦労すること間違いなし。それにして保田は何度来ても良い場所でございます。ムカシのフネだと大冒険の距離だったものの、今のフネなら多少荒れても平気。フネはサイズと安全性が密接にリンクする。

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ここまで来れば海の色も違う

帰りは予想通りずうっ~とピッチの短い向かい波。ドガンドガンとハネながら2時間の航海でございました。それにしても小さいフネに乗っていると体力を使う。揺れるフネに立っているだけでカラダ中の筋肉が必要。ダイエットと体力造りにピッタリかもしれません。17時30分に帰港。遊んだ遊んだ!

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2010年10月 2日 (土)

COTYの10ベスト(10月1日)

午前中原稿書き。昼からバイクに乗ってCOTYの10ベスト選考会へ。開票が始まると、あらららら! レギュレーションにより10ベストの得票数は公表しない、ということになっているため詳細はレポート出来ないけれど、10番目が僅差のデッドヒートでございました。結果は以下の通り(エントリー順)。

・マークX
・マーチ
・CR-Z
・プレマシー
・スイフト
・VWポロ
・ベンツEクラスディーゼル
・BMW5シリーズ
・プジョーRCZ
・ジャガーXJ

私が入れたクルマのウチ、パジェロ・ディーゼルとシトロエンC3が残りませんでした。まぁ普通に考えたら難しいワな。意外だったのは三菱自動車から1台も入らなかったこと。記憶にある限り軽自動車を除く三菱自動車の新型車が10ベストに残らなかったことはなかった。確かに三菱自動車の存在感は限りなく薄い。

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いわゆる「ネイキッド」

一昨日からスズキの『グラディウス』というバイクに乗っている。400ccのV型2気筒。車検が必要と言うことで中型免許のヒトは250ccを選ぶ人も多いけれど、やっぱしパワー&トルク共に全く違う。クルマなら2,5リッターと4リッターみたいなモンですから。400ccってちょうど良い感じ。

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90度Vを前後方向に積む

取り回しの良さは250cc並みだからして、体力の落ちたオヤジでも苦にならない。それでいてギアチェンジをサボって低い回転域を使っても。250ccほど頼りなくないないのだった。特にグラディウスのような2気筒はトルクが太く、3千回転も回っていれば普通に走ってしまう。

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足つき性は抜群に良い

車検が必要だからランニングコスト掛かると思っているヒトも多いようだけれど、自分で取れば重量税+自賠責保険を含んで2万125円。『ユーザー車検』を参考にしていただきたく。久々に乗ったスズキのバイクはムカシと変わらず懐かしかった。GT380から続くシフトインジケーターも付いてるし。

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2010年10月 1日 (金)

タイの最終戦は大バトル?(9月30日)

タイラリーのオーガナイザーであるウドンサックさんからメールが来た。なんでしょ、と見たら、ありゃま! どうしちゃったの? 以前も書いた通り、今年はシーズン開幕までエントリー台数少なく、開催さえ危ぶまれていたほど。昨年の『キングスカップ』なんか出走8台。ウチ、グループNは2台。外国チームもフィンランド勢1台です。

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移動区間も楽しい

で、完走3台。だったら私でも王様の賜杯を狙えるでしょ、というのが今シーズンの参戦を決めた原動力でございました。しかぁし! 始まってみたらタイラリー選手権はイタリアの元チャンピオンとガチのバトルになってしまい、クルマのダメージも予想外に大。毎戦本格的なメンテを必要とする始末。エントリー台数も純増。

そして最終戦までタイヘンなことになりそうな気配。なんとすでに10カ国のエントリー希望を受けているそうな。日本とイタリア、タイの他、フィンランド勢2チーム、ニュージーランド勢2チーム、アメリカ、オーストラリア、インド、インドネシア、マレーシアだって。これだけで12台。いや、インドネシアとマレーシアは複数らしい。

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2005年のアジパシ。この時より盛り上がりそうな雰囲気

2005年に開催されたアジパシのタイラウンドの時だってこんなにエントリー多くなかった。こら王様の賜杯どころか、表彰台に上がることすら難しい? しかも私はタイ選手権のポイントも掛かってます。とりあえず初日を何とかリタイアしないでフィニッシュし、ポイントをゲット。で、2日目にキングスカップの上位を狙いたい。

いやいやそれにしても盛り上がりそう。何でもエントリーの多さに驚き、「それなら行く!」とタイのオエライさんも3人くらい出席するそうな。なんたってタイで行われるモータースポーツイベントの最高格式ですから。パタヤのウォーキングストリートで行われるセレモニアルスタートが楽しみ。

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パタヤで一番賑やかな通りでセレモニアルスタート

悔いのない戦いをしたいので、今回スペアパーツも少し揃えたいトコロ。少し怪しいクラッチは念のため交換か? メンテの日数を3日間確保しました。日曜日の夜から小澤さんが来てくれるので安心だし。無いの、予算だけでございます。少額でいいからスポンサー、見つからないかしら。

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