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2010年5月31日 (月)

もうすぐワールドカップ(5月30日)

早起きして原稿書き。締め切りにキッチリ間に合わせ、昼から浦和スタジアムへ。到着して少しするとプレー前の応援合戦が始まる。熱さで定評あるレッズサポーターの応援はいつもながら感銘を受けます。ホーム側のグランドスタンド一杯のサポーターは、一心同体になったみたい。日本式、と言い換えてもよかろう。

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レッズの応援は一度見て聞いてみることをすすめたい

方やエスパルスの応援はカンペキにブラジル流。人数こそ圧倒的に少ないものの、鳴りモンも入り、サンバのリズムに乗って踊りまくる。存在感としちゃ数で圧倒しているレッズに負けていない。しかも楽しそうだ。Jリーグが始まって18年。いろんな意味で文化として定着してきたということです。

ゲームが始まっても好対照の応援である。レッズは要所要所で十八番の応援を行い、合間は案外静か。というかブーイングでバックアップ。かつてレッズだったエスパルスの小野がボールキープした時のブーイングなど強烈。エスパルスはゲーム始まってもずっ~と鳴り物入りで踊ってる。点入った時は大騒ぎです。

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試合は1-0でエスパルスの勝ち

夜は日本とイングランド戦。セットプレイからの闘莉王の一発は見事だったけれど、後半のオウンゴールも同じくらい見事だった。あらキーパーも動けまい! 続いて中沢の技ありのオウンゴール! ここまでくると笑うのみ。ただ日本代表のキーパー、調子良さそう。ワールドカップは女子に期待しましょう。

社民党が連立を離脱。これで一段と民主党/内閣の支持率は下がると思う。こうなると一党に権限を与えたくない、というキモチが国民を支配する。おそらく今後の参院選は票が割れることだろう。もはや何も決めないまま、明治維新のようなカオスに突入した方がいいと思う。

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2010年5月30日 (日)

うなぎや屋修行(5月29日)

夕方まで原稿書きをした後、中野へ。月曜日と水曜日のお昼にバイトをして頂ける人が訪ねてくる約束になってます。知人から紹介された方なので、こちらの条件で納得して貰えれば、ですね。というか知人が状況をレクチャーしてくれた上でのことなので、何ら問題なく来週の月曜日からお願いすることになりました。

残るは来客数の増加策と、消えるお金の防止策でございます。本日、両方共に厳しい修行となった次第。まず前者。7時過ぎに電話あり、叔母が電話の前に居たので「はい美登里です」。どうやら向こうは「行きたいのですが席は空いてますか?」と聞いたらしい。するとどうよ! 「ウチは9時までです。何時にいらっしゃいますか?」。

う~ん! 何時に来店されるのか聞いて、もし遅ければ営業時間を言えばいいのになぁ。続いて「何名様ですか?」。先方は「大人2人と子供1人」と言ったらしい。電話の通話口も隠さず「大人2人と子供1人。板さん大丈夫? いくらのが出来る?」。と大声。いつも大丈夫じゃない時は板さんの方から言ってくれます。

再び電話口で「ウチは9時までですからそれまでにおいで下さい」。こんな感じの悪い電話対応でお客さんが来るワケない。なのに叔母は「3人来るからね」。しかも切った後「光宏、私は仕事するのがイヤになっちゃったよ。疲れたし」。電話応対、凄い仕事でした! だから好きな時間に来ればいいって前から言ってますゼ!

もちろん電話のお客様は来店せず。私だったら絶対行かね~。叔母がお客さんとケンカしなければ、味には自信ある。絶対来客数は増えると思う。も一つの懸案事項である「消えるお金」も相変わらず。夕方店に行って途中で計算してみたら、2万円少々足りない。3万8千円大量消失した5月20日以来の激しさです。

今日深いことに叔母が「光宏。お小遣いをちょうだい。お金無いから」とサイフを開いて私に見せる。ありゃりゃ? 確かに1万5千円くらいしかありません。しかも千円札ばかり。いずれにしろ6月1日から対応策を二つ開始する。これで消える原因が判明すると思います。まぁ少しづつながら、前に進んでる?

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2010年5月29日 (土)

バッテリー交換(5月28日)

午前中法事。昼食後、中野に寄った後、大久保と八丁堀で打ち合わせ。終了後、中野に戻って晩ご飯作ったり。途中、TV見ていたら社民党の福島党首が罷免だって! 驚きました。つい先日まで首相自ら「腹案がある!」と、辺野古など無いようなことを言ってたのに。しかも辺野古移転は沖縄が納得すまい。

個人的に社民党支持じゃないし、むしろ福島党首は原理主義的で好ましくないと思っていたけれど、今回は信念を通した。世の中、アメリカ万歳の人ばかりじゃない。社民党の支持者が間違いなく増えるだろう。個人的には辺野古以外に案はあったかと(今でも下地島空港など良いと思ってます)。

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ACデルコはアメリカのブランド

帰宅してGS650GDのバッテリー交換。純正で付いていたユアサの『YB12AL-A』はネット通販でも1万2千円と超高価! そこで同じサイズの『DB12AL-A』というACデルコ製のバッテリーを購入。定価1万4280円なれど、送料込みで6560円だという。これなら『エコピュア12』(5400円)と一緒に買ってユアサと同じ。

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バッテリー液の点検はバッテリーを外さないと出来ない

それにしてもGS650GDのバッテリー交換作業、タイヘンでございます。全てのボルト&ナットが緩めたり締めたりしにくい。加えて手の入り難いトコロばかり。上の写真の場所に収まっているのだ。しかもタンクの形状をしているカバーの造作が悪く、ネジ穴がビッタリと合わない。

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左側のセルが二つ分くらいしか見えない

というか装着したままで点検しようとしても、カバーを外したってこんな感じ。だったら補水不要のメインテナスフリーのバッテリーを付けておけや、と言いたい。おそらく2年はそのまんまになっちゃうだろうなぁ~。交換してセルボタン押したら、驚くイキオイでセルが回る! きっと直近の2年くらい、10Vくらいしか電圧なかったんだろう。

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2010年5月28日 (金)

不幸なバッテリー

自分はGS650GDのバッテリーでございます。2003年12月から今の場所にいるのだけれど、旦那の人使いの粗さと来たら常識のナナメ45度といった感じ。何でもジドウシャヒョウロンカという仕事をしているようだけれど、メインテナンスということを全くしない。いわゆる放置ナンタラ、というヤツである。

このバイクを設計したBMWにも責任あると思う。だってバッテリー液のチェックをしようとすると、6角ボルトを8本も外し、さらにタンクのカタチをしたカバーを取り外さなければならないんですから。バッテリー液のチェックをしようとしたら、下を見て30分くらい掛かることだろう。そんなこんなの放置でござる。

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自分はハンドルポストの後方に居ました

しかも乗ってくれる回数が少ないモノだから、自分はいつも空腹状態。たまに「働け!」とセルボタン押されるものの、チカラ出せず。前述の通り見えない場所にいるため、エネルギー充電するにもタンクを外さなければならぬ。辛抱タマラなくなった旦那は、充電用のケーブルを外側に引き出した。

これでエネルギー充填は簡単になったけれど、結果、余計にバッテリー液のチェックはしてくれなくなってしまいました。それでも『エコピュア12』とか言う快楽のゴチソウと一緒にエネルギー充電をしてくれるので、頑張って仕事をしてきました。でも、基本的にはもっと自分を使って欲しかったです。

2年くらい前に6人いる仲間の一人が天国に召された。6人で13V程度の電圧を供給してきたのだけれど、エネルギー充電をしてもらっても10V程度になった次第。旦那は「セルのイキオイが無くなったな」とか言ってたけど、仲間がいなくなったのだから当然です。この時点で気がつけっての!

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まずは健康診断をしてくれました

自分もバッテリー液を失い、もはやエネルギー充電してもチカラを出せず。さらにもう一人の仲間が天国に召されてしまった。旦那は「こら入院だ! 根性を入れ直す」と自分を取り外し、及川さんの手元に。すると旦那、イキナリ「国沢さんこりゃダメです。バッテリー液が入ってません!」。

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イキナリ『BAD』(アカン)だって

怒られてやんの! ざまみろ。旦那は言われるまんま。ということで私の一生は終了でございます。リサイクルされ、次は毎日大事に使ってくれる旦那に奉仕したいな、と思ってます。エコピュア12でエネルギー入れてくれて、バッテリー液のなかで仕事させてくれれば8年は頑張りますよ!

及川さんの診断レポート

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2010年5月27日 (木)

支払いラッシュ(5月26日)

このトシになって初めて知ることも多い。なかでも今年はうなぎ屋という「商売」に関わり始めたため、収支の厳しさが実感出来るようになってきた。ヒョウロンカくらい雲を掴む仕事だと、いくら貰っていくら払っているのか、税金の申告の時しか考えません。マイナスになってなければいいや、といった具合。

加えてヒョウロンカの場合、収入無いときは使わなければ出費も無し。寝てればいいワケ。されどうなぎ屋は毎月のように支払いがやってくる。赤字になると私のこづかいからモロに持ち出し。3月以降、月単位で見ると黒字なのだけれど、溜まっていたツケや税金の支払いなど考えると赤字のまんまです。

といった観点で口蹄疫にやられた農家を見ていると、気の毒でならない。もっと上手な対応策はないのか? と国に言いたいです。そもそも口蹄疫の清浄国である必要があるのか? というか素晴らしい種牛を失ったら、清浄国であっても輸出できる美味しい肉牛など当面は微々たるモノでしょう。

おそらく廃業する農家だって少なくないと思う。発生初期に十分な対策を行っていなかった農水省は、今やカンペキに責任逃れに終始している。そもそも役人は事業仕分けを見て解る通り、自分の仕事に関しちゃ最大限のバリアを構築するけれど、民間人となるとバッサリ。まぁそいつを許してきた政治家を選んでいた国民がバカです。

我が国は民主主義なのでみんなが選んだ代表によって政治は遂行されている。したがってハズレクジを引いた人も自分の責任なのだ。もちろん自動車メディアが構造的な不況で食えなくなっても、うなぎ屋が立ちいかなくなっても、こら自分の責任。せめてこういった流れを役人も受け入れろ! と言いたい。

昨日早い時間の沈没したため早起きして原稿書き。11時から中野で店番。給料日後なので忙しいかと思いきや、なかなか厳しいです。天気も悪く伸び悩む。5月も残り5日間。迫り来る支払いラッシュを乗り切れるか? 好天が続くことを祈るばかり。されど天気予報見たら週末は雨模様。辛いっす! 皆さん食べに来てください。 

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2010年5月26日 (水)

のび~太(5月25日)

起きると風も弱く絶好の釣り日和に思えたものの、やはり10時くらいから強い南風が吹き始め、午後になると20m近い爆風吹き荒れる大時化になりました。ということで懸案になっていたGS650GDのバッテリーを下ろす。このバイクのバッテリー、タンクを外さなくちゃならずけっこうめんどくさい。

バッテリーの横に『2003年12月』と書いてある。6年半モノですね。バッテリー上がる度に『のび~太』を使って充電していたため、こんなに長持ちしたんだと思う。さすがに3ヶ月前に充電しても1回しかセルが回らず、その後、1日おくとエンジン掛からなくなりました。ポリッシュファクトリーで、のび~太の親分を試して貰う。

ちなみにのび~太は毎日使っていれば少しづつサルフェーションの付着を落とす。されど使用頻度少ないと、その間に溜まってしまった分を完全に落とせなくなってしまう。好例がラジオ日本の増田さんのクルマです。私より強力なバッテリーキラーで、たいてい2年しか持たないという。今回ものび~太を使ったのに2年で充電不能に。

こら良い素材ですね、とばかり引き取りに行き、ポリッシュファクトリーに持ち込んでチェック。構造的な問題無さそう、ということで前述の「強力のび~太付きバッテリー充電器」を使ったら、新品と同じ数値になりました。あまり動かさないクルマは、フネのように『キルスイッチ』を付けたらいいと思います。

果たしてGS650GDのバッテリーは生き返るか? まぁ6年半使えればばオンの字。ダメモトで結果を待ちたい。そうそう。タイに送ったラリー車に付いていた5年モノのバッテリーも気合い注入してもらったら70%くらい回復したとのこと。普通に使えば1~2年は使えるという。電動リール用にでも使いましょう。

夜は前から行きたいと思っていた西荻窪南口右側の「ここはドコだ?」的地域へ。小さい店が密集しており、皆さん道路にテーブル出して飲んでます。新橋の若者バージョンみたいな雰囲気。その中の『ハンサム食堂』(タイ料理)を試す。ミニチュア的な3階建て(見なければ理解できないと思う)。トイレは一旦外に出る。

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料理はタイの6~8倍だけれど、日本のタイ料理としちゃ安いと思う

とりあえずシンハービール。続きは泡盛。タイのお米を使っているせいか、なぜかタイ料理に合います。料理も多少ショッパイ味付けながら、美味しい。何より隠れ家的な雰囲気が面白いっす。タイの屋台で飲み食いするのが好きな人に取っちゃ素晴らしいと思う。話のタネにぜひどうぞ。

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2010年5月25日 (火)

2万円取り戻せた(5月24日)

アサイチで新宿までレガシィB4の返却に行き、今日はバイトが居ない日のため11時30分から中野で店番。給料日前だし天気悪いし……。悪条件重なり超ショッパイです。ウなだれながら夕方は神宮のゴルフ練習所の喫茶店でテリー伊藤さんと対談。「ジドウシャヒョウロンカを糾弾する」というテーマでした。

言われてみれば至極ごもっともな内容ばかり。しかぁし! テリー伊藤さんだけでなく編集の飯干君までヒョウロンカ叩きをしやがって! これまた至極ごもっともなんだけど。言い訳に終始するハメに。今日は厄日か? ちなみに1冊丸ごとテリー伊藤さん監修のベストカー別冊が出るそうな。

終了後、中野へ。昨日のこと。レジを閉めに行くと2万円足りない。叔母に「さっきオサイフに入れてたよね?」とやさしく聞いたら、感情的になることなく戻ってきた。ラッキー! 5月20日に「お金無くなる」と書いたら、いろいろアドバイス頂いたけれど、最大の難しさは従業員でなくオーナーだという点。

通常と全く違うアプローチが必要なんだと思う。すでにいくつかアイデアあるので、店の休み明けの水曜日から実行してみたい。ただ1日2~3千円は覚悟して ます。そのくらいの楽しみがないと生きてても楽しくないでしょうから。5千円札と1万円札の抜き取りだけは何としても防ぎたいトコロ。

自転車の空気入れはボンベタイプにしました。これなら軽いし、ポンピングでひぃひぃ言わないで済む。私の場合、中野との往復中のパンク用。ホントの意味でのエマージェンシーユースです。1本だと心配なので、スペアを2本買っておいた。皆さん口を揃えて「買った方がいい」というヘルメットも購入。

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新宿のビッグカメラで購入

明日は久々に出漁しようと釣り餌を買いに行ったものの、天気図見たら昼前から南の爆風になりそうな感じ。東京湾口の保田までタイでも狙いに、と思ったけど、酷い目に遭いそうなので断念。最近まったく遊んでない。数少ない「良いニュース」は、タイの第二戦はエントリーが多いということです。

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2010年5月24日 (月)

スバルに甘い?(5月23日)

ムカシからなぜか私は誉める記事を書いたメーカーとの関係が揶揄される。例えばスバル。初代レガシィ以後、面白いクルマを多く作ってきたこともあり、長い間、良い評価のレポート続きとなった。スバル側も「この人なら何も言わずに評価してくれる」と思ったのだろう。まぁ起用するにゃ美味しい人材だったワケです。

されど最近は誉められない。となればスバルだって私と付き合うメリット無し! 実際、見向きもされないです。現時点で交流のある人は二人だけ。加えてお二人ともスバル本社じゃない。ここにきてアイサイトのことを好意的に取り上げているため「やっぱり」といった声を聞くが、こらもうムカシから将来性を期待してました。

あんな有用&効率的な装備が10万5千円なら圧倒的にリーズナブルだと思う。トヨタなども積極的に採用したらいい。ということで勝手にホメてる次第。ちなみにラリーでインプレッサに乗っているのは、楽しいから。インプレッサからランエボに乗り換えた人はすぐ好成績を残すも、その逆は厳しい。

運転が難しいのだ。でも乗りこなせば速く走れる。第二次世界大戦時の日本の戦闘機みたいです。日本の美学、と言い換えてもよかろう。そうそう。タイのラリー第二戦が6月20日に迫ってきたけれど、どなたか左側のフォグカバーを安価に譲っていただける方がいらっしゃいますでしょうか?

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インプレッサのフォグカバーは消耗品みたいなもの

おっと日記だった。6時に起きたら厚い雲ながら雨は降ってない。雨雲の予想を見ると午前中こんな感じらしい。曇りだと昼間でも喰ってくれる(ピーカンは朝晩しか釣れな い)。だったら托鉢だぁ、とばかり夢の島マリーナへ。到着し、出港準備してたら雨でございます。しかも急速に強まっていく。せっかくの休みなのに!

とりあえずクラブハウスでシャワー浴び、雨止むのをTV見ながら待つもダミ。諦めてお昼から中野に。このところ叔母の出勤が早く、今日も13時なの に居た。「お腹は?」と聞いたら「何も食べてない」というので、バイトの子と3人分の賄いを作る。今日は海老とマイタケがた~くさん入ったカレーです。

そうそう。昨日中野に行ったらMR-Sのチーフエンジニアだった元トヨタの中川さんがおられるじゃありませんか! 全くの偶然でございます。 ちょうど知人(2人で計5匹も食べてくれました!)も来店していたため、うなぎ屋でのクルマ談義となりました。知人の来店も多く、楽しく過ごす。

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2010年5月23日 (日)

アイサイトを人体実験(5月22日)

応援している画期的な次世代の安全技術であるアイサイトながら、大手メディア向けの試乗会が行われたものの、私らヒョウロンカは試す機会無し。TVのCFなどでやっている「疑似危険体験」は、ブツかっても大丈夫な風船自動車なければ不可能。実車で試してもいいけど万一ということだってある。

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アイサイト付きB4のGT

かといって体験しなくちゃ記事など書けない。ウソ付きになっちゃいますから。いろいろ考えた結果、人間でやってみようということに。人間なら「もはやダメだ!」で逃げられるし、20km/hなら万一当たってもケガすることないでしょう。なによりコストが掛からない。すっかりジェンナー気分のオヤヂです。

いや、ジェンナーはコドモにリスクを課した。世の中そんな時代じゃないので、スバルの技術者を信頼することにした次第。とうことで下に動画を。ホントのこと書くと、5回目の絵です。1回目は私が怖くて逃げ出し、ドライバーもブレーキ踏んでる。というか3回目まで逃げ&ブレーキでございます。

アクセル戻した状態で接近。ブレーキペダルは全く踏んでいない

4回目はブレーキ掛けなかったけど、私が最後の最後で逃げた。笑えるのでNGとしてアップロードしたいけど、あまりに生々しい会話だからやめておきましょう。もし機会あったら、横道から飛び出してきた人間(発泡スチロールなど)を試してみたい。いずれにしろタイした技術だワイと感心しきり。

こいつがプリウスに付いてたら最高でしょう!

ちなみに下のコメントにある通り緊急停止ブレーキは連続3回までしか稼働しない。何を隠そう、このプログラムを知らず4回目の試験に入った。運良くドライバーが注意深かったため緊急ブレーキのコーションランプ付いていることに気づきリセット。事なきを得た。私のマネをするオタンコはいないと思うけど、ご注意を。

また、5回試したが、100%稼働した。ディーラー試乗には雨天時や夜間にデモをしないよう通達されているようだけれど、メディア向けのテストは雨の日の台場で行われている。多少の雨なら基本的に稼働し、30km/hからキチンと停止するようだ。むしろ光学的に厳しい逆光などで上手に稼働しなくなる可能性大。

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2010年5月22日 (土)

パシフィコ横浜(5月21日)

朝のウチに原稿を1本仕上げ、井の頭線と東急を乗り継いでパシフィコ横浜へ。気温上がる、とは行ってたけど30度超えるとは‥‥。会場内も暑かったであります。このイベント、いつもながらほとんど取材になりません。ナニを聞いても教えてくれないからだ。
展示の内容&感想についちゃ月曜日のTOPで。

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人の入りは多いけれど‥‥

終了後、アイサイト付きの新型レガシィの広報車をピックアップ。「必ず止まれますか?」と聞いたら「カタいものでは試さないでいただけると嬉しいです」。そらそうだ。だって先日同じようなシステムが付いてるボルボは、取材している最中に「どがん!」でしたから(ヨーロッパのメディアです)。動画まで出回った。

この手のデバイス、100%信じられる段階には達していない。けれど95%以上の確率で効果を発揮すると思う。聞けば人間でも自動ブレーキ掛かるそうな。それじゃムスコを前に立たせてやってみようかとも考えたけれど、おそらく非難ごーごー確実。とりあえず自分がクルマの前に立って試してみようと思う。

途中、日本TVから電話あって夜のニュース用にトヨタとテスラの件について話が聞きたいとのこと。週末の釣行に備え釣り道具屋さん居たのだけれど、その足で汐留へ。オールアバウトでも書いたけれど、トヨタにとっちゃ素晴らしい判断だと思う。日本TV、トヨタの悪いニュースだけでなく良いニュースも取り上げる。

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2010年5月21日 (金)

お金が消える(5月20日)

午前中仕事。13時30分から東京タワーの根本の近所にあるビルでCOTYの総会。案の定、朝の『とくダネ』のテストの件でクレーム付けてくる人が居ました。曰く「ハンドルを離せば直進状態になるでしょ」。確かにクルマは直進安定性を出すため、手を離すと直進するように出来てます。

でもそれはフル転舵じゃなかったり、20km/h以上出ていたり、加速したりしている状態かと。ぜひ自分のクルマで10km/h走行時にフル転舵し、そのまま手を離してみて欲しい。おそらく素直に戻るクルマは少ないだろう。このギョウカイ、試してみないのにモンク言う人が多くなった。

ちなみにハンドルの切れ角を大きく取っているクルマほど戻りにくい傾向。LS600hなど、10km/hくらいだと、ほぼ切れたまま戻って来ない。自分のクルマで試してみたら、と言いたいです。終了後、遠藤さんのお見舞いに行こうかと思ってたけれど、聞いたらすでに退院したとのこと。思ったより早くて良かった!

そのまま中野へ。17時の時点でレジをチェックしたら、キチンと合ってます。よかった、と一旦帰宅して仕事。20時に戻り、レジをチェックしてみたら、あらま! 3万8千円も足りない! 1万円くらいなら「しょうがね~な!」で済むけれど、これだけ違うと辛抱ならんです。レジを変えようかしら。

足りない分は完全に損失である。捨てたのと同じコト。しかもその分の税金(消費税も所得税も)払わなくちゃならない。先月は消えた分だけで25万円にも達しました。今月はさらに多そう。この分が無くなり、借金も返済できれば何とかやっていけるのに。何か良い案はないもんだろうか?

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2010年5月20日 (木)

とくダネのテスト(5月19日)

10時半まで原稿書き。急いでシャワー浴びて中野へ。ノレン出してから12時くらいまで「今日はヒマかな?」と思っていたら、トンでもございません。有り難いことにフル回転。待っていただく方も出るほど、しかも1時過ぎにうなぎもゴハンも売り切れちゃいました。10年くらい前までは毎日こんな具合だったのだ。

けれど数年前に今の板前さんが体調を崩して他の人になったり(当然ながら味も厳しくなってしまう)、バイトの質が悪かったり、叔母が感じ悪かったりして評価を落としてしまった。お客さんの舌は敏感です。幸い、ここにきて美味しいうなぎを出せているという自信あります。少しづつお客さんも戻ってきて頂けているようだ。

重箱洗ってたらフジTVから電話あって「レクサスLS600hに発生しているステアリングの不具合を検証したいのですが」。以前プリウスのブレーキ抜けの検証をした時は狭い教習所だったこともあり、口の悪い(というか本質が解っていない)オタンコな同業者から「ミジメなコースで試験しやがって」と言われたが、今回も狭い!

ただステアリングの不具合はキッチリ確認出来ました。この手の検証、やることに意義ある。グダグダと机上の空論を述べるより、とにかく試してみるとスタンス、私は大好きです。少なくともプリウスのブレーキ抜けに続き、レクサスのステアリングの不具合を実証したのはとくダネが初めてだと思う。

自動車雑誌だとベストカーだけ。プリウスもキッチリやったし、GX460の時だって確認試験しました。今回の件はテストするかどうかワカランですけど‥‥。いずれにしろ不具合の記事を書くなら試験してみなくちゃ。ちなみにプリウスの時はブレーキ抜けを体験した同業者が一人もいませんでした。

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2010年5月19日 (水)

チューブ交換(5月18日)

午前中原稿書き。昼過ぎに終了。夕方から三郷のコストコ/ららポート/イケアへ。平日の夕方ということもあって、どこも信じられないくらい空いてる。というか、こんな人の居ないコストコやイケアは見たこと無い。混むの、休日だけ? ちょうどお腹空いたのでイケアのレストランで早めの夕食など。

ららポートに自転車屋さんがあったので、パンクした自転車のチューブと交換用のレバーを購入。細いタイヤのパンク、ムカシ取った杵柄でチューブ交換しなければダメだと認識してます。1050円と1780円のチューブがあったので、とりあえず両方買ってみることにした。スペアに持っておきましょう。

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パナソニックの用品かと

ちなみにムカシはチューブラータイヤ(チューブレスです)を買うお金が無く「しぶいち」(4分の1)というサイズのタイヤを履いていた。こいつもよくパンクしました。帰宅してタイヤをハズしてみたら、なんとまぁ! パンクとかいうレベルでなく、空気入れる口金が外れちゃってました。空気圧、適正だったのに。

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面白いことに空気抜けるまで3分くらい掛かった

今回使ったチューブは上級品のため、品質的にも安定しているそうな。といっても自転車用品はクルマ用品と比べれば当然ながら安い。タイヤも『700C』(正式には700×28C)で1本4千円あれば買えちゃう。このサイズのタイヤ、簡単に脱着できるため、10分も掛からず作業終了。

家にあった携帯用の空気入れをタメしてみたらダメ。英式バルブ用なのでアタッチメントを付けて仏式(上のバルブ形状)でも使えるようにしてあるのだけれど。次回、自転車屋に行った時に仏式ようの携帯空気入れを買っておこう。外出先でもチューブ交換出来るようにしておけば万全です。

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2010年5月18日 (火)

タイ争乱激化(5月17日)

バンコクのドンパチが激化してきた。一旦は収まるかと思ったけれど、最後の終わらせ方をしくじった。カゼをこじらせて悪化させたようなもの。今やバンコクの主要な交通機関であるBTS(高架鉄道)や地下鉄も運休。中心部の道路は全て閉鎖されてしまったため、交通渋滞も激化しているそうな。

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バリケードの向こう側が赤シャツの占領地域

政府側は強行突入を考えているようだけれど、困ったことに赤シャツ派が居座ってるの、高級商店街。もし争乱になったら、今は無事なデパートなどに逃げ込む輩も出てくるだろうから経済的なダメージも大きい。政府側は女性や子供の安全が、と言ってるけれど、すでに安全な地域に移動している。

もしサイアムパラゴンや伊勢丹、オフィス街などに壊滅的な被害を受けたら、それこそ財界から総スカンを喰う。かといってこのままの状況だと事態は悪くなる一方。昨日あたりからコンビニが襲われたというニュースも入ってきている。本格的に暴徒化すれば、タイのイメージを根底から崩す。

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占領地域になるものの現時点では無傷のタイ最大のデパート

ここにきてレムチャバン港を封鎖しようという動きも出てきた。レムチャバン港はタイの貿易にとって超重要。日産もマーチをここから運ぶ。まぁ日本の企業に聞くと依然として楽観論で、タイからの転進など考えていないようだ。私もそう思う。ただ直近の混乱は困ったもの。状況によっちゃマーチの発売延期もある?

早起きして原稿書き。昼からうなぎ屋の店番。月曜日と水曜日のお昼のバイトが依然として見つかりません。どなたかお願い出来ませんか? お子さんが学校に行ってる間に時間のある奥さんなどいないかしら。時給千円です(交通費は400円までです)。13時過ぎに叔母が出てきたので急いで帰宅して原稿書き。

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2010年5月17日 (月)

原稿書きながらうなぎ屋(5月16日)

天気良いけど26日売り号の原稿書き。アタマ煮詰まったのでうなぎ屋へ。有り難いことに夕方からお客さん切れない。7時少し前に中学生くらいのお孫さんを連れた方が御来店。祖父と思われる方がお孫さんに「何食べる?」。といってもうなぎしかラインナップしてませんけど。そしたら私に「大盛り出来ますか?」だって。

来ましたね~! しかも「一番大きいのを下さい」。うなぎ屋の若旦那は(全然若くないですけど)こういうオーダーが大好きでございます。重箱にぶっタまげるほどテンコ盛りしようか、とも思ったけれど、最初からプレッシャーあると美味しくない。こういう場合、ボリュームを見せながら常識的な範囲内で抑えなくちゃ。

ということで重箱のフタが閉まらない状態で持っていくと大喜び。足りなかったらお代わりしてね、と言ったら、さらにほぼ1人前のゴハンを食べちゃいました。身長160cmくらいなのに。伸び盛りは食べるねぇ~。もちろんこういったケース、若旦那の趣味なので大盛り分のゴハン代は頂きません。

原稿を書いていて最も嬉しいのは読者の皆さんからの反応。手応え、と言い換えてもいい。同じく食べ物商売をしていると、美味しいと言って頂けるのが嬉しいです。面白いモノで人間という生き物、人の喜ぶ姿を見ていると元気になる。人のイヤがることばかりやっている仕事って必要なんだろうけれど辛いだろうな、と思う。

本日、叔母は穏やか。ケンカをすることもなく、悪態を付くこともなく、マイペースでございます。ただ原稿書きを始めると、途端に話しかけてくるため、2階に避難。こんな日が続けばやっていけるのだけれど‥‥。

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2010年5月16日 (日)

好日でした(5月15日)

午前中家で原稿書き。合間にネットやメールをチェックすると、毎日のようにツイッターでフォローしてくれる人が居ます。嬉しいことに大半の方はツイッターの初心者。初めてフォローするのが私のページ、という方も少なくない。残念ながら私自身、ツイッターを使いこなせておらず試行錯誤中です。いろいろアドバイス下さい。

昼から自転車で中野へ。今日はお店が適度に忙しい上、叔母は珍しく漬け物(浅漬け)作りに燃えている。始めましたね、と思ったら2時間没頭してました。仕上がりを味見したら美味しいぢゃありませんか! 自分でも「漬け物は得意」だって。明日はお店でこの漬け物を出します。そんなこんなであっという間に21時。

21時にうなぎ屋を出て自転車で帰宅中、下井草の手前あたりから(3分の2を過ぎたあたり)、徐々に空気圧抜けてきた感じ。下井草駅前あたりでカンペキに電車状態になっちゃいました。しくしく。細いタイヤはパンクしやすいのだ。やむをえず押して歩く。途中、自転車狩りしてる警官に遭遇。

オレッちに声を掛けてミソ! と思っていたらスルーされてしまった。う~ん。怪しくないのだろうか? 続いて上井草駅の前でも自転車狩りの警官が。今後こそ「もしもし」されるかと思いきや再びスルー。そういえばフネでも海上保安庁が寄ってきたので臨検されるかな、期待してたら離れて行っちゃうこと多し。

いつもバリバリに書類や装備を備えてお待ちしているのだけれど‥‥。海上保安庁、むしろ感じいいのだ。自転車も止められたら防犯登録してないので(しても出てきたこと無し!)自宅まで確認に来ていただこうと思っているのに。まぁいつかはヤラれると思うので、その時はレポートいたします。

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2010年5月15日 (土)

HBs抗体持つ(5月14日)

考えてみれば私らがコドモの頃は予防接種の回し打ちなんて当たり前だった。むしろ「一人目は痛い!」なんて都市伝説があったほど。7年ほど前のこと。初めて人間ドックを受けた際、「HBs抗体がありますね」と言われた。それなんですか、と聞いたら「過去にB型肝炎に掛かった証明です」。

困った状況ですか、と聞いたら「いいえ。発症したでしょうが治癒しています」。結果、抗体が出来たのだという。ちなみにHBs抗体を持っていると、B型肝炎に掛からないそうな。逆に考えればB型肝炎に掛かった、ということである。コドモの頃の発症だったなら、もう忘れており時期を特定することなど不可能。

成人してからの発症、ということになれば、思い当たりフシは一度だけ。1984年に事故で左下肢を複雑開放骨折し、2ヶ月入院した際、肝臓の数値が急速に悪化した。微熱&猛烈なダルさが10日間くらい続いたのである。この時に何らかの原因で(止血剤か?)感染したのかもしれない。

むろんコドモの頃の回し打ちで感染した可能性だって大きい。何度か大きな病気をしているようなのだ。いずれにしろキャリアにならなかったのは単に運が良かっただけ。といった点からすれば、今回のB型肝炎訴訟、人ごとじゃありません。未必の故意による実質的な犯罪だったら、許せる問題じゃないだろう。

もう一つ時事ネタを。爆沈した韓国の警備艦、専門家は口を揃えて北朝鮮の魚雷だと言っている。なのに韓国政府&メディアは超を10個くらいつけていいほど慎重。客観的に見ると「認めたくないんじゃない?」と思えてしまう。自国の警備艦を撃沈されたのによく辛抱しているな、と感心しきり。

いずれにしろ北朝鮮問題は東アジア最大の懸案事項。軟着陸させないと韓国の経済だってガタガタになる可能性大。だからこそ韓国は甘く見えるような対応を心がけているのかもしれません。日本は地理的に距離が離れている分、影響少ないだろう。Xディは遠くないか?

午前中自宅で仕事。昼過ぎに支払い手続きのため、うなぎ屋。連日14時前に叔母が店に来ており、ゼッコウチョウである。こら原稿など書けぬ。すぐ家に戻って仕事。夜、再度うなぎ屋に行ってレジの締め。せめて叔母が三日に一度くらいお休みしてくれたら2往復しないで済むのだが。

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2010年5月14日 (金)

胃カメラ(5月13日)

ハイブリッドを含め、ガソリン車の燃費というのは「ベストな速度域」というのがある。一般的にトップギアに入る最も遅い速度。ま、車種にもよるけれど、45km/h~60km/hといったあたりでしょう。したがって一般道でエコラン大会やっても、それほど深刻な事態にゃならぬ。45km/hを下回っても意味無いですから。

しかし! 乗り物によっちゃ「遅いほどよい」というケースがある。好例はフネ。大半のディーゼル艇のスペックを見ると、最も燃費いいの、アイドリング。ギアを入れるとアイドリング回転数でスクリュー回り、速いフネだと6ノット(11km/h)くらい出ます。その速度のまま走ると、燃費ベストになるのだった。エコラン技術など不要。

電気自動車も限りなくフネに似てます。モーター効率などから考えるとi-MiEVの場合で30km/hくらいらしいが、その速度域になってくると空気抵抗もバカにならない(自転車に乗っている人なら解ると思う)。総合的に考えると20km/hくらいを持ってベストになるハズ。この速度域、交通の流れと整合しない。

そんな電気自動車でエコラン大会をやったらどうか? こらもう遅い方が(すなわち心臓に毛の生えている人、ということ)強いに決まってます。本日、i-MiEVのエコラン大会があった。私は先約で出席できなかったものの、もし出たとしても良い成績は望めなかったろう(速さを高く加点するレギュレーションなら別)。

ちなみに電気自動車でエコランをやるとすれば、普通に加速して20km/hをキープすればOK。おそらくi-MiEVでも200km程度の航続距離が可能だと思う。いや、試してないので不明ながら、250kmくらい行くかもしれません。将来的に電気自動車で「エコ運転しましょう」になったら、トンデモないことになるだろう。

取材のため朝6時に家を出たら息が白い! 外気温10度だって! ニュース見たら群馬県の山間部ぢゃ雪降っているそうな! どうなってるの? 

以前も書いた通り4月下旬からガンコな胸焼けに悩まされている。逆流性食道炎の状況が良くないらしい。そろそろ胃カメラを飲まなくちゃアカンか?

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2010年5月13日 (木)

大井タコシ君(5月12日)

今日も5時に起き、新型ボクスターに乗って取材へ。集合場所になっている山の尾根に到着したらクソ寒いの何の! 外気温9度だって! 5月中旬だぞ! 2日前までウダる39度のタイに居たと思ったら酷寒の日本でございます。8時から周辺のワインディングロードで大井タコシ君とエンジン誌の撮影。

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昼前はヒョウが降って一時真っ白に!

大井タコシ君と一緒に走ると、なぜかクルマの性能比較が出来る。例えば911とケイマンS、サーキットのラップタイムや加速タイムの比較なら簡単に可能。けれどコーナーのターンインが速いのか立ち上がりが速いのか、はたまたブレーキング時の安定感や、滑りやすい路面のコントロール性まで解るのだった。

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これ、ルーフです

取材中、突如ヒョウや雷も混じる激しい雨に! 雨の上がりを待っていたら、日本一のフランス車通である森口さんがシトロエンDS3に乗ってやってきた。全体的なスタイリングもさることながら、ルーフの模様に驚く! なんじゃこりゃ! しかも厚みのあるステッカーを貼った観じ。汚れないのか?

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プジョー207と同じシャシを使っていると思えぬ!

森口さんによれば「タトゥーをイメージしたそうです」。う~ん。ニュージーランドのマオリっぽい模様である。DS3、BMWのターボエンジンを搭載したモデルで269万円。近々試乗会があるのでぜひとも乗ってみたいです。大井タコシ君との対談はいつもの如くグダグダか? まとめがタイヘンかと。

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2010年5月12日 (水)

スーパーグレイト(5月11日)

5時に起きCT鈴木兄の家に寄って栃木県喜連川にある三菱ふそうのテストコースへ。本日は新型『スーパーグレート』の試乗でございます。到着すると早速フルサイズ(重量25トン)スーパーグレートが2台ど~んと止まってる。おお! 一人に一台づつですな! いつもながら三菱ふそうは豪気です。

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一人に1台づつ!

車両説明の後、早速試乗。喜連川のテストコースから矢板ICまで一般道。そこから東北道に乗って西那須野塩原IC。さらに近所にある公園の駐車場まで試乗し、置き撮りといった流れ。いつ乗っても大型トラックって楽しい。フェラーリと同じくらいワクワクしますから。価格もフェラーリ並ですが‥‥。

搭載されているエンジンはダイムラー設計による新世代クリーンディーゼル。生産もマイハイムの工場だという。ただ環境対応技術は日本の方が進んでおり、タービンや燃料噴射のプログラム、排気ガスの後処理装置など「頭脳と神経」のブブンは全て三菱ふそうとのこと。エクストレイルのディーゼルと同じだ。

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エンジンがデガい! 420馬力だって!

また、今回前輪が2軸のトラックに初めて乗りました。まんまティレル! 妙にカッチョエっす! ただ前輪1軸のトラックとステアリングフィールが全く違う。こら意外でした。ティレルもそうだったのか? 詳細な試乗レポートについちゃ近々。最近珍しく書くこと満載! こうぢゃなくちゃね!  

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2010年5月11日 (火)

開幕戦費用

参戦前に「参考になるように掛かった費用を紹介します」と書いた。意外と掛かった? 結果や内容を考えれば決して高くない? まぁポルシェとかベンツを新車で買って乗ったら年額100万円程度。私の場合、2年に一回しか出場出来ないので(2005年の後は2008年です)納得できる金額、というのがヨメへの言い訳です。

この先はカメラがズレて落ちて壊れちゃいました。

ちなみに上の動画、アンチラグのスイッチ入れてスタート。400mの直線の後、小さいクレスト。さらに600mで「ライト9」のコーナー。このあたりで風切り音が出ている通り、160km/hを超え。ライト9の通過後、左右にブレてるのが解ります。さらに400mで滑りやすい「レフト4」、といった具合。

・エントリー費                    66000円(22000B)
・コ・ドラギャラ                    75000円(25000B)
・サービス(4人+サービスカー+食事)   135000円(45000B)
・ガソリン(競技用)                 25500円(8500B)
・レッキカー(レンタカー)               6000円(2000B)
・修理(暫定)                    97800円(32600B)
・ラリー期間中の宿泊費              21000円(7000B)
・移動費(ガソリン代など)             15000円(5000B)
・食費など雑費                    15000円(5000B)
・旅費(チケットはマイレージ)           7000円    

計                          453300円

余計なクラッシュさえしなければ36万5500円ということ。
とりあえず計画通りという感じ。 

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シーズンを通じて必要な金額

・往復運賃     約50万円(行きは26万4501円)。
・ガレージ料    6万円(20000B)。

ボクスターを売った金額+現金スポンサーが225万円。
もはや残りは124万円になってしまいました。しくしく。
スポンサー、常時募集しております。
よろしくご支援下さいまし。

暖かいコメントの数々、有り難うございました。

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持たんぜよ(5月10日)

強い追い風に乗ったんだろう。何と50分の早着! ということで、ほとんど寝られないまま7時10分に成田着。JRで中野へ。留守中、ヨメが毎日うなぎ屋に行ってくれていたのだけれど、まぁ厳しい修行だったらしい。21時にレジを締めると、毎日1~3万円足りないそうな。留守中だけで20万円近く足りず。

この20万円弱。純益になる分です。4月は消費税や叔母の所得税を支払うなど足下ヨタヨタの中、厳しい出費で御座います。はたまた昼の弁当を買ったというレシートを見たら3千円だって! ダマされているのか、それとも猛烈な量を買っているのか? 相変わらず1万円持って行き、おつりが消える! 手品みたい。

嬉しいことに売れ行きは好調。お昼の分は1時30分くらいに売り切れ、午後仕込んだ分も順調。これでお金さえ無くならなければ、何とか借金を返して行けるんだけどなぁ‥‥。タイから帰国したら早速現実にブチ当たる。こんな時に嘆くか笑うかで人世の楽しさが決まって来るんだと思います。

どうせ苦労するなら笑っとくべきだと私は考えるタイプ。つ~か、嘆いたり怒ったりして事態が良い方向に向かうならそうする。されど認知症の場合、全く意味無し。むしろ逆効果ですからね。タイでジックリ考えた末、ハードルを少し下げ「今年1年だけは頑張る!」にしました。短い区切りにしなけりゃ持たんぜよ。

人世の最終コーナーをどうするか迷ったものの、まとめて読めるよう、とりあえず日記の「カテゴリー」に区分することにしました。

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2010年5月10日 (月)

財政破綻(5月9日)

ギリシャの財政破綻をキッカケに、様々なメディアや人が日本の財政破綻について論ずるようになってきた。私に「この人の話を参照にするように」みたいな腹立たしいコメントを寄せてくる輩もいるけれど「笑止!」でございます。なんせ私は5年くらい前から様々な観点から考えいて来ているのだった。

以前も書いた通り日本の財政破綻はほとんど外国から借金していない状況で発生する。したがって海外には迷惑を掛けない。つまり極端なことを言えば、現在の千円の価値が1円になるだけで、千兆円ある「国の借金」は実質的に1兆円になるワケ。誰が損をするかとなれば、国債や現金を持っている人です。

江戸末期の「藩札」(藩単位で刷ったお金)や第二次世界前の「戦時国債」のようなもの。我が国は2回ほど体験してきた。よく「国債の乱発は借金を次の世代に残す」などと言われるが、そんなこと無い。むしろ「振り出しに戻る」だけ。財政破綻で精算されるのだ。だからこそ私は破綻上等だと言っている。

ただ社会的な「激しい揺れ」は覚悟しなくちゃならない。ハイパーインフレの中、大混乱もあるだろう。いろんな意味で体力の人に取っちゃ厳しいとも思う。混乱が収まるまで早くて1年。過去2回の破綻を見ると、最大で3年間くらい掛かるかもしれません。また、新しい日本のカタチは、今の官僚主導主義と大きく変わるだろう。

というか、今までと同じ体制のままだとしたらバカです。日本人はそんなオロカじゃない。その時に必要なのが「元気」と「才覚」である。前述の通りお金を持っていても何の意味もない。20歳代までの若者なら新しい時代に遭遇し、自分を変えられると思う。問題は30歳代以上。この世代の人は今から考え方を変えていった方がいい。

ただ破綻するまでの間が長ければ長いほど辛いかと。消費税は上がるだろうし、高齢者の介護の問題だって解決できまい。今の辛さや閉塞感がドンドン大きくなるだけ。いっそ早い段階に楽になっちゃえばいいのに、と思うだけれど……。そんなことを考えつつ、バンコク発23時55分のタイ航空で成田へ。

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2010年5月 9日 (日)

ラリー開始その5

私自身は最終SSの時点で相当満足していた。格上を相手に大を三つ付けたくなるほどの善戦ですから。しかもラリー車のコンディションだって万全じゃない。コ・ドラのヨ~ンさんにも「抑えて走るから。2位で満足だね」と言うと「そう思う。これだけ戦っての2位なら十分。次を頑張りましょう」。それにしてもガチの勝負、気合いが入ります。

最後のSSなので楽しむことにした。次のコーナーを速く抜けるためのラインを考え、早め早めにアクセル開け、ツイスティな区間は左足ブレーキを丁寧に使ってスピードを落とさないように走る。ジツは今回なぜかアンチラグの利きが弱い。本来なら2千回転にならなくちゃならないアイドリング、1200回転なのだ。これも原因不明。

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高速コーナーはなるべくゼロカウンターで

そんなことから最終SSだけ”ほぼ”全てのコーナーで左足ブレーキを使ってみた次第。するとブレーキのコントロール性が素晴らしいじゃありませんか! なるほど愛用者が多いBRIGだけあると妙に納得。左足ブレーキを17km超のSSで使い続けても利き味は変わらず、最後まで気持ちよ~く走れました。ゴールしてタイム見たら、ええっ?

SS8 マリーニ選手 15分03秒  私 14分41秒

ウエットなのに良いタイム出てる! しかもマリーニ選手より早い。リードされてた16秒以上早いのだ。う~ん。半信半疑でサービスに戻ると、どうやら雰囲気が違う。まだ早いけど(主催者から結果が出るまで確定ではない)、おめでとうの空気。もしかして勝ったの? こういう時だけ慎重な性格なので、勝った気にならないようにする。

正式結果が張り出されると、やっぱし6秒差の1位。ありゃま! 台数少ないとはいえ、相手のレベルが高かっただけに相当の満足度である。加えて最終SSで逆転しての6秒差という接戦。「れば」「たら」一発で勝敗が決まったということです。いやいやシビれました。マリーニ選手も「楽しかったね! 次も勝負だ!」。

総合タイム 私 1時間10分07秒 マリーニ選手 1時間10分13秒

タイの表彰式は必ず車体の上に立つ。これをやりたくなかった。でもフェンダーとボンネットの合わせ目は案外カタイことが判明。ここにそおっと乗れば大丈夫な感じ。そうそう。表彰式までイメージしておらずヨコハマの帽子を持ってこなかったのだけが失敗でありました。マリーニ選手はキッチリとピレリの帽子を持ってきてかぶってる。

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飲酒運転になるのでシャパンでなくペリエ

みんなから祝福され、プチ幸せでございます。ただ修理しなくちゃならんのがアタマ痛い。しかも本来なら足馴らしのつもりのラリーだったのに、ガチの勝負になったため車体の負担も少なくないと思う。左のドライブシャフトカバーを失い、フォグカバーも落とした。次戦に向けたメンテをどうするか早速悩む。

そうそう。初めて使ったタイヤとブレーキでした。タイヤだけれど、性能的には大満足! それだけじゃなく、今回90kmほどのSS距離あったにも関わらず4本で済んだ。いや、マッドコンディションじゃなければもう1ラリー出来そう。ブレーキは100点! 利き味だけでなくリエゾンでの鳴きも気にならないレベルでした。

最後に様々なアドバイスやお手伝いを頂いた石井潔さんと、石井さんを紹介していただいた田嶋さんに感謝します。その他、今年の参戦にあたり様々な方からバックアップを頂いた。「名前は書かないでね」というモーテックを貸していただいた人がいなければ(コンピューター。これが決定的に高い)、おそらく参戦出来なかったと思う。

<SPECIAL THANKS>

・モーテックを貸してくれた方
横浜ゴム
KURE(モーターレブ)
BRIG(ブレーキパッド)byブロンコバスター
エンケイホイール
・恵比寿の方(Fブレーキディスク)
・タイの坂本さん(今は日本ですけど)
・神奈川の小島さん(リアキャリパー)
バスケス(ブライトスターバッテリー)
・豊洲の高梨さん(5万円)
・植草君(ステッカー)
・勝股兄
・名越さん
・弟子永田
・小沢さん
・ヨメさん

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最後の「おおっ!」がリザルトブック。何とここでも私のラリーカーが使われているぢゃありませんか! ラリードライバーとしちゃ最大の名誉でしょう! 次戦は6月20日。海沿いの街「ペチャブリ」をベースに開催されます。

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2010年5月 8日 (土)

ラリー開始その4

サービスに戻ってチェックしてみたら、ラッキーにもパワステの油圧ホースのジョイントが抜けただけだった。もちろん抜けるということ事態、異常。それだけ大きな入力あったということなんだろうけれど、再び起きる可能性も大である。さらにサービス終わって走り出すと、微妙にステアリングフィールがおかしい。カタカタという遊びも。

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サービス出たのにトラブル出てる状況、初めての体験

こんな時に小沢さんや丸山君がいたらなぁ、と思うけど居ない。そもそもサービスを出て次のSSに向かっているんだからどうしようもない。こらもう勝負を諦め、完走を狙うしかないでしょう。SS6はSS1の逆走。コースって逆に走ると全く違う風景になるから不思議。クルマの不安だけでなく、スコールもあって路面は至る所マッド。

ステアリング系のガタが大きくなると厄介なので、横方向からの大きな入力を受けないように走る。泥で滑って横方向のカベにあたるとこれまたステアリング系に良くないため、もはやベタ抑えに近い感じ。すでに2秒負けてるし、当然ながらマリーニ選手の方が早い。ステアリング系のトラブルに抱えてるのも知ってます。

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リアのドライブシャフトカバーも中途半端に付け方だったのか脱落

終わってみたら1kmあたり2秒も離されてしまった。SS6終了時点で16秒差。残るSSは二つ。恥ずかしくない差のままゴール出来れば超上等でしょう。ただ明るいニュースも一つ。SS6を終わってステアリング系をチェックしてみたら、ガタは大きくなっていない。これならもう少しだけプッシュ出来そう。

SS6 マリーニ選手 5分17秒  私 5分31秒 総合タイムで16秒の負け

そんなことを考えながらSS6のリピートになるSS7。とりあえずアクセルは踏むことにした。雨により一段と路面状況の変化が激しくなったものの、ヨコハマは良い仕事をしてくれており、コースのキープも容易。一度もヒヤリとすることなくゴール。タイムはイッキに19秒も上がり、何とマリーニ選手とイーブン!

SS7 マリーニ選手 5分12秒  私 5分12秒 総合タイムで16秒の負け

ちなみにマリーニ選手もSS6から5秒タイムを縮めているので、決して手を抜いたワケじゃありません。実際、SS7を終えてマリーニ選手がタイムを聞きに来て「同じだった」と言うと、やや意外だった様子。16秒差のまま最終SSを迎えることになった。ただ16秒という差は大きい。マリーニ選手、ペースを落として安全マージン取れますから。

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大ナマズ釣り(5月7日)

今日も午前中仕事。お昼から板金修理の打ち合わせのため、ラリーカーを保管して貰っているジャズさんのショップに行く。バンコクで一番大きなタイヤショップということもあり、何とボディショップも併設されている。しかもスバルを扱っていた板金工が居ると言うから有り難い。当然のことながらドアは波打ってしまっており交換。

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これだけ大きなタイヤ屋さんは日本にだって無い

幸い中古のドアが8千バーツ(2万4千円)見つかったそうな。ただ鷹目GDBの特徴であるオーバーフェンダーは4千バーツ(1万2千円)と高価。板金塗装はリーズナブルで、見積もりだと1万5千バーツ(4万5千円)。トータル2万7千バーツ。上を見て9万円といったあたり。日本だと間違いなく4倍は掛かるでしょう。

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アライメントのレーザー測定機もある

部品が見つかったため、打ち合わせもすぐ終了。1週間で直るそうな。ということでヒマになった。ジャズさんが「国沢さん、釣りは好きですか?」。おっとそうくる? 何でもクルマで15分の場所に世界的に有名な大型淡水魚の釣り堀があるのだという。ぢゃ大ナマズでも釣りに行ってみましょう、ということに。

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お大尽はバンガローを借りる

到着すると、あらま! ここの風景、何度も見てる。『ブンサンムラン』といって50kgオーバーの淡水魚が多数生息するというウワサ。こんな有名な場所がジャズさんのショップの近所にあるとは思っても居なかった。聞けばレンタルの釣り道具もあるという。さらに釣りのコーチも千バーツ(3千円)でメニューにあります。

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24時間営業!

とりあえず1日の料金千バーツ+貸し釣り道具500バーツ+巨大な網60バーツ+エサ145バーツで計1705バーツ(5100円)ナリ。けっこう高い。大物釣り、タイだとお大尽の遊びだという。ちなみにバンコク市内からのツアーだと2700バーツ。釣り方がワカラン、と思っていたら、頼んでもいないのにお兄さんが付いてきた。

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押しかけコーチのお兄さん

エサを作ってくれ、一通り釣り方を教えてくれる。一投したトコロでチップとして100バーツ(300円)。その後も、エサの交換タイミングや浮き下の深さ調整など付きっきりで見てくれます。そこうしているウチに「今だ!」。ガッツリあわせてやったら、何だか根掛かりの手応え! 地球釣ったか? いやいやいや! 少し動いている。

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これがレンタルの網! デガさに驚く

グングン引く、という感じでなく、ノシノシと横方向に動き始めた。日本で言えばトローリング用に匹敵するロッド(実際に30ポンド級)+超大型リールにもかかわらず、半月にシナるのだから驚く。しかも「ジージー」とドラッグまで出て行く! こらパワフルだ! 今まで釣ったどんなサカナとも違う手応え。

お兄さんによれば「ミドルサイズ!」。ラインもトローリング用と同じくらい太いから切られる心配はない。となればサカナとの綱引き大会みたいなもの。少し巻いちゃ「じー!」と引き出される。全然寄ってこないのだ。5分もすると左手がパンパンになってきた。なるほど! これが大物釣りのタイヘンさなのね!

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1匹目は20kgサイズ。これで「ミディアム」だって

足下に寄せるまでさらに5分。「うわっ!」とタマげるサイズの尾びれが見えてから粘られて5分。何とかお兄さんが差し出してくれたネットに入ったのを確認したらドッと疲れました。こら良い筋トレになるぞ! お兄さんに200バーツ(600円)のご祝儀。1000バーツの公式コーチ料金を考えれば安い。

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2匹目は一回り大きい。最大で50kg級がいるそうな

その後、一回り大きいサイズを1匹。こいつは25kgもあり、キャッチするまで20分くらい掛かった。もはやウデが震え始めたし、エサも無くなったので終了することに。それにしても面白い! 御予算次第では池に面したバンガローも借りられる。食事や飲み物を運んでくれるので、相当贅沢に遊べます。

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南国風の雰囲気あって快適

帰りはホテルまでタクシーで450円。市内からの近さに驚く! 釣りが好きな人でタイに行く機会があったらぜひお試しを! 半日あればウデがパンパンになるくらいメコン大ナマズを釣れると思う。その他、コイの仲間やバラマンディ(アカメ)、ピラルクーも居るという。最大サイズは100kgだとか!

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2010年5月 7日 (金)

ラリー開始その3

それにしても暑い! タイは「暑い時期」と「凄く暑い時期」「とんでもなく暑い時期」という三つの季節があるそうな。4月と5月の中旬くらいまで、タイの盛夏である。10時で外気温35度。Tシャツ+短パンで風通しの良い日陰に居たって暑い! なのに毛布のようなレーシングスーツ着てヘルメットと手袋してます。

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SS2でヒットしたドアとタイヤハウス回り。こらお金掛かるぞ!

それだけでも150%熱中症ゲットの状況なのに、SS中は窓を締め切ったまま。加えてエンジンルームやミッション、排気系の熱がそのまんま車内に伝わってくる。サウナみたいなもの。朝から水をタップリ飲んでいるのだけれど、全くトイレに行ってない。アタマちゅらちゅらになったらラリーどころでないため、体調の管理が必要。

SS3とSS4はSS1のリピート。25秒のマージンがあるので少し抑えて走ったら、そんな余裕カマすの、10年早かった。SS3でイッキに10秒も挽回されてしまう。このSS、全長7,67kmと短いけれど、超高速。高速のブラインドコーナーで少しでも気持ちを緩めると、あっという間に差が開いてしまう。

SS3 マリーニ選手 4分58秒  私 5分08秒 終了時点で15秒のリード

SS4は少しプッシュしたら4秒の遅れで済んだ。これで直進安定性良ければも少し踏めるのに……。と考えながらスタートしたSS2のリピートとなる長いSS5の後半で、今度はガッツリとハンドル重くなった! 明らかにパワステのトラブルである。パワステ壊れたら重いの重くないの! WRCでたまに見るシーンです。

SS4 マリーニ選手 4分55秒  私 4分59秒 終了時点で11秒のリード

ワダチで取られるハンドルを抑え込むだけで精一杯! とてもじゃないが攻めるなんて不可能。いや、コースに残っていることすら難しい。むしろSS終わるまでウデの筋肉が持つかどうかだ。いやいやジムに通っていてよかったです。SS終わって一般道に出て交差点を右折しようとしたら、ほとんどチカラが残っていない。

SS5 マリーニ選手 14分28秒  私 14分41秒 終了時点で2秒の負け

もちろんイッキに逆転され2秒遅れ。というかパワステが直らない限り残るSSを走りきることなど不可能。90度のタイトコーナーなんか曲がれないでしょ。何とかSSを走り切れたのは火事場の馬鹿力だったんだと思う。しかもパワステ関係のスペアパーツ、全く持ってきていない。悔しいけど仕方なし。直らなかったらリタイアです。

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2010年5月 6日 (木)

バンコク最新情報(5月6日)

帰りの飛行機が5月9日だからバンコクのホテルで原稿書きをしております。連日昼くらいまで仕事。部屋の掃除の人が来るため、お昼を食べがてら15時くらいまで散策。再度19時くらいまで原稿書きし、近所まで(歩いて5分の範囲に下を見て50軒は食べ物屋がある)晩ご飯を食べに行き、2時間タイマッサージ(900円!)を受ける日々。

本日のお昼はデモ隊に占拠されているサイアムを見てきました。多少の取材ノウハウを持ってますので。結論から書くと、すでに大昼寝大会でございます。バリケードの中は至る所にテントが張られており、何にもすることないため皆さん寝てる。聞けばそろそろ田植えもしなくちゃならないから帰ろうか、考えているそうな。

また占領地域の中には多数の屋台が出ている。食べ物屋さんは当然として、洋服屋さんや雑貨屋さん、何とバンコク土産を売っている屋台も! 夜になるといろんなところから人が来て(バンコク市内の労働者など)、お祭り状態になるんだとか。楽しいというが、さすがに飽きてきたようだ。夜に来る度胸は無し。

タイらしいな、と強く思ったのは占領地域にあるサイアムパラゴンや伊勢丹といった高級デパートの状況。この手のデモ、一般的には建物の破壊や略奪がつきもの。しかし! 建物のダメージは見る限りゼロ。サイアムパラゴンの入り口には数名のガードマンがいるだけで、略奪された形跡も見られず。

もしロックアウトが解除されたら、数日で開店出来そうな感じ。ただ周辺の道路には大量のテントなどあって、掃除に時間掛かると思う。いずれにしろ1ヶ月以上の休業を余儀なくされ、経営的には厳しいかと。ちなみに写真を撮るほどのリスクは侵せませんでしたので文章でご勘弁ください。

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ラリー開始その2

良いタイムの理由を分析してみた。ラリーカーのセッティングは全くアカン状況ながら、タイヤとブレーキの具合が大いによろしい。ヨコハマのA053という新世代の国際ラリー用タイヤを履いているのだが、どんな路面でもコントローラブル。SS1、締まった土から浮き砂利、ふかふかの砂に至るまで路面のデパートみたい。

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マリーニ選手のピレリと勝負だ

どんな路面でも対応できるタイヤじゃないと厳しい。この後、さらに驚くことになるのだけれど、それは後ほど。ブレーキパッドも踏み込んだ時のタッチ&コントロール性が抜群によく、踏み込む量とブレーキ力の立ち上がりもリニア。これで熱ダレと耐久性、リエゾン時の鳴きが問題なければ素晴らしいです。この件も後で。

ということで臨んだSS2。後になって思えば、若干気合いが入っちゃっていたんだと思う。ここで同等のタイムを出せればマリーニ選手もペースアップしなければならず、ミスを誘える可能性大。SS2は全般的に狭く、さらにコーナーとしちゃ直線に近い『7』から上の緩いコーナーばかり。ただ立木や大きな岩がコースのすぐ横にある。

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BRIGのブレーキパッドはオレンジ色

実際、左右のドアミラーがビシバシ当たるほど。コースの曲がり具合だけ注意して走ると、必ず木か岩をヒットすることになるだろう。加えて路面も後半の5kmくらいは深い砂地。滑るの滑らないの! かと言ってスピード落としたら勝負にならない。案の定、14km地点(SS距離は17,55km)で30cmほど外側にふくらんだらドン!

こらサスペンションまでいっちゃったかな、と思うほどの衝撃を受けた。しかし次のコーナーもその次のコーナーも普通に走るでありませんか。そんじゃ、と衝撃は無かったことにし、少しだけペースを落としてゴール! タイムを見たら、ありゃま! マリーニ選手より29秒も早い! 当然ながら何かトラブったんでしょう。

サービスに戻ると、マリーニ選手はフロントタイヤをヒットさせタイロッドを曲げたらしく、明らかにアライメントが狂っている。マリーニ選手ほどの経験を持っていても飛ばすと餌食になるということ。ただ確実にプレッシャーは掛けられているようだ。コチラのタイムを非常に気にしてます。というか私の情報、全く持って無いでしょうから。

SS2 マリーニ選手 15分02秒  私 14分33秒 マリーニ選手に勝ち25秒 

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2010年5月 5日 (水)

ラリー開始その1(5月2日)

いよいよラリー当日でございます。考えてみれば長い道のりだった。昨年の夏くらいに漠然と「せっかくラリー車があるんだからタイのラリーに出てみようか」と考え、いつ断念しても良いくらいの気持ちで少しづつ準備を開始。意外なくらい順調に進んでしまい、あらあらというウチにラリー車をタイに送ることになった。

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インプレッサは少数派なので、ライバルは必ずランエボ

ガラにもなくそんな感慨を持ちながらのセレモニアルスタートである。ロッブリ県のナンバー2がスタートにおいでになっており、丁寧な挨拶をして頂く。訳してもらったら、こんな時期にタイに来てくれて嬉しいとのこと。ウドンサックさんと全く同じことを言われました。立派な生花の首輪まで掛けてもらい恐縮しきり。大歓迎してもらってます。

ロードブックの件といい、ナンバー2に挨拶頂いた件といい、これだけで大満足でしょう。マリーニ選手に「よろしく!」と挨拶し、いよいよSS1のスタートだ! 弱ったことにSS走るの、2008年のWRC以来。加えてサスペンションのOHの際、減衰力を変えただけでなく足回りのアライメントも変更してしまった。

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ぶっとい花輪

文字通りぶっつけ本番で1,4kmのストレートや狭いガレ場のあるSSである。ブレーキパッドも初めて使うBRIGだし、モーテック付けたのにマスターバックを殺していないため、ブレーキのマスターバックが利いたり利かなかったりする可能性大。かといってマリーニ選手にぶっちりられたくないし。こらもうギャンブルか?

いよいよSS1のスタート! 覚悟を決めて全開のまま先の見えないクレストを超えると、あらま! クルマが真っ直ぐ走らないじゃありませんか! 思い出してみたら、初めて乗るラリーカーはみんな同じ。2005年の開幕戦のラリー・オブ・キャンベラのシェイクダウンの時も同じ状況になり、ダニーさんに言うとバッチリ対策してくれた。

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この先の滑りやすい右コーナーは膨らんだらあっという間にドボン!

2005年にAPRCのタイに出たときのラリー車も全く同じ。この時は吉本さんがベストなセッティングを出してくれた。今回は頼りになるエンジニアがおらず、辛抱するのみ。それにして6速全開で左右にチョロチョロするの、めっちゃ怖い。また、ヨーンさんが「本番の時はテープが張ってあるから」と言われたストレートエンドなのに、目印無し。

当然ながらオーバーシュートし、バックギアで戻るハメに。メロメロです! フィニッシュし、マリーニ選手のタイムを見たら、何と4秒しか遅れてない! オーバーシュートしなければイーブンか、もしかして2~3秒勝ってたかも。やはり運転が上手くなってるのか? こらイケるかもしれね~んじゃないの? 

と、スケベ根性出して走り出したSS2が厳しい修行になってしまいました。

SS1 マリーニ選手 5分18秒  私 5分22秒 マリーニ選手+4秒

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2010年5月 4日 (火)

レッキ(5月1日)

朝からレッキに行く。昨年までタイのシリーズに参戦していたのはタイ人だけ。しかし! ウドンサックさんによれば私が参戦を表明したことで、他の国のドライバーも決断出来たのだという。何とWRCジャパンでゼッケン40番だったステファノ・マリーニ選手(イタリア選手権の元チャンピオン)がバリバリのエボ9で出場してます!

こら手強い! というか普通に勝てないでしょう! 私が良いタイムを出せれば焦ってのトラブルやコースオフも可能性あるだろうけれど、お話にならないタイムだったら余裕で逃げ切られてしまう。一方、いつもタイ選手権にエントリーしている人たちは皆さんお金持ち。つまり今回のタイの争乱で厳しい目に遭っている。

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ハッキリ格上の選手です

そんなこんなでタイの選手はミーチャイさん(この人はサイアムパラゴンという一等地のデパート、バンコクペニシュラホテルのオーナー。別格のお金持ちです)だけ。いずれにしろマリーニ選手にどのくらい迫れるかが今回の私のテーマということです。前回のWRCジャパンのPCWRCを除くグループNクラス6位はマグレか?

ちなみに今まで勝負していたニュージーランドのマーレーさんやグリーンさんと格が違う。ここまで読んで「もう言い訳かよ!」みたいな思う人も多いかもしれない(苦笑)。まぁレッキでございます。SS1を見て腰を抜かす。トンでもないことになってるぢゃありませんか! だってスタートして400mでクレスト(先が見えない丘)。

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どこまでもまっつぐざんす

さらに600mで右の緩いコーナー。そこから400m直線なのだ! つまり1,4kmをアクセル全開で走らなくちゃならない! 何km出るんだよおい! こら危ないっす! そこから超狭くてデコボコなコースになり、続いて少しでも膨らんだら運河に落っこちるような場所に出る。当然の如くトリプルコーション!

ゴールは再び600m全開で橋をジャンプし、さらに400mのストレートだって! これまたキッチリ踏んできたらどんだけ飛ぶ? SS2も負けず劣らずアブないコース。狭いだけでなく速度が速い。ほとんどが『7』以上のユルいコーナーなのだ。参考までに書いておくと、日本の道だと2~5くらいのキツさのコーナーがほとんど。

だんだん気が遠くなってきました。私の得意とするフラットでツイスティなコース(インプレッサも同じようなコースを得意とする)ならイタリアチャンプの胸を借りようかとも思ったけど、こらもう超ダメな状況。加えてペースノートが上手に作れず。WRCジャパンで乗ってもらった木原さん、アマチュアと思えないほど優秀。

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忙中閑あり。レッキ中の昼飯を食べたレストラン。素晴らしい雰囲気!

私の弱点は日本語でも右と左の判断が怪しいこと。木原さんは黙って修正してくれるのだ。ヨーンさんは言われた通りに間違えを書くので、ライトとレフトも間違えだらけ。2回目の走行(1回目に書いて2回目でチェックします)でも合わない。今回さらに英語。よって細かいニュアンスが全く伝えられぬ。

もう一つ大きな問題が発覚! 40度近い気温を考え、冷却材を入れるベストを持ってきたのだけれど、そいつを冷やしておくドライアイスがロッブリじゃ入手出来ないという。しかも5月といえばタイで最も暑い時期。海外のドライバーは皆さんアタマがチュラチュラになるという。明日はどうなっちゃうの?

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2010年5月 3日 (月)

ロッブリへ(4月30日)

今日はラリーが開催されるロッブリーまで移動。10時にラリー車の保管をお願いしているタイヤ屋さんに集合の約束だったのだけれど、果たして時間通りにローダーが来てました。時間に正確なのか、と思ったのは後で大きな間違いだったと判明する。ちなみにロッブリまでの距離160km。往復で8千B(約2万4千円)。

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ローダーで運ぶ

タイヤ屋さんを出発してすぐにロッブリに向かう高速道路に乗るのかと思いきや、あえて激しく渋滞している道を選ぶ。何でよ? しかもロッブリと違う方向。すると途中で突如停車。人が降りてどこかに行ってしまった。すぐ戻るだろうとタカをくくっていたら、何と50分待たされました。その後もなぜか遠回り。

普通に行けば2時間掛からないのに4時間も掛かりやがった! ロッブリは案外大きな街である。ひまわりとサルで有名。街中の至る所にサルがいるのだという。サル嫌いとしちゃ恐ろしいことでがんす。幸いラリーのヘッドクォーターになっているホテルは街中から離れているのでサルはおらず。到着後、すぐに必要なメンテを行う。

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といっても基本的に全て日本で準備したのでパッド交換のみ

ちなみに今回のナビは以前ムスコのナビもやってもらった「ヨーンさん」(本名はイッテポンという)。タイじゃ有名でクロスカントリーで青木琢磨選手のナビもやってます。サービスもヨーンさんのチーム(にお願いしました。ギャランティは4人のサービスとガソリンを除く全てを含めて7万B(21万円)。

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400km離れたチェンマイに住んでる

ガソリンは市販だと最高で95オクタンしかなく、インプレッサの要求レベル100に届かないためアブガス(アビエーションガソリン/航空燃料)を使う。100リッターで8500B(2万9千円)。普通アブガスは105オクタンくらいあるけど今回100オクタンとのこと。日本は良質のガソリンが安いってことです。

メンテナンスといっても小沢さんに全部見てもらっているため、日本を出る直前に送っていただいたBRIGのブレーキパットの装着と、ステッカー貼りといった簡単なもの。ステッカーはベストカー有志で作ってくれたものを張りました。夕方に全て終了。そうそう。レッキカーはロッブリでレンタカーを1日借りました。

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光栄でございます

本日一番のサプライズはロードブックの表紙に私のラリーカーが使われていたこと! ウドンサックさんに聞いたら、王様のお見舞いステッカーや、タイ争乱の中、いち早くエントリーを表明してくれたので嬉しかったとのこと。こうやって歓迎して貰えるのが何より有り難いこと。これだけでタイに来た甲斐ありました。

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