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2011年3月 5日 (土)

日産のFFハイブリッド

日産がジュネーヴショーで「インフィニティ エセレア」というハイブリッドカーを発表した。全長4400mmでレクサスCT200hの4320mmとほぼ同等。デザインは最近日産が好む英国風のグニャグニャ系で(失敗作の代表はフーガ。成功作の代表がジューク)、ここまでくると理解の領域を越える。「お好みならどうぞ」と言うしかない。

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オロチみたい。日産

それはさておき、気になるのはハイブリッドシステムである。2,5リッターのスーパーチャージャーということでスポーツモデルを考えている人も多いようだけれど、そうじゃない。このエンジン、マーチのスーパーチャージャーと同じだと考えて良い。すなわち過給器のオン/オフによりECOとパフォーマンスを両立できる、ということであります。

遅閉じアトキンソンサイクルエンジンは、おそらく実質吸気量にして2リッターくらいか? それでもCT200hより若干排気量大きい。したがってCT200hとガチのライバルでなく、むしろDセグメントに近いのだろう。写真を見てもホイールベースが長い感じです。この排気量だと6速ATでもCVTでもイケると思うが、燃費を稼ぐなら多段ATだと考える。

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フロントのオーバーハングが短いのはコンセプトカーだから

確かにCT200hと同じCセグメントだと高い価格は付けづらく収益的に厳しい。だったらDセグメントにして、少し安く感じるようにしようという狙いだと思う。参考までに書いておくと、2,5リッターのアトキンソンサイクルなら過給することなく150馬力/15kgmくらいを出せる。200km/hくらいまでならディーゼルに匹敵する燃費を実現出来るハズ。

また、過給すれば250馬力/25kgm以上が可能。Dセグメントの高性能車として十分過ぎるパフォーマンスを持つことだろう。しかし。個人的には、これまた「ハズし」だと予想しておく。何度も書いてきている通り、ハイブリッドの持ち味は「ひたすら燃費追求」。お金持ちは燃費など二の次。ヨーロッパでもアメリカでもDセグメントの主流となるの、ディーゼルです。

参考までに書いておくと、アメリカでVWジュッタのディーゼルが2月は3404台も売れた。あまり高いといえないアメリカでのVWのブランドイメージや、ハイブリッドが苦戦していることを考えれば上々である。エセレアも売れ行き的には厳しいかと。ハイブリッド車を出すなら「最低でもプリウスを越える燃費」が必要。1,5リッターで十分だと思う。

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コメント

日産も戦略間違えちゃうですか。デザインはひとつ前にあった4ドアのコンセプトカーは個人的にカッコイイと思いました。最近車辞めてまたバイクにしようかなと思い、雑誌やネットを見たらバイクにもよりますがエンジンの圧縮比が高いんですね結構。そこで思ったのはスズキのスイフトを改造してる、駆動はモーターのみエンジンはバイクの流用ハイブリッドカー。あれが安く作れるめどが立ち仮に市販されたら燃費いいんじゃないかなって、思いました。エンジンは駆動するわけでないから、効率のみでいいですから。まあでもそう単純じゃないんでしょうね。それなら他のメーカーがもうやってますよね。でも排気量が絶対的に小さいし、物になればいずれでる小プリウスを超える可能性があるんじゃないかなあって思いました。電池メーカーもスズキに投資して安く売ればいいのに。亜流ぽいのから主流になるケースありますよね、たまに。 だから日産も軽つながりでスズキに電池を格安で売るぐらいの器のデカさを見せてほしいです。

投稿: さね | 2011年3月 7日 (月) 21時20分

私も1,5リットルクラスのスーパーチャージャー搭載のハイブリッドが面白いと思いますし、日本国内向けにも出して欲しいですね。

やっぱり、日産には真っ向勝負で、Cセグメントの世界戦略モデル出して欲しいです。

だってリーフじゃ長距離走るユーザーに売り込めませんから、やっぱりプリウスと直接対決出来るモデルは必要だと思います。

最近なかなかガチンコ対決見る機会も減ってますから、ここで自動車産業のガチンコ対決見てみたいと感じます。潰しあいじゃなくて切磋琢磨する方向性なら良いと思います。

投稿: ゲイン | 2011年3月 7日 (月) 13時53分

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