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2011年3月 8日 (火)

トヨタ方向転換?

もしプリウスワゴンの価格がネットで流れている情報通りだとすれば、トヨタは大きく方針変更したということである。なんせ7人乗りのミニバンを300万円で売るというのだから驚く。プリウスの爆発的売れ方の理由は安かったからだ。実際、燃費10km/Lのクルマと20km/Lのプリウスとじゃ1万km走行毎に7万円もガソリン代違う。10万km走ると70万円差! 

ディーラー資料を見た方のブログ

したがって205万円のプリウスは、10万km単位の生涯コストを考えれば135万円のクルマと等しい。しかし135万円級のクルマになると、もはやイニシャルコスト(最初に支払う金額)の差が大きすぎ。だからこそヴィッツやフィットも売れるのだった。さすがのプリウスも、価格差30万円くらいまでのラ イバルしか喰えなかった、ということ。「解っちゃ居るけど」というヤツです。

しかし! プリウスワゴンの価格を見たら驚くほど高い。横滑り防止装置VSCやサイドエアバッグまで標準装備するウィッシュの1,8Xは184万円! プリウスワゴンより116万円も安いのだ。高価なリチウム電池を含む生産コストをキッチリ車両価格に反映すると300万円になるんだと思う。されど商品としちゃ全く魅力を感じず。ここまで価格差あると勝負にならないでしょ。

プリウスワゴンの5人乗り仕様もプリウスの30万円高だというなら「プリウスの205万円はインサイトの価格を見て強引に安くした」と言われても仕方ない。デトロイトショーに出展された『プリウス+』ことプリウスワゴンを見て、プリウスより大幅に高くなる理由を見つけられなかったです。もし半年後。 プリウスワゴンの売れ行きが伸び悩むようなら原因は一つ。高いからだ。

こうなると心配になってくるのがヴィッツ級ハイブリッドの価格。当初159万円と言われていたけれど、プリウスワゴンの望外に高い値付けを見ると、最近流れ始めた「189万円になる」というウワサもウソじゃない気がしてくる。今や割安感のあるクルマ以外、売れていない。もしディーラーに配布した資料通りの価格ならプリウスワゴンの大苦戦は今から保証しちゃいます。

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コメント

確定。出ました。
最も安い235万円の『L』ですね。
発言に責任を持つなら、謝罪すべきでは?
以上。

投稿: nobu | 2011年5月16日 (月) 18時12分

ハイブリッドは経済的という路線から、環境に良いハイブリッドは高い金出してでも乗るべきだって路線に方向転換ですかね?

なかなか高尚な志しだと思いますけど、価格にシビアな今の消費者がついてくるかは疑問です。まあ最初は売れると思いますけど、プリウスみたいなロングヒットにはならないでしょう。

ただ売れる要因がない訳ではなく、ガソリン価格が高騰したりとか、国がEVやPHVやHVに有利な補助金などの支援策をやれば売れるかもしれません。

そうなると安すぎるプリウスの価格がネックになると思いますので、原材料価格の高騰とか言ってプリウスの価格を上げたほうが良いと思います。

投稿: ゲイン | 2011年3月 9日 (水) 11時29分

やっぱり高いですよね。本当なら。プリウスで相当無理しちゃったのかな?となるとホンダがハイブリッドのフィットワゴンを出すみたいだし、どう考えても日本では仮に激安ならばフィットワゴン買う人多い気がします。サイズも手頃だし。プリウスワゴンはでかすぎな気がしなくもないし、海外がメインなんでしょう。 トヨタは日本で売れまくるプリウスによって自らを苦しめるハメになるんでしょうね。ハイブリッドにあまりに特化した戦略は将来大打撃でしょきっと。いざとなればマツダを支配する気なのかなぁ?ハイブリッド以外に新しく、また突き抜けたエンジンやドライブトレイン開発ができない自動車会社って… ハイブリッドだって結局エンジン使うのに。多分、有能な人材たくさんいるだろうに、それをいかせない会社になってるんですかね?ちょっと前に言われた人間力で頑張ってほしいです。

投稿: さね | 2011年3月 9日 (水) 00時14分

本題から少し外れることお許し下さい。

経済産業省、国土交通省、日本自動車工業会のパンフによると、今年4月以降に発売の車の燃費はJC08モードの表記になるように説明されています。
また、それ以前発売の車も準備が出来次第JC08モードに切替えられ、将来は全てJC08モードに切り替えるとなっています。
JC08モード表記では、10・15モードより15%程度低くなっています。そうすると、ガソリン車とHVの差が小さくなり、HVだから高いではより支持されなくなりますね。
プリウスワゴンもプリウスと比べて電池がいいものを搭載しているから高いと言われたって一般の人は「はあっ?」ってなるでしょう。
プリウスCの値段についてですが、もしYarisHSDのような装備にすると軽く200万円超えてしまうでしょうね。

参考URL: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090702/01.pdf

投稿: tonpochi | 2011年3月 8日 (火) 23時15分

昔教わった、価格弾力性なる経済用語を思い出しました。

プリウスは、価格を下げれば需要が弾力的に上がるから、安くできた。

今度のプリウスワゴンは、価格を下げても、需要は硬直的でさほど期待できないと、判断したのではないでしょうか?

もともとプリウスの値付けが戦略的だったし、数が出なければ、それなりの値付けというのは仕方がないと思います。

それよりも、プリウスCの動向が気になります。こちらは逆に、価格弾力性がありすぎて、ヴィッツやパッソの息の根を止めかねないから、値をあげるのかもしれません。

投稿: アミーゴ5号 | 2011年3月 8日 (火) 20時51分

いつも拝見させていただいてます。
ん・・私は、マークXジオから、安売りか高いか?と思います。
ナビ付き300万円なら、安売りと思います。

投稿: lucky | 2011年3月 8日 (火) 18時22分

やはりプリウスはインサイト潰しの為に無理に安くしたんでしょうね。

インサイトの価格発表前は、次期プリウスは従来型より高くなる。250万前後か?と言われていましが、急に低価格になりましたからね…

IMAはシンプルな機構で、比較的低価格で登載できるのはわかりますが、
トヨタ式はバッテリー容量も大きく、2モーターです。
ハリアーやレクサスやクラウンハイブリットの、ノーマルとの価格差、プリウス+との価格差を考えると、オーリスベースと言われるプリウスが、適正価格を大幅に下回るプライスタグをつけてインサイト潰しにかかったことがわかりますね。

二代目プリウスから排気量もシステムも大型になって、値下げなのですから、コストダウンの結果ではなく、利益を削ってライバル商品を潰すのに使ったということなんでしょう。

フィットハイブリットは、プリウスを意識してか「利益の出ない価格設定はしない」と言って159万円にしたということなので、しっかり利益が出ているでしょうが、
爆発的に売れたプリウスは、果たして適正利益は得られたのでしょうか?

インサイト潰しという役割は果たしたので、他では適正利益を得ようと、プリウス+は300万円に設定したんでしょうね。

この分だと、国沢先生が仰るように、ミニプリウスは190万円前後になるかもしれませんね。

投稿: CVCC | 2011年3月 8日 (火) 16時57分

今回のプリウスワゴン(略してプリゴン)が、トヨタにとって初めてのリチウムイオン電池搭載車になるのですが、あまり自信がないのでしょうか。
5人乗りが235万円からというのも高いと思います。
でも、単なる5ナンバーの箱ミニバンにもコミコミ300万を掛ける人もいるので、そういう人狙いなのだと思います。
確かに安いのも良いのですが、あまり自車の価値を下げるようなことをすると、あとあと無理なコストダウンに関する品質問題やデフレにつながるので考え物ということもわかります。
ただ、日米CR-Zの価格差のように、「取れる日本から取っておけ」式の価格設定なら困ってしまいますね。
300万円の価値があるかどうか良く見極める目をこちらも持たねばならないと思います。

投稿: ぱんだねこ | 2011年3月 8日 (火) 12時47分

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