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2010年7月31日 (土)

タイ永田レポート(7月29日)

今回はラリーの取材スタッフ兼雑用係としてタイにやってきました。連日の日本の猛暑に比べれば、7月のタイは雨も降る上、風もあるせいか意外に過ごしやすいです。本日はラリーカーを預けているタイヤショップへ向かい、クラッチ交換などの事前整備を行うのが主な予定です。

Aoki

さすが世田谷店の工場長! 動きにムダがない

到着後、早速ラリーカーをリフトに載せクラッチ交換を開始。東京スバル世田谷店から来ていただいた青木さんの迅速かつ正確な作業により1時間強でトランスミッションが降りる状況に。しかしミッションジャッキなどの工具を使っても100kg近くあるインプレッサの6速MTを降ろすのは大変な力仕事です。

 

Aoki2

ミッションを降ろそうとしていたまさにその時、コドラのヨーンさんとラリー中のサービスをお願いしている「シークレットサービス」のメカニック4人の御一行が到着。7人掛かりでトランスミッションを一気に降ろすことが出来ました。国沢師匠の日記を見ていただけると分かるように、外したクラッチの状態にはビックリしてしまいました。

Shop

クラッチの組み付け後ミッションの装着に移ります。装着はタイ式にみんなでミッションを持ち上げてエンジンと合体しようとしましたが、さすがにそれは無理でミッションジャッキを使いながら、位置合わせをする方法に変更。無事ミッションが載り、クラッチ交換は終了。これで安心してラリーが出来ます。

Mission

クラッチ交換後、午後は各種オイル交換やブレーキパッド交換といった消耗部品の交換を行いました。ここで感心させられたのがタイ人メカニックの皆さんの働きぶりです。言葉の問題はあるものの、スバル車に精通した青木さんに常にアドバイスを求めながら、休憩も取らずに作業終了まで働いてくれていました。

Bumper

皆さんを見ていると、「タイの人はホントに車が好きなんだな」ということと同時に、国内最高峰のラリーという舞台でタイでは特に貴重品であるラリーカー(しかも2連勝中のポイントリーダーの車)を触れる上に、日本のメカニックから技術や知識を学べるチャンスを得たことを皆さんが幸せに思いながら作業しているのを深く感じさせられました。

このあたりは車への関心という観点、ハングリー精神のような部分ともに日本人がなくしつつあるものなのかもしれません。夕方までに予定していた作業はすべて終了し、日本人はホテルへ。シークレットサービスの皆さんはそのままラリーが開催されるチャチュンサオ移動されました。

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チャチュンサオへ(7月30日)

午前中は部屋で原稿書き。タイに来てまで仕事が出来るんだから有り難いことでございます。ラリーカーのメンテも順調だし。唯一の「あらま!」が開幕戦で左前輪に受けた大きな入力。左右で1cmホイールベース違うのだ。青木さんの見たてによれば「クロスメンバーそのものが半時計回りに動いていると思います」。

実際、フェンダーとのクリアランスみたら左前輪は後方に移動し、右前輪が前方に移動した感じ。本来ならクロスメンバーを外して修正すべきなんだろうけれど、すでにボコボコになっており、一度ボルト緩めたら締まらないかもしれない。とりあえずハンドリングに影響出ていないので最終戦までそのままということで。

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紅芋?

今回はバンコクから60kmほど東北東の場所にあるチャチュンサオという街がベース。バンコク市内の渋滞に巻き込まれ、1時間半掛かりました。ホテルに到着して絶句! マラサキ色なのだ。ただ外観は悪くない。しかし! 部屋に入ってクリビツテンギョウ。きったね~の何の! ヨメならエレベーターに乗った時点で帰るだろう。

廊下のカーペットは至る所にシミ。バスルームなど全面的に錆びてます。タイの郊外にあるホテルって、どうして室内のメンテをしないのだろうか? ま、ウルさいですけどエアコン効いてお湯が出るだけよしとすべきかもしれません。唯一の救いは速度遅いけれど無線LANが完備されていること。

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一番左の人が京都生まれの方です

青木さんはタイ人にモテるタイプらしい。ホテルで食事していたら、子供をスイミングスクールに連れてきているお母さんのグループにメアド聞かれていた。グループの中に13年間タイに住んでいるという京都生まれの日本の人が居て(旦那さんがタイ人とのこと)、メアド聞いてくるように頼まれたのだとか。

タイ語しか出来ない人が日本に住んでる日本人にメアド聞いてどうするのか?

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●青木さんのコメント

今日は2つの貴重な体験をすることが出来ました。1つは自分が整備したラリーカーがローダーで移動する姿を見られたことです。日本でもそのような光景を目にすることはありますが、自分が当事者としてその場にいられたことに心から感動してしまいました(ラリーカーをローダーに載せる時には自分でも恥ずかしいくらいの笑みを浮かべてしまいましたし、レッキカーでローダーの後ろを走っている最中も写真を撮りまくりでした)。

Roder

整備完了したラリーカーをローダーに載せチャチュンサオへ

もう1つは国沢さんがラリーカーの確認のために一回りする際に、ナビシートに乗せてもらったことです。ラリーカーに乗るのも初めてだったのですが、ラリーカーで公道を走るという非日常を味わえたのはもちろん、砂利道での「流れながらでも前に進んでいく速いドリフト」もしていただきました。この感覚は「メッチャ楽しい!」としか表現できません! とにかく楽しいことばかりで、タイにいる毎日がハッピーで仕方ありません。(東京スバル/青木)

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2010年7月30日 (金)

クラッチ交換(7月29日)

朝からガレージに移動してクラッチの交換。作業をしてくれるのは、東京スバル世田谷店の青木さんでございます。前回のラリー終了後、クラッチ交換が必要になった、ということは以前書いた通り。困り切っている私を見て手伝って頂けるという。最終的に東京スバルがベテランのサービスをタイに派遣してくれたのでございます。

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よろしくお願いしま~す!

正直、空から神様が降りてきた気分だったりして。2005年のアジパシの時もディーラーのメカニックにバックアップしてもらったのだけれど、当然ながら毎日スバルを見ているスペシャリスト。仕事もカンペキだった。特に「標準の状態をキープする」という点についちゃ素晴らしい。わずかなガタや変形も見逃さないから驚く。

10時から作業を開始。12時過ぎにはクラッチ交換終了。さらにクラッチのシリンダー(これがトラブルの原因になっているか?)も交換。ほとんど休まず作業を続け、17時時点でミッションオイル、デフオイル、ブレーキパッド交換などラリーに向けてのメンテンスまで全て終わってしまった。残るは最終チェックのみ。

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あとSS一つか二つでカンペキに滑ったと思う。薄氷の勝利でした

ちなみに外したクラッチを見たら、完全にすり減っていた。ラリージャパンの前に交換したのクラッチは終了後に変形しておりオシャカ。タイに来る前に交換したのだが、わずかSS距離にして170kmで再びオシャカ。前のラリーカーは1200kmくらい持ったのに。乗り方だって今の方が丁寧だしシフトミスだってほとんど無し。

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クラッチカバーは熱による「焼き」が入っていた。これも交換

新しいクラッチは同じSTIブランドながら4ブレードタイプ。今まで使ってたの、ノーマル形状の3ブレードタイプである。クラッチ操作が敏感になるかと思いきや、圧倒的に良い。今週のラリーはSS距離80km。最終戦が200kmなので、楽々持つと期待しておく。バンコクも決して涼しいワケじゃないが、東京よりマシです。

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●青木さんのコメント

今回海外でラリーメカニックが出来るというチャンスをいただき、東京スバルの皆さん並びに国沢さんに深く感謝したいと思います。私はラリーカーを触るのはもちろん、モータースポーツの現場で仕事をするというのが初めての経験で、不安で一杯の現地入りでした。

実際、メンテナンスガレージでラリーカーを確認がてらサブフレームなどのボディの構成部品のダメージや、マフラーのサビなどを見ると、ラリーという 競技の過酷さを強く感じさせられました。しかし、その不安も今日の主な作業であるクラッチ交換が思ったよりも順調に進み、タイ人メカニックが大変よく動き 回ってくれたこともあり、車を触るのが楽しくて仕方いないというハッピーな気持ちに。

言葉の問題は当然ありますが「そんなの何とかさるさ」という感じです。向上心旺盛なタイ人メカニック達には、車が好きでメカニックになった頃夢中で 車をいじっていたフレッシュな気持ちを思い出させてもらいました。彼らの姿勢は日本人にも見習って欲しいところです。明日からも頑張るぞー!(東京スバル /青木)

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2010年7月29日 (木)

バンコクへ(7月28日)

成田の日航ホテルは新婚旅行の時に泊まったこともあり、なんだか愛着があります。帰ってきたらアルフェッタのバッテリー、上がってたりして苦労した。JALの低迷と共に宿泊者も減少したのだろう。昨日、インターネットで予約したら、23時過ぎのチェックインという前提で1泊3500円だって! 駐車料金も1日200円。猛烈に安い。

安かろう悪かろうかと思えば、そんなことありません。部屋はリニュアルしたらしく清潔感高い。韓国製の小さい小さい液晶TVがショッパいくらいで、広いバスルームなど往年の面影を残す。従業員の対応も良かった。朝便で海外に行くときは是非とも試してみたらいかがだろう。外国人のお客が多いですけど。

バンコク行きのANAは、ほぼ満席。日本からインドシナ半島に掛けて偏西風が弱いらしく、離陸まで30分も掛かったのに定刻の15時25分にスワンナブーム空港着。イミグレーションとレンタカー借りるのに時間を喰い(タイのレンタカー、借りるまで30分も掛かる! 単に仕事が遅いだけ)、空港出たのは17時近かった。

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いわゆる「IMV」と呼ばれる新興国仕様

レンタカーはエイビスのトヨタ・ヴィーゴをフンパツしてみた。ビンボーキャノピー付きディーゼルの4WDでAT。なんと最上級バージョンである。その割に安い。7日間借りて4万円ときた。しかもボディの至る所傷だらけ。このくらいのいコンディションなら遠慮なくレッキに使えます。そのままガレージに向かう。

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王様のお見舞いステッカーを作らなくちゃいけません

今回もリアドア交換。中古ドアだったため安かったそうな。果たしていくらか? 酷暑の日本からタイに来ると、普通に暑い程度。最高気温も33度くらいだし、何より夜になったら気温下がる。スコールがあったこともあり、20時くらいに食事のため外に出たら涼しいと感じるほど。開幕戦と第2戦は暑さに苦労したけど、何とかなりそう。

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板金修理は安いです

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2010年7月28日 (水)

人体のヒミツ(7月27日)

早起きして日産のテクノロジーイベントへ。15以上の新技術をご覧頂きましょうというコンセプト。一番「すげぇな!」と感心したのは、バック時の緊急停止システム。バックで車庫から出るような場合、側方からクルマが接近してきたら急ブレーキ掛ける、というモノ。運転手から全く見えないクルマに反応するのだからタイしたもの。

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23日のTOPで紹介した電気制御ブレーキの詳細も理解出来た

2番目の「すげぇ!」がインテリアの質感研究。というか人間の感性の研究を行っている。まっこと興味深い。「触った時の感触が一番いいのは何だと思いますか?」。物知りだと思っていた国沢光宏、全く答えられず。何と「手のヒラ」なんだとか。ちなみに自分の手の触り心地は、自分自身で感触を殺しているそうな。

だから自分で自分に触ってもキモチよくないのに、人に触られるとキモチいいらしい(身体中どこでも、です)。同じように「視覚」なども研究すると奥深いという。BMWやベンツのインテリアの質感の高さの理由も解ったというから素晴らしい! 日産車のインテリア、急速にレベルアップする可能性大。

3番目がQX56に採用されている左右連結ショックアブソーバー。デガいボディなのにロールは乗用車並。それでいて乗り心地抜群に良い! 日立の製品だと言う。良い仕事です。トヨタのリアスの進化系のようなシステム。こういったショックアブソーバーをラリーカーに使ってみたら面白いかもしれません。

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20万円高くらいとのこと

その他の技術については近々コリズムやベストカーで紹介します。終了後、急いで帰宅してタイに行くためのパッキング。明日出発なのに何の用意もしていない。ラリーの準備は完了してますけど。暑いタイながら、直近の気温はクソ暑い東京より低い傾向。何とかなるでしょう!

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インサイトの燃費

今日はインサイトで行った。行きは95km/h前後で流して23,6km/L。帰りが気温35度だったため23,1km/L。マーチの巡航燃費とほとんど同じ。フィットハイブリッドの実用燃費はアイドリングストップ付きのマーチを凌げるだろうか? 勝てなければシャレにならないと思う。

明日は朝の便なので22時に家を出て成田日航ホテルに移動。前泊です。

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2010年7月27日 (火)

駄作でした(7月26日)

今日は土用丑の日なのでうなぎ屋は大繁盛である。ちなみに『土用』というのは古い季節の分類で、各季節の終わりの18日間を示す。本来なら年間4回あるのだけど、夏の土用だけが有名。『丑』は十二支。つまり土用の期間の丑が「土用丑の日」と呼ばれる(昨年のように2回ある年もあります)。

なぜ土用丑の日にうなぎなのかは諸説あるけれど、平賀源内さんの発案というのが定説。暑くて食欲の失せる時期に、栄養(特にビタミンやタンパク質)の豊富なうなぎを食べるというのは理に適っていると言われる。うなぎ屋にとっちゃ、土用丑の日に集中しない方が嬉しいですけど‥‥。

特にウチのように当日サバき、その日こしらえた分しか売らないような古くさいうなぎ屋にとっちゃ有り難みはほとんどない。普段の2~3倍くらいしか作れないからだ。本来なら11時30分開店なんだけれど、毎年10時30分くらいからお客さんの列が出来るため、11時前に販売開始。

蒸して焼きを入れるそばから売れていくため、3時間くらいで売り切れてしまう。今年も店頭の串売りは13時30分。店内で売るうなぎも14時に売り切れ。ま、普段の2~3日分を3時間で売るのだから忙しい。たアルバイトの数も4倍。ご祝儀も出したりするため、利益率は普通の日より低い。ま、お祭りみたいなモンです。

その気になってうなぎを大量に仕込み、いつも通り夜まで12時間営業すれば、きっと1日で100万円くらい売れると思う。ジイサンの時代から昼過ぎにゃ売り切れ。私と同じく商売っ気なく、お金儲けがヘタだったのね。これがウチのDNAというヤツで、強引にお金儲けすると「品格が落ちましたね」と言われちゃう?

ムスメがベルギーから帰ってきているので、夜は『借りぐらしのアリエッティ』を見に行く。もちろんジブリのファンです。『Tジョイ大泉』は21時10分の回で観客7名! が~らがら。大いに期待したのだけれど、思いっきりの「う~ん!」。見終わった後の爽快感や安堵感が全くない。サビの無い音楽みたいです。

酷評の嵐だったゲド戦記に勝るとも劣らないワースト2かと。というか過去のジブリの美味しいトコロを取ったのに失敗しちゃてる感じ。それでも見に行くのがファンというもの。というか駄作こそ見ておかなくちゃ。ぜひとも御覧頂きたく。

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2010年7月26日 (月)

日産のDNA(7月25日)

いち早くタイ製マーチの出来の悪さに気づいて「メディアの連中に絶対乗せるな!」と事象をキッチリ見抜いたり、広告宣伝費を極端に減らしながら販売台数を伸ばしたりするなど、慧眼かつ敏腕だと思う日産の国内販売担当トップの片桐さんだけれど、なぜか日産社内の評判が猛烈に悪かったりする。

日産の人は伝統的にとてもスマートかつ文化的なこともあり(本社の立地が要因だと思う)、プライベートでも親しく付き合わさせていただいている方が多い。先日来、片桐さんのことを何度か書いたら、多くの方からいろんな話を聞きました。おしなべて「ゴーンさんが居なくなったら大丈夫?」。

伝統的な日産のDNAからすると「少しばかりソフィスティケートされていませんね」ということらしい。私は強引ながら結果をキチンと出す手腕に感心している。しかも勝股兄と鈴木兄、城市兄をあそこまで怒らせるられるのだからタイしたもん。もちろんポストゴーン体勢になった時の覚悟あってやっているのだろう。エラいと思う。

なぜかマーチの初期受注台数が発表されない。先代マーチは発表一週間で2万5千台を受注している。新型マーチはどうなのか、先週のこと。片桐さんの懐刀と言われるマーチの担当の方に聞いてみたら「新型は月販目標4千台です。好調ですよ」(先代は8千台)。と台数を教えてくれなかった。

月曜日の26日は2回の週末を経ているし、エコカー補助金も強い追い風になっているハズ(今なら間に合う)。2万台くらい受注受けていると思うけれど公表されるか? ジュークもプレスリリース出したんだから。売れ筋グレードも気になるところ。前出の懐刀は「廉価グレードはフリートユーザー向きです」と言ってました。

一方、作りの良し悪しより燃費の良さを評価する若い年代層が多い。クルマに興味のないひとは、コイン4枚重ねの隙間あったり、高速走行時の風きり音のようなタイヤノイズ出ても気にならないようだ。だとしたら案外イケると思う。私と同世代のクルマ好きは、皆さん「内容を考えると高いよね!」でバッサリ。

本日は昼から中野。有能なバイト2人体勢なので、2階でキッチリ原稿書きが出来ました。ちなみに今日も作れば飛ぶように売れる状態。営業時間の4分の3は「申し訳ありません売り切れです」。普段は売るほど美味しいうなぎがあるのになぁ。明日は土用丑の日。13時くらいに売り切れます。

追加 マーチの受注台数、25日の日経ネットに出てました。1万台とのこと。月販目標が先代の半分だと言うことを考えれば上々でしょう。片桐さんにはこの調子でブッチ切って頂きたく。

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2010年7月25日 (日)

アジ釣れた(7月24日)

早起きして遠藤さんと出漁! まずは東京湾口観音崎沖でタチウオを狙う。船団が出来ており、その端っこに入って竿を出すも全く当たらず。周囲を見ても釣れていない。こりゃダメだ、とばかりシイラ狙いで久里浜沖。トローリングするも当たらず。じゃ、とアシカ島の隣にアンカリングして根魚など。

されど流れが川のように速く、仕掛けは真横に流れてしまい当たり判別しにくい! 入れればあっという間にエサなくなるのに。遠藤さんが何とか釣り上げたらベラでございました。口が小さく餌取り上手です。餌の消耗戦になったため、移動。フネを探し、釣れていたらそいつを狙おうという作戦。

されどあまりの暑さにサカナも気合い入らない様子。それじゃ戻ってキスでも釣りましょう、と帰路に付くも、富津沖で魚探に反応あったのでアジ/サバをやっつけられるサビキを投げてみたらビンゴ! しかも小型ながらいわゆる「金アジ」と呼ばれる金色したアジばかり。このアジ、美味しいです。

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周囲ぐるりと釣り船に包囲された

気がつけばあっという間に10杯くらいの船団が出来てしまいました。こないだの盤州もそうだったけれど、私らのフネの回りに集まってくる。ま、私も釣り船の近所でオコボレをチョウダイしますからおあいこですな。それにしても暑い! 晩ご飯のアジアフライも釣れたので13時に沖上がり。

フジツボ付きで鈍足になったため、16~17ノットで帰路に。当然ながら燃費も悪くなった。本来なら20ノットで1時間20Lが、17ノットで1時間25Lといった感じ。今日のコースなら普通だと60Lくらいの消費量のハズ。なのに100L近く喰ってる。早いタイミングで上架してフジツボ取らなくちゃ。

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2人用のオカヅにゃちょうどいい

ということで本日の釣果はフライ用の金アジ7つ。刺身サイズ3つ。塩焼き用の小サバ2つ。煮付けのベラ1つ。晩ご飯に美味しく頂きました。それにしても鮮度の良いアジのフライ、臭みが全くなくて抜群にンまい! 船底のクリーンナップをしたら城ヶ島沖まで行ってシイラ釣りをしましょう。

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2010年7月24日 (土)

練馬は37,7度(7月23日)

久しぶりのマリーナ。梅雨も開けたしサカナも釣れる時期を迎え、これから乗る機会が多くなるため船底にフジツボとノリ付いてないかのチェックを。ジツは船底に特殊なコーティングをしているのだった。もし効果あれば、係留しているフネにとって画期的であります。大いにワクワクしながら出港!

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冷却水温(一番右のゲージ)も少し高め

するとどうよ! GPSの通り、2500回転で15,3ノットしか出ない! 船底がクリーンな状態なら19ノットは出るハズ。しかも全開にしてみると2700回転/18ノットしか出ない。これまたクリーンなら3100回転/29ノット出ます。秘密兵器の効果無く船底にフジツボがビッシリ付いちゃってるか?

三枚州でアンカリングして潜ってみたら、もはやビ~ッッシリのシリシリ! 掻き落とそうと潜るも、透明度30cm! ミソ汁の中に入ったみたいで全く見えない。底が見えない海の中って、海坊主が出てきそうで怖いの何の! それでも1時間くらい頑張ったら、フジツボに引っかけ手が血だらけになってる!

真下は見えないので作業できないし。多少速度出るようになったら救われるのだけれど、チェック走行すると全く変わらず。透明度の良い海域で再チャレンジするか、上架してフジツボ落とすかですな。やはり秘密兵器は厳しかったかもしれません。オーソドックスな船底塗装か?

それにしても暑い! 滝の汗とはこのこと。これだけ暑いとフネのエアコンの効きも不足気味であります。エアコンと言えば、プリウス燃費劇落ち! 昨年の夏は暑くなかったこともあり、エアコン使ってもコンスタントに20~22km/L走った。プリウスのエアコン、あまり燃費悪化しないのだ。

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こんな燃費悪いの、初めてです

しかし! 37度以上の炎天下だとさすがに厳しいらしい。都内の普通の流れで(平均車速21km/h)16,2km/Lにまで落ちてしまった。エンジン止まりにくいのだ。同じ条件でインサイトは14,5km/Lくらい。インサイトとプリウスの燃費差が10%以内に収まったの、初めてのケースである。

おそらくi-MiEVやリーフ(おそらくコレ幸いとテストしてると思う)もエアコンで相当電気喰ってるに違いない。ただ0度を下回る低温や、35度を上回る高温はニンゲンの環境を守るためある程度燃費や電費が悪化しても仕方ないと考える。酷暑の日は出来れば外出しない方がECOです。

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2010年7月23日 (金)

練馬は37,4度(7月22日)

午前中は原稿書き。今日はバイトがお休みなので14時から中野。その前にジムで気合いを入れようかと思ったモノの、あまりの暑さに気乗りせず。以前読んだ格言の中に「40歳過ぎたら明日出来ることは今日するな」というのがあった。深く納得した次第。明日で間に合うなら急いでもロクなコト無いという内容。

ニンゲンというのは微妙なモノで、例えばお風呂だと39度じゃヌルい。40~41度が適温で、42度になると「少し熱い」。43度はタンパク質の凝固温度を超えるため、本能的に熱いと感じる。この間たった4度! 空気の場合、多少の幅があるけれど、体温を超えると危険性出てきます。無理することもなかろう。

タイラリー選手権第3戦のアイテナリー(競技時刻表)がまだ出てこない。『ニュース』だけ出たのだけれどタイ語表記なので全く解らず。スーパーSSが10回あるということだけ理解できた。ダートラコースみたいなのを走るのか? だとしたらレッキも楽だし、何より楽しい。ラリーカーのダメージだって最小限で済むし。

タイ人は40歳前でも「明日出来ることは今日しない」。でも何とか帳尻を合わせてくるからイライラしても意味無し。郷に入れば郷に従え。ここにきて再びタイに工場進出する企業が増えてきた。争乱などあるし、王様の御健康も心配される。でも東南アジアで最も日本と相性の良い国であることは間違いないです。

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明日の朝が楽しみ!

知人から美味しそうな桃を頂いた。こうやって写真に撮るとお尻にしか見えなくなるから面白い。今年は暑いので、梨とかも甘くなると思う。私の大好物である梨を送って欲しい、と言っているのではありません念為。そういえば最近フネでノンビリ過ごす機会が少なくなった。週末はマリーナに通おうかと。

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2010年7月22日 (木)

練馬は37,2度(7月21日)

東京のデスバレーと言われる練馬は朝8時で31,7度! そこからグングン上昇し、11時に36度を突破。15時には37,2度というデスバレーの名に恥じない気温となった。ちなみに夜の23時となっても30度を割り込んでいないから凄いです! 南風が弱まって以降、タイの5月に匹敵する暑さでございます。

ちなみにバンコクの本日の最高気温35度。最低気温27度。しかし明日から徐々に下がり始め、来週は30~31度とのこと。日本より若干マシらしい。日本で暑さ訓練をしておけば、向こうでヘバらないかもしれません。そんなことを考えつつ午後からうなぎ屋に行くと、もはや調理場はサウナ。入った途端に汗が噴き出す。

こんな中に板前さんは朝から夜までいて、さらに相当量の仕事をしてるのだから凄い! タイでもうなぎ屋が開けることだろう。ラリードライバーだって余裕のよっちゃん。明日は午後からバイトがいないため、夜まで耐熱訓練でございます。いっそレーシングスーツ着てヘルメットも被ってやろうか?

最近ニュースを見ていると、民主党の議員だか自民党の議員だか全く解らない。農水相の態度や言葉遣いなんかカンペキに自民党の人かと思うほど。「もう削減は出来ない」という来年度の予算編成に向けての国交相のコメントも自民党みたいだ。結局、官僚が全て仕切っている国だと解ります。

農水相の言動など見て思うのは「だったら政治家なんか不要だろ!」。決まりを守らせるだけなら政治なんか不要。法律だけでいい。政治家ってのは妥協や調整、例外措置を行うための存在でしょ。そのために国民から選ばれているのだ。それが法律しか守れないってんじゃ意味無い。

こうなれば国内で「脱藩」して、国のシステムに全く頼らない生活システムを作るのも面白いかもしれません。100%脱藩は不可能にしても、太陽光発電でエネルギーを作り、生活物資や食料も税金を支払わない方法で流通させればよい。とりあえず公共への依存度を半分くらいにするよう、努力してみるか?

夜は吉祥寺で情報交換会。懐かしい方と会ったりして楽しい時間を過ごしました。それにしてもツベたい生ビールがンまいですな! 心配されたお腹の具合だけれど、幸い昼前に軽い快速電車が通過くらいでございました。この程度ならパスタを解禁出来るかも知れません。

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2010年7月21日 (水)

3分間が限界(7月20日)

夕方、環八の立体交差の登り坂で渋滞にハマっていたら、隣に停車していた大型トラックがジワジワと下がり始めた。すぐ止まるかと思いきや、徐々に速度増していく。ありゃりゃ! 後突するぞ! すると後ろに止まっていた大型トラックがホーンの嵐! ギリギリのタイミングで止まりました。

寝てたんですね~。後続車がノーズの低いスポーツカーとかだったら、乗り上がってきちゃうかもしれない。こういった場合、どうしたらいいのだろ? ドア開けて逃げ出すしかあるまい。今後、登り坂の途中で大型トラックの後ろにいたら、車間距離を十分取った上、監視していようと思う。

人世の最終コーナーは昨日で終わりかと思いきや、予想もしていない状況になっちゃいました。詳細は週一ペースのブログに書くけれど、症状が突如進んでしまったのでございます。もはやどうなるのか私自身全く読めない。米ドラマ『24』の役者さんと同じく、シナリオ変わるので明日出番があるかどうかも不明。

しかもシナリオ書いてるの、神様(運命)だから抗えない。流されながらも、溺れないように浅瀬を狙って泳ぐしかないですな。これを読んでいる皆さんも明日は我が身ですぜ! 夜から恵比寿で「遠藤さんの退院を祝う会」。まだビール飲めない遠藤さんの前で皆さん美味しそうに飲む。週末は遠藤さんとタチウオ釣りです。

そうそう。私はパスタ(デュラムセモリナ)のアレルギーが疑われており、大好物のスパゲティも3年以上食べていない。本日、いろんな事情あって、昼も夜もスパゲティを食べてしまいました。久しぶりに「食べたらどうなる?」が知りたい、という好奇心もあった。参考までに書いておくと翌日~翌々日の激しい下痢が症状。

明日と明後日は常時トイレまで3分の距離をキープしていようと思う。ウルトラマンは3分するとカラータイマー点滅して死んでしまう。私の3分は炸裂した場所によっちゃ本人だけじゃ済まないからオオゴトです。果たしてどうなるか? 帰宅するとヨメが家の中の模様替え中で、凄いことに。どうなるのか楽しみ。

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2010年7月20日 (火)

練馬は36,4度!(7月19日)

11時まで原稿書きして中野へ。大混雑する高速道路と対象的に都内の一般道ガ~ラガラ。連休や盆暮れは仕事に限る! 暑くなると皆さんうなぎで栄養をとろうと考えるらしく、作る側から熟れてしまう。確かに夏場は書き入れ時なのね! これくらい売れ行き良ければ商売としても面白い。 

3連休共に文句ありませんです。忙しいの何の! 今日は14時30分までバイトの方がいるので補助要員として出てきたのだけれど、もはや気合い入れて手伝わないと回らなくなっちゃいました。おそらく作れば作るだけ売れると思う。なんたって営業時間の半分以上が「すみません。うなぎが売り切れです」。

本日、東京のデスバレーと呼ばれる練馬は36、4度を記録! 中野も確実に35度以上だと思われる。さらにエアコン無し。火鉢有り。沸騰しているヤカンありの調理場に居たのだけれど、それほど厳しく感じませんでした。タイでの灼熱修行や、昨日の日記にも書いたマジクルールが効いているんだと思う。

しかし! お金が大好き叔母に取ってみると、売れ行き好調なのを見てムラムラしちゃうらしい。大汗かいて帰宅してTV見てたら「光宏。明日から私がやるから」。一昨日頼まれたのに‥‥。ただ3日前はケンカ腰。されど本日は穏やか。私がやるから、と言われて拒む理由もありません。

明日は休日。気が変わらなければ明後日に帳簿を持って行くつもり。借金も全て無くしたし、夏場だから売り上げも期待できる。きちんと経営すれば、何とかやっていけるだろう。とりあえず会計事務所と、地域包括センターの担当さんにお願いして、悪いヤツに騙されないような算段をしておきましょう。

というか、これが現時点で私に出来る精一杯の対応であります。

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2010年7月19日 (月)

海は毎日荒れている(7月18日)

このところの円高でタイバーツが2,7円になった。開幕戦の時のレートは2,9円。例えばコ・ドラ&サービスのギャランティは7万バーツ。開幕戦だと20万3千円。今日両替すると18万9千円! う~ん! 素敵です。このまま両替出来る29日まで円高続いて欲しい! 企業はタイヘンでしょうけど。

これ以上バーツが安くなるこもないだろうから、次回は最終戦の分の両替もしてこようと思う。それにしてもタイでラリーをやるなら最高のチャンス! タイの石井さんによれば「クラッシックカーラリーなら車両のレンタル込みで30万円もあればOKです!」。人生の思い出を作ってみたらいかがだろう。

朝から南風が収まらない。東京灯標なんかず~っと10m以上吹きまくり! 東京湾奥にとっちゃ最も厳しい海況であります。ただ荒れてると「海に出たい!」という欲求は抑えられるワな。海に出たって楽しくないですから。まぁ明日も明後日も、きっと仕事終わらず。21日に早起きして釣りにでも行きませう!

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タイのマンゴーは熟れても黄色です

沖縄の宮城さんからマンゴーを送って貰った。タイのマンゴーと種類が違う。繊維質多いのに、美味しい! タイのマンゴーってグニャグニャなのだ。したがってお腹の調子を整えるにゃ最高でございます! 毎日一個を楽しんできたものの、ついに最後! どうしてマンゴーってこんなウマいのでございましょう。

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夜まで原稿書き。やや遅れながらも何とか終了。灼熱のうなぎ屋で本日入手した『マジクール』(下の写真のように首に巻く。699円)を早速試してみた。首は冷却効果が最も期待できるということもあり、なかなか具合よろしい! タイに持っていって効き具合をチェックしてみようと思う。

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2010年7月18日 (日)

梅雨明けだって(7月17日)

「梅雨が空けたと思われる」という。されど東京に限って言えば日記でも書いた通り、13日に梅雨明けしてると思う。今週はず~っと風が強いため(風速10mを切ったのは13日のみ)、案外過ごしやすいものの、本日の午後あたりから風も弱まり、連日33度を超える本格的な暑さがやってくるだろう。

考えてみればタイのラリーでは35度を超える日に、毛布のようなレーシングスーツ着て50度を超える室内に居た。ということもあって毎年、夏の暑さにヘバる私ながら、今年はあまり気にならない。ちなみに次のラリーは(8月1日)、むしろ日本より少し気温低いかもしれません。もちろんクソ暑いですけど。

ラリーに向けた準備は、ほとんど完了。今回はクラッチ板とカバーの他、念のためシリンダーも交換することにした。以前も書いた通りSTIのクラッチ、本来なら1シーズン使っても全く問題ない耐久性を持つ。もしかしたら油圧系に問題あるかもしれない、というのが小澤さんの読みである。

いずれにしろ今回は丁寧に走り、3位6点をゲットして26点にするのが最大の目標。マリーニ選手とウィッタヤ選手のどちらかが優勝しても18点ですから。というかSS1から元気よく走って(開幕戦はSS2でしたね)板金屋さんの仕事を作るというのが直近2戦のパターン。このイクない流れを断ち切らねばアカン!

そんなことを考えつつ朝から仕事。夕方、ポリッシュファクトリーに行って及川さんと打ち合わせ。最近は不況なので施工待ちが短くなったという。でも未だに3ヶ月待ち! まぁ新車契約直後に予約すると塗装が落ち着いた頃だからちょうどいい? 今まで1年待ってたお客さんが居たこと自体、考えられませんがな。

夜になって中野。叔母は昨晩と一変し弱気になっている。ここで放り出せば先がハッキリ見えてます。間違いなく破綻し店を追い出され生活保護。ヨメに負担掛けることになるも(留守の時は私の代打になる)、もう一回修行することに決めた。1月末に引き継いだ頃より財政的な状況は明確によくなってますから。

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2010年7月17日 (土)

2輪困窮(7月16日)

今週は2輪関係の人と会ったりメール貰ったりすることが多かったのだけれど、いろんな意味で「深刻ですね!」。やはり駐車違反取り締まりの厳格化以後、2輪の売れ行きは急降下。そこから全く浮上してこないのだという。以前も書いた通り民主党の前田ゆうきち元議員が頑張ってくれたのみ。

警察に働きかけることによって若干取り締まりは緩和されたものの、厳格化以前を「1」とすれば、「10万倍」になって「5万倍」に下がった、というイメージ。やはり2輪を気軽に乗っていける雰囲気じゃなくなった。一方、2輪の駐車場整備は遅々として進んでいない。警察は「乗るな!」と言ってるようなモノ。

ECOの時代を考えれば2輪は有用な交通手段である。電気バイクが普及してくれば、一段と望ましい。ちなみにバッテリーが1kWhあたり3万円の時代になると3kWh搭載して9万円。現在のスクーター+5万円くらいで売れるハズ。125cc程度のスクーターなら、3kWhで60km程度の航続距離を確保できるだろう。

行動範囲の狭い2輪こそ電気化にピッタリなのだ。エンジン付きであっても125ccのアイドルストップ付きなら、どんなハイブリッドカーより燃費良い。それにしても警察は取り締まりの厳格化だけで、どうして駐車場所を確保しないのだろうか? 本来なら環境省あたりが警察に働きかけるべき。

2輪専用の小さいパーキングメーターや(ナナメに駐車するタイプならクルマ1台分で4台くらい止められる。1時間100円で元が取れる)、4輪用のパーキングメーターが設置できない幅員でも2輪用なら設置できると思う。試験運用くらい行ってもいいんじゃなかろうか。ようは「やる気がない」のだ。

今日は朝から仕事。夕方から中野に行くも、すでに4万円不足。詳細は月曜日アップの『人世の最終コーナー』で。

追伸。昨日の日記にビッケさんという方から以下のようなコメントが。

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ガラスの件、ありがとうございました。正直、答えて頂けるとは思いませんでした。コメントの件ですが、その通りだと思います。ただ、おそらくそれらのコメントを書く人(私もそうですが・・・20年近く前から国沢様の記事や本を買って読んでいるファンです)は、国沢様の反応を知りたい面もあるかと思います。それか、黄昏さんでしょうか。双方向にやり取りができてしまうのがWeb(雑誌などと違って)の特徴でもありますので。お弟子さんの件ですが、最近の若者に多い気がします。結局、自分の立場が分かっていない気がします。

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以前から何度も書き込みをしてくれる方については、ハンドルネームであっても意見をお聞きしています。皆さんに行間を読んでいただいているように、本当の読者か、そうじゃないかは相当の確率で”読んで”いるつもりです。今後も「これは違うんじゃない?」という件ありましたらご指摘下さい。

ちなみに日産からの返答ですけれど、14日に質問し16日に「解り次第連絡します」。どうやら広報でもUVカット率が解っていないようです。これまでは日産のWebでもUVカット率を明記してたんですけどね~。最近の日産、ホントにおかしいと思うことばかり。どなってるんでしょ?


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2010年7月16日 (金)

コメント(7月15日)

TOPや日記に対し様々なコメントを頂く。基本的には返信はしていない。理由は簡単。私は教える立場にないからだ。例えば以下のようなコメントがある。

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(ヴィッツ級ハイブリッドと)マーチとの差額、28万円を吸収出来るかは疑問です。仮にガソリンの値上がりを想定してリッター平均150円だとして、カタログ値の燃費で計算すると12万km、実燃費が3割減くらいと計算しても10万kmでイーブンですよね? ヴィッツやマーチのユーザーで、それ程の走行距離乗る人ってあまり多くは無い気がしますが。

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こういったことを永田が言ったなら「おまえはバカか! カタログ値の3割減で計算する根拠を出してみろよ!」と言うだろう。というか、永田だってそんな計算はしない。

クルマに詳しいか、私のWebを見ていれば、ヴィッツ級ハイブリッドの実用燃費が24km/L程度。一方、アイドルストップ付きマーチは15km/L程度だと理解していただいてると思う。これで計算すると、ガソリンが140円/Lなら、走行1万kmあたりヴィッツ級ハイブリッド5万8300円。マーチ9万3300円。1万kmで3万5千円の差。28万円差は8万kmとなる。

もう一つ。ヴィッツやマーチでユーザーで10万km走っている人は多くないという根拠、どこから出ているのか? カーセンサーでヴィッツやマーチの中古車を見ると、平均して年間1万kmくらい走っている。日本の平均車齢は今や12年弱。8万kmでモトが取れるなら十分リーズナブルだと思う。

さらに! マーチの車格ってパッソと同等の『B-』セグメントである。一方、ヴィッツは『B』。フィットが『B+』だ。本来ならフィットと10~20万円くらいの価格差があっておかしくない。実際、インテリアボリュームなどフィットと比較すれば全く違う。こらもうクルマを見たことのある人なら皆まで言う必要なし。

そもそも世界最先端の技術持つハイブリッド(VSCはシステムの追加無しに付けられるので標準装備かと)。と見たこともないタイヤを履くクルマの商品性を評価したなら、いや、ユーザーの立場になったら、どちらに魅力を感じるか? それでも「マーチだ」というなら「そうですね。お好きにどうぞ」。

弟子なら日本の将来を背負って立つヒョウロンカになることを期待して厳しく教える。されどハンドルネームのコメントの場合、ノレンに腕押し。手応え無いのだ。というか、本来なら永田や岩田がキッチリと対応しなければならん! 永田も岩田も冷たいよな~。このままじゃ永田も岩田もプロになれないと思う。

本日は朝から原稿書き。15時くらいから中野に。ここでもタマシイの原稿書き。なんとかオンペースになってきました。

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2010年7月15日 (木)

ヤマハ電気バイク(7月13日)

午前中原稿書き。何とか締め切りに間に合わせ、昼は中野に寄って様子をチェック。板前さんも元気そうなので、一安心。その足でヤマハの電気バイクの発表&試乗会が行われている椿山荘へ。今日の足はF650GD。出先の駐車場さえ確保出来るなら、都内の移動はやっぱしバイクがリーズナブルです。

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数日前に先っちょから石を放出したBCの浦田君

ヤマハにとって電気バイクはやや苦手意識あるかもしれない。先代モデルで攻めに出たモノの、リチウムイオン電池の信頼性に泣かされてしまう。結局バッテリーの信頼性を確保できなかったため絶版モデルに。とはいえヤマハのようなメーカーは電気バイクが重要なアイテムになる。万全の体制で新型をリリースしてきたのだった。

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クソ暑い中、カメラマンは頑張るのだった。CTの小林師匠です

最大の「そうきたか!」がバッテリー。高いけれど現時点で最良のクオリティを持つサンヨー製を採用。セルこそ電気自動車などの試作車に広く採用されている汎用タイプながら、50Vのユニットを専用設計している。非常にコンパクトなサイズで、バッテリー容量は0,7kWhと決して少なくない(インサイトは0,6kWh)。

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試乗会は史上最小の距離。直線20m×4回でオシマイ

詳細は次号ベストカーの達人コラムでお届けするけれど、25万2千円という、いろんな意味で絶妙な価格にウナる。決して安くないけれど、かといって電気バイクの魅力度を考えれば出せない金額じゃない。興味深いことに補修用バッテリーの価格は7万5千円とのこと。原価で上を見て5万円くらいだろうか?

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思いっきり発電してみたらアタマのケが逆立った(謎)

となるとバッテリーを除くバイク本体の価格は20万円ということになります。まぁ当面は1000台という少数生産のため高いんだと思う。もし年間12万台売れるような時代になったら、大幅なコストダウンも可能。バイク本体を10万円で作れば、15万円で売れる。こうなると爆発的に普及するんじゃなかろうか。 

いかんいかん。全般的にトッチらかってる文章になってしまった。空を見たら夏。おそらく本日か、明日が梅雨明けになると思う。

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2010年7月14日 (水)

介護ダイエット(7月14日)

1週間にわたるスーパーサイヤ人とのバトルでヘトヘトになったため原稿が溜まり、朝から仕事。マーチの発表会場から連絡あって「タイ生産だということを日産側から一度も言いませんでした」。予想していたことながら、ここまでくると笑える。だってTVや新聞を見ると、全て「タイで生産してコストダウンした」と報じてましたから。

むしろタイ生産であること&どこの国で作っても生産管理出来ることをアピールすればいいのに。おそらく「国内販売するのにタイ生産じゃイメージ悪い」と言い張っている輩がいるのだろうけれど、宣伝費などチラつかせメディアをコントロール出来ると思っているとしたら大間違いだ。メディアも営業と報道は対立関係にある。

昨日のTOPも日産側からUVカット率など具体的な数字が出てこないため解りにくい表現になってしまい、読者の方から様々な指摘や意見を頂いた。現時点でも本当のことは解っていない。運転席と助手席窓ガラスがUVカットじゃないことだけ判明しているも、カット率についちゃ不明です。現在問い合わせ中。

体重計ったら何と! 81,0kgだって! この20年の最低体重でございます。うなぎ屋ダイエットの効果たるや凄い! まぁ半分くらいは食欲湧かない、という点にあると思いますけど……。常人だと他人が怒鳴り合っている姿見ても食欲湧かない。なのにスーパーサイヤ人は怒りながらメシ食えるのだ! 

孤軍奮闘の介護ダイエットもそろそろ限界でございますな。身体面より精神的な攻撃にマイる。かといって半日でも目を離せば、お金がゴッソリ消えていくし。もはや「超大ピンチ!」としか表現できません。本日、1回目の「もう店に出てこないでね」宣言をしてみようかと。3回やってダメならエビバックで逃げよう!

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2010年7月13日 (火)

菅首相のブレイン?(7月12日)

選挙前は書かなかったけれど、菅首相の言う「低所得層は消費税を払い戻す」はどう考えておかしい。例えば300万円を基準にするとしよう。299万円の人と301万円の人ってどうなる? 年額20万円の消費税を負担しているとすれば、301~320万円までの収入の人は「なんだよそれ!」。

また、会社員じゃない人は年収のバラ付きが出る。個人で事業をやっていると、1千万円収入あった翌年は250万円ということだって珍しくない。収入250万円の年に2千万円のクルマ買ったら200万円分の消費税(10%になると仮定)が免除になるのか? 「低所得」という定義もあやふや。

そもそも消費税を10%にしたって、純粋な税収増にならないと思う。好例は中古車。現在、200万円の中古車を買えば10万円の消費税が発生する。しかし「仲介」というビジネスモデルを作れば(利幅が40万円なら消費税10%でも4万円でOK)、今より消費税の負担を減らせます。

クルマ以外でもオークションなどに代表される個人売買は増加し、食料だって直販化が進むと思う。流通システムからして変わっていくことだろう。消費税15%になると、もう個人レベルの「消費税防御システム」ができあがると考えます。消費税率アップの前に税金のムダ遣いを見直さなければダメだ。

選挙前、菅首相のブレインと紹介された人がTVに出ていたけれど、ナニを言ってるのか全く解らなかった。というか「そんなことホンキで言ってるのか?」。だって「税金を増やせば社会にお金が回って景気よくなる」ですから。こんな人の意見を真に受けて消費増税を言い出したなら、開いた口がふさがらぬ。

相変わらず私の1日は厳しい厳しい修行だった。朝から猛烈に叔母の機嫌が悪く、私のアタマの中で国沢光宏限界説も飛び交う。相手は24時間戦えるスーパーサイヤ人。同じ質問を100回だって1000回だって繰り返し、1回でも答えをさぼると劣化の如く怒る。コチトラ普通の人ですから。

お店を閉めた後、12時まで飲みながらクルマ談義。明日はお店の定休日。明後日から板前さん復帰。何とか1週間の難行道場をお勤め出来ました。溜まり始めた原稿書きを頑張らなくちゃなりません。

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2010年7月12日 (月)

今日もスーパーサイヤ人(7月11日)

店を開けていると、今日も朝9時にスーパーサイヤ人が走ってやってきた。いつもは14時過ぎなのに。こういうことだけ覚えているから不思議でございます。今日も介護士になれるんじゃないかと思うほど根気強い早稲田のバイトの子なので、何とかなるか? とりあえず漬け物を作ってもらう流れにする。これだけ上手。美味しいし。

11時30分からノレンを出すも、お客さんはボチボチ。日曜日だから出足遅いです。これなら一人で大丈夫だワイと2階で原稿書きしていたら、なんだか騒がしい。降りていくと満杯! 並んでいる方までいる。こらタイヘンだ、と助っ人。するとどうよ! 14時過ぎまで全くお客さんが切れない。上手にテンテコを舞いました。

こら今日も早い時間に売り切れかと思いきや、15時くらいから雨がポツポツ降り出すや、ぱったり。こうなるとスーパーサイヤ人はイライラし始める。辛抱タマラズ板場にスーパーサイヤ人出てきて板前さん青筋、の繰り返し。2階で原稿書くどころぢゃありませんがな。間に座ってなだめ役。それにしても何やってんだか。

締め切り守れてるのが奇跡の如し! オールアバウトの高速道路の原稿も、コリズムのLFAの原稿も、超シビれる環境の中で書いてます。ま、とりあえず明日までの辛抱か。火曜日は休み。水曜日から板前さん復帰してくる。ただ人間って凄い! 6日目になってくると慣れますな。けっこう平気になってきた。

ヘタな自己啓発セミナーや、自分を鍛えるための辛い合宿より有用か? しかもエアコンの無い調理場ときたら終日40度オーバー。2時間でTシャツは汗のシオ付く。酷暑のタイのラリーの訓練になっているかもしれない。しかも身体が締まってきた。うなぎ屋ダイエットでございますな! 総合的に考えれば悪くない?

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2010年7月11日 (日)

スーパーサイヤ人(7月10日)

気がつけばタイの第3戦まで2週間になってしまった。準備は着々と進んでおります。クラッチなど交換部品が届き始めているし、タイでサービスしてくれるメンバーも決定し飛行機の予約完了。レンタカーは今回はフンパツしてSUVにしました。乗用車だと徐行でのレッキになっちゃいますから。来週中に準備終わらせる予定。

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最近は日々、対極の人生を見続けてたりして

7月10日売り号の『XaCAR』でタイの第2戦の紹介をしていただきました。人気という点で低迷しているモータースポーツながら、やっぱりクルマの原点は「競うこと」。ただそれと同じくらい「見ていて楽しいこと」が重要。地味で参加している人しか感動しない競争って、やはり文化レベルに達していないと考える。

好例がサーフィン。腰くらいの波で乗っている人は、本人のみ楽しい。けれど30フィート(9m)の波に乗っている人を見ると、誰でも「すげぇな!」とワクワクするのだった。数年前、ハワイのノースショアに行って改めて認識した次第。ラリーは最も少ない予算でそれが出来る競技だと思う。

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今月号のザッカーは成瀬さんのインタビューがたくさん

本日バイト君が朝から来てくれている。ちなみに昨日のこと。叔母は明日から4連休すると言い出した。助っ人の板前さんを嫌っているらしい。板前さんはもっと叔母を嫌ってますけど‥‥。というか、叔母と1日過ごせる人なんか居ないと思う。休むというなら大歓迎でございます。気持ちよ~く店を開けられる。

みんな楽しみしていたら、9時くらいに「走ってきました」(バイト君談)。叔母のような状況になると、疲れないし寝なくていいし、ずっと働けるというスーパーサイヤ人になるらしい。朝から晩まで動きっぱなしですから。少しうらやましかったりして。「居なければいいのに」とみんなから思われる人世ってどうよ?

天気良かったのでうなぎ屋は大繁盛。19時前に売り切れとなり、早じまいしました。

 

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2010年7月10日 (土)

人世の最終コーナー復活(7月9日)

このところ毎日バイクに乗っている。朝から晩まで中野にいるので、クルマだと駐車場料金多大。さりとて電車は朝通勤ラッシュ。帰りうなぎのニオイ(朝から晩まで居るとキツイです)で周囲の人に迷惑かけちゃう。自転車も夏場は到着時に汗だらけ。いろんな意味でバイクがピッタリなのだった。

久々に朝の通勤時間帯(8時前後)にバイクに乗ったら、案外お仲間が少ない。特に早稲田通りなどバイク渋滞になるかと思いきや、そうでもないのだ。こらアイドルストップ付きの125ccスクーターなんか最高の相棒かもしれません。F650GD、通勤バイクとしちゃ少しばかし大きいですから。

雨も覚悟を決めちゃえば、どうってことはない。学生時代は1年365日、どんなトコロに行くのにもバイクに乗ってた。なんのかんのいいながら、走り出せば楽しいのだ。そういえばオヤジバイクを復活させようと考えているのだけれど、なかなか前に進まない。乗ってみたいバイクはたっくさん溜まってます。

一度はご注進ババァのため中止した「人世の最終コーナー」だけれど、復活させることにしました。日記で書くネタとしちゃ重苦しい点もある。加えてあまりにクルマから離れちゃうし。今後は毎週月曜日のペースでアップしていきたい。いずれにしろ混迷の度合いがますます深まっていく。もはやチキンレースです。

本日は夕方まで順調だったものの、やはり調理場に出張ってくる。すると板前さんにクドクド文句大会。同じコトを何度も言うから徐々に雰囲気悪くなって行く。夕方、叔母のお気に入りのバイト君が来たので、店を任せて2階で原稿書き。しばらくして下に行くと、板前さんが「もう無理です」。

お店のため一生懸命やってくれているのに、そんなこと全く見ない。そればかりか、値付けも1分単位で変わる。高いと言ったものが、1分後に「なんでそんな安く売るの!」と怒るんだから、頑張っている人間ほどアタマに来るってもんだ。「絶対こんなトシの取り方をしたくないな!」の典型例ばかり並べた感じ。

本日はコリズムの大岡君と徳田さん、よく来てくれる読者の方と、一度会った記憶のある読者の方が食べにきてくれました。

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2010年7月 9日 (金)

リーフを予約したら(7月8日)

日産の広報から電話あって「国沢さんのリーフはキャンセル待ちになりました」だって。ありゃま! 私は広報の人に、予約も始まっていない3月の時点で「買うからよろしくお願いします」と頼んでいる。広報の方から届くメールにも「クルマを買うときにはぜひ私に」と書いてあるし、今までもそうやってクルマを買ってきた。

すっかりオーダーした気分になってたが、念のため5月中旬に「ディーラーから何も言ってこないけれど……」と問い合わせてみたトコロ、何と何と! ディーラーに行って予約して欲しいという。普通、クルマを買う場合、家に来てくれる。なのに行かなくちゃならないのだとか。片桐さんという国内販売役員、ダイナミックです。

リーフが悪いワケじゃないので、早速近所の日産に行って予約書を書いてきた。その結果が「キャンセル待ちになりました」でございます。広報の人も国内販売に事情を説明したと思うけれど、「そんなこと知らん!」と、片桐さんかその部下の人に蹴飛ばされたんだろう。徹底的に自動車メディアを嫌っているらしい。

ま、12月とか1月に納車されたなら「国沢光宏がリーフを買った」という記事になっちゃうから日産のPRになる。3月とか4月で問題ないです。「1号車に乗りたい」という見栄っ張りのクルマ好きぢゃありませんので。でもこんな流れになるのなら、広報の人もメールに「クルマを買うときにはぜひ声を掛けて」と書かなければいい。

いや「リーフは別です」と注釈を付ければOKか。中村史郎さんあたりに紹介を頼んだら良かったです。中村さんの紹介なら「ディーラーに行け」とは言わなかったと思う。ということで私のリーフの納車は3月以降になりそう。こんなことで気分を概して「だったら買わねぇよ!」と怒らない。リーフにタイする期待が大きいからだ。

本日は朝から中野。板前さんと叔母の間に入って何とか切り盛りする。そうそう。叔母にご注進するババァが今日もなんか言ったらしく「光宏、妙なことを書いてないでしょうね」だって。このババア、超悪質だ。なんせ私が手を引いたら破綻するということを知っている。叔母の行く末が解っていて楽しんでるワケ。

こういう状況になって解るのだけれど、同じような厳しい修行をしている人にとって、他人の修行はとても癒しになる。「人世の最終コーナー」を始めるや、いろんな方から謝辞を頂く。ご注進ババァの正体わかったら(いつかは叔母がしゃべるかと)、認知症の敵だとキッチリ公表してやろうと思う。この件を除けば平穏でした。

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2010年7月 8日 (木)

クルマは偉大です

午前中原稿書き。昼に助っ人の板前さんが荷物を取りに来るというので中野へ。するとどうよ! 月曜日に叔母がうなぎを40kgオーダーしていた! そもそもうなぎの在庫があるから、と無理して月曜日に店を開けたのだ。残りは10kgくらいになったので、親戚のうなぎ屋にあげればいいや、と休むことにした次第。

なのに再び40kg! 荷物取りに来た助っ人の板前さんにお願いし、店を開けることに。店のカウンターで原稿書き。仕込みの間に仕事出来ます。16時くらいから店を始めるも、天気悪いので売れ行きは伸び悩む。「泣きっ面に蜂」を具現化したような状況でございます。助っ人の板前さんの人件費も出ませんでした。しくしく。

それでも今日はバイト班長の当番だったので、後片付けが楽でございました。一つ良いことあれば、幸せな気持ちになれるくらいの逆境だったりして。客観的に評価すると、相当厳しい環境に置かれてます。叔母の対応、お金やお医者さんじゃ解決できないのだ。今シーズンもラリーをやってなければ、すでにギブアップしてる。

いや、ラリーに限らず、クルマが助けてくれているんだと思う。助っ人の板前さんも本当はやりたくないと言う。でも何と! 若い頃、ランサーターボ(FR)でダートラに出場していたクルマ好きだったりして。私より10歳以上先輩の方なのでクルマ雑誌こそ読んでいないけれど、私の仕事は理解して頂けた。

また、クサクサしていてもクルマの原稿を書いていると、その間はイヤなことを忘れられる。メール見たら、タイにクラッチ交換のサービスを派遣して頂けるという。折からの雨でビショビショになって帰宅したら、クラッチディスクとカバーも届いていた。今晩はクルマの夢を見よう! そしたら朝は元気になってると思う。

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2010年7月 7日 (水)

前原国交相

茨城空港の国内線が無くなることについて前原国交相が怒っているという。??? 前原さんって自民党の人だったっけ? 需要のない場所に無理矢理空港作って飛行機飛ばせってのは民間に言うコトじゃない。茨城空港を作ったことからして間違っているのだ。とっとと他の利用法を考えたらいいでしょう。

それとも国交相のゴリ押しで採算の取れない路線も運行させようとしているのか。こらもう自民党が長い間やってきたムダ遣い路線の踏襲です。JAL破綻の反省を全くしていない。抜本的な改革を行う前に破綻させ、税金を投入。株主に多大なる損害を与えた。それと同じことをやろうとしてるのだから大いに笑える。

ちなみに今までの流れだと……

1)茨城空港から撤退するだと? オレの言うことを聞けないのならスカイマークの新しい路線を認めないばかりか、更新も認めない。少しでも不祥事を起こしたらカンベンしないかんな!

2)運輸省の役人が「まぁまぁ。ここは一つお代官様はオモテに出ないで居てくださいまし。私どもで悪いようにはいたしませんので。どうか大船に乗ったつもりで」

3)ふっふっふ。国交屋、オヌシも相当のワルよのぅ。

4)国交屋、手下のモノを使い「まいりました」というまで様々な工作に出る。

でございました。民間には民間のルールがある。そこからコボれた部分を「公」でカバーするのが筋。民間に圧力を掛けて損をさせたらアカンです。というか民間が「損」を受け入れるときは、それ以上の「得」を条件に入れてくるハズ。そこには必ず利権など絡んで来ますから。

ま、悪代官がオモテに出てきちゃったあたり、民主党の味か。自民党なら全て裏で動いて終わりでしょうから。ちなみに茨城空港に併設されている百里基地の基地のお祭りのため発着時刻の変更を迫られたことをスカイマークは撤退の理由にしてる。経済効果としちゃ10万人集まるお祭りの方が上かと。

叔母の件、有り難いことに読者の方から有用なアドバイスを頂く。普通、認知症が進行すると、行動力は鈍くなって行く傾向。私の祖母も徐々に行動範囲が狭くなり(片道の散歩にはよく出かけました)、それほど攻撃性無かった。されど叔母は猛烈に元気。その手の病院に連れて行くことなど不可能である。

それでも根気よく何度か同じことを繰り返すと断片的に理解できるらしい。「明日から休もう」という提案に対し、長電話20回くらいの説明で何とか納得した模様。というか、説得のためほとんど1日使いました。大の男を持って1日棒に振らなければならないほど叔母の対応には手が掛かるのである。

こういった人の増加を単純にマイナスだと評価したら、猛烈な社会負荷になることは間違いない。1人のご老人に対し、3人以上のマンパワーが必要。こいつをプラス側に利用する方法はないモノだろうか? 「社会悪」と判断されたら、あまりに辛いです。生きているコトに何の意味も持たないですから。

何か良いアイデアは無いものか? 

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2010年7月 6日 (火)

こらダメでしょう(7月5日)

朝方急ぎの仕事を済ませ、11時に中野へ。すると本来なら開店の準備終わってなければならないのに、何も出来ていない。後で聞いたら、叔母が遅く来た上、助っ人にきた板前さんと組合の若社長相手に話し込んだのだという。急いで店内を掃除。お吸い物を仕込み、漬け物を盛る。いわゆるテンテコ舞いってヤツ。

何とか12時半くらいにノレンを出せました。しかし! 値決めで大騒動勃発! 叔母の頭の中は突如10年前に戻ってしまったようで、猛烈に安い! 板前さんが「それじゃ赤字になりますよ」と言うのを頭ごなしに怒り「ウチは父の時代からそんな悪どい商売をしてない!」と昨日の50%安の値付けをしちゃう。

といったモメごとを店内で大声出しながらやってるんだからお客さんは苦笑いです。しまいにゃ板前さんもお手上げになり「好きにやってください」。15時くらいまでに来店された方はいつもよりワンランク上のうなぎを食べられました。お客さんに損をさせなかったのだから良かったですけど……。

また助っ人の板前さんは何店舗も展開している有名なうなぎ屋さんに居た方で(皮が固い天然のうなぎを扱っていた)、深蒸し流。江戸のうなぎにも流派があるのだった。違う美味しさがあるから店内で食べて貰うにはいいのだけれど、少しチカラを入れると簡単に割れたり串から外れたりしてしまう。

叔母はそのあたりの機微が解らないため、いつも調子でうなぎを扱うモンだから壊すことも。私の昼ご飯を続々と作ってくれます。そんな食えないぞ! ただお持ち帰りの串売りも多いため、これだと普通の人だって扱えまい。そこで多少蒸しを浅めにするよう頼む(それでも柔らかいです)。

14時過ぎにうなぎが売り切れたため2階で気合いの原稿書き。をしていたら板前さんが呼んでいる。急いで降りると、叔母は串売りのお客さんの対応でテンパッてます。というか、お客さんとケンカ腰で対応しちゃうのだ。板前さんにしてみれば何でそんなお客さんにケンカ売るのか全く解らない。

昼に板前さんに「少し忘れっぽいのでよろしくお願いします」と言うと「ボクの親も厳しい状態だから解りますよ。絶対に怒ったり意見したりしたらダメです」。と理解してくれたのだけれど、あまりにパワーある上、性格的にキツい。このあたりから徐々に板前さんもトゲトゲしくなってきた。

夕方になって再びお客さんが増え出すと、いつもは奥の座敷でTV見たり居眠りしてるだけの叔母が采配をふるおうとする。「串は売り切れですか?」と聞いてくるお客さんに向かって「夏は売れるので待ってくれないと困る!」と怒り、昔名話をするお客さんに対し「ケンもホロロの扱い」。

バイトの窪田君が来たので店を頼んで2階で原稿書き。本日中の締め切りを抱えているのだ。やがて下で大声! 降りていくと叔母が「もう来ないでくれ!」と怒鳴ってる。聞けばお客さんの注文を聴き、そいつを何度か忘れたみたいなのだ。「さっき頼んだでしょ」というコトバで切れたらしい。

もはやダメでしょう。安売りするから利益は全く上がらず(助っ人の板前さんは高い)、調理方法もウチと違う。さらに叔母のケンカ。これじゃ評判を落とすだけ。せっかくグーグルで『うなぎの名店』を検索すると、最初の検索結果のリストに出てくる「美登里」ながら、創業した祖父の意志は継げていない。

火曜日は定休日。水曜日は営業すると言っているけれど、休むよう勧告した。といっても5秒で忘れるので10回ほど勧告したが、忘れちゃうんだろうなぁ。22時までほぼ付きっきりで叔母の”介護”をしていたら心身共にドロのようになってしまった。このトシになってこれほど厳しい修行が待っているとは思わなんだ!

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2010年7月 5日 (月)

キス釣れた(7月4日)

早起きして久々の釣り。前回は6月6日なので1ヶ月ぶりでございます。本日の勝負相手は先日大手術をした遠藤さん。前回オデコだった笠井君と同じく背中合わせの釣り座でございます。とりあえず最近好調だというアクアライン下の盤州に向かう。到着すると早くもキス亡者がた~くさん集まってました。

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今日は盤州

じゃイキましょう! と仕掛けを投入したら1発目から「ブルブル」というキスの当たり! しかぁし! 普通ならリリースしたくなるようなコンマイやつざんした。針を飲み込まれ、ハズしているウチ弱っちゃったのでキープします。ここからパッタリ! いや、正確に書くと、イイダコやメゴチ、ギマといった外道ばかし。

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このサイズだと刺身でもイケる!

方や遠藤さんは絶好調である! ほとんど入れ食いに近い状態。う~ん。前回の逆の立場になっちゃった。そしたら遠藤さんが「ジェット天秤を使ってみたら?」。子供の頃、ハゼ釣りでさんざんお世話になったけれど、最近は小馬鹿にして使ったことありませんでした。ダメモトで仕掛け作って投げる!

するとどうよ! 一投目で「ブルブル!」と大きな当たり! 来たのが上の写真の良いカタのキス。22cmありました。ジェット天秤をナメたらアカン。場所はアクアラインの真下。隣のフネと良型のキスをガンガン上げていたら、あっという間に釣り船が集まってきちゃいました。

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後ろ側を含め周囲に10パイくらい居ます

あまり釣っても食べきれないので早めに沖上がり。それにしても良い天気でした。朝方の雨が信じられないほど。遠藤さんも病み上がりと思えないような日焼け顔に。帰りに浦安マリーナで燃料入れ、ディズニーランド沖を通過すると信じらない数のボラ! 美味しかったら釣るのに!

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新鮮なキスの天ぷらは絶品! 天ぷらの女王だと思う

フネを洗ってキスの下ごしらえをしていたら一天ニワカニかき曇り、やがて雨。こらうなぎ屋は商売あがったりか、と思ったら夕方まで順調だったとのこと。そうそう。板前さんの入院で叔母が明日から1週間助っ人をお願いしたのだけれど、果たしていかに? きっとスンゴイことになると思います。

助っ人の板前さんは「帰らせてもらいます!」とになる方に1000ツグルグ。

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2010年7月 4日 (日)

クラッチ問題解決へ(7月3日)

有り難いことに交換が必要になったクラッチは、クラッチカバーを含め現物を入手出来ることになった。また、交換してくれるメカニックも何とか見通し付きました。うなぎ屋で苦労している分、神様もバランスを取ってくれているのかもしれません。まっこと嬉しいですきに(高知の方言は案外解る)。

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ラリー終了直後、大雨に!

8月1日の第3戦はスワンナブーム空港から50分くらいのチャチュンサオ。コースの情報全く無し。ただ昨年までのチャンピオンであるウィッタヤ選手の地元である。頼りの小澤さんも次戦は居ない。加えて3位6ポイントで十分だ。タイムや成績より、完走を目標に楽しむ走りをしたいと思ってます。

もし「オレもタイのラリーに出たい!」という人がいたら、まだ11月20~21日の最終戦は間に合う。運賃は往復で50万円見ておけばOK(複数台数なら1台あたり40万円以下になります)。基本的にどんな車両でも出場可能。高速&フラットなグラベルを含め2日間(SS距離は200km)タップリ走れる。

現地での費用もタイバーツが安いため、上を見て60万円くらいで済む(コ・ドラのギャラは別)。ちなみに最終戦は「キングスカップ」(王様の賜杯)というタイで最も格式のあるモータースポーツイベント。スタートなんかパタヤビーチで最も賑やかなウィーキングストリートですから。

 

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2010年7月 3日 (土)

姿勢制御装置(7月2日)

松下さんのブログ見たら、私が姿勢制御装置の普及に邁進しないのはケシからん、みたいなことを書いてあった。確かに原理主義的に考えるなら付いてた方が良い。私はもう少し広い視野に立ちたいと思ってます。例えば読者諸兄が遭遇した事故(被害者&加害者両方)を分析してみたらどうか?

・松下さんのブログ

少なくとも私の場合、土砂降りの谷田部テストコースでポルシェ911をやっつけたケースを除き、回避できたろう事故は皆無である。いや、ABSすら無かった方が衝突速度は低くなったように思う。3連続する雨の日の鉄のマンホールでABS抜けが発生した時など、普通のブレーキなら余裕で止まれましたから。

また、常用する最高速度が30km/hに達しない島嶼や山村、狭隘地も多い。そういった地域で使われるクルマは文字通り「足」。不要な装置に大金を投じる必要も無かろう。ジャーナリストは都会をステレオケースに考える傾向。だから軽自動車ワクを撤廃してもいい、みたいなことも言える。

もちろんABSも姿勢制御装置も、付いていた方がいいに決まっている。でもそれ以上に、現在任意となっている対物保険を強制にすべきだろう。ブツけてきた相手が保険に入っておらずモメたケースはたくさんあります。なのに松下さんが「対物保険に入ることを強制しろ!」と主張しているの、見たこと無い。

一般的に原理主義者は細目にこだわり、針小棒大な表現をする。姿勢制御装置の前に取り組むべきコトはたくさんあるということでございます。何度も書くが、安全性を重視するなら姿勢制御装置の付いているクルマを選べばよろしい。ECOの時代を迎え、むしろ安全性をどこまで割り切れるかが今後の課題になるかと。

ワールドカップはブラジルvsオランダ。日本に勝ったオランダを応援したい気分である。それより西村主審に注目してました。するとどうよ! 「素晴らしい!」としか表現できない。毅然とした姿勢の上、的確なのだ。大荒れしそうなゲームを見事にコントロールしたと思う。決勝戦でフエふけるかも知れません。

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2010年7月 2日 (金)

うなぎ屋は修行の連続(7月1日)

朝方、オバから凄いケンマクで電話あって「板前さんが1週間くらい休むと言っている。今日も遅刻してる」。何で休むのかも解らないし、いつ休むかも不明。仕事終わって店に行ってオバに聞くと「初めて聞いた。どうして私に言ってくれないの?」と怒り始めた。人ごとなら笑い話なれど、当事者にとっちゃタマらんです。

板前さんに聞いてみたら、背骨のあたりに出血している場所があり、内視鏡手術で処置するそうな。深刻な原因じゃないというので一安心。7月5日から13日まで休ませて欲しいとのこと。そういった事情なら仕方あるまい。一方、オバは他の板前さんを頼んで営業する、と息巻いている。

といってもうなぎ屋にとって書き入れ時の今、ウデの良い板前さんなんか来てくれるワケないっしょ。加えて板前さんの協会とオバは何度もケンカしており、先方だって良い顔しない。100歩譲って板前さんが来てくれたとしても、今の味のレベルを落としてしまったら評判を落とす。私が入院してる間、誰かに代筆させるのと同じ。

ということで収入的には猛烈に厳しいけれど、7月5日~13日までは休業しようかと考えている(実質7日間の休み)。このところ割と順調で、借金も少しづつながら返せるかな、という状況になってきたと思ったら、休業を余儀なくされそう。ギブアップも近い? それとも私が釣ってきたサカナでも捌いて店開けるか。

今週末、久しぶりに遠藤さんと出漁する。大漁だったら真剣に考えてみようかしら。というのは冗談ですけど、店が空いているのだから関係者や読者の方限定で飲み会を開くというのも面白いかもしれません。クルマ好きが集まれる場所を提供する、というのも私の夢の一つだったりします。

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2010年7月 1日 (木)

痛車に乗る(6月30日)

いわゆる「痛車」というのに乗ってみた。知り合いに北森君というこの道のオーソリティ(月刊痛車道というフリーペーパーを作ってます)がおり、痛車についてインタビューしたいとのこと。ハンドル握ったのはマーチ12Rにイラストをラッピングしたもの。なかなか丁寧な仕事である。

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キャラクターの名前は聞き忘れました

北森君が中野駅前のロータリーを走っているカットを取りたいというので、移動。ここのロータリー、人通りが多いため皆さんどんな反応するかと思ったら、ぬわんと! すっげ~ガン見されちゃいました。これほど目立つクルマに乗ったの、久しぶりでございます。老若男女、全てから注目されるのだから驚く。

中野はブロードウェイという、アキバとまたひと味違うサブカルチャーの本拠地があるため、この手の文化に対する理解を持っている。それでも激しく見られる。考えてみればクルマ趣味の王道の一つは「目立つ」こと。といった観点から考えると、今や圧倒的No1かもしれません。

しかも皆さんの目つきが走り屋のクルマやスーパーカーなどとビミョウに違う。考えてみれば社会的な攻撃性という点で弱い。環境や安全の時代を迎え、こういったクルマで目立つというのも面白いかもしれませんね、と思った。何より平和だ。客観的に見れば、多少「痛い」かもしれないけど「怖い」よりずっと良い。

も一つ意外だったのは、オーナーの皆さんはドップリとクルマ好きだったということ。マーチ12Rのオーナーも筑波1000などの走行会に参加しており、けっこう良いタイムを出すそうな。こういうクルマとの付き合い方も面白いかも知れない、と思いました。少し勉強してみたい。

終了後、うなぎ屋で人世修行。一旦帰って原稿書き。夜は再び中野に行ってヘコたれそうになるほど厳しい人世修行。なぜか最近叔母の機嫌が悪い。猛烈にお金を欲しがるのだった。しかも叔母はヒマなものだから同じことを5分ごとに繰り返される。コレをキチンと聞いていないと怒るのだから厳しい。

同じような修行をされている皆さんも少なくないだろう。

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