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2013年5月20日 (月)

BMW F800GS

F700GSの兄弟関係にあるのが同じ800ccの2気筒エンジンを搭載するF800GSである。悪路をガンガン走る、という明確な意思を持っているなら迷うこと無く21インチのオールテレーン(全路面対応)タイヤを履くF800GSしか考えないだろうが、街乗りやツーリング主体なら気になる存在かと。

F8001

F700GSとの外観の違いはコチラから

大雑把に書けば、F700GSの19インチキャストホイールが21インチのスポークホイールになり、フロントサスは一回り太い倒立に。フロントだけでなくリアサスのストロークも大幅に長くなった。その副作用としてシート高が標準仕様で9cmほど高い。F800GSだと身長175cm以上欲しい。

F8004

F800GSは1気筒あたり2つのプラグを持つ

搭載されるエンジンはF700GSの75馬力から85馬力にパワーアップされた。乗ってみるとパワーだけでなくエンジンフィールも案外違う。ただ乗り比べてみない限り気にする必要なし。日本で乗るなら、どちらでも「必要にして十分!」。1500回転くらいから実用に耐えるトルクを出す。

エンジンフィールはF800GSの方が一段と歯切れ良く楽しい。レスポンスも素晴らしい。とっても良いエンジンだと関心しきり。ついついアクセルを開いてしまうせいか、実用燃費は20km/L前後。F700GSより10%程度悪い。ガソリンは800も700も95オクタン以上が指定になっている。

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ブレンボのWディスク

F700GSとF800GSで最も違うのがフロントサス。19インチと21インチというタイヤサイズの差というより、キャラクターからして違う。意外にもF800GSはシャープ&スポーティ。ついつい元気よく走りたくなってしまう。一方、バンクさせるときの素直さはF700GS。街中スペシャルならF700GS優位かと。

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チェーンドライブ

リアサスもセッティングが大きく違っており、長いストロークを持ちながらキッチリ減衰力出している。タイヤはオールテレーンながら舗装路を相当意識したパターンを採用。オフロード車にありがちな反応の鈍さ無し! 冷えている時のグリップもキッチリ考えられている。センタースタンド付き。

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燃費計も付く

ハンドル周りは基本的にF700GSと共通。ただミニカウルが標準装備されている。小さい面積しかないものの、高速走行すると予想外に風を受けない。GIVIなどからリーズナブルな大型カウルが出ているので、ロングツーリング派は交換することをすすめておく。燃料タンクはリアシート下。

F8006

どちらを選ぶべきか。この手のバイクの入門用や、しばらくバイクに乗っていなかった人なら扱いやすいF700GSをプッシュしておく。一方、オフロードなどキッチリ走ることも考えている体力のある人は、全てのスペックでF700GSを二回りくらい凌ぐF800GSの方がいいと思う。私なら大いに迷った末、F800GSにします。

・スペックの比較はこちらから

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2013年5月10日 (金)

BMW F700GS

BMWの『GS』シリーズは街乗りからロングツーリング、多少荒れた路面まで、どんな場所でも快適に走れるというのがアピールポイント。しかし1200ccの水平対向エンジン搭載のモデルになると、重いだけでなく重心も高い。相当大柄で、しかも体力のある人じゃないと御しきれないと思う。

F7001

身長183cmの私でも胸の高さくらいある1200GSのハンドルの高さを見ると気が重くなってしまう。そんな人にすすめたいのがF700GS。日本仕様は標準で本国仕様のローダウンシート付きのため、身長170cmくらいの人でも両足べったり付く。車重も186kgと手頃。日本人サイズと言ってよい。

F7002

搭載されるエンジンはロータックス設計の800cc2気筒(ハイオク)。エンジン始動すると、予想以上に歯切れの良い元気な音を立てて回る。レスポンスも素晴らしい! 正統派の「良い」2気筒だ。というか、こんなにスポーティに回る2気筒など知らないです。加えて低い回転域から太いトルクを出すためクラッチミート容易。

F7003

最高出力75馬力と、必要にして十分。最高速192km/hと、この手のバイクとしちゃなかなかの俊足である。ミッションは街中で全てのギアを使えるレシオの6速で、タッチは良くもなく、かといって悪いというワケでもなし。燃費は街中で20~22km/L。ツーリングモードなら20km/L台の後半といったイメージ。

F7004

素晴らしいのがハンドリング。フロントがオンロードパターンの19インチと、オフロードモデルの21インチより小径のため、キビキビ走ってくれる。バンクも素直でペタペタ寝てくれ、しかも安定感高い。フロントにWディスクを採用しているため、ストッピングパワー&コントロール性は文句なし。なかなか良いバイクだと感心す。

F7005

オヤジの万能バイクとしちゃ文句なし! おそらくF700GSを考えている人は、兄弟車のF800GSも視野に入っていることだろう。確かに悩ましい存在かと。かくなる上はF800GSにも乗ってみなければなるまい、ということで次に借りる予定になっている。近々、F800GSの試乗レポートもお届けします。

F700GSのWebサイトへ 124万円

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