マツダを買おう!
エルピーダメモリの経営破綻のような状況は自動車業界でも無い話じゃない。現在剣が峰に居るマツダの場合、CX-5が売れ
れば当面の厳しい状況から脱出可能。ここにきて円安となりつつあるし、CX-5から生産コストを大幅に低減出来ているため利幅大きいという。8対2くらい
の割合で切り抜けられると思う。
ただ悪い方向を考えておく、と言うことも必要。国内の初期受注状況を見ると(マツダから公式発表無し。
ディーラー筋や様々なメディアの情報を総合しました)ディーゼル8割弱。ガソリン車が売れないと台数を確保出来まい。CX-5のメイン市場である欧州は過
去最大規模の縮小になっている。マツダ以外も苦境。
アメリカはCX-5の売りの一つであるディーゼル無し。加えてマツダというブランドの活性が低くなっており地盤沈下中。ライバルだって強い。品質だと新型CR-V。価格競争力やスタイリングという点からすれば現代自動車や起亜自動車なんか手強く、日本と欧州市場の低迷をカバー出来るか疑問。
そんなことから売れ行きが伸び悩むと、さらなる運転資金を必要とします。調達出来る
か? エルピーダメモリーと同じく相当難しいと思う。自動車だと新型車を発売するまで早くて2年。その間の運転資金も必要だし、そもそも2年後の新型車が成功するか不明。投資する方だってリスクを考えるだろう。
そうなると資本提携しなければならない。もちろん今の株価では旨み無し。100円を大きく下回らないと受け手がないと思う。そもそもマツダと提携してメリットのあるメーカーってあるのか? 国内では無し。スズキという手もあったが、今やスズキも余裕を失いつつある。赤字のマツダは背負えない。
トヨタやホンダ、日産を見ると国内工場の縮小に注力している状況。国内工場主体のマツダは補完関係無い。海外のメーカーだとどうか? GMもクライスラーも提携相手が十分足りている。フォードは御存知の通り小排気量ターボ路線を邁進しており、マツダの技術にそれほど魅力を感じていないようだ。
ドイツ勢がマツダと提携する可能性は限りなく低い。PSAグループも自社の存続を掛けて頑張っている最中。ということで中国のメーカーくらいしか考えられない状況。マツダの株価が低迷し、引き受け手に困るという状況になったら、相当の確率で『一汽汽車』か『長安汽車』など乗り出してくることだろう。
それだけは避けたい。今が最も重要な時期。マツダファンは贔屓の引き倒しをせず、厳しいことをマツダに言い、マツダ車を買うべし。CX-5の205万円は安い。粗っぽい乗り心地はショックアブソーバーに交換で対応可能。「スカイアクティブは値引きしない!」と妙に強気ながら、ファンなら定価で買って欲しい。
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