GM分割へ

自動車史に詳しい人にとっちゃ「何をいまさら」だろうが、GMの成り立ちは複数の自動車メー カーの集合体である。未曾有の危機を迎え、経営破綻の前にどうやら分割を考えているらしい。日米の複数メディアによれば「キャデラックとシボレーを除き全 てが売却の対象」のようだ。されどこの御時世。引き取り手がいると思えぬ。なんせ最初の売却候補になっているハマーさえ手こずっている状況。報道によれば サターンとサーブを手放そうとしているらしいが、いずれも優良企業と言えず。いや、調子よければ手放さないでしょう。日米欧の自動車メーカーが引き受ける 可能性はほとんど無し。もし買い手が出てくるとすればロシアの企業だろう。サターンとサーブ、オペルは共通のエンジンや兄弟関係のシャシを使っている。三 つ合わせて買い取れば自動車メーカーとして成り立つ。根強い支持を得ているキャデラックと、小型車の多いシボレー、利益率の高い商用車部門のGMCの3ブ ランドに絞り込み、チャプター11(会社更生法)すれば、何とか生き残れるかもしれません。

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ガソリン価格続落中

島根県隠岐の島で軽油混ざったガソリンを販売するという事故が起きた。この件、ムカシの人なら「軽油混ぜて水増しか?」みたいに思うんじゃなかろうか。土 曜日の「ガソリンのダブ付きにより無印ガソリンの価格が上がらない」というTOPを読んだ人の中にも「無印の安いガソリンは軽油や灯油混ざってるので は?」みたいなイメージを持つ人が少なくないハズ。何度も書いた通り、今やガソリンの卸価格って灯油や軽油より安い。軽油にガソリンを混ぜたくなることは あったとしても、その逆など考えられぬ。最近は無印スタンドで販売されているガソリンも、優良な品質を持っているので安心してどうぞ。

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ガソリン価格は上限か

7月からガソリンの卸価格は10円前後上がったものの、流通価格を見るとタイして値上がりしていない。どうやらガソリンの在庫がダブつきだしているようなのだ。おそらく急速な値上がりにより需要減となっているためだろう。興味深いことにガソリンの相場を見ると、無印スタンドはおしなべて安価。いわゆる「業転モノ」と呼ばれる余剰となったガソリンを安く仕入れているんだと思う。そろそろ相場と実需の帳尻が合わなくなってきたワケ。考えて欲しい。マネーゲームの結果、ガソリンは品薄になるという建前で値上がりした。されど実際の経済を見ると、余っている。余っているモノに高い値段を付けたって売れないワな。余ったガソリンを輸出することも考えているようだけれど、そんなことするくらいなら日本で少し安く売った方が得。おそらく今後原油相場上がっても、ガソリン価格はもう上がらないと考えます。

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GMいよいよ厳しい!

28日のTOPでGMの末期的状況を紹介した。その後、メリルリンチのアナリストがGM破綻(チャプター11)の可能性を示唆するや一段と株価は下落。ついに10ドルを割り、9ドル96を付けている。しかも目標株価を28ドルからイッキに7ドルとしたのだからから驚く。いつも書いている通り株価は風評に左右されるため、ここ数日中に抜本的な明るさを感じさせるニュースが出てこないと決定打になってしまうかもしれない。GMは販売台数急減でキャッシュフロー(当座必要となる現金)が大幅に減少しており、報じられるところによれば1兆6千億円ほど必要だという。GMの負債は直近の公表値で3995億ドル(約42兆円)。こんな企業に投資する人がいると思えぬ。もはや誰の目から見ても終わってます。かといって巨大企業であるGMを解散することなど不可能。皆さんどうなると思いますか?

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毎年原発1基分!

昭和シェル石油が毎年原発1基分に相当する太陽光発電パネルの生産を2011年から始める計 画を持っているらしい。パネルの価格は現在の半分以下に抑えるという。シャープも同じくらいの生産能力を持たせようとしているようだ。その他、ホンダやサ ンヨーも大規模の量産を計画している模様。天気などに左右される太陽光発電の場合、発電能力=実際の発電量にはならないものの、少なくとも全メーカーの生 産量を合わせれば毎年原発1基の発電能力が増えていくんじゃなかろうか(太陽光発電効率が最大になる夏場の昼間は、原発3~4基分の電力が毎年増えてい く)。ちなみに我が国で稼働可能な原発は55基。10年もすれば、化石燃料を使わないで電力を賄えるようになる可能性が出てきた。乗用車に供給する電力も 自前で確保出来るようなるということです。ここにきてEVの追い風が猛烈に強くなってきたように思う。私も2~3年後に間違いなくEVを買うことになるだ ろう。

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ETCでキセル

ETCカード2枚を使った高速道路の不正通行行為で逮捕されるという事件が起きた。通信社の報道を読んでみると手口全く不明。より詳しく報じている7月1日付け佐賀新聞の記事を読んでもサッパリ解らぬ。以下記事を引用すると「高速道を使って長距離を往復する際に2枚のカードを悪用。往路で入るときに使ったカードは出るときに使わず、別のカードで降りて温存。復路では、往路で入ったインターの最寄りのインターで温存したカードを使って降り、出入りとも1区間の料金で済ませていた」。 う~ん! やはりサッパリ解らんです。考えられる手口としては、例えば東京と新潟県六日町間を想定した場合、1)1枚目のカードで練馬ICから入る。2) 六日町ICはナンバーとETCアンテナ覆って1回だけ自動ゲートをブッチ切る。仲間が居るならスリップストリーム抜けか? 3)帰りは2枚目のETCカー ド差し込み六日町ICから入る。4)1枚目のカード差し込み練馬ICの1つ手前の所沢ICで降りれば、1区間分の料金でOK。5)翌日、再び1枚目のカー ドで練馬ICから入る。6)2枚目のカードに差し替え六日町ICの一つ手前の越後湯沢ICで降りれば1区間分の料金で済む。7)帰りは2枚目のカードで六 日町ICから乗る。こいつを繰り返すというもの。これなら1回だけ出口をブッチ切ればいい。それにしても「キセル」としちゃ稚拙な方法だ。ソフトで簡単に 防止出来るだろう。JRにアタマ下げ、対策方法を教えてもらえばいい。ちなみに2枚のETCカード使い、通勤割引や早朝深夜割引を連続して受けるという 「節約テクニック」で逮捕されたんじゃないようです。というか逮捕されるような根拠もないですから。詳細判明次第、レポートしたい。

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プリウス売れて当然

燃料価格の高騰により「プリウスの有利さ」が際だってきた。現在リッター12km走るクルマ に年間1万5千km乗るという人は、21万円のガソリン代を必要とする。一方、リッター20kmのプリウスだと12万7千円。年額8万3千円安く済む。9 年間で74万7千円分です。プリウスの『S』は231万円。したがって156万円以上のクルマを買うならプリウスの方がランニングコストまで考えれば安く なるのだった。加えて9年間13万5千kmくらいなら走行用バッテリーの交換だって考えなくていい。未だ5年でバッテリー交換が必要だと主張する時代錯誤 のオタンコ野郎もいるけれど、すでに8年経過している先代プリウスの後期型で有償のバッテリー交換を強いられた人など皆無に近い。普通に使用していれば、 11年15万kmくらい持つんじゃなかろうか。交換しても12万8千円のバッテリー代+工賃で約14万円だから、2年後にガソリン代でモトが取れるし。プ リウスの場合、10万km使えば50万円以上浮くとイメージしておけば間違いない。現在のようなリッター150円超えのガソリン高騰が続くとなると、もは やハイブリッド車とディーゼル車、そしてEV、150万円以下のコンパクトカーしか生き残れなくなるかもしれません。

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太陽光でクルマを

EV洞爺湖キャラバン中、いろんな人から「太陽光発電パネルを使ったらどうか?」という質問 を受けた。どうやらTV番組の企画を真に受けているらしい。TVの世界は「ノンフィクション」と銘打っているモノ以外、基本的に創作。軽自動車の屋根前面 に太陽光発電パネルを設置したとしても、最大で5平方m。太陽光は理論値で1平方m当たり約1kWhだから、得られる電力となると効率15%のパネルで最 大0,15kWhとなる。5平方mなら0,75kWh。1時間充電しても、電費5km/kWhのEVだと3,75kmしか走れない。つまり太陽光だけで走 るなら時速3,75kmしか出ないワケです。夏場終日快晴という条件なら15時間充電して5,6kWh。されど少し日が陰れば半分になってしまう。冬場は さらに効率半分。年間平均したら2kWh/1日程度(時速60kmで走ると10分すれば使い切ってしまう。深夜電力なら15円分)くらいだろうか。年間 5100円分しか発電できないワケだ。一方、パネル価格は5平方m分で約55万円。よって東京電力から深夜電力買った方が圧倒的に安いです。自動車用の太 陽光発電は物理的にもコストパフォーマンス的にもあり得ません。

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ああ。GM凋落

GMの株価低下に歯止めが掛からない。何と6月26日の終値で1955年以来53年ぶりの安 値となった! 今や株価に発行株数を掛けた時価総額は72億ドル(約7500億円)にまで落ち込んでいる。参考までに書いておくと、かつて支配下に置いた スズキが同1兆3750億円。フォードのせいで人気イマイチのマツダ同8400億円という具合。ちなみに日産の同4兆230億円やホンダの同6兆6940 億円を見ればGMの厳しさが解っていただけるんじゃなかろうか。GMは中国の自動車メーカーと組んで復活を狙うも、いかんせん品質や耐久性、信頼性で厳し い。やっと投入出来ることになったハイブリッドは、トヨタが失敗している重厚長大系モデルばかり。ここにきてGM贔屓をしてきた米人アナリストまで厳しい 評価をしており、株価はさらに低下する可能性すら出てきた。困ったことに株価が安くなればGMを買う投資ファンドも出てくるかとなれば、そんなことありま せん。膨大な有利子負債を抱えているため、精算したって赤字になってしまうからだ。フォードと同じく、そう遠くない時期に劇的な縮小均衡策を取らざるを得 ないだろう。ビッグ3の転落は、「カーガイ」と呼ばれるクルマに夢を持っている社員が少なくなった結果、魅力ある商品を企画出来なくなったからだと思いま す。

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タタのワイパー

驚いた! 素材高騰のため自動車部品の値上げが続々始まりそうな中、日経新聞によれば、デンソーがインド・タタ社の『ナノ』用のワイパーを受注したという。御存知の通りナノはタイヤ二本しか無い250ccバイクや、ミッションやドアの無いセニアカーより安価。ワイパーの卸価格など推して知るべし! おそらくデンソーだって商売になると考えていないだろう。されど「今回の勝負、出遅れたらオシマイ」という危機感を持っているに違いない。「ここで頑張って勉強したい」と言い換えてもよかろう。いずれにしろ頼もしい! デンソーは世界最大ブッチギリの部品メーカーになるような気がしてきた。”魅力ある商品”を作らなければならないトヨタより、戦略もシンプルですから。

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