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2008年6月19日 (木)

エクシーガ登場!~インテリア、室内空間など~

続いて、適度にヒップポイントが上がり乗り降りのしやすさを実現した室内を見てみましょう。先ほどにも書いた、少しずんぐりむっくりしたスタイリングならではの良さはドライバーズシートへ座るとすぐに実感できます。比較的モノフォルム・キャブフォワードの形がとられ、Aピラーは前進し傾斜しボンネットがまったく見えないライバルが多い中、キチンとAピラーが立ってボンネットが見渡せます。前方、側面、後方の視界の良さと見切り性能の良さはまさしくレガシィと同じ、素晴らしい美点。特にAピラー付近の死角の少なさや、バック時の後方ウィンドー面積の大きさはまさに乗用車感覚で3ナンバーながら運転のしやすさはライバルに比べて非常に優れる印象。その分ミニバンらしい開放感や広々感を運転席であまり感じる事はできませんがドライバーズミニバンらしい雰囲気を感じさせてくれます。

インパネは、基本インプレッサやフォレスターと同じ造形。質感はフォレスターとレガシィの中間といったところでしょうか。特にNAのアイボリー系のインテリアは明るい印象でターボモデルにも設定されれば…と思います。(ターボはブラックのみ。)エアコン吹き出し口の上部には、後席用のベンチレーターも装備されフル乗車時の事もキチンと考慮されています。

Exblack 

Exwhite

シフトまわりも従来のまま、ウォークスルーなどはできずパーソナル性を重視。サイドブレーキは足踏み式へと変更となっており、このスペースに移動式カップホルダー付の大容量コンソールボックスが装着されます。ここで個人的に非常に残念なのが、ターボモデルに装着されるSI-DRIVEのコントローラーの位置。従来、レガシィやフォレスターやインプレッサSTIなどはサイドブレーキの横、シフトまわりの後方に装着されていましたがこのエクシーガではコンソールボックスの関係上、シフト前方位置へと移動。手前から奥へと移動したことにより、前かがみになり腕を奥に伸ばして操作する形になりシフトノブと腕との干渉など、操作性が低下したように思えてなりません。さほど頻繁に触る部分ではない…という解釈なのかもしれませんが、それではせっかくのSIDRIVE本来の意味がありません。小物入れの確保とのせめぎ合いだったのでしょうけど、皆さんはこのコントローラーの位置、どのようにお感じになるでしょうか? 個人的には、大型の折りたたみアームレストを設定しそこに小物入れを確保して、サイドブレーキとSIDRIVEのコントローラーは従来位置のままでよかったような気も。エクシーガはATモデルのみですが、サイドがこの位置ならMTの設定もおそらく可能であろうと思うのでMTのボクサーエンジンミニバン、などがあったら面白いのにな…とも思ったりします。

セカンドシートからサードシートにかけては、段々と着座位置が高くなるシアターレイアウトをとっており、グラスエリアが広い事もあり開放感は抜群。オプションの電動サンシェード付パノラミックガラスルーフを装着すれば、その印象はさらに強くなります。セカンドシートは分割で180mmのロングスライドが可能な64の可倒式。中央に大型のアームレストが装着され、レガシィ以上の広さと快適性です。

Excut

またサードシートは1列目とのヒップポイント差が140mmもの差があるもののボクシーなスタイリングのおかげで、頭上空間の苦しさはほとんど感じません。余裕しゃくしゃくとは言えないもののプラス2的なスペース・シートの造りではなく、リクライニングも可能で大人2人でもキチッと座れる空間は確保しています。

Ex3rd

ラゲッジスペースには、床下収納やカーゴソケットなども装備。サードシートはラゲッジ側からも格納可能で、倒せばワンアクションで座面が沈み込み広大でフラットなスペースが広がります。サスペンションタワーの張り出しが少ないのはレガシィに共通する長所ですね。またセカンドシートは側面のレバーの操作でウォークイン機能が働き、サードシートへのアクセス性も上々です。

Ex5

Ex21

そして大きな注目は、その価格設定。全グレードオーディオレスとなるものの、ベースモデルとなるFF2.0iは、なんと200万円切り。オプションの制約はあるものの、それでも基本的にはほぼフル装備。アルミホイールやフォグランプ、左右独立式エアコンやスポーツルミネセントメーターが装着され、おそらく売れ筋となるであろうNAモデルの2.0i-Lでも、約220万円。17インチアルミなどが装着される「GTルックのNAモデル」である2.0i-Sは約233万円です。注目の2.0GTは約280万円。装備の違いはあるとはいえ、なんとレガシィGTを下回っています。内容を考えると、かなり戦略的な価格設定といえるでしょう。内容は3ナンバーミニバンとして全く遜色ない内容を持ちながら5ナンバーミニバンの上・中級モデルと拮抗する価格。ここでも「ありそうでなかった」ニッチな存在のミニバンモデルとしてまさに「いいとこついてる」モデルといえそうです。



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