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2012年12月 8日 (土)

EVと太陽電池

電気自動車乗りの理想は「自前のエネルギーでクルマを走らせる」ことだと思う。実際、電気自動車に乗っている人で太陽光発電を使っている人は多い。二酸化炭素は地球温暖化とあまり関係ないと思うけれど、日本人独特の「もったいない」という概念からすれば、再生可能エネルギーって大切。

ちなみにリーフを年間1万km走らせた時の消費電力は1500kWh。一般的な4kWの家庭用の太陽光発電だと年間4千kWhの電力が出来る。今や十分に可能です。しかし! 問題はコスト。今まで15年くらい使わないと金額的なメリットがなかった。10年でペイ出来たらイッキに普及する。

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ドイツは太陽光発電が急速に普及

そんな折、ヤマダ電機が激安太陽光発電セットを発表した。3,84kWのシステムで工事代込み153万円! 私の家に取り付けた場合、国から1kWあたり4万8千円。東京都が同じく10万円。練馬区は1件あたり8万円の補助金を付けてくれる。したがって国18万4千円。都38万4千円。区8万円。

何と補助金が64万8千円。つまり88万2千円で太陽光発電装置が付いてしまう。このシステムで発電できる電力は、東京だと年間およそ4千kWh。現在の電気料金なら9万6520円分に相当する。何と! 9年でモトが取れてしまう! いや、もっと短い期間でペイ可能かもしれません。なぜか?

私の家の電力使用量を見たら年間7800kWhくらい(約20万円)。ウチ、夜間使用量を半分とすれば、昼間の電力が補える計算。夜間の10万円分を、夜だけ電気料金が安くなる『ナイト10』に切り替えれば、半額以下になる。驚いたことに年間15万円くらい浮いてしまうという寸法。こら凄い!

6年でペイし、そこから毎年15万円づつ節約でき、さらにクルマを石油や東京電力に頼ることなく稼働させられるのだった。ということで私は真剣に太陽光発電を導入しようと考えている。電気自動車って素敵だ。

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コメント

こういうのが来年出るようですよ
新型太陽電池を開発、熱で発電も―岡山大学
2011-09-23|エコロジー


 岡山大学院自然価格研究科が開発したのは、これまで吸収できなかった赤外線も発電に利用できるという新タイプの太陽電池です。

グリーンフェライト(GF)
 現在、一般的に使用されている太陽電池は可視光線のみを発電に利用してきました。製造には高価な素材を使用し、高いとは言えない電気変換効率の問題を指摘されていました。今回、岡山大大学院自然科学研究科の池田直教授らが開発したのは、同じような太陽電池ながら材料は安価な『酸化鉄化合物』を使った次世代太陽電池「グリーンフェライト(GF)」です。

光吸収率は100倍
 池田直教授らが開発した『酸化鉄化合物』を使用した太陽電池パネルの最大のメリットは、赤外線でも発電できるという点です。これにより、可視光のみを発電に使用したシリコン材料よりも光吸収率が100倍になりました。

熱から発電も
 「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光以外に、火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱でも発電できるかも」と、従来の太陽電池では考えられなかった太陽熱発電装置としても使用できる可能性を述べています。

導入コストも大幅削減
 従来の太陽電池は高価な割に発電量が少ないことが問題視されていました。池田直教授らが使用した『酸化鉄化合物』は安価で製造可能で、1キロワットあたり数千円を目標に開発を続けています。これは同じ発電量で約100万円していた従来型にくらべ大幅に安くなっています。実用化の目標は2013年とのこと。

投稿: | 2012年12月16日 (日) 12時58分

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