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2010年3月31日 (水)

私鉄ワースト1(3月30日)

9時から新宿でインタビュー。本来なら上石神井駅から西武線の急行/準急で18分のハズなんだけど、朝は超ノロノロ走行だったりする。駅に止まらないだけの「急行」で遅いの何の! 本日25分掛かりました。ノロノロ走るので踏み切りだって開かない。かといって立体交差も作らず。西武新宿線って世界ワースト1の鉄道かと。

安いかのと言えば、そんなこと無し! ほぼ同じ距離のJR(中野~西荻窪)は150円。西武線の新井薬師~上井草だと170円です。乗車率も高い。儲かってると思う。国交省と癒着しているのだろう。救急車や消防車を延々と待たせてるんだから不思議。ちなみに東京で最も社会性高いのは東急東横線です。

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長いときは20分も開かない! 死ぬぞ!

インタビュー終了後、ヨドバシカメラとビックカメラでラリー車に積むカメラを探す。WRCやアジパシは権利が厳しく動画を公開できません。タイ選手権なら全く問題なし。主催者のウドンサックさんも「どんどん紹介してください」。されど帯に短したすきに長し。やっぱし軽くて扱いが簡単じゃないとアカンです。

JVCの『ピクシオ』とソニーの『ブロギー』くらいしかない。前者は画質の評価が。後者は画角がイマイチ狭い。じゃなければフロントガラスにベッタリと固定できるタイプのドライブレコーダーか? 画質良く使い勝手も良いJAFの『ドラドラ』は、グラベル走ると揺れちゃうのだ。まだ少し時間があるので検討してみたい。

お昼から原稿書き。とりあえず1日スケジュールを先行できている。明日もこの先行を伸ばしていきたい。

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2010年3月30日 (火)

送り出し(3月29日)

タイヤ20本とスペアの排気系を載せたトラックと一緒に埠頭の運送会社まで。ここで20フィートコンテナに詰め込み、どんぶらこ海を渡ります。まぁクルマの運送に慣れているのだろう。キズの確認をすることもなく、キーを渡して「はい預かります」。見るからに普通の車両じゃないのに、動かせるか不安にならないのだろうか?

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少ないスペアパーツはすべて車内に入ってしまいました

写真を撮っていたらさすがに違う人を連れてきて「運転は普通に出来ますか?」。とりあえず私のラリー車はブレーキもマスターバック付き(アンチラグ効いてるときはマスターバック効果無くなり、50kg近い脚力が必要)。「普通に運転出来ます」と答える。永田は「手続きはこれで終わりですか?」と驚いている。

なるほど「海外にモノを送る」という概念からすれば、簡単に感じるのだろう。あまり知られていないことながら、運送業務は信頼で成り立ってます。例えば禁制品を送ろうとすれば不可能じゃない。完成車輸出なんかほぼフリーパス。運送業者だって十分承知。その分、荷主の信頼性チェックを厳格に行う。

今回は社会的な信用のある知り合いに紹介してもらったし、コチラだって何かインチキしたら社会的な制裁を受けてしまう。だからキーと書類(カルネなど)を渡して「お願いします」で済むのであって、一見さんじゃそうはいきません。そもそも大手の運送会社は信用のない荷主の仕事など引き受けてくれぬ。

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そうそう。ショックアブソーバーのオーバーホールをしてから初めて乗ったのだけれど、全然違うクルマになっていた。も少し正確に書くと、買った時とオーバーホール前は全く変わっていない。カタいだけが持ち味なんじゃないか、と思えるガッタガタのショックアブソーバーだったのだ。

なのに! オーバーホールしてもらったら動くようになっている! オーリンズとまではいかないまでも、街中でストロークしており案外快適。これがRSSP本来の味だったのね! となれば今までどうなっていたんだろうか? このショックアブソーバーなら、荒れた道でも踏めそう。開幕戦が楽しみになってきました。 

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2010年3月29日 (月)

ステッカー貼り(3月28日)

いつもラリーのサービスクルーを手伝ってもらっている植草君がタイ語のステッカーを作ってくれたので貼る。ちなみに植草君は『COLOR KOUGEI』というブランドでステッカーや看板を作ってます。本職なのだ。今回も見たことのないタイ語のステッカーを1枚のFAXだけで見事に準備してくれました。

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まだステッカー貼れるスペースが残ってます‥‥

なんでピンクなのか? これまで王様の色は黄色だったのだけれど、昨今の争乱で赤と黄色をテーマカラーにした陣営が激突。以来、王様はピンクになりました。もう少し大きくしようかとも考えたものの、まぁこのくらいのサイズの方が奥ゆかしいかと。タイのラリー選手権は横側にゼッケンを付けなくてもいい。

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気泡も入らず上手に貼れました

反対側は上の写真の感じ。「タイ国王様のご健勝をお祈りします」と書いてあるらしいのだけれど(というオーダーで文面を考えて貰いました)、そのステッカーの上側に貼っていいものが大いに迷う。この場所はタイに行ってから考えたいと思います。私は現地主義なので、コ・ドライバーもタイ人にお願いしました。

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これだけ食べると堪能できますね~!

終了後、中野へ。こう寒いと歩いている人も少なく。15時くらいまではヒジョウに厳しい状況。されど夕方くらいから急速に持ち直し、何とか採算ベースに乗りました。写真は本日の『うなぎ天国』。このところ大柄で身の厚いうなぎが多く、良質の脂が乗っていて美味しいです。その分、仕入れも高いので泣。

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グループNのラリー車は全て合法じゃないと出場できない

上は移動中に出会ったバイク。よ~く見るとバックミラーが付いていない。全く後ろを見てないと言うことですね。私なんぞ自転車に乗っていてもバックミラー欲しいのに‥‥。いつの間にか日本の車両運送法はどんな改造でもOKになったらしい。こんなのと事故を起こしたら迷惑です。

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2010年3月28日 (日)

ナウなヤング(3月27日)

そのムカシに「ナウなヤングのグーなフィーリング」という流行言葉があった。冷静に考えてみればチョ~コッパズカシイっす! 冗談にしか思えぬ。当時、これをマジメに使っている人もいたし、雑誌のタイトルにもなったりしていた。私は全く馴染めず、カンペキに無視しましたね。

ツイッターという新しいコミュニケーションツールを試しているのだけれど、どうしても馴染めないのが「××××なう」という表現。この件、ツイッターで書いたら雰囲気悪くなってしまいました。されどブログを読んでいる人なら共感してもらえるんじゃなかろうか。「ナウなヤング‥‥」と同じ流れですな。

知らない人が使っているなら気にならないものの、知ってる人だとウナッてしまう。番頭の宮本君もツイッターで「××××なう」やってましたね! 「なう」を使うと流行に乗ってる感があるのかもしれません。アメリカで使われ始めたコトバをそのまま使ってるだけでなく、そいつをひらがなにしちゃってるあたりがスンゴイ。

興味深いことにツイッターを見ていても「なう」を使う人と使わない人は明確に別れる。使わない人って、私と同じく強い抵抗感があるんだと思う。新しいコトバには、残るものと陳腐になるものがある。私は残りそうなら使い、消えていくモノは使わない、と決めている。決めるの、自分の感性ですけどね。

夕方、勝股兄に頼まれたGPSプロッターを代々木の専門店まで買いに行く。何を隠そう私も欲しかったのでございます。GPSプロッターを持っていれば、乗り物に乗っているときの速度がリアルタイムで解る。特にGPSの付いていない試乗艇に乗るときは(新型艇は90%付いてない)、いつも大雑把な速度しかワカランです。

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防水でございます

また、GPSプロッターを持って釣り船に乗ればポイントの座標をチェック可能。特にタイや根魚釣りの場合、場所がイノチ。場所さえ解っていれば、自分のフネで釣りに行けますから。購入したのは並行輸入モノのガーミン『eTrex H』。1万5750円なり。座標だけでなく、速度や標高まで解る。自分用にもぜひ欲しいと思いましたね!

普天間の問題で政治やメディアは国が割れるような大騒ぎしているけど、アメリカの基地でしょ? こういった騒動を見ると「日本は植民地なのかよ」と思う。アメリカじゃ全くニュースになってませんから。こんな時に大森実さんの意見が聞いてみたかったです。「××××なう」の国だから仕方ない?

PS●右リアキャリパー、プレゼントしていただけることになりました。超嬉しゅうございます。ありがとうございます。

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2010年3月27日 (土)

大森実さんの訃報(3月26日)

大森実(おおもり・みのる)さんという偉大なジャーナリストが亡くなった。享年88歳。大往生と行ってよろしかろう。大森さんは毎日新聞在籍中、特派員としてベトナム戦争に行き、精力的に活動。ボーン国際記者賞も受賞してます。しかしアメリカにとって厳しい内容になったためライシャワー駐日大使から非難され、結果的に退社。

第一線を勇退されてから南カリフォルニアのラグナビーチに居を移し、アメリカから見た日本をテーマに活動されていた。フリーランスになって1年目のこと(25年前です)。ベストカーガイド編集部員時代の上司であった正岡局長は、私にとって初めてとなるアメリカ取材の際、大森さんを紹介してくれたのである。

正岡局長は週刊現代の編集長時代に大森さんと一緒に仕事をしており、強い信頼関係にあったという(大森さんに聞きました)。ラグナビーチを訪ねると、なぜか大森さんは私のことを気に入って頂いたらしく、短い期間だったものの多くのことを教えてくれた。今になって思えば、大森さん63歳。円熟の時を迎えていたののだろう。

大森さんが話すことは全て新鮮で、かつ強い示唆に富み、インパクトもあった。特にアメリカに嫌われ退社を迫られたのに、なぜアメリカで余生を過ごす決断をしたのか、といったあたりの話を聞いたときは、アメリカの奥行きの深さに感嘆したのを昨日のことのように思い出す。夢のような日々でした。

現在私がアメリカのことを大きく間違えることなく評価できるのは100%大森さんのおかげだと認識している。加えて「ジャーナリストとは何か?」をゼロから教えて貰ったと思う。あの『集中講座』を受けていなければ、おそらく今ごろ「ポルシェ凄い! ベンツたいしたもんだ!」みたいなヒョウロウンカになっていたことだろう。

ベトナム戦争を見た大森さんが語るアメリカの魅力はホントに説得力あった。大森さんは今でも私の仕事のスタンスの基本になっている。迷った時は大森さんのことを考えるほど。奥様と過ごされたラグナビーチの自宅は素晴らしいロケーションでした。偉大なる大先輩である大森実さんのご冥福をお祈りします。

本当にありがとうございました。

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2010年3月26日 (金)

青年よ大志を抱け(3月25日)

夕方、ある編集部で企画の打ち合わ中、回生制動についての内容になったら中堅(10年選手です)の編集部員と話が噛み合わない。もしや、と思い「回生制動は知ってるよね?」と聞いたら「知ってます」。じゃナニを使ってるかと問うと「ブレーキで出た熱を電気に変えて‥‥」。ずっこけました。

実際、同業者を見ても「回生制動を理解していないな」と思うケースが多い。プリウスの回生ブレーキは減速Gの大きさでコントロールしているとカン違いしている人もいれば(日産は減速Gの大きさです)、回生量を自由に設定できると考えている人もいる。いや、回生制動に限らず、バッテリーの知識だって怪しい。

さて。ツイッターでも書いたのだけれど、自転車の辛口なバイヤーズガイドってあまり見たことありません。カタログ記事ならたくさんあるのだけれど、長短解らず。 ミニコミの世界に慣れた世代だと「自転車屋に行って聞け」というが、こらもうタイヤ選びを「タイヤ屋さんに行って聞け」というのと同じ。

ECOだし健康のため自転車に乗ろうか、と考え始めた30歳代後半以上の人からすればミニコミのバイヤーズガイドは指針にならない。おそらくカルチャーギャップなんだと思う。確かに回生制動も「ブレーキを熱に‥‥」という理解だって実用上問題ないです。自転車屋さんにすすめられて買った自転車も悪くはないだろう。

これを言い出すと、食事や洋服も同じ。考えようによっちゃ、そこそこで満足出来る人の方が幸せかも知れませんな。エベレストを見ないようにすれば、仲間が登ったことのない近所の山の頂点に立てばミニコミのなかでの大将になれます。されど富士山を知ってしまうと、小さい山に登ってエバッてるの、滑稽なこと。

これが幕末の混乱の本質である。「井の中の蛙」が幸せだと考えると人は、宇宙に行きたいという気持ちが理解できないと思う。興味深いことに古今東西を見ても「後者は前者を相手にしたくない」と考えてます。なのに前者は後者の足を引っ張る。おそらく本能的な「負け」を感じるのだろう。

救いは、歴史的に後者の考え方をする人が勝ってきたこと。「青年よ大志を抱け」の精神でございます。といった考え方の編集長と共感し、解っていそうで解らない「新しいクルマの技術」の解説を行う連載を来月から開始しようということになりました。初回は「回生制動ってナニ?」でございます。

追伸●GDB用の右リアのブレーキキャリパー(15インチホイール用。写真)を持っている方がいましたら譲っていただけませんか? オークションなど探してみたモノの、今のところ見つからず。

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このキャリパーでございます。

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2010年3月25日 (木)

寒いぞ!(3月24日)

彼岸も過ぎたってのに何でこんな寒いの! 朝から叔母の件で中野区の地域包括センターというトコロに行く。今や高齢者問題は避けられない状況。話を聴き、改めて高齢者が大きな社会問題となっていることをシジジミ感じました。読者諸兄も必ず直面する問題かと。「人世の最終コーナー」が参考になれば嬉しい。

昼は知人の大学のセンセイが卒業生を連れてうなぎを食べに来てくれた。わがままな松下センセがオーダーした2段うなぎ重を卒業生に食べさせたいのだという。もちろん自腹。領収書も不要という太っ腹です。こういうセンセイに教えてもらった学生は幸せだと思う。僭越ながら社会についてレクチャーさせていただく。

ベストカー編集部に寄って勝股兄と出漁計画について打ち合わせしていたらコーケツ女史が岐阜のお土産を持って来たので、晩ご飯のご相伴に預かる。ひとしきり岩崎弥太郎の話で盛り上がりました。くどいようだけれど、今まで三菱の人も坂本龍馬ゆかりの会社だということを知らなかった。NHKのドラマで広く知られるようになると思う。

TOPで書いた通り、そう遠くない将来、日本は「家」みたいなポジショニングになると思う。能力ある企業や人は海外で稼ぎ、日本にお金を持って帰ってくる。内需は扶養家族みたいなもの。稼ぎ手が家に帰ってきても居心地悪ければ「違う家」に行ったきりになってしまうかもしれません。

考えて欲しい。疲れて家に帰ったら、一生懸命働いて得た給料を金銭感覚ゼロのヨメさんが(政治家)、グレたコドモに(役人)タップリ小遣いやり、3日で使わなくなる健康機具買い込み(ムダな公共投資)、それでいて美味しい晩飯一つ作らない、って感じ。権利はキッチリ主張しやがる。

坂本龍馬の面白さは、幕末にそういった社会のシステムの問題点を考えていたことだと思う。鎖国を続け、世界の流れから置いて行かれた徳川幕府の末期と現在はよ~く似てます。次の世代を育てることのみが我が国を救うと考えます。

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2010年3月24日 (水)

パーツの積み込み(3月23日)

帰国しているムスメに「行きたいところはあるか?」と聞いたら「佐野のアウトレット」というので、朝からお出かけしてみました。高速燃費のチェックを兼ねてインサイトで行く。平均90km+αくらいの巡航ペースだと24,7km/L。帰りもほぼ同じ。プリウスと同じくらいだと考えていいと思う。やっぱしクルコン欲しいなぁ。

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彼岸を過ぎたのに寒い!

1時間くらいでアウトレットは飽きちゃったため、ヨメとムスメを置いて佐野市街までラーメンを食べに行く。佐野のラーメンと言っても様々な種類があるのだけれど、個人的にはサッパリした味付け&竹で打つ縮れ麺を好む。お土産にするならつるりの「早ゆでコルト45秒」なんか最高ですね。

帰宅すると永田がラリーカーにパーツを積み込んでいた。といっても新品はホンのわずか。フロントのブレーキローター1セットと(中古は前後1セットづつ)、パッド、左ドアミラーくらい。フロントハブもドライブシャフト1台分も少量のアーム類も全て中古品である。私の目論見だとちょうど使い切る感じ。

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これにリアのブレーキキャリパーを加えれば文句なし!

ちなみにパーツの積み込みはカルネ(海外で使う免税手続き。1年間有効)に記載したリストを見ながら行う。持っていったモノは全て持ち帰るという約束です。油脂類などの消耗品についちゃカルネの適用外になるので、現地で入手。4月5日に出港し、4月中旬にタイのレムチャバン港に到着。

先日書いた通り、折しもソンクラーン(水掛け祭り)の休み中。通関が少し心配です。以前タイのラリーに監督で出ていた時に、ちょうどソンクラーンと重なった。その時の参戦レポートがあったのでリンクしておきます。今読んでも凄い戦いで御座いました。晩ご飯食べに行くのに心臓マヒの危機であるから。

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永田に「笑え!」というと必ずこの顔

永田の晩ご飯は冷凍保存していたうなぎ。先日来、冷凍したらどんなモンだか試しているのだけれど、なかなかイケる感じ。永田に聞いてみたら「美味しいです!」。もちろんお店で出せるレベルじゃないけれど(身割れするのですぐ解る)、利用価値ありそう。おにぎりに入れても面白いか?

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2010年3月23日 (火)

サンキャット22(3月22日)

昼からマリーナへ行って日産サンキャット22の試乗。サンキャット26に続くカタマラン(双胴艇)のシリーズである。停船している時の左右の安定性がモノハル(普通の船型)より良く、走行抵抗少ないため燃費良いという特徴を持つ。特に環境の時代を迎え、後者は非常に大きな強みになると考えます。

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「センターコンソーラー」と呼ばれるタイプ

なのになのに! 日産マリーンはあまり意識していないようで、22フィートのフネに135馬力という大出力のエンジンを組み合わせてきた。燃費を聞くと「おそらく1時間あたり25Lくらいだと思います」。私が以前乗っていたサンクルーズ22で115馬力。18ノット巡航なら20L/1hだった。それより絶対良いハズ。

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ボディに対してエンジンがデガい!

90馬力くらいの船外機を搭載し(最高速は28ノット出れば十分)、徹底的に燃費を追求したらいい。20ノット巡航で20L/1hを切れれば相当燃費良いフネだと言える。というか、そのくらいのポテンシャルを持ってると思う。日産のカタマランにはぜひとも新しい切り口を見せて欲しいです。

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このエンジンなら34ノットくらい出るそうな

終了後、シーバス釣りにでも行こうと思ったら、超ツベタイ北東風。それほど強い風じゃないものの、骨の髄から冷える感じ。吹きっさらしのセンターコンソーラーで1時間くらい海の上にいたこともあり、躊躇モード。マリーナで古い知人にバッタリ会ったので、レインボーブリッジ&台場コースなど。

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2010年3月22日 (月)

タイヤ組む(3月21日)

朝からラリー車の準備。まず御近所にお住まいのラリーストである名越さんのガレージでタイヤを組ませて頂く。学生時代にガソリンスタンドでバイトしていた時から30年間ブランクあったものの、1本教えてもらったらすっかり思い出しました。チェンジャーさえあればタイヤ組むことなんぞ簡単でございます。

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ラリータイヤはバランス取らないのが普通

持って帰ってタイヤ交換など。『LUCK』の勝田さんは「交換した方がいい」。”主治医”である小沢さんは「まだ大丈夫」と行っている右側のリアブレーキキャリパーだが、チェックしてみたら「交換しとけばよかったか?」。もちろん小沢さんだって私に予算あれば交換したかったと思います。

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フルードのパイプのあたりが相当怪しっす

ちょいと「中身」が露出し始めている感じ。ドライ路面なら問題ないだろうけど、マッドになったらジャリで引っ掻いてブレーキフルード漏っちゃうかも。とりあえず開幕戦はこのまま走り、2戦目の前に日本からキャリパー持っていって(オークションで中古を探せば出てくるでしょう)交換したい。

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グラベル走るのがもったいない感じ

グラベルラリーと言えばタフなエンケイ! ということで、ホイールはエンケイを購入しました。カッコいいですね! 15インチと思えないほど存在感あるし。傷だらけになっちゃうのがもったいないくらいです。なんせ今まで新品のホイールなんか履いたこと無い。もちろん中古を探したんだけど見つかりませんでした。

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バッテリーは信頼性重視で

さらにバッテリー交換。高温時にエンストすると、安いバッテリーだと大いに心配。そこでバスケスの『ブライトスター』を選ぶ。コストパフォーマンスとしちゃ抜群だと思う。しかもここのバッテリー、掴むハンドルが付いてるのでバッテリー交換が楽。残るはワイパー交換だけになりました。

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ステッカー貼るとどんな感じになるか?

とうことで整備は完了! 最後にステッカー貼ってスペアパーツ(といってもホンのわずか。室内に入るくらいです)積んで港に持っていけば終了。名越さんに「エアコン付けちゃえば?」と言われたけど、確かに20kgくらいの重量増で済むならリーズナブルだったかもしれません。

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2010年3月21日 (日)

やっぱ計測しちゃアカン(3月20日)

ワシントン条約によるクロマグロの禁輸措置を回避したということで、農水省は大手柄を挙げたと大宣伝を繰り返している。計画の緻密さや遂行能力についてベタ誉めのメディアさえあるから驚く。こんな問題をチカラづくで押さえ込んで大喜びしてもしょうがないでしょ。相手側はダメモト戦略なんだから。

欧州諸国は第一線級の人員&予算、コネクションなんか投入してないってことです。一方、日本側は人の数も予算も圧倒的。むしろ勝ったから「ザマミロ!」という今のような態度じゃなく「幸い輸入は継続できるようになったけれど、卵から養殖できる方法を研究したい」くらい言やいいのに!

そんなことを考えつつ本日はラリー車の準備。ついに送り出す日まで決まったので、まずステッカー剥がし。いよいよ植草君の力作である『がんばれ夕張』カラーもお別れでございます。品質の高い素材を使ってあったのか、色あせもせず、剥がすのも簡単。ノリが全く残らないのだった。

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スポンサーいないかなぁ~

タイで走らせるボディには『タイ国国王の末永いご健勝をお祈りします』という大きなステッカーを貼ります。現在、デモなどが行われているタイながら、4月13日より「ソンクラーン」というお祭り(水掛け祭り)が始まる。ソンクラーンの魅力に勝てるタイ人など居ない! みんなお祭りに突入し、デモなど忘れるだろう。

夕方から自転車で中野へ。行きはタイム計測しなかったものの、やはり頑張ってしまう。だったら帰りは「参考タイム」としましょうと計ってみたら、強い風の中、全開モードになってしまった。ヘロヘロでございます。帰宅すると毎年スキー修行に行っていた荒澤大兄からメールが‥‥。

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自転車はリスクをはらんでいますので、くれぐれもご用心を。
街中で時速20km/hを超えると自転車ではなくなります。
自転車は急に止まれない。
自転車は突然転倒する。
自転車は凶器となる。

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至極ごもっとも。反省します

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2010年3月20日 (土)

勲章を頂きました(3月19日)

私は「解っている読者の方」からキッチリと評価して頂いた時が一番嬉しいです。以下、一昨日の日記に対するコメントでございます。

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プリウスブレーキ問題での本質解明への実行力とその後の見解に、全て共感と敬意を表します。札幌在住で昨夏から新プリウスを乗って、この異常挙動に何度も凍結路面で遭遇体験した者です。昨年12月中旬から一部のブログや掲示板にも書いて、同経験らの方々と確認と危険性を述べ合いながらトヨタにもアピールし、今に至っています。

なんと言っても、国沢さんの疑問共感→公開実験→事実分析→歯切れ良く正確な新プリウス固有の異常挙動内容の本質指摘に、私を含め多くの今回のブレーキ抜け体験者や危険性指摘者(本当のトヨタファン)らが溜飲を下げたことでしょう。

学者・技術者・IT権威者風のブログや投稿記事にも体験はもとよりトヨタが出してきたデータの本質を分析しないで、自分達の先入感による甘いミスリード投稿が目立ちます(中には少ないですが、そうなった原因を丁寧に掘り下げた技術通の方の納得させられる記事も見られます)。

国沢さまおっしゃる業界誌にも、相変わらず、ひどい記事が多いですね! 「アメリカのペダル事件は設計ミスだが、プリウスのABSクレームは言いがかりだ」と、自称専門家が座談している雑誌の一部にいたっては、開 いた口がふさがりません。

トヨタの出したデータ読みも本当に業界の方だったら、科学的に読んで(例えば、データライン‥‥。低G踏力ブレーキ時のABS作動後の 油圧ブレーキ力の立ち上がりの低さ‥‥。0,06秒の差の部分だけに目が行く愚かさ)勉強して欲しいですね。<以下、素晴らしい御意見が続きます。興味ある方はコチラを御覧下さい>

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以前も書いたかもしれないけれど、私の見果てぬ夢は、一人で細々と作っているWebサイトながら自動車ギョウカイに起きていることを先んじて紹介することである。自動車関連の新聞記事やTVニュースになるようなネタは全て「ああそれね! 国沢のWebで見たよ」となりたい。

本日、千葉県警から「昨年7月に発生した追突時期はブレーキのトラブルと無関係」と発表があった。『EDR』を分析したそうな。この事故、最初から「無関係」と書いてきたし、EDRも数日前に紹介したので、私のWebサイトを御覧頂いていた方なら「そうなんだ」と解って頂けたろう。

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喜んで頂けたようで良かったっす!

そんなことを考えつつ夕方からうなぎ屋の若旦那に変身す。写真は名古屋から東京に出張の折、食べに来て頂いた方であります。大喰いだと言ったら叔母が大笑いしながら重箱を持って行った。出てきたのがコレ! 鰻重を4分の3ほど食べた後、うなぎも容赦なく埋めたらゴハンしか見えない状態に。

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2010年3月19日 (金)

笑いながら倒れる(3月18日)

ニンゲン、一番面白くないのは「変化のない日々を過ごす」だと思う。だからこそ禁固刑になった人も、ほぼ例外なく懲役するのだという。自動車業界はカンペキに閉塞状態。動き回っていないと窒息するサメのような私にとっちゃヒジョウに厳しい。次々と新しいニュースが出てきていた時代が懐かしいです。

もう一つ。どんな人でも「最悪の時を考えて準備をしておく」という考え方を持っていると思う。幸い、今までそういった状況に遭遇したことがありませんでした。されど昨今の状況を見ていると(特に多くの荷物を背負った自分に言い聞かせている)、今が最悪の時なんじゃないかと。

ノーテンファイラーな議員と一緒になりたくないけれど、ここは「倒れるとしても前のめりに倒れたい」という坂本龍馬を見習いたい。まぁ私の場合、倒れても本当の意味での「終わり」じゃないという甘さがあるけれど、逆にそうなったらブログなんか書いていられませんからね。「倒れるとしても笑いながら倒れたい」です。

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開幕戦は猿の街で有名な『ロッブリー』

といこうことで今年はタイのラリー選手権に出ることにした次第。昨日まで迷っていたけど、準備が滞りなく完了しちゃったのである。これまでは参戦に持ち込むまで多くの障害をクリアしなければならなかった。大いなる努力や無理も必要。もちろん今回もハードルは多かったです。

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キビシイ修行になりそうなのは「暑さ」だけ?

なのになのに。困った時に多くの人からお手伝い頂いたのでありました。例えば2010年のレギュレーションに合わせるためのコンピュターなど、助けて貰わなければ無理。タイの坂本さん(今は日本ですけど)の紹介でラリーカーの運送はスムースに進行中。モンスター田嶋さんも素晴らしい人を紹介してくれました。

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タイヤも到着。ヨコハマのA053&A031です

永田も想像以上に良い仕事をした結果(こういった準備、得意だということが判明)、気がついたらラリーカーを送り出せる準備が整ってしまったのである。もちろん持って行けるパーツなどは必要最小限ながら、逆に「最低必要な準備」は整備を含め全て出来た。お金の問題のみ除きます。しくしく。

これでラリーについちゃ「倒れるときでも笑いながら‥‥」。こうなればタイで有名になってやる! 

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2010年3月18日 (木)

新装アクティブビークル(3月17日)

昨年までステーションワゴンやミニバンでお馴染みだった『アクティブビークル』がリニュアルしてハイブリッド車やEVの専門誌に。リニュアル1号目でプリウスのブレーキ抜けについて城市兄と対談してます。それにしてもこのギョウカイ、体験していないのに未だウソ情報書いてる人が居て驚く。

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これから注目される分野だと思う

さてさて。どうしようもないコンペオヤジでございます。自転車で中野までの時間を計りだしたら、気合い入っちゃっている。別に急ぐワケじゃないのでユックリ楽しめばいいのだけれど、ストップウォッチを動かしたらアカン。休むどころか、可能な限りの速いペースで走ってたりして。こらもう「サガ」なんだろう。

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良い自転車だとさっすが速い!

練馬から中野まで18分17秒。平均速度にして24,7km/hとなった。練馬から中野は若干下り傾向らしく、ママチャリでも1分くらい違う。ちなみに帰りはユックリ走ろうと思ったけれど「参考までに時間を計ろう」がイケませんでした。またしても息が切れるほど漕ぎまくり。徹底的にバカです。

帰りは所要時間19分17秒。前回よりイッキに34秒も縮まった。フトモモはパンパンですけどね。まぁ行き18分。帰り19分くらいのペースで走ればラリーのトレーニングにもなると思う。ちょうど長いSS一本分くらいの負荷でしょう。近々、ペダルのビンディングと明るいライト、ヘルメットを買わなくちゃ。

ただ速度上がってくると、けっこうアブないのね。車道と歩道の区別のない道なんか自転車ってプリウスより静か。目の前を平気で横切ってきたり、右に寄っていった自転車が急に左に曲がってきたり。加えてタイヤ細いのでブレーキ効かない。30km/hくらい出してると、すぐ止まれませんぜ。

最近13時くらいまで家で原稿書き。14時から中野で原稿書きの日々。中野に行くと寝転がる場所ないので、案外仕事進みます。

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2010年3月17日 (水)

ラリーの準備進む(3月16日)

3月下旬にラリーカーをタイに向けて送り出さなければならぬ。出るかどうか迷いつつだったこともあり、ノンビリと準備をすすめていたのだけれど、ここにきてケツカッチンという状況。「まき」で手配などしてます。今年は「ラリーに出てみたい」という人の参考になるべく掛かった費用をキッチリ紹介していきたい。

ということで今までに行った準備は‥‥。

1)2008年のWRCジャパンに出場したままだったため、1シーズン参戦出来るよう、山梨の小沢さんに大メインテナンスをお願いしました。たくさんオマケしてもらって61万円。山梨県長坂までの往復費用を含む。

2)ショックアブソーバーは名古屋の『LUCK』でオーバーホール。勝田さんによれば「とりあえず問題ありませんでした」とのこと。これでタイの4戦を走り切る算段です。往復の移動費を含め20万円。

3)ブレーキパッドは『BRIG』ブランドで有名なブロンコバスターの丸山さんが「タイのチャンピオンを狙うのなら」と提供していただけることになった。素晴らしい実績のあるパッドなので身に余る光栄でございます!

4)開幕戦に出場するための飛行機代が無いため、貯めていたANAのマイレージで。もっちろんエコノミークラスです。

5)現地の監督はモンスター田嶋さんから紹介頂いた石井潔兄に引き受けて頂いた。予算無いので十分なお礼は出来ませんですけど‥‥、と恐縮すると「そんなモンいらん!」。私にゃもったいないくらいのベテランでございます。

6)コ・ドライバーもタイじゃトップクラスの実績を持つ「ヨーンさん」に頼んだ。サービスクルー4人、機材、移動費、ホテル代、食材込みで7万バーツ(1バーツ3円として21万円)とのこと。

7)ステッカーだけれど『頑張れ夕張』の代わりに『タイ国王様の末永いご健勝を祈念いたします』と貼る予定。その横に日の丸。そして協力頂いた会社のステッカーを貼ります。やはりタイで走るからにゃ現地の人が歓迎してくれるようにしたい。

8)カルネは永田が手続きし、17日に交付。タイの坂本さん(今は日本に居ます)に紹介して頂き、タイまでの運送の手続きも終了。往復約50万円であります。

残るはホイールと、フロントのスペアディスクの用意、そしてバッテリー交換のみ。これでボクスターが売れれば100%準備完了なんですけどね~。

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2010年3月16日 (火)

ベンツE350CDI(3月15日)

早起きしてベンツE350CDIの試乗会が行われている大磯プリンスヘ。気のせいか、最近ずっと渋滞少なめ。有り難いです。ディーゼルのクリーン化技術としてはすでに大型トラックのポスト新長期車で普及している尿素水を後処理に使うというもの。触媒より技術的な難易度からすれば低い。

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試乗レポートはベストカー3月26日売り号で

驚いたのが「ユーロ6/BIN5/ポスト新長期をクリアしたディーゼルのATは世界初!」と強くアピールしてること。エクストレイルにゃATが無いのでその通りなんだけれど、そんなこと自慢しなければならないなんてベンツも厳しい? ちなみに日本のメーカーは基本的に「尿素水を使ったら技術的な敗北」と考えてます。

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オヤジ写真の王道。いつもの南かおりさん

終了後、夕方のニュースのコメント撮りで台場のフジTV。プリウスの暴走オヤジと、1800ドル貰って暴走させた南イリノイ大学のオタンコ教授の実験の印象など。ここにきてトヨタ有利の状況が多数出てきた。こんな事案がもう1~2例出てきたならば世の中の流れはイッキにトヨタ優勢になると思う。

続いて中野。今日はタイの坂本さん(日本に住んでます)ご一行様が来店。昨日釣ってきたフッコの刺身と潮汁を。刺身は昨日より美味しくなっている。やっぱりフッコのような白身のサカナなら1日寝かした方がいい感じ。落としたては硬いだけです。サバとかなら絶対その日ですけどね。

夜も取材あったりして中野と自宅を往復。さらに22時過ぎに中野から帰ろうとしたら、叔母の「晩ご飯食べたい」と言われ、付き合う。帰宅すると日付変更線ギリギリ。原稿、書けませんでした。しくしく。

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2010年3月15日 (月)

自転車決定!(3月14日)

午前中原稿書き。一旦ムスメと店に寄って外にカンバンを出し、久しぶりの夢の島マリーナへ。名古屋の知人が自転車を持ってきてくれるのであります。1時間ほど早着したので、お約束通りフネ出す。とりあえず東京灯標でも行って100円ジグ投げて気張らししましょう、という作戦。

するとどうよ! 本日も1投目に55cmを少し超えるシーバスをヒット! PEの1号でこのサイズ掛けると、ドラッグ出たりしてまぁまぁ楽しめます。最後は浮いて来ちゃうんですけどね(イナダは最後まで下に潜ろうとする)。ただ3回くらい流すも2匹目が釣れず。時間オーバーになったので帰港。

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レッグスペースも広くて苦しゅうない!

自転車を持ってきてくれた知人は『のってこ』という最近流行のライドシェアの人気モノ。なんたってドライバーランキング3位ですから! サンバーなれど、リアシートはレカロ。オーディオもマッキントッシュ付いてる私のサンバーに負けていない。ちなみにライドシェア、なかなか興味深いです。ベストカー次号の達人コラムで。

自転車、年式こそ2004年と新しくないものの、室内保管で何よりほとんど乗っていない。モデルはスコットの『ロードスターS2』。7005高力引き抜きアルミを使ったフレームを使っており、重量9,8kgと10kgを切ってます。今まで検討していたモデルより1kgも軽いのだった。

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ほとんど新品!

果たして中野から練馬まで乗ってみたら軽いの何の! ペダルが普通のタイプなので引っ張るチカラを使えない状態ながら、目標だった20分切りをあっけなく達成! 19分51秒でございました。ビンディングペダル(シューズを固定できるタイプ)に交換すれば、さらに平均速度上がると思う。

とりあえず大満足でございます。s308stiさん、ゆっくりお礼しますね。とりあえず4月4日は花見に行きましょう!

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2010年3月14日 (日)

やっぱし寂しいです

あまり見たことないかもしれないけど、ワンコ用のクルマ椅子でございます。寸法を送るとフルオーダーで作ってくれる。後ろ足の機能低下は案外多いらしい。立てないワンコでもクルマ椅子に乗せると再び散歩を楽しめるようになるのだった。価格も高くない。3万円前後というイメージ。

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普通は散歩の時だけ使うらしいが、ウチのワンコときたら大喜び。家の中でもクルマ椅子に乗りたがる。バックだって自由自在。たまに障害物を踏んでひっくり返ることもあったけど、カンペキ乗りこなしてましたね。しかし2月中旬から前足のチカラも抜けてきて、クルマ椅子に乗れなくなっちゃいました。

こうなれば4輪のクルマ椅子しかあるまい! ということでクルマ椅子を作ってもらったトコロに聞いてみたら「送ってくれれば4輪にバージョンアップします」。ただムスメによれば「4輪のクルマ椅子を作ってもらった人のブログを見ると、たいてい一度も使わないウチに天国に行っちゃうみたいだよ」。

「そんあことあるかい!」と送り返したクルマ椅子が4輪グレードアップされて届いたの、3月5日のこと。その時には、すでに乗せてあげられる状況ではありませんでした。ちなみに下の写真が完成品。ロープで引っ張り、外の空気を吸わしてあげようね、というコンセプトであります。

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されどムスメが言ってた通り、一度も乗せてあげられないまま逝ってしまいました。少しでいいからロープで引っ張り、電信柱の、おそらく他のワンコのくっさいニオイをかがせてあげたかったなぁ。スピード出して驚かせてやってもよかったぞ! 私はワンコを興奮させて遊んでやる担当でしたから。

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寝てるだけにしか見えないのに

昨晩ムスコも帰ってきたので、午前中はお墓作り。やはり庭に埋める、というのが王道でしょう。ずっと近くに居られるし。最後にみんなでワンコをなでてやる。毛ヅヤもあって、まるで寝てるみたい。揺らしたら起きるんぢゃないかと考えてしまいます。埋めて起きちゃったらどうしよ。

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土の中は冷たいかな。暗いかな。好きなジャーキーとか一緒に埋めてあげました。15年も一緒に居ると、やっぱ寂しいです。

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2010年3月13日 (土)

さよなら。お休み

アンがやってきたのは1995年の1月でした。

Ann

犬がほしくて、ほしくて、いろんな人に聞いた結果
一度もらわれたのに戻されちゃった出戻り犬を譲ってもらうことになったのです。
4ヶ月になっていたアンは運ばれてきた親戚のおじちゃんのクルマに酔って、
ゲロゲロでグロッキー。お世辞にも可愛いともいえない柄で。
一番最初に抱いた私のワンコは腕の中で震えていました。

お庭で飼う予定だったのに、日々少しずつ玄関に入ってきて、
居間にも来て、二階にも来て‥‥。
結局家犬になってしまいました。

とっても頭が良く て、「サンポ」という言葉が大好きでした。
ちょっと怖がりだったから、他人や他の犬に慣れる事がなかったけれど
家族に忠実で、とてもとても良い子でした。

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昨日まで、15年と6ヶ月。皆に愛されながら、一緒に生きてきました。
11歳の頃から一緒に育ってきました。

でも もう これから おうちに帰ってきても迎えに来てくれることは有りません。
大好きな卵をねだる事も、猫を追いかけることも、
ソファ の上ででおなかを出して寝ることも、サンポをねだる事も有りません。

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最後の夜、駆けつけた私と弟と、父と母の4人の真ん中に居ました。

そして、青空の綺麗な春先の午後、
母と私にきちんと見送られて、一足先に旅立っていきました。

いっぱいの愛情をありがとう。
いっぱいの優しさをありがとう。

介護をしようと思ってとった休みだったのだから
もうちょっとゆっくりでも良かったのに。
でも もう、歩けなくなっちゃった自分に飽き飽きしてたのかな。

それに今イッパイイッパイになっていた私に
少し休憩を与えてくれたのかな。
おうちに戻っておいで、色々ゆっくり考えておいでって。

                      (国沢幸生)

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2010年3月12日 (金)

徳島へ(3月11日)

早起きしてワンコに挨拶して羽田へ。こうなるといつお別れかワカランですから。バイクで行こうかクルマで行こうか電車にしようか迷う。まずバイクで行くべくエンジン掛けようとしたら、ありゃま! 久々のバッテリー上がりでございます。BMW、のび~太を付けていないのだった。ダメになったら使おうと思ってたのだ。

じゃクルマかとも思ったけれど、集合の時間まで2時間ある。だったら気楽な電車にしましょう、ということに。西荻まで送ってもらい、7時24分の東京行き。羽田到着は8時40分。ラウンジで原稿書いて10時10分の徳島行き。四国といっても飛行機だと徳島は大阪に限りなく近い。フライトタイム1時間で到着。午後からCR-Zに試乗す。

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遠くまで旅したくなる

果たしていかに? 結論から書くと、ホンダ車に乗って心底「楽しいな!」と思ったの、1996年のインテグラ・タイプR以来であります。このまま高知まで行っちゃおうかと思ったくらい。津々見兄との対談でも話に上がった通り、今の時代にピッタリなスポーツカーでありGTだと考える。乗っていてストレスないのだ。詳細は週末にアップのオールアバウトで。

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今朝のワンコ

2ワク目に乗っているとき、メールが届く。こらワンコだな。クルマ止めてメールをチェックしたら、やっぱりそうでした。中型犬としては長寿の部類に入る15歳。本来のご主人サマであるムスメもベルギーから帰ってきたし、昨晩はムスコも交え4人でワンコの囲んで昔話もした。聞けば苦しむこともなかったそうな。幸せな”犬生”だったと思います。

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2010年3月11日 (木)

ムスメ帰国(3月10日)

午前中原稿書き。11時30分までに行かなくちゃならないけれど、すでに11時。こらもうママチャリしかあるまい! ということでアルベルトちゃんをご指名。気合入れて漕いでみました! するとどうよ! イッキに時間短縮し21分26秒でございます。平均車速21,9km/h。シングルギアのママチャリとしちゃ上等か。

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余裕で11時30分に間に合った

ちなみに帰りは強い向かい風が吹き始めたため22分42秒かかりました。おそらく違法駐車をカワす時にゃ30km/hくらい出てると思う。もはや20分を切ることなど余裕。移動時間短縮できるだけでなく、ジムの費用や電車賃も浮く。何よりラリーのトレーニングにピッタリでしょう。

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うなぎ屋の奥の間の仕事場

ラリーは準備が着々と進む。現在進行してるの、カルネの手続き。意外や意外。永田がシコシコやってるのだけれど、けっこうデキる。というか苦じゃないようなのだ。どんな事象でも「好きこそ物の上手なれ」か。ラリーのコーデュネーターなんかに向くかもしれません。ホイールさえ見つかれば準備完了です。

18時からラジオ日本の収録。終了後、中野に寄ってレジを閉め、急いで帰宅する。ワンコ、いつあの世に行ってもおかしくない状態らしい。ムスコに連絡したら、帰ってくるという。帰るまで持つかな、と心配しながら家に入ったら、あらま! 一昨日までと変わらない。普通に寝てます。

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夜は並んで寝るんだとか

聞けば病院じゃいつ死んでもおかしくないと言われ、息も荒く酸素ルームに入っていたそうな。しかし家に帰ってきた途端、落ち着いたのだという。もちろんそう長くないだろうけれど、リラックスしている感じ。私が帰ってきた時も反応し、ムスコにも反応してる。ウチで寝なさい。

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2010年3月10日 (水)

熊倉兄でありません(3月9日)

一昨日の日記で黄昏同業者に砂を掛け「クマッたもんだ」というタイトルを付けた。そしたらいろんな人から「あれは熊倉さんですか?」。う~ん! そんなつもり、全く無かったです。回生ブレーキすら理解出来ないほどドイツボケしてる黄昏野郎であって、そもそも熊倉兄は背中から撃つような人じゃない。お住まいも隣の西荻。

も一つツマらんことなど。ここ数日、自転車のことを書いていたら「自転車は歩道を走っちゃダメなのを知らんのか」という複数のコメントが。無知をタナに上げて人に意見する輩は相手にしないのだけれど、傍若無人な自転車乗りも多いので書いておく。まず道交法によれば自転車=軽車両なので歩道を走行することは出来ない。

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東京は警官だって普通に歩道を走ってる

ただ東京都の場合、そんなこと言ってると自転車がクルマにハネられる事件が毎日10万件くらい発生するため(コドモの自転車が車道に出てきたらクルマだって怖い)、大半の歩道は自転車通行可能になってます。されど標識を見ると「歩行者優先」と補助表示が出ているケース多し。厳密に言えば自転車はベルも鳴らんしちゃアカン。

なのに歩道を飛ばしてる自転車が多い。もし歩行者と接触してケガでもさせようものなら、相当額の賠償金を支払わなければならぬ。このあたり、ご子息のいる方はキッチリ教えてあげておいて欲しいです。そんなこんなで、私は24km/h以上出すと重いだけの電動アシスト自転車じゃなく、速い人力自転車を考えている。

本日は5時に起きてCT誌の取材。アイドルストップをキッチリ分析してみようという企画でございます。思った以上に明確なデータが取れたので驚く。エコラン勝負する時に使っていた「経験により判断」が当たってましたね。やがてやってくる「アイドルストップ付きが普通」の時代のための研究発表的な原稿を書こうと思う。

ウチのワンコはいよいよ容体悪くなったため、違う病院に連れて行ったトコロ、入院となりました。腰椎に疲労骨折があり、さらに肝臓に6cmくらいの腫瘍あって、その上で腎臓の機能も大幅に悪化しているとのこと。簡単に言えば「治すことは難しい」。今まで掛かっていた病院、いろんな意味で「運命を優先する」方針。

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入院させなければ明日は迎えられなかったと思う

人間のように手術に手術を重ね延命するより、自然に任せましょうということです。入院した病院は「可能な限り頑張る」。ウチのワンコも点滴だカテーテルだと、チューブだらけになりました。もちろん治るのならいいけれど、多数のトラブルを抱えた今の状態でワンコは幸せなかな? と思います。残された人間の自己満足かもしれません。

驚いたことにムスメに連絡したら「明日帰る!」。おいおい。ドコに住んでんだあんた? やがて連絡あって飛行機も取ったそうな。とりえあず明日まで入院させておき、ムスメと一緒に迎えに行こうかと思う。病院に居るより、長い間一緒に過ごした家族の顔を見てる方が結果的に寿命が短くなっても幸せじゃないかと。

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2010年3月 9日 (火)

晩ご飯はうなぎ(3月8日)

午前中、叔母を病院に連れて行く。帰り道、つけめん屋の裏番長である『栄楽』の前を通ると、12時前だったこともあってイスに空きがあるじゃありませんか! 30年以上前のこと。この店で初めて「つけめん」なるものに遭遇。ウマイもんだと感心した次第。ただいつも混んでいるし営業時間も短い。

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並でお腹いっぱい。750円なり

メディアにもほとんど取り上げられない店ながら、ウマイもの好きの人はほっておかない。食べ終わって外に出ると列が出来てました。ちなみに栄楽を出たの11時55分。12時に『青葉』の前を通ったら以下の状況。青葉、最近混んでないです。それにしても中野ってラーメン屋さんの激戦区である。

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たいてい並ばすに食べられる

夕方、その青葉の先で火事。カラオケ屋さんとのこと。うなぎ屋の2ブロック先からは、古い木造家屋の密集地。しかも消防車が入れないほど狭い。いや、狭いだけでなく、店舗のカンバンなど出ており、簡単にゃ入っていけない。後から消防団の軽消防車も来たけれど、その前の消防車は雪隠です。

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このあたりは道が狭い

サンモールの東側一帯は、大地震になったら相当の被害を出すだろう。なにしろ逃げる場所だって無いのだ。晩ご飯は一串1850円のうなぎが残ったので、文字通り「うな丼」(けっこうデガい丼です)にして食べる。このくらいの大きさになると、一段とまったりしていて美味しい思う。

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切れている場所あたりが一番美味しいと思う

1月末からコッチ、味見や(コドモの頃から食べてるのでけっこうウルさいです)、残ったうなぎ食べる機会が多い。栄養バランスが良いので、適量の野菜も一緒に食べれば文句ありません。

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2010年3月 8日 (月)

クマったもんだ

ネットや最近発売された自動車専門誌など見ると、未だにプリウスのブレーキ抜けは「ブラックボックス内で起きることなので原因不明」とか私が行った「TVのブレーキ抜けのテストは酷い」、さらに「あれはブレーキのクセだ」みたいなことを書いている人が居る。共通して「自分は体験したことがない」と前置きしてます。

イチバン酷かったのがドイツを中心に仕事してるジジイだ。「狭い場所でビニールシート敷き石鹸撒いて緩くブレーキ掛けてカン高い声で抜けた抜けたと連呼してる」に始まり、誹謗中傷の嵐。まぁ匿名の黄昏野郎なら相手にしないけれど、歴史のある雑誌に掲載された記事だけにキチンと相手になりますよ。正々堂々掛かってこいっての。

トヨタにゃ相手にされてないらしく、ブレーキ抜けのロジックすら教えてもらえなかったらしい。書いてあることも明後日の理解ですから。こんな原稿読まされて読者は不幸だ。この世代の黄昏は乗ってないクルマの試乗記も書けちゃうのだろう。ちなみに若手はキチンと聞いてきます。今まで敬意を払ってきたのに。次に会うときが楽しみ。

輸入車の記事しか書けない自動車評論家は高いクルマに試乗してり、メーカーからチヤホヤされてるからって自分がエラいとカン違いしてね~か? 安く付く広告屋だと思われてるのがワカらんのだと思う。「ボクスターと911は共通部品がたくさんある」というホントのこと書いてポルシェから干されてビビッたクセに!

もし本当に「0,06秒ブレーキが掛かるのが遅れる」だけだったら、そもそもリコールの対象ではない。そんなことでリコールしたなら、ブレーキ関係の改良は全てリコールとなってもおかしくない。トヨタだって認める必要など無い。それとも本当に0,06秒ブレーキの効きを早くするためにリコールしたと思って いるのか?

幸い、売れている専門誌はキチンとプリウスの件を扱っている。売れている同業の人たちも「解らなければ発言しない」という原則を守ってます。ちなみに原因 が判明するまでは「様々な推論を出し様々な角度から検討する」ということを行わなければならない。しかしメーカーが答えを出した後、トンチンカンな主張しても意味無し。

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2010年3月 7日 (日)

ワンコ(3月6日)

木曜日はボートショーを途中で切り上げたため、全て見きれておらず。そこで再訪することとした。されど天候雨。まぁキャパシティ大きくない屋外の係留展示場などを考えれば、ちょうどよかったか? 天気良くて大勢が係留されている桟橋(けっこう狭い)に向かったら、入場制限しなくちゃならんですから。

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室内に展示できない大型艇が並ぶ

ボート・オブ・ザ・イヤーを獲得したヤマハの『イグザルト36』は最も手前側。どんなお客さんが来るのかとしばらくフネの中に居たら、こんなご時世なのにお金持ち、多いです。ボートショー3日目のお昼時点で、オーダーしてくれそうな人が3人いるそうな。このクラスのフネとしちゃ大ヒットになるかもしれません。

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坂の多い地域なら迷わず電動アシスト付きを選ぶだろう

ヤマハのブースになぜかPASが。中野までの移動手段として電動アシスト自転車も考えたのだけれど、24km/h以上出そうとしたらアシストがカットされてしまうため重いだけの自転車に。違法駐車多い都内での移動を考えると、短時間でいいから速度も必要なのだった。されど夏場にゃいいかも。

夕方から中野に。天気悪いため本日も夜が厳しい。そもそも「うなぎ屋で晩ご飯を食べる」というイメージじゃないのかもしれません。1ヶ月経つので少しお客さんに来て貰えるような対策を打たなくちゃならないです。このままだと3月も赤字か? 食べていただいた方の満足度は高いのですが‥‥。

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1日横になった状態。だっこするとぐにゃぐにゃです

帰宅するといよいよワンコの体力が最終コーナーを立ち上がりそうな感じ。すでに右前足しか動かせないようになってしまっており、体力もガックリ落ちた。5月に遊びに来ると言っているムスメを待てるかどうか、だと思う。ヨメは「そこまで持たないよきっと」。いずれにしろ寿命はカミサマが決めることです。

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2010年3月 6日 (土)

自転車通勤(3月5日)

一昨日の日記で自転車を買おうと考えている、と書いたら、多くの方からアドバイスを頂いた。その中にあったアルベルト(ベルトドライブです)のママチャリがウチにあるので、本日試してみることに。ちなみにウチのアルベルト、10年落ちながら駆動系ノーメンテ。車体側も全くトラブル無し! BSの自転車、チョ~丈夫です。

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タイヤもオリジナルのまんま

しかし! マイペースで走れる交通事情ならいいだろうけれど、東京都内じゃアカンです。違法駐車を追い越すのにある程度スピードが必要なのだ。シングルギアのママチャリだとオーバーレブしちゃう。かといって歩道など危なくって走れぬ(ちなみに地方の人は知らないようだけれど、都内の歩道は基本的に自転車走行化)。

歩道を走るとしたら、まぁ10km/hくらいまでが安全速度でしょう。そんなまだるっこしい走り方なんか出来ぬ。ちなみに中坊の時に乗っていたの、家の近所にあった『原サイクル』というトコロで作ったクロモリフレームのチューブラータイヤ仕様のバリバリロードモデル(TOPギアは52T×13T)。37年前は珍しかったです。

行きの所要時間26分20秒(信号待ちの時間を除く。所要時間計ると記録を追求すべく信号見えなくなりそう)。速度は折りたたみ自転車と変わらないんだから当然か。不思議なことにクルマより交通ストレス少ない。都内だと合法的に走っても止まらなくちゃならぬ信号はクルマの半分といった感じ。予想外に楽しかったりする。

購入候補ですけれど大幅に絞られてきました。現時点での有力候補はBSの『アンカーF7』とジャイアントの『エスケープR1』。どちらも評判良い。当初、Fサス付きを考えたけれど、2日間走ってみて「いらんな」。歩道を走ることもないので、段差も無い。だったら重くなるだけ損です。やっぱし10kg台ぢゃなくちゃ!

ちなみに帰りは24分10秒でございました。

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2010年3月 5日 (金)

ボートショー開幕(3月4日)

パシフィコ横浜で行われているボートショーへ。13時から『ボート・オブ・ザ・イヤー』の発表でございます。ということで大賞に輝いたのは、ヤマハの『イグザルト36』。フル装備にすると7千万円を超えるフネながら、このご時世に早くも10艇以上受注したそうな。確かに良いフネだと思う。景気さえ良ければ爆発的に売れるだろう。

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山崎海師匠は公の場でも「エクザルト さぶろく」と言った

近々ボートネットで紹介します。個人的に気になったのが、同じヤマハの『FF-21』というスポーツフィッシャー。下のフネなんだけれど、何とエンジン付きで税抜き199万円! 実際買うとなると標準の50馬力エンジンぢゃ物足りないだろうから70馬力(約15万円高)になり、消費税や諸費用など加え250万円か。

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こいつでイナダ追っかけたら楽しそう

それでもリーズナブルだと思う。それこそシーバスやイナダ、キスなど釣るなら何ら不満無し! 70馬力でも18ノット巡航で1時間12L前後という燃費かと。安い係留場所さえ確保できるなら、日本車と同じ出費でフネを持てる。いやいや早く試乗してみたいです。下の動画は『童夢』の林さんが「ノリ」で作ったカーボンのボート。

なるほどメチャクチャ軽い! これなら一人で簡単に浮かべられる。100万円という価格が安いか高いかは、この手の商品を買う人に取っちゃあまり問題ないと思う。実際、そのくらいのコストは掛かってると思うし。また、久々の本格的な日本製ランナバウト(カンペキな気晴らし用のフネ。欧米じゃ人気)も登場した。

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写真だと解りにくいけどめちゃカッコ良い!

『スナガ』という老舗のビルダーによるフネで、何と操船ハンドルが飛行機のように左右対象に付いている。確かに現状だと「運転する? じゃ換わろう」でエッチラ移動。このフネなら「どうぞ。はい」で終了。飛行機だと「You have」「I have」ですね。フネは船長居れば、免許無くて操船出来ますから(一部海域除く)。

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こんなフネで運河巡りやお花見したら最高でしょう!

ボートショーは7日の日曜日まで開催されており、大型艇の係留展示もあります。お手頃価格の中古艇を冷やかすのも楽しい。ジツは途中TVのコメント取りで抜けたりしたので、存分に見ていない。週末にでも再訪したいと思う。夜は日産のイベント。マーチとリーフという今年の私の注目車、価格設定がキモになるでしょう。

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2010年3月 4日 (木)

自転車(3月3日)

中野までどうやって通ったらいいか、を考えている。上井草駅まで10分歩き、そこから西武線で新井薬師駅。さらに徒歩15分というコースだと、ドアtoドアで最短40分。クルマだと駐車場代バカにならぬ。というか、毎日3千円も使っていたら店の赤字が拡大するのみ。ヨメに送ってもらうのも毎日とはいかぬ。

そこで本日、自転車を試してみた。とは言ってもキチンとした自転車を持っていないため、近所の足に使っているパナソニックの折り畳みタイプを御指名す。距離を測ってみたら7,5kmだって。自転車だと188Kカロリー消費するという。とりあえず走ってみましょう、と家を出たら、折り畳み自転車だと予想以上に遠い。

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「トランジット」という軽さ自慢の自転車

小径タイヤの上、シングルギアときた。歩道を走るとスピード出せないし、かといって車道は違法駐車を避けるのにイノチ掛け。しかも体力落ちてます。中坊の頃、1日で長野県の豊科まで走ったことあるんですけど。当時は20~30kmなんか普通に乗ってた。所用28分! ヘトヘトになって中野に到着しました。

帰りは気合い入れて漕いで25分に短縮できたものの、さらにヘトヘト。もはや悪い虫が目を覚ますぞ! 考えてみた。西武線で往復すると1回400円。しかも自転車に乗れば1回400円のジムも浮く。何と! 1日で800円の予算が確保できるワケ。100日乗ったら8万円ぢゃありませんか! も少し出せば良い自転車買える!

こうなると止まらぬ! そう遠くない将来、自転車購入ガイドを披露しちゃう気がします。細いタイヤでフロントサス付きになると思う。

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2010年3月 3日 (水)

資産売却(3月2日)

今日はお店に行かなくてもいいのでラリーの準備など出来るかと思いきや、猛急原稿の発注あってそうもいかず朝から気合い入れて仕事に突入! 自転車を見に行こうと思ってたんですけど……。途中、LUCKの勝田選手から連絡あって「OHどうします?」。この電話で決めました。「じゃ6日に持っていきますのでよろしくお願いします」。

また、ブレーキパッドをどうしようかと迷っていたけれど、山梨の小沢さんが「BRIGのパッド、いいですよ」というので決定。残るはホイールだけになった。アテにしていたホイール、突如ダメになってしまったのだった。中古でいいから「変形していない」インプレッサ用の競技用ホイール、ないかしら? 2本あれば間に合うんですが(4本あれば文句なし)。

先日、ラリーに出るためボクスターとCB750A、合宿所を手放したい、と書いたトコロ、ボクスターは何人か「興味ある」という方が。まぁクルマの場合、相場あるため価格を書いて無くても欲しい言っていただけると思う。されど合宿所とCB750Aについちゃ相場などワカランでした。いずれもクルマ好きの方にお譲りしたいと思ってます。

湯沢(岩原の駅から歩いて5分)の合宿所は新築以来、ほとんど使っていない客人用の42平米の1DK(6F)でございます。最上階には6つの浴槽やサウナのあるジャグジーと温水プール付き。隠れ家にいかがでしょう? 管理の良い物件なので、けっこう居心地良いです。冬はスキー、夏はゴルフや豊かな自然の中、タップリ遊べる。

CB750A(エアラ)は音出るほどの大空振りとなったトルコンATのバイク。当時ホンダが使っていた『L』レンジと『☆』レンジの2速ATをバイクに積んじゃったのだ。ムカシのバイクなので乗ってみると快適じゃないけど、まぁ歴史的な価値はあると思うツインリンクもてぎに展示してあるCB750Aよりキレイかと。

合宿所とCB750A、興味ある方がいたら写真もアップします。希望価格は合宿所160万円。CB750Aが50万円です。

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2010年3月 2日 (火)

うなぎ屋で原稿書き(3月1日)

午前中原稿書き。お昼のアルバイトのローテーションがまだ組めていないし、最近叔母は安心したのか超重役出勤になっているため(お腹が減ると店に来る)、急いで中野へ。とはいえ原稿も溜まってる。奥の床の間で原稿書き。合間に板前さんのサポートなど。その割に原稿順調でございます。

嬉しいことに読者の方が多数来店して頂いている様子。ありがとうございます。掲示板に書き込みしてくれた矢野さんも楽しんで頂けたようで嬉しっす。中野に来たら、ぜひとも新東京名物のブロードウェーに行ってみてくださいまし! そうそう。土曜日に来店された島根県の方からメール頂きました。

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炭火で焼いた鰻、肝吸い(実は肝吸いを初めていただきました)を大変おいしくいただくことができました。今まで食べてきた鰻はいったい何だったのでしょうか・・・?そしてお店でないと味わえない肝吸いといい、まさに「百聞は一見に如かず」です。お店で荷物を一時預かっていただいたのはとても助かりました。

東京に行くのは年2~3回位ですが、中野には初めて行きました。ブロードウェーに行ってみると・・・これは大変な場所に来てしまいました! 不思議な空間ですなあ。生徒が行ったら丸一日出てこないかもしれませんねえ。私はホウロウ看板が欲しかったです(島根に山ほどありますが)。危うく、次の用事に間に合わなくなるところでした・・・。

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東京のうなぎは調理方法が独特。ニオイの要因になる粗い脂を蒸して落とし、同時に硬い皮をコラーゲンに変える役割もしてくれます。だから蒸したうなぎを食べたことがないと、全く違う食感で驚くんですね。東京でも名古屋の「ひつまぶし」に走るうなぎ屋さんが多いけど、こらもう文化です。東京のうなぎ屋はアタマも捨てます。

夕方、八丁堀へ行って城市兄とエコカーについての対談。中野からだとたいていの場所はJRか地下鉄で一本(八丁堀なら茅場町から徒歩5分)だから、超便利。自転車でも買おうかしら? 晩ご飯は売れ残ったうなぎでございました。身が厚くて脂乗っている大きな串が売れ残ったので、美味しかったでございます。

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2010年3月 1日 (月)

どうなってんねん!(2月28日)

11時まで自宅で、12時から中野で原稿書き。叔母が出てくるまでキッチリ仕事できるかな、と喜んでいたら、NHKはずっと津波の様子を生中継してます。こういうの、とっても弱いのねんのねん。特に15時過ぎなって本格的な津波が観測されるようになったもんだから、けっこう見ちゃいます。

それにしても凄い警戒ぶりだ。海岸の市町村は全て避難勧告が出され(静岡県なんか10万世帯に避難勧告出た)、いたるところで交通機関の運転見合わせや通行止めが。江ノ島に行く小田急や、アクアライン、日本海側の江差線、東京から新木場間の京葉線までダメになってるんだから驚く。

アクアラインなど、5mの津波が来たって問題無さそうですけど。まぁ大事を取って、ということなんだろうけれど、逆に考えれば予測できないという証明である。これだけ技術が進んでいるのに、1mの津波か5mの津波か10mの津波かもワカランということです。レーダーとか浮標とかのデータを取れないのか?

さて。海に沿っている場所や川のある地域で軒並み厳戒態勢が取られる中、最も津波にやっつけられそうな東京湾奥は東京マラソンの真っ最中だったりして。ゴールなんか海沿いの東京ビックサイトの駐車場である! ここ、海面から2mもありませんぜ。世の中、どうなってるんでございましょう。

「気象庁なんかアテにならん! タイした波なんかこね~から海の側でマラソンやるべ!」と判断した東京都が正しいのか「とにかく情報もナニも無いから大津波警報出しとこうや!」と判断した気象を信じ、交通の便をズタズタにし、たくさんの人を避難させる判断をした官公庁が正しいのか? 皆さんどう思いますか?

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桜かと思うくらい遅くて大きい我が家の古梅は1分咲き。やっと春がやってきたような気がします。スキーはどうなってしまうのか?

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