送り出し(3月29日)
タイヤ20本とスペアの排気系を載せたトラックと一緒に埠頭の運送会社まで。ここで20フィートコンテナに詰め込み、どんぶらこ海を渡ります。まぁクルマの運送に慣れているのだろう。キズの確認をすることもなく、キーを渡して「はい預かります」。見るからに普通の車両じゃないのに、動かせるか不安にならないのだろうか?
少ないスペアパーツはすべて車内に入ってしまいました
写真を撮っていたらさすがに違う人を連れてきて「運転は普通に出来ますか?」。とりあえず私のラリー車はブレーキもマスターバック付き(アンチラグ効いてるときはマスターバック効果無くなり、50kg近い脚力が必要)。「普通に運転出来ます」と答える。永田は「手続きはこれで終わりですか?」と驚いている。
なるほど「海外にモノを送る」という概念からすれば、簡単に感じるのだろう。あまり知られていないことながら、運送業務は信頼で成り立ってます。例えば禁制品を送ろうとすれば不可能じゃない。完成車輸出なんかほぼフリーパス。運送業者だって十分承知。その分、荷主の信頼性チェックを厳格に行う。
今回は社会的な信用のある知り合いに紹介してもらったし、コチラだって何かインチキしたら社会的な制裁を受けてしまう。だからキーと書類(カルネなど)を渡して「お願いします」で済むのであって、一見さんじゃそうはいきません。そもそも大手の運送会社は信用のない荷主の仕事など引き受けてくれぬ。
そうそう。ショックアブソーバーのオーバーホールをしてから初めて乗ったのだけれど、全然違うクルマになっていた。も少し正確に書くと、買った時とオーバーホール前は全く変わっていない。カタいだけが持ち味なんじゃないか、と思えるガッタガタのショックアブソーバーだったのだ。
なのに! オーバーホールしてもらったら動くようになっている! オーリンズとまではいかないまでも、街中でストロークしており案外快適。これがRSSP本来の味だったのね! となれば今までどうなっていたんだろうか? このショックアブソーバーなら、荒れた道でも踏めそう。開幕戦が楽しみになってきました。
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