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2009年5月22日 (金)

i-stopを拡大採用へ

マツダは新型アクセラから導入を始めるアイドルストップ装置を全車種に拡大していく方針を打ち出してきた。実際、アイドルストップの効果は絶大である。信号停止の多い都市部だと10~15%程度燃費が改善します(東京都内なら20%に達する可能性大)。されどこの程度の燃費改善、なかなか微妙なセンかと。

考えてほしい。プレマシーやビアンテにアイドルストップを付けたら、セレナやウィッシュと戦えるようになる だろうか? それこそ燃費や経済性だけじゃ通用しないと思う。プリウスの面白さはクルマとしても魅力を持っている点にある。決して燃費よいだけではない。 つまり「そもそも人気のあるクルマ」を作れないとダメなのだ。

この悪循環に輪を掛けているのが「ライバルを認めようとしない37~38歳以下の顧客」である。彼らは自分の好きなメーカー以外、全く認めようとしない。一方、好きなメーカーなら何でも支持します。この層、案外アクティブだったりするので、意見も活発に述べる。結果「耳に聞こえの良い意見」ばかりが経営陣に届いてしまう。

ネットで掲示板やブログを見ればすぐ解る通り、ライバルの足を引っ張るのが上手。新型プリウスを買おうとしている人を装い「ワクワクして試乗してみたら酷いクルマで失望した」だもの。逆にひいきする側も上手。上の例で続ければ「たまたま帰り道に寄った○○のディーラーで△△に乗ったら凄く楽しかった。クルマは燃費だけじゃない」。

経営陣の周囲にいる人も上司にゃ良い話しかしないワな。かくして「裸の王様」を地で行くことになる。具体的な例は上げないけれど、この一ヶ月くらいの間、複数のメーカーの経営陣から話を聞いて強く感じた次第。決断を迫られた人にとって最も重要なのは、状況を正確に伝えるレーダー。そいつを持っていない人が少なくありません。

珍しく隔靴掻痒(靴の上からカユい足をかく)の表現になってしまったけれど、重要なのは経済対策だけでない。同時に楽しいクルマを作らないと勝負にならないと思う。

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コメント

昨年の夏から、手動のアイドルストップをやっていますが、CDや、ウィンカーが一度消えたりするので、不便です。
また、バッテリーの劣化が進んでいると思うので、どうしても控えがちになります。

マツダのi-Stopは、バッテリーへの悪影響が少ないと聞いているので、期待しています。

早く全車標準装備にして欲しいですね。
そうすれば欲しい車を選べて、なおかつ環境に配慮しているんだという気持ちになれるので。


投稿: Liv | 2009年5月31日 (日) 00時57分

マツダがまず全車種にアイドリングストップ付けて、頑張ってほしいです。!
他のメーカーも、追従すると思います。昨年ベンツは、アイドリングストップシステム付きの自社品をハイブリッドと言っていたのを思い出し、笑ってしまいました。
じわじわと、原油価格が60ドル、ガソリンが118円に上がってます。まだ円高だから安いのか?
しかし、輸出メーカーは厳しい!
ガンバレ日本メーカー!

投稿: lucky | 2009年5月23日 (土) 14時59分

私はアイドリングストップ装置をいち早く全車種に搭載すると決断したマツダに拍手を送りたいです。
以前から思っていたのですが、国内で自動アイドリングストップシステムを搭載した車種が少なすぎます。
私の場合、手動アイドリングストップはめんどくさい上に各種スイッチ類の消耗が心配になり辞めました。
乗ったことがないので確かなことは言えませんが少なくとも「自動」なら手動でやるより楽で違和感は少ないのではないかと思っています。

投稿: HT | 2009年5月23日 (土) 00時34分

マツダは独自路線を行くみたいですね。
独自とは電気モーターを積極的に使う方針ではないという意味です。
一応、プレマシーで水素ロータリーのシリーズハイブリッドを作ってリースはしていますが、個人的にはあまり本気とは思えません。

既存のガソリンエンジンを少しでも燃費改善したいという意味ではi-stopは効果的かもしれません。
しかし個人的には、振動が少なく、始動が速くなったとは言ってもアイドリングストップって、少々鬱陶しい感じがします。
(アクセルから足を離した時点でエンジン始動するため、クリープ直前の動きが少々不自然だったりする)

その点、モーターのみで走り出して、車速がのってからドライバーに気づかれないほど自然にエンジンがスタートするトヨタのTHSはすばらしいと感じております。
(クリープも自然)


自動車メーカーが収益を上げる手段として、沢山の車を売ることもひとつだと思いますが、収益率の高い車を売るという方法もあると思います。
マツダは後者で行くのもいいのではないでしょうか。

例えば、私が好きなデミオにロータリーを140馬力ぐらいに落として載せてみるとか、それがAWDだったりしたら、これはもう世界にライバルが無い商品になる訳です。世界で唯一ですから価格も強気でいいでしょう。ロータリーデミオAWD 300万円~みたいな感じで。

現実離れした話になってしまいましたが、個性的というのは、これぐらいやらないとアピールしないと思います。
欧州をメインマーケットとした商品が多いマツダは私のようなクルマ好きの趣向に合うメーカーだと期待しております。

投稿: アマチュア部員 | 2009年5月22日 (金) 22時21分

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