2013年度補助金ほぼ決定
2013年度予算案が臨時閣議で決まった。それによれば電気自動車の補助金である『クリーンエネルギー自動車補助』に300億円の予算を付けている。昨年度は292億円だったので削減されるどころか増えた! 前年度からの繰り越しもあるため、予算豊富だと思う。
29日にレポートでも書いた通り、政府は1005億円の充電インフラ補助を決めている。電気自動車が増えてくれないと困るということです。ただ具体的な車種毎の補助金額についちゃ未定。予算決定までしばしお待ちを。リーフについちゃ今までと同額だと考えていいかと。
一般メディアで「電気自動車の販売不振」が頻繁にネタとなるけれど、アメリカは日本より半歩進んでおり、充電インフラ作りに邁進し始めた。ショッピングセンターなど至るところに充電器が設置され、環境作りが進むだろう。今年の後半くらいから流れの変化に気づくと思う。
よく「夜明け前が一番暗い」と言われる。電気自動車を巡る環境はドンドン明るくなっているのだけれど、解りにくいかもしれません。新規格の地下タンク導入が経営的に成り立たず、全国で2千店のガソリンスタンドが廃業するなど地方のガソリン事情は悪くなる一方だし。
そうそう。「マイナーチェンジされたアメリカ仕様のリーフは200Vでも4時間で充電出来るシステムが導入された。日本はどうなっているんでしょうか?」という質問を頂いた。あまり知られていないことながら、リーフtoホームは一般家庭にも来ている200Vで充電してます。
なのに空の状態から満充電まで4時間。なんのことはない。アメリカと同じだったりする。アメリカは低いコストで済む、このコンセプトの200V充電器を大量に導入するかもしれません。日本政府が導入しようとしているのは、本格的なチャデモ方式の急速充電のようだ。
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