2010年10月 7日 (木)

韓国車の衝突安全性

韓国車というと「価格は安いけれど性能や品質、安全性で劣っている」というイメージを持っているかもしれない。確かに従来は(現在販売中も含む)日本車より劣っているモデルばかりだった。しかし! 新しい『NHTSA』(ニーツァ)の衝突試験評価を見てビックリ! 『ソナタ』が満点を獲得してます。

ソナタの評価

前面衝突モードの助手席が☆4つだったのを除けば全て☆5つ。文句のない仕上がりだと評価して良い。他のモデルはどうか? アウディA4すら前面衝突モードで☆を3つ失っており、総合評価☆4つ。日本車だと日産バーサ(日本名ティーダ)が総合評価で☆2つ。カムリ☆3つ。ソナタに勝てる日本車無し。

2011年の評価はこちらから

新型5シリーズのみソナタと並ぶ総合評価☆5つ獲得しているものの、前面衝突で☆を2つ失っており、ソナタに勝てず。ちなみに2010年の評価基準に於いて☆5つを獲得していたレガシィは、2011年基準の評価を受けたら☆4つ。スカイラインだって☆4つだ。いかにソナタの安全性が優れているか解る。

ソナタはスタイルでも価格でも性能でも燃費でも日本車に勝っているのだから驚く。強いて言えばインテリアの質感とタイヤが今一歩だと思うけれど、ユーザーにとって購入を断念する弱点とまでは言えない。つまり真正面からガチンコ勝負して負けた、ということです。こら深刻に受け止めなくちゃならないだろう。

果たして現代自動車を凌ぐクルマ造りが出来るのだろうか? ホンダなどは6速ATを持っていない時点で厳しい。日産もデザインという大きな問題点を抱えてしまってます。エンジンだって厳しいか? さらに間もなく現代自動車からシビック級の『アバンテ』も出てくる。こいつが大暴れするようだと一段と深刻だ。

間 もなく発表される次期型シビックvsアバンテの戦いが大いに気になるところ。もちろんカローラやセントラ(サニーのアメリカ版)だって影響大。何より現代自動車はハイブリッドまでラインナップ出来るのだ(来年早々か?)。いろんな意味でアタマの中身を切り替えなくちゃならない時期を迎えたんじゃなかろう か。

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