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2009年5月18日 (月)

大規模な淘汰始まる

ついにアメリカで大規模な淘汰が始まった。先週のこと、クライスラーは全米に3200店あるディーラーのウチ、800店に対し契約打ち切りの連絡を行っている。続いてGMも6200店のウチ、1000店を切ると発表。さらに近々1000店を追加するという。GMが契約を打ち切ろうとしているディーラー、3600店に達するそうな。

こういったニュースを伝える大半のメディアは、アメリカのディーラーがメーカー資本だと思っているようだ。こら誤った認識です。基本的にメーカーと関係のない企業や個人の経営となっており、しかも今回リストラの対象になっている年間販売台数100台以下の中小ディーラーは、たいてい複数のメーカーのクルマを販売している。

切られた場合、店をたたむ経営者も入れば、看板を変える(他のメーカーのクルマを売る、という意味)経営者もいるだろう。ディーラーが密集している都市部を除くと、後者が多いかと。一方、何度も書いてきた通り、アメリカの自動車需要は年間1400万台程度。切られたディーラーが日本車を売ってくれたなら、販売力強化になります。

加えてビッグ3は大規模な工場のリストラも行っているため、数年後に間違いなく供給不足となろう。そうなった時をどう読んだらいいか? 生き残ったビッグ3を扱うディーラーは不況を忘れたように強気となるハズ。それがアメリカ企業のDNAだ。日本の自動車メー カーが不況の時と同じ真摯な姿勢を続けていれば、大歓迎してくれることだろう。

このところ中国がもてはやされているけれど、収益でみれば圧倒的にアメリカ。ただ不況から完全に脱却するまでは、低空飛行だろう。景気悪い時に欲しくなるようなクルマを供給することが出来たなら、起死回生のヒットを飛ばせるし、オイルショックでイッキに評価をあげたホンダの如くアメリカの ユーザーの信頼を得られるに違いない。

日本の自動車メーカーにとって大チャンス到来だと思う。この役を韓国に取られちゃいけません。

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