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2011年3月11日 (金)

リーフの電池は世界一?

リーフの試乗会の折、日産の電池を開発しているエンジニアに様々な疑問を投げてみた。するとどうよ! まぁ面白いの何の! 結論から書くと、やっぱりリチウム電池は日産が一番だと思う。もちろん「現時点で」という注釈はつきますけど(日産の技術者もそう自覚しているそう な)。

とうてい一度じゃ書ききれないので少しづつ。まず一番気になっているだろう寿命から。日産のQ&Aなど見ると、5年で80%。10年で70%となっている。あまりに漠然としているので、もう少し詳しく説明しよう。そもそも5年と言っても、年間3千kmの人もいれば3万kmの人もいる。

しかし日産は年数しか公表していない。なぜかと問うたら「国によって使われ方が全く違います。それぞれ違う数字を発表したら混乱するという意見もあってアメリカを基準にしました」。じゃアメリカの走行距離ってどのくらいか? 3万kmまではいかない2万km台とのこと。

常識的に考えると、リーフの無充電走行可能距離の実用最大値は110km程度だろう。1週間に5日間の通勤を12ヶ月すると2万6千kmになる。日産の想定、どうやらこのくらいの距離らしい。つまり5年/13万kmで新車時の80%。10年/26万kmで70%ということです。

1年で1万km乗る人だと、10年乗っても80%まで落ちないワケ。実際、普通に使っている限りライフタイムだと考えてよさそう。途中で交換するようなことは想定していないという。補助金を使うと6年間乗り換えられないが、ヘビーユーザーでも問題無し。少し安心しました。

また、2~3年すると電池性能が大きく進化すると思っている人は多いようだが(そういったニュースも流れている)、これまた無い模様。画期的な粉(電池の専門家はこういう表現をしてました)を見つけたとしても、製品化までに5年掛かるという。その粉、現時点じゃ見つかっていない。

したがって5%とか10%の進化ならあるかもしれないが、30%進化することなど考えられないワケ。今後5年の課題はコストダウンだ。以上、皆さんが懸念しているより電池の耐久性って高い。「携帯電話の電池と一緒にしてもらったら困ります」というつぶやきが印象的でした。

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コメント

日産との提携が三菱EV開発にとって、良い方向になるといいですね。
この地震災害で発電モード付でSUVの次期アウトランダーPHV(PX-Miev)必要性を強く感じました。

投稿: 那須与一 | 2011年3月12日 (土) 16時31分

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