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2014年7月 9日 (水)

電費は勾配に左右される

クルマだと勾配のキツさを感じることのない道路も、自転車に乗るとハッキリ解る。例えば私の自宅と中野のうなぎ屋の標高差は15m。1000mあたり2m。いわゆる「2パーミル」というゆるい坂です。ここを自転車で走ると、練馬~中野は17分。逆が18分と、同じように漕いで1分の差に。

電気自動車も同じ。以前も書いた通り23区を東に行くと電費良く、西へ向かうと電費悪い。本日、少し厳密に走ってみました。条件はエアコンを24,5度にセットし、丁寧な走りをするというもの。中野に到着した時点での電費は8,1km/kWh。エアコン使っていることを考えれば納得いく数字。

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帰りもエアコン使い全く同じペースで走る。すると6,7km/kWh。大幅に違う。これがエアコン使わないと行き10km/kWhの帰り8km/kWhというイメージ。平均するとエアコン使って7,4km/kWh。使わず9km/kWh。たった2パーミルの勾配でこんな電費が変わってくるワケ。

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その他、風にも敏感。10mの追い風と10mの向かい風だと行って来いで20m。60km/hで走っていた場合、行きが96km/h。帰り24km/h分の 空気抵抗ということになる。これまた20%~30%違う電費になります。しかも53kmだった残走行可能距離が、7,5km走って40kmに落ちた。

このあたりが電気自動車の航続距離予想の難しいトコロ。逆に、こういったことを考えるようになると、電気自動車がムチャクチャ楽しくなってくる! ジョギングやゴルフや自転車は最初辛いだけ。でも、その辛さが面白さになっていく。電気自動車も全く同じ。電気量減ってくると楽しいっす!

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