大蛇を見に行きました
前期第二テストの期間に入ってしまいました。またまた更新が遅れてしまっています(汗)。これが終われば夏休みも近いので、それを励みになんとか頑張ろうと思います!
さてさて・・・上京レポート第4回目! 一応これで最終回です。今回は江戸川区にある光岡自動車の大蛇専門店(※ペットショップではありません 笑)に連れて行っていただいた時の模様をレポートさせていただきます。
今回の東京ショールーム見学に連れて行っていだだくにあたって僕は是非、この機会に一緒に見ておきたい車があった。それが今回の主役でもある『光岡 大蛇』である。確かこの車と初めて出会ったのは小学校2、3年生の時に父に連れて行ってもらった東京モーターショーの光岡のブースである。ダークパープルに塗装されたプロトタイプのそれは、遠くからでもはっきりと分かる、妖美なオーラを出していた。それは、ギラギラしたホイールや水滴が落ちたような形に開いたインテーク、暗闇から睨みつけるような迫力のあるライトなど、それまで見てきた車達とは似ても似つかないような随所から放たれているもので、初め僕は、『この車は悪魔だ』と思った。幼稚な表現で大変申し訳ないが、小さい頃にオーストラリアのアトラクションパークで『バットマンカー』を見た時の感覚と似ていた。
『この車は大蛇っていうんだ・・・』。その時のモーターショウの車の中で一番インパクトのあった車として、小学生の僕の頭の中に、その姿は焼き付けられた。
そして去年、偶然テレビ欄で見かけた『発進!純日本製スーパーカー』という番組で、思わぬ形で大蛇と再会した。初めて見た時にまさか発売されるとは思っていなかったので、僕は非常に驚き、ぜひ一度実物を見てみたいと思った。その後も『R30』という番組にデザイナーの方が出演され、開発秘話などのインタビューを受けているの見たり、新聞に『純日本製スポーツカー』という見出しで大蛇が紹介されているのを見る度に、その思いは強くなっていった。そしてこの度、ついにその貴重なチャンスをいただくことができたのである。
到着すると、早速入り口脇で2台の白い大蛇がお出迎え。どうやらここに置かれている車はこれからオーナーの元へ納車されるようで、フロントガラスに、『お客様の大事なお車のため、写真撮影等、ご遠慮ください。』という張り紙がしてあった。店先に停めておくだけで、迷惑なくらい写真を撮られたりしてしまうということは、それだけこの車には人々を惹きつける存在感があるということで、そんな魅力を出すことができるデザインは、ある意味現在ではとても貴重だと思う。
店内に入ると、今度はガンメタリックとパールホワイトに身を包んだ大蛇がお出迎え。普段は滅多に見ることのできない1台1000万円の車を、たった数分間で4台、4000万円分も見てしまうのは、とても不思議な感覚だった(^^;)
早速見学させていただく。モーターショーで見た時よりもさらに至近距離からみると、とにかく車幅のワイドさと全高の低さに驚く。全幅に対して意外と全長が短いので、極端に言ってしまえば正方形のような形をしていた。一本の線に注目し、それを注意深く追っていくと、その線は絶えず変化し、見ていて飽きない。また、パールホワイト車の方は、その塗装の性質上、エッジの部分がほかの部分よりも明るく色が映っていて、大蛇のデザインにおいて、最も特徴のある部分がとてもうまく強調されていた。
斜め後方からの眺めは、エンジンフードの造形など、まさに竜や大蛇など、鱗を持った生き物の背中を連想させる。
僕はどことなく、リアビューの眺めがエンツォフェラーリや、ロータスエスプリに似ていると思った。
今度はフロントに目を移してみる。微妙につながっている2連のヘッドライトは、一見丸型のように見えるが、実は降誕部が吊り上っている形状で、外側のライトに入った、本物の蛇の目の瞳孔のような黒い線と相まってとても迫力があった。中央に輝く、両端が吊り上がっていて、まるで歯をむき出して『ニヤッ』と笑っているようなグリルは、大きさは違えど、僕には50年代のビュイックを連想させた。
~光岡見学まとめ~
一台一台の車が、デザイナーによって一生懸命作られていることは分かっているが、ユーザーの目線から見てみると、やはり最近の車は個性が少ないと思う。もしくは個性的なデザインであっても、注意深く観察しないと、その個性的な線の面白みが見えてこないような、おとなしいデザインが多いのかもしれない。
そんな中にあって、この大蛇という車は、自己主張が非常に強い車だと思う。デザイナーが何をイメージして描いたかがヒシヒシと伝わってくる。専門家の言葉をお借りさせて頂くと、『作った人の顔が見える』車だと思う。純日本製スポーツカー、小さな会社が作ったスーパーカーだとか、そのような肩書きを無視しても、1台の車として、この車はスポーツカーのデザインに衝撃を与えたと思う。永田さんがコックピットに座った時におっしゃった『こういう車が日本から発売されたことがすごい』という言葉がとても印象に残った。
テストや文化祭を挟んでしまい、更新のペースが非常に乱れて遅くなってしまいましたが、これで上京レポートはひとまず終わりとさせていただきます。また、当日はスケジュール等、永田さんには大変お世話になりました。現代のカーデザインに直接触れることのできる貴重なチャンスをいただくことができ、とても良い刺激になりました。この場を借りて、改めてお礼を言わせて頂きます。
さて、次回からは、また『新型シルビア伊藤案』の話題を再開させていただこうと思います。僕がシルビアに求めたいポイントを各部分に分けて実際に絵を描きながら検証していきたいと考えておりますので、どうぞお楽しみに。
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