夢の島マリーナのキス釣り大会

今回は準備期間が無かったのか、開催のお誘いから10日後のエントリー締め切り。社会人だと10日後の予定はフィックスされている。そんなこんなで、魅力的なイベントながら今回のエントリーは25人でありました。私のチームは5人のエントリー。優勝の確率5分の1であります!

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7時半からミーティング&競技規則の確認。下の写真は釣りに関しちゃ漁師顔負けのノウハウを持つ金子さん。釣り場所の情報などをアナウンス。といっても盤州か中ノ瀬か木更津か富津か金沢八景か、ですけど。当日は南風が強まるという予報。どこを狙うか相当悩ましい。

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金沢八景(行程80分)まで遠征しようと考えたものの、失敗したら取り返しが付かないので、まず馴染みの中ノ瀬(行程40分)に向かう。するとどうよ! 底引き網が入ってしまったらしく、最初のポイントはノーフィッシュ。こらダメだと他の釣り船が集まっている場所に移動するもショッパい。

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私は何とか最低基準の5匹(5匹の重量で勝負)を確保したものの、ちっちゃいの何の! 天ぷらなら一番美味しいサイズながら、勝負にならん。しかも同行のメンバーは0~2匹。このままだとアカン! ということで、盤州のアクラインの橋脚下を攻めてみることにした。

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しかし! ここも底引き網が入ったらしく全くダメ。木更津港の入り口で釣れている情報なので、再び移動。けれど本日は運に見放された。以前一緒にタイ釣り修行に行った方(フネは同じポーナム26)と盤州から同時に移動したのだけれど、木更津でアンカー入れた場所で決定的な差が付いちゃいました。

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上の写真のような巨大キス(肘たたきと呼ばれる)を立て続けにゲットしたそうな! 私らと言えば、1匹だけ巨大キス上がっただけ。木更津でも3カ所移動したのに。キス釣れなかった人さえ1名出しちゃいました。しくしく。船長の運が悪かった。まっこと申し訳ありませんです。

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終了後は天ぷらパーティ。夢の島マリーナの顔であるクールな麻生さんや(右から3人目)、金子さんがキスの天ぷらを揚げまくる! 骨の処理がいい加減な”料理人”がいたらしく、食べるとガリガリする天ぷらもありましたけど、まぁ美味しいの何の! これだけで3500円のエントリー費のモトは取れた気分(ビール付き)。

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右はトヨタマリーン。そのお隣はスズキマリーンのヒト。ヤンマーのヒトや、マリーナのスタッフを含め、楽しませて頂きました。

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それにしても新鮮なキスの天ぷらは絶品です。下のコドモ(3歳)は普段サカナなど食べないというのに、何と6匹ものキス食べた。筆力不足で常時に伝えられないものの、ホントに美味しい(多少ホネが残っていたとしても)。江戸前で獲れるサカナの中じゃ最上級の味だと思います。

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キス釣り大会にヤンマーとスズキが協賛しており、それぞれフネを出してました。ヤンマーの『EX33』は9人ものゲストを乗せ参戦。木更津で良い成績を挙げてました。参考までに書いておくとヤンマーEX33は今回のボート・オブ・ザ・イヤーの有力候補。近々試乗する予定。

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中ノ瀬/盤州のキス釣り

ハゼと並び、東京湾で最も手軽な釣りモノの一つがキス。6月からシーズンに突入し、晩秋まで楽しめる。東京湾全域で楽しめるようだけれど、湾奥からだとアクアラインの橋脚から南側に広がる盤州(6m~10m)か、中ノ瀬の北側(14m~18m)。富津もいいらしいけれど、まだ試せていない。

ちなみに盤州は比較的波が穏やかな反面、フグなどに悩まされる。中ノ瀬はキスだけでなくカレイやサバ、アジ、イシモチなどバラエティに富む釣りモノを楽しめるものの、航路に近いため絶えず大型船の引き波を受け揺れる。富津は揺れも釣りモノも面白いそうだけれど、湾奥からだと遠い。

<6月27日/中ノ瀬>

ということでまずは中ノ瀬。午前中なら穏やかだろうと荒川沖に出ると、今日もユルくない波だったりして。それでも昨日より少しマシか。45分で中ノ瀬に到着。土曜日とあって釣り船やプレジャーボートがけっこう出ている。水深16mの場所にアンカー打ち、エサ(ジャリメ)付けて着底させたら、もはやブルブル来てます。

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お迎いのバースの方は”海”の超ベテランなのに初めての釣りだったそうな

リール巻くと、気持ち良い手応えと共に上がってきたのは良いサイズのキスじゃありませんか! 意外にも相当嬉しかったりして。ポイントは北側から中ノ瀬に突入! 徐々に浅くなるので、15m前後の適当な場所にアンカーを投げ込めばよろしい。下の写真の赤灯は中ノ瀬の北限です。

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サメやアジも釣れました

<7月4日/中ノ瀬>

朝から釣り仲間の遠藤さんと中ノ瀬のキスなど。いやいや休みが待ち遠しかったであります! 雨の予報だったものの、んなこと全く気にせず。案の定、 時々晴れ間まで出るという釣り日和。珍しく風もない。そろそろ夏の海か? 9時少し過ぎに出船し、10時くらいから釣り始める。

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左側の竿は釣れたメゴチをエサにマゴチ狙い

先週のように「入れたら喰う」という状況じゃなかったが、飽きないペースでボチボチ。小さいキスならツマらんけど、割と良いカタなので面白いのだ。 けっこう引きます。時にはキスとカレイの一荷も(まるで夕食セットですね)。本日の外道はアジとサバ、サメ。されどマゴチ狙いはサッパリ。

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エサはジャリメ。ちょいと気持ち悪い

それにしても楽しい! 海の真ん中にユラユラ浮かびながら、ヨタ話なんぞしつつ、魚がエサ喰うのをノンビリ待つ。釣れる魚は小さいけど、み~んな食べてウまい。下の小さい方のカレイはリリースサイズなんだけど、針飲み込んで弱っちゃったので大切に頂くことにしました。

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東京湾のサカナはウマいらしい

<7月11日/盤州>

夢の島マリーナのディックス金子さんに場所を教えて貰い、盤州に行ってみる。アクアラインの橋脚沿いが釣れると聞いていたのだけれど、なるほど釣り船多数出てます。良い場所に入る隙間を探せなかったので少し離れた水深6m前後にアンカー入れる。なるほど波もなく快適だ。

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釣りはストレス解消に最高ですね

例によって四方山話しながらの釣りなので、真剣じゃない。それでも飽きない程度にポツポツおかずをゲット! 煮付けたら美味しいそうな小さいタコも 2つ釣れました。後で聞いたらタコもシーズンなんだとか。今度はタコ用の仕掛けも持ってきましょう。1時間ほど釣って寄港。

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とりあえず明日の夜に天ぷらで頂く予定。下は20cm定規です

<7月18日/盤州>

5時に起きてマリーナへ。もはや週末のお楽しみとなってしまったキス釣りであります。先週に続き、アクアラインの近所にある「盤州」を狙う。全般的に低調。周囲の釣り船も釣れていない。しかも私はフグに攻められエサばかり取られる状況。ダブルスコア(私はキス3。イイダコ1)で遠藤さんに負けまし た。

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後ろはアクアライン。釣り船も多数出てる

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安房勝山沖でタイ釣り

35年ほどのブランクがあるので、釣りに対する知識は素人同然であります。なんせ数年前、アオリイカ釣りに行くときにロッド&リールを買った際「PEライン」(信じられないほど強度の有る糸)なるものの存在を初めて知った次第。今や自信を持って出来るの、ハゼ釣りくらいです。それすらエサが違うのに驚いたほど。今や「ゴカイ」は売ってない。

こうなれば修行を積まねばらならぬ。たまたま『ディックス』というマリーナのショップがタイ釣り修行の募集をしていたので参加してみることに。ちなみにフネはマリーナ所有のトヨタ・ポーナム28Ⅱ。私のポーナム26と同じ185馬力の3リッターディーゼルを2基搭載しており、2500万円します。修行料金1万円。こいつに1日乗れるだけで満足であります。

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185馬力×2基のポーナム28です

ディックスの金子さんという釣り名人の元、6名の修行僧を乗せ、9時少し過ぎに出航。薄曇りでガスッており視界数㎞なれど、風2~3mと弱く波も無し! 荒川河口から東京灯標、風の塔の西側を通過。中ノ瀬航路の東を辿り、第一海保の2海里沖をかすめ、安房勝浦沖の浮島まで。水深50mの岩場だという。1時間45分の行程でした。

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安房勝山沖の浮島周辺でアンカリング

ちなみに当日の参加メンバーは2軸艇の経験無い人3名。もっと良いフネ乗ってる人2名。となれば……。「自信ないので」&「頼むよ」になり、運転手と相成った次第。クルマもそうだけれど、運転手が一番いい。しかも連休中の悪天候の全てを取り戻せたような好天だったりして。こんな時のフライブリッジ(2階の操縦席)、最高でしょう。

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エサは南極オキアミ(商品名)

前述の通り釣りは35年くらいのブランクがある。その間、道具や釣り方は大幅に進化。その度に面食らうことばかり。今日は50mくらいの水深だったけれど、皆さん電動リールぢゃありませんか! 私も始めて使いました(道具は全て貸してくれる)。しかもハリス(針についている糸)は10mも取るのだという。カラまるぞ!

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黒っぽく見えるのがメジナ

金子さんに教えてもらいながら開始すると、飽きないペースで30~40cmのメジナが3本。同行の皆さんもメジナを次々にゲット! 磯釣りなら大喜びしちゃう獲物です。中坊の頃、何度もメジナ釣りに行ったけど(大島と伊豆下田とか)、ついに一匹も釣れなかったサイズ。これだけで相当満足す。

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右がディックスの金子さん。サカナはサバ

しかぁし! 才能は隠せませんな。初めてのアオリイカ釣りに行った時も勝股兄が「なんで国沢に釣れるのかワカラン」というほどの好釣果。以後、オデコ無し。そして本日も3本しか上がらなかったマダイのウチ、一番大きいのを釣ってしまいました。45cmのアイスボックスに入らず。帰って計ったら2,4kg。

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これは中サイズのタイ。素晴らしく美しい魚体

ちなみに仕掛けは4号くらいのPEラインの先にコマセカゴ付きのテンビンをセット。そこから3号10mくらいのハリスに1本針というもの。エサも南極オキアミなので、タイを釣るエサとしちゃ安価。これを一旦着底させ、12mくらいタナを切って待つのみ! 向こう合わせなので、引き込まれたら上げればよろしい。

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2,4kgにゃ少し届きませんね

釣れたタイは雄。2360gくらいか? タイの魅力は食べても美味しいこと。翌日、釣ったタイをさばく(釣った日の夜から翌朝くらいまでは硬直していたためさばけず)。このくらいのサイズあれば、私のウデでも食べられるブブン多数確保可能。しかも身が残ってしまったとしても、タイならアラ煮や吸い物の素材になります。メジナはカルパッチョですな。

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今まで食べていたタイは何だったのか? と思うくらい美味しかったっす!

帰りも運転手。途中、ややナナメ前方からの風が吹き出したものの、21~24ノットで東京湾のド真ん中を横切り、1時間45分でマリーナ着。申し訳ないくらい快適で楽しい一日でありました。

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東京灯標(シーバス釣り)

潮時と時間(いわゆる地合い)さえ外さなければ、相当な確率でシーバス釣りを楽しめるのが東京灯標である。場所は羽田空港の東の海域。ANAなどが入っている第2ターミナルから海を見ると、目の前のある石油リグをミニチュアにしたような構造物だ。

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元監視ルームは貝殻をモチーフにしたそうな

ムカシは東京港に入るフネの監視なども行っていたようだけれど今は無人。1時間毎のデータを自動送信しており、東京湾奥をホームグラウンドとするフネ好きの情報源になっている。周辺の水深は14m前後。コンクリートパイルを打ち込んで作られているんだと思う。

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こらセイゴですね。当然リリースサイズ(08年の1月です)

このパイルに近づいて魚探をオン。地合いでありサカナの反応あれば、初心者にも釣れます。タックルはPEラインの1,5号+フロロカーボンの先糸を1mほど。そこに40~60gのジグを付けて着底させ、5mくらい上下させればOK。灯標に肉薄すると一段と釣果は期待出来る。

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塩焼きにすると美味しいサイズ(08年の1月です)

本日(09年3月7日)はシオの動き小さい方の満潮時&真昼ということもあり完全に地合いじゃない。魚探で見ても魚影無し。釣れないのを解っていながら、20分ほどシャクッてきました。普通に釣れないワな。ちなみに前回は1月29日の地合い(夕まづめ)に出船。あっと言う間に6本です。

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トローリングで何か釣る!

釣り道具さんに行ったら面白そうな本が。何でもトローリングって簡単に大物が釣れるらしい。もちろんトローリングといってもお大尽サマ達が狙うカジキでなく、カツオとかシーラに代表される小物。運良ければメジマグロ(マグロの小さいヤツ)か。幸い燃費の良いフネはある。

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ポーナム26Lはコモンレール直噴なので燃費いい

されど今年は緊縮財政。ヨメの目も日増しにつり上がり始めており、1セット5万円近くするトローリングロッド&リールを買う予算などない。かくなる上は「ミニマムな出費でのトローリング」であります。中古の釣り道具やオークションで安く揃えようという目論見だ。

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読んでると釣れそうな気がして来ちゃう

探し始めたら、あるある! まず30年以上前のダイワ製リールを800円で入手。さらに通販で新品ロッドが5000円。もう1セットはロッドとリールのセットが6250円だった。ロッドホルダーも2個8000円。計20050円なら安いでしょう! 知り合いに聞いたら「それで十分だと思う」。

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800円のリール。糸も使えそう

ほぼ準備終了。後は仕掛けを少しづつ揃えていけばいいだけ。シーズンは4月中旬から始まるとのこと。果たして国沢光宏の初釣果はいつになるだろう。参考までに書いておくと湾奥の夢の島から2時間で東京湾口。ここで3時間くらい流し、帰ってきて軽油消費量90Lくらいか。釣り船より安いです。

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