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2010年6月30日 (水)

ホンダBF115試乗(6月29日)

早起きして湘南サニーサイドマリーナで行われているホンダの新型船外機『BF115』の試乗会へ。到着した時点じゃ雨だったものの、試乗開始時間になると暑いくらいの天気になった。フネは日産の双胴艇『サンキャット22』。以前、BF135を搭載した同じフネに試乗した時に「も少し馬力の低いエンジンが望ましい」と書いた。

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べた凪である

結論から書くと、やっぱし馬力低い方がいい、でございます。双胴艇は高速域で転舵すると横Gを出してしまい不安定になる。馬力の低いエンジンなら速度も出ないため安心なのだ。それにしても燃費良い! 37,8km(約20ノット)で1時間あたり約16L。リーンバーン制御で15%前後実用燃費良くなっているそうな。

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サンキャット22+90馬力エンジンの燃費も興味ある

私が先日まで乗っていた先代BF115付きの日産サンクルーズ22は18ノットで1時間20L。20ノットだと22~23Lくらい喰いました。新型BF115なら20ノットで1時間20Lくらいだと思う。おそらく115馬力エンジンの船外機じゃ世界一燃費いい? しかもトルクあるため、回転数だって低く抑えられる。

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楽しそう!

上の写真はマリーナに置いてあった20馬力のレース艇。エンジンセットで100万円くらいとのこと。20馬力エンジンで30ノットをオーバーする最高速をマークするというのだから凄い! レースに出るのもいいけれど、こんなフネで運河巡りや花見、花火見物なんかしたら面白いと思う。燃料喰わないだろうし。

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やっぱし外で食べると美味しい

終了後、ホンダの汎用機を使ったアウトドアライフの展示会場へ。ガスボンベ使ったエネポで電気作ると、いろんなことが出来る。同じくガスボンベ使う耕耘機使って食料自給するなんてのも良い。「動力を使って人の生活を豊かにする」は、本田宗一郎さんが望んだ姿かもしれません。

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夜は存分にワクワクさせてもらいました。明日はノドが痛いだろうなぁ。良い夢を見せてもらった。ありがとうございます。また、あまり馴染みの無かったパラグアイという国が、ここ数日で身近に感じるようになりました。やはりスポーツという文化、素晴らしいと思う。どんな外交にも勝る。

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2010年6月29日 (火)

厳しい修行の日(6月28日)

タイラリー選手権の第3戦は8月1日。7月28日に日本を出発しなければならないため、残り1ヶ月しかない。なのに全く想定外だったクラッチ交換をしなければならぬ。40万円くらいの予算あれば新品のクラッチ購入し、一緒にメカニックとタイに行き交換出来るのだけれど、いかんせんフトコロ事情が超ショッパイ。

そこでタイから帰国後、ホワイトナイト探しを始めた次第。結果、メカニックもパーツも、それぞれ「前向きに検討してみます」とのこと。「ダメ!」でなかったからホッとしている状態。それにしても低い予算でシリーズチャンピオンを狙えるのだから面白い。こうなればインプレッサGDBのパフォーマンスをフルに引き出してやる!

少し悔しいのは2008年のラリージャパンでもタイでも、クルマが良いと思われていること。確かにアライモタースポーツ製のラリーカーながら、ショックアブソーバーはまともに走れるグループN用で最も安いアルゼンチンの『RSSR』。エンジン&ミッションだって一回もオーバーホールせず5万3千km走ってます。

車検を考えブレーキのマスターバックも活かしたまんま。というか操作系は全てノーマルだから誰にでも運転出来る。一流品なの、タイヤとブレーキパッドくらいのもの。何が言いたいかと言えば「お金を掛けなくても十分ラリーを楽しめますよ」ということ。車両価格+400万円くらいの予算でタイのチャンピオンが狙えると思う。

お昼はバイトの方がお休みなので、店番。終了後、都内で打ち合わせを2件。さらにお店に戻って「お金が無くなるマジックのタネ証し」をすべくアタマを捻る。本日も3万円消えてしまいました。残念ながら見破れず。6月はすでに10万円前後行方不明。消えなければ私のバイト代くらい出るのになぁ。

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2010年6月28日 (月)

人世の修行も続く(6月27日)

このところあまり書かなくなったけれど、人世の最終コーナー修行は厳しいまま続いている。まずお金が無くなる理由を探るため、カメラなんぞ付けてみた。すると叔母のカメラアタックが始まる。2万4千円無くなった日なんか録画装置のコード抜かれており、確認不能。カメラに紙を貼られたり横向いてたり。

しまいにゃ誰も見ない場所なのに「世間体が悪いからハズしてよ」。ただ全般的には効果を挙げており、無くならない日も多くなった。代わりに「パーマ屋に行くからお金チョウダイ」が増えてます。この1ヶ月で3回もパーマ代を持って行かれる始末。そんなにパーマって掛けるの? 1回2万円もするの?

といったことを聞くと「光宏はお金に厳しい。おじいさんはそんな人じゃなかった」。メチャクチャ怒るのだった。もはやバックれたい気分なれど、今日も昼からお店。私が居ればお金は無くならない。食費もリーズナブルに済む。もちろん無給でございます。まぁ何度も書いてきた通り人世の修行だと思って頑張るしかありません。

夕方、ヒマをしている叔母が同じことばかり話しかけてくるので(上の空で聞いていると怒る)、漬け物の製作を頼む。上手だし、始めれば2時間は集中してます。夜、釣り仲間の高橋二朗さんご夫妻が来店。ヨタ話をして楽しく過ごす。相変わらず予期しない支払いがある、今月は叔母のマンションの契約更改だって。

若いときの苦労は買ってでもしろ、というけれど、私の年になると苦労はお金を払ってでもしたくない。なのに文字通りお金払って苦労している。今年一杯という目標をクリア出来たら、私もタイしたもんだ。ちなみに1ヶ月以内にお手上げの確率20%。10月まで持つ確率50%といった感じ。

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2010年6月27日 (日)

車載映像(6月26日)

先週のラリー、カメラを搭載してみた。取り付け位置がイマイチで納得のいく映像ぢゃないけれど、何とか見られます(2回クリックして頂ければ大きめの画面になる)。音がもう少しクリアに採れていればコ・ドラのペースノートの読みも聞こえるんですけど。下のSS6はドライビングミスを見つけてくだされ。

二つ目は2,2kmの短いSS14。けっこうアップダウンあるし、コースもフラットなので楽しめます。こんなコースで隣のシートに乗せてあげられたらなぁ、と思う。ちなみにWRCやアジパシは動画の権利があるため、撮影しても個人で楽しむのみ。タイラリー選手権はウドンサックさんの許可を得てます。

今回のラリー、ザッカーの城市兄にチーム監督をお願いした。やはり私は走る方に専念したいので、イザという時に全てを任せられる”大人”が必要。どんなことが起きてもおかしくないですから。魔除けのようなモノか? 幸い今回は城市兄の判断力に頼ることなく、無事終了しました。

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<チーム監督のコメント>
20年前に1000湖ラリーでWRCを始めて取材して以来、ラリーという競技を見てきた僕だが、ローカルな海外ラリーとはいえ参加する側に回りのは初めてである。反政府運動で騒がしい首都バンコクを想像していたものの、すでに騒乱は収まりノンビリした南国の風景を取り戻していた。

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今回も何とか優勝できました

ドライバーの国沢さんだが、タイの交通状況の中、レンタカーのシビックを平気で走らせている。道案内などなく、バイクが逆走することもある道路ながら流れに乗ってドンドン走り回る。世界を飛び回っている人だから、さすがだと感心。

ラリー活動をしようとすれば、グループNクラスでもそれなりのお金がかかってしまう。物価が3分の1くらいのタイで楽しみながら走ってみよう」と思いたった国沢さんのアイデアは面白い。

5月に開催された第1戦では総合優勝している。そのレベルはどの程度のものかも気になった。ラリーを始めて数年の国沢さんは、趣味の延長線のラリーストだと思っていた。大変失礼だが、たとえタイラリーでも、そうそう簡単に勝てるとは思えない。それがどうだ。気温が40度にもなる第2戦でも優勝を飾ってしまった。

その秘密はどこにあるのだろう。僕が編集している月刊XaCAR(ザッカー7月10日発売号)に詳しくレポートする。ともあれ国沢さんのラリー活動は、大人の遊びとしては最高だ。成績もさることながら、海外のクルマ好きと一緒に走り回ることで民間外交にもなっている。

参戦するための条件を聞くと、特別に難しいものではなさそう。日本で走るよりも安い費用だということもポイントだと思う。そのあたりのノウハウは「全部教えますよ」と国沢さんは言う。興味のある人は一度相談されてみたらどうだろうか。

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2010年6月26日 (土)

24日&25日

24日 午前中原稿書き。昼からレガシィSTIの試乗。驚いたことにツーリングワゴン(WRブルー)とB4(ホワイト)の乗り味が全く違う。こらもう自動車評論家の適正テストみたいなモノ。皆さんどういった評価をするのか大いに楽しみ。もちろん私は正しい情報をお届けします。その前に永田がブログで書くか?

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この個体の評価が楽しみ

終了後、都内のサカナ屋で情報交換会。ここにきてメーカーと自動車メディアの関係が決定的に厳しくなってきたようだ。日産と並んで評判悪いの、スズキ。海外で発表した新型スイフトの写真をリクエストしたら、無いの一点張りだったらしい。海外じゃ普通に出回っているのに。スズキも日産もケンカしたって良いことないのに。

25日 朝から三菱コルトとD5の試乗。これといった大きな変更は無いのだけれど、乗ってみて欲しいと雑誌に連絡あったそうな。ページを確保してくれればめっけモン。無料で記事になります。個人的にTOPで紹介したコルトの99万8千円に興味合ったので、良い機会でございました。お買い得だと思う。

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久々にD5のハンドルを握った

終了後、横浜に移動しジュークの試乗。ハナッからスタイルは、いわゆる「××セン」系のため、個人的には好みのスジから離れている。ただ気持ちは解ります。したがって純粋な機械としての評価など。結論から書くと「欲しかったら買ってよし!」。クルマとしては良く仕上がってました。

また姿勢制御装置VDC無くてもリアのスタビリティは十分! 今回オプションでも設定されていない理由を聞いたら「開発が間に合わなかったんです」。法規で装着しなければならない国が開発の優先順位で上。評論家の皆さんも日産を攻めるより、法規で義務づけない国交省を叩くべきでしょう。

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ハマる人はハマルと思うスタイル

参考までに書いておくと、評論家の皆さんコンパクトカーや軽自動車は姿勢制御装置が付いていなくても批判しない。批判するしないの仕切り線をどこに引いているのか聞いてみたいモノだ。当然ながらユーザーは安全性に疑問を感じたり納得出来なかったら買わなければいいだけ。

という私も、ジュークのように「VDCが付いていないのはケシからん!」と言う大きな流れになると「付いていなくてもいい」と声高に主張する勇気無くなる。だってもし「付いてなくてもいい」と書いたのを読んだ人が購入し、横滑り事故を起こしたら責任取れませんから。原理主義は論争になると強い。

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2010年6月25日 (金)

6月21~23日

21日 早起きして午前中ホテルで原稿書き。12時に到着したキャリアカーの後ろにくっついてバンコクまで戻る。ガレージに到着するや小沢さんが「次のラリーのチェックしましょう」。明日は朝からメインテナンスを行うという。ということで本日は洗車。ラリー終了後の小沢式洗車、何と半日掛かるそうな! 

カンペキに泥を落とすのだという。結局暗くなるまで作業。夜はタイの坂本さん(今日はタイにいる)に晩ご飯をゴチになる。今回チーム監督をして頂いたザッカー誌の城市編集長は、晩ご飯終了後、そのまま空港へ移動して帰国の途に。私らもビール回って22時に大沈没。さすが疲れてる感じ。

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初めての機械だったので勝手解らず「いてて!」

22日 朝からガレージで次戦に備えたメンテ。クラック入った右側のタンクカバーをアルゴン溶接。全てのアーム類を緩め、悪路で受けたストレス(いろんな方向に押されたり引っ張られたりしてテンションが掛かっている)を解放してやる。その間、私はタイヤチェンジャーで交換作業を行うも、2本目で流血。

入念なチェックの結果、クラッチ以外、決定的なダメージを受けていないことが判明。しかも次戦は3位だって問題ない。また、タイヤは開幕戦で4本。そして第2戦で4本使用。これまた予定通り。第3戦で4本使えば、最終戦の『キングスカップ』(国際格式。2日間)用に8本残せます。マッド用タイヤが新品のまま5本残ってるし。

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コントルール性よく減りも少ない

ブレーキパッドも今回『BRIG』の新しいタイプを使った。耐久性を持ちながら、ブレーキタッチや耐フェード性を追求したもの。左足ブレーキを多用したにも関わらず、終了時点で4分の1くらいしか減っておらず。小沢さんによれば次戦もこのまま使えるそうな。200km前後のSSを走りきれるというのだから驚く。

23日 5時に起きタクシーで空港へ。8時15分発のJALは3分の2くらいの搭乗率。小沢さん(49歳)とオヤジコンビの旅でございます。結果が良かったので道中ず~っとヨタ話など。それにしても小沢さん、よく動く! タイに付いてから毎日暗くなるまでラリーカーいぢりだもの。

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スペアバンパーが無いので「整形手術」中

結局、昨日も朝から暗くなるまでメンテし、ホテルに戻って近所の屋台でシンハービール飲みながらタイ飯喰って撃沈。あれだけ動けば疲れるワな。聞けば「クルマがあると何かやりたくなっちゃう」。根っからのクルマいぢり好きなのだ。さてさて。次戦はどうなることやら。想定すらしていなかったクラッチ交換もやらなくちゃならんし……。

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2010年6月24日 (木)

タイラリー第二戦

マリーニ選手はSS12を走りきったところでリアイア。2位のウィッタヤ選手に35秒の差を付けての2戦連続優勝でございました。これでポイントは10点+10点の20点。マリーニ選手とウィッタヤ選手8点。相当有利な戦いといってよかろう。とはいえ勝負は水物。次戦でリタイアしちゃうと二人のどちらかが18点で、もはや全く解らなくなる。

ただ困ったことに私のラリーカー、クラッチがオシャカになってしまった。本来なら1シーズンくらい持つSTI製の4枚ブレードタイプなのだけれど、SSをたった170km走っただけで滑り始めている。開幕戦の最後の方でクラッチフィール、良くなかったですけど。ちなみに今回のラリーはラウンチコントロール使ったフル加速を1回もやっていない。

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前のラリー車は1200km分SSを走れた

小沢さんによれば「STIのクラッチは丈夫だし国沢さんのスタートを見たらホントに攻めてない。普通なら楽々1シーズン持つと思います。たまにすぐダメになってしまうクラッチもあるんですよ。それに当たったかな?」。参考までに書いておくと、タイに持ってくる前にクラッチもクラッチカバーも新品にしてます。

こら迷う余地無く次戦はクラッチ交換が必要。う~ん! 予算ない。しかも今回ドアをやっつけたので、これまた5~6万円の板金になってしまう。こんな金額でシオシオになるなんて、まるで学生のラリーですな。いや、アキがタイでラリー出てる時だってもっと景気よかった。もう売っぱらうクルマもないし。虎の子のCBX1000を手放すか?

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本当ならボディの構成部品も交換したいところ

されど5万km以上オーバーホールしてないがエンジンは調子いいし、ミッションも問題なさそう。そういった意味じゃタフです。タイヤも大いに乗りやすくて気に入ってる。何よりバーストしないのがいい。まだタイヤ交換、1回もしてないですから。今回新しいブレーキパッドを使ってみたが、これもコントロール性良く、それでいて減りも少ない。

というかこんな予算でラリー9戦目のジジイが元イタリア&タイのチャンピオンと互角に戦えているんだから面白い。次戦は8月1日。時間のある方は見に来ませんか? ラリーをやりたいという若手も見学しにきたらどうか。最もお金掛からずシーズンを戦えると思う。なんたって板金安い。ビギナーにゃピッタリでしょう。

第二戦経費

・エントリー費                     66000円(22000B)
・コ・ドラギャラ                     75000円(25000B)
・サービス(4人+サービスカー+食事)   135000円(45000B)
・ガソリン(競技用)                 25500円(8500B)
・レッキカー(レンタカー)              21000円 (7000B)
・修理(暫定)                    60000円(20000B)
・ラリー期間中の宿泊費              40000円(13600B)
・移動費(ガソリン代など)             15000円(5000B)
・食費 など雑費                   15000円(5000B)
・旅費                        220000円

トータル                       67万2500円(完全予算オーバー)

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開幕戦経費

・エントリー費                    66000円(22000B)
・コ・ドラギャラ                     75000円(25000B)
・サービス(4人+サービスカー+食事)   135000円(45000B)
・ガソリン(競技用)                 25500円(8500B)
・レッキカー(レンタカー)               6000円 (2000B)
・修理                         97800円(32600B)
・ラリー期間中の宿泊費               21000円(7000B)
・移動費(ガソリン代など)             15000円(5000B)
・食費 など雑費                    15000円(5000B)
・旅費(チケットはマイレージ)           7000円     

トータル                        45万3300円

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総費用                       112万5811円 

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2010年6月23日 (水)

タイラリー第二戦レグ3

SS5のサービスの際、インタークーラーの水噴射用の水が全く減っていないと判明。とりあえずエア吹いて掃除したのだけれど、SS10終了後のサービスでも減っていない。猛烈に外気温高いため、こいつの稼働の有無で大きくパワーも変わってしまう。確かにトルク感がイマイチ。コーナーの立ち上がりでパワー喰われる感じ。

緊急措置として先端の霧吹き状態を作るノズルをぶった切り、水がダダ漏れになるようにしてみた。小沢さんによるとうまくいけば若干パワーを取り戻せるそうな。また、前回のサービスで行ったセッティング変更がうまくいったらしく、タイヤの減り具合も良好。ラリーの取材に行った際、こんなタイヤを見たら「攻めてますね」と評価するだろう。

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セッティングはバッチリ!

ということで逆走1回目のS11。先頭なので後続車のタイムも解らず。こうなりゃ元気よく行くしかないっす! スタートするとすぐ右の全開コーナーが長~く続く。さらに200mのストレートの後、右8の長いコーナー。パワー欲しい。たださっきよりトルク感出てきた。水噴射、少し効いてるのかもしれない。

フィニッシュすると「ありゃま!」の6分3秒。上出来でしょう。後で判明したのだけれど、このSS、マリーニ選手も猛プッシュしたそうな。プレッシャーは掛けるモンだ。フィニッシュ近くで軽くコースオフし、その時にオルタネーターなど駆動するベルトが切れた模様。私より14秒も遅れ、タイム差はイッキに28秒に縮まっていた(ことが後で判明)。

ウィッタヤ選手は7秒遅れの6分10秒。そんなことも知らない私はSS12も攻める気分満点である。するとどうよ! 後続のマリーニ選手、ボンネットを開けている。しかもコ・ドラがサービスの方に何かを取りに行ってます。使ったら失格ですけど。どうしたのか、と思っているウチ、こちらもスタートの時間。

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楽しくて仕方ありません

短い方の逆走もいい感じで攻める(やはりウィッタヤ選手に2秒届かかなかった)。そのままSS13へ。もしかしたら、と思っていたが、やっぱしマリーニ選手は来ない。もちろん多少遅れてもペナルティ取られるだけで勝負は続く。来るだろう、と仮定し、やっぱし攻める! こうなったら練習を兼ねて楽しまなくちゃ。

これまた後で判明したのだが、ウィッタヤ選手も長いSSでベストタイムを取ろうとアタックしたらしい。そりゃそうだ。タイのディフェンディングチャンピンだけに意地もある。私のSS13は5分58秒だったが、ウィッタヤ選手、攻めたのだろう。5分59秒。危なくステージベストを取られるところでしたね。敵も逆転を狙っているのだ。

もはやイクしかあるまい! リタイアしたらバカだタコだヘチマだと言われるんだろうな、と思いつつ最後のSSも守りに入らずプッシュ。勝つことより、せっかく大枚はたいてラリーやってるのだから、一つでも多くのSSを楽しみたいってもんです。幸いコースオフすることもなくさらにタイムアップ。ウィッタヤ選手より3秒速いタイムでフィニッシュ!

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2010年6月22日 (火)

タイラリー第二戦レグ2

SS5まで終わってサービスに戻ると小沢さんがクルマの状況はどうかというので「真っ直ぐ走るようになったけどリアが気持ち硬い感じですね。少しだけ柔らかくなりますか?」。ということで早速手を加えてくれました。コ・ドラのペーズノートの読みも良くなってきたからレグ2は可能な限り頑張ってみましょう。

SS6~SS10まではレグ1と同じパターン。長い方のSSを走り出すと、ありゃま! 劇的に乗りやすくなってるぢゃないの! ターンインでハンドル切ると気持ちよ~く曲がるし、そのままアクセル開ければスムースにテールが流れながらトラクションが掛かっていく。乗っていて楽しい。こうなるとタイムも出てきます。

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気持ちよ~く曲がるようになった

ぬあんと! SS5より10秒もタイムを削って5分46秒というベストタイム! マリーニ選手は5分47秒でございます。さらに短いSS7も1分27秒となり、これまたマリーニ選手より1秒速いタイム。短いSSはコースも覚え、ダートラコースのように走れるようになってきた。マリーニ選手のエンジンはグループA仕様だということを考えれば上出来。

たださすがにリストリクター付いてないウィッタヤ選手はコースを覚えたら速く、1分25秒のベストタイム。見ていると立ち上がりとストレートの速さが全く違うそうな。だったら私もマリーニ選手と同じグループA仕様にすればいいじゃないか、と思うかもしれないけど、あくまでフェアに行きたいのだった。

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フロントバンパー、もはやボロボロ。されどスペア無し

SS8も5分45秒でステージベスト! マリーニ選手は1秒遅れ。ウィッタヤ選手5分48秒。長い方はパワーあるだけじゃタイム出ない。ただ同じ運転手ならもちろんパワーある方がいいですけど。続く短いSS9はマリーニ選手より2秒速い1分26秒。ラインを工夫したら1秒切り取れましたね。

先頭車はライバルのタイムを見られないものの、2号車から前を走っているクルマのタイムが見られる。マリーニ選手はSS6~9で全て届かず、マージンも37秒から32秒になった。ジワジワ追い上げられる時の気分って良くない。どうやら気合い入れないと厳しい、と思ったのだろう。SS10でプッシュしたらしい。

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今回も純正オイル+モーターレブの多走行車用

何と5分33秒という素晴らしいタイム! さすが元イタリアチャンピオンであり、PCWRCのドライバーである。私がグループAのエンジン積んでも届かないかもしれません。されど私だって粘らせて頂く。長いSSのベストである5分43秒。ウィッタヤ選手5分46秒。なかなか良い感じのバトルになってきましたね!

SS10を終えてマリーニ選手とのタイム差は42秒に広がった。こいつを残る5本のSSでひっくり返すことは難しい。そもそも今回は2位で上出来だ。SS11から逆走になるため全く新しいSSと同じ。少しでも追い詰めてプレッシャーを掛けていきたいです。後ろのウィッタヤ選手は、これまたワンミスで逆転されてしまう微妙な30秒差。

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2010年6月21日 (月)

タイラリー第二戦レグ1

いよいよタイラリー選手権の第二戦が始まった。ゼッケン1番だからして、スケジュールは全てプログラム(ラリーではアイテナリーと呼ぶ)通り。8時30分にスタートでございます。またしてもペチャブリのお偉いさんが出席するセレモニアルスタート。タイのお偉いさんは皆さん上品な感じ。脂ぎっている人は見たこと無いです。

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今回も暑い! 朝から30度を突破

昨晩の雷雨でコースがぐちゃぐちゃだったらマッドタイヤでレグ1を走ろうと思ったけれど、移動中に様子を見るとドライな感じ。とりあえず普通のタイヤで行くことにした。ということで迎えたSS1。いつもながら「抑えて走ろう」と、守れたことのない誓いをたててスタート! やはり一本目のSSは気合いが入りすぎてしまう。

も少し違う表現をすると「マージン」も確保できないのだった。能力の100%を使おうとしちゃうワケ。一杯一杯ってヤツか。したがってコ・ドライバーの状況まで考えていなかった。これが大失敗! ペースノートで『R8』という右の高速コーナーの後、短い直線があって、さらに『R9ロング』という右の長く続く全開コーナーにさしかかった。

『9』は曲がっているけれどアクセル全開で抜ける。コ・ドラがR9ロングに入る前に、すぐ『R4ナロー』(右の割と曲がっているコーナー。狭い)を読んでくれればいいのに、R4が目の前になって読んでる。コチトラ全開中! コーナーを目視出来た時点ではカンペキにオーバースピードでざ~ます。

スピード落とし切れるワケない。フルブレーキングしたもののけっこうな速さを保ったままコースオフ。堅いモノや木なんかあれば一発リタイア&大破という状況。正直に書くと「もう終わった」と思いましたね! しかぁし! 割と柔らかいモノに当たって減速。何とかコースに戻れた。純粋なラッキーです。

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今度は左のドアをやっちまった! しくしく

<SS1>国沢 6分9秒/マリーニ 6分0秒/ウィッタヤ 6分27秒

SS2は全長2kmのフラットなダートコース。私の得意とするトコロなのだけれど、いかんせんアクセル踏めるだけにパワーの差が出てしまう。サーキットのようなモノ。インプレッサの回頭性の良さをフルに使って攻める! されどコ・ドラが速さにおいつけず、曲がっているコーナーを読んでます。う~ん!

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<SS2>国沢 1分32秒/マリーニ 1分31秒/ウィッタヤ 1分32秒

SS3/SS5はSS1のリピート。というか、SSは6kmと2kmの2本しかなく、これを順走10本。逆走5本で使う。先ほどコースオフしたコーナーはキッチリとコーションを入れて通過。もう大丈夫か、と思ったら、今度は「R8」(右の緩いコーナー)の後の距離を言わない。聞こうと思ったら目前に右直角コーナー!

フルブレーキングしたものの間に合わずコースアウト! これまた一発リタイアでおかしくないような速度だったが、ラッキーにも単なる荒野。バックギアに入れたら動いてコースに復帰出来ました。まぁ2回リタイアしてもおかしくなかったと思う。考えてみればヨーンさんの師匠であるスコシさんもこんな立ち上がりだった。

<SS3>国沢 6分10秒/マリーニ 5分59秒/ウィッタヤ 6分13秒

SS4はウィッヤタ選手が爆裂パワーにモノを言わせ、マリーニ選手をも寄せ付けないタイムを出してきた。コースに慣れればパワーのあるモンの優勢。まぁラリーというよりダートラです。ただSS5からヨーンさんも少しづつ落ち着きを取り戻した。すでにマリーニ選手から37秒も遅れたけどレグ2はアタマ使って走るぞ!

<SS4>国沢 1分31秒/マリーニ 1分31秒/ウィッタヤ 1分28秒

<SS5>国沢 5分56秒/マリーニ 5分40秒/ウィッタヤ 5分57秒

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2010年6月20日 (日)

レッキ終了(6月19日)

朝からレッキ。ホテルを出ようとしたら、すでに小沢さんがデータチェックを開始してました。何を隠そう、クルマをキッチリ仕上げてもらうの、初めて。今までは標準状態に戻すことだけを専念してました。強いて言えば直進安定性を確保してもらうことくらい。速く走る為のセッティングなどしたことない。

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車高やアライメントなど、過去のデータと比較する

小沢さん曰く「走りにくかったでしょう」。まぁ出来合いのクルマに乗るのが私らの仕事。乗りやすくする、という概念を持っていない。とりあえずフワフワなショックアブソバーの状況と、直進安定性だけ確保出来れば嬉しい。後は小沢さんと相談しながらやっていきましょう、ということになりました。

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いつも通りレンタカーのレッキ車

レッキ車はボディやバンパーが石などで傷付かないようにテーピングをする。カッコよく貼る人もいれば、色も合わせない人も。今回は今まで最もサイケでございます。しかもシビックは悪路に強いタイプじゃないので、ゆっくり走らないとお腹やアゴを打ちまくってしまう。予算があればSUVのレッキ車を借りるんだけど。

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タイのチャンピオンです。エボ9

タイの争乱が落ち着いたので今回はエントリー台数増えました。まずはず~っとタイのチャンピオンを取り続けているウィッタヤ選手。コースも知ってるし、クルマもバリバリ。なんたってパワーを絞るリストリクターが付いていない。380馬力くらい出てます。ちなみに私のは33口径のリストリクラーで280馬力程度。

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マリーニ選手はドグミッションにオーリンズ

そしてイタリアの元チャンピン、マリーニ選手。彼もグループA用の34口径のリストリクターを使ってる。310馬力以上出てるハズ。ただ私らはフェアに行きたいのだった。小沢さんも全くの同意見。このあたりはゴルフと同じです。今回もマリーニ選手とウィッタヤ選手のタイムに少しでも近づけるよう頑張りたい。

その他、新型インプレッサなどもエントリーしており、開幕戦より厳しい戦いになることだろう。夕方から大雨。ただでさえぐちゃぐちゃだったコースがどうなっているか、大いに心配である。とりあえず1番スタートでSS1のリタイアだけはしないように注意しようと思います。状況次第じゃマッド用タイヤでスタートか?

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2010年6月19日 (土)

何とゼッケン1(6月18日)

朝からガレージでメンテナンス。WRCで言えば1日分のSSだったにもかかわらず、けっこうな不具合が出てしまった。本来なら1日目夜に行われる40分のサービスで修理しなくちゃならないのだけれど、時間を掛けられます。ということで不具合のあった場所と、原因をチェック&対応していく。

1)パワステのホース抜け> 抜けた場所の補強。

2)ステアリングのガタ> 4)の原因にもなっていたのだけれど、ステアリングシャフトがバルクヘッドを貫通しているブブンについているブッシュの不具合。まぁヘルニアみたいになってしまった。元の位置に戻したら直った。

3)ハンドルが右を向いてしまっている> サスペンションの取り付けブブンのズレ。現地でアライメントをチェックしながら修正。

4)ステアリングコラムがぐ~らぐ らする> 前述の通り解決。

5)シートレールのガタ> 何と! レールが折れており溶接。

6)アンチラグ入れた時にエンジン回転が落ちてしまう> 日本に問い合わせてみたら、最初からそういう設定だという。う~ん。タイに持ってくるまではスイッチ入れると2千回転まであがったのに。「カン違いでしょう」と言われてしまう。壊れなければいいか。

小沢さんの作業は手伝うことも出来ないし、26日売り号の締め切りがあるので原稿書き。ラリー始まるギリギリまで仕事があるのは嬉しいこと。時間通り15時にペチャブリ行きのローダーが到着。ラリー車を積み込み、後ろに付いていく。ペチャブリまでは約140km。2時間の距離でございます。

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なぜに京都ナンバー?

ペチャブリのヘッドクォーターはタイに多い「新築の時はキレイだったろうなぁ」と思わせるクタびれたホテル。すでにコ・ドラのヨーンさんが到着している。「クニサワさん。ゼッケン1番!」。ありゃま! 今回は昨年までのチャンピオンであるウィッタヤ選手(エボ9)が出ているし、マリーニ選手も出てる。3番かと思ってたのに。

ラリーのゼッケン、主催者の「早さの読み」によって決まる。WRCジャパンの時なんか95番ですから。ただ昨年までのチャンピオンをさしおいて1番は重い。ちなみにマリーニ選手が3番。前回2番を付けていたミーチャイ選手はタイ争乱でサイアムパラゴンが被害にあったので出場していない。

嬉しいことに仕事がまだ残ってます。日本に電話してコメントしたり、夜中まで原稿書きしたり。とりあえずケツカッチンの雑誌は全て終了。ネットの原稿は残してしまいました。こうなれば明日も原稿書きです。

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タイはいろんな場所にワンコがいて驚く

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2010年6月18日 (金)

バンコクへ(6月17日)

仕事も準備も終わったんだか終わらないんだかシャッキリしないウチ、朝になってしまった。なんか忘れ物をしている気がするけど出発しなくちゃならん。いつも以上にドタバタです。まぁレーシングギアとお金とライセンスさえ持っていれば何とかなるでしょ。新宿8時2分発の成田EXPで第二ターミナルへ。

小沢さんとチェクイン。パーツやら工具やらで重いけれど、JALはお得意様カードを持っているので規定の重さに収まった。 原稿が終わらないため成田のラウンジでも11時発のJL717の中でも仕事。新しいPCは4時間近い電池稼働時間があるけれど、幸いシート電源付き。食事の時間を除きフルに使えました。

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主翼はやや上を向いている。高度は11500m

バンコクまで後1時間というベトナムのダナン上空で何とか仕事の終わりが見えてきました。オンキョーのPC、いいです。しかし今日は雲が高い! 1万1500mを飛んでいるのに、まだ上まで積乱雲が伸びている。一番高のは1万5000mを超えている感じ。下はスンゴイ雷雨だろう。飛び込むと大揺れするので右や左に避けまくる。

定刻より少し前に到着。レッキ車&足として使うレンタカーをピックアップ。今回はシビック4ドアでした。久々に乗るのだけれど、ステアリングフィールは妙な感じだし、ショックもヘタり始めている。けっこう経年変化大きいのね(走行距離は9万kmでタイのレンタカーとしちゃ普通)。この世代までのホンダ車、荒れた道はあまり得意としていない。

空港からガレージに直行。まずは小沢さんにクルマをチェックしてもらう。こらもう一発でリタイアしそうなトラブルは以下の通り。

1)パワステのホース抜け。
2)ステアリングのガタ。
3)ハンドルが右を向いてしまっている。
4)ステアリングコラムがぐ~らぐらする。
5)シートレールのガタ。。
6)アンチラグ入れた時にエンジン回転が落ちてしまう。

全て走行に大きな影響を与えるものばかり。 すると「全て何とかなりそうです。明日本格的にやりましょう」。クラッシュしたリアフェンダーの板金は色あわせが厳しいくらいで(なぜかインプレッサのブルーは彩度があがってしまう)バッチリでございました。ドアも交換したので、むしろ修理前よりキレイになった感じ。板金は2度としないようにしたい。

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板金は上手。リアフェンダーはシワが寄ってましたから

明日からペチャブリという地方に移動します。ネット環境が無ければ次のアップはバンコクに戻っていく月曜日の夜になります。

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2010年6月17日 (木)

リーフ取材に泣く(6月16日)

今日も早起きして日産の追浜テストコースへ。首都高が事故なので第3京浜を選択したら、ベイブリッジの登り坂が大型トラックのサグ(速度落ちるポイント)になっており、みなとみらいのあたりから大渋滞。余裕持って家を出たのに到着したら5分前でした。昨日はスムースに流れていたのに。

試乗会場では編集の皆さん締め切り間際の試乗スケジュールに対し大ブーイング大会。2日間寝てないのに! という人や、終わったら速攻で戻って仕事、みたいな人ばかり。自動車雑誌をバカにしやがって! と怒っている人も。バカにしてるんだから仕方ないこと。ただもう少し日程を考えて欲しい。

試乗も15分間ということだったのに、2ラップでオシマイ。8分くらいです。もう1ラップ出来たら電気消費量関係のメーターの数字がチェック出来たのになぁ。私にとっちゃ可愛くて仕方ないクルマなので、少しでも長く乗っていたかったっす。ただ期待以上に良いクルマだったし、大嫌いだったデザインも弱点が判明した。

弱点が解りにくくなるボディカラーが黒のリーフは全然違うクルマに見えるそうな。及川さんのトコロでガラスコートしたら黒でも乗れるか? 無難なホワイトとかも弱点が隠れずダメかと。その他、赤とシルバーがあるという。私もノンビリしていられず、急いで帰って都内で取材対応。終了後、中野に移動。

2階で原稿書きでございます。明日も早起きして成田空港だ。23時現在でまだ原稿残っており、パッキングは手も付けていない。どのくらいの量の原稿が機内持ち込みとなるか? 終わればラリーです! 今回は前回バルトしたマリーニ選手に加え、昨年のタイのチャンピオンや、エボ10も出てくる。まっこと厳しい戦いになりそうです。

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2010年6月16日 (水)

鼻から胃カメラ(6月15日)

4月の中旬から1ヶ月弱。強烈な胸焼けに襲われたので知人の内科の先生に聞いてみたら「来てくれれば診ます」。ということで本日、早起きして三浦半島の先っぽの方まで行く。順調で1時間も早着したため、以前から立ち寄りたかった『走水』で散策。海釣りの貸しボートのベースとなっており、デガいタイも釣れる。

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潮干狩りも出来るそうな。2kgで1200円

ノンビリしていて良い場所でした。このあたりの海域なら夢の島から1時間半。近々出張って来ようと思う。そうそう胃カメラだった。今回で3度目。最初は高円寺のクリニックで受けたのだけれど、げろげ~ろ! エイリアンをノドの奥に突っ込まれた感じ。もう死んでも受けない、と決意した。

2度目は今回の知人が「大きな気持ちになるクスリがあるので」と言うから騙された気持ちで受けてみたところ、ありゃま! 注射1本で「矢でも鉄砲でも持ってこ~い!」状態に。気がついていたら終わってました。そして今回は「鼻から入れるタイプだからずいぶん楽だと思います」。

まず鼻腔に霧吹きのようなモノで予備麻酔(?)を吹く。3分後くらいに続いてジェル状の麻酔を鼻腔一杯に注入。さらに3分後。細くてグニャグニャのクダを鼻腔に送り込む。これが入らないとお話にならないという。慣れたトコロでカメラと同じ太さのクダに入れ替える。やや抵抗あるも「にゅる」とノドまで貫通。

「大丈夫そうですね」。これが入れば基本的に問題ないらしい。まぁ普通にキモチ悪いけど、ガマン出来ない辛さじゃない。ということで準備完了。本番でございます。1m以上あるホースを鼻から入れていく。ノドを超えるときに違和感あるも、これまた何とかガマン出来るレベル。

お腹の中でエイリアンが動く感覚は同じですけど。まず十二指腸のチェック。異常なし。続いて胃の中をチェックすると「ポリープが二つありますね」。ギクッとするも「色や形状からすれば良性だと思います。念のために取って組織検査しましょう」。胃の危険な腫瘍は潜り込むように出来ているそうな。

それにしても体表に出来たイボはむしり取らないが、胃の中のイボはアタマ掴んでむしり取る。血も出る。それでも痛くないのだから不思議。話では聞いていたけれど内視鏡の操作は熟練が必要な感じ。知人は東京の大きな病院に居たときから得意としていたので、安心して任せていられます。

ということで12時に終了。お腹減ったけれど2時間は食べちゃいけないという。急いで帰って原稿書きなど。果たして結果はいかに?

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2010年6月15日 (火)

ツイッター修行(6月14日)

ツイッターが何となく解ってきました。私をフォローしてくれる方の多くが「とにかく始めてみました」というビギナーなので、少しだけアドバイスなど。まずツイッターの構造を理解し始めると「フォローしてもらいたい」という気持ちになってくる。そこで人をフォローし、その人からフォローしてもらうように考えます。

片思いから相思相愛というカタチになるワケだけれど、こいつを片っ端からやっていると単なる「浮気者」になってしまう。300人からフォローされているけれど、300人フォローしているという状態になるのだった。しかし! この状態だとフォローした人の”つぶやき”を全て読むことは出来ない。

王様が300人の側室を設けても、一度も見ない人だっている。そいつと同じです。したがってやたらフォローの数を増やしても意味無い。それより面白い”つぶやき”をする人をジックリ探すこと。で、そこにコメントを残したりして理解を深めていけばいいです。このあたり、恋愛のプロセスみたいなもの。

お互い認め合ってからフォローすればよろしいです。皆さん友達だけで10人くらいはツイッターをやっていると思う。まずそこをフォローしたらいい。これ、けっこう楽しいしコミュニケーションが取れる。ちなみにフォローしあっている人ならアドレスとか解らなくてもダイレクトメール出せます。

30人くらいをフォローし、30人くらいからフォローされているという状況が最も健全で楽しいと思う。もしツイッター修行をまだしていない、というなら是非とも試してみたらいい。手続きは簡単。今なら自分の名前も取れると思う。ツイッター、基本的には個人名で行いたいですね。イヤなヤツだったら出入り禁止にすることも出来ますから。

今日は朝から原稿書き。ラリーに行く前に仕上げなくちゃならぬ。夕方から中野。天気悪いため、売り上げはヒジョ~にキビしい。明日は早起きして6年ぶりの胃カメラ。タイでしつこい胸焼けしたため、お医者さんからすすめられました。ついでに内臓の超音波と血液検査も受ける予定。



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2010年6月14日 (月)

認知症、多分進む(6月13日)

ムカシはル・マン24だといえば大いに盛り上がったものだけれど、今や「今日だったの?」みたいなイメージ。日本の自動車メーカーが出ていないと、アウディ勝ってもプジョー勝っても興味ないということなんだと思う。ラリーだって同じ。WRCに感心を持ってくれている人は大幅に減りました。

黙っていても取り上げてくれる、という時代じゃなくなったんだろう。「身近な人が参戦しているモータースポーツなら見たい」程度の感心を持ってくれれば嬉しい。そういった点からしても、タイのラリー参戦レポートは頑張りたいと思う。次戦は様々なアプローチをしようと思ってます。少しでも多くの人に楽しんで頂きたく。

夕方から中野に行き、店の様子を見ながら2階で原稿書き。『人世の最終コーナー』を止めた後も、叔母の状況は少しづつ厳しくなっている。お金のことも、仕事のことも判断能力はゼロに近くなってしまった。私が手を引いた途端、乗っ取られるか破綻するかだと思う。困ったことに私はそろそろ限界に近い。

昨日も自分が借りているマンションの大家と不動産屋の社員4人を呼んで2階で飲み食いさせてる。隣の和食屋さんから刺身や酢の物を取って2万円。さらに4人にたんまりうなぎ出し、最後にはお弁当の土産。その不動産屋、帰りがけに私に「今月は契約更新です。××万円振り込んでください」だって!

あんたら喰ったもの、全部私のポケットマネーなんだけど! と言いたいのをグッとこらえた。く~っ! 厳しい修行だなぁ~。何のためにこんな苦労してるんだろ。こらもう自分で納得するためだけです。出来る限り一生懸命やっておけば投げ出しても後年、後悔しないで済む。もう少し頑張れば吹っ切れるかと。

数少ない明るいニュースは、昨日買ったオンキョーのPCが期待していた以上に使いやすかったこと。ややキーボードの配置に難あるも、慣れそう。何より原稿を書いていて違和感無し! こらもう理屈じゃなくて相性みたいなモンなんだと思う。今のところエラく気に入ってます。

夜、小惑星まで飛び、着陸までした「はやぶさ」が無事帰ってきたというニュース。猛烈にワクワクしました。素晴らしい! こういった夢のあるプロジェクトに予算を付けるべきだと思う。技術レベルの高さも世界に誇れる。見も知らぬ関係者の方々なれど、ココロから「おめでとうございます!」と言いたい。

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2010年6月13日 (日)

新しいPC到着!(6月12日)

今日から気合い入れないとタイに行くまでに原稿が終わらないっす! ということで早起きして仕事に取りかかる。追い詰められると順調に進むから面白い。普段もこのくらいのペースでアタマ動かせたなら、お金儲けも上手になっていたんじゃなかろうか。アクセル踏んでるときと、アイドリング回転数の差が大きすぎるのだ。

11時くらいに予定の4分の1を終了。順調です。そしたら「ピンポ~ン。宅急便です」。おお! もうオンキョーのPCが届きました。新宿のカメラ屋で見たら7万9800円のポイント10%だったけれど、通信販売だと5万6820円(送料無料)。スペックを考えるとこの金額なら安いと思う。

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13,3インチ画面。バッテリー駆動5,5時間。DVDドライブ付き。1,8kg

ちょうどムスコが帰ってきていたので、無線LANに繋いでもらい、ファイアフォックスとサンダーバードを使えるようにしてもらう。PCの設定、未だムスコ任せ。自分ぢゃナニも出来ません。全く問題なくセットアップ完了! 使ってみたら圧倒的です! 6年前のIBMより全てサクサク動く。

考えてみればiPadを買っても遊びに使うだけ。私はPCを遊びに使うという概念を持っていないので、あまり使わないと思う。それより仕事にガンガン役立つ実用型PCの方が有り難い。ここにきて「そろそろ勝負しようか!」みたいな動きも出てきたため、今回買ったオンキョーに良い仕事を期待したい。

タイに行くまでに使いこなせるようになるか? そしたら1台で済む。週末に使い込んでみるつもり。19時から中野に行く。やっと解ったのだけれど、お金が無くなる日は決まっていて、今日は安心。実際、21時にレジを閉めたらキッチリ合ってました。売り上げもまぁまぁ。順調でございます。

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2010年6月12日 (土)

日産自動車(6月11日)

日産は専門誌を読むような自動車好きはお客さんにならない、と判断したようだ。基本的に自動車雑誌に対する広告出稿を完全にカット。さらに試乗会のプライオリティまで下げてきたから徹底してます。例えばリーフ。TVや新聞にレポートが出ているとおり、昨日から試乗会を行っている。

御存知の通り自動車雑誌の多くは26日か1日売り。11日に試乗会を行ってくれれば、編集作業がスムース。しかし専門誌向けの試乗会は後回しの16日! これだと原稿書く方だって大変だし、そもそも特急になるため、試乗して疑問になった点を十分に調べる時間だって取れない。

こういったギリギリのタイミング、今まではスケジュール配分に配慮してくれたモノです。まぁそれでも専門誌にとってリーフは貴重な「人気ネタ」だから特急体勢を組んで16日試乗に対応しますけど‥‥。日産の対応を面白く思っていない人が自動車メディア業界に急増してるの、間違いないです。

このところ日産の悪口、ギョウカイじゃ蔓延中。ただ私はジュークに姿勢制御装置VDCが付いてね~のはケシからん! と非難するつもりはない。そんなの売る側の勝手だし、ユーザーが危険だと考えれば買わなければいいだけ。ドライな日産とはドライに付き合えばいいだけだと考える。

それにしてもリーフを予約したギョウカイ人が私以外、全く居ないという点に驚く。感じ悪い日産のイメージを作ってるのは現在の国内広報を統括している責任者であって、クルマじゃない。リーフのようなモデルを買わないでどうする! と言いたいです。新しいモノを試してみたい、というのがクルマ好きの基本姿勢かと。

朝からCT誌の取材で富士市にある『パワーエンタープライズ』という後付けクルコンで知られるメーカーに行き、燃費向上の電子装備のテストを行う。普通の人がフルにエコランアタックした時の燃費を普通に運転して出せるのだから驚いた。このメーカーの富永さんという代表、相当な経歴を持ってます。

あまりに面白い方だったので、機会あったら後日ゆっくりご紹介したく。15時に富士を出て東京に戻って打ち合わせを一件。中野によってバイトの賄い(今日はキノコ丼。料理が上手くなりました)作り、厳しいオバの苦情相手修行の後、帰宅。アタマ動かなくなるまで仕事して寝。

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2010年6月11日 (金)

中国について考える(6月10日)

帰りの便の中で、毎度のことながら様々なことを考えさせられる。最近、私は日本の弱さを描いているけれど、個人個人の資質からすれば日本人だって負けていない。いや、むしろ高いとさえ思う。されどあまりに環境悪し! 考えて欲しい。同じ才能の人間を、優れた教師とダメな教師が育てたらどうなるだろう?

新入社員が居たとする。有能な上手に育てられれば、伸びる資質を持っているヤツは間違いなく伸びます。けれどツマらん上司にあたろうモノなら、カンペキにダメ人間となってしまう。強いココロザシを持って役人になった優秀な若者も、やがて天下りや渡りで甘い汁を吸うだけになってしまうのと同じこと。

その上司も、経営陣の判断能力が無ければ能力を発揮できない。良いアイデアを持っていても、そいつを使ってくれなければカタチになりませんから。責任ばっかり取らされる経営陣であれば、これまた思い切った提案しづらいでしょう。というか、役人の如く何もしないことがベストとするような流れになる。

経営陣だって同じ。外国の企業は常に政府がバックアップしてくれる。同じ能力の経営者なら、政府のバックを期待できるか期待できないかで判断基準は全く変わってくるということです。そんなこんなで、同じ能力を持った人間だったとしても、今の我が国のシステムや社会環境は厳しい。伸び悩むのも当然かと。

さて。帰りの中国東方航空の食事は「うなぎ丼」だった。ここ30年くらい、外でうなぎを食べたの、数回。も少し正確に言えば高い金額を出せば美味しいうなぎ屋さんもたくさんあると知っているし、誘われることもある。そんな時「実家がうなぎ屋なんです」と言うと、じゃ違うモノにしましょう、になってしまうのだった。

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昨晩のメインはナマコでございました

今までなら見ることもなく食べなかったけれど、本日食べてみようと思った次第。するとどうよ! フタを開いた瞬間からニオイで食欲が失せてしまう。考えてみれば外で食べるうなぎの多くがこんなだから、他でうなぎを食べなくなったのだ。ハッキリ言って臭いです。うなぎというサカナ、素材と調理方法を間違えるとこうなる。

それでもガマンして一切れ食べてみた。もう100%ダメ。うなぎ特有のイヤなクセがモロに出ている。特に皮がアカンです。回りの人を見ると皆さん美味しそうに食べてます。本物の美味しいうなぎを食べて貰いたいな、と強く強く思う。中国の人に美味しいうなぎの味を覚えて貰ったら、きっと大きな市場に育つと思った。

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白酒の一種だと思うけれど……。猛烈に美味しかった!

本当に良いモノや美味しいモノに接する機会は依然として日本人の方が多い。こういったアドバンテージを持っているウチ、様々な分野で勝負すべきでしょう。国単位じゃ勝てないかもしれないが、個人や企業単位ならまだまだ勝負出来る。でもマズイうなぎを美味しいと感じるようになったらオシマイです。

今や中国はそのイメージを持って嫌う存在でなく、切磋琢磨するライバルだと考えたらいいと思う。「本物」を知っている中国人が増えたら、本格的に適わなくなるだろう。2時間20分のフライトで羽田空港着。何回行っても上海って近い。羽田から打ち合わせを2件。夕方からうなぎ屋で原稿書き。

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2010年6月10日 (木)

若いチカラ(6月9日)

TOPで書いた「ヌルマ湯ニッポン」のコメントを読むと、なかなか興味深い。やはり海外で働いている方の方が日本の客観的に評価していると思う。韓国車に対する評価だけれど、沖縄でレンタカーになっている『TB』は一世代前のモデル。ここ1年にデビューしたモデルから明らかにステップアップしてます。

といったことで今日はVWの電気自動車に試乗している。最も驚いたのがプレゼンを行ったエンジニアの年齢。何と! 26歳だって! 昨晩彼に電気自動車の話を聞いてみたら、十分納得の行く返事をするぢゃありませんか。日本だとこんな年齢のエンジニアに新しい開発分野のメディア対応なんか絶対させない。

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26歳には見えない

ちなみに『E-UP!』という2013年発売をアナウンスしているクルマのチーフエンジアは40歳。今回試乗した『ゴルフEモーション』の担当エンジニアも30歳代半ば。それでいて50歳代と目されるベテランも居る。元気一杯だった頃のホンダを思い出す。新しい分野に乗り出すなら、やはり若さが必要かと。

電気自動車やハイブリッドの件で50歳代後半の人(自動車メーカー)と話をすると、視野が狭くて厳しい。固定観念に縛られてしまうのだ。15年前はこんな人じゃなかったのに、と思うことだって多々あります。もしかしたら今や実権を握っている団塊の世代の弱点なのかもしれません。才能ある若手を探せ!

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RX450hのライバル。市販バージョンに試乗

そんなことを考えながら間もなく発売となるトゥアレグのハイブリッドとゴルフEモーション、ラビダという中国で開発したゴルフ4ベースの4ドアの電気自動車に試乗。トゥアレグのハイブリッド、3リッターV6のスーパーチャージャー+モーターという構成。仕上がりの良さに少し衝撃を受ける。RX450h、迫られましたね。

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リーフの充電口もこのくらいの配慮が欲しかった

電気自動車も「安いバッテリーが当面無い」という唯一にして最大の弱点を除けば、日産リーフと同じく「年内に発売する」といわれても信じられる仕上がり具合。ただVWも冷静に分析できており「勝負できる価格になるのは2013年になります」。もちろん主役はスズキの生産技術を取り入れる可能性大きいE-UP!です。

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2010年6月 9日 (水)

上海へ(6月8日)

10時過ぎに家を出て羽田へ。今回は初めての『中国東方航空』という中国のエアラインでございます。といっても特に変わったこと無し。強いて言えば食事のチョイスの際、日本人のキャビンアテンダントから「ビーフライスか魚メンのどちらがいいか?」だったこと。魚メン、生まれて初めて聞くコトバでした。

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今回が羽田の旧ターミナルを使う最後だと思う

そんな生臭そうなモノを食べようという人がいるのか? と思っていたら、トナリに座っていた妙齢の女性が「魚メンで」だって。あらま! 相変わらず上海は近い。雲の切れ目から見ていると、55分後に広島上空。続いて関門海峡の上。さらに五島列島(海がキレイでした)を上を通過し、2時間32分で虹橋空港に到着。

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中国名物の旧世代VW

上海は1年前に来たけれど、驚くことにハッキリ解るくらい変化してます。新しい道や建物、地下鉄まで出来ている。クルマも全般に新しくなっており、旧型車や汚いクルマは大幅に減少。マクラーレンSLRとスレ違ったりして。タクシーもVWのイメージダウンになっていた旧世代モデルを卒業か? 新型が登場してました。

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トゥーランベースですね

いずれにしろ中国が進むペースは凄い! しかも始まったばかり。エネルギーや資源の問題を含め新しいトライをしていかないと、既存の技術じゃ中国の需要増に応えられないと思う。例えばガソリンで走るクルマを増やしても燃料不足になる、ということ。電気自動車などはまさに中国向きだと考えます。

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部屋から見た上海

何度来ても中国のパワーに圧倒される。ただ今回は万博の動員で地方の人が大量に上海を訪れている。上海の人って中国の中じゃ洗練されているのだけれど、地下鉄に乗ったら「いわゆる中国人」のステレオタイプの人も目に付いた。並んでいる列に(例えば地下鉄の切符売り場)横入りして上海の人に怒られる人も目に付く。

ということで明日は上海サーキットでVWの電気自動車に試乗します。果たしてどんな仕上がり具合だろうか?

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2010年6月 8日 (火)

PC壊れそう(6月7日)

現在、外出先で使うPCは3年前のレノボとダイナブックのUXなのだけれど、ここにきてレノボが怪しい感じになってきてしまった。だったらダイナブックを使えばいいだろ、となるのだろうが、どうにもキーボードのタッチに馴染めず納得できる原稿になりにくいのだ。画面表示の小ささにも問題あるのかも。

ということで思案中。候補はコストパフォーマンスを狙った二つ。レノボの『アイデアパッドS12』かオンキョーの『M511』である。機能を取るか重さを取るか、と言い換えてもよかろう。どちらもキーボードのタッチは良さそう。現時点では欲しい装備が全て付いているオンキョーなんだけど、信頼性で悩む。

通信手段はAOLから送られてきた『イーモバイル』を1年間使ってみるつもり。ワイマックスも考えたけれど、移動範囲の広い私としちゃまだ厳しい感じ。例えば湯沢の合宿所など繋がりません。1年後に再考してみたい。使わなくなったウィルコムを西荻窪のショップで解約しようとしたら、あまりにショッパイ店舗で可哀想になった。

近々、大きなショップで解約手続きをしようと思う。ウィルコム、サービス範囲は広いのだけれど、ヤル気を感じません。加えて決定的に遅い。懐かしのモデム使った電話回線風なのだ。このままジリ貧になってしまうのか? iPadは真剣に買おうと思ったが、冷静になって考えてみると使うシーン無さそう。当面「待ち」です。

午前中原稿書き。昼は中野で店番。明後日からアルバイトのシフトがカンペキに組めるため、ウンと楽になる。これからはお金が消えるというタチの悪いマジックのネタ探しに全力を尽くしたい。ただ梅雨に入るとうなぎ屋殺しの雨が増える。厳しい厳しい修行の日々は当面続きそう。

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2010年6月 7日 (月)

初キス(6月6日)

ついに辛抱タマラナクなり、6時に起きてキス釣り。久々の釣り修行でございます。マリーナから東京湾に出ると何とステキな日なんでしょう! 天気良好で風は弱く、しかも涼やか。こんな日に遊びに行かなければ神様に怒られるってモンだ! とりあえず進路は初夏のキス釣りの名所、中ノ瀬へ。

しかぁし! 出会う釣り船は全て木更津方面に進路を取っている。どうしたんでしょ? 風の塔を過ぎ、いつもなら中ノ瀬の釣り船団が見える頃になったのに誰もいない。こら釣れないってことだと判断。経験上、プロに付いていくのが確実である。横浜方面から中ノ瀬を横切って木更津に向かうフネに取り舵でツケマイざんす。

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360度釣り船という状況。下を見て100くらいフネが出てます

すると木更津沖に大船団が! キス釣り、人気なのね~! 小さいサカナなんだけど、釣って楽しいし食べても美味しい。普通なら初心者にも釣れる。天気の良い休日にノンビリ釣るにゃ最高でしょう。ということで8時過ぎから竿を出すと、やがてブルブルと小気味の良い引き! けっこう大きなキスです。

ひっきりなしに掛かる、といった状況でこそないけれど、飽きないペースで釣れる。しかも良型揃いだったりして。遠藤さん、キスが待ってますぜ! さすがに10時過ぎるとアタリは遠のいたけれど、潮止まりの11時までで11匹。晩ご飯のおかづにゃ丁度良い感じ。私の場合、なぜか食べられる量しか釣れない。

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バックは木更津の工場群。海はキレイです

誤算はクルーが1匹も釣ってくれなかったこと。今日は先々週フネの免許を受験した笠井君も一緒だったのだけれど、見事なオデコ! 背中合わせという釣り座の上、エサと仕掛けまで同じ。何で釣れないのか不思議でしょうがない。ま、そこが釣り修行の面白いトコロだったりする。

午後から中野。こちらも天気良く、お客さんに恵まれました。2回も売り切れて「準備中」となってしまったほど。しかも今日は統計的に「お金が無くならない日」なので安心でございます。夜は岐阜の知人が来てネオチューンの味見。やっぱし効果有り! 久々に楽しくてノンビリ過ごせた日でした。

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けっこう良いサイズ

夜はキスの天ぷらで一杯。釣りたてのキスって、いわゆる悪い意味でサカナのニオイが一切しない。しかも白身がホクホクしてて、大きいサイズだと脂も乗っている。こら食べたことがないと解らないと思う。次にキスが食べられるの、いつかしら?

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2010年6月 6日 (日)

ラリーの動画到着(6月5日)

朝イチで宅急便。嬉しいことにラリーカーのフォグカバーのプレゼントである。タニマチのような方がいらっしゃり、ジツはリアブレーキのキャリパーを送ってくれたのもこの方です。今までは接着剤で固定していたのだけれど、今回から接着剤+タイラップ使って止めておこうと思う。予算に余裕あるチームなら消耗品なんですけど‥‥。

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ラリーのSSにゃ必ず落ちてるパーツ

続いてまたまた宅急便。今度はタイから開幕戦の動画と写真が届いた。WRCやアジパシなど、動画使うと版権あるため問題になってしまう。タイ選手権はウドンサックさんから自由に使ってイイと言われてます。ただDVDからユーチューヴに落とす方法を模索中。そのまんまだと長すぎてダメ。

タイの宅急便のパッケージ、妙に可愛い。ちなみに「送ったよ」というメールを貰ったのは6月3日の16時。到着が5日の9時。けっこう早く到着するもんだ。3日の夜の便か、4日の朝の便に乗せられた、ということですから。開幕第二戦はエントリーも終了。昨年のタイチャンピオンも出てくるそうな。

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江戸風のうなぎは柔らかいため串のブブンで切れちゃうのだ

昼から中野。問屋さんから新しいうなぎが入ってくると試食するようにしている。というか調理の際に必ず売り物にならないうなぎが出てしまうので、それを食べるワケ。下の写真を見て頂ければ解る通り、バラバラになったもの。味は同じながら、お客様にゃ出せませんから。ということで美味しいです。

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2010年6月 5日 (土)

無洗車テスト(6月4日)

3ヶ月間屋根のない駐車スペースでクルマを使い、その間、洗車しなかったらどうなるか、というトライをしてみた。しかしあと2週間で3ヶ月という本日、朝クルマをチェックしたら鳥の大型爆弾を喰らっており「もはやこれまで」と洗車することにした次第。ただガラスコーティングをしてあるせいか、考えていた以上にヨゴれた感じはしない。

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マダラに汚れが付着しているボンネット

とはいえ詳細をチェックしてみると、まぁ酷いモノ。至る所に水アカみたいな汚れが付いており、下の写真の如く雨水の流れ道は「川」みたい。何度も都会の空気で汚れた雨水の通り道になっていた、ということです。こうなると塗装面はもちろん、樹脂のバンパーなど汚れ落としにひぃひぃ言う。

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普通なら完全に水アカ

しかぁし! ガラスコーティングときたら超強力! 水洗いするだけでカンペキに汚れが落ちてしまった。下の写真の向こう側半分は、水を掛けながらスポンジで洗っただけ。ちなみにガラスコーティングして1年間経過している。経験的にはこの状態が5年以上続く(7年経過した先代プリウスも効果を残してます)。

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樹脂部品の汚れが落ちるのは嬉しい

ということで普通に水洗いしただけで新車のような状態となってしまいました。ジツは私も3ヶ月放置したの、初めて。おそらく1週間放置でも3ヶ月放置でも半年放置でも、汚れの落ち方は同じだと思う。ただ「洗車したら雨」の法則により、夜は久々の雨でございました(好天続きの後の雨は超汚い)。しくしく。

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ワックス掛けしたみたいでしょ

フネは『ウォーターコート』という、やはりガラス系のコーティングを試しているのだけれど、少なくとも艇体の付着した汚れは水洗いだけじゃ落ちない(フネの場合、底に付くフジツボや貝の付着防止が一義的な狙いですけど)。やはりポリッシュファクトリーのガラスコートはすげぇ! と思った次第。

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2010年6月 4日 (金)

ブルーテック(6月3日)

本日も早起きしてブルーテック2台の取材のため千葉県方面へ。このところ日本とは思えないほど爽やかな日が続く。日向に出れば暑く、日陰にはいると涼しい。まるでアメリカ西海岸の如し。ただ昼くらいから連日爆風になるのが海オヤヂにとっちゃ悔しいところ。2日間の取材ですっかり日焼けしました。

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屋外が最高にキモチ良い

ブルーテックを搭載するMLのボンネットを開けたら、燦然と輝くプレートを発見! キッチリと『ティア2 BIN5』とカ州の『ULEV2』の文字が記載されている。ホンダは途中で挫折。日産も肝心のアメリカで貰っていない勲章です。ちなみに日本のポスト新長期規制も、ティア2 BIN5を参考にした数値だ。

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ボンネットの裏側に貼ってあった

それにしてもディーゼルの燃費の良さに改めて驚く。流れに乗って走った53km区間で14,6km/L。車重2,2トンもあることを考えれば素晴らしい! レクサスRX450hのようなハイブリッド車にだって勝るとも劣らず。ちなみに都内でも8km/Lくらい走ってくれる。間もなく登場するエクストレイルのディーゼルATはいかに?

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ピーカンなれど外気温21度! 素晴らしいです!

取材終了後、六本木というか神谷町というべきなのか微妙なベンツに広報車を戻し、中野。数日前、AOLが突如「イーモバイルの端末を送ります。使っても使わなくてもOKです。使った場合も2ヶ月は無料です」。どれどれ、と使ってみたら案外具合良い。使い勝手の悪いウイルコムを解約しようと思う。

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2010年6月 2日 (水)

アイサイトを徹底的に試す(6月2日)

早起きして筑波サーキットのジムカーナ場へ。CT誌の取材で、アイサイトと、そのお友達を試す。スバルが試験用の風船自動車(南極号)を貸してくれたため、人体実験をしないで済みました。しかぁし! ミリ波レーダーなどで障害物を検知するお友達はビニール素材の南極号を認識してくれない。

もちろん想定内だったため、改造を施す。結果、どんなリクエストにも応えてくれる立派な南極号になりました。こら役に立つ! ちなみに今回ミリ波レーダーだと人間を感知するのが難しいということを初めて認識しました。いろんな意味で光学式を持ってベストとしたい。それにしても技術の進化って素晴らしいと感心しきり!

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改造中でございます(ノレン談義の2名も写っている)

全く関係ないハナシなんだけれど(ある意味、昨日の続き?)、アイサイトには正面に障害物あるとパワーを絞る機能が付く。この説明を聞いて、本日ご参集のウチの2名は「ビニール製のノレンをくぐれるのか? そこでモタつくようだとアカンぞ!」と思ったそうな。すでにアガッた私にゃ思いもつかぬ事でした。

ジムカーナ場で危険性のあるテストを行った後、一般道&高速道路で追随制御を試す。とっかえひっかえ乗ったこともあり、横比較が出来て参考になりました。結果は意外なことに。そうそう。超久しぶりにレジェンドのハンドルを握ったのだけれど、日本のユーザーは慧眼だな、と感心しきり。

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久々のレジェンド

テスト中、鳩山首相退任の一報。もはや普天間の件で「体」が残っていなかった。これにて民主党人気も一段落でありましょう。というか、もうどうでもいいという感じ。期待していただけにガックリでございます。次の首相は誰であっても、全く我が国の状況は変わらないと思う。

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東京港臨海大橋(6月1日)

フトコロ具合が寂しいせいか、はたまたオトコとしちゃ終わっているからか不明ながら、高額な物品や豪華な食事などに興味を持てなくなってきた。まぁ私もB型(遊牧民に多い)のため、DNAの中に「物欲」という概念が無いのだと思う。欲しいと思うの、草原を移動できるタフで燃費良いウマ(クルマやバイク、フネ)くらいにです。

午前中で原稿が終わったので、昼からお弁当持ってフネのオイル交換に行く。頼むとスンゴク工賃高いのだ。スーパービバホームでトヨタ純正のディーゼルオイル2缶+燃えるゴミとして出せる廃油入れを購入。先日ネット販売で購入した上抜き用の電動ポンプで作業してやろうという作戦。上手に抜ければ6Lくらい交換できると思う。

及川さんが生き返らせてくれたインプレッサに付いていたバッテリーに電動ポンプを繋ぐと、ありゃま! 少しづつしか出てこない。元々マリンジェット用のオイル抜きだからして、容量少ないのだ。20分くらい掛けて可能な限り抜く。どのくらい抜けたのか解らないまま終了。オイルが入る量で判断するしかなかろう。

3Lくらいしか抜けてなかったらどうしよう、と心配しながら新しいオイルを入れると、6L+α入りました。オイルパンの形状がいいのか、ほとんど抜けた感じ。少し風強いも、海ほたるまで行ってみた。最近フネに乗ると、毎回強風! 今日だって13時まで微風だったけれど、私が出た途端10m近い風でやんの! 荒馬だぁね。

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このタイプの橋としては日本最大の橋脚間距離(スパン)とのこと

上の写真は国交省のムダ使いが指摘されている『東京港臨海大橋』。ここに道路が出来ても、一般人にはほとんど関係なし。不景気の折、物流も少なくなっており(しかも今後増える要素無し)、何のための橋だかよくワカランです。例によって「交通量が右肩上がりで増える」というバカの一つ覚えで作られるのだった。

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2010年6月 1日 (火)

徐々に速くなる(5月31日)

本日、久々にストップウォッチなんぞ押してみました。やっぱしはぁはぁ頑張っちゃいますな。向かい風の中、けっこうパワフルに漕ぐ。とはいえ真剣度60%といったイメージ。けっこうチカラ抜けてます。それでもタイムは最高新記録の17分19秒! 前回計測した時が18分16秒ざ~ます。

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気合い入れれば16分台も可能かと

ちなみに先週からチューブ交換キットを常備し、ヘルメットもキッチリ被ってる。写真を載っけようかと思ったけど、相当気合い入った自転車乗りに見えるようになってしまっため(自転車競技用のウェアも着てる。競技用のウェア、汗かいても平気なのだ)、コッパずかしくて披露出来ず。

お昼に「痛車」のライターであり『月刊痛車道』の発行人でもある北森君がうなぎを食べにきてくれ「ベンツMLブルーテックの発表会に行くのなら連れて行ってくれますか?」。そういえば今日でした。行こうと思ったけれど、考えてみれば6月3日に試乗する予定になってます。

一旦家に戻って原稿書きし、夜はバッテリー交換で超快調になったGS650GDに乗って中野へ。どうやら10Vしか出ていなかったバッテリーが様々な性能悪化を引き起こしていたらしく、全て軽快な感じ。何よりセルの回り良くなり、エンジン始動時の不安感ゼロ。しかも今日くらいの季候だと夜でも気持ちよい。

クルマは便利で快適だし、自転車だって健康によろしい。されどバイクって総合的な楽しさを持つ。やっぱしイイね~! そういえば乗りたいバイクがたくさん溜まっているのだった。久しぶりにオヤヂバイクを復活させようかと思ってます。まずはアイドルストップ付きの125ccスクーターですな。

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