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2009年12月31日 (木)

2009年(大晦日)

振り返って見れば「ナニをやったっけ?」という1年で御座いました。まぁ昨年のリーマンショックで「2年くらい冬眠しかあるまい」と覚悟したことを考えれば、有り難いことに仕事は少々減った程度。さらに2年くらい生き延びる余力を残すことが出来た次第。実際、厳しい状況は今後最低2年続くんじゃないでしょうか。

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徳之島まで日食を見に行って飲んだビールはンまかった

比較的時間に余裕あったため、フネの修行を進められたのは大きな収穫だったかもしれません。3年前までフネ業界の集まりに行っても知人ほぼゼロ。ここにきていろんな方と挨拶出来るようになりました。ボート・オブ・ザ・イヤーでいろんなフネにも乗れます。釣り熱が再発してしまったのは大誤算でしたけれど……。

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オヤヂの野望シリーズでは大島だけに留まらず新島まで制覇!

思い半ばの懸案事項も。昨年『同志塾』というグループで始めた『免許取得支援プロジェクト』ですが、突如空中分解。ベンチャー企業経営者の皆さんだけに諦めも早い。私一人で引き継ぐことに。読者の方の協力も得て何とか仮免許を受ける段階に到達したのですけれど、何と学科で3回落ちてしまいタイムオーバー。

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テクニック的には十分イケそうだったんですけど

仮免は原付と同じく50点なので簡単だと思っていました。本来なら早い時期にスタートすればいいのでしょうけれど、高校3年生とあって夏休み以降は進路のための勉強とアルバイトで時間のやりくりが困難。しかも仮免も本免も平日に休んで試験を受けに行かなければなりません。これも大きなハードルです。

あまり本意で無かったのですけれど、政治家にお願いもしました。興味こそ示してくれるのですが、最後の一山を超えられず今年は時間切れ。一人分の教習所費用を出そうとも思いましたけれど、それじゃ本末転倒。もう少し大きい枠組みで取り組まないと難しいかもしれません。もちろん諦めたワケでないので念為。

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ムスメの亭主と御両親。築地で牛丼など

夜、TVを見ていたら何とポール・ポッツとスーザン・ボイルが生で歌っているぢゃありませんか! 今や世界中から引っ張りだこの二人の大晦日と元日を日本で独占してるのだ。安くないだろう出演料を払えるというだけでなく、文化レベルもキッチリ育っているということに他ならない。少し嬉しくなりました。

さてさて。2010年はどんな1年になるでしょう? 

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締めくくりは爆風(12月30日)

午前中フネのメンテ。天気良かったので午後から正月用の墨イカ&サバなど釣れたらいいな、とフネを出す。出港時の風速は東京灯標で3m。荒川河口なんかベタベタの凪であります。中ノ瀬を目指して走っていると、風の塔を過ぎたあたりで遠くの海の色が変わっていることに気づく。潮目か?

するとドンドン近づいてくるぢゃありませんか! 潮目ではない。なんだなんだ? 色の変化は海面の変化でありました。しかも艇速が1ノットも落ちてます。気象の変化だったワケ。強風による海面のさざ波の始まる場所を通過して10分もすると、見る見る波は成長。風速だって10mを超えた感じ。

やがて白波まで立ち始める。ちなみに14時の東京灯標は南南西の風16,5m! 私が走っていた海域はモロに南南西を食らっていたため、最大で20m近い爆風でございます! こうなると釣りなんかしていられない。サクサクと諦め、帰り道に爆風時の名物である羽田空港の飛行機を見に行く。

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ANAのB767です。コンデジでも簡単に撮れる距離

凪だった行きと全く違うオトコらしい荒れた海をドッカンドッカンと走り(これがダイエット&筋トレに良いらしい)マリーナへ。午前中洗ったのにすっかり塩漬けになってしまった。帰宅して年賀状作り。今年もこんなタイミングです。

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2009年12月30日 (水)

ブリザックREVO GZ(12月29日)

9時に家を出てレガシィ+スタッドレスタイヤの雪道テストに行く。29日だというのに道路ガラガラ。正月5日まで1000円走り放題なので、皆さん年始に出かけようと考えているのだろう。幸い、朝方まで降っていた雪も止み、最高の試乗コンディションになりました。吹雪だとワケわからんですから。

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正面は岩原スキー場

タイヤはブリザックの最新作である『REVO GZ』(225/50R17)。意外だったのが乾燥路の快適性。スタッドレスタイヤと言えば直進性をある程度諦めなくちゃならないけれど、GZと来たら「苦しゅうない」。ミシュランのような乾燥路スペシャルのスタッドレスタイヤと比べたってイケるほど。

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こんな雪も試してみました

圧雪やアイスバーン性能についちゃ依然として素晴らしい! レガシィと組み合わせて乗っていれば、もはやオニカナ(鬼に金棒)状態。改めてジックリ雪道でレガシィに乗ると、ヤッパシ心強い。走行性能だけじゃなく、驚くほど広いワイパーの払拭面積に始まり、強力なデフロスト能力など枚挙にいとま無し。

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VDC付きのレガシィ+ブリザックは最強のコンビです

夕方になればアイスバーンが至る所に発生。外気温ちょうど0度くらいの最も滑る状況。世界で最もやっかいなアイスバーンと言ってよかろう。もちろん滑るけれど、これだけ食いついてくれれば心強い。湯沢の面白さは、アイスバーンから圧雪、シャーベット路まで様々な雪道に出会えること。

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練馬から湯沢まで。やや登り

燃費は行きが13,3km/L。アダプティブクルコンを105km(実車速98~99km/h)にセットして走った。レガシィSiクルーズのクルコン、停止まで自動。しかも停止状態をキープしてくれ、先行車が走り出したらボタン押すだけで自動的に走り出す。プリウスのクルコンもこのくらいの仕上がりだったらいいのに。

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気温がずいぶん違います

湯沢から東京へは緩い下りになるため燃費良くなる。往復の平均で14,55km/L。2,5リッターターボ285馬力のスタッドレスタイヤ付き4WDだと考えれば優秀でしょう。同じ条件ならプリウスだって20km/Lに届くかどうか。新型レガシィ、良いクルマだと思うけれど、なぜか欲しくならんです。

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2009年12月29日 (火)

インプレッサで山梨へ(12月28日)

明日から年末年始の休みになってしまうため、午前中ジム。終了後、インプレッサを山梨のラリーショップまで運ぶ。スポンサーのメド全くないため来年出場しようかどうか大いに迷っているのだけれど、とりあえず準備だけでも進めておかなければ間に合いません。500km分のSSを走る、という前提でメンテしてもらいます。

調布ICから中央道に入ると、道路が~らがら。目立つラリーカー乗っているときは(窓ガラスに名前まで書いてある)ホントに速度厳守。しかも競技車両なのでウルさいし乗り心地もカタい(良い競技車両は乗り心地良い)。ラジオすらありません。なのになのに! 楽しいから不思議でございます。あっという間に長坂。

通行料金は600円+2200円。ガソリン代が10km/Lとして約1800円。合計4千円。帰りに小淵沢駅から荻窪駅まで「あづさ」の指定券買ったら5010円だって。さらに自宅まで210円のバス代掛かる。一人での移動でもクルマの方が安くて早い。JR、高いです。このままだと経営も厳しくなっていくことだろう。

デフレの世の中、JRの料金は強気過ぎると思う。今や繁忙期を除けば割引料金の多い飛行機の運賃より高いのだから。親方日の丸気分が抜けないのだろう。閑散期は半額くらいの料金設定じゃないとお客は減る一方かと。ただワイン飲みながらノンビリ出来るのは大いに魅力的であります。

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2009年12月28日 (月)

お金の掛からない文化(12月27日)

年内が締め切りの原稿を2本。山崎海師匠から「マリーナで遊んでるからおいでよ」とお誘いいただくも、明日までに仕上げなくちゃならんので断念。風弱く天気も良い絶好の海日和。それにしても昨日と今日は高速道路が~らがら。好天の土日だってのに皆さん移動していないようなのだ。高速道路1000円じゃないためだろう。

仕事の合間にニュースを見ると、不況ネタばかり。年越し村の開設も続々と言った感じ。昨年は派遣切りが原因だったものの、今年の様子を見てると、もはや恒常的な状況になりつつある。今後も失職者ドンドン増え、求人は伸び悩むだろう。このまま事態が悪化していくとどうなるだろうか?

おそらくメディアは報じなくなると思う。実際、愛知県や群馬県などに多数滞在していた日系ブラジル人に代表される人たちの報道は全く無くなった。間違いなく日本人の失業者より厳しい状況にあると思うのに。新卒者の就職難もボディブローのように効いてくる。前回の就職氷河期で就業できなかった人は、未だに辛い。

全面的な不況下に於けるメディアの決定的な弱点は「リアリティがない」ということに尽きる。1時間100万円近いギャラを貰い、莫大な利益を上げている司会者や識者が今日の食べ物にも困る人のハナシするなんてナンセンスでしょ。となればTVは「痛み止め」の役割を果たすお笑い系の番組で現実逃避するしかなくなる。

不況になる前なら「不況になった時のための準備をすべし!」と書けた。実際、リーマンショックの前、個人に向け『社会に甘えない方がいい』と書き、日本の仕組みについて『この国の終わり方』で現状を紹介した。今となっては全て手遅れか? 頑張ってもどうしようもありませんから。

準備や努力をしてきた人は不況になっても困らない。ハワイに行ったらお金持ちの日本人が未だにたっくさん居ましたから。「最低賃金を上げろ!」とか言っているウチは、日本からドンドン産業が出て行く。静かに格差は広がって行くことだろう。TV画面で不況にしかめっ面をしてみせた識者も、夜は美食ということです。

私もそう遠くない将来「マリーナで遊ぶ」なんてことは書きにくくなるだろう。「今日で6タコ!」など超非国民である。釣りに行くなら「燃料代に見合った水揚げ」がなくちゃ許されまい。こういった時にコストパフォーマンスの取れた文化を育むというのも悪くないか? お金の掛からない遊びを見つけましょう。

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2009年12月27日 (日)

中野ブロードウェイ(12月26日)

久しぶりにブロードウェイ3階の本屋へ行ったら、もはやタイヘンな状況になっている。私のイメージするブロードウェイって、割と落ち着きのあるショッピングビルであった。小中学校の頃の遊び場所でもあります。家に居ないときは4階にあった模型屋か、ブロードウェイの手前にある「白線通り」の釣り道具屋で修行中。

ブロードウェイは完成当時、超高級マンションで屋上にプールまであった。有名な人もた~くさん住んでましたね。なのになのに! 『まんだらけ』というサブカルチャーのお店が2階に出来てからというもの、イッキにムード変わっていく。今や「普通のお店」が珍しくなってしまってます。「文化」を扱うショップばかり。

いやいやスゴイとしか表現できない。思わず3階と2階を見て回ってしまいました。ミニカー置いてあるショップもあったからだ。外国人の姿さえ珍しくない。確かにアニメやフィギュア好きにとっちゃ辛抱タマランでしょうね。ある意味平和である。海外から日本のアニメツアーを組んだら、丸一日ここで過ごす日程でもいいか? 

本日で仕事納めかと思っていたら、新たな原稿依頼。本日の分は明日回しに。ということで、雪道の走行チェックは月曜日。火曜日は整備のためラリーカーを山梨に運ぶ。天気良ければ30日はお正月用食料確保(主として刺身と天ぷら用食材)の予定。そんなこんなでショッパかった2009年も終わりでございます。

TVを見てると識者の皆さんは鳩山首相の献金問題に対して厳しい。確かに原理主義(キレイ事)で考えるなら悪質な脱税行為である。けれど私服を肥やそうとする一般的な脱税行為と明らかに異っている様子。むしろ国のために私財を投じているという感じ。企業などからの献金無しで政治活動をやっているのだから。

おそらく明治の時代は、そういった政治家が珍しくなかったんだと思う。お金を儲ける仕事でなく、私財を投げ打って国を盛り上げようとする姿勢、私は悪くないと考えます。田中角栄がやってきた利益誘導のための政治と対極にある、と言い換えてもよかろう。民主党に失望しつつあるも、鳩山首相への期待は大きい。

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2009年12月26日 (土)

テスラに試乗(12月25日)

早起きして仕事。快調でございます。13時から葛西臨海公園で撮影あるため、渋滞を見越して11時30分に家を出る。普通なら1時間の場所。しか し。正月休み前のゴトウ日ということで、やっぱし混んでます。家を出る直前に渋滞情報をチェックしたものの、20分も経つと全く状況変わってたりして。

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現時点では日本に1台だと思われるテスラ

それでも5分遅れで到着。まだ「置き」の撮影も終わっておらず、しばし待ち。終了後、試乗す。詳細は年内アップのコリズムでお届けしたいが、「普通 のEVでしょ」と思ってたら、いろんな「発見」ありました。スポーツカーのパワーユニットとして考えると、モーターって案外面白い。特にラリーやるなら最 高かも。

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インテリアはベースになったエリーゼと極めて近い

ただクルマ作りのノウハウという点で「まだまだですね」。アクセルのオンオフで駆動系にバックラッシュが出来ており、踏めば「カコン」。戻せば「カ コン」。ベースになったエリーゼのレベルに届いておらず。全ての「う~ん」を市販車の水準まで作り込もうとすれば、多くのパーツの見直しから始めなくちゃ ならないだろう。

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小さいトランクの前は巨大なバッテリー

でも楽しいクルマであることに間違いない。お金持ちが飛びつくのもよ~く理解できます。終了後、VICS見たら、都内は全面的に真っ赤! 高速道路 も真っ赤。とりあえず下道で流れている場所を探しながら帰る。されど普通なら混まない交差点で何度かドツボにハマったりして。女子医大の近辺なんか酷いモ ノ。

何と2時間20分掛かってしまいました。本格的な渋滞始まった場所からだと32kmに2時間。平均16kmは自転車の方が早い。ただ葛西臨海公園の ようにウチから交通の便が悪い場所だと、電車でも2時間見なくちゃならぬ。プリウスなら電車賃よりガソリン代の方が安いし。平均20km以上で流れればク ルマは都市部でも有用です。

帰宅してクリスマスなのに仕事。たまには迷惑メールのチェックをしとこう、と開いてみたら、あらま! 私のアドレスで迷惑メールが来てます。私の メールを迷惑メール扱いにしようという黄昏野郎の作戦。それにしてもヒマなヤツだ。私も「jinilu@**」というアドレスを住所と共に公表してやろう か?

以下、私のアドレスに届いた私からの迷惑メールです。

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Subject: ここから始めるセフレ探し☆

From: kunisawa34@yahoo.co

To: kunisawa34@yahoo.co

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メールアドレスを公表していると、こういった迷惑行為をされる。仕事などで使っている人は、大きな影響あることだろう。

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2009年12月25日 (金)

普天間(12月24日)

本日も時差ぼけのイキオイに任せて5時起きし原稿書き。早朝は外的な刺激や入力がないため、けっこう仕事はかどります。普段もこのペースにしたらいいと思うけど、そうもいかんでしょ。それにしてもクリスマスだってのに私を避けて通ってる感じ。まぁクリスチャンじゃないから、と自分に言い聞かせる。

ネオチューンを行ったプリウスの乗り心地、寒い時は暖まるまで相当カタい。最初は「なんだなんだ?」と思ったほど。よく「ショックアブソーバーのオイルは寒い時の乗り心地と作動音を出さないようにするのが難しい」(このあたりの技術、KYBは優れているそうな)と言われるが納得しきり。

ただ動きが超シブい時の挙動も案外面白かったりして。走り出しの5分くらい、スポーツカーになったみたいなプリウスを味わえる。どんなことでもいいから、クルマは刺激あった方が楽しいと思う。普天間基地の件、沖縄の方からメールを頂き、なるほどと思うことばかり。興味深かったので紹介しておきます。

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普天間基地の件、全国的にとても大きな問題となっていますけど、 やはり辺野古には作って欲しくないです。 沖縄本島の西海岸は完全なリゾート海岸でもオーケーだと思いますが、東海岸はそのまま残すべきだと思います。せっかくあまり手が付いていないのだから、これ以上いじるのは止めて欲しいですね(特に金武から北側の海)。

個人的には、国沢さんと同じで下地島がいいのでは? と思っています。 宮古の方はとても外交的なので、うまくやっていけると思います。そして普天間基地の借地代の半分、いや4分の1でも地元に落したらいいと思います。たとえば基地内の住居をやめて、オフベースへの居住を推奨したら宮古の経済も一気に潤うと思います。

伊良部架橋も作った意味が生きてきます。仮別の案として、浦添の牧港補給基地と入れ替えるっていうのはいかがでしょうか? 多分同じ位の滑走路作れるはず。普天間よりは安全と思います。この場合、滑走路南側が那覇の西部(泊や安謝)になってしまうので、那覇市民からは歓迎されないかもです。

普天間飛行場、実際に入ってみた感想はそんなに大きな飛行場じゃないです。 端に立って反対側の境界がはっきり見えるって感じです。嘉手納基地は飛行場から居住区から、厚生施設からいろいろあって、本当に巨大です。スペースシャトルの緊急着陸空港に指定されているのもわかります。

でも、普天間飛行場の地主のみなさんは、いまさらあの土地を返されても使い道がないので 全員白紙撤回を願っていると思います。

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普天間移転&辺野古の滑走路工事の問題、基本的には土建で利益を上げるという自民党政権時代の古い考え方によるもの。そいつを防衛問題にすり替え、中国嫌いの日本人の危機感をアオッているだけ(乗っかる人も多い)。地図を見れば解る通り、下地島なんか抗争の始まりになるという台湾に相当近いです。

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2009年12月24日 (木)

時差ぼけでヤムを得ず出漁(12月23日)

時差ぼけの早起きを利用して朝から出漁。マリーナに行ってフネ見たら、ありゃま! フロントガラス凍ってる! 水の上は比較的気温高いため、この時期に氷点下まで下がることなど珍しい。デッキも全て薄い氷張っており、滑るのなんの! フネの場合、周囲にいくらでも15度近い水あるため簡単に解かせます。

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本格的に凍ってる

メンバーは遠藤さんと高橋ジローさん。情報によれば気温下がって鳥山も出現確率大幅に減ったとのこと。とりあえず東京灯標を目指すも、やはり鳥山無し。休日なのに出漁してるフネも見あたらず。「じゃ東京灯標でやってみますか」。魚探には多数の魚影が見えてます。シーバスでしょう。

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ジローさんは寒さをカクゴし超重装備

3流し目くらいに「来た来た!」。このあたりでいつも釣れるアタマのデガいマルスズキでございます。このサイズだとあんまり美味しくないのでリリース。もう少し大きくなれば、フライにして食べてもイケる。されどサカナの食い気が弱く、次が来ない。私はシーバスにゃあまし興味ないので船頭に専念す。

場所を移動し大きな鳥山が見つかったものの、困ったことに東京灯標から1kmくらい離れた航路のド真ん中。周囲に全くフネ居ないが、気が引ける。間違いなくイナダの鳥山なのに……。ということで断念。他の場所も試すもダメ! 遠藤さんタコ。夜、釣り船の釣果情報見たら、吉野屋さんも「0~2匹」でした。

終了後、シャワー浴び都内で昼ご飯を食べながら情報交換会。一旦家に戻って資料を整え、再度都内へ。雪道を試すべくレガシィの広報車を借り、17時からラジオ日本の収録。改めてレガシィのハンドルを握ると、個性の無いクルマだと思っていたがジワジワとスバルらしさを感じる。

何度も書いてきた「レガシィだと思わなければ悪くない」という評価、改めて妥当だったな、と安心。もう一つか二つ、燃費向上に効果ある新しい技術が入っていれば良かったのに、と思う。雪道を含むロングドライブをすると印象はさらに良くなるかもしれません。

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2009年12月23日 (水)

『男と女』(12月22日)

時差ボケのため素直に3時起き。4時から原稿書き。けっこうな量がありましたけれど、さすが4時から仕事すると昼までに8時間もある! 8時起きなら16時までということ。早起きは三文の得というけれど、なるほどと感心しきり。されど普段は早起き出来ません。ハワイの時差だと持って3日間です。

午後も仕事。さらにラジオ日本の収録に備え映画を3本見る。ディレクターの方が映画好きで、素晴らしい作品をピックアップしてくれます。今日見た『男と女』というフランスの映画、フォードGT40出てくるワ、ル・マン24の映像出てくるワ、モンテカルロラリー(チュリニ峠も?)の映像出るワ……。

こんな映画あるの、全く知りませんんでした。ル・マン24時間はなるほど偉大なる草レースと言われるだけに、フェラーリやフォードの後ろはコルベットやエランなど、様々なクルマが続く。モンテカルロラリーの映像も同じ。シトロエンのDSなんか走ってたのだ。当時のラリー車の走りを楽しめます。

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2009年12月22日 (火)

短い1日(12月21日)

原稿書いていたらあっという間に成田着。フライトタイム8時間45分でございました。それにしても今回徹底的にANAと相性悪かった。荷物出てきたのまで最後だもの。しばらくは厳しい状況にあるJAL使おうかな。「沈まぬ太陽」を読むとJALという会社が大嫌いになるけれど、実態はどこも同じかと。

事故を機に対応した改善策も多数残している。離陸の時、副操縦士が間違ってフラップ仕舞い込んで墜落した事故は、DC-8のギア(車輪)とフラップのレバーが並んでおり、極めて間違いやすい構造だったためである。それ以前にもあったそうな。事故後、レバーの先端に車輪とフラップのミニチュアを付けることにより、エラーは無くなっている。

「沈まぬ太陽」で興味深いのは「事故再発防止」を最重点項目にするアメリカと、犯人捜しに躍起となっている日本の警察の姿勢の違い。こらもう他の事故全てに共通する。システムで安全を構築しようというアメリカに対し、日本は「個々の根性の悪さ」が事故を起こすという考え方なんだろう。萎縮しますね。何もしないことが一番になっちゃいますから。

結果、積極的に動かず、TVでお笑い番組見て、仲間内で携帯メールするのが一番無難という国になってしまった。我が国は「沈み行く国」です。成田空港から直帰。ホノルル空港と機内で書いた原稿を読み直し、添削して送る。これで遅れはゼロ。時差ぼけ調整のため早寝して明日は朝4時から仕事します。

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2009年12月21日 (月)

乗るならJALか?(12月20日)

6時に起きてパッキング。あっという間の滞在でございました。タクシーに乗ると、何と運転手さんは日本人。40年前に移民したのだという。ハワイ大学を出ていると言うから優秀な方であります。何でも今やアメリカの日本人は完全に韓国人に押されてしまっているそうな。確かに今回も韓国人の姿が驚くほど多かった。

日本勢の移民50万人に対し、韓国勢は歴史浅いのにも関わらず、200万人を突破しているのだとか。韓国は二重国籍を認めているため、ラスベガスで出産するツアーまである。アメリカの大学で学ぶ韓国人は、今や日本人を圧倒しているのだ。やがて中国勢が台頭してくれば、優秀な人間を続々送り込んでくるだろう。

どこに行っても日本人の存在感が薄くなっている状況ばかり。面白い話を聞いていたら、あっという間に空港到着。着いても運転手さんの話は終わらない。別れを惜しんで「メリークリスマス。またハワイに来てください!」。チェックインしラウンジで原稿書き。毎日少しづつ仕事をさぼったので、1日分の遅れが出てます。

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B777と交互で飛んでいるそうな

帰りはB767-300。シートピッチ明らかに狭いし、リクライニングの角度も少ない。同じ金額を出すなら迷うことなくB777に乗るべきだ。次回、日程さえやり繰り出来たら私もそうします。本日は離陸後20分弱でベルト着用サイン消え、食事終了1時間20分後。本来ならこのくらいの時間で出来るハズ。

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明らかに食事のレベルは落ちた。何より美味しくないです

ただそれ以外のサービスがアカン。PA(機内放送)はボリューム小さくてナニを言ってるのか解らん。日本のエアラインは全般的にPA小さい。さらに機内から島の写真(ハワイから日本に向かって多数の美しい島が並んでます)撮るべくナビを立ち上げたら、離陸後1時間しても稼働していない。機内の画面もずっと待機状態。

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指摘するまで機内の画面も全てこの表示のまんま

「壊れているのか」と聞いたら、単なるスイッチの入れ忘れだって。ステーキの焼き方だって歯の強さ調べの如くガッチンガチン。ムカシはANAにも「肉の焼き方はいかがでしたか?」と聞いてくるイキなキャビンアテンダントも居たのに。まぁこの便、ANAでなくエアージャパンの運行という。ANAよりレベル落ちるのは仕方ない?

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けっこう良いビーフだと思うのにガッチガチ

機内で原稿書いているウチ日付変更線を通過。もはや12月20日は終わってしまった。行きは1日得した気になるが、帰りに損します。

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ワイキキのハイヤット(12月19日)

ホノルルに来る度、違うホテルを試している。今のところ一番居心地良かったの、モアナ・サーフライダーです。シェラトン・ワイキキの「良さ」はビーチサイドというロケーションのみ。ハワイに来ても海に入らない人だと、あまり価値無し。海に入るのならモアナ・サーフラダーをプッシュしておく。

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39階です。ダイヤモンドヘッドは中途半端にしか見えない

ということで今回はハイヤットを試している。モアナ・サーフラダーの斜め向かい側に立っている40階のツインタワーです。部屋はまぁまぁ。ただ最終日の18時過ぎに部屋へ戻ったらルームクリーニングをしていなかった。換えのタオルを持ってきただけでお詫びも無し。トラブルあった時に真価がわかる。

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目の前は「いわゆる」ワイキキビーチ

トラブルなければ印象悪くなかった。なんせTVや雑誌で出てくるワイキキビーチ(左右わずか100mくらいしかない)の真ん前。ワイキキの目抜き通り(カラカウア通り)の東の始まりといってよかろう。安く予約できればお得だと思う。マリオットはさらに東側。ヒルトンが一本奥に入った道にある。

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ここがワイキキビーチ。写真右側が始まり。左を向くと終わってます

今回、同じ自動車メーカーの人にばったり会った。2人も! 広報と開発の人です(お二人とも出発の前日に会ったばかり)。この時期、おそらく有給の消化なんでしょう。会った10倍だとすれば20人。いや、そんな高い確率じゃ出会わないだろうから、100倍だとして200人は同じメーカーの人がハワイに居ると思う。

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マーケットプレイスまで歩いて2分

ハワイを訪れる日本人を見ていると、皆さん買い物す~るする! アラモアナのショッピングモールに行けば、ブランドの紙袋を両脇に抱えた人の多さに驚くハズ。日本人だけでない。地元の人が多いパールリッジセンターなど、決して景気良くないと言われるアメリカの人もレジに長い列を作っているほど。

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ドンキホーテ(超巨大!)は押すな押すなのイキオイ。駐車場探すのに苦労する

日本は物価安いハズなのに皆さん買い物しなくなってしまってます。おそらく魅力のある商品が少ないんだと思う(魅力ある商品は海外の方が安い)。思わず欲しくなるような商品を生み出すアクティブさも日本には無くなってしまった。こまったもんだと考えつつ、フリーマケットへ。

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ここも大賑わい

価格勝負のフリーマーケットでは、中国の製品が猛威をふるっている。この市場、もはや日本が参入出来る余地無し。日本で作ったら、全く利益上がるまい。かといってホノルルに於けるLG(韓国)の液晶TVはパナソニックの25%安。そこまで性能差あると思えない。日本製は割高だ。

こら早晩、メイドインジャパンの電器製品も立ちゆかなくなるに違いない。25%高く売るなら圧倒的な性能差が。10%高く売るためにも高いブランドイメージを必要とする。レガシィを現代自動車のライバルモデルより安い価格設定としたスバルのビジネスは、利益上がるなら大正解なのかもしれません。

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2009年12月20日 (日)

ヨットで10ノットオーバー!(12月18日)

本日も爆風ながら、昨晩、北西を向いているマリーナからホルルルにフネを回航してあったので(この時期、季節風で北西の海岸は大波が立つ)、試乗出来ることになりました。船名を出さなければぜひ乗ってみください、という約束なので残念ながら写真などはお届け出来ず。42フィートのヨットです。

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昼過ぎに出港

やはりヨットはECOです。というか自転車と並び、乗り物で最も環境負荷少ないと思う。燃料使わずどこにでも行けますから。面白いことに強い北西風のホノルル沖は、波まったく無しの海況で風速10~15mという一定の風速かつ一定の方向から素晴らしい風が吹く。ヨットで軽く10ノット出るそうな!

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ダイヤモンドヘッドまであっという間!

アラモアナのマリーナ出てセールを展開するや「ドン!」というイキオイで加速! 何と! 信じられないことに半分プレーニングしてるじゃありませんか! 話には聞いていたけれど、ヨットでこんな走りをするとは! こら来年はぜひともヨットの操船練習をしたいと思う。10年後は間違いなくヨットです。

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前半分しかセールを展開しないでも速い!

感心しながら乗っているウチ、あっと言う間に日没。コンデジ(コンパクト・デジカメ)でもこんな写真が撮れました。水平線と接した太陽が広がるのは写真やTVRで見たことあるものの、自分の目で確認したの、初めてです。しかもとても風速15mの海面には見えないでしょ! 白波が一切立ってない。

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最近釣り修行してるので夕日はよく見ます

少し釣りでもしましょうか、ということで釣り糸を垂らす。5人で1時間くらい釣って2人は1匹づつ。私だけ2匹ゲット! さすが厳しい修行を繰り返してきた成果が出てきている感じ。マリーナに戻って塩焼きにして美味しく頂きました。ホノルル起きのサカナも美味しいです。エサは人工のイソメでした。

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日本のサカナと微妙に違う?

出航前、クルーと釣り道具屋さんに行ったら、何と高いルアーは日本製。写真はアオリイカ釣りのエギで有名な(他の釣り道具もたくさん出してる)、ヨーヅリでした。ヨーヅリのルアー、日本じゃあんまり見ないのに。私がルアー買ったと言ったら「ハワイの人はみんな日本で釣り道具買ってきてもらうのに」だって。

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ヨーヅリのルアー、一度使ってみようかしら

驚くのはサビキの仕掛け。これまた日本のブランドが世界一らしい。日本だと1セット100円から買えるのに、ハワイだと最低で3ドル59。おそらく中国で作ってるんじゃなかろうか。日本ブランドの人気は高いものの、中国で生産されちゃ日本の産業は盛り上がらない。どの分野も同じか?

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サビキは全て日本ブランドでした

いやいや素晴らしい体験になりました。日本に帰ったら松本さんにヨットの手ほどきをしてもらいましょう。ただ日本の海もヨットにゃ好適な北風ながら、超寒い。キャビン無いし、基本的に濡れます。暖かくなってからですね。


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2009年12月19日 (土)

強風で取材中止(12月17日)

ネット環境良くなったと思いきや、ココログの状況がダメ(日本時間だと土曜日の朝)。困ったもんである。何回もページ読み込みエラー出てしまい、写真のアップロードなんか全く出来ません。この日記もいつ読んで頂けるものか? フネ取材の予定は強風のため中止であります。マリーナが真正面から風を受けてるそうな。

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今回はハイアットに滞在

朝ご飯はワイキキのDFS横のパンケーキ屋さん。こんなど真ん中なのに日本人はおらず。しかも本格的なアメリカンなので「一人あたりパンケーキ2枚づつで十分だろ」とムスメに言ったのに、シカトしやがり3枚のセットをオーダーされた(タマゴも3つだぞおい!)。日本だとパンケーキのサイズにウルサイ私なれど、無理です。

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ディッシュのサイズからしてデガいです

食いきれるワケないっしょ! 運ばれてきたディッシュ見るなり、ムスメも反省したようだ。ここはヨーロッパじゃねっし! 親の言うことを聞けっての! 昼からアラケンと一緒にワイケレのアウトレットに行く。先週、ホノルルマラソンに出場した人たちが大挙訪れ、超品薄。ほとんどサイズ切れ。ドル安ですからね~。

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欲しいモノが見つかれば安い

納得いかず、そのままアラモアナのショッピングモールに移動。日本じゃ感じの悪い(なぜか取材拒否中)アバクロより『ホリスター』が人気。ちなみにアバクロの兄弟ブランドです。雰囲気そっくりで価格は3分の2といったイメージ。どちらの店内も老眼傾向のジジイにゃ暗すぎて何も見えぬ。腹に肉付いてると似合わないし。

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日本上陸も近いか?

夜はタイ料理屋さん。ホノルルで一番有名かつ美味しいと思う。平均的な日本人のお腹なら、ここの最もシンプルなコース(一人29ドル)を頼んでも食べきれないほど。強烈なタピオカ好きの私ですら、デザートで出てきた量を見て「まいりました!」。普通ならコレだけで3人分でしょ! すでにメインも残すほど満腹なのに。

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意地で食べたら久々にお腹一杯で苦しくなった

終日強風で、しかも夜には雨も。相変わらずワイキキの夜は毎晩お祭り騒ぎ。ヴィトンやエルメスなどのショップも若い日本人で賑わっている(皆さん冷やかしでなく買ってます)。本当に不況の国なのか? と思えるほど。きっとお金持っている人は黙ってるんだと思う。日本は今後さらに格差広がるだろう。

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2009年12月18日 (金)

ホノルル(12月16日)

今日は昨日の予備日。インパラの取材は終了したので、群馬のアラケンと島内を一周する。本日も天気良好。下の写真は真下がいわゆる「ワイキキの海岸」。TVなどワイキキの撮影はこの一角で行われます。驚くほど狭い。その割りに、いつも混んでません。一番手前の建物がモアナ・サーフライダー。ピンクはロイヤルハワイアン。

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泊まっているホテルの駐車場(28ドル)からのカット

下はダイヤモンドヘッド方向。ワイキキは人口的な浜なので砂が流失しないようにするため(波が入ってこないというメリットもある)、外側に防波堤を設けている。やはり外側に防波堤あると気分出ないっすね。ホノルルマラソン終わり、クリスマス休暇までの暇な時期かと思いきや、飛行機もホテルも一杯らしい。

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気温高いのに湿気のないホノルルは超快適です

半時計周りでスタート。ダイヤモンドヘッドからカハラホテルの横を通過、ココヘッドで写真撮って(ハワイに行った人なら皆さん立ち寄ってると思います)ホノルルの裏側にあたる小さな街であるカイルアへ。ここからエビで有名なカフクまではオアフ島でもっともノンビリした地域。海もキレイ。

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ハンバーガーがウマい!

お昼はライオンレストランで。私が選ぶメシ屋はホノルル市内であっても、なぜか日本人がいない。島の裏側くんだりまで来た日にゃガイジンばかし。海に面した超を5つくらい付けたくなるくらい気分の良いレストランでございました。このあたりの海岸線は&砂浜リーフ。波無くどこでも遊べます。

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手前はアラケンの奥さんじゃないです

カフクのエビ屋通りはすでに人気のピークを過ぎたらしく、昨年のように押すな押すなのイキオイは無くなっている。そりゃそうだ。あんなエビに12ドル以上出すなんて冷静じゃありません。確かに美味しいけれど、5ドル。高くて8ドルまででしょ! タートルベイを回ってノースショア。

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今週末はサーフィンの大会らしい

マツモトのシェーブアイス食べ、ハレイワマーケットでTシャツ買おうとしたら、クローズされている。どうしちゃったんだろ、とお約束のドールバナナに寄ると、ワゴンでハレイワマーケットのTシャツを売ってる。聞けば先日102年続いた店を閉めたのだとか。ロゴも売ったそうな。

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Tシャツは売り切れ御免だという。ジジイサーファーにとっちゃ寂しいでしょ

ホノルル市内に戻り、ワードセンターの近所にあるメキシカンの晩ご飯。これまた日本人ゼロ。美味しくて安いのに。隣にスポーツオーソリティがあったので覗いてみたら、只でさえ安いラパラの半額セール中! 写真の8個を買って6千円です。なかでも旧世代のマグナムラパラは今や日本じゃ希少品。

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左下が旧世代の金属リップ付

夜はアラケンのハイキキ・バニアンで飲む。いわゆるキチネット(けっこう本格的な台所とダイニングテーブル、食器一式付き)付きのホテル。駐車場も安い。ワイキキからもそう遠くないし。長期滞在するなら良いチョイスかもしれません。明日はフネの取材に行きます。

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2009年12月17日 (木)

ホノルルへ(12月15日その2)

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成田発20時50分発のANAでホノルルへ。本来ならさくさくと晩御飯食べて寝たいところなれど、離陸して40分してもシートベルト着用サイン消えず。加えてサービス開始がメチャ遅く、晩御飯も配給は1時間30分後。全て終わったの2時間20分後。もはや到着まで3時間40分。寝る時間などほぼ残っていない。

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こいつは?

ひっどいサービスのクルーに出会ってしまいました。少し寝たと思ったら、もう「着陸まで30分です」だって。4時間寝られればホノルルに到着した日に遊ぶ元気作れたのに(到着は朝の8時)。それでも気合い入れ、試乗車をピックアップ。インパラのフレックスフューエル仕様であります。

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日本じゃ馴染みのない「インパラ」というモデル

E85というアルコールを85%含む燃料にも対応するというもの。最近のガソリン価格の下落ですっかり人気なくなってしまったというが、長いスパンで考えれば十分ありうる燃料のチョイスだと思う。乗らないウチ、無くなってしまうと困るので(実際、GMの破綻で将来は不明)、早めに試しておくことにした次第。

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新しい世代の3,5リッターV6を搭載

ガソリンを使っている限り、乗っていて違和感全くなし。やや始動時にツマるような気もするが(個体差かも)、普通に走っている限り普通のV6ガソリン車であります。ちなみにE85を入れると燃費は20%悪くなるという。ボンネット開けたら拍子抜けするくらい普通。タワーバーに驚く。

こりゃ完全に車体設計のミスだと思う。見るからに後付の補強ですから。それにしてもアメ車は快適である。面白くありませんけど……。悪いクルマではないが、道具として割り切ったなら日本車に届いていないのだろう。確かにいろんな意味で粗っぽい。ルームランプだって全く使い物にならない場所に付く。

泊まっているホテルに駐車したら一晩28ドルとのこと! なんだそりゃ! 宿泊者に対しこんな高い駐車場料金取るなんて世界広しといえどもワイキキの目抜き通りだけでしょ。ちょうど群馬のアラケンがホノルルに新婚旅行その2(その1はスペンだって!)に来ているので、飲んで何とか眠気に打ち勝ち、深夜まで。

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2009年12月16日 (水)

フーガに試乗(12月15日その1)

原稿が全然終わらず、3時に起きて仕事。なんせコチラは時間を確保して待っているのだけれど、内容煮詰まっていないという妙な状況であります。時間切れになってしまい、9時に家を出て日産の試乗会が行われている日産本社へ。道路は順調に流れており、30分早着。この間も原稿書き。

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ショートホイールベース化によるピッチングが唯一の弱点か?

まずフェアレディZで逗子まで往復。クルマの質感は素晴らしいとしか言いようがない。ポルシェと比べたって負けていません。乗り心地も良好。BOSEのオーディオもオープンで走っていればパンチが増しており、なかなか良いです。ただクルマ全体で感じるのは「もはやこういった時代じゃないような気が……」。

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やっぱりフロントのリアのバランスが決定的に悪い?

続いてフーガに試乗。なるほど足回りの仕上がりはタイしたもんだと感心しきり。20インチタイヤを履いているモデルですら堅さを感じさせないのだ。最近、たまにKYBも良い仕事をしてます。3,7リッターのパワーは今の日本だと完全にオーバースペック(エンジン音が大き目)かもしれない。

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インテリアは「普通」でした

2,5リッターで何の不満もないばかりか、速度計表示で100km/h巡航したらリッター14km/Lも走った。これでアイドルストップでも組み合わせれば、燃費でもライバルを凌ぐんじゃなかろうか。それにしても何でこんなスタイルを採用したのだろう。も少し普遍的なデザインを望みます。

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64,3kmを特に燃費を気にすることなく走ったデータだけに感心しきり(速度は高くないです。ほぼ全てクルーズコントロールを使用)。終了後、ベストカーの編集部に移動。次の用件の時間ギリギリまで原稿書き。残念ながらタイムアウト。完全に終わりませんでした。記事の方向性も右往左往しちゃってます。

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2009年12月15日 (火)

プラグインプリウス発表(12月14日)

早起きして入魂の原稿書き。何とか午前中の分を終了。台場のメガWebで行われるプラグインプリウスの車両説明会へ行く。道路空いていたので1時間も早着! それじゃ、と先週の金曜日にオープンしたヴィーナスフォート3階のアウトレットを覗いてみたら、本格的なアウトレット知ってるとショッパ目。

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アウトレットは3階

少なくともオトコ向きでありません。ヨメはアウトレットに行かせておき、メガWebかトヨタの小さい博物館(映画で活躍したクルマやWRカーなどを展示している)を楽しむのがいいでしょう。すぐ飽きてしまい、早めに説明会場に行き、展示してあるバッテリーや実車のカットモデル見てアレコレ。

第一部終了後、田中CE(チーフ・エンジニア)にハナシを聞いてみた。とても意欲的で熱心。ハイブリッド関係を担当しているCEは皆さん前向きである。2年後に誰でも買える価格で一般市販するということなので、貯金して待っていたらいい。私もデビューしたら乗り換える予定です。

家庭で充電する時は100VでOK(完全に無くなった状態から3時間)。12Aだというので(i-MiEVは15A)、あまり負担を掛けずに済む。一戸建てなら200Vを入れればよろしい。終了後、場所を移動してCOTYの会合。都内は中国の副主席来日のため至る所で検問を行ってました。宿泊はニューオータニか?

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2009年12月14日 (月)

関空に格安航空会社?(12月13日)

昨日も忘年会で「いつも楽しそうでうらやましいです」とみんなに言われてしまった。よほど遊んでいるように見えるらしい。普通の人は週休二日。なのに私は今日も朝から原稿書き。先週だって毎日動き回ってます。クルマ関係の仕事を「遊んでいるのと同じ」と言われちゃえばグゥの音も出ませんけど……。

ニュース見てたら「関空に格安航空会社を誘致する」だって。「オープンスカイで航空運賃が安くなる」なんて報道もあった。あんたらお金払って飛行機乗ったことあるの? イマドキ航空運賃なんてバカ安だっての! ホノルルまで3万5500円。パリまで4万2800円が直近の最安値ですから。

これ以上安くなると真剣に言ってるのか? 正規運賃だって前述の料金の1~2万円高である。日本で買う航空運賃は十分安い。むしろ強引に空港作ったツケの空港使用料や、燃油サーチャージの方が高く感じるほど。関空に格安航空会社を誘致しても、関空まで行く国内線に国際線区間と同等の運賃を取られます。

やはり地方空港の人は国内線を1万円で飛べる日本の航空会社や、韓国や台湾、中国経由の格安便を選ぶと思う。しかも伊丹を存続させるのだという。関東より需要の少ない関西地区に3つも空港あるの、どう考えたって無理。離島や南紀白浜のような遠隔地を除き、就航地は飛行機会社に任せたらよかろう。

逆に就航地を国や地方で定めるなら、それなりの搭乗率保証はしなければなるまい。メディアも国も何でも欲しがる幼児と一緒。床に寝っ転がってダダこねれば何でも出てくると思ってるんだろう。そんなこと考えつつ今やお楽しみになりつつある『坂の上の雲』を見る。国のアホさ加減は今といい勝負か?

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2009年12月13日 (日)

忘年会(12月12日)

まず7時に出港。忘年会用の刺身を調達すべくイナダ釣りに。早朝までの爆風も止み、釣り場に着く頃には丁度良い感じになってきました。しかし! 鳥山が無い! こらアカンと、船橋沖の三番瀬に移動。ここも全くダメ! すぐ東京灯標方面に移動するも、鳥は高い位置で飛び回るのみ。

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ディズニーランド沖

されど本日は簡単に諦められない! 皆さんのおかづが掛かってます。一旦マリーナに戻り、海況の変化を待つ。やがて気温上がり、潮も流れ始めた。今朝はほとんど動いてませんでしたから。ただ時間的にはお昼。魚探見るとサカナ居るのに……。と思っていたら、突如「おおっ!」。

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ということで大物です!

凄いね! と思ったかもしれないが、東京湾奥にゃこんな立派なタラなんか居ない。「毎度の事ながら釣りたいときには釣れないでしょ!」と判断した番頭宮本君が三陸からタラを取り寄せていたのだった。そういや前回のハゼ釣りの時もキスを仕込んでたっけなぁ。それにしても立派なタラだ! 

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これまた三陸のホタテ

タラだけじゃありません。ホタテは普通の居酒屋さんじゃお目にかかれないくらい身が厚い! ウソ偽り誇張無く4cm近い感じ。料亭で出すクラスである。こら高いでしょ! 何でも三陸の海産物に関しちゃ凄く太い知り合いが居るんだそうな。一人当たり2個という割り当て。私はアレルギーあるので食べなかったけれど、バカ旨だったそうな。

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さらにカキ!

このカキも旨かった! 生ガキ好きなら生で! 火を入れた方が好きな人は天ぷらで食べたのだけれど、滋味あって素晴らしかったです。その他、キノコや野菜など食いきれないほどの食材。実際、ゴハンもソバも用意してたのにたどり着かず。手作りのケーキは別腹。美味しく頂きました。おっと! サカナ釣れたか? 聞かないでくだされ。

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マリーナはイルミネーションパレードでした

16時少し前から天ぷらを揚げ始め、前回同様に日没。1時間もすると真っ暗になってしまった。それでも天ぷら揚げるのが宮本料理長。「手応えで揚がったかどうか解るようになってきた!」だって。確かに闇揚げ状態でも美味しい。しかも食べきれないほど次々と揚がっていく。今日は何時間か?

折しもマリーナはイルミネーションパーティ。デコーレーションされたフネのパレードを見ながら、4時間ほど天ぷら揚げ続けました。23時解散まで大いに楽しむ。

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2009年12月12日 (土)

今日も原稿書き(12月11日)

親方は公務員の悪口を書きすぎる、というコメントを貰った。なるほど辛口である。地方公務員と国家公務員は違うのだという。実際、公務員に対し良い印象をほとんど持って無いのも事実。良い公務員と出会う機会多ければ意識も変わるんだと思いますけど。公務員の美談など投稿してください。

本日も朝から気合い入れて原稿書き。夕方、霞ヶ関の議員会館で打ち合わせ。存在意義を真剣に模索する自民党議員さんも出てきた反面、未だ「前回の衆院選で負けたのは解散時期悪かったから。次に選挙じゃ敵失もあるため与党に戻れる」と真剣に信じている人が少なくないそうな。

つまり民主党政権じゃ外交も景気対策も出来ずに失敗。自民党の出番になると考えているワケ。未だ大敗の分析も行っていないのだとか。もうそんな夢を見るのは止めた方がいい。国民は自民党時代に戻ることなど望んでおらんぞ。しかも民主党政権、なかなか上手にやっていると考えます。

惜しむらくは度量が無い大臣が少なくないこと。北澤防衛相なんか自民党の人みたいだし、岡田外相はビビリ過ぎ。鳩山首相の如く飄々としていたらいい。メディアも情けない。小沢幹事長から完全にナメられてますから。侍のような実力ある大臣を揃えれば、相当面白い仕事をすると思うのに。

ネオチューンを行ったプリウスの乗り心地、相当の満足度である。走っていると、3分の1は「すっごく気持ち良い!」。3分の1が「大幅に良くなりましたね!」。残る3分の1も「辛抱できるかな?」という感じ。乗り心地に不満をもっているなら、国沢にダマされたと思い、ぜひとも試して欲しいです。

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2009年12月11日 (金)

現代の朝貢(12月10日)

そろそろ26日売り号の締め切りが迫ってきたため朝から原稿書き。鳩山首相の献金問題でモメているけれど、親子のことだけに厄介だ。考えて欲しい。「社会人になったコドモに会社で使うスーツを買ってやる」なんてのは普通のハナシ。というか法的にも年間110万円までなら生前贈与で問題なし。

それなら「将来必ず大成する」と思ったコドモに、年間110万円を超える投資をしたらどうか? レーシングドライバーやゴルファー、フィギュアスケート、お花、お茶など、成人になっているコドモに対し年間110万円以上掛けている親は珍しくないだろう。持参金付けてシートを買うドライバーなんて普通に居ますから。

金額についていえば、収入によって感覚は大きく違う。鳩山首相の母堂はブリヂストンの株を1300万株持ってるそうな。1株あたり24円の配当として3億1200万円が毎年何もしないで入ってくる。それ以外の株だって所有していることだろう。そいつを「コドモの成長のために使う」といった感覚なんだと思う。

少なくとも悪気は無いだろうし、何より使われているのは税金でなく、しかも鳩山首相の姿勢を見ると、少なくとも悪いことに使っているワケじゃないと考える。そんなこんなで個人的には「ラリードライバーになりたいコドモに年間600万円掛ける親」と大差なく感じます。つまり、あまり気にならず。

好みでない小沢さんながら、140人もの与党議員を連れて中国を訪問するという、中国の文化では最上級の外交を行っている。この件だけ見ても、小沢さんは中国の文化を熟知しているということが解ります。残念なのはメディア。単に小沢さんの勢力を誇示するため大勢で中国に行ったと報じるのみ。

この姿は「朝貢」に他ならない。現代版の「遣唐使」です。もちろん中国側が主(あるじ)。されど効能は絶大で、そもそも近隣国とのイサカイや武力衝突を回避するための知恵なのだ。中国側が朝貢を受け入れたら、武力衝突など考えなくて良い。中国を仮想敵国としなければ、我が国の驚異はほとんど無くなる。

昇竜のようなイキオイ持つ中国と付き合って行こうとすれば、朝貢が最も好ましい。もちろんアメリカへの強烈な牽制になるだろう。そこまで読んでいるとするなら(当然読んでしょうね)、小沢さんの政治感覚はズ抜けている。人当たりが良ければ歴史に残る首相になったと考えます。

何のカンのいいながら、今や中国無しで日本は成り立っていかなくなりつつあります。今、景気良い人や企業は中国と上手に商売をしている人ですから。

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2009年12月10日 (木)

GT500に試乗す(12月9日)

早起きしてツインリンクもてぎへ。今日はベストカーの仕事でGT500の試乗であります。まず同乗走行。やや無理筋で装着したナビシートのため、おそらく私のサイズで物理的な限界かと。ヘルメットを被った状態じゃ乗り込めず、押し込んでもらってからパズルを組み立てるが如くヘルメット着用。

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満員電車に押し込まれたオヤジの如し!

ここからのシーンは下の動画でどうぞ。名手、小暮選手の運転で西ショートコース4周をフルに堪能す。徳大寺師匠のようにナビシートでクルマの挙動が解るようになってきたのは年の功か。それにしても世界最速のレーシングカーの一つであるGT500の前後左右Gは強烈であります。

続いて2006年仕様のGT500のハンドルを握る。タイヤがカンペキに冷えていることもあって(ホンキで攻めないとタイヤ温度が上がらない)、本来ならベタ抑えで乗らないとアカンのだけれど、それじゃGT500の味など解らない。アクセル5分の1なら駐車場で乗っても同じ。このあたりは大いに迷う。

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午後は小暮選手がキッチリとタイヤを暖めてくれた

そんなこんなでピストン西沢さんと私と連続して厳しい修行となり、やや短めに試乗を終了することになりました。午前中はもう一人ギョウカイ美形女子竹岡圭さんが試乗することになっていたのだけれど、データロガーのチェックと昼のメンテを先に行うことになった。メンテ開始時点で帰路についたピストン西沢さんだったが……。

帰り道にJウェーブ聞いてたら「ベストカーの国沢親方がGT500をぶっ壊しました!」だって! あらま! 壊れてないっつの! 100歩譲って私が修行した、というなら許す! されど「ベストカーがぶっ壊した」ってのはないでしょ。しかも事実じゃねっし! ま、帰ったからワカランかったんだろうけど。

いずれにしろ私の仕事は楽しい記事書くこと。ウケてナンボの世界。今回試乗した書き手のなかで一番ワクワクする原稿書くど~っ! 次号のベストカーを楽しみにしてくだされ。ちなみに試乗できたのはGT500だけでなく、ジョイ耐仕様のインサイトとシビックタイプRのワンメイクレース仕様も堪能しました。

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お相撲さんかと思ったらベスモのホンダ君。大いに楽しんでました

世知辛いご時世の中、クルマの楽しさを目一杯体験させてくれるホンダは偉い! こういったメーカー、ホンダと元気良いときの日産くらいか? 唯一の心残りは、タイヤ暖まった状態で本来の実力の70%くらいの前後左右Gを味わってみたかったこと。とはいえ素晴らしい体験でありました。

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2009年12月 9日 (水)

まるも亜希子さんと初仕事(12月8日)

朝からCT誌の取材。まるも亜希子さんとは仕事じゃ初顔合わせ。ギョウカイの笑い袋(大声バージョン)として有名。どんな集まりであってもまるもさんが居ると解るほど。今回は一緒に燃費計測したのだけれど、なかなか良いデータを連発。ステップワゴンの100km/h巡行で17km/L以上出してましたから。

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そろそろシラガ染めします。まるもさんのブログはこちら

今回はライバル車のガチンコ比較(テクニックというよりクルマの実力に重点を置いた内容)だったのだけれど、相当興味深い結果になりました。特にステップワゴンの実用燃費に驚く。これでアイドルストップ加えたら、ハイブリッドに肉薄しちゃうかもしれません。やっぱりベース車の燃費って重要だと思う。

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こいつは4WDターボ対決の組です

暗くなるまでデータ取り。終了後、帰路でTVのニュースを聞いていたら、亀井大臣の暴走を伝えている。どうしてあんなに強気になれるのか不思議でならない。そういえばウチのヨメも「この人、大嫌い」と言っていた。やろうとしていることは自民党時代のまんま。最大のミスキャストかと。

こういった内容を書くと「その通り。民主党じゃダメだ」みたいなコメントが寄せられる。誤解されないよう願いたいけれど、私は民主党に責任あると考えていない。戦後の自民党体制の結果、現在の状況に至ったと思っている。いろんな意味で、誰が舵を握ってもどうしようもないのだ。

税収37兆円に対し、借金(新規国債)54兆円弱。来年度も大きく税収が上向くことなど考えられない。いよいよ最終段階に差し掛かりつつある感じ。今後、どんな現象が起きてくるのか? 教科書にゃ書かれていないことばかりだと思う。何とか生き延びる算段をしなくちゃなりません。

されど依然、鳩山首相には期待している。今までの首相とひと味もふた味も違うのだ。アメリカという国の存在をいろんな方向から国民に見せてくれているだけで素敵です。

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2009年12月 8日 (火)

ネオチューン(12月7日)

いやいやクルマも今回みたいな「発見」が1年に1回くらいあると面白いのに! 読者の方からぜひ「ネオチューン」というのを試し、評価して欲しいと言われた。何でもノーマルのショックアブソーバーのオイルを交換することによって乗り心地が大幅に変わるという。興味あれば半信半疑なことも試してみる性格だったりして。

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お尻のオジサンが喜多見さん。元ラリーストです

ジツはこの手のテスト、年に何回も行っている。ほとんど紹介できないのは、効能(コストパフォーマンス含む)が納得出来ないためである。ネオチューンの場合、帰り道で大笑いしてしまった。不満度100%だったプリウスの乗り心地が「まぁいっか」になったから驚く。少なくとも今やショックアブソーバー交換の必要性を感じていない。

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ノーマルのショックアブソーバーを加工する

というか、プリウスの「硬さ」の要因になっているのはタイヤになりましたね、ということが乗っていてハッキリ解る。また、たまた鋭いギャップを通過した時に感じる「濁り」の原因もサスペンションの取り付け部剛性のような気がします。ショックアブソーバーはKYB製と思えないくらいスムーズに動いているのだった。

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ノーマルのストロークはバンプストッパーまで30mmといった感じ。少ない!

詳細はベストカーの達人コラムで紹介するが、普通サイズのクルマなら1台分2万4千円~3万円(標準装着のショックアブソーバーを加工する。脱着工賃は別)。しかもヘタッたショックアブソーバーもリフリレッシュ出来るそうな。複筒式に限られるものの、国産車はほぼこのタイプ。

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こらアカンぜよ! とバンプストッパー1コマぶった切る。ガイじゃ

プリウスに限らないので、乗り心地に不満を感じているならぜひとも試してみたらいい。従来型プリウス(特にサスペンション取り付け部の剛性を上げた後期型)や、先代ウィッシュ、先代フィット、アルファードなど特におすすめである。キャパシティが少ないため、早めの予約が吉だと思う。クルマを持ち込めば約4時間で終わります。

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バルブが付きます

なんでKYBがこの手のオイルを使わないのか不思議でならぬ。ちなみに喜多見さんのアイデアでブレンドしてもらっているオリジナルオイルなのだとか。耐久性も標準と同等以上だそうな。液体の移動音も出てません。タイヤの空気圧を変更すると、さらに良くなることあるというので試してみたい。

ガレージは千葉の勝浦の近くと、神奈川県の川崎の近所にある。『SANKO』といいます。晩ご飯は昨日釣ったフッコ(ヒラスズキじゃない感じ)の塩焼き。期待以上にウマし! 小さいヤツも食べ方によっちゃ美味しい。残念ながら土曜日の忘年会まで「漁」に行けそうにありません。

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2009年12月 7日 (月)

普通のフネじゃ東京湾最速(12月6日)

一度始めると納得できるまで止めない性格である。本日の仕事は14時から夢の島マリーナでエンジン誌の撮影。目覚ましも掛けずに5時に起きてしまった。 向かう途中、山崎海師匠から電話あって「何時に出るの?」。そんなこんなで本日も山崎海師匠と遠藤さんと3人で日の出から鳥山を追いかけてたりして。

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鳥山が落ち着くと写真撮る余裕ででくる

10分走れば面白いように美味しいサカナが”ほぼ”確実に釣れるのだから、その魅力に逆らうのは難しい。本日は船長を山崎海師匠がやってくれたので、釣りに専念出来ました。おかげであまり活発な鳥山もなく、日曜日とあってライバル(他のフネ)多かったものの、納得できる釣果。

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一番大きなフッコ(60cmにゃ少し欠ける)は遠藤さんが

本日もバラしが多かったけれどキッチリとイナダをゲット! マリーナに戻り、フネ談義をしていたら、近所のバースの知り合いの方のフネが今年のボート・オブ・ ザ・イヤーの候補艇なのだという。されどまだ試乗交渉をしていないそうな。それじゃ、ということで山崎海師匠(実行委員長です)を紹介しにいく。

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驚きました!

すると「いいですよ」と快諾いただき、しかもすぐ出港してくれるという。ちなみにこのフネ、夢の島マリーナじゃ一番速いと言われている。北朝鮮のレポ船を余裕で追いかけられるだけでなく、東海汽船のジェット船すら抜けるそうな。ちなみに53ノット出るのだとか。海上保安庁のフネより速いっす!

荒川河口を右に曲がり、まずウォームアップの40ノット。抜群に速いと言われるポーナム28G(小さいボディに240馬力×2基)でも37ノットが限界。そいつを簡単に超えた。さらにアクセル全開にしたら、背中をケ飛ばされるような加速ぢゃありませんか! GPS見たら49,6ノットだって! もーれつだ!

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これがサーフェスドライブの航跡!

東海汽船のジェット船の最高速は条件良いときで45ノットくらい。海の上での50ノットって、クルマなら300km/hオーバーの迫力です。ちなみにサーフェスドライブと呼ばれる半分空中に出た特殊なプロペラを採用している。航跡を見ると猛烈な水煙が上がっていた。エンジンは700馬力。

ゆっくり走って三浦三崎まで1時間とのこと。海況良ければ大島まで1時間半だ。操船させて貰ったが、魚雷艇ってこんな感じなんだろう。良い経験になりました。参考までに書いておくと、オーナーは社会的な信用度のある優良企業の社長さんです(山崎海師匠より先輩のお年頃)。フネ好きなのだ。

これまで私が乗った一番速いフネは下の写真のBARのレーシングボート。最高46ノットでした。こんなカッコしたレース艇ですらジェット船と同等なのだ。普通のカッコしたフネの53ノットがいかに凄いか解っていただけるだろうか? しかも満タン全開で10時間くらい走れるとのこと。

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このフネより速い!

マリーナに居ると時間の経過が早い。あっと言う間に取材の時間。撮影終了後、せっかくマリーナに来たのだから、と撮影に協力して頂いた方(撮影車のオーナー)に乗船してもらい、東京湾奥周回クルージングコースなど。少し寒かったものの、天気も海況も良好。夕日まで見られました。

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ベタ凪です

こういう日記を書くと「毎日遊んでやがる」と思われちゃうんだろうなぁ~。人から誤解されるの、とっても悲しいことです。されど自分自身、遊んでるんだか仕事してるんだか解らなくなることも少なくない。

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2009年12月 6日 (日)

試乗会&釣り(12月5日)

本日9時から夢の島マリーナでボート・オブ・ザ・イヤーの試乗会がある。そんなら早起きして修行しなくちゃアカン。7時少し前にマリーナを出て、すぐ”釣り場”到着。おうおう! 鳥山ビンビンでありますね! 狩猟本能なのか、鳥の乱舞を見ていると気合い入って来ちゃいます。釣るど~!

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マリーナから10分で鳥山

本日は少し趣向を変え、軽めの道具仕立てにしてみた。ロッドはシーバスロッドで高い評価を得ているティムコの『ジャンピングジャック』。そいつに2500番のリール。ラインはPEの1号(先糸4号)。大きなイダナ掛かったらブッチンです。ま、引きの弱いスズキなら大物でもイケるでしょう。

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ルアーはバイブレーションを使いました

鳥山狙って3投目! 来ちゃいましたね~! ドラッグ(一定以上の引っ張り力を受けると糸が出ていく機能)を緩めにしているので、なかなか寄ってこない。大きいようだ。でも上層を泳いでいるのでスズキかと(60cm以下ならフッコと呼ぶ)。楽しいファイトの末、上がってきたら立派なサイズのフッコ。

この大きさなら「スズキ」と言えないこともない。やっぱり「ライトな道具」の方が緊張感あって面白いっす! すぐ次の鳥山に移動し、投げたら今度も2投目でガツン! しかし! なかなか上がってこないし、下に下に逃げていく。こら正真正銘スズキサイズか? と思ったら、イナダぢゃありませんか! ま~だ居たのね!

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イナダにスズキ。人の名前みたい

60cmのフッコより圧倒的に引く! 続いてイナダを3連続バラす! 目の前までたぐり寄せ居ながらバイバ~イだもの。掛かり浅かったのだろう。それにしてもシーバス用のジャンピングジャックだと面白くって辛抱タマらんです。その後、1匹を取り込み、さらに3匹バラす。屈辱の7タコは何だったの? 

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マナ板が40cm。60cm近いか?

大笑いしながら厳しい厳しい修行を積んでたら、いかんいかん! 試乗会が始まっちゃう。急いで戻って試乗。トヨタの画期的な新技術を二つ試す。いずれも「こらタイしたもんです!」。明日の日記で簡単に紹介したい。下はスイッチ入れれば海上で自動的にその場所をキープしてくれる装置の説明。

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写真は山崎海師匠であります

雨が降ってくるまでポーナム45とポーナム28L、ヤンマーのEX33に試乗。いろんな海況で乗ると、その度に新しい発見がある。明日も試乗会と、14時からマリーナでエンジン誌の撮影です。天気良ければ早起きになっちゃう? 遊びに見えてしまうのが、フネの仕事の最大の難点。

晩ご飯はスズキとイナダのお刺身。冷え込んで来たためか両方ともアブラ乗り始めており美味しいの何の! 食べきれないので明日も暖かいゴハンに刺身です。 

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2009年12月 5日 (土)

ヘリの爆音で叩き起こされる(12月4日)

凄い爆音で目覚める! まだ薄嫌い頃だってのに超低い高度でヘリがホバリングしてるのだ。TV局のヘリである。何のため西武線沿線の住民を全て叩き起こそうとしてるのか? 重大な事件か? と思ったら西武線の信号故障らしい。寝ている人がたくさんいること、考えないのだろうか?

最近のマスコミ、どこかおかしい。昨日書いた普天間基地の件だって、メディアは揃って「辺野古に基地を作れ!」と鳩山首相に詰め寄っているようなもの。ホントにそれでいいのか? メディアこそアメリカの植民地根性から抜け出せていないんだと思う。一度辺野古の海岸を見に行って欲しい。

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ギラギラ反射しまくりの黒

朝から気分悪いっす。10時に家を出て河口湖で行われているSAIの試乗会へ。ちょうど黒沢師匠がおいでになっていた。試乗後、一緒にSAIのチーフエンジニアとクルマの評価など。同行している永田は黒沢師匠の大ファン。生で黒沢節を聞いて感銘受けてる。黒沢師匠の評価は私の100倍辛口です。

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見事な洗車傷。磨きの達人、及川さんが見たら、なんていうだろ?

曰く「18インチなんか履かなけりゃよかったのに」。まっことその通りでございます。SAIを買うなら瞬時も迷わず16インチだ。試乗レポートは来週の金曜日にオールアバウトで。私はプリウスの方が好みに合うし、もし330万円出すならマークXを買う。悪いクルマじゃありませんけど……。

帰宅してニュース見たら、上空から撮影した上石神井駅の様子など放映してる。あんな低い高度からじゃウルさいワな! 調べてみたら、ウチの近所の踏み切りは3時間近く鳴りっぱなしで閉まっていたらしい。その間、クルマはどうしてたんだろ? 日本一のオタンコ私鉄だけあり、立体交差超少なし。

消防車や救急車ですら20分も踏み切りで待たせるほど。東は井荻の環状8号線まで。西も田無の青梅街道まで踏み切りしかないのだ。おそらく踏み切りで1時間以上待った人もいるんじゃなかろうか。それでも東京のニンゲンは「立体交差作れ」などと議員に頼まない。だから未だにこんな状況が続く。

読売新聞も報じている「この件」。どこまで大手メディアは踏み込めるか? 今のところキッチリ報道できていたの、日本TVの「ミヤネ屋」だけでしたね。大手スポンサーや政治家まで絡んで言われるという事件だけに、出来れば無視したかったろうに。今回は警視庁/検察庁の手柄です。

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2009年12月 4日 (金)

国民の怒りはまだ小さい

10時から自宅で撮影。終了後、ニュースをチェックしていたら、高速道路の無料化が大幅に後退するという。何でも来年4月1日から実施されるの、北海道内だけなんだとか。北海道だって札幌周辺は混んでるっしょ。無料化したら、渋滞が発生するに決まってる。そこだけクローズアップして「ほら混んだ!」じゃ酷い。

同じ予算で無料化するにしても、交通量を前提に対象区間を決め、しかも全国規模で行うべきかと。私の『高速道路無料化は愚策か』で書いた通り、バイパスに代表されるムダな道路工事を止めるには高速道路の無料化しかありませんがね。というか、それこそが民主党のマニフェストのキモだったハズ。

ま、民主党の責任というより、自分じゃクルマに乗らない一般メディアの無責任な発言や、オレは庶民よりお金を払ってでも空いた道を走りたいという特権意識をふりかざす自動車メディアが悪いんですけど……。ただ最終的には国民全ての責任。どんなに厳しい状況になったとしても、自分が悪いことを認識しなければならぬ。

国民の半分くらいがニッチもサッチもいかなくなれば、我が国も変わると思う。ニッチもサッチもいかなくなる側に入らないよう、皆さん頑張りましょう。横田基地の米兵のコドモが道路にイタズラ目的でロープ張り、走行してきたバイクの女の子が頭の骨を折る重傷を負っても逮捕出来ない国ですから。

この手の問題は1人で怒っても仕方ない。100人で怒っても何も起きない。1万人だって国は動かない。これ「諦め」でなく世の中の道理です。今のところ事実を淡々と伝えるのが唯一出来ること。そういった意味での精一杯の努力はしていきます。皆さんが怒ってくれるのを気長に待ちたい。

そうそう。普天間の移転問題、以前も書いた関空の海側滑走路や、伊良部島の隣の下地空港を使ったらどうかという話が出てきた。勇猛果敢な海兵隊の出番は「有事」。普段は英語が通じるグアムで快適に過ごして貰い(それこそ何かの名目で援助すべき)、キナ臭くなったら下地空港を含む適当な場所を提供したらいい。

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左側が下地空港。駐在期間中は伊良部島に予算面での配慮を

文句を言ってても世の中は変わらない。ただ頑張るのみです。巡行ペースの原稿書き。と思っていたら、夕食後「無理は招致ですが何とか本日中にお願いできませんか」というけっこうな量の原稿依頼が。頑張るしかありません。

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2009年12月 3日 (木)

悩める40歳代(12月2日)

午前中原稿1本。昼から近所の中古釣り道具屋さんとレンタルビデオ屋さんへ。ほぼ35年ぶりの趣味復活ながら、当然の如く当時を様相が全く違う。釣り竿は対象魚にあった専用の竿が多数出ており、糸さえ「PE」という従来の糸の2,5倍ほど強いタイプが主流。電動リールなんかも登場してきた。

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これで1m以上のサカナまでOK!

例えば上の『フェンウィック』(ロッド)と『PENN5500』(リール)はアメリカンブランド。抜群の品質を持つフェンウィックだけに、こんな竿で1、5m級のメジマグロも上げられるそうな。PENNは作りこそ粗っぽいものの、超堅牢。先日試しに50cmのシーバス釣ってみたら、10cmのハゼみたいに簡単でした。

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オレンジ色の”ウキ”がトローリングのヒコーキにあたるラビット

上は国産の組み合わせ。70cmくらいのサカナで丁度良いパワー。本当はさらに細い竿や糸で釣ればゲームとしちゃ面白いのだろうけれど、どちらかというと「掛かったサカナは食べる」主義。サカナに暴れられると味が落ちる。そんなこんなで中古屋さんとオークションを愛用して道具揃えてます。

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ディズニーランド周辺のホテル

釣りの良いところは良い気晴らしになるということ。小さいフネ+2馬力エンジンさえ買えば、飛躍的に行動範囲も広くなるし……。40歳代の前半から50歳代前半に掛け、オトコは人生でストレスが最も大きくなるそうな(精神的にマイる人も少なくない。景気よければ忙しさで乗り切れる)。熱中する趣味があると元気になります。

本来ならクルマ趣味であるべきだろうけれど、今や自由度がない。お金も掛かる。興味あるなら国沢光宏にダマされたと思ってフネや釣りなんかいかがか? そうそう。近所の買い物の話だった。ラジオ日本で紹介する『マッドマックス』を借りる。改めて見たらオーストラリアが嫌いになる内容でした。

ただ当時はアメリカ映画だと思ってましたけどね。見た後、原稿を1本。メールをチェックしていたら、熊本県の方から以下のようなメールを頂きました。とっても有り難いことです。未だネットは無収入ですけれど頑張れます。そういえば東京モーターショーでも私の本を持ってきて頂いた方が少なくありませんでした。 

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「KUNISAWA.NET」で新鮮・有用な情報を無料で提供していただきありがとうございます。ほぼ毎日見て、楽しんでいます。また、今回私が購入したプリウスのグレード選定にも国沢様の意見を参考にさせていただきました。

いつも、「ただ」で情報を受けるだけでは申し訳ないので、最新の著書「高速道路無料化は愚策か」を2冊買いました(自分用と車関連会社に勤めている友人へのプレゼント用)。

「ベストカー」のコラムも毎号読んでいるので、内容把握は出来ていましたが、お礼の気持ちを込めて買いました。

今後も、これまでのように「ニュートラルで信念のある」執筆活動に期待しています。

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2009年12月 2日 (水)

ヒラスズキ?(12月1日)

今日も早起きして原稿書き。昼過ぎ、何とか終了。夕方、都内で打ち合わせがあるため、その前に2時間ばかり気晴らしをすることにします。14時45分出港。荒川河口を右に曲がって3分走ったら、早速鳥山のお出迎え。ただ小規模。これじゃイナダはおらんでしょ、と船橋の沖の3番瀬に向かう。

着いたの15時30分。う~ん! 鳥山ほとんど無い。大失敗であります。急いで戻らなくちゃ日が暮れるぞ。2800回転まで引っ張って(23~24ノット)、荒川河口沖まで戻る。すると先ほどの鳥山の規模がさらに小さくなってるぢゃないの! 今日も大失敗でごわす。小さい鳥山を狙ってルアー流す。

そしたらイキナリのヒッ~ット! 例によって100mも流しているので、巻き上げが大変。でも長い時間、サカナの引きを楽しめる。されど猛烈にファイトするイナダの引きではない。ま、フッコですね。いつもならリリースするものの、今日は食べる気満々! 丁寧に取り込む。50cmってところか?

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クーラーの横幅が42cm

この時点で日没。鳥山もほとんど無くなってしまった。粘ったら1回当たりあったがフッキングせず。まぁ美味しいかどうか食べてみなくちゃワカラン。マズいからと捨てたらバチ当たります。1匹でいい。普段このあたりで釣れるフッコは皆さん食べないのを見ても解る通り、食用には向かないそうな。

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まぁど真ん中のフッコサイズでしょう

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先日釣ったイナダより大きいのに引きは弱い

2時間きっかりの17時45分に帰港。美味しいといわれるヒラスズキか解りませんが、とりあえずイナダと共にイワシを追って東京湾奥まで入ってきた魚体であることは間違いない。いつもならフッコが釣れる場所でありませんから。気持ちアタマ小さく目玉大きい感じ。しっぽの付け根も太い。

活け締めしてクーラーに入れ、都内で打ち合わせ。終了後、帰宅して料理であります。3枚に降ろすと、驚くほどアブラ乗ってる。おそるおそる刺身で食べてみたら、あらま! まんま寿司屋さんで食べるスズキであります。美味しいのだ。こうなりゃスズキでもヒラスズキでもどっちでもいい。

残りをフライにすると、サカナ嫌いのヨメも食べている。同じくサカナ嫌いのネコも食べてる。いやいや美味しいスズキが入ってきてるという読者の情報、ホントでありました。イナダの群れは去ったものの、しばらくフッコで楽しめるか? 仕事の合間に晩飯のおかずゲット出来るんだから東京も捨てたモンじゃないです。

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2009年12月 1日 (火)

ヨットはECO(11月30日)

早起きして原稿書き。身体中の「腱」が痛くなってきたので、ジムに行く。軽く身体を動かすと相当楽になります。そうそう。忘年会ですけれど、本日0時を持って締め切らせていただきます。ちょうど良い感じの人数になりました。申し込んでいただいた人はメール送りますのでしばしお待ち下さい。

15時くらいに家を出て免税軽油の引換券を取りに行く。暫定税率が廃止になったらどうなるのか聞いてみたら、とりあえず平成24年3月31日まではこのまま免税措置を受けられるという。ただ暫定税率廃止になり、二酸化炭素税でも乗せられたら、結果的に現在とあまり変わらなくなるかもしれません。

最近「フネは燃料高くなったらどうする?」と聞かれるが、こらもう全く迷っていない。ヨットに乗り換えますから。ヨットなら出入港時にしか燃料を喰わないし、太陽光発電パネル&バッテリーが安くなればモーター駆動になる可能性だってある。といった将来に備え、そろそろヨットの練習をしなければならぬ。

といったことを3年前から考えているのだけれど、結局今年は教室に通わなかった。近々、近所の松本さんに頼んでヨットの手ほどきをしてもらおうかしら。来シーズンは小さいヨットでも買って練習してみたい。3年も厳しい修行すれば何とか26フィートくらいのヨットに乗れるようになるか?

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