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2010年6月28日 (月)

高速道路一部無料化

今日から高速道路の無料化実験が始まった。依然として少なくない数の人は「そんなことに税金を使うな」と主張してます。た だ一般道の渋滞を減らす効果を持つことは間違いないだろう。例えば『新湘南バイパス』。この道路、国道1号線の茅ヶ崎駅周辺が激しく渋滞するために作られた(全長15km)。

しかし通行料金は400 円と超オタコンな価格。よほど世間知らずの黄昏野郎が設定したんだと思う。当然ながら通行する車両は非常に少なく、年中カンコ鳥啼いている状況。無料になれば地域の道路の流れも劇的に改善すると考えられる。元々通行車両少ないから、減収だって知れたモノでしょう。

翻って考えてみると、こういった状況は日本中に存在すると思う。「またか」と思うかも知れないけれど、何度も書く。というか無料化反対の人に問いたい。高速と並行して走る国道が激 しく渋滞している区間に限り、2~3区間分だけ無料にしちゃなぜイケないのか、と。国道は劇的に流れが良くなるハズ。

しかも利用するの、本来なら高速道路を走っていないクルマだろうから、減収額など無視して良いレベルだと思う。国交相の多少の知恵あれば、今回の無料化に数カ所の「2区間だけ無料」を織り込むべきだった。渋滞する国道17号線と併走する関越道の越後湯沢~六日町間あたりで社会実験して欲しい。

ちなみにこういった渋滞する区間、ほとんどの場合、国道のバイパスの建設が計画されている。渋滞が解消すれば、バイパスなど全て不要。その分の予算を使って高速道路無料化の資金にすればいい。大局的に見れば渋滞は減少し、税金を投入する額も少なくなると思うのだけれどいかがか?

もう一つ。国交相はETCを嫌っているようだけれど、ここまで普及したものを使わないというのもオタンコだ。むしろETCの利用を前提にすれば、無料化区間は単に座っている だけの収受員(西湘バイパスや新湘南バイパス)も不要になる。今やETC車載器価格など無視して良いレベル。

また普通のETCカードは クレジットカードだけれど、無料区間用にスイカやイコカのようなデポジット型のカードを発給すればよかろう。無料区間をメインに使うのなら、ガソリン満タ ン1回分くらいの少額のデポジットで運用可能。まぁいろんな意味で国交省も国交相も安・本・短でございますな。

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コメント

瞬間燃費計を見ていると、街中の渋滞時で、ストップ&ゴーを繰り返す時の燃費が一番悪い事がわかります。
エコの観点からも交通の流れは円滑にするべきで、それには国沢さんのプランは効果的だと感じています。ただ区間によっては平日限定にするとか、時間指定をいれるとか、工夫する必要があるかもしれません。

地元では、バイパス工事の公共投資は美味しいかもしれませんが、マクロで見ればガラガラの高速道路を有効利用しないままなのですから、明らかに無駄です。
また道路は、環境破壊のさいたるものなので、環境保護の観点でもこれ以上の建設は控えるべきだと思います。

もっとも、ハコモノに代わる公共投資のネタが、政府にないというのも、厳しい現実かもしれませんが・・・

投稿: アミーゴ5号 | 2010年6月28日 (月) 23時08分

( 一部では、高速道路はほとんど使われてなくて、近くの一般道が込んでいて、一般道が込んでいるからさらに新しい道路を作るという話もあるようですし、)
通行量が少ないなら、収受員の人件費もありますし、無料化した方が良いように思います。

また、経済活性の意味からも、無料化や安くした方が良い場合もあると思います。
( ただ、現在でも混んでいる道路を安くすると、さらに混雑し、誰にとっても良くないように思いますが。)
アメリカに少し住んでいたことがありますが、確かに無料の高速道路は便利です。
経済などもある程度活性化し、活性化による増収が、通行料収入を上回るということもあるかもしれません。

ただし、温暖化の観点からも、温室効果ガスが減るようにしていく必要はあるでしょう。
一般道から高速道路に車が移るだけであれば、温室効果ガスは増えませんし、
ただ、やはり温暖化について深く考えている人が本気で目指しているのは、
すべての車が電気自動車や燃料電池車、またはバイオ燃料車になり、
ほとんどすべての電気を太陽光や風力 (または原子力) で発電し、または植物からバイオ燃料を製造し、
車が走行しても、全く二酸化炭素などを出さなくなることかと思います。
( 昨日も NHK で、温暖化による大雨で、表面の土砂崩れよりずっと大きな、今までほとんど起きなかった「深層崩壊」というのが増えてきていると特集をやってました。)

また、高速道路だけでなく一般道もですが (建設費や)補修費も、国の借金を増やさないで行なう必要があると思います。
あまりはっきりした記憶でないですが、既存の道路の補修費などが 今後 200兆円くらいになるなどと少し前にテレビで聞きました。
ギリシャの破綻で、日本の借金も、外国からかなり問題と見られるようになっていて、
それで急に(という訳でもありませんが)、消費税の増税の話も強くなったんでしょう。

本当に経済活性化による税収が通行料収入を上回るのであればですが、広範囲(またはすべての)高速道路を無料にするということも考えられますし、
経済が活性化しても物流などを鉄道に移すなどで車の走行距離自体が減るようにするとか、電池自動車と風力発電機などによる走行時の本当の温室効果ガスを減らすなど、その辺りの政策も連携して強く進めて行く必要があると思います。
日本の借金も、温暖化も「今から 5年や 10年はこのままにし、それ以降に減らします。」では通用しない、ぎりぎりの状況かと思います。
やはり国土交通省という微視的な省庁ではなく、政府が広範囲なことを考えながら検討、実行する必要があることかと思います。

投稿: ao | 2010年6月28日 (月) 20時05分

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